東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口県 一年半ふり帰省 4

2007年09月21日 | ふるさと

 明日は東京に帰るので、お土産を買うついでに近所をバイクに乗って回りました。最初はお土産を買う駅の売店に行きました。このJR西日本柳井駅近くには、山口県に住んでいた子供の頃によく行った市街が広がっています。買い物、食事、映画、品評会、お祭り、医者、マーケットなどよく行きました。母方の親戚(今はブラジルに移住)も住んでいました。友達の父親が八百屋を経営していました。ただ、昔の駅前はとても賑やかでしたが車社会になってからはさびれてしまいました。

               最初に行ったJR西日本柳井駅、昔とすっかり変貌


 お土産を買うと、柳井市街地から離れて余田地区に行きました。古い梅林(室町時代にはすでにあったとか)を訪ねたあとに田園の中を走りました。この付近は古代には海でした。このため、海にちなむ名前や開墾にまつわる地名が数多く見受けられます。たとえば、人島(古代には島だった)、大波野、古開作、余田、川添、田布施(古代は田布瀬)など。また古墳も多く、すぐ北には古代朝鮮式の山城築かれている岩城山があります。

      田園地帯を行く。向こうに見えるは古代朝鮮式山城がある岩城山


 柳井から田布施に入ると田布施産直売所の地域交流館に行ってみました。ここは地元の人や事業者が年会費(¥1,000?)を収めれば、自由に野菜、お菓子、魚、弁当などを売ることができる場所です。朝早くに開店しますが、昼までにはほとんど売り切れるようです。また祭りなどのイベントが定期的に開催されます。
 昼頃に直売所に入って実際に野菜などを見ました。キュウリは曲がったものや発色がよくないものが売れ残っていました。近くにスーパーマーケットがあるためか、購入者が品質を比較しながら買っているのではないかと思いました。いつか私がこの田舎に帰った時、作った野菜をこの直売所に並べてみたいと思います。

            地元産品の直売所、地域のイベントも時々開催

コメント
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