●今朝もいつも通りに6時に起きラジオ体操そしてウォーキング。時に休むことはありますが、10年位続けているかな~…。今の時期は「寒い」との戦いですが、しっかり防寒対策しています。しかし朝日がのぼり、そこに向かって進むのは「やる気」の源泉ともいえます。
●国の政治、特に自民党の政治資金問題は、いつもの「政治とカネ」の伝統芸を21世紀になっても見せられています。自分は市議会議員として20年、地方政治を担うものとして、選挙費用や「政治活動費(議会レポートの作成費)」など政治とカネの問題は無関係でないし常に気を使っていますが、私の政治活動に数万円、数十万円献金してくれる人は皆無です。後援会活動費として数人の方が数千円から1万円程度寄付していただくことがありますが、毎年政治資金収支報告書を提出し、収入の90%は、自己資金です。4年ごとの選挙費用もです。数百万、数千万円、何んと億単位などありえません。多分同僚議員もそうだと思います。
●政治にカネがかかる…その通りです。アメリカの大統領選挙はけた違いの数字です。それは民主主義のコストとして、支持者が寄付するようです。問題は「入り」と「出」が明快に公開されていることです。派閥がどうということではなく、政治家一人ひとりが「入り」と「出」を明快に公表すればいいと思います。国会も地方議会も人間の集団ですから「グループ化」はするでしょう。それが「カネ」と「役職」、権力者「そんたく」という「国民・市民のためといいつつ“自己利益”」という人間の欲では、有権者はやりきれないかもしれません。
●かくいう自分は、聖人君子でないし、清廉潔白と胸を張れることはありませんが、ほどほどの正義感とまあまあの透明感は失わないように気を引き締めています。最近、市議会を傍聴された方から「工藤は経験者として新しい議員の指導をしなければ」と強く言われます。しかし自分の経験から「先輩面して上から目線で注意する」ことは控えています。しかし訪ねられれば、一緒に考え知っていることは伝えます。「議場は戦場だ」と黒澤前議員の口癖ですが、私はそういう環境で議会を経験していますので、新しい若い議員とは「価値観」が違うように見えます。国政の若い議員は、小林旭の言葉を借りれば「あそび(ゆとり、すきま、客観性)」がないという印象は分かります。遊びは危機管理や外圧に対する防御力等、日本の古来から智慧(科学的に表明されている部分もあるが?)生活文化の一つかもしれません。時代の大きな変革期、どう乗り越えて次の世代に引き継ぐか、正念場かもしれません。