ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

ビジネスは、記録や賞を目指すものではありません。

2012年10月08日 | Weblog
ビジネスは、記録や賞を目指すものではありません。

「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」見城徹・藤田晋著より。

これは、前日触れた見城氏の文章に対して、藤田氏が述べていたことだった。確かに会社ではコンテストなどの実績で社員どうし競わせて部門としての成果を期待することもある。

そこで、トップをとったりしても、それがいつまでも連続できるとは限らない。しかも、そんな記録はきわめて一時的なもので、後まで残るものでもない。

むしろ勝ちすぎることは危険が伴うとも語っていた。とくに中身(実力)が伴っていないのに、多大な期待をかけられる場合は、プレッシャーも大きいに違いない。

藤田氏の経験では大賞を受賞したベンチャー企業家は、ほとんど消えてしまったという。これは勝ち過ぎがいかに怖いかを表わしている。

一度成功した後、生き残ることは難しい。勝ちすぎないようなバランスをとれるかどうか、そこがポイントだな。作家や歌手や芸人も一発屋というのがあるが、同様だろう。もう一度思い出しておきたい。賞や記録は一時的なものだ、と。