とぎれとぎれの物語

瀬本あきらのHP「風の言葉」をここで復活させました。小説・エッセイをとぎれとぎれに連載します。

あちこち「SYOWA」 94 金子みすゞの世界

2017-02-11 00:31:41 | 日記
1995年8月27日NHKスペシャルで金子みすゞの世界「こころの王国」が放送されました。主演は「おしん」の小林綾子さん。この番組が火付け役となり金子みすゞの世界が広く知れ渡るようになりました。
この番組を見て、金子みすゞについては多少知っていたもののAは初めてその世界の大きさ、広さ、深さを知りました。そして、全集を買い求めて一心不乱に読みふけりました。心が自然と洗われていくような気がしました。

西村直記の世界から、金子みすゞの世界


金子 みすゞ(かねこ みすず、1903年(明治36年)4月11日 - 1930年(昭和5年)3月10日)は、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人。本名、金子 テル(かねこ テル)。
大正末期から昭和初期にかけて、26歳で死去するまでに500余編もの詩を綴ったとされる。1923年(大正12年)9月に『童話』『婦人倶楽部』『婦人画報』『金の星』の4誌に一斉に詩が掲載され、西條八十からは「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛された。



こころの王国 (金子みすず)(NHKスペシャル)


出演者:小林綾子、山本耕史、渡辺康子、いとう可奈子、藤吉美加、石橋保、大林丈史、小山真季、小野田英一、高橋ひとみ、語り:松田輝雄

生涯

山口県大津郡仙崎村(現・長門市仙崎)の生まれ。郡立大津高等女学校(現・山口県立大津緑洋高等学校)卒業。父は、妻(みすゞの母)の妹の嫁ぎ先である下関の書店・上山文英堂の清国営口支店長だったが、1906年(明治39年)2月10日、みすゞが3歳のときに清国で不慮の死[1]をとげる。劇団若草の創始者である上山雅輔(本名:上山正祐)は彼女の実弟であるが、幼くして母の妹(みすゞにとっては叔母)の嫁ぎ先である上山家に養子に出されている。叔母の死後、正祐の養父とみすゞの母が再婚したため、みすゞも下関に移り住む。同時に、みすゞと雅輔は実の姉弟でありつつ、義理の姉弟の関係となる。
1926年(大正15年)、叔父(義父)の経営する上山文英堂の番頭格の男性と結婚し、娘を1人もうける。しかし、夫は正祐との不仲から、次第に叔父に冷遇されるようになり、女性問題を原因に上山文英堂を追われることとなる。みすゞは夫に従ったものの、自暴自棄になった夫の放蕩は収まらず、後ろめたさからかみすゞに詩の投稿、詩人仲間との文通を禁じた。さらにみすゞに淋病を感染させるなどした事から1930年(昭和5年)2月に正式な離婚が決まった(手続き上は成立していない)。みすゞは、せめて娘を手元で育てたいと要求し、夫も一度は受け入れたが、すぐに考えを翻し、娘の親権を強硬に要求。夫への抵抗心から同年3月10日、みすゞは、娘を自分の母に託すことを懇願する遺書を遺し服毒自殺[2]、26年の短い生涯を閉じた。(Wikiより)

(参考)

近日作家松本侑子さんの『みすゞと雅輔』が刊行されます。詳しくは下記のサイトをご覧ください。

http://office-matsumoto.world.coocan.jp/index.htm(松本侑子ホームページ)

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