医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

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精神・人格異常(その10) 「横山やすし」の場合

2018年10月25日 | 神経
私の趣味の1つに読書があります。
だいたい1週間に1冊のペースで年間50冊ほどを読みます。興味の湧いたテーマがあるとそのテーマに関する書籍を集中的に10冊以上読むこともあります。

現在、集中的に読んでいる本は「人格や性格の異常」に関しての本です。このことに関して、最近私は30冊ほど読みましたので、お勧めの本をご紹介しながら記事を書いているシリーズの10回目です。

先日テレビ番組で、横山やすし列伝のような内容が放送されていました。
当時は天才漫才師などと呼ばれたこともありましたが、最近「人格や性格の異常」に関しての医学研究が進んでくると、簡単に分析できてしまいます。

私のブログをこれまで読んでいただいた方はもうお気づきかと思いますが、横山やすしは人格障害です。詳しく分類するとやはり「自己愛性人格障害」です。自己愛性人格障害者は「自分のプライドが傷つけられたと感じると、前後不覚になり、プッチーンと切れます」元民主党議員 松本龍もそうでしたね。(1'46"ごろ「プッチーン」と切れているのが、勉強・研究対象になります)

それでは、横山やすしの事例を見てみましょう。

久米宏の「TVスクランブル」のコメンテーターとしてレギュラー出演していたが、コメントの最中にコマーシャルを挟まれたことに立腹し、「今日は黙秘権」と一言発し、番組中であったが全くしゃべらなくなった。

やすしがセスナ機を購入した際、女性レポーターが「きよしさんは奥さんにビルを建てたそうですが」と煽ると、「おまえの給料なんぞノミのようなものや!」と女性レポーターに八つ当たりした。

第14回参議院議員通常選挙にきよしが立候補した際、「きよしは当選すると思うか?」と質問を受けた時に「落ちる、ほんまに落ちる」「応援はせん、落ちる奴にそれ行けと言えんやろ」と厳しい表情で応対した。その後、きよしは当選した。

第16回参議院議員通常選挙に立候補するも落選し、その理由をどう思うか芸能レポーターから尋ねられると、「国民がアホやから」と述べた。


天才漫才師などと呼ばれたこともありましたが、彼は単に横着なアル中の自己愛性人格障害者だったのです。世間は彼を煽らずに、病院に行かせる(治療法はありませんが)べきだったのです。

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