医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

誤解と批判を恐れない斜め後ろから見た医療情報

私はインフルエンザワクチンを接種しない

2015年11月17日 | 感染症
昨年は私の職場の職員はインフルエンザワクチンの接種が強制でした。私は昨年、学会出張で指定日に接種できなかったのですが、学会から帰るとわざわざ電話がかかってきて、前回接種しなかった者のために再度接種の機会を与えるので必ず接種するよう求められました。指定日に接種しなかったことに罪悪感をもたされるほどの言われようでした。

ところが今年、ワクチンの接種を希望するかという書類が来ました。あれ?強制でないの?希望しなかったら接種しなくてもいいの?昨年あれほど強制していたのに?やはりワクチンが効くというエビデンスに限界が生じているのではないの?という感じです。

私の2011年のブログでも、インフルエンザワクチンが有用という論文はそれほどないこともお伝えしています。

意外に効いていなかったインフルエンザワクチン

「インフルエンザワクチンの効果(VE)は65歳以上では9%」

インフルエンザワクチンはあまり効いていないということもお伝えしました。


さて、現在のYahooの上の方、検索ワードを入力するところのすぐ下をご覧下さい。「インフルエンザ対策、ワクチンの2つの効果とは?」とありますね。これをクリックして下の方にスクロールしてください。

インフルエンザワクチンの効果について、「インフルエンザワクチンは、65歳以上の健常な高齢者については 約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があった」と書いてあります。そのすぐ下の「参考:平成11年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「インフルエンザワクチンの効果に関する研究」をクリックすると、資料の4ページ目に研究内容が記載されています。

病院、老人保健施設、特別養護老人ホームなどに入院、入所している人が対象です。あれ?「病院に入院している人」が健常な高齢者ですか?「インフルエンザワクチンは、65歳以上の健常な高齢者については 約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があった」という標榜と内容が違います。

そして、あれ~~?平成11年の結果ですか?今は平成27年ですよ。もっと新しいエビデンスはないのですか?それとも最近は効いていないので公表できないのですか?と。

それに、1997/98、1998/99、1999/2000の3シーズンで調査を実施しているのに、結果が示されているのは、「有効性の正確な解析が可能となる条件を満たした1998/99シーズン」だけですが、残りの1997/98、1999/2000は正確でなかったのですか?本当は効果がなかったから載せられないのではないですか?「正確でない」って、研究のデザインは綿密に練られたのではないですか?それでは正確でなくてもいいので結果を教えていただけませんか?。

というように、数々の疑問が湧きませんか?

上の方の右端を見ると、このブログに載せたように「ファイザー」の文字があります。禁煙補助剤の宣伝です。そういえばファイザーもインフルエンザワクチンではないけれど「肺炎球菌ワクチン」を売っていますね。最近テレビの宣伝でも見た方がいると思います。

私のように65歳未満で健康にバリバリ仕事をしている者に、本当にインフルエンザワクチンが必要なのか?怪しいです。日本の資金がなんだかんだと騙されて全部海外に持っていかれている印象です。

この宣伝って、乳児・高齢者以外の健康な者にも、危機感を煽ってワクチンを接種させようとしている印象です。

私は、昨年のように職場から強制されないのであれば、インフルエンザワクチンは接種しません。

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