フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

早見あかりさんの事

2011-01-18 22:18:30 | アイドル etc

 先日このブログで個別握手の話を書きました。握手会をするのであれば、ファンに来て良かったと思いながら帰ってもらえるような対応をすべきと書きました。そして、去年からハロプロは握手商法から離れた売り方をしてほしいとも書いています。
 今の女性アイドルのほぼ全てがCDに握手会参加券をセットにして売っています。そうしないとCD不況な今売れないのだと理解していますが、その結果実際のファンの数の数倍の枚数を売り上げている今の女性アイドル界。それがアイドル達の心身を削った結果の数字である事である事は知られておくべき事実です。握手会を増やして売上をどんどん上積みしていく事を「ドーピング」とヲタは表現しますが、まさに記録のためなら体を壊してでもドーピングするという姿勢の如く、握手会を増やして売上を増やしていく女性アイドル達の多い現状。

 ももいろクローバーの早見あかりちゃんがグループから脱退する事を発表しました。発表の場をイベントにして、直接ファンの前で発表するという事は非常に勇気のいる事だったと思います。まずは芸能ニュースサイトに書かれてある脱退のニュースをお読みください。
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/83918/full/

 「ここに居場所がない」、「自分はアイドルに向いていない」、それを自問自答して辞める決意をする。言葉でこう書くのは簡単ですが、本人を苦しめていた様々な事は、数行の文章では表現出来ないものかもしれません。
 この発表を知ってからネット上でファンの意見を色々読んでまいりました。目を通した意見はファン全員の意見の中のほんの僅かなものである訳ですが、それでも様々な意見がありました。そして、この脱退を快く思っていない人が少なくないのではとも感じました。
 これからという時に辞めるなんて、それも自分本位な理由で。発表をそのまま受け止めれば、そういう意見が出てくるのも仕方がないとも思いますが、私はもう少し考えてみました。


 ももクロは握手会で色々なサービスを提供しています。買った枚数でチェキ撮影というものもあります。メンバーを指定してチェキ撮影を行えば、当然メンバー別の人気度は一目瞭然。更に個別握手会もあるそうです。また、あかりんの握手対応は他のメンバーと比べるとクールだという話もありました。(私が見た握手会では、そんなにクールとも思えなかったですが)
 握手会での人気がアイドルとしての存在価値を決めるバロメーターになる訳もなく、スタッフも本人達も頭ではそうわかってはいると思うのですが、やはり人気格差というのは本人が一番辛いのだなと改めて思います。あくまで「握手会での人気」でしかない、現場には行かないファンだっているのだと説いても、目に見えるものは現実として重くのしかかってくる。「アイドルという職業で働くプロである以上、それも受け止めなくてはいけない」とは言うものの、イベントの開催数が多いももクロ、週末になる度に辛い現実を見せられて耐え続けるのはかなり酷であったかもしれません。
 まだ15歳(高校一年)。自分を引き立て役に追い込まなくても、自分のための未来を選んでほしい。私はそう思うのです。

 ももクロに興味を持って見始めてから、あかりんにあの人の面影をずっとダブらせてきました。元℃-uteの梅田えりかさん。美人で長身だがアイドル的な人気は今ひとつ。ちょっと周りとはキャラも違う。
 梅さんは自らが輝ける場所を考えてモデルの道に進みましたが、あかりんも自分が輝ける場所を見つけて輝いてほしい。ももいろクローバーというグループの魅力の一つとして、いい意味でアイドルらしくない風貌のあかりんが居て、そんなあかりんも一緒にハチャメチャな歌を歌ったり、太い声でラップを披露したりする面白さがありました。そんな重要なポジションのメンバーが自らの意思で辞めていくなんて認めたくはないファン心理は私もわかります。私もそう思います。でも、この問題は早見あかりとももいろクローバーだけの問題ではなく、今の女性アイドル界に潜む落とし穴がそうさせたのだと思うと、私は「あかりん辞めないで」と小さな声では呟けても、大きな声では叫べません。
 色々と運営に問題があると言われてきたももいろクローバーの関係者だけの問題でもなく、今こうしている間にも傷つき悩みながら、アイドルを続けていく事に疑問を持ち続けているアイドルが他にもいるかもしれない事に、関係者もファンも気づく時かもしれません。

 PS 歌詞に名前が入っている「行くぜっ!怪盗少女」、「ピンキージョーンズ」は四月からどうなるのでしょうか?怪盗少女のラップは「れにかなこアンドしおりあやかももか」?、PJの「あかり照らせ」は「ひかり照らせ」とかになるんでしょうか?

行くぜっ!怪盗少女

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モリサキちゃんハロプロエッグ卒業

2011-01-17 23:35:01 | ハロプロ(エッグOG&研修生)
 ももいろクローバーの早見あかりちゃんがグループからの卒業を発表しました。その事はまた改めて書きたいと思います。
 ハロプロでも発表がありました。ハロプロエッグの森咲樹ちゃんがハロプロエッグを卒業する事が決まりました。四月には舞台に出演する事も決まっているそうで、以前にミュージカルでの主演経験のあるモリサキちゃんですから、これからは舞台の道で頑張っていく事になるのでしょう。

公式サイトからのお知らせ
https://www.up-fc.jp/helloproject/member/egg/news110117_01.php

 ハロプロ出身者も現役も、歌手や女優で世間的な基準で成功したメンバーはいません。女優として成功するメンバーがなかなか出てこないのは、ハロプロ在籍時からそういう活動に力を入れてこない事もあるし、やはりドラマや映画は女優をたくさん送り出している事務所が強い。
 それでも最近はようやく、派手な活動ではないものの女優活動も増えてきたハロプロです。
 私はモリサキちゃんには大きな期待をしています。ハロプロ主催ではないミュージカルで主演を務めた実績と実力。アイドル、それも研修生として活動してきた子が、いつの日か女優として花開いたら。そんなシンデレラストーリーを信じながら、ハロプロから巣立って行くモリサキちゃんにエールを贈ります。
 女の子が輝く場所はアイドルステージだけではありません。色んなステージで輝くハロプロメンバーとハロプロOGが増えていく事を私は願っています。

 ハッキリ言って、モリサキちゃんの実力はなかなか良いものを持っていると、以前にモリサキちゃんの出演した舞台を観た私は書いておきます。この卒業は前向きな卒業であり、研修生という立場のハロプロエッグからの理想的な卒業かとも思います。

今日はダレの日? 20090404 ハロプロエッグ 森咲樹
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個別握手会というものを体験する

2011-01-16 09:27:56 | アイドル etc

 この前アイドリング!!!の個別握手会に行ってきました。個別握手会というものに行くのは初めてですが、「個別」と一言で言ってもアイドルによってやり方が異なり、℃-uteが以前やった時は握手前に希望メンバーの握手参加券を入手するやり方でした。
 アイドリング!!!の場合は指定サイトで事前に握手券付きのCDを購入し、CDと一緒に送られてきた握手券を持参して当日会場に出向き、好きなメンバーと握手をするやり方です。参加券一枚につき握手出来るメンバーは一人。
 多くのヲタはCDを多数購入して臨んでいるのでしょうが、自分は二枚「しか」CDを買わなかったので手元の参加券は二枚だけです。

 個別握手会をやる意義というのは、グループ全員でやるタイプの握手会だとどうしても高速気味な握手になってしまうからで、これはアイドリング!!!もそうだし、話によるとAKBもそうみたいです。そして、やはり個別握手会をやる事によってCDが売れるというのが大きい。
 ハロプロも個別握手会を積極的に取り入れて売上を伸ばせばいいのに、事務所も儲かりヲタもゆっくり握手出来てお互い満足では?とも思いますが、売上に関してはアイドリング!!!やAKBみたくメンバーの人数が多くないと効果は薄い。同時に何人のメンバーが握手に参加するのかがポイントで、その人数が多いほど効率が良い。更に、ヲタに「色んなメンバーと握手をしたい」と思わせるかも重要。℃-uteやスマイレージでは人数が少なくてあまり売上プラスに繋がらないのです。

 でも、そういう売上的な意味とは別に、今の段階ではハロプロは個別握手会を本格的にやるのは難しいだろうなと思わされるのが、スタッフとメンバーの意識の問題です。ハロプロは握手対応が良いメンバーもいれば、今ひとつなメンバーもいます。その辺りの意思統一のバラバラさ加減が、個別握手会をやったりしたら更にバラバラになっていきそうな気がします。こういうのは責任者がきちんとタレント教育するべき事だと思うのですが、ハロプロはどうも各人のプロ意識に任されているように見えてなりません。つまり握手対応については放任主義。
 アイドリング!!!はその点がしっかりしていました。私が握手をしたメンバーはいずれも、まるで友人を迎えるような対応で接し、友人と話すような雰囲気で会話が出来ました。アイドルとの距離感を縮めたいとか、可愛い女の子と会話がしたいという人にとっては満足いく対応と言えそうで、私が握手をしたメンバー以外のメンバーの対応についても、友人の話を聞く限りでは良い対応の人ばかりなようです。
 これはおそらく、プロデュースをしているスタッフ、或いはメンバーの所属事務所(各自がバラバラに所属している)の教育によるものが大きいと思えました。ファンに満足して帰ってもらう。握手会の目的を皆が理解しているという事なのでしょう。
 個別握手会はメンバーと15~30秒ほどの握手(スタッフが時間を計っていて、時間が来ると肩を軽く叩いて知らせる)。それだけの時間があると、メンバーのファンサービス意識がしっかりしていないと印象は良くならない。ゆっくりな分だけ粗が見えてきてしまう事でしょう。

 私は以前、ハロプロは別に握手会商法に拘らず、独自の道を往けと書きました。その思いは変わりませんが、握手会商法を続けるのならば、ファンサービスとしての握手の意味を、まずはスタッフからじっくり考え、それをメンバーに伝えていく事が大切だなと思う今日この頃です。

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ニックネームをつけよう

2011-01-14 23:06:12 | ハロプロ2011
 モーニング娘。9期メンバーにニックネームが付いたらしい。生田さん→えりぽん、鞘師さん→やっしー、鈴木さん→ずっきー…。この状況を四コマ漫画風に表現してみよう。

1コマ目
♂「みんなニックネーム決まったで」
メンバー「どんな名前だろ(ワクワク)」

2コマ目
生田「私はこじはるさんみたく、いくえりとか良いなあ」
鈴木「私は名前が先輩と被るからどうなるかなあ」
鞘師「私は普通にリホちゃんでいいかな」

3コマ目
♂「えりぽん、やっしー、ずっきーや。可愛いやろ?」
メンバー「…。」

4コマ目
メンバー「もう、えりりん、さぁや、かにょんでお願いします(爆)」
おそまつ(笑)。

 ハロプロの場合、事務所主導のニックネームは大抵すべる。℃-uteがメジャーデビューした時に突然あらたまって名付けられたニックネームもそうでした。「おすず」「ハギティ」、今や誰も使っていません。
 キッズメンバーには実は一人一人ニックネームがありました。「ハロー!キッズ」という番組が昔ありまして、その番組内の「カリスマアイドルやぐっちゃん」というコーナーで、カリスマアイドルやぐっちゃんさんが名付けました。
 これがまた凄い出来映えで、「多分プロデューサーが考えたに違いない」と思わせるものがありました。千奈美がひどかったのをよく憶えていますが、どうひどかったかをここに書く気がしないので、気になる方は「カリスマネーム 徳永千奈美」で調べてみてください。まあ、見ようによっては千奈美以上にヒドイのや、名前と関係ないものもあったりします。そういえば舞美はなんだったっけかな~?(苦笑)。
 唯一、「梅さん」だけがその後も浸透したのですが、それ以外は浸透せず消えました。当時はその「梅さん」というカリスマネームは手抜きにしか思えなかったものでしたが。

 そんなキッズのカリスマネームの失敗が効いたのか、事務所主導のニックネームはその後は鳴りを潜めていたのかと思っていました。しかし、前述の℃-uteで再びすべり、懲りずにエッグにもニックネームを与えてきました。
 ところがこのエッグのニックネームは割とヲタに浸透し、「ゆうかりん」みたく、それ以外のニックネームは考えられないと思えるものも生まれました(ゆうこりんのパクリではありますが)。
 それでもすべる事は忘れません。「DAWA」というすべりニックネームも誕生しています。

 ニックネームなんて普通にメンバーがつけるなりして、あとは自然に浸透するのを待てば良いのです。「あやや」とか「よっすぃ~」なんて傑作じゃないですか。超有名な前者はともかく、後者も私の携帯で変換出来たくらいメジャー。つけたのはカリスマアイドルさんです。

 そんな訳で、ニックネームは押し付けられたものを無理に使わずとも、自然発生なもので呼んでいきたいものです。
 余談ですが、他のアイドルで私が良いなあと思うニックネームは、AKBだと「まゆゆ」「はるごん」「麻里子様」。いずれも本人のキャラクターに合った語感だなと思います。
 アイドリング!!!だと、遠藤舞さんの「まいぷる」の語感の良さ。「ぷる」という響きの可愛さ。河村唯さんの「うめ子」という名前からではなく、好きな食べ物から付いたニックネームという意外性を推しておきます。
 名前が既存メンバーと被ったりして付けにくいなら、そういう好きな食べ物とかも有りですね。有りですよね?矢島舞美ちゃん?
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鞘師里保が好評な意味

2011-01-13 23:19:58 | ハロプロ(娘。)
 鞘師里保ちゃんのmixiコミュニティの加入者数がリンリンの数を超えたそうです。まだお披露目の段階で(笑)。盛り上がっているなと嬉しくなる反面、リンリンの事を思うと寂しくもあります。リンリン、今どこで何をしているんだろう。元気かな?風邪ひいてないかな?

 それほどまでに盛り上がっている鞘師ちゃんですが、それは「ダンスがうまい」という点がアピールポイントになっているのは確かで、やはり娘。ヲタはそういう新人が加入してくる事を求めていたのだとも言えるのではと思います。
 振り返ってみれば八期オーディションも、ダンスが上手かった増田絢美さんも加入していればヲタの反応ももう少し違っていたのではと思います。やはり合格者一人よりは複数。実力派、キャラクター、色々なセールスポイントで選ぶのが理想かなとは思います。そうすればアイドル性の高い子を選ぼうとするだけでなく、ダンスが上手い子も選べたかもしれません。

 ところが、六期オーディション以降は実力派という部分で選ばれた子はいなかった。六期も基本はキャラクターやルックスといったアイドル性で選ばれた感があり、七期は言うまでもなく、合格者が出なかったラッキー7オーディションも最終選考に残った子達は実力派というよりキャラクターで選ばれていた感がありました。
 そう考えると鞘師ちゃんの加入は、五期オーディションの高橋愛ちゃん、小川麻琴ちゃん以来の、秘めている実力を評価されての合格ではないかと思います。

 アイドルだからアイドル性も勿論大切だし、キャラクターは特に大事だと思いますが、やはりモーニング娘。に求められているものを考慮すれば、何故六期オーディション以降に実力枠の合格者がいなかったのか不思議です(先ほど名前を挙げた増田さんは辞退)。
 ヲタのニーズが本当に実力派を求めているかどうかを計る意味でも、鞘師ちゃんの人気には注目しております。そして、彼女のキャラクターも色々見ていきたいところです。先週の美女学で放送された中野サンプラザでの登場シーンを見る限りはクールに思えますが、内に秘めた三枚目風キャラがあるかもしれませんからね(笑)。

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アイドルを育てる事と女子プロレスラー育成

2011-01-12 22:32:40 | ハロプロ(娘。)
 モーニング娘。の新メンバーを見ていて感じるのは、既に色が付いている事。イメージカラーの話ではなくキャラクターという意味での色。問題はその色をプロデュースする側がどう生かしていくか。
 私は今回のオーディションを見ていて連想したものがあります。かつて存在した女子プロレス団体「GAEA JAPAN」(ガイアジャパン)。

 1980年代、全国の女子中高生にブームを巻き起こしたレスラーがいました。その名も「クラッシュギャルズ」。長与千種、ライオネス飛鳥の二人です。
 長与さんはカリスマ的な存在であり、長与さんに憧れて全国からたくさんの女の子がレスラーを目指して新人オーディションを受けにきたそうです。アジャコングさんや北斗晶さんはそんな一人。
 その長与さんは引退後女優をやっていましたが、90年代中期に現役復帰します。しかも、新しい団体を作った。その名も「GAEA JAPAN」。
 その新しい団体は長与さん以外の所属選手は、KAORU選手という中堅どころのキャリアを持つ選手以外は皆新人。そんな団体が果たして興行を行えるのか?と専門誌は疑問符を付けていました。

 そして行われた旗揚げ大会。第一試合から新人達の試合が観客の度肝を抜いたそうです。一人一人が物怖じせず感情をむき出しにして闘う。長与さんはプロレス界に蔓延する大技を有難がる風潮を嫌がり、新人にシンプルな技しか教えませんでした。しかし、一人一人に違う技を授け、その少ない持ち技でいかに試合を魅せるために、気持ちをお客さんに見せろという指導をしました。
 エルボー(ひじ打ち)を授けられたある選手は、相手にひじをぶつける際に鬼のような形相を見せながら打っていました。エルボーというシンプルな技がレスラーの表情ひとつで沸かせられる技になった瞬間でした。
 また、長与さんは新人にイメージカラーを作りました。今ではハロプロやももクロちゃんも採用するイメージカラーの元祖です。色は選手のイメージを考慮しており、それは「新人であってもその他扱いではなく、ちゃんと個性を持った一人の人間として扱う」という意味でもありました。鬼の形相でエルボーを打っていた子のイメージカラーは赤でした。

 新人だから色んな技はなくて当たり前。ならば、持っている数少ない技を大切に使い、技に頼りすぎず気持ちを表現していく。長与さんが新人レスラーの子達に教えた精神を、モーニング娘。9期メンバーと、そのメンバーを見守り育てていく先輩、プロデューサー、スタッフにも考えてほしい。
 ハロプロは技やキャラクターに拘り過ぎて、本来持っている個性がスポイルされがち。メンバーの半数近くが新メンバーになるモーニング娘。と、新人レスラーばかりでスタートしたGAEA JAPANが被って見える私です。
 そういえば長与さんは昔、モーニング娘。を高評価していました。自分達を表現するプロだと。
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高橋愛とモーニング娘。のING

2011-01-10 11:18:36 | ハロプロ(娘。)
 発表なんて、そんなにいくつもあるなんて思いはしない。ましてや初日に全て集約されると思うのが普通。
 2011新春ハロプロコンサート東京最終日。いきなりそれは発表されました。
 「高橋愛モーニング娘。卒業」

 ニュース記事(BARKS)
http://www.barks.jp/news/?id=1000066901

 私は二つの考えの間をさまよいながら、出先からiPhoneでこのニュースを眺めていました。
 「もう10年近くやってきたのだから、高橋愛個人のためにも良い話。むしろ遅すぎるくらいだ。」
 「9期メンバーが入るというのに、いきなりリーダーが代わって大丈夫なのだろうか。せめて一年は新メンバーの傍にいてあげて欲しかった。」

 色々考えているうちに、私は前者へ気持ちが傾いていっています。高橋愛ちゃんがこれからも一人で舞台や歌を続けていく以上、その時期は早いに越した事はない。特に舞台の道へ進むのであれば、もっと早く卒業して外国に勉強に行くなり(愛ちゃんはアメリカに勉強に行きたい希望を以前から語っている)、ハロプロ主催でない舞台に出たりして経験を積む必要があった。
 しかし、愛ちゃんがリーダーに就任した時期はモーニング娘。にとって今までで一番苦しい時期でもありました。自分の事どころではない。
 テレビから干され始め、新曲が出てもゴールデンタイムの歌番組になかなか出演出来ない。それは愛ちゃんを始め、メンバーの番組盛り上げ力の不足が原因とも言われてきました。しかし、ちょっと待ってほしい。歌番組って「歌」番組ではないのか?とも私は思い続けてきました。トークが苦手な歌手には歌の演出で番組を盛り上げてもらえばいい。それはテレビマンの腕の見せどころであるはず。
 時代の変化で、いくつかの歌番組が「歌」番組ではなく「お笑いトーク」がメインな歌番組になっていった時期と、高橋愛リーダー体制のモーニング娘。の活動時期は重なります。

 トーク力やお笑い力が欠けるから、ステージパフォーマンス主義にする。そのモーニング娘。の姿勢は随分と非難もされてきました。他のアイドルと比較されて、トーク力やお笑い力が欠けているから売れないのだと言われてきた時、私は「それはその今人気があるとされているアイドル」のフィールドから語っているだけではないか。では逆にそのアイドルの短所であるパフォーマンス力で語った場合はどうなのか?とも思ってきました。
 モーニング娘。が以前ほど売れないのは相対的な問題ではないと思っています。

 それでも、この二年ほどの間、明らかに新しいファンが少しずつ増えています。その新しいファンの人達の多くは、それに偏り過ぎるのが「売れない理由」とされているパフォーマンスの部分に惹かれてファンになっているようです。セールスポイントは他とは違う方が良い。その現在進行形のセールスポイントの幹を作ってきたのは愛ちゃんです。
 それを考えると、愛ちゃんが卒業する事によってモーニング娘。が受けるダメージというか混乱は小さくない。そのセールスポイントの路線変更も余儀なくされるのではないか?いや、おそらく路線変更が行われる事でしょう。或いは、愛ちゃんの代わりにそのセールスポイントを支える人物を育て上げるのか?

 私は思います。この卒業はネガティブなものではない。高橋愛ちゃんにとっては夢に向かう新たな旅立ちの第一歩。モーニング娘。にとっては新たなカラーを作るための第一歩。どちらも未来を見つめている。
 新リーダー新垣里沙さんの元、今までとは違うモーニング娘。へイメージチェンジをするのか? これまでの路線は踏襲しつつも、新たなキーパーソンを作り上げていくのか? 発表から一晩明けた今、私は少しずつ期待を膨らませています。
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カウントダウンライブな夜

2011-01-08 22:32:54 | アイドル etc
 どうせ紅白に出ないのなら大晦日にカウントダウンライブをやればいいのに。ハロプロに対してそう思ってきました。ハロプロOGも交えて、楽しくみんなで新年を迎える。会場は正月のハロプロコンサートを行なう中野サンプラザで良いじゃんと思っていました。実際は、そのハロプロコンサートがあるから大晦日にコンサートを行なうのは難しいのでしょうけど、正月のコンサートで歌う演目から選曲して構成するなり、歌い慣れたシングル曲を多く選ぶなりすれば、そんなにハードなスケジュールでもないだろうと素人考えなりに思っていました。
 実現しないものは仕方がない。もはや諦めの境地に達していた時、大晦日に中野サンプラザでカウントダウンライブをやろうというアイドルが現れました。今回はその大晦日コンサートの話です。

 大晦日にカウントダウンライブを行なう。更に昼と夜に同所でコンサートも行なう。それを実行したのは「アイドリング!!!」です。私は昼とカウントダウンに参加しました。昼と夜はチケット代各5000円。カウントダウンは3500円。なかなか良心的な値段ですが、安い分カウントダウンは薄い内容かな?と心配していました。しかし、心配は杞憂に終わるのでした。

 ハロプロは開場時間から開演まで一時間あり、またヲタが開場が始まってもなかなか入場しない傾向がありますが、アイドリング!!!は開場時間から30分で開演。そのためか、入場もスムーズ。一応荷物検査はありますが、入場列は速く流れ、ヲタも次々と会場内に入っていきました。
 入場時にチラシとアイドリング!!!のポストカードをいただきました。グッズ列はさほど混乱していませんでしたが、特筆すべきはソロTシャツ。サイズがSから大きいのまで五段階用意され、またメンバー別サイズ別に売り切れ情報のボードを掲示していました。人気メンバーは在庫多めなので、品切れが早いのは在庫数ほどほどで人気がそこそこあるメンバーなのはハロプロと似た傾向。

 開演時間になり突然暗くなった会場に、ステージ上のスクリーンにメンバー紹介が映し出されてコンサートは始まりました。アイドリング!!!のコンサートにおけるメンバー紹介は毎回なかなか凝っていて、このあたりはさすが映像屋さん(フジテレビという意味です)が手がけるアイドルだなと思うところです。

前回コンサートのオープニングムービー
http://www.youtube.com/watch?v=yXqmRpChlV4
今回のオープニングムービー
http://www.youtube.com/watch?v=8wS6_6uoi-E

 コンサートはメンバー全員(20人)が参加して行われ、セットリストも無難な内容でした。アイドリング!!!は毎週のように週末に品川にある「よしもとプリンスシアター」でライブをやっているのですが、そのライブで歌い慣れている曲が中心。そこに冬のコンサートにふさわしく冬のナンバーをプラスした内容です。

 メンバーは年齢関係なくトークで絡み、アイドルでありながら羞恥心をほどよく捨てた素のトークも展開。アイドルだって生身の女性だし生身の人間であるという見せ方は、アイドルにある程度の幻想を持ちたい人には不満が出てきそうですが、それがアイドリング!!!なのだという事でしょう。アイドルだってオ○ラをするし、それが臭かったりするという話。暴露されたOちゃん、Eさん。Eさんは酔って森本さやかアナにキスした話まで暴露されておりました。メンバーにもキスしまくりだそうです。

 夜公演は観ない自分は一旦帰宅。カウントダウンライブまで時間が開いてしまうので家に帰って夕食食べて、CSで生中継されている夜公演を見ようとテレビを点けた訳です。昼公演は後ろの席だったので衣装など細かい部分に発見があり、テレビも良いものだと見ていると、セットリストが昼公演と若干違う事に気づきました。この日の三公演全て違うセットリストだという事です。しかも、アンコール時にメンバーからバンド(演奏は生バンド)にお願いして急遽一曲追加でエンディング。おかげでCS生中継は時間オーバーになり、次の番組は中止になりました(この日CSのフジテレビONEは24時間アイドリング!!!特集をやっており、次の番組もアイドリング!!!のFC会員向け企画コンテンツの放送だった)。

 テンションを上げながら再び深夜の中野サンプラザへ。22:30開場、23:00開演。こんな遅い時間にアイドルを観るのは初めてです。会場は満員と言っていい状態でした。
 23:00、何で始まるのかと思ったらいきなり寸劇。年越しそばをテーマにした寸劇ですが、途中から何故かミュージカル風に変貌し、歌を歌いながら物語が終わるという笑い溢れる展開。各メンバーのキャラクターに沿った役設定だったので、割と見易い寸劇でした。一人一人のオーバーアクションな演技が楽しい。

寸劇
http://www.youtube.com/watch?v=cLZdoqoefZk&feature=related

 10分ほどで寸劇が終わり、メンバー着替えの間に昼や夜とは違うメンバー紹介VTRが流れます。このカウントダウンライブに参加する18歳以上のメンバー11人がテレビ番組スタッフに扮する内容でした。

 セットリストの方も、昼とも夜とも違う内容。昼夜で歌わなかった曲が中心。歌の合間のトークもかなりぶっちゃけたハイテンショントークで、会場は爆笑に包まれています。やはり大人組メンバーはトークもステージングにも余裕があります。
 新年まであと五分を切ったあたりで、カウントダウンを一緒に踊ろうという企画がメンバーから告げられ、パラパラダンスみたいな簡単なダンスを練習させられました。これを踊りながら新年を迎えようという事です。曲は2010年の第一弾シングルだった「SOW~センスオブワンダー~」。
 新年まであと少しというところでうまく間奏に入り、先ほど練習したダンス開始。そしてカウントダウンが始まり2011年へ。

 ライブは0時30分頃まで続きました。次が最後の曲ですと遠藤舞リーダーが告げた時、客席からとても大きなエーイングが起こりました。思わずビックリしながら、「次の予定もあるんですから仕方がないじゃないですか」と遠藤舞リーダーが苦笑いしながらエーイングをピシッと遮断。でも、メンバーも皆名残惜しそうでした。

 コンサートが終わり、新年の訪れを徐々に実感し始めるとともに、アイドルを観ながら新年を迎えたという体験が新鮮で、私も他の観客もなかなか会場から立ち去らずに、余韻を噛みしめながら元日の夜風に吹かれるのでした。
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美女学 モーニング娘。9期決定SPを見て

2011-01-07 23:28:35 | ハロプロ(娘。)
 美女学モーニング娘。9期メンバーSP。1/2に中野サンプラザで行われたハロプロコンサートにて行われた新メンバー発表会の模様が流れました。
 モーニング娘。メンバーにも合格者を知らせず、ステージ上で初対面となった訳ですが、メンバーの慌てぶり、驚きぶりが楽しい。特にガキさん(苦笑)。そして、早速一人ずつ髪に手をやりスキンシップを図る高橋愛リーダー。
 そして、本人に事前連絡無しで突然つんくPから発表された譜久村聖モーニング娘。入り。驚いて号泣するフクちゃん。もらい泣きする愛ちゃん。
 フクちゃん

 今回の放送を見ていて感じたのは、三人がそれぞれに大きく目標を持っている事。入れて良かったで終わらず、リーダーポジションやセンターポジション、紅白やレコ大と、各自が目標を持っていた事が素晴らしい。これから活動していけば、更に目標も増える事でしょう。

 さらに感じた事は、鈴木さんは笑顔を絶やさない明るさがあり、鞘師さんは逆に落ち着きがある。生田さんは意外と感情の起伏があって人間味あるキャラ。
 鞘師さんの落ち着きっぷりはなんか良いですね。そういう新人をずっと待ってました。音楽番組に出た時が楽しみ。そういうクールな感じの子はグループには絶対必要なのは確かです。

 つんくPが語っていたように、明るさ溢れる新メンバーにフクちゃんがプラスされる事で、バランスが良くなるのは自分もそう思います。フクちゃんのしっとりとした清楚なキャラは、モーニング娘。に居ないタイプだと思うし、グループに潤いを与えるような気がいたします。

 この前、新メンバーのイメージカラーを予想してみましたが、番組内でテロップに使われていた色分けは、生田→オレンジ、鞘師→赤、鈴木→青、譜久村→緑でした。このままの通りのイメージカラーになるかも注目してみたいと思います。
 それにしても緑かあ。メロン記念日用に昔買った緑の電池式サイリウムがウチにあるな(苦笑)。

動画 (某動画サイトのURLに以下の文字を足してご覧ください)
前編
watch?v=qL9CaSoMSTs
後編
watch?v=whOdPwKbtM
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目の前に流れるブルーを越えて

2011-01-06 22:58:44 | ハロプロ(エッグOG&研修生)
 それは夢だったんだろうか?それとも現実だったのだろうか?今となってはわからない。ただ、あの時見た少女の目には強い意思を感じた事だけがリアルな記憶。

 私はどこかの川の土手を歩いている。早朝散歩というやつだ。東の空が少しずつ黄色く明るくなってきたが、まだ大部分の空はブルーに染まったままだ。
 私が歩いていたサイクリングロード、前からジャージ姿の女の子が近づいてくる。帽子を目深に被り走ってくる色白の美少女。帽子で顔がよく見えないがそう感じた。
 すれ違ってから少しして振り返ると、女の子は立ち止まってストレッチをしていた。なんとなく興味が沸いた私は、悟られないようにその様子と、川の景色とを交互に眺めていた。
 ストレッチが終わると女の子はいきなり踊り始めた。耳にはイヤホンが挿してある。勿論何を聴いて踊っているのかはわからない。体を激しく縦に揺すったり、前後にステップを踏む様をただただ見つめる。
 踊り始めて一分も経ったかどうかという頃、私は女の子が何を聴きながら踊っているのかわかってきた。そのダンスに見覚えがあったのだ。やがてその推測が確信に変わった頃、踊りに合わせてついつい私は口ずさむ。
「悲しみのリゾナント~」
 女の子の口元も動いている。歌っているのだ。瞬間、私と女の子のハーモニーが早朝の風に乗って共鳴したような気がした。
 西の空も南の空も北の空も、まだブルーなままだった。

 いつかこの川のところで踊ったリゾナントブルーを大勢の前で踊れる日がきっと来る。私は、その夢か現実かわからない記憶を思い出しながら、その女の子にエールを送っているのだ。
 《夢と現実/あぁ!》


 (一応書きますが、この話はフィクションです)
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