フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

FC東京とサマーライオン

2014-07-31 22:58:17 | アイドル etc

2014 J1第17節 FC東京×ベガルタ仙台 アイドロング!!! 試合前ライブ


 FC東京のサポーターは面白い人達で、試合の展開に合わせて応援のリズムを変えたりするような臨機応変さもあり、選曲も海外のサポーターが歌っているようなものに限らず、歌謡曲も積極的に取り入れてきた。また、東京をテーマに歌っているヒット曲も何曲も取り入れ、中でもゴールが決まると歌われる「ブギの女王」笠置シヅ子の「東京ブギウギ」は盛り上がる曲である。

 そんな彼らが昨年の夏からアイドリング!!!の「サマーライオン」を歌っている。昨年7月にスタジアムにゲストとしてやってきたアイドリング!!!が当時最新シングルだったこの曲を歌った縁もあったとはいえ、世間的に知られているAKBの曲とかではなくアイドリング!!!の曲を選んだというところに、ありきたりの事はしたくない!というサポーター達の気概がうかがえる。

 サマーライオンはあっという間にサポーター間に浸透し、対戦相手のサポーターからも「なんだか耳に残る曲」と評判になっていた。しかも、サマーライオンを歌った日は負けないというジンクスまで生まれたりして、すっかりこの曲はホームである味の素スタジアムの風物詩になった。
 アイドリング!!!の曲を歌うきっかけとしては、FC東京の応援番組(TOKYO MX TVで放送)のアシスタントとして、アイドリング!!!19号の橘ゆりかが活躍していた事も大きかった。アイドリング!!!自体の知名度は決して高くなくても、サポーターの間では「アイドリング!!!19号 橘ゆりか」は知名度が高いという事なのである。

 学生が夏休みに入り、いよいよ夏本番といった天候になってきた7/27日曜日。味の素スタジアムには去年に続きアイドリング!!!が姿を見せ、今年もサマーライオンを歌った。
 ビジョンを使って選手紹介風にメンバーを紹介すると、橘ゆりかの所で大きな拍手が起こった。

 歌い終わったメンバーはゴール裏に足を運び、サポーターの声援にも応えた。サポーターから沸き起こる「橘トーキョー!」コール。選手や監督でもない人物がチーム名を付けてコールされるのは異例かもしれない。そして、サポーターは「FC東京版サマーライオン」を歌い始めた。

 真剣勝負のスポーツの場にアイドルがゲストで現れて歌を歌う事に対して否定的な意見もあったりするけれど、それはなんの脈絡もなく、その場にいる事に関係性も見出だせないからそういう意見が出て来てしまうのだろう。
 「仕事で関係している」、「地元のアイドルである」、「そのチームのファンを公言しているメンバーがいる」など、そういう関係性がある場合はサポーターも好意的であるように思う。
 唐突に宣伝のために現れるのとは違い、日頃からテレビの仕事を通じて関わりを持ち、その仕事ぶりに好感が持たれていたからこその信頼関係がそこにあった。橘ゆりかメンバーは実は滋賀県の出身だけれど、今は身も心もFC東京の人である。

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「過去記事を振り返る」 ~スマイレージはがんばってもええねんで~

2014-07-30 22:43:43 | ハロプロ(スマ アン)

 この記事の元記事は2010年7月30日(ちょうど四年前)に発表されました。
※元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/cf45d695ea7fc6567e8b4ae90c67b87b



 スマイレージの新曲が発売されました。いくつかの問題を抱えたまま、その問題に対する答えがハッキリしないまま。

 スマイレージがミニモニ。みたいな歌を歌う。

 
まあ、一つの方向性としてはアリ。ただ、新人アイドルにとって非常に重要と言われるセカンドシングルでこれを持ってきた意味。セカンドシングルというのが新人のカラーを印象づける大事なシングルである事は、アイドルポップスに詳しいであろうプロデューサーは知っている筈だと思うのですが。

 スマイレージが超ミニスカートで足を上げたりしながら歌う意味。まったく理解不能。

 このミニスカパ○チラ作戦(というのは大げさか)を決めたスタッフ会議ってどんなものだったのか?こんな感じ?
 「AKBの人気を分析した結果、スカートをひらりさせるのが有効と分析結果が出ました」
 「よしっ、じゃあスマイレージもスカートひらりで行こう」
 まさか、本当にこんな理由ではないですよね。

 スマイレージは今回からキャラアニでも販売を始めた。その効果は出ていないようだ。
http://www.chara-ani.com/details.aspx?prdid=B10700305

 キャラアニは、AKBが個別握手会用CDを販売してもらっているネット通販サイトです。
  スマイレージは四人しかいないから個別握手はあまり意味がなく、特典はトレカです。だからなのか、キャラアニでの販売があまりプラスになっていない。有効活用されていない訳ですね。まあ、あまりにも「握手握手」と握手会ばかり開催されるのは正直萎えます。(AKBやアイドリング!!!がたくさん握手会を やっているからと言って、ハロプロも真似をする必要はない)
 しかし、そう言いながらもやはり重要なセカンドシングルなだけに、多少は無茶な売り方をしても良かったのかもしれません。


 スマイレージの新曲の売上が今ひとつというのは、まあ簡単に言ってまだ固定ファンが少ないという事なのでしょう。ハロプロの他のメンバー のヲタが、デビューご祝儀買いをしたケースがそれなりにありそうなデビューシングル。セカンドシングルはその辺りの減少分も見越して、多少は売上アップ大 作戦を実行すべきだったのかもしれません。
 事務所が考えたその作戦が、ミニモニ。にスカートひらりなのだとしたら、あまりにも現状が見えていない。ニーズを読めていないと言わざるを得ません。固定ファンを増やさないといけない時期に、スカートひらりをやってファンではない人達を遠ざけてどうするんだ?そう言いたいです。

 スマイレージはもっと正攻法で売るべき。正攻法ではインパクトが弱いなら、その分は徹底的なメディア露出を行 なうべき。他ヲタが「スマイレージばかりゴリ推しするな」と反発するのを怖がっていては新人の売り出しは出来ません。新人はどんどんメディア展開するのは 当たり前。

 でも、ひとつ言いたいのは、ミニモニ。やスカートひらりを必要以上に叩くのも見当違いという事です。今のハロプロはおかしい なと思う事がいくつもありますが、どうもネット上で掲示板やらブログやらを見ていると、感情的に叩いている人も目立ちます。「ハロプロの今を叩く」事が目的、つまり批判をする事が目的な人が少なくない。
 今回のスマイレージの曲は「いかにも」な曲だけに、叩きやすい格好になってしまった。そんな気もします。スマイレージを応援している人が「これは違う」と嘆き怒っているのなら理解しますが、そうではないのに叩いている人は、ではどうすればいいのか を示してもらいたいものです。

 オマエはどうなのだ? そう言われそうですが、自分はセカンドシングルは明るく疾走感のあるロックンロールっぽい曲で、衣装は'60年代アメリカンな感じ(ゴロッキーズの番組用衣装みたいなイメージ)を見たかったです。
 スマイレージは美脚が売りだそうなので、スカートは短くても良いです。そのイメージで思い浮かべると、事務所の先輩森高千里さんの「17歳」の衣装みたくなりますね(苦笑)。そのうち、スマイレージがカバーしそうです。

 17歳 森高千里
http://www.youtube.com/watch?v=H_HBH7ViciU


 <2014年の追記>

 スマイレージについて書いていた過去の記事を見返していて、この記事は割と批判的な内容であるため、特異な印象を受けて手が止まった。奇しくも書いたのはちょうど四年前なのであった。
 何をこんなにムキになっているのかと振り返れば、この時期は数年続いた「ハロプロvsAKB48」という闘いに事実上のピリオドが打たれ、しかも他勢力ものし上がってきて、もはやハロプロは「特別なアイドル」ではなくなってしまった年なのでした。ここでいう「闘い」とか「特別」とはあくまで人気とか業界に於ける存在感という意味でです。活動内容の濃さは別です。

 そういう事もあって、筆者である私もピリピリしていたのでしょう。その6年前、つまり今から10年前はピリリしていたのですけどね。

 この年の夏、TIFの第一回目が開催されて、アイドルの群雄割拠の時代が始まった。あらゆる業界を味方につけて遠い所から声を上げているAKB48は別な存在であるとして、ハロプロが立っていた位置に他の事務所のアイドルが勢いよく走りこんできた夏でありました。そのきっかけとなったのは、この年の5月末にオンエアされたMJアイドル特集回だったようにも思います。
 この放送ではハロプロからモーニング娘。とスマイレージが出演。どちらも楽曲は今となっては高い評価を得ている曲を歌ったにも関わらず、娘。は華で48に劣り、スマはインパクトでももクロに持っていかれました。そうです。ももクロのファンを増やすきっかけになった放送でもありました。

 ももクロはTIFの第一回目にも出演。ホスト役としてイベントを盛り上げ人気的には出演者の中で一番人気と思われていたアイドリング!!!以上に、ももクロは観る者にインパクトを与え、話題をさらっていきました。私は「スマイレージも、ハロコンをその日に限り欠場してでも出演するべきだった」と思ったものでした。ももクロが頑張ってファンを増やして帰っていったこのイベント、スマイレージも出ていれば…。MJに続く「ももクロとのライバルストーリー第二章」みたいなものを期待していたのでしょう。

 そんな事を思うように、スマイレージはデビュー当時からハロプロだけでなく外にも向けた活動をしていたグループで、TIFの開催されたあとニッポン放送主催で行なわれたアイドルフェスには出演。ここで、ももクロと競演しています。
http://www.1242.com/info/idol-summer10/

 当ブログの感想記事は、こちらです。

 そんな外向き部隊スマイレージが遂にTIFに出演する。出演といっても、ハロプロコンサートがその日にあるため、朝イチに野外ステージで1組目として出演するのみという特殊な形ですが、ようやくという気分です。年月は経過してしまい、もはや新人でもなく、フレッシュさを売りにしているグループとも言いがたいけれど、あの夏に置き忘れてきた何かを、当時とはメンバー構成も変わったスマイレージは拾いに行くのだと思っています。
 このTIF出演で人気面で大きな影響が出るのかどうかはわからないし、そういうメリットを期待しての出演でもないと思うけれど、武道館公演も無事に終わり、グループが原点を見つめ直して、それを糧にパワーアップしていくシーズンなのかもしれません。

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武道館に届いたゆうかりんの花束

2014-07-28 23:50:04 | ハロプロ(スマ アン)

J=J新曲Dance Shot初公開!Weekly Smile武道館、鞘師ヘアアレンジ MC:田村芽実・宮崎由加【ハロ!ステ#76】


 この動画の12分過ぎくらいからスマイレージの武道館の映像なのですが、楽屋入りしたメンバーを待ち受けていたのは、テーブルの上に置かれた花束と手紙。差出人は前田憂佳さんであります。
 それに対しての各メンバーの反応が興味深い。二期メンバーは素直に喜びテンションが上がる。しかし、彼女と喜びも苦しみも共有してきた一期メンバーの二人は複雑な表情を浮かべる。そっと心にしまうように手紙を閉じるメンバー。どうリアクションしてよいのか戸惑いの表情を隠さないメンバー。二人とも、嬉しくないというわけではなく、彼女に対する想いはそれだけ重いというものなのかもしれません。軽いものではないから、映像向けな笑顔やコメントも出来ないくらい、それだけ大切な思い出なのかなと思いながら見ました。

 だからこそ、前田さんは簡単にステージには上がってはいけないのだろうし、それがスマイレージであり、それがアイドルなんだと私は思っています。

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ローカル線の旅の話~その4 宮崎県~鹿児島県 日南線~

2014-07-23 23:22:39 | 町と旅

 ローカル線の旅の話 第四回。今回は宮崎県です。

 ある年、初めて宮崎県を訪れた私はそのまま鹿児島に向かうつもりでいたけれど、宮崎県南部の町都城から先は台風の影響で不通となっていた。予定変更を余儀なくされた私は宮崎市まで戻り日南線に乗ることにした。今夜は日南線の終点志布志(しぶし)に泊まろうと決めた。
 南宮崎で日南線に乗り換え車内に入ると、夏休み最後の日に宮崎で買い物をしてきた中高生で満員だった。海が見える進行方向左側は埋まり、仕方なくドアの近くのロングシートで向かいの人の頭越しに海を眺めた。
 青島を過ぎて日南市に入ると青々とした海が広がる。車内の女の子はみんな色黒で瞳パッチリ。
 日南市は港町の油津、お寺が多い小京都な飫肥(おび)など駅ごとに良さげな町が現れる。市内のはずれの南郷まででほとんどの乗客が降り、ようやく海側の席に移ったら景色は海岸から峠の山村の景色に変わってきた。
 海と山の景色を両方持つ日南線。人家の少ない農村に夕日が当たり景色が鄙びてくる。宮崎県の南端の町である串間を過ぎると今度は平地に雄大に広がる畑の景色に変わった。その広い眺めは北海道の道北あたりを思わせ、ここも南の果てなんだと心がゾクゾクした。
 福島高松という畑の中の無人駅で反対方向の列車を待つため停車。運転士がエンジンを切ると物音一つしない静かな駅になった。

 終点の志布志は港町。かつては日南線の他に2つの路線が分岐していたので駅にはその跡形の空き地が広がる。
 駅前の老夫婦が営む小さな旅館に泊まることにした。一階が居酒屋を兼ねていて、そこで夕食となった。ニコニコと笑顔を絶やさない無口な旅館兼居酒屋の主人のおじいさんが刺身を運んできた。港町志布志の夕食はとても美味しかった。
 ほろ酔いで港を歩きたくなり、女将さんのおばあさんに出かけますと一声かけてから、海岸に散歩に出かけた。南国な志布志は8時近いのにまだ空がうっすらと明るかった。随分と遠くまでやってきたんだなと思いながら海を眺めた。

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味方へのブーイングは是か非か

2014-07-19 22:25:59 | サッカー

 2014年のワールドカップが終わりましたね。毎日、いろんな試合をテレビで観てきました。今大会はゴールキーパーの活躍が目立った大会だったというのが個人的な感想。強かったチームは大抵守備が強く、組織での守りに長けていたように思います。最終ラインを高めに保ち、バイタルエリアでの守備は中盤との連携をすばやく取り、ボールを高い位置から奪ってカウンター。
 ショートパスをつないでいこうというチームは大抵は低迷していたように見えました。

 今大会で記憶に残る試合のひとつとなったブラジルvsドイツ。前半を終わってドイツに大差をつけられたブラジルに、圧倒的な数のブラジルサポーターからブーイングが飛びました。王国としてのプライドゆえにとはいえ、不甲斐ない試合っぷりを見せるチームに向ける応援として、はたしてブーイングは正しいのか?より一層選手はモチベーションが下がるのではないだろうか?なんて思いながら観ていました。

 ヨーロッパのクラブナンバーワンを決めるUEFAチャンピオンズリーグのある年の決勝で、前半を大きくリードされて折り返すことになり引き上げていく選手たちに、そのクラブのエンプレムにも曲名が入っている応援歌を歌ったサポーターたちがいました。
 「You'll never walk alone」(君は孤独じゃない)と歌うサポーターの声援が効いてか、そのチームは後半に大逆転を果たしたのでした。

 アジア最終予選をテレビで観ていて、日本代表が不甲斐ないプレイを見せていてもスタンドは笑顔で拍手をしている光景に不満を感じたことがありました。ワールドカップの予選という大事な試合が、こんな牧歌的な雰囲気でいいのか?と思ったのでした。
 しかし、大事なことは不甲斐なさに対して罵倒することではなく、しっかりしろ!という思いを込めてより大きな声で応援をすることなのではないか?と今は思います。味方に対して厳しく当たるよりも、そのプレッシャーは相手に対して与えるべきではないか?そう思うのです。
 確かに日本代表を応援に来る人はライトファンも少なくないことでしょう。だからこそ、罵倒ではない熱い応援という方向性の文化を定着させたいものです。
 応援文化の熟成というものも、サッカーが強くなる上で大切なのは、国の代表も、クラブチームも同じで、強いチームは応援も良いものです。

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ローカル線の旅の話~その3 富山県氷見線~

2014-07-14 22:27:29 | 町と旅

 ローカル線の旅の話。今回は富山県です。

 高岡市には路面電車が走っている。泊まったホテルの前の道を電車が駆け抜けていった。
少し歩いた所にJR氷見(ひみ)線の越中(えっちゅう)中川駅があった。町中の小さな駅は高岡駅に向かう高校生で賑わっていた。私は逆の方向の氷見(ひみ)行きに乗る。
 氷見線はしばらく高岡の町中を走ると、やがて製紙工場の工業地帯に入った。あまりローカル線っぽくない風景だけれど車両は古びたディーゼルカーで風情はある。
 伏木を出た辺りから前方に日本海が見えてきた。線路は海に向かって真っすぐ伸び、だんだん海が大きく見え始めた頃、直角に左に曲がった。そこからは海岸線の横を走る。義経と弁慶が雨宿りをしたという雨晴(あまはらし)海岸と雨晴駅を過ぎると終点の氷見。

 氷見は北前船の港町でブリが名物だけど、まだ朝なのでそういう気分になれずにいると少年が写真を撮ってくださいと声をかけてきた。駅名標と少年の2ジョットを撮ってあげた。
 少年は新宿区に住む高校生で周遊券で北陸を旅していた。私も同じ切符だけれど、それは特急と急行の自由席がタダになるので便利だからだ。北陸は特急が多い。しかし彼はとんでもない使い方をしていた。大阪~新潟を走る夜行急行「きたぐに」の自由席を宿代わりにしていたのだ。自由席だから座席である。
 今日もこれから新潟方面に移動して夜は大阪行の「きたぐに」で寝るそうだ。明日は福井県あたりをブラブラして新潟行の「きたぐに」で寝るのだろう。そんな旅を10日ほどするらしい。
そんな彼と旅の話をしながら高岡行きに乗って氷見線を引き返した。訪れた駅で記念写真を撮ってるという彼の話は明るかった。
 高岡駅に着き、金沢方面のホームに向かうために跨線橋の上で彼と手を振りながら別れた。「良い旅を!」と、お互い笑顔だ。いろんな形の旅がある。だから面白いのだなと後ろ姿を見送った。

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道重さゆみ誕生日お祝いコメントを見る

2014-07-13 20:37:58 | ハロプロ2012-2014



 2014夏のハロプロコンサートが始まった!今回のスケジュールは、さゆの誕生日を祝うための日程になっている(のですよね?)。初日でそれが行なわれて、お祝いコメントをステージ上で届けるはこびとなったわけです。
 面白いなと思ったのは、それぞれのメンバーの個性の出たその対応。舞美は言葉にも立ち位置にも、どこか距離感があり、それを出したままのコメントとなったので、そのあとの桃子さんのプロ対応が際立った。
 これは舞美が悪いとか、そういう訳ではなくて、さゆのコメントの拾い方や桃子とは距離を置いていたいのに発言とか、そういう一連の流れが面白いので全然問題ないと思っています。立場的には今の℃-iteはモーニング娘。に対して(良い意味での)ライバル心を燃やして、それをステージ上でも隠さないくらいが心地よいなと思います。それに対してのBerryz工房のハロプロ内の立ち位置は「悠々自適」なものなので、別に好戦的になる必要もなく、その場を面白くすることが大切!みたいなスタンスになるのも楽しい。

 そんなベリキューそれぞれの個性の出たお祝いコメントに対して、身内であるフクちゃんのコメントは、いろんな想いの詰まったものなのでしょうね。涙がこぼれたのは、フクちゃんが未来を見つめていることの表れなのかもしれません。

 道重さゆみさん誕生日おめでとうございます。卒業を控えて、更なる充実した日々になると良いなと思っております。

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ローカル線の旅の話~その2 岩手県岩泉線~

2014-07-08 22:51:57 | 町と旅

 ローカル線の旅の話。今回は岩手県。

 春に三陸鉄道が全線復旧したのは嬉しかったけれど、その陰で岩泉線が廃止になった。災害で休止していたのが復旧させる予算とメドがつかなかった。
 もっとも岩泉線は人里離れた山奥の森と深い谷を往く線だから大金かけて復旧させるのは難しかったとは思う。
 深い谷の中腹を走り、途中の駅はいわゆる秘境駅ばかり。森の中にポツンとホームだけあったある駅なんて、すぐ横に廃屋があった。とにかく人家の少ない所を走る岩泉線。
 しかし、終点の岩泉は小さいながらも町がある。日が暮れそうな秋から冬にかかった日の夕方、駅前を歩いた。
 町に向かって歩いているのは自分と、孫の手を引いて歩くおじいさんだけ。そんな二人の後ろ姿を見ながら薄暗く道だけ立派な駅前通りを歩く。向こうに灯りが見える。そこが町らしい。
日が完全に暮れた頃、岩泉の町に入った。それほど店がある訳ではないが、山奥を通ってきた身には立派な通りに思えた。
 折り返しの列車の時間が気になるので駅に戻る。
駅舎かと思って入った建物はバス乗り場のための待合室だった。岩泉駅は鉄道よりバスが主役なようだ。
 がらんとした待合室には小さなストーブがポツンと置かれ、その前に小さなおばあちゃんが一人座っていた。物音しない待合室で時間まで過ごした。
 岩泉線の起点茂市(もいち)駅に戻り、夜は三陸を代表する港町宮古に泊まった。町のなんてことのない構えの寿司屋に入って、旬を見繕って握ってもらって食べた寿司はとても美味しかった。今でも私にとって日本一の美味しかった寿司は宮古の寿司だ。

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2014年の世界のプレイ

2014-07-06 22:59:23 | サッカー

 ワールドカップ2014ブラジル大会もいよいよ決勝トーナメントに突入し、ベスト4が決定しました。今大会はグループリーグから面白い試合が多く、地上波で全試合生放送されているのをセレクトして観たり、夜にNHK BSやっている再放送を観たりしています。

 今大会を観ていて感じるのは中南米の健闘と欧州勢の不振。ドイツはさすがの安定感ですが、他の欧州勢は南米の気候に苦戦しているのか、本来の実力が発揮出来ているとは言い難い状況。
 そういう状況になっているのも、中南米勢のチームが単に個人技任せてはなく、組織的な戦術を見さてくれているというのもあるのではと思います。ベスト8に入ったコスタリカの統率された守備力を見ていると、組織力の欧州、個人技の中南米と一言で言い表せる時代ではなくなったと感じます。

 今、世界の舞台で戦っていくには、正確に速くというプレイがより求められるようになり、高い位置からのショートカウンターも今大会よく決まっている。優勝を狙う、あるいはベスト4を狙うくらいの実力の位置につけるには、各国を唸らせるようなエースが必要で、その点はまだ日本は及ばないところでもありますが、ベスト8を狙うという手が届きそうな目標(これも本当はとても大変なこと)であれば、大エースいなくとも、その分を攻守ともきちんとした一体感あるチームでなくては無理だなと、決勝トーナメントを観て改めて感じている次第です。
 日本は今回残念な結果に終わりましたが、次の大会に向けて、世界基準なプレイスタイルの確立に期待したいところです。そして、自国のリーグの盛り上がりと発展にも期待したいです。祭りとしての勢いだけでは長期的に強くなるのは難しい。文化としての部分で国に根付かなければならないと思います。

※4年前も、8年前も、このブログで「ワールドカップとサッカー文化」という切り口で記事を書いてきましたが、今回も少しの間、感じた事を書かせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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2014-07-05 22:13:43 | ハロプロ(娘。)



 先日のテレ東音楽祭でモーニング娘。'14が見せた歌とダンス、収録の合間に見せた観覧者へのファンサービスなどの素晴らしさが、観に行った人たちの間で好評だったという話をツイッターやブログなどで知り、メンバーのプロ意識の高さを頼もしく思いました。
 アイドルというのは「魅せるプロ」ですから、歌って踊っている姿で感動してもらうことがお仕事であります。そういう部分に於いてシステムやスタイルを確立している「アイドルのプロ集団」ジャニーズのグループがこの日共演していて、それらのグループのファンの人が多かったというこの日の収録。そこで魅せたモーニング娘。'14メンバーのプロ意識、それは歌のパフォーマンスが良かったというだけでなく、観ている人達に楽しんでもらおうという意識が高い事。そして、それはずっと15年もの間、脈々と受け継がれているグループの心とも言えそうな部分。この日、OGメンバーも出演した事で、それが観ている側にも伝わったのだと言えそうです。

 私もテレビで観ていて思ったことがあります。それは、歌っている曲のジャンルとかは違うものであるけれど、昔も今も、OGも現メンも、モーニング娘。というグループに対する思い入れやプライドは同じなのだなという事。こういうものは先輩から後輩に受け継がれていくものなのですね。
 おそらくジャニーズの人達も、ジャニーズという看板を背負ってデビューすることに強いプライドを持っているのではないかなと察するのですが、そういう意識の高さというものは先輩から後輩に伝えられていっているようにも見えます。そして、そういう心が積み重なって「ファミリー」というものが出来上がっていくんだなと私は思います。ハロプロもきっとそういう流れが出来ているに違いない!

 テレ東音楽祭はOGからメドレーのような流れで現メンに歌の出番が回ってきて、曲に対する知名度と言う面では(いくらCMソングとはいえ)差があって気の毒にも思えたのですが、そんなハンデはものともせず、現メンもしっかりとモーニング娘。をやりきったと思います。カッコ良さのベクトルはちょっと違うかもしれないけれど、昔も今もモーニング娘。は「プロのアイドル」なのです。

テレ東音楽祭 モーニング娘。OG & '14
http://www.youtube.com/watch?v=D2L_ATGrsX4

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