フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

カウントダウンライブな夜

2011-01-08 22:32:54 | アイドル etc
 どうせ紅白に出ないのなら大晦日にカウントダウンライブをやればいいのに。ハロプロに対してそう思ってきました。ハロプロOGも交えて、楽しくみんなで新年を迎える。会場は正月のハロプロコンサートを行なう中野サンプラザで良いじゃんと思っていました。実際は、そのハロプロコンサートがあるから大晦日にコンサートを行なうのは難しいのでしょうけど、正月のコンサートで歌う演目から選曲して構成するなり、歌い慣れたシングル曲を多く選ぶなりすれば、そんなにハードなスケジュールでもないだろうと素人考えなりに思っていました。
 実現しないものは仕方がない。もはや諦めの境地に達していた時、大晦日に中野サンプラザでカウントダウンライブをやろうというアイドルが現れました。今回はその大晦日コンサートの話です。

 大晦日にカウントダウンライブを行なう。更に昼と夜に同所でコンサートも行なう。それを実行したのは「アイドリング!!!」です。私は昼とカウントダウンに参加しました。昼と夜はチケット代各5000円。カウントダウンは3500円。なかなか良心的な値段ですが、安い分カウントダウンは薄い内容かな?と心配していました。しかし、心配は杞憂に終わるのでした。

 ハロプロは開場時間から開演まで一時間あり、またヲタが開場が始まってもなかなか入場しない傾向がありますが、アイドリング!!!は開場時間から30分で開演。そのためか、入場もスムーズ。一応荷物検査はありますが、入場列は速く流れ、ヲタも次々と会場内に入っていきました。
 入場時にチラシとアイドリング!!!のポストカードをいただきました。グッズ列はさほど混乱していませんでしたが、特筆すべきはソロTシャツ。サイズがSから大きいのまで五段階用意され、またメンバー別サイズ別に売り切れ情報のボードを掲示していました。人気メンバーは在庫多めなので、品切れが早いのは在庫数ほどほどで人気がそこそこあるメンバーなのはハロプロと似た傾向。

 開演時間になり突然暗くなった会場に、ステージ上のスクリーンにメンバー紹介が映し出されてコンサートは始まりました。アイドリング!!!のコンサートにおけるメンバー紹介は毎回なかなか凝っていて、このあたりはさすが映像屋さん(フジテレビという意味です)が手がけるアイドルだなと思うところです。

前回コンサートのオープニングムービー
http://www.youtube.com/watch?v=yXqmRpChlV4
今回のオープニングムービー
http://www.youtube.com/watch?v=8wS6_6uoi-E

 コンサートはメンバー全員(20人)が参加して行われ、セットリストも無難な内容でした。アイドリング!!!は毎週のように週末に品川にある「よしもとプリンスシアター」でライブをやっているのですが、そのライブで歌い慣れている曲が中心。そこに冬のコンサートにふさわしく冬のナンバーをプラスした内容です。

 メンバーは年齢関係なくトークで絡み、アイドルでありながら羞恥心をほどよく捨てた素のトークも展開。アイドルだって生身の女性だし生身の人間であるという見せ方は、アイドルにある程度の幻想を持ちたい人には不満が出てきそうですが、それがアイドリング!!!なのだという事でしょう。アイドルだってオ○ラをするし、それが臭かったりするという話。暴露されたOちゃん、Eさん。Eさんは酔って森本さやかアナにキスした話まで暴露されておりました。メンバーにもキスしまくりだそうです。

 夜公演は観ない自分は一旦帰宅。カウントダウンライブまで時間が開いてしまうので家に帰って夕食食べて、CSで生中継されている夜公演を見ようとテレビを点けた訳です。昼公演は後ろの席だったので衣装など細かい部分に発見があり、テレビも良いものだと見ていると、セットリストが昼公演と若干違う事に気づきました。この日の三公演全て違うセットリストだという事です。しかも、アンコール時にメンバーからバンド(演奏は生バンド)にお願いして急遽一曲追加でエンディング。おかげでCS生中継は時間オーバーになり、次の番組は中止になりました(この日CSのフジテレビONEは24時間アイドリング!!!特集をやっており、次の番組もアイドリング!!!のFC会員向け企画コンテンツの放送だった)。

 テンションを上げながら再び深夜の中野サンプラザへ。22:30開場、23:00開演。こんな遅い時間にアイドルを観るのは初めてです。会場は満員と言っていい状態でした。
 23:00、何で始まるのかと思ったらいきなり寸劇。年越しそばをテーマにした寸劇ですが、途中から何故かミュージカル風に変貌し、歌を歌いながら物語が終わるという笑い溢れる展開。各メンバーのキャラクターに沿った役設定だったので、割と見易い寸劇でした。一人一人のオーバーアクションな演技が楽しい。

寸劇
http://www.youtube.com/watch?v=cLZdoqoefZk&feature=related

 10分ほどで寸劇が終わり、メンバー着替えの間に昼や夜とは違うメンバー紹介VTRが流れます。このカウントダウンライブに参加する18歳以上のメンバー11人がテレビ番組スタッフに扮する内容でした。

 セットリストの方も、昼とも夜とも違う内容。昼夜で歌わなかった曲が中心。歌の合間のトークもかなりぶっちゃけたハイテンショントークで、会場は爆笑に包まれています。やはり大人組メンバーはトークもステージングにも余裕があります。
 新年まであと五分を切ったあたりで、カウントダウンを一緒に踊ろうという企画がメンバーから告げられ、パラパラダンスみたいな簡単なダンスを練習させられました。これを踊りながら新年を迎えようという事です。曲は2010年の第一弾シングルだった「SOW~センスオブワンダー~」。
 新年まであと少しというところでうまく間奏に入り、先ほど練習したダンス開始。そしてカウントダウンが始まり2011年へ。

 ライブは0時30分頃まで続きました。次が最後の曲ですと遠藤舞リーダーが告げた時、客席からとても大きなエーイングが起こりました。思わずビックリしながら、「次の予定もあるんですから仕方がないじゃないですか」と遠藤舞リーダーが苦笑いしながらエーイングをピシッと遮断。でも、メンバーも皆名残惜しそうでした。

 コンサートが終わり、新年の訪れを徐々に実感し始めるとともに、アイドルを観ながら新年を迎えたという体験が新鮮で、私も他の観客もなかなか会場から立ち去らずに、余韻を噛みしめながら元日の夜風に吹かれるのでした。
コメント
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