フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

菅谷梨沙子と黒猫

2009-05-30 21:55:40 | ハロプロ(ベリ)
 今週のテレビ東京「美女放談」はBerryz工房の嗣永桃子ちゃんと菅谷梨沙子ちゃんでした。番組についての感想は次週の後編を観てから書こうと思いますが、気になった事を少々。

 番組で出てきた話題に、梨沙子は一人で紙粘土を使って黒猫を作っているというのがありました。悩みがあっても自分の事は自分で解決するという話もありました。
 心理学的に分析していけば、何か興味深い回答が得られそうな話ですが、それを抜きにして受け止めれば「梨沙子、意外としっかり者なんだな」と感心してしまいます。

 梨沙子は自分がしっかりしようと、グループ内で一番末っ子でありながら、気持ちをしっかり持っている事を示した訳ですが、一人で悩みを抱えて、一人で粘土細工を作る梨沙子に、どこか孤独な心の闇を垣間見たようで複雑な思いです。

 Berryz工房がデビューした時、梨沙子は小4でした。小4の女の子が大勢のヲタと握手を行い、大勢のヲタに名前を叫ばれる。これは嬉しいというより、実は怖い事だったと想像します。我が身に代えて考えてみてください。小4の時の自分は異性の大人という存在に対して、どう向き合う事が出来ましたか? 自分より遙かに大人な人達が自分に喜んで握手を求めてきて、コンサートでは大声で名前を叫ぶ。逃げ出したくなる光景(苦笑)。アイドルはかなり大変な職業ですね。

 小学生の頃から握手会などというものをしてきたベリメン。そこでの体験が深層心理に強い影響を与えている可能性は高いと思うと、一人て粘土細工をしている梨沙子に色々な陰を見ながら心配をしてしまうのでした。
 勿論、そんな事はヲタの妄想に過ぎないので、実際は楽しく趣味としてやっているだけだとは思いますが(笑)。粘土で作った黒猫ちゃんも可愛かったです。

 絵を描く事が好きな梨沙子の美的センスは独特で、なかなか良い持ち味を持っていると私は感じています。例えば、本人デザインのソロTシャツの文字配置とかセンスを感じます。
http://www.helloproject.com/goods/tour/09_subetenoai/index.html

 そんな梨沙子の美的センスをもっと色々披露してほしい。グッズとかも、どんどん梨沙子にデザインさせると良いと思いますよ。

 Berryz工房は明日、東京の中野サンプラザでファンクラブイベントを行いますが、先日記事に書いたように握手は中止になりました。
 その決定に対して色々意見が出ているようですが、肝心な事は握手ではなくイベントの中身なのではないでしょうか?
 メンバーの人格形成に深く影響を与えたかもしれない「握手会」。
 握手会があってのイベントなのか? イベントのおまけとしての握手会なのか?
 明日は、今後のBerryz工房イベントを考える良い機会かもしれません。そんなおまえはどうなのかって? 私は別に握手無くても、その分ステージが長くなれば嬉しいです。
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やじうめ ~其の美しき共振と違和感~

2009-05-28 21:05:08 | ハロプロ(℃)

 ベリキューメンバーのメンバー構成というものは、なかなか面白いもので、各グループの最年長にあたる高三組が、Berryz工房ではグループで一番背の低い子と二番目に低い子。℃-uteでは一番背が高い子と二番目に高い子という具合になっていたりします。
 これはハロプロに限った話なのか、AKBとかもそうなのかわかりませんが、背の高い子というのは男性ヲタ受けが今一つになりやすく、(非常に申し上げにくいですが)ベリキューでそれぞれ一番人気がないとされているメンバーである須藤茉麻ちゃんと梅田えりかちゃん、二人とも背が高いです。この二人は背の高さ以外にも、美人顔であり、おっとりした優しい性格でお姉さん的キャラなのでメンバーに慕われているという共通点があります。
 美人で性格が優しくて、これで何故ヲタは夢中にならない?と思うのですが、私知ってます。「ハロプロの男性ヲタは背が低い人が多い~」私知ってます。(背にコンプレックスを持っている方、気を悪くしたらスイマセン)

 ソロで写真集やDVDまで出している矢島舞美ちゃんが、現場ではそれほど大人気ではない感じに見えるのも、やはり舞美の背の高さが原因? 握手会に参加した事がある方ならわかると思いますが、舞美&梅さん、通称「やじうめ」の放つ美と背の高さは、グループの中でも良い意味で異質です。背が高いとか、美人系よりも、ヲタはちっちゃくて可愛い系の子を好む傾向にある! どうもそんな気がしてなりません。
 「でも、熊井ちゃんは結構人気がある」という意見は今回はちょっとスルーしてください。熊井ちゃんの魅力は別な機会に触れる事にします。

 ℃-uteが誇るビューティーコンビやじうめですが、前述したように男性ヲタ受けが今一つだからか、カップリング的には面白い存在なのに、あまり盛り上がっていない感じを受けます。特に、去年の夏以降は以前ほど、やじうめに萌えてる人を見かけなくなったように思います。
 去年の夏って?と疑問に思われそうですが、夏のドーンならぬ、夏のガーンな出来事だったアレです。そうアレです。アレがアレに至ったのは、やじうめが関係しているんじゃないか?という噂も流れました。当時オンエアされたYahoo!トークライブでも、やじうめは元気なかったのを思い出します。

 とりあえず、そんなヲタの勝手な憶測や妄想は置いておくとして、やじうめの魅力です。
 やはり、ベリキューには珍しい美人系であり、雰囲気もオトナである事でしょうか。それ故に、男性ヲタの注目が今一つとも言えるんですが、こんな素晴らしいビューティーコンビを放置している事務所はダメですね。アイドル雑誌ではない雑誌に二人揃って登場させるべきです。
 梅さんの友人であるAKBの板野さんがファッション雑誌のモデルもやっていて、その仕事の流れで女性ファンが多く、サイン会を開いたら半数くらいが女性客だったという話を聞きました。やじうめも是非ファッション雑誌へ!

 やじうめを雑誌に!と考えてみると、やはり男性誌のグラビアはイメージ出来ません。こんなところにも、やじうめが男性ヲタ向きではないカップリングである事を感じてしまうのですが、可愛いよりも綺麗でカッコイイで行けそうだと、どうしても女性ファンを向いてしまいがちではあります。勿論、綺麗やカッコイイが好きな男性ファンも少なくない筈ですが。

 写真を見てみると、結構キュートなやじうめもあったりします。

どうですか、このやじうめ? 写真が古い?
 では昨年のツアー動画を編集して作られたやじうめ動画を。
℃-ute - JUMP


 この動画を作った方は、他にも色々作ってまして、昨年のツアーは1公演分作ってあったりします。(右の他の動画を見てみてください)
 そういう情熱ある方がいる事でわかるように、やじうめはハマると抜けられない魅力があるのです。
 しかし、以前みたく一緒にラジオやったりみたいな仕事がないので、やじうめ不足です。新ミニモニ。もいいけど、デカモニもね。という訳で、やじうめが一緒に活躍するユニットがあってもいいくらいです。年齢とともに、以前ほどはイチャイチャしなくなり、そんな大人びた距離感を寂しく思うやじうめヲタのためにも、もっとやじうめ仕事を!
 幸い(?)、最近地方局での℃-uteプロモーションの仕事は、やじうめで出演する事がよくあるので今後も期待です。二人で一緒に仕事をしていて、お互い改めて相方の事を理解して絆も深まったであろうと、期待と妄想をしつつ、具体的な活動を待っています。

 そんな、やじうめの素敵なOPVを最後に紹介しておきます。上で紹介した「JUMP」の動画を作った方のやじうめOPVです。
YajiUme OPV - You're My Only Shinin' Star



 

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ミニなメンバー募集中

2009-05-27 22:16:04 | ハロプロ2009
 今から8年前、台風みたいな勢いでミニモニ。ブームというものが発生しました。それまでは大人向けのアイドルと思われていたモーニング娘。のファン層が大きく変わり、コンサート会場には女の子が増え、モーニング娘。のキャラクターが一気にバラエティ路線へと加速していったのでした。
 ミニモニ。のおかけで女の子ファンが増えたという事は、モーニング娘。に入りたいと思う女の子も増えたという事で、オーディションを開催すれば大盛況となり、モーニング娘。オーディションだけではなく、ハロープロジェクトキッズオーディションまでもが大盛況。そして、今に思えばそのオーディションが大成功となった訳です。ベリキューメンバーはミニモニ。のおかげで面白い素材が集まったと言えるのです。

 そんなミニモニ。ブームも、対象が子供だったせいか長続きせず、更にメンバー交代でとどめを刺されてブームは終わりました。

 こうして、みんながミニモニ。を忘れつつある今、再びミニモニ。をやろう!という動きが始まりました。
 どうせネタだろうと思いきや、つんくPが公式ブログで結成宣言をしているので確定です。後は誰が選ばれるのかが注目ですが、つんくPのブログによると、
 ・人数は四人
 ・福田花音は確定
という事が書かれてありました。
http://ameblo.jp/tsunku-blog/entry-10267019385.html

 花音、確かに背は小さいですが、新ユニット「S/mileage」が始動しているのに、いきなり掛け持ち? それだけ期待されているのかもしれません。映画も出る事だし

 そして、ミニモニ。の「モニ」は「モーニング娘。」の「モニ」なのだから、娘。からも選ばれるメンバーがいるのかも気になります。ちなみに、リンリンという噂もあります。
 リンリンならキャラ的にも面白いし、初代ミニモニ。のミカ的存在、つまり日本人じゃない女の子を入れて国際派ユニットというミニモニ。のテーマ(そういうものがあった事、皆さんは憶えていますか?)も継続出来ます。

 こういう時のメンバー予想というのは面白いもので、色々な組み合わせの予想が噂としてネット上を飛び交います。横浜アリーナのハロプロコンサートDVDのおまけ映像で、桃子と岡井ちゃんが新ユニット結成に向けて動いていたのは、もしかしてミニモニ。のため?などと書かれてあったりすると、ももちさコンビの絡みが好きな自分は楽しみが膨らむ一方なんですが(笑)。マイクを持つ手の小指が立つ桃子に、その小指を折り畳もうとするチッサー。ミニモニ。でも見てみたいですね。

 でも、案外メンバーはハロプロに限らず、ナイスガールプロジェクトから起用されるというオチが待っていたりして。

 背の低いメンバーを応援している人は、もしかして自分の推しメンが選ばれるかも?と、気が気でないかもしれません。それは楽しみと不安の両方。何しろ、おそらく多くの人が感じているであろう「何故、今ミニモニ。を作るのか?」という疑問。これが、展開によってはネガティブな気分になりかねません。なんかタイアップがありそうな気がしますが。

 まさか、きら☆レボが終わって困っているかもしれない玩具メーカーからの希望が結成の理由?

 理由はどうあれ、盛り上がってメンバーの人気が上がるといいなと、まだ詳細が出ていないうちから思うのでした。
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ヲタはカネなり?

2009-05-26 22:21:43 | ハロプロ2009
 今週末に行われるBerryz工房のファンクラブイベント。予定されていた握手はなくなったそうです。
 < Berryz工房ファンの集い2009」新型インフルエンザの予防・感染拡大防止の為、握手会は中止>
http://www.helloproject.com/news/0905261600_berryz.html

 ついにBerryz工房と初握手だ!とワクワクしていた自分、この決定にはガッカリです。
 でも、万が一メンバーに何かあったらと思うと、握手中止はやむを得ないと思います。先週末のハロプロミーティングみたいに中止になるよりはマシかなと思うしかありません。それよりも、握手がない分だけステージ時間が長くなるんではないか?と、別なワクワク感が出てきました。どんなイベントになるのでしょうか?誰が活躍するのでしょうか。楽しみです。

 イベントを中止にしなかったのは、返金が面倒だからというのもあるのではないか?と思っています。このBerryz工房イベントはチケット代金が発生するイベント。中止になったハロプロミーティングイベントは、真野ちゃんや℃-uteのCDを買った中から当選者だけが行ける無料イベント。実にわかりやすいというか何というか。

 ハロプロミーティングは新生ハロプロの誕生を記念したイベントでしたが、中止になって何もしない事務所ではありません。代わりに真野ちゃんが急遽イベントを行なう事になり、しかも新曲のバックダンサーには参加していないエッグメンバーである吉川友、北原沙弥香のMilky Wayコンビを握手ゲストに投入。CD販売数促進に一役買ったのでした。

 どうやらヲタ界隈では、真野ちゃんにばかり宣伝費かけるなとか、抱き合わせ商売は止めろとか、真野ちゃんに対する風当たりが強まっています。
 元々ハロプロミーティングというイベントも、真野ちゃんのデビュー曲のCDを買わないと抽選に参加出来ないという事で色々非難も多く、その後℃-uteシングルでも応募出来るようになったものの、モーニング娘。やBerryz工房のヲタからは不満の声が上がりました。これは当然の事。参加メンバーの新曲CDを全て応募対象にすべきでした。
 そして、真野ちゃんの2ndシングルはエッグメンバーがバックダンサーに付き、そのメンバーが握手会にも参加する事で、各エッグメンバーのヲタにも真野ちゃんのCDを買わせる販売戦略でした。
 新人だから宣伝に力を入れるのは当然として、問題なのは真野ちゃんのヲタじゃない人にまでCDを買わせる販売方法。この方法が仇になって、アンチまのえりが日々増えてるかもしれないと思うと、とても残念です。握手会に参加した人達からは、真野ちゃんの評判が良いだけに、その良いキャラクターに傷が付くような販売戦略は止めてもらいたいものです。

 そんな事を言うけど、結局なんだかんだでCDを買うヲタにも問題あるんじゃないか?と言われそうです。確かにそうなんですが、ヲタの足元を見るようなあざとい商売はしてほしくないのです。
 新人の売上向上にヲタが、というかヲタのイベントコンプリート欲などが利用されているようにも感じられ、なんとも複雑な思いが頭を駆け巡るのでした。何しろ、無料イベントはあっさり中止になるけれど有料イベントは中止にしない事務所です。お金を使うヲタは優遇で、無料イベントは無理にやらないのだというスタンスって、ちょっと疑問です。新型インフルエンザに対する警戒は、有料無料関係なくあるべきです。
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ヨコハマ ツァイス紀行 PART3

2009-05-25 21:02:59 | 写真とカメラ

 横浜開港150周年企画(?)不定期連載「ヨコハマ ツァイス紀行」。今回は横浜市中区伊勢佐木町に行ってきました。

 夕方からは曇りという予報の、ある日の午後。サイバーショットT70を持って、京急の黄金町(こがねちょう)駅を降りました。
 黄金町は、唱和初期の開業時の雰囲気を残すホームとガードの駅だったけれど、最近改装によって変わりつつある。古ぼけた狭いホームに取り付けられたエスカレーターは一人分の幅しかない狭さ。なんかぎこちなさを感じながら駅の外へと出ました。

 ガードのすぐ側の大岡川を渡り、伊勢佐木町通りに出る。さほど幅の広くない商店街は古ぼけた色合いのストリート。何故か古本屋が何軒もある。

 店先に樽を置いている喫茶店を発見しました。近づくと犬がお休み中。ちょっと暑そうにしています。

 歩く人は中高年の方々が多いけれど、時々派手な女性も歩いている。伊勢佐木町は夜の街でもあったりします。そんな二面性に相応しく、古ぼけた商店に挟まれて突然黒人男性が店員をやっているショップが現れたりする。伊勢佐木町にヒップホップは今一つ似合わない。

 更に歩くと人通りが増えて、飲食店やコンビニも目につくようになってきました。賑わいの中に突然空き地を発見。元々何があったのかわからないけれど、ちょっとした商業ビルを一つ立てられそうな敷地。
 地上げにでもあったのか?と不穏な連想をしながら眺めていると、女性の顔が描かれた看板があった。なんとなく写真を一枚。

 ある掲示板のデジカメ関連のスレにこの写真を公開したところ、「青江三奈」だなと回答をいただきました。「伊勢佐木町ブルース」を歌っていた歌手という知識はありましたが、看板で顔を見た段階ではわかりませんでした。

 関内駅が近付いてきて賑わいが増してきました。最近まで松坂屋デパートがあった建物はまだ壊されず残っています。「横浜松坂屋」という看板もそのまま。入口は勿論封鎖されていて、そこに設けられたバリケードには、ゆずが紅白歌合戦でこの場所から中継で歌った時の写真がプリントされていました。
 デビュー前、ゆずはこの場所でストリートライブをやっていた。いわば活動の原点と呼べる場所。ファンにとっては聖地のような場所である事でしょう。

 しかし、そんなゆずの聖地も、一歩裏道に入ると、昼間から高級車が何台も停まっているような地帯。
 サイバーショットT70はレンズが飛び出さない仕組みのデジカメ。いくら、その機構がストリートスナップに適しているとは言っても、せんな地帯にデジカメ片手に入り込んで写真を撮るのは、ちょっと危険。


 私は、伊勢佐木町の大人の香りを避けるように、関内駅の方に向かって歩き始めました。

 <この連載のPART1は、こちら。PART2は、こちらから読んでください>

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松浦亜弥と℃-ute

2009-05-24 17:53:09 | ハロプロ2009

 先週の木曜日に行われた梅さんの回を持って、第三回Berryz工房℃-uteパシフィックヘブンソロイベントが終わりました。最終日だった梅さんは今日が誕生日。おめでとうございます
 このパシイベで毎回注目しているのは、メンバーが何を歌うのか?です。本人選曲ですから、そこに個性が出ていて面白いのと、どう歌いこなすかという所に注目しています。やはり、ハロプロの楽しみには歌も大事ですから。
 今回メンバーが歌った歌の一覧は記事の終わりに紹介しておきますが、これを見て思うのは今回も松浦亜弥さんの曲が人気な事。℃-uteは各人三曲ずつ歌を歌っていますが、7人中4人が亜弥曲を選んでいます。前回も℃-uteメンバーに亜弥曲は大人気でした。今回の記事は、松浦亜弥曲に憧れる後輩達と松浦亜弥の今について書いてみたいと思います。

 ℃メンで亜弥曲大好きというと思い浮かぶメンバーが「岡井千聖」と「矢島舞美」。岡井ちゃんは亜弥美貴ヲタだし、舞美ちゃんは憧れの人は松浦亜弥さんと公言しているので、二人がパシイベでは亜弥曲を歌うのが恒例となりつつあります。岡井ちゃんの歌の器用さがいかんなく発揮されるのが、このパシイベでの先輩曲のカバー。たとえばこれとか、どうでしょう。

砂を噛むように・・・NAMIDA(岡井千聖)

 上手さでは本家に当然劣りますが、司会のまこと(第一回目は司会が付いていた)に上手いと褒められたという岡井ちゃんの器用さが出ている動画です。ただし、器用さで行くと、こちらもなかなかというか、こちらの方が巧いです。音域にあっている感じもします。
 「恋の花/岡井千聖」
http://www.youtube.com/watch?v=EU-onSeEH-o&fmt=18

 今回のパシイベで私が気になった曲は、舞美ちゃんが歌った「想いあふれて」。最初、ネットでレポートを読んだ時は知らない曲だなと思いまして、早速You Tubeで検索して調べてみたのです。そして、こんなステキな動画を見つけました。

090324コラボ☆ラボ_想いあふれて

 見始めてすぐ、こんな良曲があったのか!と感激しつつ、サビを聴いて思い出しました。最新アルバムのタイトル曲ですね。「よろセン」の中で流れていたCMでサビの部分を聴いていました。
 ハロプロのCDの所有数ではモーニング娘。に次いで松浦亜弥CDが多い自分ですが、実はまだこの最新アルバムを買っていませんでした。亜弥ちゃんゴメンナサイ。近日中に買ってきます。こんなヲタですが、7月のFC会員限定イベント「松浦亜弥マニアックライブ」も、秋ツアーも観に行かせていただきます。

 所有数が多いという事でわかるように、私は初期のあややCDだけでなく、オトナな松浦亜弥CDも持っています。
 名盤との呼び声高い「ファーストKISS」も以前はよく聴いていましたし、今でもこのアルバムは捨て曲無しの名盤だと思っていますが、最近は「あやや」している曲はあまり聴かなくなりました。昔、さんざん聴いたから今更感があるのも確かですが、現在の松浦亜弥さん曲が好きです。こういうヲタは、いわゆる亜弥ヲタ以外のハロプロヲタの中では少数派でしょうか?

 昔のあやや曲も、つんくPが神懸かっていると思えるほど良曲揃いですが、今のナンバーも良曲揃いなのです。でも、昔のあやや曲は他の人には歌えない、真似出来ない孤高の輝きがあったのに対して、今の亜弥曲は松浦亜弥じゃないといけないというような曲ではありません。世の中の多くの女性アーティストが歌っていそうな普遍性に包まれたナンバーです。
 でも、その普遍性こそが等身大な松浦亜弥であり、℃メンが好んで歌う亜弥曲の世界観。それは、「私達も将来こうありたい」という憧れであり、目標としてのスタンダードなのです。
 しかし、女性メンバーが憧れる世界観にハロプロヲタが惹かれていくはずもなく、更に残像としてのアイドルあややへの未練を持つ人がハロプロヲタに限らず世間にも多いため、今の亜弥曲は売れない状態です。

 しかし、憧れや目標としての支持以外の部分でも℃メンが亜弥曲に惹かれているとしたら、そこに現在の松浦亜弥の売り出すための方向性と亜弥曲の価値を見つける事が出来るのではないでしょうか。事務所は至急、℃メンに亜弥曲についてのアンケートを採り、今後の販売展開への参考にするべき。いや、これは冗談ではなく少し本気の提案です。
 せっかく良い曲を歌っていても、それが多くの人に届いていない。それが今の松浦亜弥の状況だけに、それが勿体ない。かと言って、もはやマイナーな存在なのかと言うと、本人は未だに物真似されるくらいのネームバリュー。ただし、そこで物真似されるのは、残像としてのアイドルあややである訳ですが。

 良い歌を巧く歌っているだけではヒットしない。世の中には、そんな歌手は大勢います。その人達から見れば松浦亜弥という知名度は羨ましい事でしょう。それを生かしきれない事務所とレコード会社に責任を押しつけたくはないですが、もう少し何とかならないのかと思います。「想いあふれて」を発売以降、数ヶ月も知らずにいたヲタがここに居るように、亜弥曲は埋もれている現状を残念に思っています。
 いい方法はないでしょうか? 以前のような明るい曲を歌えばいい。それもひとつの方法ですが、それだけでは足りない気もしています。


 ~Brryz工房 ℃-ute 第三回ソロイベントで歌った曲~

4/15(水)  夏焼雅 消失点/Buono!
4/16(木)  熊井友理奈 安心感/Berryz工房
4/22(水)  徳永千奈美 CLAP!/Berryz工房
4/24(金)  菅谷梨沙子 夏 Remember you /Berryz工房
4/27(月)  須藤茉麻 胸さわぎスカーレット/Berryz工房
4/28(火)  嗣永桃子 桜チラリ/℃-ute 晴れ雨のち好き/モーニング娘。さくら組 Very Beauty/Berryz工房 17才/森高千里 ロッタラ ロッタラ/Buono!
4/30(木) 清水佐紀 記憶の迷路/High-King 秘密のウタヒメ/Berryz工房

5/12(火) 中島早貴 ね~え? (松浦亜弥)  タイムカプセル /(℃-ute)
5/13(水) 鈴木愛理 だって生きてかなくちゃ (安倍なつみ)  ガラクタノユメ (Buono!)
5/14(木) 萩原舞 会えない長い日曜日 (藤本美貴)  夏 Remember you (Berryz工房)
5/19(火) 岡井千聖 ロボキッス (W)  ずっと好きでいいですか (松浦亜弥)
5/20(水) 矢島舞美 私の夏 (森高千里)  想いあふれて (松浦亜弥)

5/21(木) 梅田えりか スクランブル (後藤真希)  恋ING (モーニング娘。)
 ※℃-uteメンバーは全員、三曲目に「Big Dreams/℃-ute」

 

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ミュージックステーションに真野ちゃん

2009-05-23 22:20:25 | ハロプロ(ソロ)

 皆さんはミュージックステーション(Mステ)観てますか? ハロプロが出ないから観ない! ごもっともです。
 そんなMステに久々にハロプロメンバーが出演しました。昨年の℃-ute「LALALA 幸せの歌」以来です。出演者は真野ちゃんこと真野恵里菜。バックダンサーとしてエッグ六人も参加しました。

 真野ちゃんの出番をワクワクしながら待ちますが、なかなか出番は来ません。仕方なく他の出演者を観てみますが、ハッキリ言って面白くない。某ハロプロ系掲示板にも「J-POPってつまらないな」というようなスレが立つ始末。
 私も日頃、ラジオなどでハロプロ以外の最新曲を耳にしていますが、なかなかこれは!と思う音楽には出会いません。
 今のJ-POPと言われる音楽が面白くないのは、結局のところイメージ商売な部分が強すぎるからだと感じています。イメージ商売というと、まさにアイドルはその最たる例ですが、世の「アーティスト」と言われているJ-POP歌手も結局のところ、イメージ重視が強すぎるため、そのイメージから逸脱しないよう守りに入っている人が多い。
 要するに、カッコつけている人が多いんです。

 私は去年の夏に、横浜BLITZのような狭いハコでサンボマスターを観るという幸運に恵まれ、彼らのステージングを楽しんできたのですが、そのライブでボーカルの山口君が叫んだ「今日は俺のカッコ悪い姿を見せるから、おまえらもカッコ悪い姿を見せてくれよ」という言葉が印象的でした。
 カッコ悪い姿を敢えて見せる!と言い切れる方が実はカッコイイのではないか?
 そして、Mステを観ているような層が(おそらく)最も「ダサイ」と感じているであろうジャンル「アイドルポップス」が、もうすぐ披露される。もうワクワクが止まりません(苦笑)。

 結局、真野ちゃんは一番最後に出てきました。しかも、タモさんとのトーク無し。℃-uteの時もそうでしたが、ハロプロはアウェイであり、Mステには場違いという事なのでしょう。昔、サンボマスターが出演した時に、観覧者も共演者達も皆唖然となっていた事を思い出します。あの時は、宇多田ヒカルさんだけが立ち上がってサンボマスターに拍手を送っていましたが、今日真野ちゃんに温かい拍手をしてくれそうな共演者はいるのかな?

20090522 真野恵里菜 はじめての経験


 白いフリフリの「これぞアイドル!」なドレスに身を包んだ真野ちゃんは、電子マノピアノの前に立ちイントロを弾いたあとマイクを持ち、エッグ達の元に歩み寄り歌い始めました。

 「なつ、なつ、なつ」と歌い始めた真野ちゃん。歌唱力に難有りなので、観ているこちらは既にワクワクな時間は終わり、ハラハラな時間に移行しています。
 しかし、真野ちゃんは堂々と歌っています。しかも、コンサート会場の時より歌えている。表情を見るとかなり緊張している感じなのに、いつもより歌えているとは強い子です。
 黄色いTシャツに白いショートパンツのエッグ達も爽やかです。
 可愛い子が、ちょっと音痴気味に可愛い歌を可愛い衣装で歌う。この見事なまでのアイドルっぽさ。時代は昭和になったかのような雰囲気が漂っています。
 ハラハラしつつも、これがアイドルポップスの醍醐味なんだなと思いながら真野ちゃんを観ていました。
 歌が終わり、最後にまたピアノを弾くシーンで、少し遅れて手が動き出す前に音が出ていたような気がするけれど、それはご愛敬。

 番組が終わってしばらくすると、なんとGoogleの検索キーワード第一位が「真野恵里菜」になりました。番組中に真野ちゃんはハロプロメンバーである事は紹介されませんでした。あくまで「期待の新人アイドル」という触れ込みで紹介されていました。
 そんな状態だっただけに情報不足な事もあったとは言え、多くの視聴者が「真野恵里菜」って誰?と気になったのは事実なようです。
 あまりにアイドル過ぎていた真野ちゃん。あまりに歌が…だった真野ちゃん(それでも普段より歌えていた)。
 世間にインパクト与えるには、歌やダンスがそこそこ出来る事より、下手なりに堂々とした下手な方が大きなインパクトを与える事が証明されました。アイドルポップスはダサイ? それで結構。イメージ商売は成りきっている者ほど美しい。J-POPはイメージ商売だからダメなのではなく、イメージ商売を貫ける凄い人が減ったから今一つなのだ。そんな事を思いつつ、私はDVDレコーダーの電源を入れて、真野ちゃんの歌を見返し始めるのでした。

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Berryz工房 イケメンパラダイス

2009-05-22 22:51:32 | ハロプロ(ベリ)

 Berryz工房の新曲のPVが先日公開されました。計二曲です。えっ!二曲もPVがあるの?と驚く方もいると思いますが、今回の新曲は両A面。レコードでもないのにA面とか言うのもペンですが、他に適切な表現がわかりません。知っている方いますか?

 まず紹介するのは「青春バスガイド」。なんとゲスト付きです。バスガイド役はテレビ東京アナウンサーの大江麻理子さん
 このバスガイドさんにBerryz工房メンバーが惚れまくるというPVなんですが、ベリっ子達がベリ男君達になっています。まずはPVをご覧下さい。

【PV[HQ]】青春バスガイド/Berryz工房


 どうですか?カッコイイですよね。特にカッコイイのが、熊井奈理友君。長身でクールなイケメン。このカッコ良さに、Berryz工房の皆さんのみならず、℃-uteの中島早貴ちゃんあたりも目がハートになっていそうな予感。同学年のこの二人、もっと絡みが見たいので、ガーディアンズ4のシングルVは期待しております。
 そして、イケメンは一人ではありません。夏焼みやお君、徳永ちなお君もカッコイイ。特にちなお君!学ラン似合いすぎ(笑)。色黒ちなお君の笑顔はスポーツマンしていて、爽やか美少年。多分、このPVを観た道○さ○みさん(千奈美ヲタ)はシングルVを買う事になるでしょう。えっ?スタッフにお願いして貰えばいいのにって? 自分のお金で買うからこそヲタなんですよ。○重○ゆみさんはヲタだから自費で買います。きっと。

 さて、肝心の曲ですが、自分としてはイマイチでした。イナズマイレブンのエンディング曲という事で、もうちょっとブッ飛んだ曲を期待していたのです。割とオーソドックスな曲調に感じました。まあ、この一年くらいはBerryz工房シングルはブッ飛んだのばかりでしたから、オーソドックスに作りあげるのは致し方ない。でも、個人的な気持ちとしては、ハチャメチャなのが聴きたかったです。
 曲が今ひとつに感じるのは、やはりPVのイケメンなBerryz工房が印象強すぎて曲が霞んでしまうのもあるかなと思いますが、こういうチャレンジは大歓迎です。普段の姿とは違う魅力を引き出したスタッフに拍手を送りたいです。奈理友君には握手を希望。

 もうひとつのPV「ライバル」。新曲という意味では、こちらがメインになるのだと思いますが、久々に爽やかで明るいBerryz工房シングル。ちょっとギターサウンドが前に来ているのは、最近のつんくPの好み?Buono!もそうでした。
 PVは特に仕掛けはなく、ただひたすら可愛くメンバーがバンドごっこしたりする内容。でも、これで良いんだなと思えるほど、メンバーがノビノビしています。
 イケメン選手権(苦笑)では勝ち目がなかった桃ちゃんが、ここでは大活躍で桃子スマイルを振りまけば、梨沙子は得意(?)のハニカミ笑顔を見せる。
 そんな中、ふと見せる茉麻のリラックスした顔が美人! 今、Berryz工房はプロさんと茉麻の二人をうまく推すべきと思っている自分は、茉麻キテルと確信するのでした。
 そして、実は一番驚いたのはキャプテンがとても大人びた顔になっていた事。やはりTVレギュラーがないとなかなか映像が入って来ないから、成長の急速な変化が過程を飛ばして結果だけ伝わるから、変化がよくわかるのですね。

 曲はまだピンと来ないけど、こういうピンと来ないタイプのオーソドックスなハロプロ曲は、後からじわじわ好きになる事が多い気がします。

【PV[HQ]】ライバル/Berryz工房


 

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名前を有効活用してほしい

2009-05-21 21:27:11 | ハロプロ(娘。)
 今回ももう少しモーニング娘。の1位について書いてみたいと思います。
 「しょうがない 夢追い人」の一週間目の売上枚数は47,528枚で、これはBerryz工房や℃-uteの最新シングルの二倍近い数字です。こう書くと、モーニング娘。のファンはBerryz工房や℃-uteの二倍いるのだ。そう判断する人も多いかと思います。確かに、ハロプロの中ではモーニング娘。が一番人気であるのは事実ですが、ハロプロコンサートの会場の客層を見る限り、Berryz工房や℃-uteの二倍もファンがいるとは思えないのも確か。
 今年のコンサートを例にすると、中野サンプラザも横浜アリーナも見た感じでは、着ているヲタTの数ではモーニング娘。とBerryz工房は大きな差はなく、℃-uteは着ている人が少ないという印象でした。ヲタTを着ている人で割合を出すと、娘。とベリが4.5ずつで℃-uteが1という印象です。(あくまで個人的な印象です)

 そうなると、何故モーニング娘。がここまで枚数売れるのか?と疑問に思う人もいるかと思います。これは、モーニング娘。には在宅組も含めて全国に広くファンが多いという事と、いわゆる「コアヲタ」のパワーによるものだと思っています。
 モーニング娘。やBerryz工房は一人あたりのシングルの購入枚数が多いという話があります。新曲イベントに参加したいがために、コアヲタが大量にCDを買う。イベントを行う会場の大きさは各ユニットとも大差ないので、ベリキューより枚数が売れているモーニング娘。は当選しにくいという事になります。その購入者、というかイベント当選者がどのくらい買っているのかデータはありませんが、娘。やベリは10枚くらい買わないと当選確実ではないという話を聞いた事があるので、そのくらいの枚数を買っているヲタが少なくないという事なのでしょう。
 ちなみに、℃-uteは一枚や二枚で当選している人も少なくありません。私も過去に三枚以上買った事は一度(910の日に応募するために追加購入した)しかありませんが、当選報告をネットで読んでいると少数買いでも当たりやすいようです。℃-uteは、CD購入者に対するイベント申し込み者の数が他より少なめなのではと予想します。

 さて、モーニング娘。を現在支えているのは、CDを何枚も買ってくれるようなコアヲタであり、またコアヲタの情熱度の高さが数字にも現れて、その結果1位獲得につながったとも言える訳ですが、これは良い事なのでしょうか?
 コアヲタに愛され、細く長く活躍していくというのは、アーティストの方向性の一つとして決して間違いではありません。そういうアーティストは世の中にたくさんいます。しかし、モーニング娘。がそれを目指すというのは私には勿体なく思えるのです。
 モーニング娘。というネームバリューは絶大です。今在籍しているメンバーの名前はわからなくても、モーニング娘。の名前を知らないという人はほとんど居ないといっても過言ではありません。女の子が何人かの集団で歌っているグループの代名詞ですらあります。AKBもアイドリングも、Berryz工房も℃-uteも、モーニング娘。の亜流でしかないとも言えます。
 そのくらい有名なモーニング娘。ですから、1位を獲得すれば叩かれもする。名前が有名だから嫌いな人も多い訳です。これが「Berryz工房、或いは℃-uteが1位」ならば、さほど相手にもされない事でしょう。有名であるという事は敵も味方も多くなる訳です。

 1位を獲得したら、「なんでモー娘。が?」、「まだモー娘。ってあったんだ」、「モー娘。って今は誰がいるかわからない」などと言われるだけ、まだ世間に相手にしてもらえている。これは嘆くところではなく、誇るところです。
 「誰がいるかわからない」ならば、わかってもらえるように各メンバー個人をメディアにどんどん露出していこう。「まだやっていたんだ」と思われているなら、健在っぷりと今展開しているカッコイイ路線を見てもらおう。
 Berryz工房や℃-uteにはないグループ名の知名度をどんどん活かして、コアヲタ以外にもCDを買ってもらうようにしないと、モーニング娘。の未来を世界は羨まないと思います。

 本来はモーニング娘。がハロプロで一番ライトファンが多くあるべき、ファン層が広くあるべきだと思っています。何故ならば、なんだかんだ言ってもモーニング娘。はハロプロの看板であり、代名詞だと思うからです。
 そのモーニング娘。よりハロプロ内でライトファン率が高いユニットがあるというのは面白い事態ではありますが、当事者は笑っていられる状況ではない筈です。
 だからと言って、℃-uteの人気を抑制すれば良いのかという流れでは困りますが、今のモーニング娘。のメンバーの年齢範囲を考えて、十代後半から二十代前半のライトファンをモーニング娘。に取り込めるようなメディア展開が欲しいと考えます。
 コアヲタ人気をキープするには現場に力を入れるのがベストですが、ライトファン獲得にはTVや雑誌が一番。なんかいつも同じ結論を書いている気がしますが、それだけ今のハロプロはまだまだメディア展開が弱いと感じられるからです。
 1位獲得で再び上昇ムードに持っていってほしい。そう考えるヲタが多いと思っています。なんだかんだ言っても、人気があった方が応援しがいがある訳です。人気が上がる事でイベントに当たり辛くなっても良いですよね?皆さん。
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モーニング娘。 1位獲得は到達点ではなく通過点であってほしい

2009-05-20 22:32:54 | ハロプロ(娘。)
 モーニング娘。の「しょうがない 夢追い人」がオリコンのシングルチャートで1位を獲得しました。モーニング娘。としては通算11作目。「歩いてる」以来二年半ぶりの1位になります。メンバーの皆さんおめでとう。

 1位についての公式サイトの高橋愛リーダーからのコメント
http://www.helloproject.com/news/0905191602_morningmusume.html

 ヲタは祝福ムードなようですが、素直に喜べないというヲタもいるし、ハロプロのヲタじゃない人達から「握手券や数種類仕様を作り、それで売って1位ではヒット曲とは言えない」という意見も出ているようです。まあ確かにそうです。自分も今のハロプロ握手会商法、特に握手会を選民イベントにして釣ってCDを売るやり方は良くないと思っています。
 そういう「おまけ」抜きにCDが売れれば、それが一番ではあります。しかし、現在のハロプロにそれを求めるのは難しい。理想と現実を見つめた上で、とにかく今は知名度向上が大事、チャート1位が少しでも多くの人に知らされれば、それは立派な宣伝。モーニング娘。健在が伝わっていけば良いとも言えます。

 でも、今のモーニング娘。に必要なのはチャート1位という数字よりも、実数としての人気ではないかと思うのも、また確かな気持ち。それでも、1位を初めて経験した八期メンバーの気持ちを察しながら、結果としての1位も大事な勲章かもしれないとも思うのでした。

 八期メンバーと言えば、こんな事がありました。

 日曜日、原宿のアメーバスタジオで行われたモーニング娘。の公開放送に行ってきました。モーニング娘。と言っても出演は全員ではなく、ガキさん、小春、みっつぃー、ジュンジュン、リンリンの五人です。正直に言って人気順位で行くと下になるメンバー達の人選です。
 最近ハロプロにハマリ、れいなヲタになった友人が同行しましたが、その友人の「れいながあっての娘。ではなく、娘。があってのれいなだから」という言葉に賛同して、私もさゆが居ないけれど観覧に出向きました。
 整理券配布時間の10時30分過ぎに現地に着きましたが、手にした整理券の番号は293番でした。
 そんな参加人数が物語るように観覧時間は、予想より長めで3分くらいは確実にあったかと思います。放送が始まってから50分くらい経った頃、順番が回ってきました。
 歩道に面した放送ブースの前に20人ほどが呼ばれ、立ち止まって放送を観る流れ。歩道からは覗き見されないよう、スタッフが布で放送ブースの周りを覆っています。ガラス越しにメンバーがトークする姿を2mくらいの至近距離で眺めます。
 しかし、三分くらいの観覧時間の間、こちら側に手を振ったり、何かしらのファンサービスをしたのはジュンジュンとリンリンだけでした。ガキさん は進行に夢中、小春はヲタの方には目線を向けず、みっつぃーは少し目線を向けただけ。
 そんな中、ジュンジュンとリンリンはトークの合間に少しでも手が空くと、ヲタの方に向かって手を振ったり、笑顔を向けたりしていました。私もリンリンに手を振り返してもらったり、ジュンジュンに笑顔をもらったりしました。

 ハッキリ言ってアイドルの仕事としては、ジュンジュンとリンリンのみが立派に役割を全うしたと私は感じました。少なくとも、私の心の中では二人に対しての好感度が上がったのは確かです。
 もっとも、たまたまなのかもしれません。私達の番以外では、ジュンリン以外の三人も愛想が良い時もあったのかもしれません。しかし、観覧していた時間は三分くらいはあったのです。その間に一回くらいは良いリアクションがあっても良いのでは?と私は思いました。

 なんだか恨みつらみを書き綴ったみたいになってしまっていますが、私が言いたいのはリアクションをしない三人の態度に喝!という訳ではなく、今のモーニング娘。は限られた機会を大切にしていかなければいけないんじゃないか?という事です。
 1位を獲得したというのに、その曲がゴールデンタイムに披露される機会がない今の彼女達。それはそれとして、ならば今のファン達を大切にして、そこを足掛かりにして人気を安定させていく事は、とても大事な事なのではないでしょうか。
 ヲタは黙っていても付いてきてくれるし、CDも買ってくれる。もうそんな時代は過ぎたと思うからこそ、今一度アイドルというものの原点に立ち返って、ファンがいる事の有り難みを再確認する事も大事なのではないかと思います。
 それこそ、メンバーが全国主要都市を回りながら売上を上げていった末の1位であった方が、今のモーニング娘。の1位にリアリティが感じられたかもしれません。

 吉報に水を差すような事を書くなと思われそうですが、ただ数字を出しただけの1位ではなく、その先を見据えての1位であってほしいと、私は強く願っています。
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