フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

笠松で出会った人

2005-11-30 22:44:24 | 町と旅

 J1リーグは土曜(12/3)の最終節にセレッソ大阪、ガンバ大阪、浦和、鹿島、千葉の5チームが優勝の可能性を残して最終戦を戦うという、大混戦になった。その5チームの中の一角、ジェフ千葉の新スタジアム「フクダ電子アリーナ」(蘇我球技場)にこの前行ってきた。収容人員約2万人で、観客席には屋根が付いたサッカー専用スタジアム。非常に見やすく、またアットホームな雰囲気もジェフらしくて良かった。
 ジェフのゴール裏には、女性の姿も多い。彼女達には、決して贔屓の選手だけを追っているようなミーハー感覚ではなく、本気でジェフと向き合って応援している情熱がひしひしと感じられる。それでいて、決してサッカーオタク的なマニアックなスタンスではなく、真剣なんだけど良い意味で肩に力が入り過ぎていない心地よさを感じる。それはおそらく、ジェフが低迷していた時期が長く、また8年連続観客動員J1ワーストという不人気っぷりが影響しているように思える。
 そのような微妙さ加減が良い意味で、アットホームな雰囲気をスタジアムに形成しているのだと、アウェーな自分は感じている。いわゆる「必死過ぎ」さがなく、でも熱い応援なのである。自分が千葉県人なら迷わずジェフに走りそうである。

 私が観に行った試合は、ジュビロ磐田が相手であった。私の前の席になぜか「メロン記念日」のパーカーを着ている人が居たのには苦笑したが、ハロプロ好きにはサッカーファンも多いので不思議ではない。
 メロン着ている人は例外として、観客はジェフのレプリカユニフォーム、あるいはチームシャツを着ている人が多い。サッカー場もハロプロ系ライブの会場も、こういった応援着を着る人が多い。試合(あるいはライブ)をただ観ているだけではなく「参加している」という意識を強く持っているからだろう。
 千葉県花である菜の花をイメージしたというジェフのチームカラーである黄色で、スタジアムは綺麗に染まっている。そして、ほんの少しのエリアであるアウェー側は、天竜川をイメージした磐田のカラー水色で染まっている。私は千葉側で心地よい雰囲気を楽しみながら、あるジェフサポーターと会ったあの日の事を思い出していた。


 今から6年前の8月、私は茨城県の笠松競技場という所に、JFL(J1、J2の更に下に位置する、プロとアマの混在するサッカーリーグ)水戸ホーリーホック対国士舘大学の試合を観に行った。
 その日は猛暑で、じっとしていても汗が流れて止まらない。古びたスタジアムの客席には1,000人ほどの観衆しかいなかった。私は、スタンドの一部分の屋根が架かったエリアに腰を下ろし、地元ボランティアのおじさんが店員をやっているスタジアム売店で買った、水戸のチームフラッグを握りしめ、大学生に追い詰められるプロの試合を観た。

 試合後、スタジアムのある公園前の道路に出てバス停の時刻表を見た。驚く事に次のバスは1時間近く経たないと無い。地元客は皆、自家用車で帰っていた。途方に暮れて思案していると、バス停の前に一人の女の子がやってきて、私と同じように時刻表を見て途方に暮れている。困った顔をしていたその子に声をかけた。こんな所でバスが来るまで待ってても暑いだけであるし、駅まで一緒に歩くという事で意気投合した。
 途中、コンビニで道を尋ねたりしながら、国道からやがて畑の横の田舎道などを通り、1時間弱で駅に着いた。その道中、彼女とは色々とサッカーの話をした。彼女は都内に住むジェフサポーターであった。今日は水戸サポやっている友人に、一度水戸の試合を観に来てほしいと言われ、観に来たのだという。
 彼女がジェフを選んだ理由は、住んでいる所から一番近いJチームが、以前は浦安市舞浜に練習場のあったジェフだったというのが始まりだという事だった。

 サッカーのポジションでは、ゴールキーパーに一番目が行くという彼女の好きな選手は、当時ジェフの守護神にして日本代表キーパーでもあった下川健一であった。ジェフ以外のチームも気にかけて、特にキーパーは注目して見てしまうという彼女に、「どこのチームを応援しているのですか?」と質問された。当時の私は、東京ガスサッカー部時代からの青赤支持者だったので、「FC東京!」と答えた。彼女は少し苦笑しながら、「FC東京のサポって口が悪いですよね」と鋭いパスを出してきた。

 この日の二ヶ月ほど前に、東京とジェフはナビスコカップで対戦した。当時J2だった東京はJ1のジェフ相手に苦戦したが、吉田拓郎の名曲の替え歌で「J1なんて、ラララ、ラララ、ラーラ」とやったりして、負け惜しみしながら相手をおちょくっていた。多分その時の印象が強烈だったのだろう。
 彼女は私が東京と知ってからは、安心したのか感心したのか、テンションは下がるどころかトークは更に熱を帯び、話はついに日本代表論から海外サッカーの話にまで及んだ。彼女はイタリア代表フォワードのエンリコ・キエーザのファンであった。その渋さにお互い笑いながら、当時キエーザが所属していたチームであるフィオレンティーナのファンであった私と、更に熱いサッカートークを展開させていった。

 サッカートークは、駅に着き常磐線の鈍行電車の車内でも続いた。盛り上がりすぎて彼女の乗り換え駅を降り過ごすほどであった。
 乗換駅のホームでの別れ際、私達は特に連絡先の交換などせずに、私は「スタジアムであったら声かけて下さい。またサッカーの話をしましょう!」と手を振って別れた。彼女の住んでいる町は、東京ガスがよく試合をしていたスタジアムのある所だったから、またバッタリと会いそうな予感がした。

 

 あれから6年という月日が流れた。残念ながら、その後彼女と会った事はない。でも、今でも彼女はジェフのゴール裏に通いつめ、11月のナビスコカップ初優勝で泣き、この日の磐田戦も、満員の観客17,080人の中の一人として、千葉コールや「エリーゼのために」のメロディに乗せて巻選手のコールを元気に歌っていたであろうと思っている。
 あの日、爽やかな笑顔でジェフを、そしてサッカーを、熱く静かに語ってくれた彼女のスタンスこそが、私のジェフサポーターのイメージそのものである。

 今回のBGM  空 / 市井紗耶香 in CUBIC-CROSS

コメント (4)
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千秋楽にしみじみする

2005-11-29 00:40:46 | ライブ!2005

セットリスト

01.色っぽい じれったい
02.LOVEマシーン
03.ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。
-MC-
04.恋は発想 Do The Hustle!
05.ザ☆ピ~ス!
06.恋のダンスサイト or 恋愛レボリューション21
07.恋の始発列車 / 吉澤・高橋・小川・藤本・亀井・田中
08.バイセコー大成功! / 新垣・道重・久住
09.ラストキッス / 高橋・亀井・田中
10.男友達 / 吉澤・亀井・道重・田中・久住
-MC-
11.そっと口づけて ギュッと抱きしめて / 藤本美貴
12.涙が止まらない放課後 / 紺野あさ美
13.Memory 青春の光
14.シャボン玉
-MC-
15.初めてのロックコンサート / 高橋・紺野・小川・新垣
16.パパに似ている彼 / 吉澤・藤本・亀井・道重・田中・久住
17.AS FOR ONE DAY
18.Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~
19.直感2~逃した魚は大きいぞ!~
20.女子かしまし物語2
-MC-
21.THE マンパワー!!!
22.ここにいるぜぇ!

-アンコール-
23.ふるさと
24.Go Girl~恋のヴィクトリー~


 11月27日 群馬県民会館  千秋楽ライブ開始!

 まずは、色っぽいじれったい。今日も愛ちゃんのイントロでの腕の振りは速い!黄色いソロT着ている自分は当然注目。でも、実はこの曲で一番見ているのはれいなだったりする。この曲を歌っている時のれいなは表情がキリッとしていてカッコイイ。気合いの入る曲なんだろうね。

 まず始めはファミ席(立ち上がって観るの禁止)な事もあって、様子見でサイリウム振る程度だった自分だったが、3曲目のラヴピでとうとう弾けてしまった。座りながらタテノリする自分(苦笑)。挨拶はさんで、武道館の時は新曲になる予定だったドゥザハッスル。武道館の時はピンと来なかったけど、よく聴くと良いなこの曲。直感2のC/Wになってしまったのがちょっと勿体ない気も。

 6曲目、今日も恋レボ。自分が観た回は全て恋レボだった。恋ダンも観たかった。曲は正直どうでもいいが、さゆの「うさちゃん ぴーす」が観たかった。

 7曲目からは、懐かしの曲攻撃。恋の始発列車が個人的にはヒットだった。この曲を歌うえりりんがとても楽しそうで、それを見るのが楽しみ。そういえば、この曲のオリジナルはなっちがメインボーカル。だから楽しそうなのか。まさに、なちえり師弟愛。

 なっちといえば、が歌う男友達。ツアー観る前は「?」だったけど、観たら違和感ナシ。むしろ、ハマリ役。今日も吉は、自分の曲に染め上げて歌っていた。

 そして、今回のツアー唯二つのソロコーナー。美貴たん今日は絶好調なのか、とてもいい感じ。ヲタのミキティコールがいつも以上に凄い。そして、コンコンはいつもどおりマイペースで、なみとまを歌い上げた。慣れてくると、ソロ紺野も悪くないな…

 コールといえば、シャボン玉での「愛する人は れいなだけ~」もいつも以上の音量。自分もちゃんと「れいなだけ~」と毎回嘘をついています。
 この曲は動きの激しさがポイントだが、愛ちゃんの腕を横に振る動きのシャープさと言ったらもう凄い。素晴らしいフック持ってますよこの子。世界チャンプ獲れるよ愛ちゃん!

 そして、今回のツアーで自分が一番しみじみしてしまう「初めてのロックコンサート」。曲の前のトークで、マコの「すいやせん」をヲタが同時に「すいやせん」って、何回観てんだよおまいら。タイミング合い過ぎ!そして、ツアー序盤ではなかったのだが、ここで愛ちゃんが駆け寄ってマコの手を取るというシーン。久々にマコ愛見たな。ここ意外にもCPヲタには色々な組み合わせで見所いっぱいな今回のツアー。
 それで、肝心の曲なのだが、五期メンだけで歌うのが新鮮かつ3年の月日を感じてしみじみするわけだ。初デートを歌っているこの曲を歌うマコも大人になったと思うが、何気にガキさんも大きくなった。この曲の振り、四人四様なのだが、愛豆の動きがカッコイイ。コンコンもこの曲の時はシリアスモードで新鮮。

 後半戦は怒濤のようにノリのいい曲が続いて、この頃には完全にただ座っているというだけで、普通にノッていた自分。再び、座りながらタテノリしながら「ここいる」を楽しむ。

 アンコール、スクリーンに「ツアーおつかれ」などのメッセージを書いたヲタのボードを次々と映す今までにない演出。ボードを持ってきた人は、作った甲斐ありましたね。そして、自分の前のヲタが開演前に仕込んでいたのは横断幕であることが、この時わかった。

アンコールの「ふるさと」、上から雪のイメージで紙吹雪を巻く千秋楽用の演出。思わず客席からは「オーッ」と歓声があがる。今回のツアーは、札幌・新潟・山口・福岡とメンバーの「ふるさと」を回るツアーでもあった。この頃、メンバーはしみじみモード。

 最後は明るく、ゴーガール。挨拶で吉が来年もこの10人で頑張るのでよろしく!と力強く宣言。もう、しばらくはメンバー変えたりしないで今の一体感を大事にしてほしい。この宣言は心強かった。

 今日のトークの面白どころ

 いつもホノボノ五期メンのトーク。今日のテーマは「高橋愛といえば?」で、マコが「ホッピーでホップ!」と発言。リクエストに答えて愛ちゃん歌う。そして、止まらない(笑)。自分から「止めてよ!」。うまくやり過ごすガキさん。愛ちゃんは自分では「私が五期メンバーをまとめている」と思ってそうだが、実際はガキさんがまとめてそうなヨカン。というか実感。

 ツアー後半は、吉美貴によるヲタいじりがさかんになってきたが、今日は美貴たんが「ボードにキボンヌって書いてあるけど、何を希望しているのかわかんない」発言で祭に!
 しまいには「背中向けてこんな事やっている人、絶対ステージ見えてない」とヲタ芸にまで話がいった。横須賀公演では、吉が「声の時にみんななんか叫んでいるけど、なんて叫んでいるの?」と客席に質問したそうだが、メンバーもヲタ芸には興味あるんですな。追い出しBGMの「声」で打っているヲタ芸が、ちゃんとメンバーの耳に届いているのも凄い話だが。

 かつて、石川さんに発揮されていたツッコミキティは、今やれいなに向けられているようです。「寒いよ」と美貴様に言われるれいなオイシイ。そして、そんな美貴様にも物怖じしない小春の妹力スゴイ。

 そして、すべての曲が終わり、スクリーンに再びヲタのツアーおつかれボードなどが映る。吉のMCによると今回のツアーは42公演、のべ10万人を動員したとの事。しみじみしながら、追い出しBGMの「声」(アルバム 愛の第6感収録)を聴く。バラードな曲なのだが、公演を重ねる毎にここでヲタ芸を打つ人が増えてきた。そして、サビで「ローマーンス」。吉が質問してきたアレだ。今日は八割くらいの客が叫んでる印象。ちなみに歌詞にロマンスという言葉はでてこない。なぜロマンス?かはここを。

 駅まで小走りで帰ったら、声で打っていたら間に合わないだろうと、狼のスレに書かれてあった前橋21:24発の電車に間に合った。
 こうして、静かに熱く、2005娘。ツアーの千秋楽は幕を閉じた。春からの色々な事が頭に浮かんできて、帰りの電車の中で聴いた「声」でセンチメンタルになってしまった。モーニング娘。の皆さんお疲れ様。そして、ありがとう。来年もよろしく。
 最後に、今回の公演を観るにあたってお世話になった方々に心からのお礼を申しあげます。

 今回のBGM  春の歌 / モーニング娘。 (アルバム 愛の第6感収録)
  

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群馬に行って来たっ。

2005-11-28 22:31:31 | ライブ!2005

 ひょんな事から、娘。群馬公演を観る事になり、舞い上がりながら昨日行ってまいりました。千秋楽観るのは三年前のグリーンドーム前橋以来。思えば、あれから毎年娘。さん達の群馬ライブは観ていたりする。四月にも同じ群馬県民会館に足を運んでいる。
 四月の時は、例の事が勃発して二日目の公演だったため、いつもならスタート時にあるスクリーンによるメンバー紹介が省略されて、メンバー総出による謝罪から始まった。ここにいない人のために、なんでこの子達が頭を下げなければならないのか!と憤りを感じたあの時。
 自分も、多くの娘。ヲタも未だに頑ななのは、この時の事があるから。それは、あの日のステージに居なかった前リーダーがたとえテレビに出まくった所で拭えない思いなのだ。
 千秋楽という事で一年を振り返ってみると、やはりこの話題は避けられないな。カオリさんや石川さんの卒業のインパクトはどこへやらだ。まあ、気を取り直して、シリアスムードはここまでにして、モーニング娘。秋ツアー「バリバリ教室 小春ちゃんいらっしゃーい」千秋楽公演レポート始まり!

 夜しか観ない私は、昼間は群馬の旅をしていた。人口比においてブラジル人率高い小泉町でブラジル人だらけの電器屋に入ったり、車のスバルの地元太田市のピンク系ばかりの駅前通りに驚いたり、あっという間に夕方。
 少し早く会場に着いた私は会場前のスーパーにて小休止していた。ちょうど午後公演が終わったのか、ヲタが大量に入ってくる。で、ソロTシャツのまま入店かよ!一般の皆さんビビってます(苦笑)。ていうか、半袖で歩いてきて寒くないのか?終演後だから寒くないのか。まあ、自分もシャツの下には黄色いソロTが…

 今回のポジションはファミリー席です。春ツアーの初日(埼玉県戸田市)も実はファミ席だったので、今年の娘。コンはファミ席で始まりファミ席で終わる一年だった。ちなみに、ファミ席経験はこの2回だけなのだけどね。
 自分の前の列は2階の1列目なんだけど、どうやら前のヲタが何か仕込んでいるらしく、それが気になる。盗撮機材とかではなさそうなんでまあいいけど。

 照明が落ちてスクリーンに小春登場。このホノボノとしたオープニングも今日で終わりだ。そういえば、ゲストのいない娘。ツアーって今回のツアーが初めて?ゲストなしの方が流れが自然でいいかなと思います。カン娘。は、なっちツアーの方を推奨で。

 そして、いよいよスタート!ライブの話は後編で。

 今回のBGM  ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。 / モーニング娘。

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フットサル・ドリームス

2005-11-25 23:54:28 | ハロプロ2005

 今年のJリーグもあと2試合を残すのみとなった。J1は最終戦まで優勝がもつれそうだ。J2降格となる17位、J2との入れ替え戦に回る16位、こちらも最後まで決まらず関係者をやきもきさせるだろう。また、J2も、1位2位は決まった(京都、福岡の皆さんJ1復帰おめでとうございます)が、入れ替え戦に出られる3位は、仙台と甲府が最終戦までその座をかけて激闘を展開しそうだ。
 サッカーは最後まで予断を許さないスポーツ。そんな事を実感させられる今という季節、ハロプロのフットサルチームである「ガッタス・ブリリャンチスH.P」のDVDを見る機会を得た。

 早いもので、ハロプロがフットサルを始めて二年ほどの月日が流れた。このDVDは、そんな彼女達の軌跡をダイジェストで追ったものだが、始めの頃は明らかに素人芸だった事が映像からも滲み出ている。笑いながら汗を流し、ああ楽しかった!で終わった初期。アイドルが仕事でフットサルやりました!という程度なら、ここまでで充分だっただろう。
 しかし、やがて彼女達は本気で上手くなりたい!と熱望し、監督(北澤豪)やコーチ達が真剣に教えていく。そんなガッタスに残っていくメンバーも、自然にフットサルにストイックに向き合う子だけになっていった。

 DVDの後半は春に行われた試合のダイジェストなのだけど、この決勝戦の雰囲気がプロの試合みたいにスタンドと選手がひとつになっている。サッカーは、観客(サポーター)が12番目の選手と言われ、試合の流れに影響を与える事が多々あるが、この試合の会場の雰囲気は、まさにスタンドとコートがひとつになって作り上げられた感じが画面を通じて伝わってきてしびれた。
 
なにしろ、試合はPK戦にもつれ、しかも5人で決着がつかずにサドンデスになるのだ。シュートを打つ前に湧き上がる選手へのコール。シュートが決まった瞬間に総立ちとなるスタンド。
 ガッタスの選手達のキックも一昨年とは別人のようだ。そして、二年前はただ推しメンへの声援を送るだけだった観客も、今や立派なサポーターだ。私はいつも、ハロプロヲタのノリはサッカーのサポーターに近い(外国のサポーターは、まさにヲタのように自然発生なコールをしている)と思っているのだが、この日の会場はまさにそれを証明するかのようであった。

 それにしても、特にカントリー娘。のメンバーがカッコ良かった。5人目のキッカーとしてゴール隅に豪快なPKを決めた里田。サドンデスになってからのPKを、自分を鼓舞しながら決めたあさみ。そして最後7人目、誰も蹴りたがらない状況の中で勢いよく手を挙げてキッカーを志願し、見事に決勝となるPKを決めたみうな。試合には全然出られない中で、最後に大仕事をやってのけた彼女の笑顔は素敵だった。

 サッカーはアイコンタクトが重要視され、チーム内の呼吸が揃う事が大事だ。その事に気付き、娘。ライブでのステージングに共通するものがある!と以前なっちが語っていたが、きっとガッタスのメンバーもこの2年間で様々な何かを得て、それがステージに活きている事だろう。

 フットサルはボディコンタクト禁止なので、サッカーに比べると怪我をする危険性は少ない。とはいうものの、アイドルにここまでさせる事務所への姿勢も含めて、今も心配は尽きない。しかし、ガッタスの選手達の真剣な表情には、何かしらの混じり気など無いまっさらな真実の表情が映し出されている。そんな事が感じられる1本。

 今回のBGM  You'll Never Walk Alone / FC東京サポーターやリバプールFC(英)サポーターの歌うバラード曲。訳すると、君は一人ぼっちじゃないという意味のタイトル。

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小は楽しさを兼ねる

2005-11-22 23:13:45 | フリーテーマ

 最近欲しいもの。これを読んでいるあなたはなんですか?
 私は今、iPodが欲しいです。現在、ブルーのiPod miniを㈱ミヤビックス「みやびケース」に入れて愛用しているのですが、4ギガの容量が残り少なくなってきました。
 なので、新しいiPodを買ってそちらにデータを移し、今使っているiPod miniはハロプロ専用マシーンにしようかなと思っております。
 iPod miniは便利ですよ。車派の人にもお勧めです。FMトランスミッター使えば、カーステのスピーカーから音が出せるのです。iPodがあれば、CDやMDを車内にたくさん持ち込まなくてもヨイという利点があります。

 ただ、今メイン機として使っている某S社のパソコンはノートなモンでHDの容量に余裕がなく、新しいiPod買ってもデータを置いておく空き容量がないという問題が。
 このノート。ノントラブルだし、買った日が「安倍なつみ よみうりランドイースト ライブイベント」の日(メロンの赤坂ライブの翌日でもある)というわかりやすい記念日に買ったので、妙な愛着もある。でも、現実問題としてiPod買ったらパソコンも新しいのを買うか、外付けHDDを買わないと使えない現状。

 なっちといえば、今日は例の盗作発覚から一年らしい。早いもんだね。秋ツアーは行けなかったけど、来年はたくさん観に行きたい。そういえば、なっちもiPod&iBookユーザーなんだよね。エッセイに写真が出ていた。最近は少しずつ、良い感じのペースで仕事が軌道に乗ってきたような気がする。あせらずマイペースでがんばって欲しいな。

 なっちリスペクトな人といえば、亀井絵里!そしてこの人、キャプテン清水佐紀ちゃんだな。今回の新曲でも目立ってないけど、マイペースでガンバレ!まあ他メンも、桃子のサビと、千奈美の「のにゅ、のにゅ」に押されて今回は地味だけどね。

 今日11月22日は、そんなBerryz工房で最年長にして最小なキャプテン清水佐紀ちゃんの誕生日だ。ベリ最小といっても、噂では元ミニモニ。リーダーを抜いたらしい。ベリは長身多いから実身長より小さく見えるのだろうね。でも、その小ささがチャームポイントだよ。
 
 iPodの話から、パソコンの容量の話になり、なっちに。そして、キャプテン。話が飛びすぎたかな。

 今日のBGM  好きよキャプテン / W

 

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桃子と千奈美

2005-11-21 22:19:13 | ハロプロ(ベリ)

 夜は冷え込み、冬の足音が聞こえてきた今日この頃。私は、片道50分ほどかけて自転車通勤しているのだけど、今日は夜の寒さに負けて愛車さゆみん号を仕事先に置いてきてしまった。ゴメンよ、さゆみん号(苦笑)。何故、さゆみん号なのかと言うと、色がさゆの娘。ツアーTシャツの色と同じレモンイエローなのです(^^;) フレームの丸みある形とかもさゆイメージ。銀色の泥よけとライトカバーが黄色と鮮やかにマッチしていてお気に入りの一台です。

 昨日のハロモニでBerryz工房の新曲「ギャグ100回分愛してください」が披露された。いつものシングルなら、前列メン(桃子、雅、友理奈、梨沙子)がほとんどのソロパートを担当しているのだが、ついに千奈美ソロパートキター!笑顔イイ!楽しそうだ。嬉しそうだ。
 しかし、驚きはそれだけで終わらなかった。サビになって桃子が歌い始めたのだが、2小節越えてもまだ続く。えっ、ソロパート回さないの?みたいな。4小節6小節と桃子の歌は続く……って、「お前がずっとサビ歌うのかよ!」という…。
 桃子のねちっこい歌い方が全開だ。笑顔がほどほどに押さえ気味なので、より一層その歌い方が引き立っている。そして、キメの所で首を斜めにしながらスマイル。思わず、ちびまる子ちゃん風の口調で「あんた、凄いよ」と言いそうになったぜ。ああ、千奈美の笑顔なんて一気に吹き飛んだ…。

 で、結局2番のサビも桃子のワンマンショーが続いて、変テコなメロディと歌詞のベリ新曲は終わった。

 終わってみて印象に残ったのが「桃子、テラキモス!」というのが一番だという結果に。
 まさに、昨日のクラシコ(スペイン伝統の一戦である、レアルマドリード対バルセロナの事)で、ロナウジーニョの高速ドリブルにズタズタにされたレアルマドリードの守備陣みたいな気持ちだ。って、褒めすぎ?

 ハイスコアツアーのDVDマガジンでの、フラフープ対決で千奈美に負けた桃子(千奈美966回 桃子609回)のリベンジ成功?かな。

 曲について。私はこういうカラオケ受けしないようなヘンな歌は好きだ。まさにアンビエント!って、ちょっと違うか。マンパワーとかも好きだし。まあ、一般は買わないのだろうな。プリキュアの映画の主題歌らしいけど、これを聴いた子供達は「変な歌だなあ」としか思わないだろうね。桃子の努力は報われなさそう。そう考えると、なんかかわいそうになってくるな。

 桃子に「ギャグ100回分愛して!」と言われるのと、あややに「口づけ100回出来たら、100回あなたの夢を見るわ」と言われるのとでは、どちらが寒い夜をホットな気分にしてくれるかな?

 今晩のBGM  ラズベリー・ベレー / プリンス&ザ・レボリューション
             Raspberry Beret / PRINCE AND THE REVOLUTION

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イチゴケーキと夢の島

2005-11-20 21:09:14 | フリーテーマ

 今日(11月20日)は石村舞波ちゃんの誕生日です。

 今日は横須賀で行われた娘。コンに行きたかったのだけど、オク相場が思ったより高いので断念し、サッカー観戦に決めた。検討の末、JFL(J1、J2の次に位置するリーグ)の佐川東京(東京都江東区)対デンソー(愛知県刈谷市)の試合を観る事に決定。

 会場に行く途中に乗った地元を走る京急大師線の駅や線路際には、カメラを持った鉄道ファンがたくさんいた。28日付けで大師線を長年走ってきた700型電車が引退するのだと、駅貼りポスターに出ていた。この電車かつては、冷房は無いし(今は付いている)開く窓は少ないしで、どちらかと言うと人気のない地味な電車だったが、無くなると決まると注目され始めた。というより、隠れファンが多かったのかな?どちらにしても、ついこの前似たような光景をハロプロで見たようなデジャヴ感。

 会場の江東区夢の島競技場は、小規模なメインスタンドの他は小さな芝生席があるだけの簡素なスタジアム。前回訪れたのが何年前か思い出せないほど久しぶりだが、埋め立て地の公園の中にポツンと構えている姿は以前のままだった。
 スタンドに入って、その空きっぷりに驚く。JFLの観衆は三桁が珍しくないが、今日は一段と少なく思える。一人で来ている女性の姿が目につくのもJFLの特徴だが、今日も望遠レンズの付いた一眼レフを構えた人や、ノートにメモをつけている人などが居た。でも、それらJFLファンの女性達は綺麗な人が多いのも特徴。そして、スタンドを歩いていたら友人とバッタリ会い、一緒に観戦する事になった。少ない観客数なのに、世界は狭い!(苦笑)

 柔らかな午後の陽射しがスタンドを包み込む。数人単位と少なめではあるが熱い声援を送るサポーターの奏でるドラムが、心地よいリズムとなって響く。のどかでまったりした二時間を過ごした。ちなみに、試合中に発表された観客数は196人であった。

 友人とは会場の最寄り駅新木場駅で別れ、渋谷のハロショに行く。クジ引くために、写真を15枚と1セット買った。買ったメンバーを列挙すると、愛ちゃん、さゆ、えりりん、美貴たん、なっち(水着)、友理奈、千奈美、茉麻、℃全員集合、以上枚数は略。あと、ラムネにバッヂだ。
 クジは三回引いて全て三等だった。三等は非売品写真。愛さゆ千奈美の三枚貰う。愛さゆは、直感2の衣装、千奈美は白ピンクのシャツ。どれもキャワス。

 ラムネは、えりりん(やった!)。バッヂはマコ(…)。マコは好きだが、秋ツアーのトレピンに続いてマコとは。今日はベリコンのトレピン買う時に、ゴッドハンドぷりを示したゲンのいい左手で引いたのだけど…

 帰りに大師線乗ったら700型だった。車内には地元の幼稚園児が書いた大師線の絵が飾られていた。
 帰宅前に、苺のケーキを買って帰る。今日は石村舞波ちゃんの誕生日です。

 今日のBGM  グラビアの美少女 / デュランデュラン
               Girls on Film / Duran Duran

 

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あいうえお作文とトリニダード・トバゴ

2005-11-19 00:13:12 | サッカー

 このブログは、エッセイ路線なのだけど、たまには短めな日記風雑感などを。

 Berryz工房の2ndアルバムがAmazonから昨日届いた。まだ1回、それも通勤中にiPod miniで聴いただけなので細かい感想は後日書くとして、アルバム曲はどれもまずまず。ただ、ちょっとシングル曲が多すぎで、ベスト盤みたいな作りなのが残念。去年のシングル曲は抜いても良かったのでは。

 ビジュアル面では、ジャケットが秀逸。自分は千奈美がダントツで良かったス。奈理友君のラフな感じも、らしくて素敵。

 一緒に届いたハロプロタウン。読み応えありすぎて、まだ全部の写真はチェックしてないけど、自分の名前で作るあいうえお作文のコーナーの、キッズ連のマイペースぶりが苦笑モノ。誰それにお菓子取られたとか、無理矢理こじつけてたりとか。しかも、字の汚さっぷりも凄かったり(苦笑)。

 ヤンジャンにベリのグラビア出てたのでそれだけのために買ったけど、正直イマイチかな。これなら古本100円ので良かったかも。少し前の美勇伝の方が出来が良かった。←美勇伝が日本代表ユニ着てる表紙でした。

 世界一規模の国際イベント、サッカーワールドカップ2006ドイツ大会の出場32ヶ国が決定した。密かに応援していた「トリニダード・トバゴ」が出場を決めたので嬉しい。独立してから43年、人口約130万人のカリブ海の島国。私はこの国のフォワードのドワイド・ヨークのファンだ。私の好きなマンチェスター・ユナイテッド(英)に所属していた時から彼を応援している。今はオーストラリアのシドニーFCでカズのチームメイトだったりする。それにしても、サッカー観てなかったら、この国を知る事はなかったかもしれない。ちなみに、首都はポート・オブ・スペインという名の町で、公用語は英語だそうである。

 今日のBGM  かっちょええ! / Berryz工房

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京ぽん2が出たわけだが

2005-11-17 22:37:31 | フリーテーマ

 昨日、会社の同僚にパソコン買いたいので相談に乗って欲しいと言われて、仕事後に横浜駅前に行ってパソコン見てきました。
 最初は中古のデスクトップ機の品定めと解説に始まり、次は良い液晶モニタの見分け方、更に自作パーツの解説までして一件落着。となる筈が、暇つぶしに寄ったMac売り場で、Macに関する質問されてから気がつけば、同僚はMac miniを買う決意を固めていました。私のセールストークでMacを買わせてしまったのはこれで何人目だろう(苦笑)。ほとんどの人が買ったあと喜んでいるので、とりあえずは成功なのでしょう。ちなみに、今このブログはWindows XPで作っていますが。

 という流れで、Macは良さげだね。などと盛り上がって店を出ようとすると、WILCOMの売り場に、
京ぽん2キテター!
 最近、携帯機種別板見てなかったから発売されていたの知らなかったよ。
 で、京ぽんって何?それ美味しいの?という方のために解説。

 京ぽんとは、京セラのWILCOM PHS((旧 DDIポケット←私の京ぽんに入っているロゴはこっちだ)のAIR-EDGE PHONEの事です。一番の売りは、パソコン用のウェブブラウザ「Opera」を内蔵していてPC向けサイトを見る事が出来る!というところです。しかも、WILCOMはネット定額料金が安い(基本料込みで月4,000円程度)ので、データ量が多いPC向けサイトも怖くない。
 ただし、良い話ばかりでもなく、京ぽんは操作性が「もっさり」している。そのため、メールが打ちにくくて結局メイン機にするのは止めてしまった。今では2ちゃんねるマシーンです(苦笑)。

 そんな京ぽんがモデルチェンジした。デザインが随分と今風になったと言うか、FOMAチックというか(^^;)
 同時に出たSANYO製の通称「洋ぽん」の方が、写真で見たかぎりではスッキリしたデザインで好みだった。ちょっとFOMAのF700iに似たデザイン。カタログコピーに「カッコかわいい」などという、どこかのグループのF本さんのよく口にする目標みたいなコピーが書かれてあったこの携帯、ドコモではFのデザインが好きな自分にはツボだった。
 そんなカッコかわいい携帯に似たデザインだけに、洋ぽんにはちょっと惹かれていたが、実物(と言っても展示モックだが)はちょっとイマイチだった。当たり障りないデザインの京ぽん2の方がいいかな。

 まあ、PHSでありながら本体価格が19,800円というのは、万人向けではなさそうで売れるかはわからない。初代京ぽんを予約までして買った自分は、まだ買い換えるかは決めかねている。
 読んでる人達には予約って…(笑)、と思われるかもしれないけど、初代の人気は凄まじかったのだよ。予約しないとすぐには手に入らなかった2004年5月発売当初…。
 ハイスコアストラップの付いたMY京ぽん、まだまだ現役です。

 今回のBGM  Insomnia / イエロー・マジック・オーケストラ

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~美しく 儚き伝説~ 美勇伝ライブ 後編

2005-11-15 23:08:45 | ライブ!2005

 前週、なちコンを「チケット手に入らなくて見られず」という失態を演じたオイラが、意気込んで乗り込んだ美勇伝コンレポート後編です。

 ℃-uteですっかりエンジン全開になり、いよいよ美勇伝登場。最新シングルでライブ始まるという定番のスタートを飾ったのは「クレナイの季節」。PVはなんかケバくてイマイチに思っていたこの曲だけど、CDで聴いているうちにすっかり好きになった。三人の動きが艶やか。
 昼を食ってなかった自分はこの頃、空腹で目が回りそうだった。それでなくても最近貧血気味なのに… しかし、3曲目に大好きな「ひとりじめ」がきた。思わず空腹も忘れてみーよに食いつく。この曲は、石川さんでも、唯やんでもなく、みーよのための曲だと思ってる。みーよの切なげな視線がタマランのです。「私、片想いしてます」なリアル感が視線からほとばしっている良曲。

 アルバムの曲だと「愛~スイートルーム~」が一番好きなのだけど、いきなり五曲目にきた。この曲のユーロビート具合は、カイリーミノーグも脱帽ものだが、不思議と美勇伝とディスコサウンドは合う。振り付けも軽快!初見なのに、見よう見まねで振り真似しました。
 アルバムと言えば、CDではなんか微妙だなと思っていた「パジャマな時間」が予想を超えてイイ!エンヤも脱帽ものなBメロのファルセットは、岡πもとい唯やんだったんだね。気がつかなかった。石川さんではないなとは確信していたけど(ゴメン)。最後に三人がシーツにくるまるのが可愛い。みーよが嬉しそうだ(爆)。

 このあと、みよゆいでMC。セクシーな事をセクシーに言い合う。という企画だったけど、唯やんのボケっぷりが笑えた。この子オモロイわ。でも何を言ったのか詳細は、忘れてたりする。ボケはオイラだな(苦笑)。

 MC後はお楽しみのソロコーナー。今回のライブ唯一のカバー曲コーナーだ。まずは石川梨華さん。懐かしの「王子様と雪の夜」だ。合間の掛け声で思わず条件反射で「カオリ!」とか言いそうになったのは秘密。
 唯やんはメロンの「チャンス・オブ・ラブ」。一見ミスマッチにも思えたが、終わってみると違和感なし。一度、メロンと共演するトコを観てみたい。
 みーよは亜弥ちゃんの「THE LAST NIGHT」。これは難易度高しでしたね。あややがやっとモノにしつつある曲ですから、いきなり歌うのは難しかったかな。でも、感情も入ってたし、心には響いたよ。今度、自分もカラオケでこの曲歌ってみよう(まだ歌った事ないので)。

 この頃になると、空腹も過ぎてかなり元気だったのだけど、次の「紫陽花アイ愛物語」で完全復活。この曲、めっちゃ好きやわ。石川さんの力入り過ぎな歌いっぷりはご愛敬だが、曲アレンジ歌詞、どれも好きっす。美勇伝シングルにハズレなし。

 しっとりと「まごころの道」を聴かせたあとは、お待ちかねの人形劇!人形劇って何?と観るまでは思ってたのだけど、抱腹絶倒モノでした。
 なぜなら、いきなり「岡田キーック!」やら「ギューするで」やら、しまいには「パッション!パッション!」って…。しかも「石川!」呼ばわり。岡π暴走しすぎ。楽し過ぎ!
 観てない人には何やら意味不明だと思うので解説すると、三人の人形がコントをするのだが、唯やんがみーよを指導するというストーリー(?)な訳だ。まあ、これはDVD化されたら観る事をオススメ。って、DVDにはカットされずに入るのだろうか…

 後半戦もノリ良く進んで、クラクラクラップのお時間が到来。アルバム曲「クラクラ ディナータイム」でバックの音のハンドクラップに合わせて合いの手を入れるのだが、これがいきなりやるとなると難しい。ビートマニア系ゲームが決して得意ではない自分は、正確に流れに乗って打つのは出来ませんでした。
 これを書いている前日にクラクラクラップという名称が付いている事と、それを解説している親切サイトを知った。時すでに遅し。次回はこのサイトで予習して臨みます。

 クラクラでしっとりさせた後は、サポーターばりにタオルマフラー振りまくる振り付けの「曖昧ミーMIND」。自分も家からどこかのチームのタオルマフラー持ってくれば良かった(苦笑)。

 そして、「恋のヌケガラ」「カッチョイイゼ!JAPAN」とノリノリなシングルが続いてアンコールだ。
 ラストは「終わらない夜と夢」。まさに夢のようなひとときが終わった。

 個人別の感想とかを。
 石川梨華 : 一度だけ自分の前で、くるっと振り向きながら笑顔というのがあった(Go Girlのイントロみたいな感じの)。以前からなかなか客席に愛想振り向かない石川さんだから、今日はこれで充分。ただ、瞳に元気がなかったように見えた。ガッタスの練習の時に吉澤と喧嘩でもしたのかな?
それにしても、相変わらず細い!可愛いだけでなくカッコイイ部分も出てきたかな。

 三好絵梨香 : みーよは、笑顔がとても可愛い!何度かレス来た感じが。でも、自分のパートの前になるとキリっとした顔になり、音とっている姿に、真面目さを感じた。みーよは、誕生日を過ぎたばかりだったのだけど、帰りに「三好絵梨香 バースデーTシャツ」買いました。デザインがイイ(写真参照)。

 岡田唯 : 今回のライブで凄く株が上がった。天然なのかもしれないけど、引き出しをたくさん持ってそうな感じがした。そして、一番客席を見ていたようにも思える。まあ、その分踊りとかがおろそかに(苦笑)。人形劇で、彼女をメインに抜擢したのは大成功だと思いました。

 楽しく美しく美勇伝説Ⅱは幕を閉じた。狼に、余韻に悩まされているスレなどというものが立ったくらいに、みんなもクラクラに美勇伝にやられてしまったようだ。
 でも、この続きは果たしてあるのか?来年、また美勇伝ライブ美勇伝説Ⅲを見させてください事務所様。

  今日のBGM 美しすぎて / 加藤いづみ

 

コメント (2)
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