フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

過去記事を振り返る 「Berryz工房 in さいたまスーパーアリーナレポート「ステージ演出編」」

2014-11-13 12:00:00 | ライブ!2007

 この記事の元記事は2007年4月3日に発表されたものです。記事引用のあとに振り返って思う事を書き綴っています。

 ※元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/8486afefbf8b556d71d21baf2113e987

 前回の記事で、会場外の雰囲気がかつての娘。みたいと書きました。コンサートの演出はどんな状況か?気になりつつ、開演時間を10分押してスタート。

  かつては娘。を始めハロプロ関係のコンサートは、場内暗転後にスクリーンにメンバー紹介が映し出されてから、曲が始まるという演出が定番でした。
しかし、昨年のツアーあたりから娘。がパターンを変えてきまして、いきなり暗転=スタート!という流れを作りました。この日のベリも、いきなり暗転。そしてアリーナ席中央にあるサブステージにライトが当たり、そこにメンバーが立っている!という粋な演出。
  私の席は、メインステージはおろかサブステージすらも遠いスタンド席だったのですが、メンバーがハツラツと踊る姿はしっかりと伝わりました。

  以前のベリコンは、メンバーに体力的にも実力的にも未熟さが感じられ、ハラハラしながら観ていたものです。そういう見守るような見方が好きな方もいるのでしょうが、私はその辺りにアマチュアくささを感じ、少し物足りない気分もありました。しかし、この日のメンバーは違いました。オープニングだけにとどまらず、公演中は中だるみコーナーを廃し簡単なトーク以外は、ひたすら歌とダンス。おおっ、まさに一年前の春の記憶が蘇る!私が一年前、新潟で宇都宮で小倉で、そしてさいたまで感じた鼓動に近いものを、この日のベリのステージからも感じたのでした。
(筆者注:一年前の春とは、モーニング娘。の「レインボー7ツアー」のことです)

 シングル全13枚のうち、「21時までのシンデレレラ」と「ギャグ100回分愛してください」以外は全て歌うという総決算的なこの日のステージ。デビュー曲の「あなたなしでは生きていけない」は、スクリーンにPVが映し出されました。この曲のPVは、ここさいたまスーパーアリーナを借りきって撮影されたものでした。
 三年間の成長を、スクリーンとステージで対比させて観客に伝えるという演出は、自信の表れです。メンバーの動きは明らかに進化していました。

 中盤の衣装変えで、各メンバーがソロTの色に合わせた色の衣装で現れ、ようやく私の席からでもメンバーの区別がつくようになりましたが、それでも顔の表情などはスクリーンに頼る状況。でも、例えアイドルと言えども、コンサートは可愛さ以上に出来が大事と思っている自分には、顔が見えなくてもベリのメンバーの自信に満ちた動きが伝わってくるだけで充分でした。

 終盤、ノリの良い曲を連発し、会場がヒートアップしつつアンコールへ。

 アンコールに立ったメンバーを迎えたのは、客席を染めたピンクのサイリウム。桜満開というツアー名に合わせた企画。私は最初この話を聞いた時は、なんだか 誰かが辞めるみたいな雰囲気になるからサイリウム祭なんてやらない方が良いのに。と思っていました。しかし、実際にこうして立ち会い、サイリウム祭やって 良かった!と思い直しました。
メンバーも喜び、一万観衆でコンサート出来た思いが溢れたのか、梨沙子は涙を流し、キャプテンの佐紀ちゃんも涙ぐんで挨拶をしました。
 三年間の集大成が詰まった全22曲のステージ。この大観衆でのコンサートは到達点ではなく、新たなスタート。
 これからのベリコンは、歌やダンス主体の最後まで飛ばせるコンサートになって行きそうだと確信し、これで台本トークからフリートークに変えて、客席への煽りも自然に出来るようになれば、現在の娘。やメロンに負けないライブアイドルグループの誕生です。大会場でここまで出来たのだから、今後のホール公演は大いに期待出来そうですね。

 去年購入した夏焼雅誕生日記念Tシャツに、熊井ちゃんタオルを首に巻いた私は、遥か遠くのメインステージから客席に手を振るメンバーに、大きく手を振り返した。Bye Byeまたね!

 いつものベリコンレポートとはちょっと趣向変えたマジメ(?)文章による「ステージ演出編」でした。


セットリスト

01.ジリリキテル (サブからメイン)
02.スッペシャルジェネレ~ション(メイン)
オープニングV
03.BERRY FIELDS(途中登場)
MC
04.VERY BEAUTY(メイン)
05.笑っちゃおうよ BOYFRIEND(メイン→サブ)
06.ハピネス~幸福歓迎!!~(サブ→メイン)
07.昼・サクラハラクサ 夜・桜→入学式(メイン)
MC
08.日直~芸能人の会話~(徳永・熊井)(サブ)
09.恋はひっぱりだこ(嗣永)(サブ)
10.図書室待機(清水・夏焼・須藤)(サブ)
11.愛する人の名前を日記に(菅谷→全員)(サブ→メイン)
12.素肌ピチピチ(メイン)
13.TODAY IS MY BIRTHDAY(メイン)
VTR ありがとう!おともだち。
14.あなたなしでは生きてゆけない(メイン)
15.ファイティングポーズはダテじゃない!(メイン→サブ)
16.ピリリと行こう!(サブ→メイン)
MC
17.あいたいけど…(メイン)
18.胸さわぎスカーレット(メイン)
19.なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?(メイン→サブ)
20.友情 純情 oh 青春(サブ→メイン)
EN01.恋の呪縛(メイン→サブ)
MC
EN02.Bye Bye またね(サブ→メイン)


<2014年の追記>

 読んでいてとても懐かしい気分になりました。あれからもう7年半の年月が流れました。もちろん、その間Berryz工房の皆さんは成長し、すっかり大人になって頼もしくなりました。アイドル業界に於いて他のアイドルたちから一目置かれる存在になり、さすが「アイドル10年やっているだけある!」とリスペクトの対象となるグループになったと思います。
 そんなBerryz工房が来年春に活動休止になります。残念ではあるけれど、メンバーたちが次のステップに進んでいくためには必要なことなのでしょう。全員芸能界に残って活動をするという事なので、この休業は前向きなものであることに違いありません。

 そのBerryz工房の春公演のラスト公演の日程が発表されました。2015年3月3日、日本武道館。
 この日はBerryz工房のデビュー記念日であり、そこにこだわるのはよく理解出来るのですが、この日はあいにく平日。そういうことを考慮してなのか都内開催となり、Berryz工房にとっては大切な場所である武道館で公演ということになった。それもよくわかります。でも、個人的にはラストはさいたまスーパーアリーナでやってほしかった。上記の記事にあるように、ここは思い出の公演の場所であり、デビュー曲のMVを撮影した場所でもあります。単に大きい会場で観てもらうというだけでなく、充分過ぎるくらいの意味のある場所。
 そして、一人でも多くの人に観てもらうという意味は大切にしてほしかった。平日にここでコンサートを開催するのは集客的にも帰りの足の問題としても適格ではないというのはわかりますが、それならば週末に開催してほしかった。というか、週末に開催すると思っていました。
 もっとも、週末にアリーナクラスでコンサートを開催しようとしても、もう予約でいっぱいなのかもしれません。

 もう決まってしまったことなので、これ以上は書きませんが、2015年3月3日が素晴らしい日になるよう、大いに期待をしております。メンバーにとって、たくさんの思い出の完結と新たな道への旅立ちの場であるこの日の日本武道館が、ハロプロ史上に残る素敵な公演になることは間違いありません。

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「過去記事を振り返る」 ガキさん生誕祭inモーニング娘。&美勇伝東京公演

2013-10-20 22:22:35 | ライブ!2007

 この記事は2007年10月21日に書かれたものです。
 ※元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/fde2387b0e2a714c0c7ba901bcbb159b


 昨日はガキさんこと新垣里沙19歳の誕生日。全国のガキさんヲタが東京厚生年金会館にやってきました。実際、「チケット譲ってください」を掲げていたヲタの中には、福岡から来ましたと書いている人もいた。

 コンサートが始まると、やはりガキさんカラーの黄緑サイリウムが割と多い。今日は自分も黄緑持参。黄緑サイリウム祭やるのは夜との事だけど、客席の雰囲気はすでに昼公演から生誕祭な状態。ガキさんへの声援が高い。
 そして、二曲目の前にリーダーから「初披露」となる新曲「みかん」が紹介される。
変なタイトルとは裏腹に、曲は明るめのメッセージソング。メロディはあまりクセがない。ボーカル回しは基本愛れなって感じだけど、ダンス的には立ち位置がどんどん入れ替わった。まあ、一回聴いただけではなんとも言えない感じではあります。

 快調にコンサートは進行していき、美勇伝登場でメンバー挨拶。挨拶も初日大宮の頃とは変えてきてたり、各自工夫が見られて良い感じ。客席にリアクション求める光井の挨拶も、盛り上がりを計算出来る良いやり方だなと感心。昔、マコも同じ工夫をしていたのは秘密だ。
 しかし、楽しく挨拶が進む中、ジュンジュンが日本語挨拶に詰まってしまった。真剣な顔で思い出そうと必死なジュンジュン。客席はどよめきから声援が飛び始める。でも何度か言い直しに失敗するジュンジュン。どうなる事かとハラハラで、もはや放送事故状態。しかし、周りのフォローを受けてなんとか思い出した ジュンジュン、無事に挨拶完了。場内大拍手。
 なんとか無事に挨拶が終わり、「では次の曲」の掛け声の後にサプライズが!流れてきた曲は「HappyBirthday」メンバーも観客も大合唱。ガキさんだけにはこの仕掛けは知らされていなかったとかで、驚くガキさんは涙。お礼のコメントも本人が「何を言いたいのかわかりませんが」と自己ツッコミするほどボロボロに。
 その後もコンサートはガキさん祝福モードで続き、ガキさんソロパートでの「ガキさんコール」はいつもより大きい。この日一番の人気メンバーだ。

 アンコールは自然と「ガキさんコール」の大合唱になり、ステージ上のモニタもいつしか客席を移し始める。サイリウムで色々仕掛けを作ってきたヲタ達の仕掛けが次々と映る。中には電光メッセージを作ったヲタまでいて喝采を浴びていた。新幹線の車内の入口の上で流れているニュースみたいなやつです。

 ガキさん祝福モードの盛り上がりの影響で、エンディング前の挨拶も自然と長くなる。石川さんは挨拶というよりもはや「トーク」な長さになり。更に唯やんが「私は12月だから会場で祝ってもらえる機会がない」みたいな話をして会場盛り上がるから、更にトーク状態に(苦笑)。
 そんな美勇伝のトークな挨拶(苦笑)に続き、ガキさんが改めて感謝の挨拶で、場内大拍手。昼からこんな盛り上がっちゃって夜公演は大丈夫?と思うほど、楽しく盛り上がったガキさん生誕祭な東京公演。終演後も会場は「ガキさん最高コール」に包まれ熱気は冷めないのでした。

新垣里沙さん 19歳の誕生日おめでとう!


<2013年の追記>

 今日はガキさんの25歳の誕生日です。ガキさんおめでとう! そんな訳で今回はガキさんの生誕コンサートについて書いた記事を紹介しました。
 この時のツアーはリーダーが高橋愛ちゃんになってからの初のツアーで、ゲストとして美勇伝が一緒にツアーを回りました。ゲストと言ってもモーニング娘。と一緒に歌う曲もあったし、ジョイントコンサートと言っても良かったくらいの目立ちぶりでしたが、この頃は正直言ってモーニング娘。そのものに「縮小感」が感じられたのも確かで、美勇伝が一緒に回ってくれたのは有難い事でもありました。
 その後、少しずつメンバーは実力と連携を高めていき、いわゆる「プラチナ期」というライブで魅せるモーニング娘。の時代に突入していきます。その礎を作っていた時期がこの時期であり、リーダーでありながらエースも務めなくてはいけない愛ちゃんのサポート役としてガキさんへの期待とか信頼もアップしていた時期でもありました。正直言って、それまでのガキさんはステージでもそれほど目立つ訳でもなく、後ろをしっかりと固めるメンバーの一人であったわけですが、グループの大事な柱になっていくのが公演を重ねるごとに伝わってきました。

 ガキさんが十代から二十代へと成長していった時期は、イコールでモーニング娘。が生まれ変わっていく時期でもあった。その生まれ変わっていった時期を共有していった人々は、その人気面では芳しくなかった時期を懐かしい気持ちで今は振り返られるまでになったような気がします。ガキさんも楽しい事ばかりではなく辛い事もあったかもしれないけれど、きっと懐かしく思い出しているんだろうなと。そんな風に思えれば、悪い時代ではなったなと今は思います。

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「過去記事を振り返る」 ℃-uteファーストコンサート!

2013-09-11 23:05:41 | ライブ!2007

 この記事は2007年2月25日に発表されたものです。
 元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/m/200702

 セットリスト
 01. JUMP 
 02. EVERYDAY YEAH! 片想い 
 03. As ONE 
  MC
 04. ENDLESS LOVE~I Love You More~ 
 05. 即 抱きしめて 
 06. YES!しあわせ 
  MC 萩原舞・岡井千聖・鈴木愛理
 07. SHALL WE LOVE? 有原栞菜・中島早貴・矢島舞美・梅田えりか
 08. 会えない長い日曜日 萩原舞・岡井千聖
 09. サヨナラのLOVE SONG 鈴木愛理
 10.【メドレー】
  ミラクルルン グランプリン! 
  ちょこっとLOVE 岡井・鈴木・中島
  乙女 パスタに感動 萩原・有原・矢島・梅田→℃-ute
  VTR
 11. わっきゃない(Z)
 12. タイムカプセル
 13. 桜チラリ
 14. 大きな愛でもてなして
 15. まっさらブルージーンズ

 
 モニタによるメンバー紹介などのオープニングなどはなく、いきなり、メンバーのシルエットが映し出されてスタート! 相変わらず℃低予算! でも衣装、梅さん以外は脚全開!

 一曲目のJUMP。ノリが良い曲だから、これから定番人気曲になるかもですね。まだヲタがひとつになりきれてない感じ。自分も(苦笑)。
 そして、アルバム曲連続。エブデイエイ!は、ほのぼの系曲で愛理がハマリ曲でしたが、ちさまい小学生コンビの動きも良かった。名前叫べるテンポの曲です。そして、As ONEがこれまたイイ!この曲がアルバムにある事で、ベリとは違った路線を行くグループである事を証明したと、アルバム初聴以来思っているけど、カッケー!舞美のダンスはシャープだなあ。これまた、愛理のボーカルがイイ!愛理はスロー曲よりこういうテンポのいい曲が活きると個人的感想。

 メンバー挨拶挟んで、エンドレスラブ。メンバーの挨拶はハキハキしてていい感じ。で、エンドレスラブ!歌えてる!℃は、ステージングにハラハラさせられるものがなくてイイですね。こういうオトナ曲をマイマイや岡井君やnkskあたりが踊って歌っている姿が微笑ましいです。でも、微笑ましいだけえなく、ピシッとしているのが良いよ。
 実はアルバムでは、この曲でファンキーなボーカルを聴かせてくれているめぐはここには居ない。でも、なんとかボーカルを回しながらめぐ色の強いこの曲を歌う℃メンに、実はジーンと来ながら観ていたのは内緒だ。

 と、感心しながら見ていると、即抱きキタ!(実はセットリストをほとんど知らずに観た)
 これまた、めぐ色強い曲(涙)。でも、感傷的な気分を振り払うかの如く、振付でのキックの舞美や愛理の鋭さにやられる。カッコイイよ舞美。

 ほのぼの系曲、YESしあわせで、梅さんの笑顔に幸せ気分になって、小学生三人による「キューティーガールズコント」! これが面白すぎ(笑)!岡井君がボケて、マイマイが例の「どーもこーも、ないっすよ!」の口調で締める。愛理はお姉さん風味でまとめる。いいトリオだなあ。そして、岡井君が妹ネタを出して会場が沸きました(←岡井明日菜。ハロプロエッグに所属)。みんな意外とこのネタ知っているのは、ネットの情報の凄さですね。 ( ※ エッグメンバーは一部を除き、プロフィールがわからないが、岡井明日菜の存在は狼などでは知られている)
 本人達は、小学生コントと題してネタ募集してたけど、春から小学生ってマイマイだけですよね(苦笑)。

 ちさまいコンビに笑わせてもらったあとは、カバー曲コーナー。SWLは、やじうめに注目してました。梅さんはさすがこういうオトナ曲はハマリますな。ちなみに「笑いたい!」の部分は、nkskでした。nkskが意外とこういう曲合うのはLets Do 大発見!
 で、ミキティ曲を、コントの余韻冷めやらぬうちに、ちさまいが踊る!歌う!
 少しBPM落としていたような気がするのは気のせい?なんか微笑ましくて楽しかったよ。この二人、歌は安定しているので、次は「W」なんか観たいな。センチメタルボーイをカバー希望!
 カバーコーナー、続いては愛理ソロ!ゴマ曲です。前述したように愛理は、バラードだと歌声の魅力ダウンかな… ゴマ曲なら、スクランブルが合ってそうに思いました。

 そして、全員揃って、カバー三連メドレー!個人的には、乙パスでの傘を振る舞美がハマリ。

 ここで、ちょっとブレイクタイムでVTRコーナー。で、このVTRが大爆笑!まずは、nksk進行による「ファーストコンサートに向けたメンバーの特訓」レポート。実態は、nksk(ナカサキ)がSTK(ストーカー)な内容という(苦笑)。
 その調査によると、舞美がロードワーク(!)してて、しかも公園で一人で挨拶練習やったら、やっぱりカミカミだったり、マイマイがどのグラサンかけるかのチョイスに余念がなかったり、梅さんがかわいいポーズの練習に夢中だったりとか、メンバーの個性フル発揮!
 これで終わりなのかと思ったら、さらにちさまいコンビによる「先輩にアドバイスをもらいに行こう」編が!
 色々な方が出ましたが、美貴ちゃんが「どーもこーもないっすよ!」をやってくれて、会場盛り上がり(苦笑)。石川さんが「大もて」の振付やってくれたりしたあと、最後は中澤姐さんのアドバイス(かなり早送りされる)で、姐さんちさまい「わっきゃな~いっ Z!」とやって、稚内のイントロ流れてステージ再開!

 会場、その稚内で大振りコピ大会になり、勢いでタイムカプセル。ここで、自分の席のポジションにカンナが来たのでカンナを観る。彼女も途中加入でここまで頑張ってきたよなあ…とシミジミしました。カレー大好きと挨拶した南国系顔少女カンナ。ガンバレ!

 会場いいテンションなまま、メジャーデビュー曲桜チラリ。ハンドクラップ、会場ピッタリ合ってました。昭和歌謡テイストなこの曲、だんだん好きになってきました。実は、正月の中野で観た時は、折角のメジャーデビューなのに地味や…と思ったんですけどね。 スルメのように味が出て来る曲だな桜チラリ。

 そして、大もて会場振付揃い過ぎ!そして、大合唱。なんか凄い雰囲気になってきました。娘。とかメロンのライブに行っている人には、「あんな感じ」と言えばわかりますかね(苦笑)。つまりが、セクボや運命演っている時に近い雰囲気と言ったら大げさかな。さらに、そのテンションでラスト曲まっさら
 もう凄い振りコピ大会!やっぱ、この曲はCDより現場だなあ。サビの振り真似は病みつきになりそうです。去年の娘。SSA公演の前座で初めてこの曲観た時の気分が蘇る!

 熱気に包まれた会場は拍手が鳴りやまなくて、かなり長い拍手。メンバー感激しているのが見えます。
 しかも、その長い拍手に続き、自然発生で起こった万歳三唱にメンバーも一緒に「バンザイ」。舞美が感激して挨拶で涙ぐんでました。

 ハロプロキッズとして、この世界に入ってもうすぐ5年。ベリにCDデビューを先に越されて3年。長かったスタートラインへの道のりへの祝福は、と ても自然で温かみに溢れていて、それはきっと、ファーストコンサートでここまでのステージングを見せてくれたメンバー達への、「良かったよ!」という客席 の率直な気持ちが詰まった拍手とバンザイが作り上げた温かさだったと思います。

 ℃-ute
 矢島舞美、梅田えりか、中島早貴、鈴木愛理、岡井千聖、萩原舞、有原栞菜
 ついに、メジャーデビュー!


 <2013年の追記>
 ℃-uteの日本武道館公演2daysが終了しました。秋ツアーの始まりを知らせるものでもある公演とも言えるので、ここは到達点ではあってゴールではないシチュエーションに必然的になっている訳ですが、メンバーももう次なる新たな目標を立てて気持ち新たに歩き始めている事でしょう。
 6年前に初めての単独公演が行なわれた時、記事にもあるように会場は日本青年館でした。千人ちょっとの観客はそれぞれの想いを抱きながら、℃-uteの始まりを観にやってきました。その雰囲気はどこかふわっとした温かいもので、張り詰めたような緊張感はなかったように思います。
 今だったらサイリウム祭とか企画されるのでしょうが、そういうものもなく、終演後に握手会が行なわれるためにコンサート自体はやや短めでエンディングを迎えようとしていました。そんな時に起こったのが記事にもあるような「ヲタの最高コールと万歳三唱」でした。これは誰かが事前にネットなどで企画して呼びかけたものではなく、現場で自然発生で起こったものです。だからこそメンバーも本当に驚いて言葉を失い、そして涙を流した。℃メンがよくファンへの感謝を口にするのは、こういう原点があって、そういう事が積み重なって生まれた信頼関係なのだと思います。そういえば梅さんも雑誌のインタビューで「ファンの方々には本当に感謝している。℃時代に悪い思い出はない」と語っています。

 武道館公演が終わり、メンバーの思い出にはまた新たな良き記憶が植えられたのだとしたら、それはとてもハッピーな事だと思います。

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クリスマスイブはメロン記念日と一緒に

2007-12-26 21:22:36 | ライブ!2007
 12/24に行われたメロン記念日東京厚生年金会館ライブに行ってきました。世間はクリスマスイブで盛り上がっていた訳ですが、メロンライブも熱い!

 会場内に入ると、昼公演の熱気がまだ残っていて蒸し暑く、思わず苦笑。その勢いそのままにライブはスタート。
 曲順とかはセットリストを見ていただくとして、「電話待ってます」で始まったライブは、いきなり前半から盛り上がり曲の連続。今回はヤマ場が前後半にあるセットリストなのでした。いつもの事ながら、メロンヲタの熱気は凄い。ハロプロ随一のロックなノリの客席。実際にロックファッションなTシャツを着ているヲタもいるけど、そもそもメロンのツアーT自体もロックテイスト。今回は、背中に「メロンを握り潰して絞っているイラスト」が入っている。黒地に緑のこのツアーTカッコイイ。メロンはツアーグッズにメンバーの意見も取り入れられていると聞いた事があるけど、本人達も楽しんでデザインしていそうで嬉しいかぎり。

 会場の熱いノリに緑のサイリウムに染まる客席。最近のハロプロ現場のあちこちでのサイリウム祭の乱発ぶりにちょっと辟易している自分は言いたい。「メロンライブなら、いつも会場は緑サイリウム祭だ」(苦笑)。
 熱い客席は、トークでもメロンといい感じで対峙して雰囲気を作っていく。それに応えるメロンのトークも楽しい。
 日記を始めたのに1月2月で終わってしまい、でもハロコンがある7月だけ何故か日記を再開してたという柴ちゃん。
 正月におみくじを引いたら大吉だったという斉藤さんは、先日年末ジャンボを「バラで5枚」買ったそうだ。結果は、客席からの要望で大晦日カウントダウンライブで発表する事に。
 マサヲは、よく泊まりにくるムメが寝てる間にいつも朝御飯を作ってくれる夫婦(めおと)話。
 そのムメは、誕生日が覚えやすいメロンメンバー(ゾロ目の柴ちゃん、ひなまつりのムメ、ハロウィンの斉藤さん)、マサヲは毎年誕生日が給料日と発表して会場大爆笑。
 歌だけでなく、トークまで会場が素敵な一体感。

 そんなメロン記念日ライブ。最後に斉藤さんが挨拶で述べた一言がとても印象的だった。
 斉藤さん曰く、毎年こうしてクリスマス時期にライブ出来るのも、応援してくれるみんながいるおかげ。そして、それを当たり前の事だと思ってはいけない。来年の今頃もこうやってライブ出来るように、感謝の気持ちを持ち頑張っていく(というような内容だった)。
 毎年、クリスマス時期にメロン記念日がライブをやり、それを観に来る人が大勢いるって、改めて考えると凄い事ではないですか。CD売上五千枚レベルの歌手でありながら、二千人入るホールが満員ですよ。メンバーがその事実に感謝の気持ちを持っている事がわかり嬉しいのと、毎年通い続けるメロンヲタのパワーの凄さ。そんな事を改めて感じながら、ライブは幕を閉じていくのでした。
 ラストナンバーは「アンフォゲッタブル」。今年を意味するに相応しい、今春に久しぶりに発売されたシングル曲。CDだって、出て当たり前じゃない事をメロンはわかっているのだ。

 全ての曲が終わり、会場にはジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」が流れ始めた。去年もこの曲が流れた。来年もこの場所でまたこの曲を聴けるように、メロン記念日は走り続ける。

 今回のBGM アンフォゲッタブル / メロン記念日

 セットリスト
 01. 電話待っています
 02. ラストシーン
    -MC-
 03. さあ、早速盛り上げて 行こか~!!
 04. This is 運命
 05. シャンパンの恋
    -MC-(斉藤柴田)
 06. ランチ
 07. 6月のサンシャイン
 08. ドライブ
 09. あくま de FAKE
 10. サクラ色の約束
 11. 赤いフリージア
    -MC-(村田大谷)
 12. 愛してはいけない…(斉藤・柴田)
 13. 恋愛レストラン(村田・大谷)
 14. カリスマ・綺麗
 15. お願い魅惑のターゲット オリジナルnew ver.
 16. さぁ!恋人になろう
 17. かわいい彼
 18. ガールズパワー・愛するパワー

 アンコール
 19. LEATHER
 20. 香水
    -MC-
 21. アンフォゲッタブル
コメント (2)
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ハロプロエッグ新人公演「品川で会いましょう」 ~スカウティングレポート~

2007-11-23 23:15:55 | ライブ!2007
 ハロプロエッグ新人公演行って来ました。場所は、11月のハロプロスタンディング公演でお馴染み「品川ステラボール」。今回は、新人公演という事で、ハロプロの将来を占うかもしれない子達の将来性などを見たスカウティングレポートといきたいと思います。では早速レポートに行く前にと、その前に一言これは言いたい!
 「新人公演を名乗っているセミプロ興行にチケット3,000円は高いですよ事務所さん」
 宝塚歌劇団の新人公演とかとは、訳が違いますからね。給料も出ているか怪しい、いわばアマチュアとも言えるかもしれない子達で儲けをあてこんではイケマセン。五月の時は、デビュー組、つまりプロがいたからこそのチケット代3,000円と認識していました。出演ギャラとかは、グッズの売上とかから捻出するべきではないでしょうかね。
 おっと、一言が長くなりました。レポートに行きます。


01 LOVEマシーン 全員
02 ここにいるぜぇ! 全員
- MC1

 開演前、会場に流れるビートルズ。これは青盤(後期の曲のベスト)を流しているのかな?調べたところ若干違いますが、曲の順番は似てました。ミキティのデビュー年にやっていたラジオのエンディング曲だった「レディ・マドンナ」から「ヘイ・ジュード」に曲が変わり、だんだんとポール・マッカートニーの歌声の音量が上がってきてステージ暗転。ライブスタート。
 いきなり、ステージに総勢23人のエッグ達が現れ、どこに誰がいるやら、まだ全員の名前と顔が一致しない自分には、クラクラライブショーでしたが、コレティとかのっちはすぐにわかった。あと、亀戸の時同様にラブマのイントロでセンターにいるオガサキも(苦笑)。こういう時、容姿に特徴ある子は目立つしトク。途中、自分の目の前に北原ちゃんが来ました。この子の雅ちゃん風味とどこか昭和な感じの雰囲気も地味ながら存在感を感じる。モリサキちゃんの昔のアイドルチックなキュート感(決してブリッコとは言わない)も大勢では目立つ。体も大柄だが。


03 鳴り始めた恋のBELL 真野仙石能登澤田是永武藤
04 原色GAL 派手に行くべ! 青木湯徳和田西念古峰森
- MC2

 音楽ガッタスメンバーによる音楽ガッタス曲。原曲ではエッグメンバーはバックダンサーみたいな存在なので、どんなボーカルが聴けるかと注目していたけど、やはり歌唱力は残念ですなあ。でも、ダンスはビシッとしていたように思えます。運動神経の関係でしょうか。運動と言えば、元々はフットサル要員としてエッグに加入した武藤ちゃんも愛嬌出て来たように感じました。アイドルは見られる商売を体現しております。そんな武藤ちゃんを見ていたら脳裏に突然「ウイアー!レッズ!」とか浦和サポの声援が響いてきたり(武藤ちゃんは埼玉出身でレッズサポ)。アブナイな自分(苦笑)。
 原色は、ベリの舞台に出ていたメンバー。このメンバーはモリサキちゃん、湯徳ちゃんあたりが人気あるみたいだけど、自分的には特に個人は印象に残らず。ライブ出だしは、驚くほどパワーのなかった観客も、この曲あたりから少しノレてきたけど、それはステージパフォーマンスではなく、曲のパワーかと思います。


05 大きな愛でもてなして 前田(ゆ)関根田中岡井福田佐保前田(い)
06 桃色?片想い 小川北原古川新井
07 恋するエンジェルハート 是永能登真野仙石澤田武藤青木古川西念森湯徳北原古峰和田前田(ゆ)福田佐保岡井関根小川前田(い)新井
- MC3

 曲のパワーにつられてしまうのは自分も同じで、「ノリながらも、頭は冷静にステージ分析」を心がけていた自分も、℃-ute曲、それも大もてとあって爆発。ステージパフォーマンスはあまり記憶にない(苦笑)。舞美パートを踊っていた自分なのに、誰が舞美パートやっていたのかは記憶なしって言うか見てなかったかも。駄目じゃん自分(笑)。ライブ観る前は、岡井妹が℃曲やるアイデアに注目していたんですけどね。残念ながら岡井明日菜の記憶も無し。ゴメンナサイ。先週のイベントの興奮冷めやらぬヌケガラなもので。
 桃色は、小川新井のチビッ子コンビが面白く、そこに目が行きがちだけど、案外古川小夏の動きが良かった。こういう曲は照れずにやるのが一番。
 エンジェルハートは、とにかく人数多過ぎで誰が良いとかいうレベルではないけど、のっちと北原ちゃんが目の前で観られて満足。って、それは自分の感想だ。ステージ的な感想としては、こういう大人数曲で輝いてこそ、これからの抜擢が開けてくるとメンバーには声を大にしてゆいたい。つまりそういう事です。


08 チュッ!夏パーティ 和田新井前田(い)
09 Thanks! 青木西念
- MC4

 三人祭は反則だった(苦笑)。何が反則って、あまりにロリ過ぎて、これをこのメンバーでやるか?といい意味であきれてしまった訳だ。前田彩里って子は、ハロプロ関西出身だそうだけど、盛り上げるツボを心得ているなと感心しましたね。MCでも弾けてた。小学生だから、弾けていくのはヨシ。そんな、いろりちゃんに負けじと二人もロリロリでした。これは映像化されたら、改めて見てみたい?お好きな人はドーゾ。
 反則と言えば、Thanks!も。このハズシっぷりは狙った人選だとしたら、狙いすぎだよスタッフさん。特に西念のハズシには美学まで漂っていたと言ったら褒めている事になってしまうが、一切合切理屈抜きな存在感がそこにはあった。存在というのは、今はたとえ望まれていないとしても、いつか形成が変わるかもしれない事は、かつてのBerryz工房が証明している。ヲタの気持ちなんて、数ヶ月後にはどうなっているかわからないもの。


10 王子様と雪の夜 小川森福田関根
11 赤いフリージア 前田(ゆ)真野仙石湯徳
- MC5

 福田花音は、なんか「前にでようとしている必死さ」が感じられて、そこは悪くない。これでもう少し実力に説得力がついてくるといい感じな気がする。MCの受け答えでも、ちょっとじゃじゃ馬な感じがするので、好き嫌いが分かれるかもしれない。前に出る意思の強さという点では、小川紗季もかなりなものだけど、こちらは自然体な感じがする分、少し嫌味はないかも。
 赤フリは、おとなしめな子達が揃っていて、その対比が面白かった。湯徳ちゃんとか、前田憂佳ちゃんみたいな真面目そうなタイプはヲタ受けも良さそう。真野ちゃんに仙石ちゃんがメロン曲ってのは、ハマっていていい選曲だったけど、出身地がメロンと被っている事から考慮された人選だったのかも。

12 愛の園~Touch My Heart!~ 小川北原古川
13 晴れ 雨 のち スキ ? 前田(ゆ)福田関根田中佐保
14 白いTOKYO 森湯徳和田青木西念古峰

 新人公演とか、亀戸イベントとか重ねてきていくうちに、やはり能力差というものが徐々に浮き彫りにされてきた感があるけれど、まさにこのさくらおとめではそれを実感。おとめ組はまあまあ。さくら組を歌った人達はもう少し歌を頑張りましょう。ZYXカバーは特に不可もなしだけれど、インパクトも弱し。ちなみに、めぐパートは湯徳ちゃんでした。

15 手を握って歩きたい 真野仙石能登澤田是永武藤
16 ピリリと行こう! 全員
- MC6
17 いいことある記念の瞬間 全員

 最後のMCでは、ニックネームをステージで紹介するのは最後と、司会のまこと(そう、司会はまことだったのでした)が言っておりました。これは、いろんな意味にとれるけれど、まあ邪推はしないでおこう。
 ハロプロにちなんだ○×クイズでは、仙石みなみ優勝。一問目の「モーニング娘。最大メンバー数は16人である」という問題でいきなりかなりのメンバーが脱落(答えは○)。二問目の「ベリの吉でっせを歌っているのは、須藤徳永熊井」で二人になってしまった。仙石ちゃんは、吉でっせが好きな曲とかで、自信を持って答えたとか。彼女の明るい受け答えの感じ良さは、今回でイメージアップ。ちなみに、三問目は「娘。から初のユニットはプッチモニ」でした。(二問目の解答は○、三問目は×)

 そんな訳で、最後も楽しく明るい曲で締めてライブ終了。ヲタのノリは、ややおとなしめで一部ふざけて観ていた客も。やはり新人公演という事で、観る側も緊張感が欠けていたのは否めないけど、ステージ上が良い意味でピリピリしていれば、自ずと客もついてくるもの。歌唱力の面と合わせて、今後は惹きつけるステージングというものも、課題として磨いていってほしいと思います。

 セットリストは、狼のスレより転載したものを加工。観覧した回は昼公演です。


 ハロプロエッグ新人公演公式サイト
http://www.helloproject.com/shinagawa/index.html
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安倍なつみ 「アコースティックなっち」東京公演レポート

2007-11-19 21:40:53 | ライブ!2007
 昨日、東京厚生年金会館にて行われた安倍なつみコンサートに行ってきました。今回のツアータイトルには「アコースティック」と入っていますが、どの辺がアコースティックかと言うと、最初から最後までバックバンドによる演奏付きで、なっちが歌うという辺りがアコースティックなようです。楽器そのものが完全にアコースティックな訳ではありません。
 それでも、普段のハロプロ系コンサートのカラオケ演奏より遥かに臨場感ある音によって、なっちの歌声はオープニングから綺麗に輝き、広がりを見せてくれます。
 一曲目から基本的にバラード主体に展開していくコンサートで、無理に立たずに座って観た方がじっくり堪能出来そうな気がしました。実際、自分の周り(二階席)は座って歌を聴き入る人も少なくなかったです。
 聴き入るところは聴くなちヲタ達でしたが、「東京みちくさ」の「あー、歩いてる」の部分は合唱になりました。こういう息の会わせ方はサスガです。この辺りのヲタによるコンビネーションはその後も発揮され、なっちによる「トウモロコシと空と風」の振り付け講座が行われた際にもありました。
 振り付けを言葉を交えて解説するなっち。手を波のように動かしていく振り付けを「横波で」と解説するなっちの声に被せるように、会場全体が一緒に「横波で」とハモる。なんか息が合い過ぎで苦笑な一幕。

 息が合うのは、なちヲタだけではありません。バンドの方達とも良い感じで演れているのが伝わってきます。トークの際に行われたメンバー紹介でも、単に名前などを紹介するだけでなく、バンドメンバーとトークを交えたりエピソードを披露したり、とても良い雰囲気です。なんだか、ソロ歌手安倍なつみではなく、バンドの一員「ボーカル安倍なつみ」といった趣きすらあります。
 そんな和気あいあいなテンションの中、事前に告知されていたスペシャルゲストが登場。このスペシャルゲスト、一体誰なんだ?と一部で話題になっていましたが、なっちは「スペシャルプレイヤー」と紹介。なんか凄い奏者が現れるのか?と期待に胸ときめいている中現れたのは、

「Saxを持った保田圭」

ケメちゃんかよ!(苦笑)失礼。
 大拍手の中、保田圭登場。早速ヤスなちトーク展開。デビュー前からなちヲタだった圭ちゃんは、なっちと喋る時はいつも楽しそうです。なっちも圭ちゃん相手だと無防備トーク炸裂なので、会場が笑顔に包まれていき、どんどん安倍なつみワールドに染まっていきます。
 ちなみに圭ちゃんのSaxの先生は、なっちの春ツアーのバックを務めた河野さんだそうです。まだ腕前は初心者級かな。
 そんなスペシャルSaxプレイヤー保田圭さんと早速セッションという事で、娘。アルバム「セカンドモーニング」から「好きで×5」。そういえば、この曲のイントロにはSaxが入ってましたね。それ以上に聴きどころだったのは、二人のハーモニー。続いて歌った「Memory 青春の光」なんかはまさに二人の独壇場でした。オリジナルverもなちヤス活躍の曲だった事を思い出した、素晴らしき二人のハーモニー。

 スペシャルプレイヤーゲストはその後も続き、春ツアーでバックを務めた方二人が順番に現れ会場大声援。なっちだけでなく、バックバンドの方々も大切ななっちコンサートの一員としてリスペクトしているなちヲタの応援スタンスは良かったです。そして、こうしてバックの人が増えていくに従い、音の厚みも増していく。まさに、ライブは生ものを実感するひととき。

 構成としては、全体的にしっとりとした曲を中心に披露し、元はややアップテンポな曲を少しミディアムにアレンジして披露したりというのもあったりして、じっくり歌を聴くコンサートに仕上がってました。

 ハロプロも色々と細分化してきているご時世。こうして、なっちが見せた独自展開は大正解ではないかと思います。ハロプロ好きな皆が「コンサートはノリまくりたい」という考えな訳でもなく、なっちコンサートに足を運ぶ方々は、「なっちの歌に癒された」とこの日発言していた圭ちゃんのように、なっちの歌声を堪能し、それこそ癒されたいと思って足を運んでいるのでは?そんな趣向にピッタリななっちコンサートの舞台と雰囲気。

 安倍なつみワールドは、(いい意味での)グダグダトークと、ファミリーなバックバンドの皆さんと、そしてなっちの歌声で、ひとつの完成形となった… そんなステージでした。なんか心地好い感じは、まさに癒し系。なっちコンサートは、素晴らしいリラクゼーション空間でもあるのです。

セットリスト 東京厚生年金会館(11/18)

01.くちびるで止めて
02.東京みちくさ
MC
03.愛しき悪友へ
04.夢ならば
MC
05.夕暮れ作戦会議
06.オギヨディオラ(Lee-tzsche)
 SPゲストプレイヤー保田圭(Sax)登場!
07.好きで×5
08.Memory 青春の光(安倍 Version)
 保田圭退場&SPゲストプレイヤー徳武弘文(Guitar)登場!(以後最後まで演奏)
MC
09.今、いちばんのありがとう(武田薬品「アリナミンA」CMソング)
10.トウモロコシと空と風
MC
11.息を重ねましょう
 SPゲストプレイヤー藤田弥生(violin)登場!(以後最後まで演奏)
12.小説の中の二人
MC
13.恋の花
14.OLの事情
15.大人へのエレベーター
MC
16.Too far Away~女のこころ~
EC
17.ふるさと(安倍 Version)
MC
18.愛しき人

バンド編成
Guitar 久保田邦夫
Keyboard 岩崎肇
Percussion Asami

(なっちコンスレを参考にいたしました)



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℃-ute 都会っ子ド純情イベント ~握手会とグッズ~

2007-11-18 11:23:40 | ライブ!2007
 ℃-ute Cutie Circuit2007 都会っ子純情追加イベント「都会っ子ド純情」レポート、握手会編です。

 40分ほどのミニコンサートが終わり、メンバーより「このあと握手会があります」と告げられました。今回は会場がイベントやるにはデカイだけに、握手はないんでは?と思っていましたので、心の準備出来てねえ(苦笑)。慌てて何を言うか思考開始。
 準備が終わり、メンバーがステージ上に再登場。例の「都会っ子純情Tシャツ」(前々回記事参照)を各メンバー毎の色にしたTシャツを着ています。
 まずは、握手順最後尾の栞菜から登場。続いて現れたマイマイを両手を広げ待ち構える栞菜。そして熱く抱き合う二人…。客席から沸き起こる歓声。沸いているヲタは、狼の「有原栞菜ガチ○ズスレ」をウォッチしている人だな。結構多いんだな(爆)。
 メンバー全員登場後、しばらく客席に手を振りまくったあと握手会開始。握手順はいつもの、梅矢中鈴岡萩有の順です。

 最前列から握手が開始されたので、17列目の自分はステージ上をしばらく観察。特に握手のスピードが気になるところでしたが、「速い!」やはり、この人数を短時間で終了させるには高速モードは仕方ないのか…と諦めムード。何を言うか考えていた自分も作戦(どんな作戦だよ苦笑)変更して、7人中3人くらいにがっつく事にしました。全員に時間かけるのは無理っぽい速さでした。
 こういう時の待ち時間って結構長く感じるもので、仕方なくぼんやりとステージを見ている訳ですが、握手スピードが人によってバラツキがあるのがわかりました。握手列後ろに待機している係員があまり強引に客を流していないので、その気になればそれなりに言葉はかけられそうです。作戦またもや変更(苦笑)。
 そして、ミニコンサートと同じ時間くらい待たされようやく自分の番が来ました。昨日、狼見ていたら℃-uteと初握手だったという女性ヲタさんが、メンバー一人ずつの印象を書いていましたので、自分も真似して書いてみます。℃-uteに興味があってこれからはイベントも行ってみたいという方に、参考になればと思います。

 梅田えりか  毎度毎度、近くで見ると美人さんだなあと感心してしまう梅さんですが。その風貌とは裏腹に握手は非常にフレンドリーで低姿勢。このギャップがいい。瞳が綺麗でした。
 矢島舞美   この人の握手は誰もが感激するパワーに充ちている。笑顔120%で、しかも強く手を握ってきて離さない。手を握ったまま、こちらの言葉に感謝して再び握り直してくる舞美。素晴らしすぎる。
 中島早貴   舞美に時間かけ過ぎたので、なっきーは流されるかと思いきや、大きな瞳でじっと見てくる目力に時がスローになった。ロビケロッツ買った事を伝えたら、嬉しそうな笑顔で感謝の言葉を貰えたので満足。この子は芯が強くて真面目そうな雰囲気がいい。
 鈴木愛理   愛理はこのあとBuono!のイベントを二回やらなくてはいけないのに、雑にならず丁寧に対応していて好感。当たり前の事かもだけど、それが出来るのも立派。そして、やはり「可愛いオーラ」みたいなのが充満している。愛理は写真以上に絶対生で見るのをオススメです。
 岡井千聖   丁寧な握手と言えば千聖も定評がありますが、この日も健在。ロビケロッツ買った事を千聖にも伝えたのだけど、笑顔が更に笑顔になり、かなり嬉しそうでした。握っていた手の力が強くなり表情の変化も大きい。純粋な子だなあと心が洗われる思いでした。最近、可愛さ度アップ中ですね。
 萩原舞    ℃-ute唯一の小学生メンバーだけに、握手するのはとまどいもあるのだけど、近くで見るとやはり可愛い。マスコット的な魅力がある。笑顔がまだあどけないので、その姿にヒネリが浮かばず、ガンバッテみたいな当たり前のエールを送るのが精一杯な自分です。
 有原栞菜   握手会では不機嫌な事が多いとか言われ、℃メンで唯一握手会で不評な声も聞かれる栞菜ですが、この日は終始ほぼ笑顔。でもなぜか涙目。潤んだ瞳で笑顔で会釈してくるのは反則だ(苦笑)。前後のヲタが栞菜にがっつきしなかったため、自分は栞菜に時間をかなり使えたので、しばらく見つめあってしまいましたが、ちょっと疲れ気味にも見えました。おつかんな!

 ℃-uteのメンバーはみんな、目をしっかり見て握手してくるのですが、これが「またイベント行きたい」と思わせる魅力になっているのでしょうね。℃-uteは握手して悪い印象にはならないグループだと思うので、握手未体験な℃ヲタな方は一度参加してみる事をオススメします。何しろ、「別に握手会やらなくていいから、歌やトークの時間増やしてほしい」と思っている自分が、イベント後は「やっぱり握手会はいいもんだなあ」とか、のぼせているくらいですから(笑)。

 さて、グッズのほうですが、今回はイベント会場限定DVD(後日、多分FCで販売すると思われ)と、生写真セットB(都会っ子純情の衣装で全身)と、コレクションファイル付き生写真を一枚買いました。合計3,200円。
 DVDは、インタビューと都会っ子純情LIVE verとPVのクローズアップverが入っています。コレクションファイル付き生写真の結果は、この記事の画像の通りでした。自分としては大満足な結果です。

 そんあ訳で、他の会場のイベントも行きたくなる内容でしたが、今回はこの日のイベントのみの参加。そして(おそらく)年内最後の生℃-uteでした。℃-uteの皆さんお疲れ様。来年もよろしくです。
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℃-ute 「都会っ子ド純情」イベントレポート

2007-11-17 21:10:51 | ライブ!2007

 本日、東京厚生年金会館にて行われた℃-uteイベント「℃-ute Cutie Circuit 2007 ~都会っ子純情~」に行ってまいりました。外は冬かと思うほど寒かったですが、会場内は熱かったです。では早速中身の事を。

 入場時に、当選メールの確認と当選券をバーコードスキャンしてもらう流れを受け、係員からチケットを受け取りました。席はランダムなので、早く入場列に着いても意味はないそうです。私の席は、一階17列の席でした。
 開演時間13:00を若干過ぎてイベントスタート。ステージ暗転とともに、キューティーガールズのテーマ曲が流れてきました。いきなりオープニングからコントなのか!
 しかし、出てきたのは千聖とマイマイ。愛理が居ません。二人が愛理ちゃん遅いな…とかなんとか言ってると、赤いチェックの服を着た声のカン高い女の子が登場。その名も
 「嗣永桃子」
サプライズゲストに沸く客席。早速話題は、桃子の小指の話に(苦笑)。
 桃子の解説で、フレミングの法則に小指=桃子という定義がある事が発覚。知らなかった…これは新発見(苦笑)。
 さらに、あっち向いてホイも、人差し指ではなく小指でやると豪語。早速マイマイ相手に実践。マイマイも笑顔で桃子とジャンケンで楽しそう。桃子普通に℃-uteに馴染んでるよ桃子。と言うか、℃-uteメンバーとの方が仲良さげに見えるのは気のせいか?
 こうして、桃子は場を桃子ワールドに染めてステージから去っていくのでした(苦笑)。

 気を取り直し、少し間を置いていよいよ℃-uteが、暗闇のステージに差す光に包まれ登場。一曲目は「都会っ子純情」。今日も℃-uteのダンスはカッチョいい。例えば最近、なっきーのダンスが評価されてきているのが嬉しいのだけど、この曲によって評価が上がっているのだとしたら嬉しい。割となっきーも目立っている曲なのです。
 続いて、都会っ子純情のC/Wである「私立共学」。自分は、CD聴いてる分だとまだピンと来ていなかった曲ですが、生で観たら墜ちました。よくある事です。
 何故?それは、普段シングルでは目立っていないメンバーがソロパート歌っているからなのです。
 一番は、なっきー~栞菜。二番は、千聖~梅さん。という流れでソロパートが回っていきます。愛理舞美マイマイはBメロで軽くパートあるのみ。千聖や梅さんの歌声は特に好きなので、二番は楽しかったです。あと、一番以外にも栞菜は割と活躍曲。それもまた良い。
 振り付けは、腕をゆっくり上下させたりするもので、ゆったりなリズムなので初めて観た段階でも振り真似出来るような気がします。

 二曲終わってここでMC。まずは、一人ずつ自己紹介。
梅さん→横浜出身で℃-uteで一番都会っ子  千聖→℃-uteで一番いたずらっ子   愛理→今日は来てくださってありがとうございます  なっきー→一階も二階も楽しんで行きましょう  マイマイ→身長が149.4cmになりました。小学校卒業までに150cmを超えたい  栞菜→クリスピーのドーナツを買って帰りたい  舞美→11月になっても汗をたくさんかいて頑張る
というような内容でした。
 ちなみに、今日と大阪の追加イベントは、タイトルが特別に「都会っ子ド純情」と「ド」が付くのだそうです。「ド」がもしかすると「ど」なのか、はたまた「℃」なのかは、メンバーのコメントだけではわかりませんが、そういう事になっています。

 そして、舞美から「ここで皆さんに大切なお知らせがあります」とコメント。少し会場の雰囲気が変わる。舞美の顔が心なしか暗い…。メンバーチェンジとかの話なのか…
 「私達の第四弾シングルが発売決定しました!来年、1/30です」
ドキドキさせやがって舞美め(苦笑)。

 続いて、イベント特設サイトにて募集していたイベントで聴きたい曲リクエストの発表。
5位 JUMP  4位 夏DOKI!リップスティック  3位 僕らの輝き  2位 通学ベクトル
これらを、順番にサビをアカペラで歌いました。歌いながらメンバーの皆さん軽く踊っていましたが、夏DOKIの振付を舞美以外の℃メンがやるのは新鮮。勿論、舞美ほどのオーバーアクションではありませんでしたが。

 そして続いての曲は、リクエスト第一位の「即 抱きしめて」。秋ツアーで歌わなかったので、人気が集中したのでしょうね。サビ前の舞美キックは今日はやや低い打点。
 即抱きからは間髪入れず「大きな愛でもてなして」「まっさらブルージーンズ」。まっさらは、イントロやや長めの方のバージョン。ライブでは客煽りになっているのが最近のパターンのBメロは、今回は客煽りは無し。そして、大サビの舞美ソロでいつも以上に豪快に声が裏返る(苦笑)。

 これで歌の時間は終わり。最後、締めの挨拶は舞美リーダーが格好良く決めて…な筈が、「今日はお越しいただいて~」の台詞を思いっきり噛む舞美。噛み噛みリーダー健在!最高です。客席も大いに沸いて、オイシイ展開。
 こうして、40分ほどのミニライブコーナーは終わりました。続いては、「会場が大きいから無しなのでは?」と言われていた握手会に突入です。

 ~℃-uteイベントレポート。次回、握手会編に続く。~

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Berryz工房と舞台と個性と

2007-11-11 19:30:59 | ライブ!2007
劇団ゲキハロ第三回公演「リバース~私の体どこですか?」11/10夜公演を観てきました。その感想です。

事前に少しだけ関連スレを見たりした結果や、前日行った友人の話などを自分なりに整理した感じでは、「ストーリーはあまり期待するな(苦笑)」という事に落ち着いたので、ストーリーよりベリメンは勿論、ハロプロエッグのメンバーや、劇団の方、各出演者の演技や動きを楽しもう!という視点で開演を迎えました。

開演するといきなり流れて来たのは「Berryz工房行進曲」。そんなコンサートみたいなオープニングに苦笑。その後も、随所でベリの曲が流れてました。これはまさに、
「ベリによる ベリのための ベリの舞台」
という感じ。作演出の劇団側の狙いは、ベリに花を持たせようといったところでしょうか。劇団俳優さん達が前に出て来過ぎると批判が起こる事を危惧したのかなと推測。

まずは部活勧誘シーンから劇はスタート。バリボとバレエを混同している勘違いバレー部の雅。ピンクに決めてブリっ子全開なダンス部桃子。赤いジャージが不思議と似合う陸上部の競歩選手梨沙子。そして、カーリング部の千奈美。
その千奈美のカーリングユニフォーム姿が似合い過ぎで、軽く萌え(苦笑)。手足が長いって素晴らしい。そもそも、千奈美は色黒ショートでいかにも部活少女という雰囲気に溢れている。これはハマり役。
ハマり役と言えば、部活否定派三人組も優等生な感じが出てた。佐紀ちゃんの「オーッ、ホッ、ホッ」な嫌味キャラや茉麻の真面目キャラも捨てがたいが、なんと言っても生徒会長の熊井ちゃんだ。貫禄ありすぎ。勿論、背の話ではなく立ち居振舞いの話。
低く響く熊井ちゃんの声は、生徒会長の威厳たっぷりでございました。

話は、部活派VS優等生の戦いへと展開していく、学園物お約束の対立パターンへ。そして、競歩選手梨沙子と生徒会長熊井ちゃんが、部活存続か部活廃止を巡って相手の得意分野で対決する事になる。その流れから突然、この舞台のストーリーテーマである体の入れ替えが起きる。唐突過ぎ(苦笑)。
熊井ちゃんは校長(♀)と、梨沙子は部活の先生(オッサン)と入れ替わるのだけれど、実はここからがベリメン、特に梨沙子と熊井ちゃんの見せ場だった。

まず、コンサートの寸劇での印象から、正直あまり演技には期待していなかった熊井ちゃんが実にイイ!校長のお高くとまった感じを表現出来ている。期待度が低かった分、喜びは大きい。熊井ちゃん頑張ったなあ。
細かい事を言っていけば色々あるかもしれないけど、現時点での持っている力をフルに発揮したと思える熊井ちゃんに乾杯!

更に、ビックリしたのは梨沙子!菅谷梨沙子。
梨沙子は、実はハロプロ加入半年足らずでTVドラマ主演経験があるという演技派(?)。まあ、TVドラマと言っても例のテレ東深夜枠ですが。
でも、いくら自社枠ドラマの主演とは言え当時の梨沙子は小学二年!やるな菅谷。台詞は極端に無かったけどね。それでも、当時の梨沙子の存在感は凄かった。笑顔一つで空気を作り出していましたよ。
そんな梨沙子は、その後「ほたるの星」という映画にもメインキャストに近い立場で出演している。しかし、何故だか女優菅谷梨沙子の活動はそこで封印されてしまった。それは多分、Berryz工房の活動が始まったからだと思う。
ずっとずっと、梨沙子の女優活動再開を楽しみにしてきた私は、今まさにステージ上の梨沙子の演技に釘付けです。
その演技、部活の先生と入れ替わった梨沙子は、豪快なオッサンキャラをちゃんと演じていた。例えば立ち方。足の開き方が菅谷梨沙子ではなくオッサンしてた(苦笑)。台詞回しも当然オッサン口調になる訳だけど、うまくこなしていた。
何より、梨沙子は声がちゃんと出てる。コンサートでは、ひ弱な姿で不安定なボーカルの時もある梨沙子がだ。梨沙子は歌やダンスより芝居向きな子なのか?

こうして、梨沙子と熊井ちゃんは先生方と体が入れ替わってからは出番多し。二人とも大したもんだ。ハラハラさせられる事なく観ていられた。頼もしいよ。

そんな二人の奮闘を見ていると、人には向き不向きがある以上、そろそろベリメンも各人が得意分野で個別の活動をやるのも、たまには良いんでないかい?と思う。熊井ちゃんはハッキリ言って歌は下手だが、こうして舞台でいい味出せた。舞台向いているかもしれない。
明るい千奈美や、この日の最後の挨拶でひょうきんな面を見せてくれた茉麻あたりはバラエティ活動、雅や桃子はアイドルとしての活動を更に突き進み、ダンスの得意な佐紀ちゃんは他のハロメンのライブにダンサーとして出演するとか、そして梨沙子はやっぱり女優活動。
得意そうな分野で輝く姿、普段のグループ活動と違った魅力が見られそう。

梨沙子の奮闘や各メンバーの輝きを見ていたら、今この時期しかない輝きを最良な形の仕事で残してほしいなと感じ、上記のような考えに至ったのであった。
ちゃんと舞台観ていたのか?と問われそうだけど大丈夫。噂どおりストーリーはとても簡素でしたので(苦笑)。ちゃんとストーリーを楽しみながら、妄想も同時進行(苦笑)。

結局ストーリーは、梨沙子と部活の先生の体は元に戻ったものの、熊井ちゃんと校長は戻らずエンディング。対決の方は、部活存続でハッピーエンドだっただけに、全てを大団円で終わらせない作演出のこだわり(?)を微妙に感じつつ、幕は下りました。

終演後は、改めてDVDで梨沙子やみんなの演技を観てみたくなる気分になったので、楽しい舞台だったという事になるのかな。良いステージはまた観てみたくなるものだけにね。
ほとんどエキストラ状態だったエッグメンバーの動きも改めて観てみたいし、DVDは楽しみです。

出演者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
そして、チケット提供者のべ。さんありがとうございました。
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池袋を過ぎたって~♪

2007-11-10 23:39:16 | ライブ!2007
今日やっと池袋サンシャイン劇場で行われているゲキハロ第三回公演(Berryz工房主演)を観てきました。
サンシャイン劇場と言えば、六月に℃-uteの「寝る子はキュート」で訪れた会場ですが、キャパシティが千人に満たないサイズで見やすい大きさです。
℃-uteの時もそうだったように、サンシャインへ通じる動く歩道の所に宣伝ポスターが一枚掲げられていました。
寝る子はキュート… あの時は、余韻がいつまでも残り、魂がサンシャインにとどまったまま戻って来られなくなったヲタが続出でしたが、またあの時のような余韻が残るのでしょうか?

そんなサンシャイン劇場に着くと、なにやら凄い人。大勢の人達が出口に向かい歩いてくる。昼の部の客にしては時間が遅いし、何しろ客層がいやに若いし、カップルが多い。
劇場前まで来て、謎が解ける。丸井のバザールを劇場フロアの向かいでやっていたのだ。ちょっとそちらにも興味が…、まあ金はないんだけどね。
丸井バザール帰りの客が不審そうな視線を送る先には、ベリのグッズ売場がある。℃-uteは劇場入口でグッズ販売をしていたが、劇場入口前はエレベーターホールでスペースもないため、グッズが大量に売れるベリでは別な場所にわざわざスペースを作ってグッズ販売をしていたのだった。
自分が来た時間は、開場時間が近かったせいか、グッズ売場が(ベリにしては珍しく)空いている!並ばなくても買えるベリグッズ!なんか新鮮な気分。
ヒマだと心の余裕も生まれるのか、売り子さん達も笑顔だ。
そんな珍しく平和なベリのグッズ売場で、私はDVDマガジンだけ買う。少なっ!やはり、ベリグッズは万札出して買ってこそでしょうか。お買い上げが一品だけなんて邪道?

なんだかんだで、グッズ売場も劇場前も、今日もヲタの濃さが充満する雰囲気の中。会場内入り。
開演前、注意事項のアナウンスがメンバー一人ずつによるものだったけど、それに反応してヲタが騒ぐ事もなく、舞台は静かに幕を開けた。感想は次回!


今日のBGM スッペシャル・ジェネレーション / Berryz工房
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