フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

2010 ハロプロ曲で気に入った曲

2010-12-31 10:17:45 | ハロプロ2010
 今年も終わりという事で、2010のハロプロ曲を振り返ってみます。

 今年はハロプロから久しぶりに新人グループがデビューしました。スマイレージです。そのスマイレージがレコード大賞最優秀新人賞を受賞しました。おめでとう!まさか受賞するとは思っていなかってので(ゴメン)、心の準備が出来ていないのですが良かったと言いたい。これで本人達も一皮剥けるのではないかと思うのです。この勲章は胸を張るための勲章ではありません、心を引き締めるため、ワンランク上に上がるための勲章です。その名に恥ない活躍を2011年に見せてほしいです。

 受賞のニュース
http://www.oricon.co.jp/news/music/83538/full/

 スマイレージがデビューしたからか、今年は各グループのシングルに個性がより打ち出されたような気がします。個人的にBerryz工房はそろそろイナズマじゃないシングルが聴きたかった年でしたが、こればっかりはタイアップだから仕方ありません。そんな状況な中でカップリングでヲタが聴きたい系統を提示してみせた「友達は友達なんだ」は、ベリの得意とする青春ど真ん中ポップス。PVの一人残される桃子が意味深でしたが、結局「何もなかった」ので良かった良かった。
  青春と言えば、自分は横浜アリーナ以来、「青春コレクション」を気に入っています。発売当初はあの衣装にばかり目が行ってしまい、曲の中身をじっくり探れていなかった。そう感じています。スイマセンでしたと謝りたい。歌詞がメンバーへ贈るメッセージ的な内容で、歌いながらメンバーも色々感じる部分があったのではないかなと妄想。

 本人達にリンクした曲という事で言えばスマイレージのデビュー曲「夢見る15歳」もまさにそういう内容でした。ハロプロってメンバーのキャラやプロフィール的なものを考慮して書かれたシングルがそれほど多くない印象がありますが、この曲はメンバー四人中三人が15歳というプロフィールに沿った内容。音的にも好きです。

 アルバム曲ではどれが良かったか? 自分が今年一番聴いたアルバムは「We are Buono!」でした。いわゆる捨て曲無しの一枚。その中で一曲を選ぶなら、悩むところですが「うらはら」を挙げておきましょう。

 Buono!というと元気なロック調なナンバーというイメージですが、この曲は切ない乙女心を歌った曲。アレンジと歌詞の合わせ方が絶妙すぎです。
 モーニング娘。の「10MY ME」も良曲揃い。「涙ッチ」が特に人気があるようですが、私は「あの日に戻りたい」を推します。愛ちゃんとガキさんのデュエット。声がこんなにハマるとは改めてびっくり。

 他では、Berryz工房から「君の友達」、茉麻&熊井ちゃんの「グランドでも廊下でも目立つ君」。℃-uteからなっきぃ&岡井ちゃん&マイマイの「君の戦法」を挙げておきます。こうしてみるとデュエット曲やトリオ曲が目立つ。今年は全員で歌う曲ではない曲に良作が多い年だったというのが個人的な感想でした。

 そんな訳で色々挙げてみました。今パソコンが壊れて、この更新はノートパソコンで行っているのですが、スペックが厳しいのかうまく動画を直接貼れなかったので、曲に動画リンクを貼りました。興味が湧いた曲があったらクリックしてみてください。
 来年も色々良曲が生まれる事を期待しています。
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2010 ハロプロ現場の状況

2010-12-27 23:15:47 | ハロプロ2010
 ハロプロの醍醐味はステージパフォーマンスだ。そういう意見は多いと思いますが、今年の現場を振り返ってみて一番印象に残った公演は何か? やはり、先日のモーニング娘。の横浜アリーナ公演です。大きな会場を埋め尽くした観衆の前で、8人でパフォーマンスを見せる。その内容がとても良かった。後から映像で見ていけば細かい部分にツッコミどころはあるのかもしれませんが、大会場を一つにするパフォーマンスは、それが出来るという事がアイドルとしては高いレベルにある事の証明であると考えます。
 モーニング娘。とは少しニュアンスが違いますが、℃-uteの秋ツアーも良かったです。スタートからラストまで体を目一杯使ったセットリスト。体力に定評がある℃-uteならではのステージで、あの内容をこなせるアイドルはハロプロ外も含めて、現在℃-uteしかいないと断言します。
 勿論、他のハロプロ勢も個性を出した良い内容のステージを見せており、現場の内容に関して言えば前年より良くなった年と言えそうです。それは、研修生であるエッグの新人公演が以前とはまるで違うレベルに達している事でもわかります。

 さて問題は、その良いパフォーマンスを見せている現場の模様を、もっとたくさんの人に見てもらう事です。以前はハロプロコンサートをNHK-BSやテレビ東京で放送したりしていましたが、それは今は望めない状況。
 そこでという訳か、事務所はインターネットを上手く使い始めました。

 アイドルを売り出す手段としての地上波テレビや紙媒体の雑誌などは、近い将来に主流ではなくなると私は予想しています。情報化社会とか言われていながら地方には民放の局数が満足に揃っていないところが多い。情報メディアとしての地上波テレビって時代遅れなメディアだと思っています。雑誌は発売日までのタイムラグという問題もある。
 アイドルを売り出す手段として、インターネットは地域に関係なく広められるメリットがある。アイドルに興味を持つ世代のインターネット普及率はかなりなものだと思うので、ネット上のニュース、例えばYahoo!ニュースとかに大きく取り上げてもらう事は、たくさんの人に歌やダンスを見てもらう近道だと考えます。
 岡井ちゃんの「踊ってみた」なんて、まさにその流れで広がり、その動画ページに℃-uteの新曲PVのリンクを貼ったのが宣伝になりCDセールスに好影響をもたらしました。
 その応用で、今年ハロプロは遂にコンサートやイベントをインターネットでストリーミング放送するというサービスを始めました。まだ全てのグループが実施している訳ではありませんが、このサービスは現場に行きたくても行けない人への素晴らしいサービスだと思います。
 無料でコンサートの模様をネットに公開する事は直接の利益にはならなくても長い目で見れば、そのストリーミング放送を見て現場に行きたくなった人がチケットを買ったり、或いはコンサートDVDを買ったりする可能性がある、いわば宣伝効果があります。そして、そういう風に興味を持ってもらうために関係者は良いステージを作ろうと努力する。より一層ステージの中味が良くなるという好循環が期待出来ます。

 来年はより一層現場のストリーミング放送を増やし、ステージの中味も充実していく流れを期待しています。
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一つの形を貫くのなら

2010-12-23 22:17:20 | ハロプロ2010
 パソコンやデジタル家電の雑誌が最近しきりに「これからは携帯はスマートフォンの時代。本命はAndroid」と煽っています。ついこの前まで「今iPhoneが面白い」的な盛り上げ方をしてきたと思ったらこの手のひら返し。これだからマスコミは信用ならないと思いつつ、日本のメーカーや韓国、台湾のメーカーも作っているAndroid、ドコモauソフトバンクと三社から出ているAndroidの方が広告的にもしがらみが起きにくいのだろう。そんな風に感じています。iPhoneはアップル一社が手がけ、対応携帯キャリアは各国それぞれに一社のみ(これは変更されていく可能性あり)。
 これって何かに似てる。普通の人は、アップルしか関わっていないMac OSと多数の会社から搭載PCが出ているWindowsの関係を思い浮かべるのでしょうけれど、アイドルヲタは違う。
 ハロプロとAKBだ。

 ご存知の通り、ハロプロはアップフロントグループの手がけているアイドル。AKB48は複数の芸能事務所が手がけているアイドル。しかも、テレビ展開に強い大手事務所が多い。テレビや雑誌というフィールドでせめぎあったらハロプロは勝ち目がないのは正直わかっています。
 それでも、何かのきっかけでテレビでも売れっ子になる事は出来る。実際、ハロプロOGでテレビによく出ている人はいます。チャンスを掴んで上を目指せ。そう願ってきたのが2009年までの自分です。

 今年ほどアイドルとメディアの関係を意識した年はありませんでした。まあ、ジャニーズを見ていればテレビに出演させる事による人気の浸透度というものはよくわかる訳ですが、やはり現場活動ばかりでは新規ファンは増えない。既存のファンが喜ぶだけ。しかも現場を詰め込み過ぎれば、その既存のファンが金銭的にきつくなってきて離れていく。狭く深くな戦略もさじ加減が難しいのです。
 AKBは広く浅くファン開拓して、ある程度のファン数を獲得しましたが、ハロプロが同じ戦略をとるには一事務所の力では限界があります。しかも、今のテレビの主流であるバラエティやドラマに強いとは言えない事務所。先ほどテレビで活躍しているOGがいると書きましたが、ハロプロ勢とバラエティの関係は、ASAYAN以来の関係である吉本の力によるところが大きい。
 しかし、その吉本が遂に重い腰(?)を上げて女性アイドル業に乗り込んでくる。今までもYGAという女性アイドルグループを手がけていましたが、これからやってくる吉本発の波は巨大です。もうCMも決まっているそうです。ご存知の方も多いでしょう、NMB48です。
 このNMBのリーダーになんと元ハロプロ関西中山菜々さんが決まったと聞き、またしてもハロプロは道を作り損ねたと思った次第です。
 つんく♂プロデュースのNGPはアップフロント系列だけでなく、スペースクラフト(キャナァーリ倶楽部が所属)や田辺エージェンシーも関わっています。この両事務所に吉本も合わせて、新しいハロプロを作っておけば、もう少し違った流れになっただろうなと思うのは結果論じみているので、これ以上話を膨らませて妄想を語るのは止めておきます。

 では、妄想ではなく、こんな感じでやってみてはどうだろう?という話を。

 自分はMacもWindowsもどちらも持っているので、それぞれの良さはわかるつもりですが、Macに関しては、やはり一社で売っていく事の限界は強く感じます。しかし、結果的にハードからOSまでが一社である事でコンセプトをまとめやすい。アップルは非常に巧くイメージ商売をしているとも思います。
 ハロプロも一社路線を続けるのなら、プレミアムなコンセプトを掲げて、熱狂的愛好家を育てていく戦略しかないように思います。
 そんなアップルですが、Macは今やインテルCPUの採用でWindowsも使える仕様になっています。ハロプロもAKBや他のアイドルと互換性を持たせて共演機会を増やすのが良いかもしれない。

 Macは一般的浸透度では今ひとつでも、iPodは凄い。アップルの商品開発思想を語れなくても、スティーブ・ジョブズ(※)を知らなくても、アップルという会社に思い入れを強く持たない人々がiPodを使っている。そして、iPodで林檎のマークの商品ってオシャレだと感じた人々がiPhoneにも飛びついている。いくらマスコミがAndroidの方がカスタマイズに優れ発展性があると説いても、iPhoneのイメージに惹かれた人々はAndroidは選択肢とならない。
(※)スティーブ・ジョブズ アップルの創設者の一人。一度会社を去ったがCEO(最高責任者)として復帰。経営が傾いていたアップルを、iMacやiPodなどのヒットで立て直した。

 つまり、ハロプロはiPodを生み出せという結論を書いておきます。ただ、そのiPod的なポジションが今やAKB48なのだという事は確かなのですが。
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コンサートの日の横浜アリーナ

2010-12-14 22:27:35 | ハロプロ2010
 何回も通って、すっかり新鮮さなど感じなくなっていた筈の横浜アリーナ。それなのに久しく足を運んでいないと懐かしさでいっぱい。そばにいる時は何とも思っていなかった。いるのが当たり前だった筈の人が、しばらく会えないでいたら妙に愛しくなるような、そんな感情にも似た気持ち。横浜アリーナ、ヒサシブリ。

 新横浜駅を降りてエスカレーターを下り、駅前広場へと出る。右手のハンバーガー屋の並びにある書店がいつもハロプロの写真集などをワゴンに並べて店頭で販売している。その勢いに押されて、昔の写真集を思わず買ってしまうヲタ。
 その近くでテキ屋さんが商売中。アンオフィシャルな生写真が所狭しと掲げられて売られている。人気メンバーは種類が多く、その辺りの差は露骨だ。非公式だから遠慮がない。余ったら儲けに響くから人気リサーチなども入念に行なっているのだろう。

 交差点を渡りまっすぐ歩けばコンビニや飲食店。開演前の買い物やオフ会で賑やか。まっすぐ歩かず右に歩いていくとプリンスホテルの先に歩道橋が見える。雨でも濡れない屋根付き歩道橋は横浜アリーナ会場前に直行出来る。階段を下りると当日券売場がある。人気公演だと当日券は出ない。歩道橋の中では、「チケット譲ってください」というボードを掲げる人や、「今日のサイリウムは○○色だよ」と、どこで情報を仕入れてきたのかサイリウム祭に合わせてサイリウムを販売するテキ屋がいる。オペラグラスも売っていたりするが精度はどの程度なのかは未知の世界だ。

 あまり広くない会場前には大勢のヲタが集う。会場前の駐車場にはメンバーの顔写真や名前などがプリントされた車が停まっていたりする。会場左のスペースではグッズの販売も行われていて、トレーディンググッズを見せ合うヲタなどの姿もある。

 終演後、大混雑な会場から飲食店の並ぶ通りの方に歩いていくと、店の前には客を呼び込む店員が「店内でハロプロかけてます」をセールスポイントに呼び込みを行なっている。そういう店を選んで入ると、「乾杯の音頭を女性店員がやります」なんて店もあったりして、女性店員が「○○ちゃん卒業おめでとう!乾杯!」などと、ヲタから受けた乾杯の音頭リクエストに応えた口上を叫んでいたりする。

 ヲタトークと酒だけが夜の新横浜の華ではない。卒業公演では多くのヲタが会場から駅前までを、卒業メンバーの名前をコールしながら歩いている。
 このヲタの卒業メンバーコールの光景を見ると思い出すのが、2002W杯で、ここ新横浜にある横浜国際競技場(日産スタジアム)で試合が行われた日に観戦にやってきたブラジル人サポーター達の陽気な姿だ。彼らは横浜線の車内から歌い、新横浜駅前から打楽器を奏で、歌いながらスタジアムに向かっていった。日本人には到底真似が出来ない光景に思えたのだが、ここ日本にもラテンな人々が居たという訳だ。

 明日、ヒサシブリに横浜アリーナに行く。あの雰囲気は他のコンサートでは味わえない。ハロプロの現場独特なラテン空間の雰囲気に街が少し染まる日が帰ってきた。
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紅白落選からその先へ

2010-11-25 22:44:15 | ハロプロ2010
 アルファ管理人「さて、今日はAさんをお招きして、色々語っていきたいと思います。いつもバーチャル対談の相手を務めているBさんは今月上旬、これから僕は肉は食べない。ベジタリアンになると言い残してから連絡がつかないので、今回は私が相手を務めさせていただきます」
 ヲタA「管理人自らがバーチャルとか言っちゃダメだよ(笑)。B君はいないのか、打たれ弱いな」
 アルファ管理人「そういう訳で対談始めますか。私の名前はアルファのAだとAさんと被るから、管理人の頭文字でヲタKにしましょう」
 ヲタA「AとかKとかBとか、どこかのアイドルみたいな名前だな(苦笑)」

 ヲタK「今日のテーマは、もう察しはついていると思いますが紅白落選についてを話そうという主旨です」
 ヲタA「俺はまあ予想通りだからショックとかないな。スマイレージがもしかしたら?という期待はあったけどね」
 ヲタK「私も落選は想定内です。売上が前年から伸びたみたいな明るいデータもないですから仕方がないですね。スマイレージに関しては、アイドル戦国時代枠みたいなのであるかなと期待してましたが、そういう特別枠は今回なかったですね」
 ヲタA「ハロプロからスマイレージだけという訳にもいかないし、これはこれで良かったとも思うな」
 ヲタK「特別枠で、スマイレージ、SKE48、アイドリング!!!、ももいろクローバーと予想したのですが、アイドリング!!!のカウントダウンライブが決まって、ああ無いなとあきらめました」
 ヲタA「AKB陣営はSKE単独も出したかっただろうね。ももクロはシングル二枚ではやはり選びにくかったかな。NHK好みな子達だとは思うけどね」

 ヲタK「これからハロプロは来年の紅白に向けてどうあるべきでしょうか?」
 ヲタA「まずは、年明けのハロプロコンサートで、控室にメンバーもスタッフもつんくも集めて、全員でAKBの紅白でのステージ映像を見る事から2011年を始めてはどうだい?ハロプロは今や挑戦者だという認識を強く持った方が良い。自分達の力を信じてプライドをしっかり持つのは大事だが、謙虚な姿勢も大事だ。既に売上ではAKB以外のアイドルにも追い付かれたり抜かれたりし始めている。もう一度原点からのスタートをしてみてはどうだろうか」
 ヲタK「私が思うのは、ハロプロの方向性を現場至上主義か、メディア重視主義なのかをはっきり決めてほしいという事。紅白に本気で出たいならテレビ出演にもっと力を入れるべきです。ツアー規模を縮小してでもドラマやバラエティのレギュラーが出来るメンバーを増やすとか。それは出来ない。やはりステージが大事だと言うのなら、ももクロちゃんじゃないけど週末ヒロインにならないと駄目です。今はテレビや雑誌の露出も中途半端、コンサートはともかくイベントの数も中途半端」
 ヲタA「確かにハロプロって無料でステージを観られるイベントがとても少ない。エッグでさえ有料でイベントやったりするしね。先日のももクロなんて無料で二時間ライブだもんな。しかもそのあと握手会。新人ではないグループにそんな事はさせられないと関係者は言うかもしれないが、例えば℃-uteも代々木公園野外音楽堂で無料ライブやってみたら良いと思うよ。せっかくの力を、今知っている人にしか見せていないというのは勿体無い。不特定多数に向けて発信すべきだ」
 ヲタK「モーニング娘。が野外無料ライブをやってもいい。大阪あたりで、ファン開拓のためにやってみてはどうかなと思います。あと、有料ライブも通常のツアーと違う安い料金のシリーズライブみたいのをライブハウス、ZeppやBLITZでやってみてはどうだろう。AKBの劇場公演やアイドリング!!!の品はちライブは安い料金なのも魅力になっている。高いチケット代が払えるファンだけ来いではなく、安く魅力の入口を見せるのもとても大事だと思います」

 ヲタA「今のアイドル界を見ても、アイドルヲタではない視聴者から見て出場する事が理解出来るのはAKBくらいなのは確かだな。残念ながらスマイレージが出場していたとしても、誰?なんかNHKにコネでもあるのこの子達と思われるのが関の山だ」
 ヲタK「Berryz工房や℃-uteがモーニング娘。のバックダンサーから独立して出場歌手として紹介されて出場した時、結局は娘。と抱き合わせたメドレーでした。あれはハロヲタ以外にはゴリ推し出場にしか見えなかったと思います。よくヲタが新人の売り出しの露出増とか、事務所が人気メンバーと見込んでいる子に仕事を与える事をゴリ推しとか呼んでますが、本当の意味としてのゴリ推しはこの紅白ですね」
 ヲタA「あれは確かに人気面にはプラスになったかと言うと微妙だな。確かに、翌年のベリキューは売上が少し上がったが、それは単純に紅白効果とは言い難い」
 ヲタK「私は以前ブログに、宣伝効果があるから紅白出場に拘る事は良い事だと書いたのですが、今となっては内容次第でプラスにもマイナスにもなるのが紅白だと思い直しました」
 ヲタA「敢えて紅白出場を諦めて新しい事を始めるのもアリだね。カウントダウンライブとか」
 ヲタK「アイドリング!!!が大晦日に中野サンプラザで通常コンサートとカウントダウンライブをやります。本来なら、年明けからこの会場でコンサートを行なうハロプロがカウントダウンライブをここでやるべきだったと思います。毎年同じような流れでスケジュールを進行させるのもいいけれど、新しい試みもしていかなくては飽きられます」

 こうして、紅白に関するトークは続いた。しかし、大切な事はヲタが色々討論する事ではない。関係者がこれからどう行動していくかなのです。
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サイレントジェラシー

2010-11-15 22:45:30 | ハロプロ2010
 さゆがラジオで自身のブログについて語ったようです。聴いてない方はこちらをどうぞ。(シリアスな内容なので覚悟して聴いてください)
http://www.youtube.com/watch?v=PkIQFfDn9AE#t=7m0s
 バラエティで嫌われ役を演じる事によるストレス。そのための安全弁というか、ガス抜きの場所というか、バラエティ番組の道重さゆみだけではない素を知ってもらいたい。そんな願いを込めて始めたブログ。さゆにとっては、さゆそのものを映し出せる安息の場所であったのでしょう。しかし、他のメンバーが「流れ」みたいな形でブログを始めてしまった。その流れが不本意であった事。後発のれいながアメブロで一位になり、それを皆に祝福されて、GREEで一位を続ける自分にはそういう労いがない事。さゆが一人で抱えていた本音が見えた放送です。

 六期三人はデビュー時から扱いが公平だった訳ではなく、アイドルが人気商売である以上、事務所も三人をそれぞれ別な形で売り出します。高校受験を控えていた事が理由なのか、三人の中で一番人気だった亀ちゃんはあまり推されませんでしたが、れいなはすぐシングルで出だしのソロパートをもらい、派生ユニット「あぁ!」にも加入。さゆはと言えば、中澤姐さんと一緒に深夜の音楽番組のMCのレギュラーを務めた事(これ自体は大抜擢でしたが)と、「シャボン玉」で叫びパートをもらったくらいでしょうか。
 さゆの中では、長年「真ん中にはいけないメンバー」というポジションにいたという事がどこか心の中で重くのしかかっていたと思えるし、同期でエース格になったれいなに対する嫉妬心がずっと心の中でメラメラと燃えていたのではないかとも思えます。
 そういう抱き続けた嫉妬心があるからこそ、たとえ嫌われ役であったとしてもバラエティに出続ける事が出来たのではないでしょうか。嫉妬心は時に人を大きく動かすパワーになります。

Michishige Sayumi (道重さゆみ) - It's You - live


 ハロプロを見渡しても嫉妬心がエネルギーに、パワーになっていたのではないか?という例がいくつもあります。なので、嫉妬心を持つ事自体は悪い事だとは思わないし、むしろ仲良し度を優先し過ぎて馴れ合いになるより、よきライバル心を抱きながら仕事をする方が良いという考えもあります。
 例えば℃0ute。℃-uteが心の中ではBerryz工房に対して強い嫉妬心を抱いていた事はメンバーのインタビューなどで明らかにされていますが、それは当然の事です。Berryz工房がデビューして一年経ってもまだ残ったハロプロキッズ(後の℃-ute)にはグループ名すら与えられず、そもそもデビューどころかこのメンバーでグループが結成される事すらわからない状態。℃-uteという名前が彼女達に付いたのはBerryz工房デビューから一年と三ヶ月後、インディーズからCDを出せたのは、そこから更に11ヶ月後。このグループ間格差から来る嫉妬心が、℃-uteメンバー達がレッスンに臨む時の原動力になっていたのではないかと察します。そして、それがスキルアップに繋がったのだとも。

 今のハロプロだとエッグメンバーが嫉妬心の塊なのではないでしょうか?いや?ではなく、そうあってほしい。℃-uteがそうだったように表に出さなくてもいい、内面でメラメラしてくれていれば良いです。スマイレージの活動を見て負けてたまるかと思うメンバーは一人や二人ではない筈です。そう考えると、今のエッグの何人かのメンバーは第二の℃-uteかもしれません。
 実際、佐保ちゃんみたく「あの落選」から悔しさをバネにして明らかにスキルアップしてきた子もいます。佐保ちゃんが「あぁ!」に抜擢されたのは落選が生んだ悔しさのエネルギーが無関係とは言えない事でしょう。
 そして、エッグ加入時から嫉妬心をバネにしてきたと思われる吉川友ちゃん。モーニング娘。になれなかった悔しさが彼女のエネルギーである事も間違いないと思います。

《夢と現実/あぁ!》


 しかし嫉妬心というものは立場が下のものばかりが持つものとは限りません。今ハロプロはエースも真ん中ではない者も問わず全体が外に向けて嫉妬心を燃やし、「このままではいけない」と自覚してパワーアップを目指す時期でもあるように思えます。「ライバルは内にあるのではなく外にある。だから仲間同士で足を引っ張り合わず、グループ内はチームワークを大事にする事」と説いたのはアイドリング!!!初代リーダー加藤沙耶香さんですが、ハロプロも今はその時。嫉妬心をパワーに変えて頑張ってほしい。
 勿論上で書いてきたように、さゆ、℃-ute、佐保ちゃん、吉川ちゃんが内にライバルを設定してメラメラと炎を燃やす事も大いにアリと認めた上で、そう思います。
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シークレット シークレット

2010-11-10 22:15:50 | ハロプロ2010
 ここはとある町のヲタ専用相談所。ワシはヲタの悩みなどを聞いているカウンセラーじゃ。今日も一人のアイドルヲタがやってきた。
 「どうされましたかな?」
 ヲタ「どんな文章を読んでも裏読みしてしまい、書いてある事が信用出来なくなってしまいました」
 「何かをきっかけに人を信用出来なくなるのは誰にでも起こりうる事。詳しく聞かせてくれますかな」
 ヲタ「あるアイドルのブログがきっかけで、アイドルがブログやツイッターに書く事を全て疑うようになってしまいました。あっ、そのアイドルの名前は勘弁して下さい。もう忘れたいので。それで、アイドルの書く事には全て裏があるかもしれない。そう思い始めたら今度は人、特に女性が書く文章全てが信じられなくなってしまいました」
 「それは深刻ですな。アイドルのブログとかだけに不信感を抱くならまだ何とかなりますが、日常におけるあらゆるものが信じられなくなっては日常生活に支障をきたしますな」
 ヲタ「先ほども道重さゆみちゃんのブログを読んでいたら、ナナメから恋してる…なんちゃらとか書いてあって、深読みしてしまいました。これは誰かへの私信なんじゃないかと。まあ、内容はPerfumeの歌が好きという話なんですが」
 (道重さゆみブログ/乙女気分)
http://gree.jp/michishige_sayumi/blog/entry/516979084
 「Perfumeはワシも好きじゃな。のっちのファンじゃ。すまん、ワシの事はどうでもいいな。続けてくだされ」
 ヲタ「さゆが紹介していたPerfumeの歌のタイトルが、シークレット シークレットというタイトルで、これまた意味深じゃないですか(涙)。しかも、ナナメの恋というのは背の高い彼氏が彼女を見下ろしている様子を、中田ヤスタカさんが~近くにいる存在なのに恋人になれない二人~を例えたものだそうです。きっとこれは誰かへの私信に違いない」
 「まあまあ落ち着いて。さゆみさんはそんな安直に私信をブログに書くような子じゃないですよ。」

 はあ、実はここ数日でこのような相談者が何人も来とる。原因は知っておるのだが、こればっかりは時間が経って気持ちが落ち着くのを待つしかないかのう。落ち着いてくれば色々と冷静に考えられるだろう。そもそも、何が真実で何が虚実かは部外者にはわからんのだがな。

 結局先ほどの青年も話したいだけ話して帰っていった。人に気持ちを聞いてもらえれば少しは気が楽になるだろう。そこから彼がどう向き合っていくのか、そのアイドルを嫌いになって他のアイドルのファンになるのも、アイドルを信じてファンを続けるのも、或いはもうアイドルなんて懲り懲りだとなるのも、決めるのは本人次第じゃ。
 でも、ここまで好きだという気持ちを持ち続けて応援してきた相手を、手の平を返すように嫌いになるのは何とも寂しいのう。自分が重ねてきた月日は積み替えは出来んのじゃよ。誰のせいでもない。自分が好きだった過去は捨てないでもらいたいものじゃ。

 おやおや、また一人相談者がやってきたな。彼もきっと同じような相談かな。よく見たら、わかりやすく手にCDを持っておるな。いらなくなったからワシに買い取ってくれと言われても困るし、目の前で怒りにまかせてCDを割ったりされても困るのう。ドアが開いたな。

 ヲタ「こんにちは。自分は○○のヲタやってるんですが、辞めて他のアイドルに乗り換えたいんです。このCDがその○○です。この左から三番目の子がイチオシでした。こんな僕が乗り換えるならどこのアイドルグループがいいですかね?そして、誰を推せばいいですかね?」

 やれやれ、気が早いというか何というか、じっくり考えてから決めてもいいと思うんだが仕方がないのう。もう気持ちは固いみたいだしな。アドバイスに乗るかね。

 「Perfumeののっちはどうかね?」
 ヲタ「既に週刊誌に写真撮られているような子はダメです。それに○○から比べたらPerfumeなんてずっと年上過ぎで守備範囲じゃないです」

 ダメか。アイドルヲタは拘りが強いからこういう相談が一番苦手じゃ。ももいろクローバーあたりが年齢的に良さそうじゃが、彼女達もヲタに近い存在である事を売りにしてるから厳しいかな。よしっ、東京女子流か、さくら学院でも勧めておくか。

 「このアイドルはどうかね。PVを見てみるかい?」

 ワシは、PCの動画サイトから東京女子流の動画を検索して彼に見せ始めた。

今回のBGM
シークレットシークレット [PV]

 (管理人は、かしゆかが好きです)
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アイドルブログの注意点

2010-11-08 22:49:24 | ハロプロ2010
 ブログというスタイルでこうして文章を日々綴っていると色々気を遣う事があります。ちゃんと真意は伝わっているだろうか?自分が何気なく書いた一言で傷つく人はいないだろうか?などなど。言葉というものは一つ間違えると凶器になります。前日までは「このブログ面白いな」と大ファンだった人が、たった一言気にかかるフレーズを目にした事で嫌いになってしまう事は十分有り得ます。私のブログもそうして去っていった読者の方がいるかもしれない訳ですが、全ての読者のニーズに応えるというのも難しい事です。毎回大なり小なりの試行錯誤をしながらテーマを決め、一人でも多くの方に楽しんでもらえるよう書いているつもりです。
 そう考えると、クリエイターって大変だなと思います。ファン全員を満足させるのは難しいが、多くのファンを満足させなければいけない。例えるなら、つんくPの立場って大変だなとも思います。

 アイドルのブログの場合はちょっとニュアンスも変わってきまして、私のような無名の人間がやるのとは違い、読者が既にファンである事が前提としてあります。乱暴な言い方になりますが、内容は多少つまらなくても好きなアイドルが書いているから許せる。可愛い画像が付いてくるのがアイドルブログの定番スタイルですから、画像さえ可愛ければ内容は二の次という見方をしている人もいる事でしょう。高橋愛ちゃんのブログの画像に厳しい意見が多いのも、画像の可愛さを重要視している人が少なくないからではないですか?そういう方にとっては、あのトイカメラ風画像は不満が募るものかもしれません。

 アイドルブログは文章力より可愛さや日常を断片的に見せる事が大事とはいえ、やはり公の場に文章を発表し、それをたくさんの人々に見せている以上、ある程度の社会常識を踏まえた内容である事が要求されるのは当然だと、以前から思っています。アイドル、特に中学生や高校生のメンバーに社会常識云々なんて、それは求めすぎではないかと言う意見もあるかと思いますが、理由は簡単です。
「たった一言や一行の文章で人気を失う事がある。それが人気商売の怖さである」
という理由からです。
 アイドルだからたくさんの人がブログを訪問する。「いいよ。いいよ」と流してくれる人ばかりでもない。日常に多少なりとも問題があれば、それを文章や画像から嗅ぎ付けるくらいの執着心がアイドルヲタにはある。以上のような事があるからです。
 そういう事にならないようにするためには、アイドル本人に対する社会教育、何を書いてはダメなのかを説く事。それについてのマニュアル(これは多分あると思う)を作る事も大事だし、本人の自覚も大事なのですが、やはり最終的にはそれをチェックして更新するスタッフの力量も大事になってくると思うのです。ハロプロの場合はマネージャーが担当しているように思えますが、これは載せられる、これはダメという基準をしっかり持ち、しっかり適用できるスタッフがいる事も大事であると私は思います。

 だからといって、メンバーはチェックはスタッフ任せだからと、ブログに何を書いても良い訳ではなく、ブログに何を載せても許される訳ではありません。

 アイドルブログというのは宣伝に繋がるものであるのと同時に、たくさんのファンとアイドルを繋ぐ、そしてファンを繋ぎとめる、そんな存在であると考えます。アイドルのブログは遊び半分でやるものではない。
 たかがブログ、されどブログ。メンバーもスタッフも存在の意味については真剣に捉えてほしいと思います。今、言いたい事はそれだけです。


 <個人的なお知らせです>
 今日からツイッターを始めました。今更と言われそうですが、とにかく始めてみました。大した情報は書けないと思いますが、管理人の日常(笑)とか、ブログには書けなかった話題などをつぶやいていきたいと思います。興味があって見てみたいという方は、下のURLをクリックしてください。
http://twitter.com/#!/alpha910
 余談ですが同じ名前、同じアイコンで、フジテレビイマつぶにも書いています。ただし、こちらはアイドリング!!!やももいろクローバーのメンバーのつぶやきへのコメントなので、わざわざ見るほどではないです(汗)。

 まだこのブログでは報告していませんでしたが、管理人の旅の紀行文を集めたブログも春からやっております。不定期更新です。
 たびずき
http://seasonz12.exblog.jp/
 興味を持っていただいた方はご覧いただけたらと思います。アイドルの話は書いていませんのでご了承願います。
 以上、管理人に関するお知らせでした。
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私の中の悪魔と天使

2010-11-04 23:07:42 | ハロプロ2010
 スマイレージのコンサートツアーのタイトル「デビルスマイル エンジェルスマイル」というのはなかなかセンスのあるネーミング。初めて目にした時からそう思っていました。
 アイドルなら、いや女の子なら、悪魔の顔と天使の顔の両方の顔がある。男性に比べて女性の方が二面性が強い。それはハロプロのメンバーとて例外ではありません。デビュー間もない新人グループの1stコンサートツアーに付けるタイトルとしては、随分と思いきったものだなと深読みしていたつもりです。
 私はこのコンサートを観ていないので、「悪魔の笑顔と天使の笑顔」が一体何を意味するのかはわかりませんが、そういう寸劇をやった訳でもないみたいだし、意外性のある曲をカバーしつつ、持ち歌では思い切り可愛くみたいなギャップを演出した訳でもないようです。

 アイドルにとって「二つの顔」をどこまでコントロールするか?悪魔と天使の落差が少ないアイドルはあまり問題ではないですが、その差、つまりギャップが大きいアイドルはどう自身をセルフコントロールしているのか大変興味があります。笑顔を振りまく自分なんて見るのも嫌だと、自身のDVDとかを見ないアイドルだっているかもしれない。
 ここまで書いて、今これを読んでいるアナタの脳裏に浮かんでいるアイドルは誰ですか?
 悪魔の笑顔と天使の笑顔のギャップに悩まされ、コントロールが利かなくなった者はどうなってしまうのでしょうか? 今ここに残っている者が皆コントロール出来ている訳ではない事は明らかではありますが。

 今回のBGM
Bonnie Pink 「Evil and flowers」


 <お知らせ>
今月からTOP画像をモーニング娘。に変えました。ちょっと遅れて今日からになりましたが、今日になった事に深い意味はありません(苦笑)。亀井絵里ジュンジュンリンリンの卒業まであと一ヶ月半。この8人で観られるのもあと一ヶ月半。色んな想いを込めて、この画像とともにブログを書いていきたいと思います。
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三位一体を大切に

2010-11-02 22:01:12 | ハロプロ2010
 この前の記事で、Berryz工房が抽選でランダムなサイン会をやるよという記事を書きましたが、第二弾が来ました。今度は抽選生電話。まあ、ファンと電話で話すという企画なら、アイドルラジオだったらありがちな企画だし、AKBのあるメンバーも写真集の予約特典で採用した事がある企画で、アイドルというジャンルに於いては別に大騒ぎするような愚策とは言い難い。でも、よく考えるなと思いつつ、次は何があるんだろう?などと少々呆れた気分になっているのも確か。Berryz工房のメンバーは何のためにアイドルになったのだ?ファンを増やすために握手会やサイン会の類いは必要ではあるけれど、メンバーにそれだけの苦労をさせるなら、大人はちゃんと人気アップに生かせる仕事を提供し、モチベーションが上がる楽曲を用意するべきなのにと思うのです。

 小学生の頃から握手会を行なってきたBerryz工房。売るためには手段を選ばず?第二のミニモニ。に育てたい事務所は、女の子を対象にした「シール交換会」というイベントをベリの新人時代に企画した事もありましたが、基本的には男性ファンを中心とした参加者を相手にした握手会がイベントでの標準パターンでした。
 人格形成がされていく多感な時期に握手会を行なってきた弊害はないのだろうか?メンバーの精神に与えた悪影響はないのだろうか?
 などと、前にも書いた事がまた頭をよぎるのでした。

 明るい話題を求めてネットを回ってみれば、聞こえてくるのはAKBの初動82万枚とモーニング娘。のくら寿司コラボソングの7336枚。比較の対象ではないし、モーニング娘。のは企画物シングルだからと思う。それでも、例え企画物シングルでも多くの人が欲しくなるようなものを作れなかった作家と、プロモーション出来なかった営業と、自身のブログでも半ばスルー気味なメンバーばかりだった娘。メンバー。それぞれに責任は小さくないようにも思います。

 そんなモーニング娘。の新曲PVが公開されました。むてん娘。はコラボソングだから売上は重視しないんだよ。勝負作は今度の新曲なんだよと言えるような、思わずCDやシングルVを買いたくなる出来かというと、結果は違いました。残念ながら作り手側のやっつけ感を感じてしまう出来に思えます。
 「三位一体」という言葉がありますが、今のハロプロはこれが欠けている例がいくつもあります。先ほど書いた「作り手、営業、メンバー、各人のモチベーション」。セールスポイントである「歌、ダンス、衣装」。露出媒体としての「テレビ、インターネット、ステージ」。売っていくために必要な「宣伝、ファンサービス、クオリティ」。
 少しずつ改善されていくと良いのですが。

女と男のララバイゲーム
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