フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

過去記事を振り返る 「ハロヲタなフクちゃんとピンクなライバル」

2014-11-30 22:31:20 | ハロプロ2012-2014

 この記事は2011年8月7日に書かれたものに、新たな感想を加えています。
※元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/b78118e83245d250f0dc8ab8f801fc15


 昨日、中野サンプラザで行われたハロプロコンサートに行ってきました。私が観たのは昼公演でしたが、なかなかトークが面白かったので紹介したいと思います。歌やダンスに関する感想は次回に書きます。

 ハロプロ何でもランキング

 司会のまこと氏の進行にアシスタントにフクちゃんが付いて、メンバーに答えてもらったアンケートを基にトークをするコーナーでした。フクちゃんのアシスタントっぷりはなかなかしっかりしてましたよ。

 「宝くじで一億円が当たりそうなメンバー」

第三位 和田彩花
第二位 譜久村聖
第一位 鈴木愛理

 みんな裕福そうな家庭の子達。お金持ちにお金が集まる!みたいな世の中の流れ、そのままにという結果でしょうか。
 ちなみに、一億円当たったら何に使いますか?という質問には、
あやちょ 事務所のビルにスマイレージ室を作りたい。朝が早い仕事の時はそこで泊まったり出来るようなスマイレージのための部屋です。


フクちゃん 中島さんの写真集を買って(客席から歓声)、鈴木さんの写真集を二冊買って(更に歓声)、道重さんの写真集を買って(ちゃんと各ハロメンの新し い写真集発売情報を把握しているフクちゃん)、あっ、嗣永さんの写真集を買おうと思ったらまだ買っていないので買います(スクリーンには拗ねた表情の桃子)。
 あと、ハロショで嗣永さんのカップを買おうとしたら買えなかったんです。取っ手がとれていて(客席爆笑)、ハロショにある写真を全部買い占めたいですね。(さすがハロプロヲタ。そして桃子ヲタである)

あいり 私はちょっとリアルな話になっちゃうんですけど、この先に私が年を取った時に年金がもらえるかわからないので、半分は貯金して、残りは家族が北海道が大好きなんで家を建てたいです。

 三人の個性がよく出ていて、上手い組み合わせになったものだなと感心しました。それにしても、フクちゃん面白い。これを真顔で言っているところもマル。

 「野球のピッチャーの投げ方をしたら変になりそうなメンバー」

第三位 熊井友理奈
第二位 嗣永桃子
第一位 道重さゆみ

 まこと氏がまずは見本を見せたあと、それぞれが実演に。さゆが「私、運動苦手なんですよ。本当に勘弁してください」と泣きつくも却下。さゆは桃子の隣は嫌だと軽く牽制をしました。これが序曲。桃子が甘えて、これがカウンターになる(苦笑)。

 まず熊井ちゃんが実演。結構サマになり、まこと氏からお誉めの言葉をもらう熊井ちゃん。長身だから確かにピッチャーは似合いそうです。


 続いて桃子。可愛くふりかぶって…、いきなり投げながら倒れる桃子。
「コーチ、もう投げれません」と辛そうな顔を浮かべる桃子。
「みんなが、ももちかわいい!と言ってくれたら投げれそうかな」と倒れたままブリっ子する桃子。すぐにマイクを客席に向けながら「せーの」 この一連の動きがあまりにスムーズな流れで、桃子の奇才っぷりが爆発しています。そして、そんな桃子に応える観客。
「ももち、かわいい!」
 ご満悦な表情を浮かべながら立ち上がる桃子。その顔には「私はお姫様よ」と書いてあるように見えたのは秘密。


 すっかり会場が桃子色に染まってしまった。やりにくそうなさゆ(苦笑)。どうするんだろうと見守っていました。
 さゆ「やりたくな~い!」
 そりゃ、今の桃子の計算され尽くした芸を見せられたら普通のアイドルは尻込みする事でしょう。
 しかし、道重さんはサスガでした。大きく振りかぶったあと、急に横に立っていた桃子の方にボールを投げる動きをしたあと、
「ウザイんだよ、お前!」
と、桃子にボールを当てるような投げ方。会場大拍手。
 すごい。やるな道重さゆみ。盛り上げるの上手い。そして、空気を読んでる桃子もそれ以上は何もせず大団円?

 さゆ&桃子いいな!偶然にも、その夜オンエアされたラジオ「MBSヤングタウン」は桃子が出演。さゆとここでも仲良くバトルしていたようで(笑)。
 今後もこの二人の絡みをたくさん見たいです。

<2014年の追記>

 モーニング娘。の新リーダーが譜久村聖ちゃんに決定しました。自分としては予想通りだったし、さゆからの流れを切らずに継承しつつ、新しい形を作っていくにはそれしかない!とさえ思っていました。今回紹介した記事でもわかるように、フクちゃんはハロプロ大好きで、ハロプロに入りたくて入ってきた人。ヲタ心のわかる人。エッグ時代に真野ちゃんのバックダンサーとして握手会に参加していた時から、その献身的なファンサービスには定評ありました。がっちりと握ってくるその握手は「フクムラグリップ」なんて異名が付いているほどです。
 そんなフクちゃんがリーダーになる。前リーダーも前々リーダーもモーニング娘。が大好きで大好きで、それゆえにメンバーになった人でしたが、今回はモーニング娘。も大好き、ハロプロ大好きという人が就任するわけです。ハロプロ内のグループの序列が今までのようにハッキリしたものではなくなり、群雄割拠の時代になるこれからに相応しい人選ではありませんか。

 さゆの卒業コンサートで、足を痛めたさゆを気遣い駆け寄る姿が観る者の心を掴んだフクちゃん。さゆにとっては辛いアクシデントでありましたが、これは物語を紡いでいくために必然である出来事だったのかもしれません。心のバトンを渡すために。

 17年の歴史はいつも安定とは遠いところにあった。これからも平坦な道ではないかもしれないけれど、モーニング娘。は続いていきます。

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赤いフリージア

2014-11-25 22:39:36 | ハロプロ(娘。)



 2003年の初め、モーニング娘。6期オーディションの合宿の模様を伝える番組は、最終選考に残った三人の必死さに欠ける姿をお茶の間に伝えた。5期メンバーが優等生揃いであった事に対するアンチテーゼであるかのように振舞う三人は、テレビを視る者をいらつかせながら、あくまでマイペースに行動した。
 その三人の中で飛び抜けて歌が苦手な子がいた。ボイストレーニングを行なう菅井先生は少しキレ気味に、でもその子に真剣に向き合い、何とかして課題曲「赤いフリージア」を少しでも上手く歌えるようにと特訓した。そして、特訓の甲斐あって、合宿の終わりには最初の頃より声が出るようになっていた。割り箸をくわえさせて発声させる特訓は、モーニング娘。オーディションに於ける名場面のひとつである。

 「道重さゆみ」
 決して歌やダンスが上手い訳ではなかった。むしろ苦手にしていたといっても良いくらい。皮肉な事に、道重さゆみが加入してからモーニング娘。はどんどんステージスキルを売りにしていくグループになっていった。
 しかし、彼女はいつもステージで真剣だった。アイドルは歌やダンスが上手ければそれで全てが良いのではなく、歌やダンスをどう見せるのかが大切なんだ。それを体現していたのが道重さゆみinステージだった。大汗をかきながら踊る彼女のステージを観ていると、アイドルを応援するという気持ちを理屈抜きに理解できる。

 合宿で歌をダメ出しされ、スタートから全国にそんなマイナスイメージな映像を流されながら、涙を流し食らい付いていた姿は、やっぱり「モーニング娘。道重さゆみ」の原点で、驚く事に最後までその原点からぶれずにアイドルをやりきった。11年以上の長い間、メジャーアイドルとして、これほどまでにイメージに忠実であった人がアイドル史上で他に居ただろうか? ウマイでもなく、スゴイでもなく、11年以上の間、道重さゆみはステキを貫いてきた素晴らしいアイドル。原点である「赤いフリージア」から「見返り美人」まで、道重さゆみはずっと道重さゆみだった。その長い年月の頑張りに心からのリスペクトと、大きな拍手を。

 当日、現地に居ることが出来ない人にも届くよう、道重さゆみは素晴らしいステージをみんなと作る筈。モーニング娘。が大好きでファンからこの場所に辿り着いた彼女は、ちゃんとファンの気持ちがわかっている筈。

 お疲れ様でした。またいつかその素敵なお姿をまたどこかで。

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Berryz工房が観たいんだ!ってあの娘は言った

2014-11-22 10:37:31 | ハロプロ(ベリ)

??????? The One Ticket - ?????????????? (Official Teaser)


 今週一番驚いたニュースって言えば、なんと言ってもこれです。タイです。Cha Cha SINGのタイですよ。どういう事なのか?自分もよくわからないので、某掲示板に立っているスレッドをじっくりと読ませていただきました。

 要するに、「Berryz工房をネタにした映画がタイで制作された」という事であります。タイでのベリ人気は今更ここで解説するまでもなく、過去二回のタイ公演が行なわれたことで明らかです。しかも、この人気というものは「事務所の戦略に基づいた人気」ではなく、ジンギスカン~モンキーダンスの流れで自然発生して広がった人気だそうです。
 よく、「日本の歌手は外国では人気がない」と言われ、そういう現実に対するコンプレックスの裏返しなのかどうか、最近の芸能界、特にアイドル業界は「世界進出」というのが一つのトレンドになっています。ハロもその流れに乗って、アメリカやフランスで公演を行なっています。その流れ自体はまあ良いとして、この手のニュースを聞くといつも思うのが、アイドルという日本ではどちらかと言えばリスペクトの対象から遠い存在が海外では、これぞ日本の生んだ素晴らしい文化だと評価して楽しんでいる人が一定数いるという傾向と、それに比べての日本国内との温度差。少なくとも、日本で「人気アーティスト」と呼んでもらえて、世間からリスペクトの対象となっている人々は外国で人気という話は聞きません。アイドルやヴィジュアル系の名前を聞きます。
 アイドル音楽の持つ楽しさって、言葉の壁を超えて伝わるものであり、それは「先入観」とか「宣伝力」のない所で大いに発揮される魅力なのでありましょう。

 さて、ベリです。ぶっちゃけて言えば、ベリ自体はハロプロの中でも優遇されてきた訳ではないし、序列で一番上の扱いを受けたこともないのですが、以前から彼女達を評価する声はあちらこちらから聞こえていたものです。芸能界内でも、ハロのグループで一番ファンを掴んでいるのでは?と私は思っています(広告展開的意見とは離れたところでの印象です)。
 アイドルというものに特別な思い入れを持った人でなくでも、Berryz工房の面白さというものは輪郭のハッキリした感じ取りやすい性質のものなのだと私は思います。メンバーの個性もわかりやすいので、グループの歴史やプロフィールに長けてなくても個人に思い入れを込めやすい気がします。

 こんな個性派で面白い集団を、タイの人達が見つけてくれたわけです。今まで楽しんでくれたのです。だからこそ映画のネタにまでなった。
 この映画は、Berryz工房のコンサートが観たい!という娘の願いに応えようとした父が、結局チケットは取れず、その代償として仲間とベリのコピーグループを作って娘に披露するという物語なようです。素敵な話ではないですか!
 親子のハートウォーミングなストーリーの核の部分にBerryz工房がいる。しかも、これってタイアップではないので本人達は出て来ないようだし、映像すら流れないみたいです。ベリの扱いが「憧れのスター」ということであります。

 そういう風に本人出演とは違った方向から作品に使われるようになった。そんな存在が遂にハロプロから現れたというのは感慨深いものがあります。きっと日本のマスコミは「何もなかった」事にするでしょうけれど、それもそれでいいような気もします。
 でも、この映画の話を知って、活動休止前にもう一度だけタイに行ってほしいなという気持ちになったのでした。もう宣伝や利益のために行く意味は勿論なくて、「今まで応援ありがとう」というお礼のためにです。ぜひとも実現してほしいなと思います。

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Berryz工房 20141115ラクーアイベント

2014-11-16 23:43:46 | ライブ!2012-2014

 Berryz工房が昨日ラクーアで行なったイベントを観てきました。後ろだったのであまり見えませんでしたが、楽しい雰囲気に満ちたイベントになっているのは充分感じられ、満足出来ました。

 さて、中身はどうだったのか?

 セットリストの一曲目って、こういう新曲イベントでは新曲を歌うものですが、なんと「恋の呪縛」を披露。私はそのアイデアに感服いたしました。
 なぜか?それは「恋の呪縛」は、Berryz工房がここラクーアで初めてイベントをやった時のシングルなのです。デビュー一年目のメンバーたちがオープンスペースで臨んだイベント。当時はまだまだ実力も人気も今ひとつ今ふたつだったBerryz工房が、このシングルあたりを境にじわじわと売上をアップさせていきました。いわば、ターニングポイントとなった曲であります。それを一曲目に持ってきた。「思い出の地ラクーア」での(おそらく)ラストとなるイベントに相応しい選曲ではありませんか。

 キャプテンがセットリストについて触れています。

「ラクーア」 清水佐紀ブログ
http://ameblo.jp/shimizu--saki/entry-11952301432.html

 思えばこれまでのBerryz工房のイベントやコンサートは歌の楽しさだけでなく、トークの雰囲気も良かった。決して仲良し過ぎず、だからこそ馴れ合いのないメンバー同士の関係がまさに生かされる。そんな空間であったように思います。
 仲良し過ぎないと言ってもギスギスした空気を漂わせている訳ではなく、むしろBerryz工房のステージはいつもハッピー&ピースなものだったように思います。だからこそ対バンでも共演者たちに好印象を与え、業界内にファンが多かったのでしょう。「一緒に仕事をしたくなるタイプ」であり、「観る人を選ばない」普遍性も実は備えていたのかもしれません。

 この日、週末の遊園地に隣接したオープンスペースには大勢の家族連れやカップルがいた。きっと皆さんもそれなりに楽しんでいただけたのではないでしょうか?
 新曲以外はワンコーラスにして、限られた時間に少しでも歌を組み入れたセットリストはメリハリがあって良かったし、ラストをしみじみ聴かせる新曲の「永久の歌」にしたのも余韻が残る終わり方になって良かった。

 改めてBerryz工房って素敵なグループだなと思ったのは、楽しさを前面に押し出しながら、さりげなくキチンとした完成度で見せるという、押し付けがましさのない清々しさを持ったグループなんだなと感じられた事。これって、アイドルグループとしてとても素晴らしいあり方だと思うのです。そういうグループがハロプロから生まれた事に喜びを感じ、活動休止を残念に思います。
 でも、メンバーたちは感傷的な想いなど見せずに、最後までBerryz工房らしく走り続けていく事でしょう。それが自分達らしさだと理解している人達なのですから。

セットリスト
1.恋の呪縛
2.ロマンスを語って
3.(下記を参照)
4.抱きしめて 抱きしめて
5.本気ボンバー!!
6.永久の歌

3曲目
第一部 ハピネス ~幸福歓迎!~
第二部 ライバル
第三部 すっちゃかめっちゃか~

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過去記事を振り返る 「Berryz工房 in さいたまスーパーアリーナレポート「ステージ演出編」」

2014-11-13 12:00:00 | ライブ!2007

 この記事の元記事は2007年4月3日に発表されたものです。記事引用のあとに振り返って思う事を書き綴っています。

 ※元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/8486afefbf8b556d71d21baf2113e987

 前回の記事で、会場外の雰囲気がかつての娘。みたいと書きました。コンサートの演出はどんな状況か?気になりつつ、開演時間を10分押してスタート。

  かつては娘。を始めハロプロ関係のコンサートは、場内暗転後にスクリーンにメンバー紹介が映し出されてから、曲が始まるという演出が定番でした。
しかし、昨年のツアーあたりから娘。がパターンを変えてきまして、いきなり暗転=スタート!という流れを作りました。この日のベリも、いきなり暗転。そしてアリーナ席中央にあるサブステージにライトが当たり、そこにメンバーが立っている!という粋な演出。
  私の席は、メインステージはおろかサブステージすらも遠いスタンド席だったのですが、メンバーがハツラツと踊る姿はしっかりと伝わりました。

  以前のベリコンは、メンバーに体力的にも実力的にも未熟さが感じられ、ハラハラしながら観ていたものです。そういう見守るような見方が好きな方もいるのでしょうが、私はその辺りにアマチュアくささを感じ、少し物足りない気分もありました。しかし、この日のメンバーは違いました。オープニングだけにとどまらず、公演中は中だるみコーナーを廃し簡単なトーク以外は、ひたすら歌とダンス。おおっ、まさに一年前の春の記憶が蘇る!私が一年前、新潟で宇都宮で小倉で、そしてさいたまで感じた鼓動に近いものを、この日のベリのステージからも感じたのでした。
(筆者注:一年前の春とは、モーニング娘。の「レインボー7ツアー」のことです)

 シングル全13枚のうち、「21時までのシンデレレラ」と「ギャグ100回分愛してください」以外は全て歌うという総決算的なこの日のステージ。デビュー曲の「あなたなしでは生きていけない」は、スクリーンにPVが映し出されました。この曲のPVは、ここさいたまスーパーアリーナを借りきって撮影されたものでした。
 三年間の成長を、スクリーンとステージで対比させて観客に伝えるという演出は、自信の表れです。メンバーの動きは明らかに進化していました。

 中盤の衣装変えで、各メンバーがソロTの色に合わせた色の衣装で現れ、ようやく私の席からでもメンバーの区別がつくようになりましたが、それでも顔の表情などはスクリーンに頼る状況。でも、例えアイドルと言えども、コンサートは可愛さ以上に出来が大事と思っている自分には、顔が見えなくてもベリのメンバーの自信に満ちた動きが伝わってくるだけで充分でした。

 終盤、ノリの良い曲を連発し、会場がヒートアップしつつアンコールへ。

 アンコールに立ったメンバーを迎えたのは、客席を染めたピンクのサイリウム。桜満開というツアー名に合わせた企画。私は最初この話を聞いた時は、なんだか 誰かが辞めるみたいな雰囲気になるからサイリウム祭なんてやらない方が良いのに。と思っていました。しかし、実際にこうして立ち会い、サイリウム祭やって 良かった!と思い直しました。
メンバーも喜び、一万観衆でコンサート出来た思いが溢れたのか、梨沙子は涙を流し、キャプテンの佐紀ちゃんも涙ぐんで挨拶をしました。
 三年間の集大成が詰まった全22曲のステージ。この大観衆でのコンサートは到達点ではなく、新たなスタート。
 これからのベリコンは、歌やダンス主体の最後まで飛ばせるコンサートになって行きそうだと確信し、これで台本トークからフリートークに変えて、客席への煽りも自然に出来るようになれば、現在の娘。やメロンに負けないライブアイドルグループの誕生です。大会場でここまで出来たのだから、今後のホール公演は大いに期待出来そうですね。

 去年購入した夏焼雅誕生日記念Tシャツに、熊井ちゃんタオルを首に巻いた私は、遥か遠くのメインステージから客席に手を振るメンバーに、大きく手を振り返した。Bye Byeまたね!

 いつものベリコンレポートとはちょっと趣向変えたマジメ(?)文章による「ステージ演出編」でした。


セットリスト

01.ジリリキテル (サブからメイン)
02.スッペシャルジェネレ~ション(メイン)
オープニングV
03.BERRY FIELDS(途中登場)
MC
04.VERY BEAUTY(メイン)
05.笑っちゃおうよ BOYFRIEND(メイン→サブ)
06.ハピネス~幸福歓迎!!~(サブ→メイン)
07.昼・サクラハラクサ 夜・桜→入学式(メイン)
MC
08.日直~芸能人の会話~(徳永・熊井)(サブ)
09.恋はひっぱりだこ(嗣永)(サブ)
10.図書室待機(清水・夏焼・須藤)(サブ)
11.愛する人の名前を日記に(菅谷→全員)(サブ→メイン)
12.素肌ピチピチ(メイン)
13.TODAY IS MY BIRTHDAY(メイン)
VTR ありがとう!おともだち。
14.あなたなしでは生きてゆけない(メイン)
15.ファイティングポーズはダテじゃない!(メイン→サブ)
16.ピリリと行こう!(サブ→メイン)
MC
17.あいたいけど…(メイン)
18.胸さわぎスカーレット(メイン)
19.なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?(メイン→サブ)
20.友情 純情 oh 青春(サブ→メイン)
EN01.恋の呪縛(メイン→サブ)
MC
EN02.Bye Bye またね(サブ→メイン)


<2014年の追記>

 読んでいてとても懐かしい気分になりました。あれからもう7年半の年月が流れました。もちろん、その間Berryz工房の皆さんは成長し、すっかり大人になって頼もしくなりました。アイドル業界に於いて他のアイドルたちから一目置かれる存在になり、さすが「アイドル10年やっているだけある!」とリスペクトの対象となるグループになったと思います。
 そんなBerryz工房が来年春に活動休止になります。残念ではあるけれど、メンバーたちが次のステップに進んでいくためには必要なことなのでしょう。全員芸能界に残って活動をするという事なので、この休業は前向きなものであることに違いありません。

 そのBerryz工房の春公演のラスト公演の日程が発表されました。2015年3月3日、日本武道館。
 この日はBerryz工房のデビュー記念日であり、そこにこだわるのはよく理解出来るのですが、この日はあいにく平日。そういうことを考慮してなのか都内開催となり、Berryz工房にとっては大切な場所である武道館で公演ということになった。それもよくわかります。でも、個人的にはラストはさいたまスーパーアリーナでやってほしかった。上記の記事にあるように、ここは思い出の公演の場所であり、デビュー曲のMVを撮影した場所でもあります。単に大きい会場で観てもらうというだけでなく、充分過ぎるくらいの意味のある場所。
 そして、一人でも多くの人に観てもらうという意味は大切にしてほしかった。平日にここでコンサートを開催するのは集客的にも帰りの足の問題としても適格ではないというのはわかりますが、それならば週末に開催してほしかった。というか、週末に開催すると思っていました。
 もっとも、週末にアリーナクラスでコンサートを開催しようとしても、もう予約でいっぱいなのかもしれません。

 もう決まってしまったことなので、これ以上は書きませんが、2015年3月3日が素晴らしい日になるよう、大いに期待をしております。メンバーにとって、たくさんの思い出の完結と新たな道への旅立ちの場であるこの日の日本武道館が、ハロプロ史上に残る素敵な公演になることは間違いありません。

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ありがとう~大きくカンシャ!

2014-11-05 23:03:51 | ハロプロ(エッグOG&研修生)

 ハロプロ研修生の田辺奈菜美さんが研修生生活にピリオドを打った。なかなかデビュー出来ない状況は、もしかすると来年あたりに新ユニット結成で、田辺さんはそのユニットに加入するため、今はとこのグループに加入する事なく研修生活動をしているのだ。そう思っていた時期もあったのだけれど。

 新ユニットと一言で言っても、メンバーの組み合わせはなかなか難しい。単に可愛い子を集めれば面白い新ユニットが完成で大人気!などという単純な話ではなく、個性をバランスよく配置させた構成にしなければならない。勿論、運営のプロはそんなことは百も承知で、成功したアイドルグループはメンバー構成が絶妙なのであります。

 では、田辺さんをうまく当てはめられる場所はなかったのかというと、既存のグループにはなかったと私は思います。

 ハロプロエッグの最終公演の少し前くらいの時期、ステージを観ながら私は、「スマイレージに続くグループを立ち上げる日はそう遠くないとして、そのグループをエッグメンバーで構成するとしたら、フクちゃん、佐保ちゃん、かりんちゃん、ななみん、工藤遥。このあたりのメンバーがベースになるんだろうな」なんて思っていた。でも、その後に訪れた現実は、フクちゃんとくどぅーがモーニング娘。で、かりんちゃんはJuice=Juice、佐保ちゃんはアップアップガールズ(仮)、ななみんは研修生というものだった。ご存知の通り、現在の研修生とはエッグの生まれ変わっみたいな組織だ。

 でも、冷静に考えていけば、田辺ななみんを生かすためには既に色が付いたグループに入れるより、これから始動していくグループか、ソロデビューしかないような気もしていた。既存のグループのステージに立ち、他のメンバーと一緒に踊っている姿がイメージしづらかった。
 つまりが、結局は「場所」がなかった。そういう事なんだろうなって、そう解釈している。こういうのはタイミングだったり、運だったりして、必ずしも本人の持っている資質だけの問題ではない。もしかすると、本人に何か問題があったのかもしれないけれど、ネガティブな理由は公表しないだろうから、それは関係者のみぞ知る事。邪推はするまい。

 少し前の記事に、ハロプロエッグやハロプロ研修生はJリーグで言うところのユースチームのようなもの。全員がプロデビュー出来る訳ではないと書いたけれど、そのJリーグのユース選手だって、トップチームの事情に合わなければトップチーム昇格は果たせず、別なチームからプロデビューする事もある。ハロプロ研修生もそういう事があるかもしれない。

 ハロプロヲタは推していたメンバーがハロプロから卒業したり、ハロプロを辞めたりすると推さなくなる傾向があるけれど、それは仕方がないことと割り切りつつ、田辺奈菜美さんのこれからが気になっている。まだまだハッピーはこれから待っている。

しゅごキャラエッグ!「ありがとう~大きくカンシャ!」 [MIRRORED]

大切な☆  譜久村聖
http://ameblo.jp/morningmusume-9ki/entry-11948202272.html

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