フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

「過去記事を振り返る」 ファースト・インパクト

2013-06-29 22:07:19 | ハロプロ(ベリ)

 この元記事は2006年3月6日発表されたものです。
元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/f39f0ed022c79c21b431839852cfdd68

 日曜日、ハロショに行ってきました。性懲りもなくトレーディングシールにまたチャレンジして、なっちとあさみという結果に。なっちは大当たりでしたが、あさみも結果としては悪い結果ではないと、それなりに満足。
  そして、Berryz工房二周年記念写真三枚セットに目が行き、まずは手始めに熊ちゃんを買いました。内容は、現在の写真に二周年メッセージ付き1枚、デ ビュー当時の1枚、デビュー曲「あなたなしでは生きていけない」の衣装写真、の計3枚です。これは、ベリヲタなら買いです。私は結局、全員分買う予定で す。
 昨日は、他には美貴ちゃんのディナーショードレス写真、石川さん新作から顔のアップのが可愛かったので1枚、と購入枚数はほどほどでした。

 

 ベリもデビュー二周年とは、時が経つのも早いものです。まあ当時はさほど興味はありませんでしたが。
 そんな私がキッズメンバーで一番最初に気になったのが「嗣永桃子」でした。

 

 2003年夏、その一年前から発表になっていた矢口真里率いるキッズグループがデビューした。その名も「ZYX」。「ジックス」と読ませるこのグ ループは、大方の予想を裏切り楽曲はミニモニ。路線とは異なるダンスチューンであった。ちょうど路線的には、太陽とシスコムーンに近い感じだった。実は私 は当時、このシングルを発売後間もなく購入している。楽曲が好みだったからなのだけど、曲とは違う次元で一人、気になっていた子がいた。
 その子は、藤本美貴現時点での最後のシングルとなっている「ブギートレイン'03」のバックでも踊っていた子だった。ブギトレの頃、気になって名前をチェックしていた。その子の名は嗣永桃子と言った。
  ちょっと地味目というかあか抜けない雰囲気に、やや引きつり加減な作り笑顔っぽい不器用なスマイル。当時はまだ小学生だった桃子は、不思議なオーラがあっ た。それは、どちらかと言えば負のオーラであった。少なくとも、2003年秋にZYXに続くキッズ系ユニットとしてデビューした「あぁ!」の鈴木愛理や夏 焼雅のような陽性のオーラではなかった。でも、そんな桃子の不自然な佇まいが気になって、私はZYXは矢口より桃子を見ていた。

 

 年が明けて、そろそろ来るだろうと思われていたキッズだけのユニットがデビューとなった。キッズのメンバーからおそらくアイドル性スキルの高い(と、当時スタッフが判断したと思われる)子達8人が選ばれた。
  桃子はその8人に入ったのだが、他のメンバーに比べるとアピール材料も少なく、それまでの実績も地味だったため、デビュー曲の頃はあまり記憶に残っていな い。当時、レッスンで倒れたエピソードなどは、後から知ったエピソードだった。少なくても、デビュー曲では桃子はセンターではなかった。
 しか し、桃子はこのまま埋没する子ではなかった。二枚目の「ファイティングポーズはダテじゃない」で、雅と並んで前に出て来た桃子は、PVでも今まで以上に不 自然な笑顔を振りまき、その過剰なまでのアイドルらしさで、自らのポジションを獲得した。負のオーラと思われていた不自然笑顔も度を過ぎると、素晴らしき アイドルスマイルへと昇華されていくという事を、見事に実践してみせたのだ。

 その後の桃子の活躍っぷりは、ハロヲタならご存じのとおりである。今では「アイドル・サイボーグ」だとか、「桃子プロ」とか立派(?)な称号も付 き、ハロプロ界きっての個性派として、誰もついてこられない道を突っ走っている。彼女の目標とする人は「石川梨華」だそうだ。負のオーラを過剰なまでの寒 いキャラで、陽性のオーラに変えて見せた先輩だ。
 そんな物わかりのいい桃子が今日誕生日を迎えた。14歳、まだまだ新たなキャラ展開も期待出来そうな桃子プロです。

Berryz工房「ファイティングポーズはダテじゃない!」 (MV)


 <2013年の追記>
 書いた日付が桃子の誕生日なのですが、7年前に書いたものなので桃子14歳なのですね。でも、驚くのは昔と今とで比べてもキャラにブレがないという事。今に当てはめて読んでも違和感はない。普通に桃子の紹介文として成立する内容。これぞ桃子の真髄。
 元記事は選んだ写真も気に入っています。記事の内容とうまくハマっているなと思うのですがどうでしょうか?ぜひ元記事も見てみてください。
 これからも桃子らしく桃子ペースで歩んでほしいなと願っています。

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サヨナラ ウソつきの私

2013-06-26 19:26:01 | ハロプロ(ベリ)

 ハロプロもアイドルという看板を掲げて活動をしている以上、どういうビジュアルで魅せていくかというのは重要なテーマでありまして、メイクさんも衣装さんも巻き込んで作り上げられるアイドルの外見というものは「誰に向かって発信」しているのかが大事なのだと思います。それが微妙にヲタサイドの要求とずれ始めたのがBerryz工房のここ数年なのでしょう。これは仕方がない。だってハロヲタは森高さんの「私がオバサンになっても」の歌詞に出てくる男性そのものな人が少なくないのですから(苦笑)。

 今回の新曲の映像、最近は歌も見た目も安定度抜群な雅ちゃんの活躍は言うまでもなく、梨沙子が不思議な存在感を見せている。なんで、そんなに梨沙子はドーンと安定感を感じさせてくれるオーラを発しているのだろう?なんで、そんなに切ない表情を魅せてくれるのだろう?

 ベリに関して言うならば、曲に合わせてメインボーカルは変わっていく制度を希望しています。個性がバラバラで、その持ち味を生かすための曲を作っていったら、それこそベリのアルバムは多彩な曲が並ぶ一枚になる。だから、その個性を生かすスタイルが希望であります。メインボーカルは二人くらいにして歌を回していくと聴きやすくてヨイと規定してみる。カワイイ曲では桃子と千奈美、或いはキャプテンが絡みあうのもよし、カッコイイ曲で熊井ちゃんやまーさが目立つもよし、面白い曲では千奈美や桃子が活躍するもよし。そして、オトナジャンな曲ではやはり雅&梨沙子なのだなと。

 「サヨナラ ウソつきの私」は完全に雅&梨沙子の曲になっていて、二人もその要求に応えている。これは二人にとっての今のベストだろうとも思う。そして、つんくPの得意な湿った歌謡曲テイストな曲でもある。つんくPはこういうのと「夢見る少女」なナンバーは得意分野で、それを歌い続けてきたのもBerryz工房なのだ。つんくPとベリちゃんのシンクロ率の高さは昔も今もかなり高い。ハロプロで一番だと思う。書きやすいのだろうなと感じる。
 つんくPも「あなたなしでは生きていけない」を書いた頃より年をとった。ベリだって年を重ねた(まだ彼女達は若いから「年をとった」という表現は使わない)。9年前のヲタたちにこの映像を見せたらどんな顔をするだろうか?雅ちゃんは正常進化として受け止めてもらえるとして、梨沙子の感想を聞いてみたい。そこでポジティブな感想を述べた者はきっと9年後もベリヲタをやっている筈だ。この梨沙子の魅力の難解さこそ、Berryz工房の奥深さであり、アイドルというジャンルの奥深さなのだから。
 そんな事を言いながらも、梨沙子イイナ!と画面に向かって呟いている自分は、その梨沙子の今を理屈で解説できないもどかしさを感じている。この感覚がイコールで、℃との勢い度の違いになっているのだろう。℃の魅力はわかりやすいもの。
 でも、少し難解な方が面白いのだとも思うし、それこそそんなわかりにくさ、というか「安易な迎合」を選ばないところは、つんくPの身上でもあるように思えて、「Berryz工房こそが今もっともハロプロらしさ溢れるグループである」なんて言いたくなってしまうのです。この映像を見てピンと来ない人はハロヲタ度がまだ足りないか、森高さんの歌に出てくるような人なのでしょう。なんて言ってみたり。

Berryz工房 『サヨナラ ウソつきの私』(Berryz Kobo[Good bye to the lying me]) (MV)



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「過去記事を振り返る」 100回のKISS

2013-06-25 23:16:39 | ハロプロ(ソロ)

 この記事は2006年3月19日に発表されたものです。
 ※元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/c12655b54d2e47292b3557dd1d4459a3

 早いもので、今回の記事で通算100回目の記事となります。このブログを開始したのが昨年の9月の下旬。そのスタートの記事は、Berryz工房名古屋公演の事を書いたものでした。その名古屋公演が行われたのが、9月19日。ちょうど今日で半年になります。
 エッセイ形式のブログなので、携帯で読んでいただいている方には、長すぎて読みにくい点もあるかもしれませんが、今後もエッセイ形式で色々綴っていきたいと思っておりますので、携帯の方もパソコンからの方も、末永きお付き合いよろしくお願いします。

 そんなわけで、100回目にちなんで今回は「100回」がタイトルに付くこの曲をテーマに書きます。


 2001年夏、私は友人と一緒に、代々木第一体育館で行われたハロプロライブに足を運んだ。二階席の上段、客席としてはほとんど最上段に近い席で、この春デビューしたばかりの女の子の姿に目を奪われた。
  その子の名は「松浦亜弥」。その日のステージでは、三人祭の一員としても活躍した。多くのお客さんは、この日の松浦亜弥には三人祭の印象が強く残ったので はないかと思えるが、私は「トロピカ~ル 恋して~る」という夏の勢いソングを、くねくねとゆらゆらに歌う姿が強く印象に残った。

 私の居た最上段みたいな席からでもハッキリとわかるほど、彼女は小さく華奢であった。しかし、広いステージを走る姿は頼もしくもあり、階段を物凄い勢いで駆け上がり、大サビ前の手をグルグル回す振付を見せた彼女は、すでに大勢のお客さんを惹きつける術が備わっていた。

 夏が終わり、終わった恋に別れを告げる曲でブレイクした彼女は、続くシングルにしっとりした曲を持ってきた。「100回のKISS」。

 世間に認知され始めた矢先でのシングルが、ミディアムテンポの曲というのは、随分と思い切った事のように思えたが、この曲自体はデビュー前の2001年ハロプロ正月公演で披露している。
  勢いを削ぐかのように思えたリリースだったが、やはり前作より売上は落ちてしまった。しかし、この曲の世界を理解しようと懸命な彼女のぎこちなさが、「わ かってほしいけど、わかってほしくない」というこの曲の主人公のぎこちなさとシンクロして、妙なリアリティを作り出していた。
 当時、つんく♂はレコーディングの際に、彼女に相当ダメ出しをしたという逸話が残っているが、結果的には「完璧にこなせないからこそ生まれるリアル」が表現出来たと思えるのだ。

 この曲のPVにも、そんなぎこちなさは程良く表現されていて、この次の大ヒットシングルでクルクルと愛らしい表情を見せる人と同一人物とは思えない。

 時は経ち2006年。いつしか、彼女のシングルはバラードばかりになった。「100回のKISS」の時に見せてくれたようなぎこちなさは、当然の ようにキャリアと共になりを潜め、今は普通に上手い歌手に落ちついてしまった。それはそれとして、当たり前すぎるほど正しい事なのだけど、また自分の領域 を超えぎこちなさを見せる姿も見てみたい。
 どんな曲を与えられたら、領域を超えるのか?そんな事を考えながら、今は今度発売されるという、生バンドをバックに従えてヒット曲を歌うというDVDで、そんなシーンの片鱗が少しあるかなと思っていたりする。

 松浦亜弥 - 100回のKISS [PV]


<2013年の追記>
 文中にもあるように、この記事は当ブログの第100回目の記事でした。それにちなんでこの曲を語ってみた訳ですが、要するに松浦亜弥はスゴイという事であり、当時揺れ動いていた路線変更についての期待と戸惑いでもあったように思います。
 その後、松浦さんがどうなったかはご存知の通りです。その流れについてはここでは書きませんが、やはり今でも彼女の歌は私にとっては特別な存在であり、そういう風に思っているファンがまだ結構いるという事です。これといった活動をしていないのに、まだそういう風に受け止めてもらえる歌手はそういない。それが可能なのは彼女がやはりオンリーワンな存在だからなのでしょう。これは、彼女が二十代になってから以降のライブを生で観た事がある人ならば共感してもらえるものだと確信しています。
 その時期によって色んな顔を持つ松浦亜弥ソング。(亜弥ヲタではない)ハロヲタでさえ知っているのは初期曲くらいというのが現実だけれど、彼女のアルバムは傑作揃いなのだと声を大にして言いたいのであります。

 松浦亜弥さん誕生日おめでとうございます。素敵な歌をこれからもマイペースで届けてくれたら嬉しいです。

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「過去記事を振り返る」 大阪パフォーマンスドール ~15年目の夜だから~

2013-06-22 23:38:26 | ハロプロ2008

 この記事は2008年8月18日に発表されたものです。
 元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/610cac8f4b6640d12d05cfb02919c0ef

 昨日(2008/8/17)はSHIBUYA BOXXというライブハウスで行われた「大阪パフォーマンスドール~15年目の夜だから~」を 観てきました。雨がパラつく渋谷の街を歩きながら、二週間前に訪れた代々木体育館の裏にある会場に辿り着くと、見るからに歴戦の強者達という風なアイドル ヲタ達がいます。みんなこれから行われるライブに向けて良い笑顔です。稲葉貴子うちわを作って持ってきている女の子もいました。

、大阪パ フォーマンスドール(OPD)は1993年に結成されたアイドルグループ。1997年に自然消滅して以来の再結成ライブを、今月大阪と東京で行なう事にな りました。これはメンバー達の希望によるもので、全員三十代を迎えた今、踊れるうちに再結成ライブをやりたい!という事から企画が始まったそうです。
 今回参加するメンバーは、武内由紀子、稲葉貴子、中野公美子、古谷文乃、上田美穂のフロントメンバーに、重元直美の六名。17:15過ぎにライブはスタートしました。

  私はOPDは一回しかライブを観た事なく、そのような者がこんな番号でいいんだろうか?と思うほど前売りチケットの整理番号が前の方でした。ライブハウス なんでステージが低く、そして客席に近い。ステージに現れたメンバーは生き生きとした良い笑顔で、デビュー曲「満月の夜だから」を歌い始めました。みんな 歌声が昔の雰囲気そのまま。そして、ダンスが想像以上に踊れている(失礼)。ライブに向けてレッスンして臨んだそうですが、昔鍛えた部分は簡単には衰えな いのでしょう。
 特にアツコのダンスがカッコ良すぎ。歌上手すぎ。そんな事は、ハロプロコンサートのステージ上での姿でわかっていたつもりだったけど、改めてアツコのパフォーマンスの確かさに感激するのでした。
  そんなアツコはトークでも活躍。リーダーのユッコと、トーク進行役のような形でトークを引っ張っている。このトークが面白い!昔聴いていたOPDラジオを 思い出します。勿論トークは大阪弁。各メンバーのトークでの役割が、昔と同じな事も嬉しい。聞き役、ボケ役、みんな楽しそうに同窓会トークを展開する。そ の笑顔がとても素敵た。しかし、みんな若々しいというか、今でもとても可愛い。やっぱりアイドルというものは、いくつになってもアイドルオーラがあるのだ なと感心。

 ライブもだいぶ盛り上がってエンジン掛かってきたとけろで、シングル曲「チェリーパレード」。自分はこの曲が大好きで、アイ ドルとラップの融合という点では、この曲こそベストと思っています。「DA.YO.NE」よりずっとイイ!ちなみに、ユッコはカバー「SO.YA.NA」 を出していたりします。
 そのチェリーパレードに胸が熱くなりました。チェリーとは、大阪市の市花である桜を指していると思うのですが、明るい曲調に大阪の街並みが浮かぶ名曲。しみじみしていると、サビの部分でゲスト登場。フロントメンバー以外のメンバーから9名がOPDシャツ着て現れました。
 このライブで発売された記念Tシャツの背中には、四年間の在籍者総勢27名の名前が入っています。この日のステージに、その半数のメンバーが立った事になる訳で、これは凄い。前にいるヲタが号泣していました。

  9名の自己紹介とエピソードをユッコ進行でトークしたあとは、一旦全員下がりスライドショー。この日来られなかったメンバーのコメント映像と、デビュー当 時のメンバーのレッスン映像が流れました。みんな引退しても吉本に所属していた血が騒ぐのか、コメント映像は非常に笑いに満ちた楽しい映像でした。

 ライブはその後も、カッコ良く歌い踊るOPD、トークで楽しく笑かすOPDを交互に展開していき、いつしか三時間ライブに(笑)。トークだけでも一時間以上喋っていたと思います。

 アンコール、「恋がまぶしくて」~再び9名現れてみんなでデビュー曲「満月の夜だから」を熱唱。
 でも熱気は冷めず、ダブルアンコール、6名の挨拶です。もうみんな涙涙です。それは自然消滅で終わったかに見えたOPDが時を超え、またこうしてステージに立ちライブが出来たという事への喜びの涙でした。
  ユッコ曰く、お客さんが20人くらいしか来ないと思ったとか、最初スタッフは定員60人くらいの会場にしようと提案していたという話を聞くと、会場に来た 前売り完売満員の280人という観客数はメンバーも嬉しかったのでしょう。中にはOPD観るのは初めてと手を挙げていた、おそらく太陽とシスコムーン(ル ル以外の二人から花が届いていました)で稲葉貴子のファンになったと思われる女の子もいましたが、彼女もOPDのステージに目を輝かせていたし、デビュー 当時から応援しているという熱狂的なファンの人達も、嬉しそうにステージと客席との会話を楽しんでいました。
 そんな素敵なステージを作り上げたスタッフさん達も、なんと当時のOPDスタッフを呼び集めたのだそうです。なんて素晴らしいスタッフとメンバー。吉本興業やるなあ。最高です。
 名残惜しそうに手を振るメンバー達、客席が灯されても帰らない観客に、楽屋からメンバーがマイクで再びお礼のメッセージ。熱く温かい同窓会これにて終演。
 メンバーも話していたように、また十年後とかに再会出来たらいいですね。

  この日、客席横から観覧していたハロプロメンバーの一人、メロン記念日斉藤瞳さんがブログに、30歳過ぎてあそこまで歌い踊れる事は素晴らしいと書いてい ました。私もステージを観ながら、今のハロプロユニット、例えばメロン記念日やBerryz工房や℃-uteも、こういう同窓会ライブ出来るような関係で あってほしいなと思いました。
 時を超えて愛されるアイドル。そこには有名や無名は関係なく、メンバーとスタッフと、そしてファンのそのグループ への愛が強ければ実現するという確かなものが尊く輝いていました。良き例が出来たのです。大阪パフォーマンスドールとスタッフの皆さん、ありがとう&お疲 れ様でした。



 <2013年の追記>
 先日、新生東京パフォーマンスドールが結成されるというニュースを聞きました。ハロプロにも多大な影響を与えているこのグループが、メンバーもスタッフも新たに結成されるという事に驚きました。歌って踊ってというスタイルは今は珍しいものではないけれど、歌やダンスを見せる事が主目的で、トークも接触も基本無しという初期コンセプトが受け継がれたとしたら、現在のアイドル界にとって面白い存在になるのではないでしょうか。
 初代東京パフォーマンスドールは実は不仲グループだったと聞きますが、大阪パフォーマンスドールはとても仲良しだったのだろうなと思えるのは、この日のステージでの様子からもわかるのと、稲葉さんの人柄からもわかるところであります。
 解散したアイドルグループが笑顔で再び同じステージに立てるというのは、とても素晴らしいことです。今活動しているアイドルグループの中でも一つでも多く、そういう未来がある事を祈ります。

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アイドルファンの呼び名

2013-06-20 22:55:56 | アイドル etc

 先日、「Berryz工房のファンの呼び名は特に無い。ベリヲタとしか言いようがない」という記事を書きましたが、タイミングよく(?)狼のとあるスレに色んなアイドルのファンの呼び名を貼ってくれた方がいたので、それを転載します(貼ってくれた事はこのブログの話題とは無関係でございます)。転載の際にこちらで五十音順に並び変えました。
 それにしても、いろんな呼び名があるものです。初めて聞くものもあり、そもそも初めて名前を聞くアイドルもちょっぴりあり、色々とタメになりました。貼ってくださった方に感謝するとともに、ここに記録として残させていただきます。
 ちなみに、オーソドックスではあるけれど、「ファミリー」という呼び名はキライではないです。凝り過ぎて意味がコアヲタしかわからないようなものより良いかなと思いました。


アイドルファンの呼び名

アイコレガールズ/コレクター
アイドリング!!!/リンガー または ファン様
アイドルカレッジ/クラスメイト
青山☆聖ハチャメチャハイスクール/ティーチャー
アフィリア・サーガ/先輩
ANNA☆S/ファミリー
いずこねこ/飼い主
AeLL./ファミリー
8Princess/帝国民 or オレンジ軍団 or クソDD
Nゼロ(元AKBN 0) /クライアント
オトメ☆コーポレーション/株主

怪傑トロピカル丸/マリナー
川崎純情小町/小町組
吉川友/友フレ
キャラメル☆リボン/キャラメラー
CANDY GO!GO!/キャンディスト
℃-ute/Team ℃-ute
キラポジョ/ファミリー
Go!Go!ぱわふる学園/父兄
小桃音まい/こと民

さくらHR/桜守
さくら学院/父兄
Survive-ZERO/ゼロリスト
しず風&絆~KIZUNA~/バーサスファミリー
Jewel Kiss/ジュエリスト
私立恵比寿中学/エビ中ファミリー
SKETCH/ファミリー
Starmarie/マリスト
ステーション♪/ステッシャー
Splash!/スプラッター
SPACE GIRLS PLANET/えすじぴすと
スマイル学園/男子生徒
スマイレージ/スマイレージファミリー

TAKENOKO▲/のこFAM△
たこやきレインボー/たこ虹家族
チューシップス/チュッパー
choice?/チョイサー
東京女子流/アスタライト
Tokyo Cheer2 Party/チアチアファミリー
Doll☆Elements/えれめんたー
DokiDoki☆ドリームキャンパス/先生

9nine/ファミリー
中川翔子/ギザレインボー
ナト☆カン/ナン民
ねがいごと/ウイッシャー
NEP She☆Stars/ネッパー
乃木坂46(永島聖羅)/らりん一家

Party Rockets/ロケッター
hy4_4yh/ハイチュー
バクステ外神田一丁目/プロデューサー
ぱすぽ☆/パッセン または パッセンジャー
Honey-Squash/スカッシャー
palet/ペインター
Power Spot/スポティスタ
Vress/Vresser
BiS新生アイドル研究会/研究員
Feam/フィーマー
Fairies/フェアラー
ぶっ飛べ!!Slumpy→s/すらんぱー
フラップガールズスクール/村人
フルーティー/果実軍
predia/プレスト
平成琴姫/衛兵
ベイビーレイズ/虎ガー

真野恵里菜/マノフレ
マリードール/マリサポ
Mary Angel/レンジャー or メアリーヲタ(2年以上)
mocomoco/もこちゃんず
ももいろクローバーZ/モノノフ

RIDE/RIDER
愛乙女★DOLL/ドーラー
Rizumu/リズラー
流星群少女/チャーリー
lyrical school/ヘッズ
LinQ/防人
・・るちる・・/るちらー
w2w/ブリーダー

コメント (2)
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「過去記事を振り返る」 恋をしちゃいました!

2013-06-17 21:43:45 | ハロプロ2009

 この記事は2009年1月20日(矢口真里さんの誕生日)に書いたものです。
 元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/0234e865a7e7e293451c28b471f7a985


 ハロプロは2月 3月が誕生日というメンバーが多いイメージがあります。℃-uteに2月が三人いたり、メロン記念日は四人中三人が2月3月生まれだから、印象としてそうなるのでしょう。
  他にも誕生日が極端に固まっているユニットにタンポポがあります。今エルダークラブ公演のステージに立っている歴代タンポポメンバー五人のうち、三人は1 月か2月生まれです。昨日1/19は石川さんの誕生日でしたが、今日1/20は矢口真里さんの誕生日です。おめでとうございます。

 その エルダでのタンポポステージを観ていて、初期タンポポの傑作「たんぽぽ」もいいけれど、二期タンポポの歌も観たいなと思いました。二期タンポポは、可愛ら しいガールポップを可愛らしい衣装で歌っていました。音楽マニアな娘。ヲタからは、音がブリティッシュ風味とか、ギターがクイーン風味とか言われて親しま れていましたが、まあそういうマニアックな話は置いておきましょう。
 タンポポのPVを振り返ってみると、そこに感じるテイストに、先日新曲への不満を書いたBuono!との共通点が浮かんできたのです。
 とりあえずこのPVを見てみて下さい。

タンポポ 乙女パスタに感動
http://www.youtube.com/watch?v=mqx78Ha-u1Y

なんか四期メンバーの二人が初々しいですね。振り付けの中に傘が小道具として使われていますが、歌番組などでもスタンドマイクを使って傘を振り付けに取り入れていました。

 そして、二期タンポポが次に出したシングル

タンポポ 恋をしちゃいました!


 この曲が二期タンポポの完成形だと私は思いますが、可愛く歌い踊り、全体的にキラキラした感じに包まれています。そのキラキラした感じに、軽快で少しレ トロなサウンドが乗っかり、単に可愛いだけの歌に終わっていないのがポイントです。この「可愛いだけで終わっていない」というのが、作り手側の真骨頂なの でしょう。

 当時は、ハロプロのCDはいわゆるハロプロヲタの人達だけではなく、幅広い層が買っていました。特に女の子のファンに気に 入ってもらって口ずさんでもらおう、カラオケで歌ってもらおう、という点には気を遣って作られていたように思います。「可愛く、曲もいい、そして踊りも楽 しい」という部分が特徴的なハロプロソング、それがデフォルトになっていたように思うのです。

 そして今、その路線を一番受け継いでいるのがBuono!ではないかと私は思っています。「可愛く、曲もいい、そして踊りも楽しい」路線ですね。℃-uteもBuono!同様に、昔のハロプロソ ングのように、ライトファンにも向いた作りな気がします。そういえば、女性限定イベントを開催しているのは、この2組だけなのは偶然でしょうか。

( ※筆者注 当時はモーニング娘。はまだ女性限定イベントを行なっていなかった。)

  Buono!の新曲は、かつてのタンポポを思い出しながら書けば、良い物が出来上がったのではないか?そんな事を思うのです。「なんか歌ってみたくなるよ うな曲」、「なんか踊ってみたくなるような曲」、そういう要素がとても大切なのではないでしょうか。Buono!の歌はアニメを通じて、ハロプロヲタ以外 の人達の耳にも 届きます。普遍性を持った曲である事が重要な気がします。
 もっとも今回の新曲は、今までのBuono!は頭から消し去れば、そんなに悪い新曲ではないのも確かですが。

 それにしても、「恋をしちゃいました!」のPV、久しぶりに見ましたが凄いですね。なんか見ていると涙が出そうです。「あの頃、君は輝いていた」と言ったところでしょうか。この四人のメンバーの未来に幸あれ。

<2013年の追記>

 タンポポです。この記事を書いた当時はBuono!の方向性が変化しつつあり、それが不満だったので二期タンポポを引き合いに出して楽曲の普遍性について説いた内容でした。
 それはともかくですが、今こうして振り返り思う事は、二期タンポポのメンバーを推していた人達は果たして今は幸せなのか?という事であります。全盛期当時が楽しかったのならば、それで良いのだとも思えます。だけど、決して幸せな結末とは言い難い現在を思うに、アイドルというジャンルの残酷性を強く感じます。
 二期タンポポは楽しいユニットでした。ラジオも面白かった。スタッフが楽しんで制作しているのが伝わってくる番組でした。そして、二期タンポポに関わっていた音楽スタッフも楽しんで制作していたのだろうなというのは強く感じます。キラキラした、これぞアイドルというこのPvを見ながら、私は昔を玉手箱に詰めました。

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「過去記事を振り返る」 寝る子はキュート 初日レポート~舞台編~

2013-06-15 22:31:52 | ハロプロ(℃)

この記事は2007年6月16日の記事です。元記事URLはこちらです(グッズ画像もあり)
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/1fc3d01f7fff020396740530e1922cfa


 会場となったサンシャイン劇場のキャパは800人くらいとの事で、一階のやや後ろでしたが、ステージは割と見えました。メンバーの動きもキビキビしてました。何より、
「演技が予想以上に良かった」
コメディだった事で、℃-uteもやりやすかったと思われるものの、各メンバーがイイ味出してました。
 たとえば、舞美のお姉さんキャラとちょっとヒステリックな感じは、普段のニコニコ舞美とは一味違う良さが出ていたり、岡井君のコメディタッチな雰囲気とか、二人のキャラの良さが活きる役どころでした。

 そして、別荘でバイトする役の愛理と栞菜のやりとりが微笑ましく、また栞菜が結構安定していたのには、栞菜への評価が上がりました。

 そんな栞菜はこの日がなんと誕生日!
劇が終わった後の歌のコーナーにて、共演者さん達に促されて真ん中に来た栞菜に、場内みんなで「HappyBirthday栞菜」を大合唱。温かい拍手も大きく鳴り響き、栞菜ついに涙。
コメントも手をジタバタさせながらのボロボロな涙交じりのコメントでしたが、本人もかなり嬉しかったのでしょうね。握手会では愛想悪いとか言われてきた栞菜も、この日の大合唱で少しヲタに心開いてくれたかな(^O^)


 ストーリーや内容は、ネタバレになるので書きませんが、劇場への要望を少し。

 「冷房はもう少し強めに」
 自分は冷房に弱い寒がり体質ですが、上着着る必要ないほど場内暑かったです。もう少し涼しくしてほしい。

 「音量をもう少し上げて」
 劇団の方達はさすがに生声みたいでしたが、℃-uteはマイク音声。演劇にマイクは本道ではないかもしれませんが、小型マイクの拾う℃-uteの台詞が、劇がコメディゆえに客席の笑いで聞きとりにくい事が多かったです。前 の席ならまた違うのでしょうけど、この辺りも考慮してほしいです。まあ、℃-uteが発声力磨いてくれる事も大事ではありますが。


 そして、劇中思っていたのは、℃-uteと劇団の人達との距離感や連帯感。
これがとてもアットホームで心地よかったです。なんかファミリーな感じがありました。
このメンバーでまた劇が見たい!そう思える舞台でした。

 さて、来週また観に行ってきますが、初日から℃-uteがどれだけ成長してるか楽しみです。
これから観に行く人は、ワクワクしながら足を運んでください。そして明日行く人。ソロ歌コーナーは、明日は愛理来るかも…。


 <2013年の追記>
 今日は栞菜の二十歳の誕生日。そこで、過去に書いた記事から選んでみようと、カテゴリー「過去記事インデックス」から栞菜の記事をいくつかチェックしてみましたが、どうしても「休養~脱退」の話題が視界に入ってきますから、今日に相応しい記事のセレクトが難しい。ライブやCDから栞菜の事について書いた記事は多くても、栞菜個人の事を掘り下げて書いてみた記事は意外と少ない事に気づきました。℃を辞めてからの考察はあるのですが、これは今回は載せるのは場違いです。
 そんなわけでこの記事となりました。当時、栞菜の誕生日に、未だに「あれは良かった」と℃ヲタの間で語り草になっている「寝る子は℃-ute」が行なわれていた事。その公演を観に行けた事。今に思えばハッピーな事であり、℃ヲタにとってハッピーな日々であったという事なんだなと思えます。
 栞菜は今、舞台での道を歩き頑張っています。この選択はとても良い事だと私は思っています。きっと本人もなんだかんだ言っても充実した日々なのではないかなと察します。以前から栞菜の表現力の豊かさは素晴らしいと感じていた私は、そんな穏やかな今を素敵に思っているのです。
 二十歳の誕生日おめでとう。これからの有原栞菜さんの歩く道に幸あれ!

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流星トランジスタ

2013-06-12 23:21:08 | アイドル etc

KOBerrieS 流星トランジスタ オフィシャルPV


 昨年末にアイドルヲタ有志によって開催された「アイドル楽曲大賞2012」にデビュー曲「Love never dies!!!」を四位に送りこんだ事で気になってはいたけれど、正直言ってそれ以降は記憶の片隅に行っていたKOBerrieS。ひょんな事から、またその存在を意識する事になったのは、先日購入した「JAPAN IDOL FILE」というタワーレコードから発売された五枚組三千円という破格の値段の地方アイドル集のCDからだった。

 このCDは地域別にまとめてあって、DISC3は中部から関西のアイドルが収録されている。関西はいわゆる正統派アイドル曲的なアプローチとは一味違った曲を歌っているグループが多いというのが元々の印象で、それゆえにDISC3はなかなか楽しい。個人的には五枚の中で一番好きだ。
 その中で、音的にはアイドルソングそのものだけれど、印象に残るメロディに力強いボーカルで気に入ったのが、この「流星トランジスタ」なのだ。この度、初めてMVを見た訳だけれど、地元神戸の摩耶山で収録された映像はとても綺麗で観光ガイドにもなっているし、何よりも神戸の夜景をバックに歌い踊るメンバーのイキイキとした表情が素晴らしい。全員神戸在住だそうです。

 見ての通り決して予算が潤沢にあるという事はなさそうだし、大都市で活動していながら、関東に比べてアイドルが売れにくい関西だから(他の関西アイドル同様に)人気の向上には苦戦しているようだけれど、精力的に地元のイベントに出演しているようだし、地元の子で構成されているというのも地域密着のためのセールスポイントになると思う。
 こういう子達を見ていると、アイドルは誰もがテレビや雑誌に引っ張りだこになる必要も無く、輝いていける場所はいくつもあるし、その場所の大きさとか規模って輝きにはあまり関係ないのではないか?とも思ってしまうのであります。

 「流星トランジスタ」というタイトルがとてもいい。大手がこういうタイトルを付けたらあざとくて嫌だけれど、地域に密着して活動している地方アイドルだから、そのフレーズに説得力が宿っている。だからなのか、聴いていて「流星トランジスタ」という部分が一番耳に残る。ヒット曲の文法に則った「タイトルを聴き手の記憶に残す」をきちんと実践している丁寧な仕事に、爽やかな好感を持ったのでした。

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【過去記事を振り返る】 愛と愛 ~アイとメグミ~

2013-06-10 22:07:31 | ハロプロ(℃)

 <元記事URL>
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/0c601f5b6bddbf53c1a7b07f5149fdc6

 行ってきましたモーニング娘。ライブin武道館。大きな玉ねぎの下で繰り広げられた大乱舞の片鱗を綴ります。

 二週ほど前に仙台で今回のツアーは観ているので、客電が落ちた時は「さて、色じれからスタートだな」と余裕たっぷりだったのもつかの間、今回のライブはサプライズから幕開けとなった。そう、
「℃-uteの前座ショー」からこの日のライブは始まったのだった。

(℃-uteって何やねん?という人には、とりあえずググってもらうとして)もう前座なのにすでにピーク状態な自分(苦笑)。実は℃-uteが出てくる事 は友人情報で知っていたのだけれど、いきなり歌ったのが「行くZYX! FLY HIGH」とか反則です。ZYXと言っても、そこにはターミネーター桃子も、キャプテン清水も、ましてや四位ちゃんも居ない(これ重要)訳だが、そこにめ ぐ(村上愛)がいればZYXなのである。少なくとも自分にとっては…。一応フォローしておくと、この曲は梅さんの曲だと思ってますが。
その梅さん、めちゃ楽しそう。さすがリーダー(らしい)、存在感バッチリです。でもやはり、めぐの存在感は別格です。さすが世界の熊川にダンスを認められた子!動きのしなやかさが群を抜いている!
メドレーで展開する次の曲は「First Kiss」。あぁ!の最初にして最後?のシングルだ。あぁ!と言っても、そこにはセクシーオトナジャンみやびちゃんも、ヤンキー魂れいなも居ない(れいな はこの後出て来るが)訳だが、そこに愛理がいればあぁ!なのである。いや、やっぱりれいなは居て欲しいな。
 でも愛理は二年前この曲を堂々と歌いきっていた頃より、さらにパワーアップしていた。めぐも凄いが、愛理も凄い。ベリ℃-uteの中で一番将来性ある子なのかもしれない。
 三曲目はハッピー7。ハロプロ最年少萩原舞がど真ん中でコミカルに堂々と歌い踊る。すべてはそこに集約されていた。ちゃんと会場の心を掴んでいた恐るべし小学生。
 ラストはごっちんの「手を握って歩きたい」。見事大団円で終了。℃-ute凄いわ、前座でここまで盛り上げれば立派通り越してアッパレだ。めぐは存在感出しまくりで大満足。

 で、今のは前座だったんだよな?と現実に引き戻されながら、唐突にスクリーンにオープニング映像が流れる。正月のハロプロライブで℃-uteのメンバー が着てた制服を着た小春がスクリーンに映し出される。なんか間が悪いと思ったのは自分だけかな。気持ちの整理がつかないままに、一曲目は最新シングルとい うツアーの定番に則り「色っぽいじれったい」でスタート。
 娘。のステージが始まってから、自分の席がほとんど武道館の頂上に近い事をやっと痛感する。とにかく誰が誰なのか把握しづらい事このうえない。最近は 娘。もホールライブが主流で、自分もそれに慣れてしまった身。しかも、衣装が個別にデザインされたものではないから尚更わかりづらいのであった。
 このままでは今日は℃-uteが楽しかったで終わってしまう…まあ、それもアリかなと思う自分がそこに居たりするのだが、一応曲には反応してノってしま う。自然に体が動くというヤツだ。初聴だった新曲がピンと来なかったあたりは、正直もう大会場で娘。観るのはダメかもと思い始めたが、いつしか自分はあま りよく見えない筈のステージに引き込まれていった。

 仙台ではなぜか不調だったミキティも、今日は上機嫌でノリノリだ。いつもやる気It's easyな美貴ソロコーナーでも、今日は普段以上のパフォーマンスだった。れいなの客席への煽りも気合い入りまくりだし、亀井も実力以上のエナジーを出し ていた。何より、あの紺野が「涙が止まらない放課後」を完全に自分の世界にして歌い切っていたのには、歌というのは時に上手い下手を超越するものだと再認 識したほどだ。
 そして、この日一番心に残ったのは「初めてのロックコンサート」だった。この曲を出した三年前とは明らかに雰囲気が異なっていたはずの五期メンバーによる歌・ダンス。三年の月日の流れと、三年で娘。の状況があまりに変わっってしまった事…
 そんなセンチメンタル後ろ向きな思いはすべて、この曲を格好良く披露してくれた五期メンバー、特にマコ、愛さんによって流されていった。
 改めて高橋愛ってやるな!と思い、頼もしくも感じ、色々とネガティブな話も多い今の娘。の今後にも希望を見いだしながら、その後の「ミスムン」でいつも以上に凛々しいリーダー吉澤の姿に頼もしさを感じ、ライブ観戦は気持ち良く終わる事が出来たのだった。

 思えば、突然のアクシデントもあった春ツアーでも、新リーダー吉澤のキャプテンシーと、高橋愛の程良い存在感に救われたりしたが、今回もこの二人は輝い てた。そして、他の子達も自分なりのスタンスで成長している事を実感出来た。ミラクルとか言われちゃっている小春ちゃんもマイペースで楽しんでいるようで 嬉しく思えたり。
 来年の春ツアーが早くも楽しみになってきた。



 <2013年の追記>
 これは2005年9月に行なわれたモーニング娘。の日本武道館公演について書いたレポート。一応、モーニング娘。のコンサートについて記しているつもりなのだが、前座が℃-uteだったのでテンションが上がってしまい、結局「めぐはスゴイ」、「愛理はスゴイ」という事を一番言いたい内容になっております。
 今こうして改めて読み返すと、この頃はハロプロにとって転換期であったのだなと感じます。既に国民的な存在ではなくなり、来たるべくベリキュー時代の予感をそこはかとなく感じながら観ていたのだと思います。当時はまだ℃-uteはハロヲタ内でも浸透していなくて、会場も多少の戸惑いを隠しきれない雰囲気はありました。私もリーダーは梅さん?なんて書いているし、情報があまり多く入ってこない、いわゆる現場系アイドルであったと思います。その地下っぷりは、現在の研修生なんて比ではない事は確かで、それゆえに℃-uteがテレビよりもステージで活きるアイドルになってしまったのだとも今は思うのでした。
 余談になりますが、この記事は当ブログの第二回目の更新記事でした。当時はまだブログを書く事に慣れていなくて、それなりに苦戦しながら書いていた事を思い出します。

コメント (2)
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過去記事を振り返るという企画を始めます

2013-06-09 18:38:03 | フリーテーマ

 最近、忙しさもあってブログの更新頻度が落ちてきて申し訳ない限りであります。なかなか現場に行けない事もあってネタも限られているし大変なのですが、そういう時こそ己の目の付け所や話題の膨らませ方を試されているようにも思えて、自分の未熟さを思い知っている次第です。
 そんな時、ある事をひらめきました。

 最近、というかここ数年ですが、ハロプロには新しいファンが少しずつ増えてきているそうです。これは実際に現場に行った時にもそういう空気が感じられ、これはとても良い事だと嬉しく思っている次第なのですが、このブログの読者の方にも、ここ数年の間にハロプロのファンになったという人が少なくないかもしれない。そのような人達に昔の話題で知ってもらえたら嬉しい類のものがいくつもあるのです。そういう話題の中でも、このブログがスタートした2005年秋以降のものであれば紹介する事が出来る!

 現時点でこのブログは一体どのくらいの記事を更新してきたのかを今日チェックしてみたところ、その数は二千を超えていました。前は毎日のように更新していて、そしてもうすぐ八周年を迎える訳ですから、そのくらいの数になるのも納得です。納得なのですが、この膨大な量の記事を全部読んでいただくのは大変。知りたい事があったとして、各カテゴリーや過去記事インデックスというカテゴリーから拾い読みしていただく事は出来ますが、それよりももう少しダイレクトでシンプルな方法として、筆者自身のセレクトで「新規さんに読んでほしい記事」を紹介していく事はそれなりに有意義なのではないかなと思い立ちました。

 そんな訳で、今週から新着記事の更新が難しい日を選んで、過去の記事を再掲載してみようと思います。せっかく「読んでほしい」と思う記事を再掲載するのですから、今あらためて振り返って感じた事、この記事を紹介する理由なども追記した記事にしようと考えています。
 記事タイトルには再掲載である事を示すために「過去記事を振り返る」と付けます。記事の文中には発表年月日も記載しておきます。以前に読んだ記事でも、月日が経つと違った面白さや感想が生まれるかもしれません。書いた本人である私も楽しんでみたいと思います。よろしくお願いいたします。

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