フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

ゆく2012 くる2013

2012-12-31 23:11:26 | ハロプロ2012-2014

 2012という年はアイドル音楽にとって新たな時代に突入した事を感じさせてくれた年でありました。二千人クラスの会場を埋める事が出来るグループは増えて、アリーナクラスでコンサートが出来るグループも昨年より増えた。ドームクラスでもコンサートが開かれたりした。その一方で地方には更にグループが増えていき、様々なスタイルが生まれつつあります。

 ハロプロはそのどれにも当てはまらない。独自の世界を構築して、独自の価値観で活動をしている。安定が大切なキーワードなのでありましょう。

 果たして外の波に触れていく事は良策なのか?その正解はまだ見えてこないし、このまま独自の世界で居続ける事も美学かもしれません。ただ言える事は時代は変化していくという事であり、それに伴いファン層も変化していくという現実。様々な角度からの模索は、2013にはより必要となり重要となるのかもしれません。

 今年もご愛読ありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。

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2012 私的デジカメリスト

2012-12-28 21:06:31 | 写真とカメラ

 今月2台のデジカメを買いました。とりあえず今どのくらい持っているのかを年末だし、おさらいしようと思います。

 <コンパクトタイプ>

ニコン
COOLPIX E3100

キヤノン
IXY DIGITAL 320

ミノルタ
ディマージュE201、ディマージュF100、ディマージュXi

ペンタックス
オプティオ330、オプティオS、オプティオH90

オリンパス
キャメディアC-2040Z、μ-TOUGH3000

フジフィルム
FinePix 1300、FinePix 1700Z、FinePix F601、FinePix F700

リコー
Caplio G3 MODEL M

京セラ
ファインカムS3R

ポラロイド
a520

ソニー
Cyber-shot P1、Cyber-shot F77、Cyber-shot W1、Cyber-shot T70

パナソニック
LUMIX FX-9

サンヨー
X1

カシオ
QV11

東芝
SORA T10

 多くは1000万画素以下のコンデジです。最近のコンデジは画素数をむやみに上げた結果、人工的な描写な画質になっているので上位機種以外は敬遠気味です。
 このコレクションの中では普及機のものでもミノルタのナチュラルな写りや、ソニーの古い機種の色合いとか好みです。

 <ハイエンドコンパクトタイプ>

キヤノン
PowerShot G2

ミノルタ
ディマージュS304

オリンパス
キャメディアC-730UZ

リコー
Caplio GX100、GR DIGITAL(初代)

シグマ
DP2

コダック
DC4800

パナソニック
LUMIX FZ50

 レンズの良い高級機や高倍率ズームのデジカメです。
 高級機のシグマDP2、リコーGR DIGITALやGX100は写りで気に入って、使い勝手の面白さでも気に入っています。高倍率ズームのデジカメは写りが今ひとつな事が多く敬遠してきましたが、パナソニックのFZ50は操作性も良く、写りも良いので気に入っています。高倍率と言っても今時の機種とは違って12倍ズームに抑えられているのが良いのだと思います。

 <ミラーレスタイプ>

ペンタックス
K-01

オリンパス
PEN E-PL1

パナソニック
LUMIX GF1

 ミラーレスは、一眼レフのマウントを採用しているK-01はともかく、ミラーレス専用マウントの機種ではまだマイクロフォーサーズのこの二台のみです。どちらも使い勝手も写りも気に入っています。軽いのでスナップに重宝します。画像加工の機能も充実しています。

 <一眼レフタイプ>

キヤノン
EOS Kiss DIGITAL N

コニカミノルタ
α-7 DIGITAL

ペンタックス
K10D

オリンパス
E-410

ソニー
α200

 最近はもっぱらペンタックスがメインでありますが、他の機種も適材箇所に合わせて使っています。それぞれの楽しさがあると感じています。機会を見てニコンの一眼レフも買ってみたいと思います。

 こうして振り返るとデジカメもDD気質ですね(笑)。カメラ好きはメーカーにこだわる人が多いので専ヲタになりやすい傾向があるのですが、私は色んなメーカーを使ってみたいタイプです。こうしてリストアップして数えてみると計41台でした。これからも楽しんでいきたいと思います。

写真ブログをふたつやっています。

カナガワ撮り歩き紀行
http://seasonz.blog18.fc2.com/
(神奈川県のいろんな場所を撮ったブログです)

藍色町写真館
http://blog.livedoor.jp/alpha910/
(全国のいろんな場所といろんなシチュエーションを撮ったブログです)

時間のある時に見ていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

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hy4_4yh的空間

2012-12-26 22:24:49 | アイドル etc

 hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)というグループをご存知だろうか?メンバーは二十代だけれどTIFにも出場したし、カテゴリー的にはアイドルグループという事になる。というより、彼女達がアイドルグループとしてカテゴライズされる事がアイドルというジャンルの奥深さでもあり、それはとても素晴らしい事なのだ。

hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)「ゆけゆけGOGO女の子!!」


 ハイパーヨーヨは精力的にライブをこなしていて、今までに600ステージ以上を行なってきたそうだ(Wikipediaより)。最近はよく秋葉原でライブを行なっているので気になる存在だった。先月、そんな気になるライブに潜入してきた。
 狭い階段を降りて客席に向かう。まさに潜入という言葉がぴったりであり、ビールを手に取り、目の前のステージにメンバーが現れるのを今かと待った。定員百人ほどのそのライブハウスはあっという間に満員になり、ステージ横の階段にまで人が溢れている。

 時間になり三人が現れた。ハイパーヨーヨのメンバーだ。動の二人、静の一人という構成で、アップテンポな曲に合わせて楽しく歌い弾ける動の二人。トークが始まると、そのトークがとても面白い。抑揚の付け方、言葉の選び方、会話のテンポ、もうプロである。トークライブだけでもお客さんを呼べそうなくらいの完成度。必然的にトークも長くなる。

 トークだけでなく、歌もパワフル。ライブ慣れしているのがよくわかるのは上手さだけでなく、客席への視線の向け方、煽り方がしっかりしている事でわかる。客を一人一人よく見ているから自然と客席もステージのペースに乗っていく。予習が不完全だった私も自然に体が動き、ステージの三人にハートをわしづかみにされていた。

 トークの中で客席にアンケートをとるコーナーがあった。「○○な人は手を挙げてください」的なあれだ。その質問の中で「今日初めて私達を観るという人」というのがあった。そこはアイドル現場のお約束で常連も手を挙げてメンバーにツッコミを受ける流れになる訳だけれど、改めて挙手を行なったところ、初めてさんは何人かいた。その一人は私である。センターのメンバーゆかりんさんが誰にしようかと挙手している人を見回したあと私にマイクを向けてくれた。
ゆかりんさん「ハイパーヨーヨ、どうですかぁ?」
私「サイコー!」(指でGoodを作りながら)

 ライブは予定の一時間を超え、一時間半ほどとなった。とても余韻が残るそのステージは、着飾った言葉はいらない。サイコーという言葉しか浮かばなかった。小さな低いステージはセットと呼べる代物ではなく、大雑把に言ってしまえば私達が立っている目の前でメンバーが歌ってくれているような、そんなストリートライブ感があった。
 距離だけでなく、ハイパーヨーヨの三人は歌を愛し楽しみ、この場所がある事を心から大切にしている事が伝わるものだった。いつまでも、いつでも歌う場所が存在するなんて「絶対」はこの世界にはない。それを知っている人間の強いハートがステージを作っていた。
 そして、ヲタもそれを痛いほど理解しているのが伝わる現場だ。

 歌う場所は誰にでも与えられる訳ではない。そんな本来は当たり前な事はメジャーな空間にいると忘れてしまいがちになるし、歌い手だってそれを意識するのはなかなか難しい。でも、それがわかった人達は歌える場所を大切にするのだろう。
 ハイパーヨーヨのメンバーも、ハイパーヨーヨヲタも、この場所とこの場所に足を運んでくれた人を大切にしている。それは何よりもハイパーヨーヨが好きで、ハイパーヨーヨの歌が好きで、ハイパーヨーヨのライブが好きだからという確固たる理由が存在しているからだ。私はもっとこの空間に浸ってみたい。そう思いながら帰りの階段を上がっていた。頭の中では、先ほど観てきた色んなメロディとリズムが流れ、それはとても明るく力強いものだった。

hy4_4yh ハイパーヨーヨ ライブ映像




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東京女子流日本武道館コンサート

2012-12-23 23:22:52 | アイドル etc

 東京女子流の武道館公演に行って来ました。無謀だ!埋まるのか?などとネガティブな事も言われてきましたが、フタを開けてみれば2階席の上の方まで埋まり、ニュース記事でも6500人の来場と書かれてありましたので、結果的には大成功と言えると思います。ちなみに、上まで埋まったというのは、ソース自分です。自分はその2階席の一番上で観ていました。

 女子流の現場は不思議な空間でして、コアヲタと一見はライト層なファンが共存している現場であります。それが可能なのは、コアヲタが作り出す空気がイマドキなよっしゃ行くノリではなく、曲を聴きながらメンバーのダンスを観て、歌を聴き入るスタイルだからだと思っています。ライト層にとってはヲタがお約束や合いの手を叫ぶというノリは近寄りがたいと思われ、それがない女子流現場は恐怖感を感じにくいと言えるのではと思うわけです。
 そして、それ以上に惹きつけるのは曲のエモーショナル感。女子流が歌っている曲の作りは基本的にはアイドルヲタ向けというよりは、女子向けなテイストに溢れています。その狙いはうまくいっているようで、会場は女性ファンが多かった。半々とまでは言わないまでも、私がいた2階席はそれに近い比率でした。このあたりはエイベックスブランドも大きいのかもしれません。

 ステージはシンプルで、スクリーンが2つ設置されている以外は特に大きなセットは無し。、その分はなんと生バンドが用意され、CD音源から違和感なく、むしろ生演奏ならではのグルーヴ感でカッコよさ倍増しなクオリティの伴奏を堪能できました。女子流楽曲のアレンジでお馴染みの松井寛さんもキーボードで参加、メンバー紹介では大きな拍手を受けていました。

 要するに女子流武道館公演は特にスペシャル的な演出をする訳ではなく、メンバーが日頃鍛えてきたものをステージ上でストレートに披露するというものであり、それはライブという表現よりは、歌とダンスのショーというステージであると、観た人の多くが感じた事でしょう。
 そういう風にシンプルに構成を詰める事が出来るのは、それだけメンバーの積み上げてきた経験をスタッフも信頼しているという事であり、楽曲の出来や、バンドメンバー、ステージスタッフの腕も、その全てに自信を持っているからに違いありません。余計な装飾をしなくてもみんなが実力を発揮すれば、この大きな客席も充分に満足させられるとの判断なのでしょう。

 終わってみれば特にスペシャル的な事はなく、サプライズもメンバーの生年月日を正式に発表したくらいでした。それでも満足度は高く、「アイドルコンサート=激しく盛り上がるもの」という定番な図式でなくても、観客は満足させる事が出来るという証明がそこにありました。
 そして、年齢の公開により今回の公演が新たな記録を樹立した事も発表されました。それは、女性グループによる武道館単独公演の最年少記録。これまでの記録保持者であったグループは「ももいろクローバーZ」。実は東京女子流とももいろクローバーはメジャーデビューした日が同じであります。これからの更なる活躍が期待される両者のこの因縁は、良きライバルストーリーになっていく事を期待してやみません。

東京女子流「TOKYO GIRLS' STYLE『LIVE AT BUDOKAN 2012』」セットリスト

01. Limited addiction -unlimited addiction Mirrorball Royal Mix-
02. ディスコード
03. LolitA☆Strawberry in Summer
04. Bad Flower
05. Intro ~ Sparkle
06. ふたりきり [新曲]
07. W.M.A.D.
08. Rock you!
09. 月とサヨウナラ [新曲]
10. Limited addiction
11. 鼓動の秘密
12. キラリ☆
13. きっと 忘れない、、、
14. 約束 [新曲]
15. ヒマワリと星屑
16. Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~
17. Liar
18. おんなじキモチ
19. 頑張って いつだって 信じてる
20. ゆうやけハナビ
<アンコール>
21. 追憶
22. Attack Hyper Beat POP

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Berryz工房 『WANT!』

2012-12-22 11:18:18 | ハロプロ(ベリ)

Berryz工房 『WANT!』 (MV)



 ここのところハロプロに感じている部分である「人工的」なテイストが、これでもかと言わんばかりに炸裂している一品。音も、衣装も、メイクも、映像も、全て人が手がけている以上は「人工的」である事は当たり前なのだけれど、街は人工的に感じても、町は人工的には感じない。そういう感覚に近い。渋谷は人工的だけれど、京都の寺社にはそういう観念が頭に浮かばない、そういう感覚というか。

 ところどころ、いい感じに聴こえるフレーズもあるので曲としては悪くはないと思うけれど、多分そういう部分は歌い手の魅力が引き立てているのだとも思う。特に雅の歌声と桃子の歌声。
 私の個人的な嗜好に過ぎないけれど、Berryz工房は生音が合っているように思える。なんというか良い意味で例えるなら、学際バンドの「未熟だけどなんか底抜けに楽しい」感覚、あれを思い出すのだ。別にこれはベリは学際レベルという意味ではなく、無垢な理屈抜きな楽しさみたいな。

 ハロプロは凄い、ハロプロは他のアイドルとは一味違う、そんなキーワードを作り手が頭から一旦リセットしたら、もう少しキャラクターに合ったものが生まれそうな、そんな気がする。今年はベリシングルはハロ本流からいい感じに外れて来ていただけに惜しい。発売後もそんな気分が残る作品であります。

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コリンチャンス

2012-12-19 20:09:31 | サッカー

 日曜日に行われたFIFAクラブ・ワールドカップの決勝戦、チケットはないけれど、サポーターをスナップしてみようと新横浜にやってきました。そこは「ブラジルか?」と思ってしまうほどたくさんのブラジル人がいました。


 スタジアム間にある階段はまるでゴール裏スタンドのごとく、コリンチャンス(南米チャンピオン)のサポーターで埋めつくされています。ブラジルのサンパウロからサポーターが二万人以上やってきたそうで、日本在住のブラジル人も含めて、この日は三万人のサポーターが応援にやってきたそうです。



 陽気にサンバを歌い、コリンチャンスのグッズを身につけた日本人を見かけると気さくに声をかけ、対戦相手のチェルシーのユニフォームを着た日本人がいれば、「コリンチャンス!」と指を指して笑顔で煽る。日本人も対抗して「チェルシー!」と返している。笑いながら「お前面白いな」と肩を叩いて笑うコリンチャンスサポーター。平和だ。





 彼らは楽しんでいる。中には家を売ったり、車を売ったり、仕事を辞めて来日した人もいるそう。彼らはこう言う。「家も車もまた買えばいい。仕事もまた探せばいい。でも、愛するクラブが世界一になる瞬間を観られるなんてもうないかもしれない」と。



 応援に来ている人は老若男女様々だ。



 私の近くにコリンチャンスのマフラーを巻いた小さい子供を連れた日本人親子がいた。それを見た隣のおじさんサポーターが笑顔で近寄り、しゃがみながら子供にこう言った。「オー、コリンチャンス!アミーゴ!アリガトウ!」 子供は嬉しそうだ。心と心で会話している。お父さんがサポーターにお礼を言っている。

 階段は完全にゴール裏状態になり、歌が次々と歌われる。「バーモ、バモ、コリンチャンス」

 帰宅してテレビで試合を観る。テレビから先ほどそばで聴いていた歌が流れてくる。凄い声量で聞こえてくる。選手はその歌に応えて力いっぱい闘い、そして優勝した。コリンチャンスが世界ナンバーワンのサッカークラブになった。コリンチャンスのOBであるサッカー解説者のセルジオ越後氏が新聞にこう書いた。「選手は最後まで全力で走った。疲れてきた時間帯でも、あのサポーターの大声援に背中を押されて走った」
 応援は自分が楽しくなるためにするものではない。応援している相手の力になるためにするものである。サッカーに限らず、アイドルにも言える事だと思います。

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℃-ute NeXT STEP

2012-12-17 22:12:37 | ハロプロ(℃)

 公演数が少なかったとはいえ、℃-ute冬ツアーは大盛況で終了。東京も大阪も超満員、名古屋も四階まで売れたそうで、名阪でも集客している事実で℃-uteの人気は上昇していると見ていい状態です。チケットが取りにくいという声に応えて、ツアースケジュールは毎年パターン化されているハロプロでは異例となる、年またぎの追加公演も決まりました。
 もはや、勿体つけずに一気に大きい場所でやれば良いのにとも思いますが、そういう場所は予約が大変なのか、追加公演はおなじみの会場の一つである渋谷公会堂でした。

 今回の℃-uteツアーはベスト盤をリリースしてのものでしたから、内容としては代表曲中心にする事がベターであり、それはつまりがファンになってまだ日が浅い人も楽しめるツアーに出来るという意味でもあります。大きい会場でコンサートを開くと当然コアな応援層とは違う人達も大勢来ますから、そういった人達も楽しめるセットリストを構築しやすい「ベスト盤ツアー」というツアーは、今までよりも規模の大きい会場でコンサートをやるには最適なツアーだったと思います。
 と、今更言っても仕方がありません。是非とも来年は大きめな会場で代表曲をたくさん歌うような、いわば℃-uteの集大成と言えるようなコンサートが開かれる事を期待します。今ここで攻めるずに、いつ攻めるのだという事です。

 まあ、メンバーに再び大きなステージに立たせてあげたい。それだけです。

 さて、ファンが増えてきたのならば次のシングルがどんな出来栄えになるか、どんな路線で来るのかが気になるポイントですが、新曲が2月に発売となる事が発表されました。そして、その新曲が森高千里さんのカバー「この街」である事も発表されました。
 ここでカバー?というのが第一印象だし、先日もこのブログで取り上げたテーマである身内楽曲である事は気になりますが、とりあえず大切なのは出来栄えなのであります。
 ただ、今℃-uteに付いてきている新しいファンはメンバーと同世代が多い。昔の曲のカバーでもいいけれど、まずはそのメンバーと同世代のファンが気に入るような曲を用意してほしい。これは「わかりやすい曲を」という意味ではなく、支持層をきちんと見極めてグループの魅力を構築してほしいという当たり前な提案です。誰に向けて歌を届けているのかという事は商売として常に意識しておく事は大切ですから。CDは握手券のおまけではないのです。

 こんな感じで、これからの℃-uteについて考えてみました。

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『アップアップガールズ(仮)ライブの未来図

2012-12-15 22:53:18 | ハロプロ(エッグOG&研修生)

 アップアップガールズ(仮)が来年横浜ブリッツで単独ライブを行なう事が発表されました。横浜ブリッツと言えば、ハロプロエッグが後期に新人公演を行なっていた場所であり、最後の新人公演を開催した場所でもあります。
 アプガメンバーにとって、この会場は思い入れは強い。「帰ってきた」という気持ちも強い筈。最後の新人公演では、佐保ちゃんとフクちゃんときっかがとても目立っていた事を思い出します。今は三人それぞれが違う場所にいる。

 「帰ってきた」場所から、来年は更に飛躍の年になるだろうし、そうならなくてはダメです。年明けにはファーストアルバムも発売が決まり、二月からは全国の地方アイドルのホームに出向いての対バンという楽しそうな企画も決まりました。

 東京は誰なのか気になります。振り付けの竹中先生の繋がりで、ぱすぽ☆かなと予想をしておきます。

『アップアップガールズ(仮) 1st LIVE 代官山決戦(仮)』DVDダイジェスト


<全国対バン行脚開催日程>
 2/24 新潟 vs Negicco
 3/09 仙台 vs ドロシー・リトル・ハッピー
 3/16 松山 vs ひめキュンフルーツ缶
 3/24 福岡 vs LinQ
4/06 六本木 vs シークレットゲスト(非ハロプロ)

 地方アイドルの中で人気、音楽面に於いて定評のあるグループがラインナップされています。コラボする曲なども楽しみです。

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傘と王子と日曜日

2012-12-13 22:51:03 | ハロプロ(スマ アン)

 日曜日に芝浦で行われたフィノリアファクトリー所属のアイドルによるファン感謝祭を観に行ってきました。フィノリアに所属するアイドルは曲がAKBオマージュなものは少なく、引き出しの種類が様々なものに感じられて、そのあたりの曲作りへのスタンスが面白かったのと、ヲタの声援が熱く、トークタイムになると前の人達は自然と座るというマナーが居心地良かったです。
 曲の元ネタ的に面白かったのは、柳田久留実さんというソロアイドル(接触イベントで稼ぐためにグループばかりが作られるご時世にフィノリアはソロアイドルもいる)の持ち歌が、ゲームソフト「サクラ大戦」の主題歌「激!帝国華撃団」によく似ていたり、松浦亜弥様の「トロピカ~ル恋して~る」の掛け声に似た掛け声を取り入れた曲があったりした事でした。地下系の楽曲は基本的にはAKBライクな王道系と呼びたくなるようなものが多いのですが、フィノリアはダンスものもあれば、アコースティック的なものもあったり(弾き語りをやるソロアイドルもいる)、個人的には結構ツボでした。

 帰宅後、YouTubeで色々とライブ動画を観ていたら、こんな曲を発見しました。

お菓子づくり 『傘と王子と日曜日』 (2012/06/03)


 タイトルからしてそうですが、二期タンポポ路線。傘を小道具にしているのも二期タンポポ的世界観。
 ただし、楽曲的には「結構二期タンポポを意識してみたけれど少し道をはずれてる感」があり、このセンスのズレ具合がむしろ微笑ましくて、狙っているならばなかなかのセンスだなと思った次第。ちなみに、この三人は一人はソロアイドル、二人はそれぞれ別グループに所属しているので、いわゆるシャッフルユニットになります。

 二期タンポポを愛し、毎週のラジオもとても楽しみにしていた私にとっては、二期タンポポをリスペクトして、そのセンスを取り入れるアイドルグループが出てくる事はとても嬉しい。時代を経ても変わらない良さという事でしょうか。今の中学生のアイドルヲタさんだと二期タンポポをよく知らないだろうから、その世界観を取り入れたグループが出てくると新鮮に感じるかもしれません。

 そこでスマイレージです。二期タンポポの曲も積極的にカバーし、インディーズ時代はそのものズバリな二期タンポポ路線だったスマイレージ。でも今でもそのエッセンスはとても似合うと思います。
 この一年の間に発売されたハロプロシングルの中で一番好きなのはこの曲なのですが、曲調や映像のセンスに二期タンポポの匂いを感じます。だからこそスマイレージに「作曲つんく♂;編曲永井ルイ」なんてシングルを熱望したりしています。真似される側のハロプロが掲げる温故知新とでも言えそうな路線です。

スマイレージ 『プリーズ ミニスカ ポストウーマン!』 (MV)


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くちづけキボンヌ

2012-12-10 22:30:07 | アイドル etc

 世の中は基本的には魅力がわかりにくいものには飛びつかない。いや飛びつきにくいから、誰もがわかりやすい可愛い女の子がモテる。
 (世の中は基本的にはみんなが飛びついているものに振り向くから、流行りではないものには見向きはしないし、ましてやアイドルというオタクなジャンルには嫌悪感すら抱いている)

  十人中十人とは言わないまでも、十人中八人くらいは可愛いね!と言ってくれるようなルックスの持ち主はチヤホヤするし、お金も時間も費やす。
 (オタクジャンルなアイドルでも、テレビでよく見かけるようなAKBとかならばまだ興味を示したり、理解を示す人もいるし、カラオケで歌ったり、中にはCDを買ったりまでする人がいる)

 彼らのレーダーに引っかからなかった子は喪女だの腐女子だのレッテルを貼られていく。中身まで見ようとはしないのか?外見だけで優劣を付けてしまうのか?
 (テレビで見ないようなアイドルは全て地下アイドルと見なし、その存在は自分達の知らない世界であり、関わりたくはない世界と認定する。知名度だけで全てを判断するの?歌を聴いてみようとは思わない?トークに触れてみようとは思わない?)

 こうして今日も上辺と上辺の重なりあうコミュニケーションがあちこちで行われ、知り合った瞬間にそう遠くないエンディングへ向けてのストーリーが走り出している。今さえ良ければ、それがぬくもりなのだから。
 (こうして今日もテレビには縁のないようなアイドル達があちこちで歌い踊る。売れる見込みは限りなく無なのかもしれないが、彼女達は未来をどこかで信じつつも、現在というリアルに生きるのだ。冬の夜風が背中に凍みる)

 「でも、きっと気づいてくれる人はいるよね?気づいたキミはせめて、こんなウチらに愛情と応援のぬくもりと口づけを」

でんぱ組.inc「くちづけキボンヌ」Full size


個人的2012の(ハロもAKBも勿論含めての)ベストアイドルMVです。

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