フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

ゆび祭りBSプレミアムを観て

2012-07-16 23:55:53 | ハロプロ(ベリ&℃)

 土曜日深夜にBSプレミアムで「ゆび祭り」のダイジェスト版が放送されました。そうです先日日本武道館にて行われたアイドルの祭典。ハロプロからはBuono!が出場したあのコンサートです。

 ゲストアイドルは全て一曲ずつに編集されていたので物足りなさもありましたが、一度に色んなアイドルが観られる楽しさは感じました。

 この放送を観たハロヲタの多くは「Buono!すげえ。ハロプロの格の違いを見せつけた」とお思いの事でしょう。私も「今まで出てきたグループで一番歌が上手い。段違いに上手い」と思いましたが、ちょっといくつか気になりましたよ。
 流れ的に色んなタイプのアイドルを観ていく流れになるので、ももクロみたく派手に楽しくステージを作るアイドルもいれば、女子流みたく可愛らしさが満開になっていたステージもありました。そういう中でBuono!が見せられるステージとは何か?普段のテレビでは見られないももちのカッコ良さ。それがメインテーマになっていたようで、そこを釣り餌にして、雅&愛理が威風堂々と歌い上げる。そんなステージでした。

ももいろクローバーZ 「行くぜっ!怪盗少女」 ゆび祭り 2012/6/25


東京女子流 「おんなじキモチ」 ゆび祭り~アイドル臨時総会~ 2012/6/25


Buono!「初恋サイダー」 ゆび祭り~アイドル臨時総会~ 2012/6/25


 「どうだ!Buono!凄いだろう?ハロプロ凄いだろう?」という声が全国から聞こえてきそうです。実際に武道館に観に行った人達にもBuono!は好評だったようで、やはり「歌がしっかりしている」という意見をいくつもネット上で見かけました。

 でも、ここはアイドルの祭典。上手いだけでなく、アイドルとして何をアピールするのかも大切。会場にはハロヲタではない人が大勢いるのですから、そういう人達にも満足して帰ってもらわないといけない。
 ステージが上手かったから凄かったからお客さんはみんな満足ではないのか?と思われそうですが、凄かったから楽しいは一致しない。「ハロプロの実力」は十分にアピール出来たとは思いますが、「凄かったからファンになります」とイコールになるとは限らないのがアイドルの難しさ。私は「あと一息、何かが足りない」という正体不明な疑問と格闘してみました。
 そして、出てきた答えの一つは「隙かない」という安定度が思い入れの余地を奪っているのでは?と思い始めました。アイドルとは多少のハラハラ感は必要で、そのハラハラ感が支えているような気持ちに繋がり、思い入れへ繋がっていくのではと感じ始めてきました。
 Buono!は特にハロプロの中で安定感のあるグループ。だからこそ、このステージに上げたのでしょうけれど、その堂々っぷりに不安も感じていたのです。

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☆キッズメンバー デビュー10周年☆

2012-06-30 23:15:34 | ハロプロ(ベリ&℃)

 十年前にハロー!プロジェクトキッズが誕生した。日本中がW杯で沸いていた頃、少しずつその人気が下向きになっていく気配が感じられ始めたハロプロがキッズという新たなジャンルに手を染めた。
 ハッキリ言えば、それはヲタには歓迎されなかったし、ライトファンだって「小学生」というアイドルとしては幼すぎるカテゴリーに戸惑いを見せていたのは事実。しかし、ミニモニ。ブームの産物としての「小学生の憧れハロプロ」という看板は、結果的にハイレベルなオーディションを開催出来たようだ。

 10年という月日が経ち、その間に最初は拒絶反応を示していたヲタが少しずつBerryz工房や℃-uteに流れていくという民族大移動も見られた。そして、Berryz工房や℃-uteに押されて霞んでいくかもしれなかったモーニング娘。が、今やBerryz工房や℃-ute以上に注目されている現状も見ている。基本的にメンバーを変えないコンセプトはヲタの新陳代謝を生みにくいのも実感出来た。

 それでも、こうして15人中12人がアイドル歴10歳の誕生日を迎える事が出来たのはHAPPYな事であるのは間違いない。

Berryz工房×℃-ute 『超HAPPY SONG』 (MV)


 今日は℃-uteの春ツアーの最終日。サプライズゲストとしてBerryz工房がアンコールで登場して10年を祝った。こんな記念日にちゃんとコンサートがあり、ツアーの最終日というお膳立てがされて、そして観客から大きな拍手を貰い祝福される。10年前にハロプロコンサート代々木体育館公演で自己紹介をしたキッズには拍手もまばらで、客席の反応は非常に薄かった。
 でも今はこうしてメンバーに熱い視線を送り、熱い拍手を送る人々が全国にいる。みんなで乗り越えてきた10年をこうして祝える仲間がいる。

Berryz工房 オーディション当時と10年後の比較


℃-ute オーディション合格時と10年後の比較

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☆アニバーサリーソング☆

2012-06-17 22:54:38 | ハロプロ(ベリ&℃)

 ベリキューの超HAPPY SONGのMVが公開されました。まあ、映し方とかは特に目新しさはなく、いつものハロプロクオリティの想定内にあるのですが、ところどころにヲタが気になる演出を施してあるので、これは何度も見て楽しむMVであります。

Berryz工房×℃-ute 『超HAPPY SONG』 (MV)


 ハロプロキッズデビュー10周年おめでとう!という意味が込められてのコラボレーションだと思うのですが、そこには10年前のキッズは全員いない。本当は15人全員の成長を10年間見ていきたかったというのがヲタの本音でしょうか。小学生でデビューして、よくぞ離脱メンバーが三人に留まったと言う方が正解かもしれませんが。

 私がこのブログを始めたきっかけは色々ありますが、第一回目の記事がそうであるように、石村舞波のいるBerryz工房を舞波がいる内に言葉として語りたかったというのが始まりのきっかけになりました。そして、それでよかったと今は思えます。やはり意欲は行動に結びつけてこそであります。
 そんな私でありながら、℃-uteに関してはあまりにめぐ在籍時に気持ちが緩すぎた。どこかで安心しきっていた自分は、めぐが辞めてから℃-uteの現場に足を運ぶ事の意味を見つけた。私がキッズメンバーの潜在能力に気づくきっかけを与えてくれた村上愛。めぐが辞めてから、もっと観ておけば良かったと後悔をした訳です。

 アイドルという存在は時間とともに動いている。人間だから、そこにリアリティが存在している。そんなリアリティに色んなデコレーションをして出来上がった姿を我々は見ている日々は、決して空想の日々ではないのです。10年という月日には10年の意味が絶対あるのだと思います。

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ガチンコでいくぜ!

2012-05-29 22:05:17 | ハロプロ(ベリ&℃)

 Buono!がゆび祭りに出る!昨日驚きのニュースを知りました。ゆび祭りとはAKB48の指原莉乃さんのソロデビュー記念に開催されるアイドル合同コンサートという感じなイベント。
詳細
http://avexnet.or.jp/sashihararino/news/120421_21.html

 このイベントにハロプロが参加するという意味。そして、今ハロプロで一番非ハロヲタへのアピール力に優れているであろうBuono!が出場するという意味。これはもうUFAが「どうせ出すならベストな選択を」と意気揚々と選出した人選に感じます。
 このイベントは一応AKBサイド発のイベントではありますが、中身はアイドルの祭典的なもの。そして、出場メンバーを見るとAKB系な人達よりもももいろクローバーZがオイシイところを持っていく可能性が高い。そんな出場メンバー陣。
 そこに出し惜しみせずぶつけるグループとしてはBuono!はベストな選択だと思います。仮に出場という選択が凶になる扱いを受けたとしても、Buono!は派生ユニットだから日頃の活動に与える影響は最小限で済む。なんて余計な心配までしているかもしれません。

 まあ、つまりがこれは事務所も結構本気なんだなと、ガチなんだなと思う訳です。色んなアイドルが出場するならばハロプロが他を圧倒してやろうという野心も少なからずはあるのではないですか?
 私の考えとしては℃-uteが先日合同コンサートに参加した時に書いたように、「アイドル合同コンサートは一緒に明るく楽しく交流していく方がいい」という持論ですが、メジャー系総出演的な合同コンサートであれば多少は「他には負けない」という気持ちがあっても良いかなとは思います。

 さて、実際のところはどうなるのかはわかりません。単にテレビ的に桃子の存在が欲しくて、それでBuono!になったのかなとも思うし、主催者サイドもモーニング娘。が出てくるとは思っていないだろうからBuono!でもステージには華を添えられる良い人選と感じているかもしれません。
 そうなるとセットリストも気になってきますが、これだけの出演者が出る訳だからたくさんは歌えない。初見な観客でも楽しめるものを是非。
 なんなら一曲目に「ガチンコで行こう!」を持ってきて、これがUFAの意思だと表明した選曲とステージングにするのもアリかもと思っていたりして。

Buono! - ガチンコでいこう!LIVEver

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☆Berryz工房「Because happiness」×℃-ute「幸せの途中」☆

2012-04-16 23:12:59 | ハロプロ(ベリ&℃)

 つんくPがブログにて何かお楽しみを隠している事を匂わせていたとはいえ、こんな答えが隠されていたなんて一体何人のヲタが予想出来た事だろう。


Berryz工房「Because happiness」×℃-ute「幸せの途中」


 Berryz工房と℃-uteは「同期」。CDデビューの時期は違うけれど同期。だからこそこういうアイデアが似合うし、生きる。

 つんくPは確かにプロデューサーだけれど、ハロプロメンバーに対しては、特に小さい時から見てきているベリキューメンバーには親のような目線を持っているのではないだろうか?だからこそのこのアイデア。そして、そこに歌われているのは過去でも現在でもなく「幸せであるだろう未来」について。

 このアイデア自体は新発見ではないのだけれど、そんな事は別によくって、同期として今年で10年頑張ってきたメンバー達が一見別々な曲で未来に幸せを頑なに描きながらハーモニーをしているという事が大切。
 是非ともハロプロコンサートで披露してほしいものですが、このままCDの中に大事にしまっておくのも悪くはないなと思ってみたり。

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新譜レビュー記事風に「初恋サイダー」を書いてみる

2012-02-14 23:02:00 | ハロプロ(ベリ&℃)

 時代の移り変わりによる認識の変化というものは色々あって、例えば1970年代までは男性の長髪は「あり得ないもの」というのが社会的認識であった。更に、ギターを弾いているような人間はアウトサイダーであると思われていた時代が確かにあったのだ。今となっては、男性の長髪も、ギターを弾く事も、その人のライフスタイルの一つに過ぎない。世間から白い目で見られるような事はないだろう(長髪は程度にもよるが)。
 女性の茶髪というものだって、ほんの20年前くらいまではアウトサイダーである事を示す証明書であった。「そういう人」が「私はそうですよ」と示すための。
 今は「ファッション」という事で「市民権」を得てしまったのだが、これも時代の流れで人々の認識が変わったからだろう。

 時代が変わっても女性アイドルというジャンルの持つ、メジャーな存在でありながらどこかマイナーな立ち位置というものは変わらない。いくら国民的な人気を得ようが、そこには個人の嗜好の肩書きには成りきれない異質感がある。
 Buono!が目指していた位置は「アイドルとロックとギター」というキーワードで作られた場所であり、タレントの地位的にはアウトサイドにいる者達が、更に外へと向かいながら跳ねていく様を具現化した存在であった。だからこそ従来のハロプロのファン以外にもアピール出来るものを産み出せてきたのだろう。

 時は移り変わり、Buono!が誕生した頃よりハロプロの存在地点は更に世間の端に追いやられているが、そういう状況下に於いて開き直ってマニアックな方向に行くのではなく、わかりやすさを持って世間のある方向に寄っていく姿は決して間違いではない。
 昔からアイドルソングの定番テーマである「初恋」を三人中、高校生は一人だけという今や大人ユニットが挑み歌う。そこに漂っているのは悲壮感ではなく高揚感だ。時代が移り変わり、いつの日か自分達に微笑んでくれる事を願い、まっすぐな歌声をキャッチーなメロディに乗せて歌う三人。
 これが売れない世の中なんてと嘆くアウトサイダー達へのレクイエムへと昇華された、ガールズロックからの正常変化がそこにある。

Buono! 『初恋サイダー』 (MV)

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ベリキューの階段

2012-01-09 23:37:31 | ハロプロ(ベリ&℃)

 ハロプロを長く見続けているとメンバーに対する視線が親的なものになりませんか?私はハロプロキッズ出身のメンバーに対しては、多少なりとも家族を見るような視線がどこかにある。たまに昔の生写真を引っ張り出してきては、「こんな時があったんだね」と、まるでアルバムをめくるような気分でファイルをめくったりする。まるで家族みたいなのです。

 我が家に何冊分かあるBerryz工房と℃-uteの生写真ファイル。それはまさにメンバーの成長を記録したアルバムでもある。特にグループ結成時はまだ小さかったメンバーは、そのグループの集合写真を見ていると微笑ましい。岡井ちゃんとかマイマイあたりのメンバーを見ると感無量です。
 それとは逆に年長組も案外と成長の加速度はすごくて驚きます。キャプテンの写真を眺めると「大人になったな」と思うし、舞美も℃-ute結成当時から比べたらかなり大人っぽくなりました。

 だって、最年長組は今日成人式だったのですからね。

 既に実年齢で二十歳を迎えているキャプテン。遂にベリキューメンバーから二十歳が!と感無量でして、そんな大人なキャプテンがますます頼もしくも見えたりする。キッズ出身者という事で言うなら、既にキャプテンより半年早く梅さんが二十歳になっていた訳ですが、小学生でハロプロに入ってきたキッズ達の中から二十歳のメンバーが現れたという事実に胸が熱くなる訳です。

 先日のベリキューCD発売記念イベントにて「がんばっちゃえ!」がステージ披露された事はこのブログでも書きましたが、もう一度いつかこの曲を歌ってほしい。今回はメンバーから二十歳のメンバーが現れた記念としての歌披露だとするならば、次回はメンバー全員が二十代になった時に歌ってほしい。キッズが初めてレコーディングに参加した曲であるこの歌を、二十代のキッズ達が心をこめて、思い出をこめて歌いあげてほしいと夢を見ます。
 全員二十代になるのは2016年2月7日。その頃のハロプロはどうなっているか、Berryz工房や℃-uteはどうなっているかはともかく、私はすごくその光景を観てみたいのです。

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がんばっちゃえ!を歌う日

2011-12-13 22:47:42 | ハロプロ(ベリ&℃)

 三年半ほど前に行われたBerryz工房と℃-uteの合同コンサート、キッズ時代からメンバーを見守ってきたヲタ達には密かな願いがあった。しかし、それは叶えられなかったのでした。

 当時のベリキューメンバーにはキッズ出身者だけでなく、エッグ出身の有原栞菜ちゃんがいました。だから栞菜の事を思えば「キッズのスタートの地」とも言える「あの曲」を歌う訳にはいかないんだ。ヲタ達はそう解釈して、「願い」を先送りにした。

 キッズメンバーとしてベリキューメンバーが芸能界に入ってきたのは2002年。そこから9年という月日が経ち、今この場所には12人が立っている。三人しか去っていないというこの事実。これは驚異的な事であり、それは加入時には全員小学生であった事を思えば奇跡とも言えるのかもしれません。

 12人がここまで続けて来られたモチベーションは一体何だったのだろう?楽しい事、嬉しい事ばかりではなかった9年だったと思うと、一人一人が倒れていかない見えない何かで繋がっていたのではないか?そんな風に思います。
 苦しい時に、その先に待っているものを思い浮かべて立ち上がってきたメンバー達の共通動機、共有テーマ、それを突き動かすためのエールみたいな存在。それを無意識のうちに、応援してきた者達は気づいていたのでしょうね。

 苦しい時でもがんばる。悔しい時でもがんばる。悲しい時もがんばる。切ない時でもがんばる。
 仲間が去っていった時でもがんばる。

がんばっちゃえ!


 つんくPが9年前に書いたこの曲は未来を見つめたエールだったのだと今だから言えるのです。

 日曜日、渋谷公会堂にて行われたベリキューのリリースイベントでこの曲を遂にベリキューは歌いました。三年半前には歌わなかったこの曲を今歌う意味。今だからこそ歌う意味を、今度は我々ヲタが「なぜ歌わないんだ?」ではなく「なぜ歌ったんだ?」と思考を開始する番です。

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ベリキューDAYS

2011-11-17 23:43:18 | ハロプロ(ベリ&℃)

 近どうも音楽に食傷気味になる時があります。いや、正しくは歌詞に食傷気味というべきか。なんというか耳に歌詞を入れたくないような感じ。そういう時は洋楽を聴くに限るなとも思うのですが、ふと思うのです。当たり障りない歌詞なら右から左に流れるのも仕方がないなと。
 つんくPの書く歌詞は耳障りの良さとか、言葉の重さよりも、リズムの乗り方や響きを重視しているように思えたりする訳です。

 リキューが初めて合同で出したシングルの売上が1+1=2にはならず約2万枚でした。なぜ今ベリキュー?なぜ今卒業の歌?色々なハテナが渦巻くところに、実は意味がありそうで無い。無いようである。そんな気もしています。
 穿った見方をすれば、二つのグループを合併させるためのテストなんて事も妄想してしまうけれど、それをやるならモベキマス発売直前というのはタイミングが良くない。

 装も歌詞も間違いなく卒業ソングなこの歌。何に対しての卒業なのかは聴き手ひとりひとりの捉え方があると思いますが、ひとつ言える事は全員が高校生以上で十代なメンバーにとって、今という時は今しかない。25歳から26歳の一年、31歳から32歳の一年よりも、十代の一年は変化が多くて濃い時間。その一瞬が一期一会なのです。
 そんな貴重な日々の中で、秋に集まった年齢の違う同期達が魅せるハーモニーは切なく尊い。その一瞬な尊さが桜の花のようで、私はベリキューのハーモニーに季節はずれのときめきを感じるのでした。

Berryz工房×℃-ute 『甘酸っぱい春にサクラサク』 (MV)

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ベリキューアイランド

2011-10-24 22:53:44 | ハロプロ(ベリ&℃)

 べリキューアイランドが開園した。週末限定な移動式テーマパーク。12人の女の子がお客さんを夢のアイランドへと案内していくテーマパーク。

 しかし、12人は一枚岩であるように見えてバラバラだ。一つのチームは自由奔放で揃って動く事を嫌う。身長も髪型も髪色もバラバラで、客はその風貌を見てやや不安になるのだが、やる時はやる7人は、ここぞという場面では頼もしくお客さんを楽しませる筈だ。

 それに対してもう一つの5人のチームは反対にチームワークが良く、動きも揃っていて安心して見ていられる。しかも、その動きはとてもプロっぽい。真面目に仕事を追求している感じは、まさに目標に向かって一直線。お客さんを感心させる筈だ。

 一見バラバラな12人。実際にもバラバラな12人。でも、あちこちを向いている12人だからこそ、気持ちが一つになると物凄いパワーになる。
 これからのアイドルは「おちゃらけとシリアス」を絶妙な厚さで表裏一体に持っているものが生き残れると思っている。粉まみれになったと思ったら、聴く者をキュンとさせる歌を切々と歌ったり、そんな二面性の魅力を一人一人が強く持っている所でなければ戦国時代は生き抜けない。そう、いつでも他流試合に打って出ていけるように。

 ベリキューアイランドはテーマパークではなく、巌流島みたいな戦いの島かもしれないと、ようやく気づき始める。生き残るのは誰だ?

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