フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

マノピアノを聴いて

2008-06-30 17:48:44 | ハロプロ(ソロ)
 昨日は品川ステラボールで真野恵里菜お披露目イベントが行われました。サポートメンバーとして、矢島舞美、清水佐紀の二人が参加してイベントは盛り上がったようです。「ようです」と書くのは、イベントに参加していなかったからですが、舞美のボケまくりトークにツッコミ佐紀ちゃん、真野ちゃんの生い立ちのスライド上映と中身はとても良かったようなので、参加しなかった事を軽く後悔しております。自分のヲタ活動のポリシーは「行かないで後悔より行って後悔」なので、それを貫くべきだったと思っています。

 イベントには参加しなかったのですが、品川は家からそれほど遠くないのでグッズだけ買いに行こうと会場に足を運び、真野ちゃんのデビューCD「マノピアノ」を買いました。
 このCDはインディーズレーベルからの発売となっているため、会場に行けなかった人が買うにはCDショップではなく、ハロプロ公式サイトにあるモールショップでの通販となります。興味ある方は是非買い求めてみてください。購入検討者のために、今回は「マノピアノ」の感想を書いてみたいと思います。

 マノピアノは作詞作曲がつんく♂ではなく、安倍なつみ&矢島舞美に曲を提供したKANが書いています。編曲は、たいせー。思いっきりUFA身内で固めていますが、インディーズなので予算に限りがあると思うので仕方ないところです。
 そのKANが、なかなか良い仕事をしています。曲はタイトル通りピアノを前に出したスローなナンバー。あまりハロプロ曲にはなかった類いの、まさにピアノの曲。そのピアノに合わせて、真野ちゃんが高い歌声で歌います。その透き通るような声がピアノと溶け合い不思議なムード。
 思わず何回かリピートして聴いてしまいました。心地よいというか、耳なじみが良いのか、すーっと入っていける曲です。

 はっきり言って真野ちゃんの歌そのものは上手くありません。それを批判している人もいるようですが、自分の場合は真野ちゃんの声が気に入ったので上手い下手とかは気にならないです。歌というものは、上手ければ良いという訳でもありませんから。
 勿論、歌は上手いに越した事はないし、下手で聴き苦しいケースもあります。私はこのブログでさゆヲタである事を公言していますが、正直さゆのソロ歌でアルバム一枚とか聴いてみたい気持ちはありません(苦笑)。これは個人差があるので何とも言えないのですが、さゆの歌声は私には耳なじみ良くないのです。

 そんな私には何故か真野ちゃんの歌声はとても馴染みました。歌声も楽器になっているというか、音と重なり合っている感じ。アレンジャーの計算の勝利でしょうか?

 こうして、昨夜「マノピアノ」をリピートして聴いていた結果、曲が頭から離れなくなり寝つきが悪くなりました(苦笑)。曲的には、すやすや眠りに就けそうな雰囲気があるのですが。
 やはり、真野ちゃんの歌唱力が原因なのでしょうか?

 そんな真野恵里菜デビュー曲ですが、イベントではピアノ弾き語りで披露したそうです。ヲタ的には、ガンガン盛り上がれるような曲が喜ばれるのでしょうが、大勢いるハロプロメンバーにこういう人がいるのも、ジャンルに幅が広がって良いのではないでしょうか。
 「マノピアノ」、不思議な魅力を感じる一枚です。寝つきに効き目があるかどうかと、歌唱力の許せる度と歌声に関しては個人差があると思いますが、ジャケット写真で何かを感じとれた人はハマる要素があると思うので、是非とも通販で買ってみてください。

 真野恵里菜 プロフィール
1991年4月11日生まれ
B型
趣味 ピアノ
特技 バスケットボール/Y字バランス
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美勇伝 「美勇伝説V 最終伝説」 6/28昼公演レポート

2008-06-29 20:19:21 | ライブ!2008

 今日は二本立てでお送りします。二本目は昨日観に行った美勇伝コンサートの感想です。

 会場に着くとすでに開場が始まっていました。三年前ファーストコンサートを行った東京厚生年金会館で、美勇伝が遂にファイナルを迎えるのです。「当日券はございません」という貼り紙が入口にありました。初日でこの人気。全国から美勇伝大好きなヲタが集まっているのでしょうか。

 一曲目はデビュー曲。一階の後ろの方なので細部はわからないものの、三人はドレスで現れ露出量控えめ。顔がハッキリ見える席ではないけれど、三人とも満面の笑み。ファイナル2DAYSを迎えるとあって、やや緊張しているようにも見えるけれど、ハッキリ表情が見える訳ではないから勿論想像も半分。
 続いて人気曲「愛~スイートルーム~」で早くも客席はヒートアップ。振付完コピ君も、要所だけ踊るよ君もみんな踊りまくりでオドリスト大興奮。挨拶を挟んで「一切合切あなたにあげる」へ。ラメ入りのショートパンツ姿に変身した三人が弾ける。「内心キャーキャーだわ!」「ひとりじめ」と聴かせて、トークタイムへ。

 先週の名古屋公演のあと、石川さんが二人に東京ではお揃いのボディジュエリーをやろうと提案。その電話を取った三好は嬉しくて二つ返事で「ハイ!」と返答したのに、岡田は電話に出なかったという話に場内が爆笑。まだ「ギスギス伝」は続いているのか?(苦笑)
 ちなみに、岡田は電話に気づかなかっただけだそうで、着信記録を見て慌てたとか。

 場内を笑いでホノボノさせたあとは「じゃじゃ馬パラダイス」。サビのロデオ振付は会場の多くが振りコピ。なんだかんだ言って現場では楽しい曲だと改めて実感。「青春 THE NIPPON」「銀杏~秋の空と私の心~」「まごころの道」と渋めの選曲が続き、石川さんのソロトークへ。
 石川さんはこの公演を迎えるにあたって気合いを入れるために、初めて「まつげパーマ」に挑戦。まつげがピン!としていると気合いが入って良いのだけれど、24時間ピン!となっているものだから眠れなくなってしまい(笑)、今ツアーのDVDマガジンを見て、そこに収められている思い出映像を見て懐かしさに浸ったのだそうです。でも、涙は出なかった発言で、ヲタ「え~っ」。石川さん慌てて「でも、ジーンとしたんですよ」。美勇伝の歴史を感じるDVDだから、まだ買ってない人は買ってくださいと、締めはちゃんとグッズ宣伝でサスガでした。

 ここからはソロコーナー。岡田唯登場で客席は黄色サイリウム点灯。黄色は明るい色だからか、華やかで綺麗だ。続く三好絵梨香ソロでは青サイリウム点灯と、ヲタ凄い演出です。どちらの色も用意していない自分は遠慮がちにサイリウム振る事にしました。
 歌が終わり、みよおかトーク。初めて会った時から変わった事というテーマで、みーよが「唯ちゃんは大人っぽくなった」と発言。これに気をよくした唯やん「絵梨香ちゃんは髪が伸びたね」(爆笑)。
 そして、石川さんの話題に。リーダーは服装が替わった!と二人の意見が一致。昔は、ピンクだらけだったり、柄物+柄物という組み合わせだったり、それはもう凄かったそうです。石川さんの私服ネタは、娘。時代も他のメンバーからネタにされていましたね(苦笑)。
 そんな二人のリーダー話を受けて石川さん登場。ソロ曲を歌います。今度は客席はピンクのサイリウムに。

 ソロコーナーが終わると、間髪入れずに「唇から愛をちょうだい」。タオル回し曲キタ。バッグからタオルを取り出し振り回す。いつも思うのですが、これやると風で涼しいんですよね(苦笑)。今日はトークとかで、それほど暑い状態になっていない時間帯だったので風による冷却効果は今一つでしたが。
 そして、途中のセクシーダンスではいつもと同じように歓声が上がる。この部分のノリが、なんか(良い意味で)アホっぽくて好き。お約束なんてそういう単純なノリでいいのです。
 「曖昧ミーMIND」「カッチョイイゼ!JAPAN」とノリの良い曲が更に続き、場内の気温は上昇。今こそタオルを回してほしい状態に(笑)。でも大丈夫。ステージには上からスクリーンが降りてきた「アレ」が始まる。そう「アレ」が。

 美勇伝コンサート名物「人形劇タイム」が始まるのです。

 いつも人形劇の話の軸となっている岡田唯の必殺技「岡田キック」が今回は「分身の術」で岡田が二人になるという技を披露。面白と真面目とキャラの違う二人の岡田唯。そして、何かとすぐメモをとる三好。途中の三好のボケシーンが毎回違う台詞らしいのですが、この公演では「℃-ute新人賞?」でした。会場バカウケ。℃-uteヲタもいるな(と、他人事のように書く)。

 人形劇のあとは、「愛すクリ~ムとMyプリン」「クレナイの季節」「紫陽花アイ愛物語」とシングル連発。人形劇後はスクリーンを使ってメンバーの顔を映すようになったので、一階後ろでも表情がわかるようにナリマシタ。紫陽花で振りコピしながら、もう美勇伝でこの曲を観られないのかと思い、ようやくこの辺りからシンミリした気分になってきました。そう、ここまでは割と普段のコンサートのような気分で楽しんでいたのです。もうコンサートも終盤。

 そんな感傷的な想いも、会場盛り上がりナンバー「美~Hit Parade~」「恋するエンジェルハート」で吹き飛び、場内のヒートアップに引きずられながら踊る。跳ぶ。回る… 回るは今日はしなかったです。いつもならエンジェルハートの回る振付は一緒に回るのですが、今日は美勇伝の姿をしっかりと見ておきたかったのです。
 そして、「なんにも言わずに I LOVE YOU」で締めて、しっとりとアンコールへ突入。

 アンコールは「LET'S LIVE」でスタート。せっかくいかにも「ライブのテーマ」ともいうべき曲が出来たのに、この曲で締めるツアーは去年だけで終わってしまった事を改めて勿体なく感じ、またシンミリとした気分になってしまうのでしたが、最後の三人の挨拶が良かったです。
 岡田唯「今日のファンの皆さんの応援は美しく勇ましかったです。美勇伝とおそろいになれて嬉しかったです。」
 三好絵梨香「昨日はドキドキしてなかなか寝れなかったけど、皆さんの笑顔を見ると最高のパフォーマンスが出来たなと思います。」
 石川梨華「初日から今日までとても早かったです。でもそれだけ毎日が充実していたからだと思います。今日はありがとうございました。」
 大体こんな感じの内容でした。三人の笑顔はとても良いもので、それは達成感に溢れた素敵なものでした。
 続いて歌った「終わらない夜と夢」では、スクリーンに今までのPVのシーンなどが流れてきました。この四年間、良い歌を歌い、人形劇やトークで笑わせてくれ、今に思えば美勇伝は楽しき良いユニットであった事を改めて実感しました。でも、感傷的な気分で終わるのはちょっと違うのも確か。ノリと笑いと美しさのユニットらしく、最後は明るく終わりたい。ラストはノリ良く「FANTASY」。場内の熱いノリと、ステージ上の楽しいパフォーマンスに、すっかり感傷的な気分など吹っ飛び、笑顔で会場を後にしたのでした。

 6/29 美勇伝解散
 解散コンサートは観に行けなかったけれど、一日早く私は美勇伝と明るくさよならをして来ました。これからも三人の楽しいステージは記憶とDVDの中に生き続けます。

 セットリスト
01.恋のヌケガラ
02.愛~スイートルーム~
(MC)
03.一切合切あなたにあ・げ・る♪
04.内心キャーキャーだわ!
05.ひとりじめ
(MC)
06.じゃじゃ馬パラダイス
07.青春 THE NIPPON
08.銀杏~秋の空と私の心~
09.まごころの道
(MC石川)
10.最後の夏休み/岡田ソロ
11.あの夏の夜/三好ソロ
(MC三好岡田)
12.思い出は彼方/石川ソロ
13.唇から愛をちょうだい
14.曖昧ミーMIND
15.カッチョイイゼ!JAPAN
(人形劇)
16.愛すクリ~ムとMyプリン
17.クレナイの季節
18.紫陽花アイ愛物語
(MC)
19.美~Hit Parade~
20.恋するエンジェルハート
(MC)
21.なんにも言わずに I LOVE YOU
EN1.LET'S LIVE!
(MC)
EN2.終わらない夜と夢
EN3.FANTASY 

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行け 行け モンキーダンス PV

2008-06-29 11:05:44 | ハロプロ(ベリ)

 Berryz工房の新曲「行け 行け モンキーダンス」のPVが公開されました。

 URL
http://www.dohhhup.com/movie/qKVhHZgPkTXd8L5XheiuDhpFtuAJmPyt/view.php

 このPVを見る前に、先に携帯で配信されたものをキャプった画像を見ていましたが、「猿の格好をするベリメン」に衝撃を受けてPVが楽しみになっていました。結果は、
 「全編、猿じゃなかったあああ」
って、アイドルのPVなんだから当たり前か(苦笑)。
 画像を見ておわかりのように、普通にアイドルしています。しかし、サビ(?)に入ると「猿、キタコレ」です。頬を赤く塗るベリメン、頑張ったなあ(涙)。まあ楽しそうだが(笑)。
 まあ、と言えばこの猿衣装で「エブリバディ~」と歌う部分がですね、向かって左サイドから須藤茉麻が笑顔満面でオーバーラップして攻撃参加しているのですよ。それに対抗して右サイドからは徳永千奈美がいつもの笑顔で前に出て来ます。この二人がシングルでここまで活躍する日が来るとは!この二人の、サイドからの笑顔攻撃は、かつてのブラジル代表の、ロベルト・カルロスとカフーの両サイドバック以上の攻撃力です。

 作りとして巧いのは、茉麻や千奈美を飛び道具として活用しながら、可愛く魅せる所では梨沙子や桃子が前面に出て来て、決して「イロモノ」に終わっていない事です。あっ、別に茉麻や千奈美が「イロモノ」をやっている訳ではありませんよ。梨沙子と桃子のビジュアルコンディションがとても良いのです。特に、梨沙子!一時期丸くなった(性格の話ではなく顔が)と言われていた梨沙子が、シャープになって復活しています。桃子の「あの濃いめキャラ」もほどほどなので、これまた普通に可愛くマル。
 ジンギスカンの時にも書きましたが、また書きます。

 Berryz工房始まったな

 調子に乗って書いていますが、まだ三人取り上げていない人がいました。その三人の事も書きます。と、言いたいのですが、あまり目立っていないのですよ。雅はまだソロパートがあるので、ソロで抜かれる箇所もあるし、佐紀ちゃんもソロ画像あり。でも、前述の四人に比べるとこの二人の映っている時間が短い。雅ちゃんはもしかして、これは何かのペナルティですか?(と、際どい事を言ってみる)
 そして、熊井ちゃん…。ほとんど活躍なし(涙)。引いた映像でも、並んでいる時に一番目立つのは言うまでもないのですが、特にこれだ!というシーンがないです。多分、本人が「猿なんてやりたくない!」とゴネて、そのペナルティなのかもしれません。って、勝手に想像で書いています。でも、本当に言いそうなだけに、そういう事情かもしれません。

 ベリと言えばダンスも注目ですが、タイトル通り「猿踊り」をしています。でも、これが可愛い。歌詞から受けた印象でもっと変なダンスナンバーになるかと思っていたのですが、変どころかむしろ超絶カワイイという結果に。冷静に見れば、変な踊りやっている筈なんですが、何故かカワイイ。きっと、メンバーが楽しんでいるからに違いない。その楽しさがちゃんとこちらにも伝わってくるのです。
 これが、もし「やらされてる感」が充満しているダンスだったら、こうはいかない筈です。こういう事が出来るBerryz工房は、今後の展開にも幅が広がったのではないでしょうか。ベリヲタな人は勿論、そうでない方も是非このPVを見てみてください。


 

コメント (8)
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梨華ちゃんのおかげで 日本 グループA

2008-06-28 20:56:57 | サッカー
 昨日、サッカーワールドカップのアジア最終予選の組み合わせ抽選会がありました。三次予選を勝ち抜いた10ヵ国を強さに応じて組分けて抽選をした結果、日本はグループAで、対戦国は
オーストラリア カタール バーレーン ウズベキスタン
となりました。
 グループBの方は、韓国 サウジアラビア イラン UAE 北朝鮮という組み合わせになりました。
 日本、意外に戦いやすいグループになったなとか一見思ってしまいますが、それは間違いというものです。なぜならば、ワールドカップの予選、それも最終予選に楽な試合、楽な相手など存在しないからです。五ヵ国中三ヵ国がワールドカップに出場経験ないから楽勝ではないのは、三次予選でのバーレーン戦の苦戦を思い出すまでもない事です。
 比較的戦いやすいと思われそうなウズベキスタンも11年前、フランス大会アジア最終予選でのアウェイ戦での苦い思い出があります。あの試合は、加茂監督更迭後の岡田監督の初戦でした。終了間際に呂比須が放った苦し紛れのロングシュートが入り、なんとか引き分けに持ち込んだあの試合。ウズベキスタンのスタジアムのピッチコンディションの悪さに苦戦する日本代表の姿を、今でもよく憶えています。
 カタールは、南米やアフリカからの帰化選手を抱えているというし、オーストラリアはワールドカップドイツ大会で日本が勝てなかった国。

 これから最終予選に向けて何か伸びしろはあるんでしょうか?今から来年にかけて突然救世主が現れるとは考えにくく、現有戦力の連携面向上しかないですかね。あっ、帰化という手で新たな戦力を手にする方法はありますね。川崎のジュニーニョの帰化申請の話はどうなったのでしょうか?

 あとは、サポーターの後押しで力を得るしかないでしょうか。数年前から代表戦の応援が緊迫感不足な雰囲気に感じていますが、勝ち抜くためには、サッカー観戦に慣れた人達がスタンドを埋め尽くすくらいが良いのでは?とさえ思っています。

 ここまで読んで、記事タイトルに出てくる「石川梨華ちゃん」と何の関係があるんだ?と思った人もいる事でしょう。直接関係はありません(苦笑)。こちらをご覧になっていただければ、わかってもらえるかと思います。
http://wolf.picotips.com/word/%CD%FC%B2%DA%A4%C1%A4%E3%A4%F3%A4%CE%A4%AA%A4%AB%A4%B2%A4%C7%A1%C1
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紫陽花アイ愛物語

2008-06-27 20:46:48 | ハロプロ(ユニット)

美勇伝 - 紫陽花アイ愛物語

 週末に解散コンサートを行う美勇伝。その軌跡を振り返ってみようかと思いましたが、何から書いていけば良いのかと悩み、シングルに関する思い出を書く事にしました。
 一つPVを貼り付けようと思いまして、一番好きなシングルにしようという事で、「紫陽花アイ愛物語」にしました。曲も、歌詞も、音も、PVの作りも、みんな好きです。美勇伝はこの曲から「クレナイの季節」までの路線が好きでした。

 美勇伝は路線が何度か変わり、そして売上を落としていくという残念な流れでしたが、デビュー曲の「恋のヌケガラ」の頃は、「日本の女性の美しさ、強さ」を表現するというコンセプトのグループだったと思います(多少曖昧な書き方になるほど、もはや忘れられたコンセプト)。デビュー曲ではしなやかに、2ndシングル「カッチョいいぜ!JAPAN」では勇ましく、この辺りの流れも悪くなかったですね。特に2ndはコンサートでとても盛り上がる曲で、三人のボーカルがちょっと頼りないものの、躍動感もあるし良作でした。
 2005春のモーニング娘。春ツアー、つまりが石川さんの娘。卒業ツアーでこの曲が歌われて、会場は大いに盛り上がったのでしたが、ツアーファイナルの日本武道館では新曲「紫陽花アイ愛物語」が披露されました。正直、会場で観た時はあまり良い曲には思えなかったのですが、その後PVを見たり、CDSを聴いたりしていくうちに大好きな曲になりました。一時期、脳内再生リストでダントツ1位でした(笑)。
 そこまでこの曲に惹かれた理由は何か?まず、いきなり出だしが三好ソロで始まるという新展開。しかも、三好の低い歌声が切なさ倍増で、これから始まる紫陽花ワールドのオープニングに相応しい高揚感を感じられるのです。
 咲いた花はいつか散る~、などと切ない気持ちを抱きながらも、強気な女性を演じる姿を描いた歌詞は、三浦徳子さんが書いたもので、つんくワールドとは違った、女性ならではの本音と建前をシンプルで繊細な表現で綴られた歌詞。伸びた前髪を自分で切ったら気づいてくれたのはあなただけだったという部分の歌詞が特に好きです。

 続く「ひとりじめ」は三好がセンターと言ってもいい活躍で、低音切なさボイスがとてもマッチしています。この曲の歌詞もとても切ないもので、それを表情つけて歌う三好に惹かれたものでした。
 この切なさ路線は、次の「クレナイの季節」で一段落する訳ですが、この頃になると三好岡田もそれなりに歌への表現力がついてきたからか、ハラハラしながら見る事はなくなりました。アルバムも発売されて、2006はどんな方向に行くのだろう?と楽しみでした。

 そんな2006の美勇伝はどんな方向に行ったのかは、もう皆さんご存知の通りです。一切合切もMYプリンも嫌いではないんですが、もはや「美しさと強さ」はどこかへ行き、「色気とオモシロ衣装」が美勇伝のコンセプトになってしまったようです。

 2007に入ると、面白衣装は変わらずでしたが、「恋するエンジェルハート」でお色気路線は一旦お休みしてノリの良い軽快ポップスで来たので、これでまた新しい方向性が示されるのか?と今後に期待が高まり、2ndアルバムも期待したんですが結局アルバムはベストしか出ませんでした。
 その次に出た「じゃじゃ馬パラダイス」はまたお色気路線でしたが、まあ曲は嫌いではないです。 

 そして、今年に入り正月のハロプロコンサートでの解散発表。ラストシングルは懐かしの娘。アルバム曲からのカバーでした。最後だというのに、つんくは曲書いてくれないのか…と悲しくなりましたが、ビデオカメラを使ってメンバーを撮りあうPVのほのぼのとした雰囲気、「何にも言わずにI LOVE YOU」というタイトルの持つ意味。これはまさに「ギスギス伝」とまで言われた人間関係微妙ユニット美勇伝が、最後は大団円なんだよという作り手側からのメッセージではないでしょうか? 色々あったけど、最後は好きだよと言える大人なユニット。いいフィナーレではないですか。

 ホントに大団円なのかどうか? ラスト公演はチケットが取れず残念ながら不参加ですが、明日の公演でそれを確かめてこようと思います。
 紫陽花アイ愛物語の時計の針のような振り付けの如く、美勇伝の四年間はゆったりと確かに流れていた筈です。

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横須賀 札幌 大阪

2008-06-26 20:59:04 | 町と旅
 石川梨華ちゃんの出身地である横須賀市。私は三浦半島が好きで、このブログにも紀行文をシリーズで書いていたりしますが、三浦半島全体がそうであるように横須賀も、どこか昭和の薫りの残る町であり、それが自分の心を惹き付けている理由であると考えています。
 横須賀は道が狭く坂道が多いせいか、北関東や埼玉辺りの平野部ではあちこちにある郊外型大型店が少ないです。私はあの手の店を出先や旅先でよく利用させてもらっていますが、どこか潤いや温もりに欠けた利便性一本槍なところが馴染めず、商店街派だったりします。横須賀は古びた商店街が多く、中にはシャッター通りになっている所もあるものの、まだまだ昭和の風景があちこちに残ります。
 石川さんの地元も古びた商店街があり、坂道があちこちにあり、そして歩いているとやがて海が広がる。そこには、グレーの海上自衛隊の船が佇んでいて、かつて海軍の町として栄えた横須賀を偲ばせてくれるのです。石川さんの通っていた中学校はそんな海を見下ろす高台にあります。

 北海道も昭和の薫りの残る町が多いですが、北海道最大の町であり三好絵梨香ちゃんの出身地である札幌も実はそんな風景が残っています。
 札幌駅やその周りは近代的な街である札幌も、郊外には昭和が残っています。特に小樽と札幌の間が良い。
 日本海の近くに、スキー場があるような山がそびえ、麓に建ち並ぶ家々はマンションよりも昔ながらの集合住宅の姿が目立つ。かつて、北海道経済の中心地であったという貿易の町小樽と札幌とを結ぶルートだったこの辺りよりも今は、空港の街千歳と札幌とを結ぶ方面の方が近代化されているように見えたりもします。
 でも、そんな静かな町の道にたくさん植えられている針葉樹の眺めは、北海道の町の眺めそのものであり、東京では絶対見られない眺め。近代化と景観の良さは比例はしないのです。

 昭和の風景と言えば、岡田唯ちゃんの出身地である大阪も平成と昭和が溶け合う大都会。
 私は今までに大阪を数多く訪れ、おかげで街や店に多少詳しくなり、何人もの友人知人家族を案内したりしてきました。個人的にはどちらかと言えばキタよりミナミの方が好きで、特に難波から新世界の辺りが好きです。
 新世界を歩くと、細い商店街には串カツ屋や安い食堂、対戦将棋の店などが並んでいます。将棋屋はガラス張りで店内が見えるので、通りすがりのおっちゃん達が眺めていたりします。パッと見は恐い街ですが、店の人も気さくで味も良く安い。雰囲気に馴染んでしまえば、とても楽しい街です。
 以前、友人の彼女を連れて入った食堂の朝定食はシチューをかけたご飯。しかし、ちょっとワイルドな見た目とは違って味が凄く良い。私もその子も満足して、岩手県出身のその子は新世界をとても気に入ってくれたのでした。
 そんな新世界を、鈴木愛理ちゃんが歩き串カツを食べてる写真が、去年秋に発売されたキューティーサーキットツアー写真集に載っていましたが、お嬢様愛理に新世界の風景はどんな風に見えたでしょうか?

 どこか懐かしい風景に幼少時から触れて育った三人が織りなす美しく勇ましい姿の伝説も、いよいよ終末が近づいてきました。今さらではありますが、昭和の歌謡曲カバーが似合うのはWだけでなく、美勇伝も似合った筈だと思っています。
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とても楽しき(?)振りコピの世界

2008-06-25 20:25:13 | ハロプロ2008
 今日は松浦亜弥ちゃん22歳の誕生日です。平日ではありますが、東京厚生年金会館で誕生日公演が開催されたりしています。誕生日おめでとう!
 今、世間的には「あやや」と言えば、はるな愛さんの「エアあやや」という事になるんでしょうか。あの芸はまさにヲタの得意分野というべきもので、あややに限らず「エア桃子」や「エアれいな」とか出来るよ!というヲタは少なくない気がします(苦笑)。
 二年前行われたモーニング娘。のレインボー7ツアーさいたま公演で私の前にいた二人組が、「レインボーピンク」のイントロでいきなりパントマイムのような動きを始めました。この曲のイントロでは小春とさゆが小芝居みたいな事をやっていますが、その動きを再現していたのです。ツアー中だから勿論DVDなどまだ出ていません。二人は何度もコンサートを観て動きを覚えたのでしょう。大したもんだと感心しましたが、ハッキリ言って男がやる「レインボーピンクの小芝居再現」はビジュアル的にどうよ?と思ってしまいました(苦笑)。まあ、振り付けをコピーするという行為も、ビジュアル的には似たようなものなんですが。

 その振り付けコピー、いわゆる振りコピは今やワンダ系の会場ではおなじみの光景ですが、いつくらいから始まったのでしょうか? 「LOVEマシーン」のサビや「恋愛レボリューション21」のイントロとかは、私が7年前に初めてハロプロの現場に足を運んだ頃から振りコピが行われていました。
 その後あややブレイクで、あややコンサートではサビは振りコピするのがノリの主流になりました。めちゃホリでは曲の大部分で振りコピが行われているのは、今も昔もお馴染みです。
 そして、Berryz工房コンサートは振り付けの完全コピーを目指す人が相次ぎ、会場の多くは振りコピをしている状態になりました。 このベリヲタ完コピもレベルはピンキリですが、推しメンの振り付けを完全に覚えて実践している人も少なくありません。これはDVDで研究しているのでしょうか?シングル曲のPVにはダンスショットverという、振り付け研究に最適な素材があるし、一人をずっと追いかけた映像が入っているライブDVDソロverもファンクラブが出しているので、研究しやすい環境で更に完成度(笑)が上がるのですね。
 まあ、あまりに会場みんなが振りコピやっていると、出来ない人が疎外感感じるので(自分か)、ほどほどにしてもらいたいと思っていますが、メンバーが「一緒に踊ってくれると嬉しい!」なんてラジオで言っちゃうので、振りコピ人口は更に加速していくのでした。

 そのうち事務所主催で「振りコピコンテスト」なんて開催されたりして…などと妄想を思うほど、振りコピするヲタは昔より増えました。過去と現在の代表的な曲、というか振りコピ人気高い曲のマルチアングルDVD集とか出たら、振り付け研究としてもマルだし、推しメン堪能という味わいもあるので、話題を呼びそうな気がします。発売希望。
コメント (4)
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寝る子は℃-ute一周年

2008-06-24 21:58:35 | ハロプロ(℃)

寝る子は℃-ute ~ 主題歌LIVE

  ℃-uteのキャラが立った演技と周りの俳優さん達の熱演、展開はベタだけど随所に用意された心に残る台詞。良作としてヲタに絶賛された「寝る子は℃-ute」の千秋楽から今日は一年でした。
 この前の℃-ute川口イベントで、10月にまた℃-uteで舞台をやる事が発表されました。次回作に向けて期待が高まっているのですが、寝る子は℃-ute千秋楽一周年という事で、改めて振り返ってみたいと思います。

 当ブログのレポート記事
 初日
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/3e37e1c9dde7342edfb7b4195586d1ff

http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/1fc3d01f7fff020396740530e1922cfa

 8日目
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/514cac6577ec73abf1dce2312effae94

http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/21f2ca8ed0322cf129efd65d04296140

 最終日の会場
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/0bf1d61b9c4ebf997be9883decfe4b66

 公演を振り返って
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/d681bb5fa03acb9f00e84aad5f4c98e3


 寝る子は℃-uteは、メンバーのキャラに合わせた等身大な台本と演出がツボでした。夏休みというものは、誰もが通り過ぎていく思い出ですが、それゆえに感情移入しやすく、一人ひとりが胸の奥にしまってある夏休みの思い出が自然にオーバーラップされ、大人であればあるほど懐かしさでセンチメンタルになり涙腺が緩む劇でした。
 これは不思議な感覚で、何回も足を運んでストーリーが頭に入っていても涙腺が緩むようです。
 それはきっと、子供の頃の夏休みの楽しさというのは、もう生涯二度と味わう事の出来ない感覚であり、そして(ここも大事)この℃-uteでこの芝居も今しか観られない一瞬の煌めきである事とオーバーラップするからだと、私は思っています。℃-uteのメンバーの年齢は成長が早い年頃ですから、また来年同じ劇をやったとしても同じにはならないのです。アイドルの輝きと夏の太陽はなんか似てるような気がするのは、これか?

 だからなのかどうか、DVDで見返すと劇場で観た時のようなテンションにはならなかったりします。
 ですが、DVDで改めて見てもやはり面白い一作です。涙あり、笑いあり、って言うか全編通して笑う箇所ばかり。そんな明るさもまたアイドルの輝き煌めきに相応しい。

 まだ観た事ないよという人に、お勧め三重丸な一作です。ちょうど夏も近づいて来て良いシーズンになってきました。興味ある方は是非DVDを買って、ご覧になってください。子供の頃の夏休みの記憶が甦る一作です。

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ハロプロエッグ新人公演~赤坂HOP!~を観て感じた事

2008-06-23 22:16:34 | ライブ!2008

 6/22 赤坂BLITZにて行われたハロプロエッグ新人公演に行ってきました。
 400番台の整理番号で入場して、観戦ポイントを右端にした私は、壁際でまったりとオープニングを迎えました。場内はなかなかの入りで、ほぼ満員。歓声に包まれてメンバー全員登場。
 メンバープロフィールはこちら
http://www.helloproject.com/akasaka/profile/index.html

1 恋するエンジェルハート 全員
2 ザ☆ピ~ス! 全員
- MC1 
3 恋をしちゃいました 能登、森、前田(ゆ)、和田
4 幸せですか? 仙石、北原、古川、福田

 「恋をしちゃいました」でのモリサキこと森咲樹ちゃんの存在感とダンス、そしてこの曲の持つラブリーな感じの表現力は大したものでした。二期タンボポのイメージにピッタリ!というか、在籍してなかったっけ?と思えるほど。キャラ的には石川さん路線2001~2002バージョン。

5 すき焼き 能登、仙石、澤田、吉川、古峰、小川
6 ピリリと行こう! 青木、田中、佐保、西念、岡井、関根、前田(い)、新井
- MC2 
7 会えない長い日曜日 前田(ゆ)
8 アナタボシ 北原、吉川
- MC3
 前田憂佳ソロによる「会えない長い日曜日」。原曲の持つハツラツとした爽やかさを、ゆうかりんワールドでピンク色にしました!といった仕上がり。彼女は大真面目に歌っているのだろうけれど、肩の力が抜けるようなフニャッとした感覚はミキティ色皆無で、しかも誰色でもなく「前田憂佳色」に染まっていた。上手い下手は置いといて、これは素晴らしい事ではないでしょうか。High-Kingでのシリアスっぷりと好対照。
 「アナタボシ」は、Milky Wayオリジナルメンバーから小春を抜いた二人で披露。ちゃんと片手にはスターライトタンバリン。
 この曲で何に驚いたかって、吉川友のアイドルオーラ。Milky Wayときら☆レボでの声優仕事を始めた事で、彼女の中に自信が芽生えたのではないかな?歌も以前より歌えるようになってた。体を揺らしながら歌うなかなか難しい曲で、あそこまで歌えていればまずは合格点。
 そして、これもMilky Way効果か北原沙弥香の人気が明らかに以前より上がっていた。「さぁや」と客席から飛び交う声援に、この一年さぁやをウォッチしてきた者として、驚きと嬉しさが入り交じったハッピーな気持ちになりました。
 「さぁやはワシが育てた」(一回言ってみたかった笑)

9 FIRST KISS 小川
10 好きな先輩 澤田、田中、和田、佐保
11 CRAZY ABOUT YOU 仙石、森
12 I know 古川、森、前田(ゆ)、福田、古峰、和田、佐保、小川
- MC4
 「FIRST KISS」。先日、このブログで心配だと書いたこの曲は、エッグの小学生組の中では有望株かと思われている小川紗季がソロで歌う大冒険。でも原曲の愛理がこの曲を歌っていた時の年齢は9歳。どうしても愛理と比べてしまうけれど、オガサキも想像以上に歌えていたのでビックリ。今日のライブで恐らく唯一安心して聴けた曲だと、今振り返ってみて思います。愛理がこの曲でデビュー以降、舞台に上がってスキルを磨いたように、彼女も舞台の仕事などをいくつも経験したら、更に良くなるかもしれないと思いました。
 「好きな先輩」。誰が歌っているとか意識していなくて、セットリストを見て振り返ってますが、この四人の良い意味での無害さみたいなものが、まさに原曲をツアーで歌っていた頃の五期メンバーそのものでした。そう考えると、あまりにハマりすぎな人選。これは人選の勝利。この四人は地味過ぎて大好きです。またこの四人の曲を観たい。

13 安心感 福田、関根
14 来来!「幸福」 能登、仙石、澤田、青木、北原、吉川、田中、西念、岡井
- MC5
 福田花音という子は色々舞台に出ている子で、演技力はなかなか評価されているようですが歌は今一つ。安心感は芽生えず終わる(苦笑)。達者そうな感じが、子役的な小生意気風に見える時もあるけれど、そういった部分も含めて彼女の存在感はなかなか素晴らしい。小柄で一見は中学生に見えない雰囲気も、動きに筋が通っているので頼りなさは無い。この子も将来楽しみです。いや、将来などと言わず、今後も舞台方面で才能を伸ばしてあげてほしく思います。

15 ちょこっとLOVE 全員
- MC6 
16 Yeah!めっちゃホリディ 全員
17 DREAMIN’ 全員
 「ちょこっとLOVE」は、全員でチアリーディングに挑戦。プロの方の指導を受けたとの事で、なかなかカッコ良かったです。動きに芯が通った感じがありました。肩の上に乗る技(名称がありそうだけれど不明)も成功。新人公演で新しい技にチャレンジするのは、とても良い事だと思わされました。

 この日の会場は、いつも通り「スタンディングでハロプロ曲で盛り上がりたい」人も多かったけど、「ハロプロエッグが好き!」という人も結構いたような印象。彼女達にもヲタが付き始めている証拠。
 だからこそ、ちょっとこれだけは言っておきたいので書いておきます。ここからは、シリアスな提言モードです。

 この日、ステージ上にて次回新人公演の開催日時が発表されました。次は、東京都港区芝のメルパルクホールとの事。ちょっと待て!「ホール」なのか!
 ハロプロエッグとは「ハロプロでのデビューを目指す研修生」の事で、ユニットでもプロジェクトでもない筈。つまり給料も出ているか怪しい立場。そういう研修生制度を作った事は良いと思っているのですが、そんな立場アマチュアな子達でいつまで興行を続ける気なのでしょうか?
 新人公演というもの自体は、日頃の練習の成果を発表する場として貴重なもので、今後も開催してあげてほしいと思います。それを小会場でやるのはわかるのですが、ホールでやるとか金儲けここまで来たか!と思いましたよ。ホールでやるというのであれば、何人かの子はもう正式にハロプロメンバーに昇格させてあげてほしいと思うのです。
 これは別に、エッグから何人かをデビューさせろ!と言っているのではなく、ホールでコンサートやったり、グッズ作ったりしている以上、もうエッグの中心メンバーはハロプロメンバーと呼んで差し支えないのでは?と思うからなのです。かつての、ハロプロキッズのように、エッグから昇格したメンバー達の新しい呼称を考え受け皿として、ソロやユニットデビューはまだだけど、ハロプロのメンバーです!と認めてあげてもいいんじゃないでしょうか?

 新人発掘の場でズルズルとヲタに小金を使わせて、メンバーも長い事エッグから昇格出来ない子達がいる事を考え、なんだかホール公演開催決定には素直に喜べず、複雑な思いで会場を後にしました。ステージ自体は前回よりも良い出来だった事を付け加えておきます。

コメント (4)
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赤坂BLITZメモリーズ

2008-06-22 11:43:02 | ハロプロ2008
 今日はこれから赤坂BLITZで行われるハロプロエッグ新人公演を観てきます。のっちが是非観に来てください!とブログに書いてますので、行ける方は是非足を運んでみてください。行けない距離だよ…という方、そんな方のためにライブレポート頑張って書きますので楽しみにしていてください。

のっちブログ
http://blog.upf-web.com/notti/

 会場の赤坂BLITZは、亜弥ちゃんやミキティがファーストライブを行った場所でもあります。ミキティはチケット予約で外れて観に行けなかったのですが(その代わり翌月と翌々月のZeep TOKYO公演は行きました)、亜弥ちゃんは運良くチケットが取れて観に行きました。2002年春の事です。
 当時は松浦亜弥人気に火がつき始めた時期で、会場は凄い熱気でした。それ以上に驚いたのは「密集度」。定員オーバーなんじゃない?と思うほど人が入っていて、前に立っている人の顔がすぐ目の前にある状態でした。あっ、書き忘れましたが、会場はスタンディング仕様です。
 目の前に人が立つ、まるで朝の満員電車のような状態なので、踊ったりなんて出来る筈もなく、「ピーチ!」とか手を上げるのがやっとの状態。暑いし苦しいし、私は「二度とハロプロのスタンディングライブは行かない!」と心に誓ったのでした。

 しかし、そんな決意は長く続かず、三ヶ月後に同じ会場で行われた「市井紗耶香 in CUBIC CROSS」に行ってしまいました。公演までそんなに日にちがなかったのに、チケットぴあでまだ買えたので衝動買いをしてしまったのです。
 チケットには「立見」と書いてあるし、もちろん席番号ではなく整理番号が記載されています。しかし、会場内に入ると折り畳み椅子が並べられていました。今、チケット保存ファイルを開いて改めてチケットを見てみましたが、整理番号B-92番と書いてあります。あんまり前の方の番号ではありません。公演数日前に買ったのだから当然です。しかし、実際は前から10列以内のポジションで観たような記憶です。一体何人入っていたのでしょう。一度娘。を卒業して、ブランクもあったとはいえ、市井って人気者のイメージだったので、この客入りは軽くショックでした。
 あややは詰め込み過ぎスタンディングライブ、市井は椅子置いて更に客入りに余裕がある。アイドルという人気商売のシビアさを感じた瞬間でした。

 時は6年流れて今、亜弥ちゃんはシングルの売上が一万枚いくかどうかの位置になり、それでもなんとか東京公演は完売するくらいの人気は保っている。そして、市井は…ご存じの通りです。その後の市井は、ご存じじゃない方に説明する気も起きない流れなので、申し訳ありませんが興味がある方はWikipediaをご覧になってください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E4%BA%95%E7%B4%97%E8%80%B6%E9%A6%99

 そう考えると赤坂BLITZという会場には、あまり良い思い出がないですね(苦笑)。広くて見えない、観光客に晒される、などとあまり好きではないZeep TOKYOの方が、メロンの三月とは思えない暑く熱過ぎるライブや、ミキティの楽しかったソロライブ、ベリのファーストライブ、℃-uteの放課後のエッセンスと良い思い出ばかりです。
 そんな赤坂BLITZではありますが、今日は新たに良い思い出を作っていきたいと思います。エッグメンバーのみんなにとっては、新人公演というものはデビューを賭けた大事な場所でもあると思うので、そんな真剣勝負な場をこちらも真剣に楽しんできます。
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