フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

TIF2014 「Bitter & Sweet」 ~二人のハーモニーが響く時~

2014-08-10 10:11:45 | ハロプロ(ユニット)

 再び湾岸スタジオ内に入り、「Bitter & Sweet」を観るために今回初めてDOLL FACTORYに入る。ENJOY STADIUMどの違いは、キャパシティ的にはあまり変わらず、ステージ上のモニターもなく電飾も抑え気味になったのでほとんど差はない。強いて言えば、出演している人がDOLL FACTORYのほうが知名度がある人かな?というのが違いと言えそう。その後の流れでもENJOY STADIUMの方があまり規制もかからずスムーズな入場が出来ていた印象。

 早いもので正午を過ぎた。不思議とお腹が空かないのは毎年のことである。ステージが楽しくて神経がそこに行っているのかもしれない。
 スタッフによるキーボードのセッティングが終わり、ステージに田あさひちゃんと長谷川萌美ちゃんが出てくる。見た目も歌声も間逆な雰囲気の二人だけれど、だからこそかハモリがとても綺麗。透き通るようなあさひボイスと中低音にパワーのある萌美ボイスが重なると、とても厚みのある声になる。
 二人の仲についてはヲタの間で色々と憶測も飛んでいるようで、実際のところステージ上で言葉をうまく絡ませて弾んだトークが展開される事もなく、当たり障りのないMCタイムになっている。トークでは歌声のように素敵なハーモニーとはならないようだ。
 でも、それは些細な事なのだ。再び歌が始まれば二人の声は素敵にシンクロして綺麗なハーモニーとなっていく。これがプロというものなのだなと私は感激した。二人はトークのプロではなく歌のプロなのだ。

 ミディアムテンポな曲(Bitter & Sweet)では優しい歌声が響き、アップテンポな曲(インストール)では勇ましい歌声が響く。その響きには不協和音なんてない。ビターとスイートとは、二人の持つ個性を表した名前だと今まで思ってきたけれど、曲の世界を意味する言葉でもあったのかと気づいた。表現出来る歌の世界の広さを表している。

 ステージが終わり、二人ともいい笑顔になっていた。トークでも触れていたけれど、アイドルのステージならではのきらびやかな装飾が二人のテンションを上げてステージに弾みがつき、そのテンションがいい笑顔に繋がったのだとしたら良いな、なんてことを思った。
 案外、ステージを重ねていくにつれて良いデュオになっていきそうな気がする二人。Bitter & Sweetとは良い名前をつけたのかもしれない。

Bitter & Sweet 『インストール』 (MV)


 Bitter & Sweetはアップフロント系列の事務所所属です。当ブログの記事のカテゴリー「ハロプロ」は「アップフロント所属」という意味を持たせているので、カテゴリーは「アイドルetc」ではなく「ハロプロ(ユニット)」にしました。

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イジワルしないで 抱きしめてよ

2013-12-27 22:32:59 | ハロプロ(ユニット)

Juice=Juice 『イジワルしないで 抱きしめてよ』Dance shot ver. (歌詞 Romaji Lyrics)


 三年おきに新人グループをメジャーデビューさせているハロプロ。今年はJuice=Juiceがメジャーデビューを果たしました。彼女たちは三年前にメジャーデビューしたスマイレージと同様に、新人公演でステージ経験を積んでステージスキルをある程度身につけてからのメジャーデビューでありました。Juice=Juiceの歌っている動画を初めて見た時、その新人離れした出来栄えに驚き、新人と呼ぶにはちょっと出来上がり過ぎているのが難点では?なんて贅沢な感想も浮かんだほどでした。
 Juice=Juiceは金澤ちゃんや植村ちゃんのような女優事務所系でCMやドラマに出ていそうな雰囲気の、ようするにハロプロっぽくない子もいるし(金澤ちゃんはちょっと舞美っぽい雰囲気は感じるけれど)、リーダーの宮崎さんは音楽的な方面でも期待が出来る音楽少女。高木さんは正統ハロプロ系な雰囲気を感じるけれど、カリンちゃんはプロアイドルな雰囲気と、みんなそれぞれの持ち味を並べていくと従来のハロプログループとはちょっと違った方向のグループに思えてくる。

 Juice=Juiceが醸し出している新人らしからぬ雰囲気は、上記のようにメンバーそれぞれが従来のハロプロ的なメンバー編成とは少し違うからかなと感じていたけれど、そういった見た目の部分だけでなく意識も高いのではないか?と思っています。メンバーは新人らしくありたいという気持ちではなく、プロとしてしっかりやっていかなくてはという気持ちなのではないかと。

 オーディションに落ちたりと若くして挫折を味わってきたカリンちゃんはお母さんの影響で、あの「あアイドルの中のアイドル」松田聖子さんが大好きなのだそうです。世代と時空を超えて多くの人に愛され、カリンちゃんのように親子で応援してる人も少なくない松田聖子さん。カリンちゃんは知らず知らずのうちにアイドルとしての大切な意識みたいなものを、アイドルの大先輩である松田聖子さんから感じとっているのかもしれません。そして、そういうメンバーがいるJuice=Juiceは自然とプロ意識の高いグループに育っていても不思議ではないと最近は思っています。完成された新人グループ大いにアリ!

 上に貼ったセカンドシングルのMVを見ても、その堂々とした身のこなしは新人という形容詞は必要ではない、というか、魅力を伝える上でそういう部分は意識から消えていく。そういうグループなんだなと感じます。だからこそ、そう遠くない時期にあるであろうコンサートツアーが楽しみであり、新人という肩書きの取れる二年目以降にどんな展開をしていくのか注目しています。

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ロマンスの途中

2013-10-21 22:40:00 | ハロプロ(ユニット)

ロマンスの途中 - Juice=Juice


 新人グループがデビューする時って、フレッシュでまだ色が付き過ぎていないまっさらな感じがいい。最近はデビューの時点で各自にキャラが充てがわれていたりするけれど、それでも話す言葉の隙間から新人らしき初々しさが見えてきたりする。歌う声の隙間から新人らしいおぼつかなさが感じれる。それがアイドルの新人グループであります。
 Juice=Juiceはそんな新人の定形を打ち破って送り出された。歌っている姿にハラハラさせられたりしない新人離れした新人。強いて言えば、全体的に優等生的に集団でまとまっちゃっているのが初々しいと言えるのかもしれないくらいで、そんな完成度の中にまっさら感を探し出すのは困難。

 でも、今アイドル界がハロプロの新人に求める姿は、まさにこの玄人っぽい新人である事なんだろうなとも感じる。アイドル界が細分化された今、わざわざハロプロから素人的なフレッシュ新人を出しても親近感と共感は得られないもの。親近感に繋がるいわゆる親しみやすさは、地下な方面には敵わないのだから。
 そんな流れで、研修生から飛び出したこの5人。大塚ちゃんがこれから!という時にいなくなったのは痛いけれど、この5人が一人残らず強力な磁場を持っているから、宣伝次第でこれから大きく化ける可能性があると言い切りたい。
 エースと思われる宮本佳林の出来過ぎたちょっとサイボーグな感じ。金澤朋子のハロプロにはあまりいなかったタイプの色気と存在感。雑誌のグラビアに一人で掲載されるとCM美少女みたいな佇まいに変身出来るビジュアルを持つ植村あかり。正統ハロ系ロリ担当な爽やかな女の子高木紗友希。落ち着いた雰囲気と垢抜けないながらもそれがどこかホッとさせる空気を生み出している最年長宮崎由加。キャラが被っていないのが素晴らしい。
 あとは楽曲だと思えば、つんくPが素敵な曲を提供してきた。新人グループの曲の音をここまで作るのは危険かもしれないけれど、そんな音に埋没しないだけのものをメンバーは持っているからこそ、そうしたのでありましょう。

 アイドルは未熟なところからスタートして、そこからの成長をゆっくりと見守るのが醍醐味ではあるけれど、スタートからある程度の高さにいるのも、それはそれで楽しい。どこまで伸びるのかを見守る楽しみ、それもまたアイドルならでは。

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カリンちゃんがいなくては

2013-03-18 22:09:20 | ハロプロ(ユニット)

 つんくPは誠実な人だなと感じる瞬間がある。今回のTwitterの件でも改めてそう感じたのでありました。

 有名人が一人のヲタに返信を書くという事は、少なくともそのヲタのツイートを読んだという訳で、いちいち全てのヲタの意見はさすがに読んでいないかもしれないけれど、ヲタの意見に無関心という訳でもないのだから、これは立派な態度だなと感じるのだけれど、時には「そんな意見はほっといても良いのでは?」と思わずにはいられない時もある。しかし、それでもそんなヲタの疑問に返答するという事は、その質問にそれなりの意味を感じたのかもしれない。

 12期オーディションを開催するくらいなら、なぜ今までカリンちゃんをモーニング娘。に加入させなかったのか?加入させていればグループが抱える歌唱力の問題が解決していたのでは?というヲタの質問に、「そうしたら、Juice=Juiceが作れなくなるやん」と返したつんくPの返答は、短い言葉に色んな意味が込められているように思いました。

 スポーツチームは上手い人をただ集めれば強くなるような単純な話ではなく、チームとして機能するための連動感や一体感が生まれる組織でなくてはいけません。アイドルグループも同じで、ただ可愛い子や出来る子を集めれば良いというものではありません。様々なタイプの子を巧く当てはめて一つの完成体を作らなくてはいけない。モーニング娘。のように常に新しい力を迎え入れて、その変化をグループのパワーに変えていくようなグループならば尚更です。
 私もカリンちゃんは何故モーニング娘。に選ばれないのか?という疑問を持った事はありました。しかし、コピンクとしての活動などを通して、この子は自らの輝ける形を既存のものに当てはめていくより、新たな場所を用意してあげてこそ良さが活きる、真っ白なキャンバスを用意してあげてこそ輝ける子なのではないか?と思い始めました。これは言い換えればソロでも行けるという意味でもあります。
 一時期、真野ちゃんをモーニング娘。に加入させてはどうか?という意見を見かけた事があるけれど、これを読んだ時に感じた違和感そのものが、カリンちゃんのモーニング娘。加入希望の意見に対する違和感と似ていると今は思います。
 カリンちゃんという素材を生かすために、新たな場所が必要だった。そして、その場所で一緒に輝いていける仲間も用意しなくてはいけなかった。モーニング娘。オーディションを重ねる毎に、落選組の中から有望な素材をハロプロ研修生として迎え入れて、月日とともに足固めをしてきた。ハロプロエッグが未来のアイドルを育てる事に一定の成果を上げたように、ハロプロ研修生制度もきちんと役目を果たしている。ユースが強いJリーグクラブの如く。

 12期オーディションで楽しみなのはどんな子がモーニング娘。に選ばれるかだけでなく、どんな卵を事務所は研修生として迎えるかにもあります。アイドル育成のプロが見極め、育てる好素材、そういう人材の動きが組織に活気を生む事は確かです。

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キャベツ白書~春編~

2013-03-09 22:09:18 | ハロプロ(ユニット)

 私の地元の方では焼肉を食べる時にキャベツの千切りを山盛りに皿に持ったものを一緒に注文して、肉を食べる量に応じてキャベツもたくさん食べます。どんなに肉が美味しくても、やはり野菜も食べないと栄養パランスが悪いという事なのでしょう。
 ハロプロはカッコイイ系の曲が割と多いし、ヲタもそういうものを求めているところがあるけれど、歌やダンスがカッコイイ曲ばかりでもお腹いっぱい。じっくり聴けて、しんみり出来る曲も必要だし、そういうユニットがあってもいい。

 ピーベリーはまさにそんなユニット。歌がポカポカしていて温かく、そしてしんみりしてしまう曲。耳に優しいサウンドはハロヲタだけでなく、もっとたくさんの人に聴いて欲しい曲だし、知って欲しい曲だなと思います。

 さやしはダンスの巧さについて語られる事が多いメンバーであるけれど、ふわふわした雰囲気を醸し出しているところも魅力の一つであります。しかし、所属先のモーニング娘。だとダンススキルをベースとしたカッコよさの方ばかりが目立ってしまう。楽曲的には仕方がない事だけれど、せっかくの持ち味だけに、それをうまく引き出せる機会が欲しいなと思っていたところ、ピーベリーであやちょと組んだ事でそれが発揮されました。あやちょの持つ洗練され過ぎない爽やかさが、それこそ「サイダー」のような持ち味が、サイダー大好きさやしと素敵な空気感を出す事に成功した。それが、ピーベリーかなと感じます。

 田舎的な空気感を放ちながら洗練された歌を魅せるというスタイルは、モーニング娘。結成当初以来のハロプロの伝統芸。ちょっと昔の邦楽的なエッセンスを感じさせるのもハロプロのかつての持ち味。なんだか、ピーベリーが懐かしくも嬉しく思える理由はそこなのかなと思ってみたり。

ピーベリー 『キャベツ白書~春編~』 (MV)


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☆タンポポとプッチモニ再び☆

2012-03-12 22:58:25 | ハロプロ(ユニット)

 ドリームモーニング娘。の武道館公演、とても盛り上がったようです。1期から10期までのメンバーがステージに立つのは勿論初めて。サプライズゲストの後藤真希さんの登場には大歓声が沸き起こったとか。
 そして、保田圭、後藤真希、吉澤ひとみの三人でプッチモニが披露されたと聞き、スタッフの心意気に拍手を送りたくなりました。ゲスト石黒彩さんが発表された時点でタンポポをやるのは予想出来たけれど、プッチモニはまさにサプライズ。そして、その石黒さんもとても存在感があったそうです。

 改めて思いますが、ハロプロOG達と現在のハロプロメンバーが一緒にステージに立てる機会を今以上に増やしてほしい。夏のハロプロコンサートこそ、今回みたいなお祭り公演にしてほしいと思います。もっとも、こういう絡みは滅多に実現しないからこそ、観客の方もテンションが上がるのでしょうけれど。

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High-Kingを再び

2011-06-14 21:47:18 | ハロプロ(ユニット)

 以前からアイドルヲタの間で交わされている議論(?)に「アイドルにパフォーマンススキルの高さは必要か?」というものがあり、今一番人気のあるアイドルがとりあえずはパフォーマンススキルを、ないがしろにはしていないまでも重要視していない事もあり、スキルの高さは人気にはあまり関係ないという意見をよく見かけます。
 でも私は思う、選ばれたアイドル達がメジャーシーンで活動をしていくにあたって、やはり何かしらの高い能力は持っていて欲しいと。

 高い能力、それは「ずば抜けたルックスやスタイルの良さ」でも良いし、「可愛くてトークが抜群に面白い」でも良い。とにかく、さすがオーディションで選ばれたアイドルは普通の女の子とは違うなと、見ている側が思えるような特性は持っていてほしいなと思うのです。楽曲の善し悪しとか、売り方の巧さなどというものは本人の資質とはまた違う問題ですから、まずはアイドル本人が特別であってほしい。誰でもなれそうなアイドルでは本当の夢の世界は表現出来ません。

 私はモーニング娘。が数年前、もう少し詳しく言うならプラチナ9の辺りからパフォーマンススキルを重視した見せ方をしてきたのは正解だと思っています。それをしてきたから他と差別化が図れた訳だし、それなりに新規でファンも増えた。コミカル&バラエティ路線で活動をしていたら間違いなく沈んでいたと思います。「楽しいのがアイドル。辛気くさいのは嫌だ」などとAKBあたりに移った人は結局アイドルDDであり、飽きただけなんだと思います。
 AKBと同じ事をしたって、あちらはバラエティ番組の制作に関わっている事務所に所属するメンバーが何人もいるのだから、真っ向から同じ事をしても潰された事かと想像します。

 パフォーマンススキルと言っても、勿論それはアイドルというジャンルの枠の中での高さなんだっていう事くらいハロヲタ自身が一番わかっていますから、無茶な希望は言いません。でも最近願うのは、
「High-Kingをもう一回結成してCDを出してくれないかな」
という事。テレビに出演させられる枠が数限られているなら、各グループのリーダー・キャプテン、エース格で構成で構成されたこのユニットを宣伝部隊にする事は有効的だと思うのです。カッコイイ曲を歌い踊る。勿論「生歌」で。
 アイドルに上手さなんて求めてないという、それは一般論でもありますが、AKBという人気者が特別感よりも親しみやすさで売っているなら、その逆を突くのは有効。むしろアイドルに対して偏見のある人、今アイドルにハマっていない人向けに売り出せるユニットとして、今ハロプロから発信するならHigh-Kingが一番いいと思うのです。
 スマイレージやBerryz工房をテレビにどんどん出していくのは良い事。でも、イメージ戦略としては「面白いキャラ」という路線で他のアイドルとバッティングし合うよりも、他とは違う方向性を看板にするのは良いと思うのです。

SHALL WE LOVE? / High-King


 なんて理屈をいろいろ並べてみましたが、とにかくまた見たい!という事です(笑)。愛ちゃんが卒業するまでに、もう一枚CDを出してくれないかなと思うのです。三年前はまだヲタでさえ「前田って誰?」だったわけですが、今なら納得の人選な訳だし、良いと思うのですが。

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交流と共演を他方面に

2011-04-16 21:53:41 | ハロプロ(ユニット)

 今日から℃-uteとスマイレージの合同コンサートが始まりました。合同コンサートと聞くと思い出すのは三年前。

【LIVE】Berryz vs ℃-ute #1(Eng Sub)[HD]



 あの時はこれがシリーズ化するのではないかと思っていました。一年に一度、Berryz工房と℃-uteが集まって一年分の成長をステージで確かめ合う。同期である二つのグループが紡ぐ成長の物語。
 しかし、そのあと不況の影響(?)で開催されません。ああ、悲しきハロプロ不況。あの日ベリキューが舞い踊った横浜アリーナは今やどこかのグループの定番会場(苦笑)。

 三年前は℃-uteがメジャーデビュー二年目で、いわゆる二年目のジンクスとやらと戦っていました。新人賞なんて獲ってしまったから、周囲の期待も高まる。そんな期待に応えるために℃-uteは頑張っていた。
 そしてBerryz工房は売上が安定(伸び悩みとも言う)、起爆剤になるような何かが必要だった彼女達は「ジンギスカン」で路線をチェンジしてきました。オバマさんが「CHANGE」と言って颯爽と大統領デビューをしたのってこの頃でしたっけ?

 今スマイレージはまさにあの時の℃-uteと同じ状態。しかし、二年目に入ってセールスをアップさせていた℃-uteに対してスマイレージは安定(伸び悩みとも言う)。タイミング的には今ここで何か起爆剤を打つ時期でもあります。
 ℃-ute達を見てスマイレージは何を思うのか?ベリキューと違い、それほど仲良しバトルである必要はなく、ちょいガチバトルなくらいに意識しあってほしいなと、淡く期待しているんですが。

 正直なところ、現在の℃-uteも先輩の余裕とか見せつけている場合でもなく、まず自分達のファンがスマイレージを見て流れないようにする事から意識しないといけません。℃-uteも「これから」が大事なんですよね。二年目のスマイレージに比べたら余裕はない。
 ただ正直なところ、ファンサービス的な意味合い以外で今のハロプロが合同コンサートやるメリットって、実はあまりないような気もするのです。ハロプロコンサートも同じ。
 なんというか、今大切にしていきたい事は狭い枠に閉じ籠らない事かなと思います。それは他アイドルとの交流も勿論だし、他分野との交流もそう。これは作り手側の問題でもありますよね。多分、スマイレージを(音楽面ないし映像面で)手がけてみたいという外部の方はいると思うし、ステージでスマイレージや℃-uteと共演してみたいという人はまったくいない訳はないと思います。
 異種交流は身内ユニットだけでなく、外部とやってこそですよ。

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アイドルユニットサマーフェスティバル

2010-06-24 20:55:21 | ハロプロ(ユニット)

 事務所の垣根を越えてアイドルが集まってコンサートをやらないかな?と、このブログに少し前に書きましたが、遂に実現します。8/30、8/31の二日間、東京渋谷のC.C.Lemonホールです。出演は、SKE48、スマイレージ、bump.y、ももいろクローバー(五十音順)。
http://www.helloproject.com/event/1006231300_event_smileage.html
 フレッシュアイドル揃い踏みという感じですね。東京女子流がいればバッチリなラインナップだったと思いますが、四組という事は一組ずつの持ち時間が多く取れますから、色んな歌が歌えます。スマイレージはシングル曲全部歌いそうですね。

 主催はニッポン放送、東京ニュース通信社(月刊BLT)だそうです。なんか、NHKもアイドル合同ステージを企画しているという噂を聞きましたので、今後こういうコンサートは何回か期待出来そうですね。

 さて、このコンサートはハロヲタ的にはどうなんでしょうか?夏と言えばハロプロコンサートもある訳ですが、やはりハロコンの方が大事。こういうハロプロ以外と絡むコンサートなんて興味ナシですか?
 自分はとてもワクワクしています。チケット、申し込んでみようと思っています。チケット価格がハロコン並みに高いですが、自分としてはハロコンより期待してしまいます。(メンバーの皆さんすいません)
 正確に言えば、期待と言うか「現実」を観たいし味わいたい。
 スマイレージのステージングは勿論生で観ているし、メジャーデビューシングル「夢見る15歳」も生で観ています。だからこそ、スマイレージがどこまで魅せる事が出来るのかを、外の舞台で観てみたいのです。ハロコンだと、どうしても新人という扱いになってしまうから、彼女達が突き抜けて魅せる事は難しい。うまく言えないけれど、いや言っちゃいけないけれどかな(苦笑)、スマイレージがハロコンで先輩より目立つ事は考えにくいのです。
 これは、スマイレージが先輩方より魅力がないという意味では勿論ありません。

 自分達とキャリアや年代が近い者が集まるステージなら、スマイレージも思う存分力を発揮出来ると思うし、その思う存分力を発揮している姿が観たいです。
 これは他のグループにも言える事です。SKEの皆さんも、ももクロちゃんも、遠慮なしに力を発揮してくる事でしょう。ガチンコバトルです。フレッシュアイドルの現在の力がはっきりわかるステージになると思います。

 なんか抜かしたよね?とツッコミが来そうですが、bump.yは予備知識がありません(汗)。あの桜庭ななみちゃんが在籍しているそうです。動画を見てみましょう。

桜庭ななみ・若手女優6人「bump.y」、ネットを飛び出し初舞台

 歌はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=z3FnX8N5Bxo

 いかがですか?bump.yも気になりますが、自分はまだSKEを生で観た事がないので(一度イベントを観てみたいとは思っています)、SKEもとても気になります。スマイレージヲタの人々も、SKEのパフォーマンスは気になるところでしょう。

SKE48 3rdシングル「ごめんね、SUMMER」2010年7月7日発売MV


 なかなかではないですか?ハロプロヲタも油断しているとSKE率いるピノキオ軍に心を撃たれてしまいますよ。

SKE48 3rdシングル「ピノキオ軍」2010年7月7日発売MV

 (個人的にはこのPVと曲が気に入りました)
http://www.youtube.com/watch?v=XxpDHWIh5Rc&feature=channel

 ピノキオ軍は大丈夫だと余裕見せていても、週末ヒロインにハートを狙い打ちされる危険性があります。

ももいろクローバー「行くぜっ!怪盗少女」PV


 ももクロちゃんを生で観た自分が警告しておきますが、ももクロちゃんは手強いです。気になったら無理をせず、おとなしくハートを盗まれた方が安全です(苦笑)。

スマイレージ - 夢見る 15歳


 勿論、スマイレージも負けないステージを見せてほしいですね。こういう場に、まさに「ハロプロ代表」として打って出ていくスマイレージ、なんだかカッコイイではないですか。
 ハロプロという枠の中だけで評価を得るだけでなく、こうやって外に出ていく。ハロプロヲタではない人にも観てもらう。素晴らしい機会だと思うし、参加にゴーサインを出したスマイレージスタッフにも拍手を送りたいです。

 さて、どんなコンサートになり、各グループがどんな評価を受けるか。非常に興味深く、非常に楽しみです。

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スマイレージスタイル Buono!スタイル

2010-05-22 22:33:38 | ハロプロ(ユニット)

 今日は梅田えりかさんのモデル初仕事がありました。まずは第一歩おめでとうございます。
 競争社会で生き残っていくのは大変な事です。モデルという仕事も、たくさんの人がモデルという肩書きを持って活動をしている。芸能界もたくさんのタレント予備軍がいて、全国にはデビュー前の段階に止まっている人が大勢います。
 そして、デビューしても売れる人はほんの一握り。だから各事務所は宣伝費を掛けて新人を宣伝する。メディアに露出させる。今、ハロプロはスマイレージの売り出しモードに入りました。都内各所に大型ポスターの貼り出しを開始しています。
 ポスターというから一万人の笑顔によるモザイクアートのかと思いきや、白い衣装に身を包んだスマイレージの撮り下ろしポスターです。
 <ポスターに関するニュース記事写真>
http://music.jp.msn.com/news/photoimage.aspx?mediaid=519980

 スマイレージとYahoo!のコラボレートによる「スマイレージYahoo!ツールバー」というサービスも開始されたり(ハロプロ関連のブログのリンク一覧などが付いてくる)、ツィッターを駆使してイベントも開いたり、スマイレージはデジタルメディアとの展開に力を入れているようです。(使用出来るOS、ブラウザに制限があります)
 <Yahoo!ツールバー>
http://www.helloproject.com/s-toolbar/index.html

 これは良い試みだと思います。新人スマイレージは、もう旧来のアイドルの売り方とは違うやり方を模索するのが良いと思うし、他のアイドルの後追いみたいなやり方も×です。間違っても個別握手会とかで売上を伸ばそうなんて思ってはイケマセン(苦笑)。まあ、四人しかメンバーがいないから、個別握手会をやってもそんなに売上増は望めませんが。

 私が思うには、握手会とかで売上を伸ばしたりとか、ファンを増やすなんてやり方は「前世紀の産物」でしかないと感じています。ハッキリ言って古い。モーニング娘。も以前は握手会はほとんどやらなかったし、他のハロプロの人も新人時代に少しやっただけです。
 古いやり方であるし、オーソドックスなやり方でもあるから、握手会をするアイドルというのは、新人アイドルか、グラビアアイドルか、マイナーアイドルなイメージ。
 それを、元々はマイナー発のAKBが「古いからこそ、それを知らない世代(主に中高生)には新鮮」と古さを逆手にとって、更に過剰なほどに展開した訳ですが、AKBがそれで成功したからといって、ハロプロも真似したって仕方がない。ハロプロは100人近いメンバーがいる訳じゃないから、握手会での売上の積み上げなんてたかがしれています。去年モーニング娘。が小規模ながら個別握手会をやりましたが、前作比売上3割増し程度でした(この数字をこの程度と評するかは難しいですが)。
 AKBはAKBのやり方がある。他のアイドルがAKBの後追いの如く握手会を乱発したり、個別握手会を企画したりしているのを見ると、滑稽さを感じます。

 スマイレージは、従来のハロプログループに比べて、「ブログ」、「ツイッター」、「チャット」などや、今回のYahoo!コラボみたいなデジタルな方向の活動に積極的です。その流れで、せっかくデジタルアイドルな方向に少し足を踏み入れているのだから、CDにイベント特典を付けるなら、握手会参加抽選券ではなく、チャット参加券とか、ストリーミングイベント鑑賞券とか、そういうインターネット関連の特典(勿論、PCだけでなくモバイル端末も参加出来るもの)を色々と付けるのが良いと思います。
 複数枚購入に繋げたいなら、色んなデジタルイベントを開催して、CDに封入されるIDキーは一枚につき一回のイベントにしかログイン出来ないようにすればよいですね。
 これなら、東名阪に住んでいない人にも楽しめるし、外国に住んでいる人だってCDを何らかの形で購入すれば参加出来ます。
 握手会の類は、参加出来ない環境にある人にとっては、疎外感を感じ、応援の熱が冷める一因になるものであり、人気を一部地域に偏らせる結果に繋がるなど、デメリットも多いと思うのです。

 でも、握手会がないと寂しい。そんな人のために、握手会は半年に一回くらいのペースでやると良いと思います。

 そんな感じで、スマイレージはヲタイベントアイドルにしない売り方が良い。そういう観点から書いてみました。

スマイレージ「夢見る15歳」スポットA


 では、スマイレージ以外の他のグループは? 今気になるのはBuono!です。とりあえず聞きたい。Buono!の次のシングルは出ないのでしょうか?Buono!の次のシングルが出た暁には提案というか、お願いしたい事があります。
 Buono!こそ、Buono!だからこそ握手会は全面撤退すべきです。
 Buono!と握手したい?Berryz工房か℃-uteがある!(苦笑)。という訳で、Buono!こそ、イベントは「ライブ」であってほしい。ロックアイドルの面目躍如です。
 ただし、これではイベントに参加出来ない地域の人に寂しい思いをさせてしまいます。初回盤封入のイベント参加抽選券のIDキーは、イベント参加申し込みか、抽選でプレゼントのどちらかを申し込めるようにすると良いと思います。サイン入り特製ギターピックなんてのもいいですね(転売対策で応募者の名前入り)。

 それでも、「やっぱり俺は桃子と握手したいんだ~」と言われてしまうと困ってしまいますが。あっ、桃子はラジオのイベントの方で握手会を開催という事でいかがですか? 「俺は愛理や雅とも握手したいんだ~」と言われてしまったら答えがありませんが。

We are Buono! Independent Girl ~独立女子であるために


 以上、スマイレージとBuono!はちょっと捻ったアイデアで活動をしてほしいという要望を書いてみました。

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