フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

真野恵里菜 ハタチの乙女 801DAYS 東京公演 ②

2011-05-30 22:27:48 | ライブ!2011

 真野ちゃんコンサートレポートの続き、今回は印象に残った曲の話です。

「ダレニモイワナイデ」
 スタートは「OSOZAKI娘」。ノリの良い曲を初めの方に並べ、まずは会場を少しずつ熱くしていく真野ちゃん。実際この日の会場内は節電のためなのか空調の効きが悪く暑い。
 しかし、真野ちゃんの曲の良さはミディアムテンポな曲もじっくり楽しめる事。スタンドマイクを用意して歌ったこの曲は前半のハイライトのひとつでした。スタンドマイクをなぞるような手の動きで歌う真野ちゃん。可愛いだけではない「二十歳の真野恵里菜」を色っぽさも交えて表現。可愛い色っぽさ、(エロカワではなく)カワエロとでも言いましょうか。歌の最後の「ダレニモイワナイデ」のつぶやきが素敵な妖しさな、でも可愛いウィスパーボイス。この魅力は誰にも言わないでおく事は出来ません。なのでこうして記します。観に行けなかった人もDVDが発売されたら必見な部分です。

ダレニモイワナイデ / 真野恵里菜
http://www.youtube.com/watch?v=XQEf_plLtbA

「マノピアノ」
 久しぶりに特製マノピアノ(新調されていた感じ)が登場して弾き語りを三曲連続で行いました。「マノピアノ」~「ラララ ソソソ」~「乙女の祈り」。
 真野ちゃんの魅力の一つが弾き語りが出来る事にあると思っているので、今回弾き語りをやってくれた事はとても嬉しいものです。そして、それは同時に成長を確かめるステージにもなった。たとえば、歌もだいぶ歌えるようになった。高音が伸びるようになった。この日会場には、モーニング娘。新人オーディション合宿の時のオカマなボイトレ先生こと菅井先生も来ていたそうで、真野ちゃんの歌唱力向上の陰に菅井先生あり!という事なのでしょうか。という事は真野ちゃんもさゆみたく箸を加えさせられて発声の練習をしたのかな?なんて事を思うくらい、声量も付いてきた。
 そんな真野ちゃんの奏でる歌とピアノの音色を聴いていたら、三年の記憶がフラッシュバックされて胸が熱くなるのでした。「マノピアノ」が発売されてから来月で三年。「私にとって、とても大切な曲です」と紹介して歌った「乙女の祈り」でメジャーデビューしてからも二年が過ぎました。過ぎた年月の分だけ、重ねてきた努力の分だけ、奏でる音色は綺麗になっているのだと実感しました。それを「成長」と言うのだと思うのです。

マノピアノ / 真野恵里菜
http://www.youtube.com/watch?v=y-a7pd28dDU

「元気者で行こう!」
 今回のコンサートは最後のサビ長めなロングバージョン。盛り上がりも最高潮に達したところで歌ったので、かなり客席はヒートアップ。サビの振り付けは見よう見まねでもなんとか出来る振り付けので会場はフリコピ大会に。そして跳ぶマノフレたち。
 アイドルは持ち歌に大抵何曲かは会場を一つにするような激熱ナンバーを持っています。真野ちゃんもこうしてそれを手に入れた。自然と広がっていく熱き盛り上がりの輪が客席を包み、その余韻がアンコールでも連鎖していき、ミディアムテンポな曲でも観客が集中して良い空気を作っていきます。絶妙な流れのセットリストである事がソロ歌手の力量を上手くコントロールし、フォローに繋がっていく訳ですから、スタッフの緻密な計算をそこに感じます。

元気者で行こう! /  真野恵里菜
http://www.youtube.com/watch?v=H0te7bdKFIk

 ~次回、楽しい楽曲と演出について編に続く~

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真野恵里菜 ハタチの乙女 801DAYS 東京公演 ①

2011-05-29 23:29:43 | ライブ!2011

 真野恵里菜ちゃんのコンサートに行ってきました。結論を先に書いてしまえば「素晴らしく楽しいコンサート」です。今はグループアイドル全盛時代で、ソロアイドルはなかなか売れない。質より量(人数がいた方が握手会効果で売りやすい)な時代ですが、そんな現在に二千人の会場を超満員にするソロアイドルがいる事。そして、その観客を満足させる力を持ってるアイドルがいる事。それがとても嬉しい。
 以下はそんな気持ちになったコンサートのレポートです。これから大阪公演に行かれる方はネタバレにご注意ください。



「観客」
 雨、やっぱり雨。真野ちゃんのイベントやコンサートではおなじみな天気。でも会場の前にはたくさんの人がいました。真野ちゃんも関係者の方々も「マノフレ」と呼ぶ人達です。
 マノフレは他のアイドルと比べて平均年齢が高いと言われていて実際そうなのですが、だからなのか現場の雰囲気が穏やか。この日も、明るい曲ではノリ、弾き語りは静かに聴くという事が自然に出来ていました。
 それは要するに、必要以上にがっついた目線で観る事はしないという大人な見方をしている人が多いのでしょうね。
 真野ちゃんのトークには笑い、ツッコミどころではツッコミをするマノフレ。
真野ちゃん「二十歳になって部屋を片付けられるようになりました」
マノフレ「ええええええ~」
 そんなエーイングにも愛がこもっています。

「グッズ」
 私は夜公演だけ入ったので夕方に到着したのですが、まあグッズは中で買えばいいかと安心しきっておりました。
 ところがグッズはほとんど売り切れ。赤サイリウムも売り切れ(苦笑)。写真セットやトレーディングピンナップ、パンフレットなどが残るのみ。今回はTシャツが欲しかった。真野ちゃんデザインによる
「We are MANO FRIENDS」という言葉が胸に書かれてあります。本人が出したアイデアである事が嬉しい。シンプルだけれど、一番共有意識が高まるフレーズ。ヲタTというものは、サッカーのサポーターが着るユニフォームと同様、応援する人との一体感を高めるために着るもの。真野ちゃんはさすがわかっているなと思いました。これを買って着る事が「私はマノフレ」、「私は真野恵里菜さんを応援しています」という気持ちの表現手段なのです。
 なので我々にとっては、真野ちゃんがマノフレの皆さんへという気持ちをデザインしてくれた物だから、どんなプロのデザイナーが手がけたものより素晴らしいデザインなのです。

 アイドルとヲタの気持ちの共有という点では、発売が開始されて会場でも販売されたネックレスもそうです。
 このネックレスは二十歳の記念に真野ちゃんがデザインのアイデアを出したものをスタッフが専門業者に発注し、作った物と同じデザインだそうです。つまり真野ちゃんが身に付けている物と同じデザイン。それを真野ちゃんのネックレスはゴールドなのをグッズとして販売するものはシルバーにして値段を買い求めやすくして発売した訳です。推しメンバーと同じ愛用品を持つ喜び、しかも本人デザインによる二十歳の記念の逸品。これもまた、アイドルとの心の共有と言えそうではないですか?

「演出」
 今回はステージ上のスクリーンが一工夫されていました。綺麗な画質なのは最近のコンサートでは当たり前になっていますが、(おそらく)わざとフレームレートを落として動きをカクカクさせた映像にしたり、フィルムムービーっぽくしたり、単にステージを映すだけではない工夫をしていると感じました。
 スクリーンだけでなく照明も天井に模様を作って映したりと、文字通り「演出」をしていました。

 こういう風にちょっとした細かいアイデアが盛り込まれていると、スタッフさん達も気持ちを込めて制作しているのだなと感じられて嬉しくなります。ただアイドルが歌って踊っているだけで良いだろう?というものではなく、観に来た人達はずっと前から楽しみにしているのだという想いを大切にしてくれている。これぞエンターテイメントなのだなと思いました。そして、スタッフの皆さんにもお疲れ様でしたと言いたいです。

~次回、楽曲編に続きます~

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無敵のOnly you

2011-05-28 13:57:26 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。新曲のMVが公開されています。皆さんはもう見ました?まだの方はまず見てみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=uPGgHeBcMyg

 コンサートでは既に歌われていて、そのステージングもカッコ良かった。愛ちゃんが残り少なくなってきたモーニング娘。での活動に、自分なりに何かを残していきたいと考えているのか、非常に気持ちを感じたものです。
 コンサートは生ものですから、自分が中野サンプラザで観て感じたパッションが映像に完全再現されている訳ではないけれど、かなり近いものは感じます。なのでコンサートを観ていない方もこのMVを見て、ステージ上で発散されている高橋愛のパッションを感じていただけたらなと。気持ちの共有というやつです。

 それにしても、れいなですよ。れいなの表情が最近とてもいい。今週放送された「ハロプロTIME」でれいなはフクちゃんとかのん(さゆの意向に合わせて、ずっき呼びやめてみました)とカラオケに行くという企画でしたが、れいながとても楽しそうな笑顔だった。れいなは愛想笑いとか苦手で顔や態度に出てしまう子だから9期といる事は本当に楽しいのでしょう。

 などとMVを見ながら、愛れなの事を考えていました。(ガキさんは今の雰囲気いいなあとも)
 でもそれではいつものモーニング娘。ではないか!となります。しかし、よく見てみれば、いやよく見なくても感じられる。やはり変わってきています。9期が入って「変わらなきゃ」になっています。今のモーニング娘。は経営再建に乗り出している名門会社みたいなもの。今までのお得意様が支持しているセールスポイントは維持しつつ、新しさも出していく。そういう部分はちゃんと用意されています。それは、

 さやしー

 顔に光当てすぎてちょっと可愛さダウンしてますが、それを補って余りある煌めきを彼女は持ってる。そして、それに呼応するように他の9期メンバーも埋もれていない。
 まだモーニング娘。の中の小さなムーブメントに過ぎないのかもしれないけれど、着実に何かが動き出している。それを生かせるかどうか?さあ、作り手さんの腕の見せどころだ。
 まだ彼女は今日で13歳になったばかりだもの。

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いつも隣にいてくれたから

2011-05-26 23:36:28 | ハロプロ(ソロ)

 今日は時間がないので記事は書かない予定でしたが、まだこのMVを見ていない人もいるかなと思い、宣伝のために貼らせていただきます。再生回数も順調に伸びています。

 何気ない映像、普通のシチュエーション、ただ川のそばを歩いているだけなのに、素敵なカメラワークと素敵な表情で、心にグサッとくる作品になっています。本編のビデオクリップはまだ別にあるそうだから、楽しみに待ちます。大丈夫、ゆっくり待ちます。今までだって、いつも隣にあなたがいてくれたから、これからも歩くのを見ていける。

真野恵里菜 『My Days for You』 (Riverside Ver.)

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少年 キャバへ行く

2011-05-24 22:32:45 | アイドル etc

 私は探偵をやっている。先日、高校三年の息子さんを持つ父親から息子を調査してほしいと依頼を受けた。

「息子が最近バイトを始めたいと言ってきた。学校でも禁止されていないし、有名ファーストフード店という事なので、社会勉強にでもなればと許可した。
何故バイトを始めたいのかを聞いたところ、欲しい服や本を買うのにお金が足りないのだと言う。だが、妻の話では部屋に大量にCDが詰まれていたりするらしい。何か変な遊びをしているのか?誰かに脅されているのか?
とにかく、交遊関係などが気になるので息子のプライベートを調査してほしい。大学受験に向けた大事な時期だけに心配をしている。」

 ざっとこういう依頼だ。ある天気の良い休日、私は息子さんが自宅を出るところから尾行開始した。

 息子さんがやってきたのは都内にあるCDショップ。店の中の階段に長い列が出来ている。並んでいるのは若い男の子が多い。息子さんも列に加わった。
 私は並んでいる男性の一人に何に並んでいるのかを聞いた。どうやらアイドルのイベントらしい。CDを買うと握手が出来るそうで、買い方によっていくつかのパターンのサービスを受けられるそうだ。
 そのアイドルが一体何者なのかもわからないまま、私は尾行を継続するために列に加わった。

 イベントが行われる会場に入る。そのアイドルが誰かもよくわからないままに、私の手元にはCDが握りしめられている。握手会参加券というチケットも頂いた。アイドルの握手会なんぞに参加するのは初めてだ。アイドルを生で観るのも、中学生の時に地元にのりPが来たのを友人に連れられて観に行って以来になる。
 中に入ると男の熱気でむせるほど。私は年齢的にも場違いだし、風貌的にもルバン三世に出てくる次元大介をブサイクにしたような風貌だから、おとなしく隅っこにいる事にする。勿論、息子さんからは目は離さない。

 ステージに女の子達が現れた。凄い歓声だ。客は数百人だが、声のボリュームはその何倍にも思える。軽快なイントロに乗せて歌が始まった。

ぱすぽ☆ 『Let it Go!!』


 男の子達は我を忘れたかのように叫ぶ。何を叫んでいるのかはわからないが、人の名前でもないようだ。ニックネームか何かなのだろうか?
 歌が終わり各メンバーの挨拶が始まる。息子さんも名前を叫んでいる。その子のファンなのだろう。私からすると全員可愛く見えるし、全員おんなじようにも見える。それだけ私も年を取っているのだろう。

 女の子達はデビュー曲を歌いますとか何か前振りをして、ノリのいい歌を歌い始めた。ずっと腕を組ながら観ていた私だが、いつしか自然に足でリズムを取っている事に気づいて、そんな自分に思わず苦笑した。

 ステージが終わり、係員の説明のあと握手会が始まった。男の子達はみんな目が輝いている。しばらく様子を窺う。
 息子さんの握手が終わった。その後ろに付いていた私も手短に握手を済まし再び尾行開始と思ったのだが、アイドルはなかなか終わらせてくれない。何やら話しかけてくるが私はあなたの名前を知らないし、今日初めてあなた達を知ったのだ。
 強く握られた手に不思議な違和感を覚えながら、私は軽く片手を上げて立ち去るのだった。さて、尾行をしなくては。

 そんな時、息子さんが再び握手の列に並んでいる事に気付いた。何回握手をする気だ。
 不思議な気分で男の子達の様子を眺めていると、どうやらどの男の子も何回も握手をしている事がわかった。おとなしそうな少年を捕まえて聞いてみたが、それが当たり前らしい。
 それにしても、どの男の子の顔も充実感に溢れている。握手の時はアイドルと親しげに会話をしている。手を握るという行為よりも会話をする事が目的なのだと私はようやく理解した。

 しかし、この光景はどうなんだろう?アイドルの握手会というものはこういうものなのかもしれないが、お気に入りの女の子と親しげに会話をして、その会話をするためにCDを何枚も買う。しかも、同じCDを。このシステムはキャバクラを思わせる。
 見たところ、息子さんのように未成年の男の子も多いが、そういう少年達にキャバクラの魅力を合法的に伝えているようにさえ思う。この男の子達がやがて社会人になった時、稼いだお金をキャバクラに費やすようになるかもしれない。女の子達に楽しく接してもらうためにお金を払う。握手会とキャバクラは根本的な部分で同じなんじゃないか?そんな事を思うのは私がアイドルというものに興味がないからだろうか。いや、その想像は的外れでもなく、実はアイドル事務所とキャバクラ経営者がつながっている可能性は? それはさすがにないかな(苦笑)。

 結局、息子さんはアイドルと握手をするためにCDを何十枚と買っていて、それで小遣いではやりくり出来なくなったからバイトを始めたのだと結論づけた。悪い道にも、悪い人間関係とも無縁なようだから親御さんは安心してもいいだろう。ただ、あなたの息子さんはキャバクラみたいな場所で大量にCDを買っていますとは言いにくい。それをうまく説明するのも難しそうだ。親御さんには理解不能な世界だろう。その場を見てきた私でさえ、今ひとつ現実感がないのだ。
 ただ、あの日から私の頭の仲では時々あのノリの良い歌が流れてくる。任務のためについ一枚買ってしまったCDに入っているのだろうか。実はまだ封を開けていないのだ。開けてしまうと私もその世界に入ってしまいそうで、多少のためらいを感じているのだ。
 でも、せっかく買った物だし、一回くらいは聴いてみるか。あの日のキャバクラみたいな空間を思い出しながら私はそっとCDを開封してみた。

(この記事はフィクションです。実際のイベント内容とは相違がある事をお断りしておきます)

ぱすぽ☆ - 少女飛行

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音楽を語っていきたい

2011-05-23 22:20:51 | ハロプロ2011

 昨夜Twitterにて、つんくPがファンが挙げる「私のハロプロナンバーワンソング」に一言コメントをつけまくる祭がありました。
 その流れを見ていて思ったのは、ハロプロヲタは音楽を語るのが好きだよなという事。自分も大好き(笑)。

 この前、ハロプロ、アイドリング!!!、AKB48の楽曲を比べて音楽性を語るというスレッドを読んでいました。話の流れで優劣を付け出した時の話の持って行き方が面白かったのは、ハロプロやアイドリング!!!のヲタは好きな楽曲を挙げつつ、楽器やアレンジの話をしたり、この曲を作るにあたって「作曲者が元ネタにしたかな」と思われる曲を紹介してオススメしたりするのに対して、AKBの楽曲を推す人はチャートデータを持ち出して良さを語る傾向がありました。
 勿論、何人かのヲタの書き込みに過ぎないのでサンプルとしては弱いのですが、その傾向は今までネット上で見てきた印象そのものでした。

 アイドルなんだから楽曲を語っても仕方がない。可愛いかどうかが大事なのだという意見もあるとは思いますが、私はこれからも「楽曲を語れるハロプロであってほしい」と思います。最近はちょっと大衆への迎合を諦めたっぽい感じがしないでもないですが、いいじゃないですか。「聴きやすくて歌いやすい」ポップスはAKBに任せて、ハロプロはハロプロの道を行き、その道を好きだと言ってくれる人を増やしていけばいい。
 そのためにも、プロデューサーであるつんくPにはより頑張っていただきたい。この時期に突然ファンとTwitterで交流したのも、何か考えがあってなのかもしれないと思いながら、これからも時々こういう交流をしてファンの声にも耳を傾けてほしいなと思ったのでした。勿論、書く方もヨイショだけではなく、提案みたいなものも色々ぶつけていきたいものです。

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スパークリング日記

2011-05-22 21:05:41 | ハロプロ(℃)

 ○月×日
 ℃-uteの新曲「桃色スパークリング」のジャケットが発表された。可愛いな℃-uteちゃん。セクシー路線よりこういうキュート路線の方がいいな。℃-uteだけに(爆)。
 本当、全員のルックスが安定していて、これぞ「アイドルグループ」という感じ。なっきぃ可愛いよなっきぃ。

(公式サイトによるジャケット紹介)
http://www.helloproject.com/discography/cute/s_021.html

 ○月△日
 MVがきたー!YouTubeの公式チャンネル「℃-ute Channel」に新曲「桃色スパークリング」のMVが公開された。早速パソコンの前で正座して観る。

℃-ute 『桃色スパークリング』 (MV)



可愛い!
可愛い!
しゅわしゅわ℃-uteだ!

でも、
…安っぽい仕上がり…

 音もどこか安っぽいが、映像もなんだか安っぽい。言い方は悪いがB級アイドルチックなMV。色々装飾を試みてはいるが、なんか泡のCGとかかえって安っぽさを増長させている気もする。
 それでも健気に笑い踊る℃-uteちゃんたち。見ていて切なくなってきた。曲も悪い出来ではない。MVも可愛い。だけど、あともう少し、音も映像も各担当者が何割増しかの気合いと気持ちを込めて作ってくれていたら。

 ○月□日
 テレビ東京系列の番組「ハロプロTIME」をBS JAPANで観る。今回は℃-ute特集だ。お台場にやってきた中島早貴、岡井千聖、萩原舞。私服だ!ちょっと年齢より子供っぽい気もするが、それはスタッフからの指示かな(苦笑)。やはり遅刻して登場な岡井ちゃん、やはりヘタレキャラで仕切れないなっきぃ、意外にもお化け屋敷ですごい怖がりっぷりを披露したマイマイ。みんないい味出してる。
 舞美は舞台「らん」の稽古。昼食が大トロ寿司にタンにカルビにご飯。相変わらずよく食べるな舞美(笑)。それでもスレンダーなのは、よく動いているからこそだね。殺陣の稽古がカッコ良かった。舞美は怖い眼をすると凛々しくて美しい。
 愛理は学校の勉強を楽屋でやっている。英単語を身振り付きで覚える愛理。愛理のこういうフニャフニャした動きが大好きな人は少なくない筈。見ていて癒されるなあ。滑舌の悪さも相変わらずだけれど可愛い愛理。

 ○月◇日
 気がつけば発売週だ。℃-ute「桃色スパークリング」5/25発売。

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意地と模範とプロ意識

2011-05-20 23:19:02 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。の光井愛佳さんが中野公演のあと足の不調を訴えて、診断の結果「疲労骨折」と発表された。医師は絶対安静を言い渡したが、光井さんはその後のツアーも参加を希望、椅子に座っての参加という形でツアーに参加している。

 光井さんは以前から足腰を痛めていた経緯もあり、またツアー日程もゴールデンウィークに入って過密になっており、メンバーの疲労もピークに達していたと思われる。

 問題なのは、そういう日程、そういうコンディションとわかっていて、何故このような事態になってしまったのか?公演後のメンバーの体へのケア、公演前の体調チェックなど、防ぐ方法はいくつもある筈だ。
 モーニング娘。のステージがダンスパフォーマンスを売りにしている以上、身体へのダメージは残る。だからこそ、管理体制をしっかりしないと今後もこういう事が起きる可能性がある。我々はもう有原栞菜さんの悲劇を見たくはないのだ。

 体調管理だけでなく、ステージで使用するシューズも踊りやすいものに変えていくべきであり、取り組んでいかなくてはいけない問題は色々ありそうだ。

 光井さんがこのような状態にありながらもステージに立つ事を希望した事はいかがなものだろう?
 「プロは万全なパフォーマンスが出来ない状態でステージに立ってはいけない」
 これは一理ある意見だ。お客さんはお金を払ってプロならではのステージを観に来ている。
 「アイドルのプロとして、会える事を楽しみにしているファンのためにステージに立つ」
 これも素晴らしい考えである。お客さんは何日も前から大好きなアイドルに会える事を楽しみにしている。大好きなアイドルに会えるからお金を払って観に来ている。だから欠席は出来ない。プロな考え方である。

 光井さんは後者を選択した。それはアイドルとして素晴らしく、立派な態度であると言える。今回のツアーは9期の新人達が加入して初めてのツアー。新人達にプロの姿勢を教えたいという心意気もあるのだろう。だからこそ、スタッフもタレントのそういう姿勢を見習い、アイドルを預かるプロであってほしい。日夜ハロプロのために汗を流して頑張るスタッフを中傷するつもりはないが、今回のような事は二度とあってはならない。アイドルにとっても、ファンにとっても悲しい出来事だから。

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モーニング娘。新創世記ファンタジーDX 中野公演 ~では先輩メンバーは?~

2011-05-17 21:46:33 | ライブ!2011

 モーニング娘。の今回のコンサートを観て感じたのは、先輩メンバーがそれなりに自分の立ち位置を考えている事。
 例えば、高橋愛ちゃんは良い意味で抑え気味でした。自分の持っているものをフルに発揮するとなると、9人中4人が新人な今ツアーでは空回りして独りよがりなものになってしまう。だからなのか、非常に動きがコンパクトにまとまっているように見えました。
 それでも、存在感は大したもので、金髪が目立つ事もあり、見ていて視線が向きやすかったのは確かです。

  では、ガキさんはどうかと言うと、ガキさんは目立ち過ぎず、でもぶれない落ち着いたステージングに見えました。既にリーダー的な雰囲気が漂っていて、一歩下がった場所から全体を見渡している感じに思えました。ガキさんはセンターを張っている訳ではないから、自然とそういう役割をこなす力を身に付けているというのもあるのでしょう。9期メンバーとのクイズコーナーでも、挙手するメンバーを指す時の呼び名を盛り上がりにあわせてその都度変えてみたり、ノリを作っていました。

  五期メンバーが全体を意識した振る舞いでグループの和を大事にしていたのに対して、六期の二人は自らの良さを高める事にテーマを置いていたように見えました。
  れいなが妙に明るく見える。なんというか、ピリピリした感じが薄れている。これは最近のテレビ出演でも感じていた事ですが、ステージでもそうでした。笑顔が増えたから?目に見えてそう増えた感じはありません。でも、なんというか「楽しそう」です。
  さゆと二人でトークするコーナーでも、とても楽しそう。修学旅行で先生に怒られて部屋の前で正座をさせられたという話が盛り上がり、さゆが「先生が正座はもう疲れただろうから体育座りにしろと言ってきた。でも、さゆみはスカートだったので」という話をした時のれいなが嬉しそうな笑顔で「それじゃパンチラだ」と身振りを交えて話している姿なんて、「明るくなったな」と感心したものです。

  六期はグループを盛り上げるために自らを今まで以上に明るく解放して新人と融合を試みているのだとしたら、9期と一番年齢が近いみっつぃはどうだったのか?最年少ではなくなった彼女は、どこかおとなしく見えました。それはお姉さんとしての振る舞いを意識していたのかなと、その日は思ったのですが、事態はもっとシビアな状況だったのだとは、その時は気づきませんでした。

セットリスト

01.まじですかスカ!
02.Fantasyが始まる
- OPENING MOVIE
03.THE マンパワー!!!
- MC
04.女心となんとやら(高橋・新垣・道重・田中・光井)
05.1から10まで愛してほしい (9期はダンスのみ)
06.I'm lucky girl
- クイズ先輩に聞きました~! (新垣・光井・譜久村・生田・鞘師・鈴木)
07.好きな先輩 (譜久村・生田・鞘師・鈴木)
08.リゾナント ブルー(高橋・新垣・道重・田中・光井)
09.女と男のララバイゲーム
- MC(道重・田中)
10.すんごいマイバースディ(光井・譜久村・鈴木)
11.【メドレー】涙が止まらない放課後~通学列車(道重)~レインボーピンク(道重・生田)
12.Moonlight night ~月夜の晩だよ~(高橋・新垣・鞘師 間奏でそれぞれソロダンス→3人で長めダンス)
13.愛の炎 (田中)
-MC (高橋+9期の誰か一人)
14.もっと愛してほしいの
15.【メドレー】Aパターン 女が目立って なぜイケナイ~なんちゃって恋愛~気まぐれプリンセス
  .【メドレー】Bパターン 泣いちゃうかも~しょうがない 夢追い人~女に 幸あれ
16.【メドレー】LOVEマシーン~いきまっしょい!~恋愛レボリューション21
- MC
17.涙ッチ
ENCORE
18.Only you (4/30福岡までは でっかい宇宙に愛がある)
19.ブラボー!

(5/8夜公演は15曲目はAパターン)

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モーニング娘。新創世記ファンタジーDX 中野公演 ~9期が歌う好きな先輩~

2011-05-14 22:52:06 | ライブ!2011

 ・今回のモーニング娘。春ツアーの見所として一番「ここは見とけ」という部分は何ですか?

 答え そりゃもう「9期メンバー」ですよ。今年になって加入したばかりな彼女達が見せるパフォーマンスはどんなものか?そして、そんな新人達がグループの構成人数の半数近くを占めるという状況で、先輩メンバーはどんなサポートをしつつ自分を輝かせられるか。人に気を配りながら自分もステキに魅せるというのは、なかなか難易度高いですよ。

 モーニング娘。のコンサートにいくつかある定番の一つ「新人が入ったら好きな先輩を歌う」。今ツアーでも実現しています。オリジナルは五期の四人が歌っていたので歌詞は五期メンバーに合わせてあります。「今日の私○○ですか?」という歌詞の○○の部分の事です。
 9年前、春ツアーでこの曲を五期メンバーが歌いました。当時はヲタもライトファンも「正直、五期メンバーって居なくてもいいよな」という気持ちを胸に秘めていた時代、そんな人々を前に四人は精一杯自分達の心を解放させて歌っているのが伝わった。普段は強烈な個性を持つ先輩達に萎縮して自分を押し殺しているように見える四人が、楽しそうに歌い踊る。私のこのツアー初参戦は大阪城ホールで、しかもスタンドの上の方の席でしたが、初めて五期メンバーが大きく見えました。密かに五期メンバーを応援していた私は、心で泣きました。

5期「好きな先輩」2002~2006~2009


 そして時は流れて今、9期メンバーが歌う「好きな先輩」をとても楽しみにやってきました。五期メンバーと同じ人数、あの頃とは置かれている立場は違うけれど、9期は9期の緊張がある筈。

 ハロプロエッグでステージ経験を積んできているフクちゃんは、エッグ時代と同じように笑顔いっぱいで踊る。歌う事、踊る事が大好きなのが伝わってくる。とても幸せそうな笑顔。常に力いっぱい。表情の清々しさで観る者の気持ちを優しくするメンバー。

 えりぽんはテレビで見るよりも自然な笑顔。この子は力みがとれると凛々しい顔に生まれ変わる。こんな良い笑顔を持っているのか!好感度メーターはみるみるうちに上昇。ガキさんが進行を務めていたクイズコーナーでも弾ける笑顔で積極的に手を上げては珍回答をし、ガキさんに名前ではなく「KY」呼びで指されるえりぽん。

 さやしーは素晴らしい。顔は見るからに子供。さやしー大好きと言った瞬間にその人はロリ認定されてしまいそうなくらい子供。でも、踊り出すとアンバランス。とにかくダンスがカッコイイ。先輩方がカッコ良く踊るようなナンバーでは負けず劣らずカッコ良く踊るさやしー。手足の止め方が素人ではない。だから動きにメリハリがある。そんなさやしーの年相応な顔は「好きな先輩」みたいな曲でこそ発揮される。リーダーもそうだった。9年前は。

 ずっきはとにかく明るい。クイズでも活躍。最後の挨拶でも言葉を忘れて手足を大きく動かして変な踊りをして笑わせて。そんな彼女が単なる色モノではないという事がわかるのが「好きな先輩」。ソロパートで響き渡る低く芯の太い歌声。彼女はとても良い宝物を既に手にしている。あとは彼女がそこに気づいて伸ばせるかどうかだけ。楽しみ。



 コンサートが終わり、帰宅して内容を振り返った時に私は無性に「好きな先輩」をまた観たくなりました。私の頭の中で9期メンバーが歌い踊る姿がプレイバックされるけれど、それはあくまでも記憶の再生。今は早く映像化された「好きな先輩」が見たい。極端に言えば、そのために買ってもいいくらいに。
 この日は撮影用のカメラが入りました。私が観た公演がおそらくDVD&BDになるのだと思われますが、観に行きたくても行けなかった方々に、「9期メンバーのパフォーマンス、是非お楽しみを」と言えるだけのものであった。そう断言いたします。そういう事が言えるからこそ、次の新メンバーを早くも募集出来るのだと、新たな風を感じてきた私は実感しているのです。

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