フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

7周年前にお知らせ

2012-09-28 23:09:19 | フリーテーマ

 更新が滞り申し訳ありません。この1ヶ月間ほど、このブログの今後について考えていました。今回はその事について書きます。

 個人的な事ではありますが、金銭的な事情もあり以前のようには現場通い出来なくなりました。それで気持ちは冷めたという事ではないのですが、やはり在宅応援だとテンションの向き方を変えないといけなくて、最近はテレビ自体を見ていない自分にはなかなかこれが大変でした。ラジオや雑誌やネット放送もありますが、そこから記事を構築させるのが今の自分にはなかなか大変です。

 そこで今後をどうしていくかを考えました。

 「ブログを休止」
 最初はこれを考えました。でも、これだと復活させる時の理由付けが難しい。現場に再び行き出すようになったらでは一体いつになるかわかりません。そして、復活をしても明確な方向性を持っていなければテンション次第では再び休止を招き兼ねない。

 「ブログを終了」
 これを次に考えましたが、一旦終了させると復活させたい気持ちになってきた時に困る。終了させるなら相当な決意を必要とすると思いました。

 「ブログの内容を変える」
 ハロプロ以外のアイドルの話も積極的に書くようにすれば記事のネタも増えて更新頻度が増すのではないか?これなら多少は前向きな決定に思える。

 という訳で、内容を変えて今後も存続させる事にしました。ただ、ハロプロ以外のアイドルの話だけを増やすのではなく、アイドル以外の話も増やそうと思います。昔の記事を見てもらえるとわかりますが、最初の頃はハロプロ以外の話も結構書いていました。そのテーマで検索して訪れた人にハロプロを知ってもらえたら、そんな想いもありましたが、それだけでなく「色々とテーマを広く用意した方が書きやすい」という理由が大きかったのです。やはり初めの頃は記事を書く事に慣れがなくてぎこちなさもあったので、とにかく好きなテーマで書く事によってリズムを作っていきたかったのです。
 これはある意味「原点に帰る」という事でもあるかなと思っていますが、ハロプロ以外の話は読みたくないという人もいらっしゃるでしょう。その点は読者の皆様にお任せいたします。ハロプロ記事しか読まなくてもいいですが、全部読んでいただいたら嬉しく思います。

 明日はこのブログをスタートさせてから7周年の日です。第一回目の記事のタイトルには八人から七人になっていくBerryz工房への想いを込めました。当ブログは七年目から八年目へと移行していく節目に原点回帰をいたします。これからもよろしくお願いいたします。

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☆今だからこそを見せてほしい☆

2012-09-18 22:54:08 | ハロプロ(℃)

 ℃-uteがヒルナンデスに出演して歌を歌った今年の敬老の日。敬老の日に相応しいアクトだったのかは疑問だったけれど、それはやはり℃-uteに非があるというより、楽曲と放送時間帯の大きなズレから生じた不協和音なんだと思う。そして、作り手側の感覚のズレ。

 今の℃-uteはアイドルとしてジャンルの幅を広げていける年齢である。だから作り手は「大人びた路線」を試してみたくなるのだろう。しかし、考えてみてほしい「大人びた路線」は大人になっても出来るが、爽やか可愛い路線は今だからこそ映えるのではないか?

 番組に登場したメンバーは生放送の緊張もあって、やや硬い表情も見られたけれど、可愛らしさはお茶の間にも伝わったと思う。それでありながら、居酒屋歌が始まれば振り付けも歌詞もアイドルとしての可愛らしさとは程遠い、およそ昼間の番組の映像にはふさわしくないのでは?と思えるパフォーマンス。敬老の日のこの日、きっと番組を見ていたであろうメンバーの家族の方々はどう感じたのだろうか気になる。

 イベントを増やして売上という目先の数字を上げるのもいいけれど、大切なのは「今」という限られたアイドルとしての旬をどう活かすかではないのか?作り手が今見たいものを送り出すのではなく、このメンバーが今しか出来ないものを提供するのがアイドルとしての使命だと強く叫びたい。

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こういう発表の仕方でいいのだろうか

2012-09-14 22:36:24 | ハロプロ(娘。)

モーニング娘。の新メンバーが決まりました。昨夜SATOYAMAライフで初めてオーディションの模様が流れたばかりで、しかも今日は明日から始まるツアーの公開リハーサルの日。まさか今日発表があるなんて誰も思っていなかった。

 事務所はモーニング娘。をハロプロの看板グループと思っているならば、そこに加入するメンバーの発表はプロセスも大事にするべきで、実際今まではその時の状況によって内容に差はあれど、モーニング娘。の新メンバー発表というものはハロプロ内の一大イベントとして大切にしてきた。
 今回みたいなやり方はハロプロの現場至上主義の行き着いた袋小路にも思えて何ともやりきれません。ライブやイベントに力を入れていくのは悪い事ではないし、それをビジネスとして軌道に乗せてきたのもハロプロであると理解はしているのですが。

 たった一人の合格者。それもハロプロ研修生からの内部昇格。これは、そろそろモーニング娘。のオーディションを見直す時期である事を示唆した結果ではないでしょうか。歌姫オーディションと銘打っているから少数精鋭で選ぶのは間違いではないとは思うけれど、そこに行き着くまでの流れがおかしいと思った今回のオーディションでした。
 もちろn、合格者である小田さくらさんの持つ可能性や素質には期待したいです。

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地方だからこそ

2012-09-13 22:32:36 | アイドル etc

 LinQの音楽面を制作してきたスタッフが離脱する事が月曜日発表された。地方アイドルが地元以外で注目されていくには音楽的な魅力を持っている事は大切で、音楽面をあまり重視していない所はなかなか人気が上がっていかない。これは勿論大手事務所のアイドルにも言えるのだけれど、つまりがたくさん居るアイドルの中から抜け出していく、注目をされるようになるには「ただカワイイ」だけではダメなのであり、メディア展開に於いてハンディを背負っている地方アイドルであれば尚更に他との差別化として音楽に力を入れていくしかない。音楽が数少ない地方アイドルが発信出来る名刺であるから。

 そして、これも大事な事であるけれど、音楽面をしっかり取り組むくらいの気持ちを持っていない運営は、所詮アイドルなんて可愛い女の子を何人も用意して握手会でも開いておけばよいんだろう?などという浅はかな気持ちを持っている可能性があり、アイドルに対する運営の本気度を計るバロメーターであるようにも思えます。

 個人的にはLinQは楽曲から惹かれて入ってきたから、今後が不安であるけれど、ハロプロみたく一人のクリエイターが長年書いてくれるケースの方が稀なのであって、グループの音楽面の世界観を広げる意味では前向きに捉えるのが良いのだと考えます。

 同日、大阪にスターダストプロモーション発のアイドル「たこやきレインボー」が活動開始する事が発表されました。
 ももいろクローバーZ=全国区、私立恵比寿中学=東京、チームしゃちほこ=名古屋、たこやきレインボー=大阪という図式が出来上がり、スターダストも大都市にアイドルの活動拠点を構築しつつある。しかも、スターダストは音楽的にカラーが出来ているので、ある程度の予測が出来る。これは欠点にもつながりかねないけれど、ここならこういうものを提供してくれるだろうという安心感にも繋がるから、新人を売り出していく場合にはわかりやすい長所にもなる。すでに私の頭の中にも「大阪弁とヒャダインワールドの融合」された音が飛び交っています。音楽面で個性を作っていくという点に於いて、スターダストはよくわかっているなと思うのであります。各地の地方アイドルと同一視は出来ないものの、こういう戦略も興味深く思います。

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イチバンガールズ!

2012-09-07 21:41:31 | ハロプロ(エッグOG&研修生)

 アップアップガールズ(仮)がタワーレコードが運営するT-Paletteレーベルに移籍する事が先日発表されました。これは(仮)が取れる日に一歩近づいたという訳ですね。

 今、彼女達はハロプロではないから割と活動範囲を広げていて、特に夏の間は対バン上等!という事で積極的に他事務所のアイドルと一緒のステージに上がってきた。これはメンバーのみならず、スタッフも他を知る事で今後の活動にヒントをたくさんもらったのではないでしょうか。ハロプロの枠の中だと、15年(今日はモーニング娘。が15年前に誕生した日だ)という年月が築いた形がしっかり出来上がっていて、その形に沿って動く事になるから、ある程度のパターンが見えてくる。それは安心にも繋がるから悪い事ではないけれど、活動というものは冒険もあった方が良いし、その方が予期せぬ何かが生まれる可能性だってある。

 アップアップガールズ(仮)がハロプロに入れなかったという事も私のようなエッグを見続けてきた人間からしてみたら意外な展開であったように、始まりそのものが決してハロプロの作ってきたパターンには乗れていなかった彼女達。しかし、ここに来てその形にはまらないからこその自由度が活きてきた。ハロプロにいたのではなかなか難しいであろうマイナーグループとの対バンも行い、そういうアクティブな姿勢が一部の人達に受け入れられ始めている。
 形に沿った活動というものに満足していない層は必ずいる。だからこそ全てが同じ形に沿った活動である必要はない。本当ならばハロプロに在籍しながらにしてこういう方向性が出せれば、それに越した事はなかったのだけれど、ハロプロではない立場だから出来たという現状が全てなのであります。
 あとは、それが良かったのかどうかを今後の活動で示していけるかです。勿論、それは楽な道ではないけれど、良かったのだと後から言えるような活動を今やっていると思っています。

イチバンガールズ!

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愛しさと切なさとスマイレージと

2012-09-03 23:33:52 | ハロプロ(スマ アン)

 MUSIC MAGAZINEから発行されたアイドルソングクロニクルという本が書店に並んでいます。この十年間に発売されたアイドルソングから約300曲をセレクトしてレビューするというページがメインで、巻頭にはつんく♂×前山田健一インタビュー、アイドル好き有名人による私的ベスト10、なかなか手に入りにくいアイドルの曲を集めた付録CDと盛り沢山な内容。

 そのアイドルソングクロニクルで取り上げられている約300曲は有名無名問わず様々な人がアイドルとして対象になっているのが好感で、単に知名度を優先させたら何曲もノミネートされそうなAKBが二曲であるのに対して、スマイレージは五曲もレビューに取り上げられています。これはハロプロ勢では最多。
 レビューが載っているのは、「明日はデートなのに、今すぐ声が聞きたい」、「スキちゃん」、「ショートカット」、「タチアガール」、「プリーズ・ミニスカ・ポスト・ウーマン」。個人的にはナットクな選曲。スマイレージのやってきた路線がよくわかる選曲であります。
 これらの曲を思い浮かべると、如何にスマイレージはアイドルソングとしての普遍な魅力を兼ね備えているかが見えてきます。「明るい」「楽しい」「ちょっぴり切ない」。最初の二つを備えたアイドルグループはたくさんいても三つ目がなかなか難しい。そして、この「ちょっぴり切ない」がほどよくスパイスされていなければアイドルソングは完成しない。

 「プリーズ・ミニスカ・ポスト・ウーマン」の歌詞に「物語は続く」とあるのが、これこそゆうかりんがいなくなってもスマイレージの物語はまだ続くという所信表明である。そんな事がこの本のレビューにも書かれてあります。この短いフレーズが、わかる人にはわかる言葉として聴き手に迫りながら、明るい曲でありながらなんだか切ない気持ちになってくるという印象につながってくる訳です。

 最近のハロプロ曲の多くは「魅せる」事を大事にしているから、この「ちょっぴり切ない」的なニュアンスが弱めな感じに見えます。だからこそ、ハロプロが他のアイドルとは一線を画するという見方も生まれてくるのでしょう。しかし、持ち歌全体に先ほど挙げた三要素を盛り込んでいるスマイレージは良い意味でアイドルであり、「他のアイドルと近い位置にいるっぽい」と思わせる事に繋がり、他のハロプログループとは違ったファン層、違った雰囲気の現場を作ってきたのでしょう。「ハロプロであってハロプロっぽさが他グループより薄め」。勿論ポジティブな意味の持ち味と言えると思うのです。

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