フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

さゆがコンサート前に聴く歌

2009-09-30 22:54:52 | ハロプロ(娘。)

 アイドルヲタなアイドルとして知られるモーニング娘。の道重さゆみさんが、公式携帯サイト「ポケットモーニング娘。」のツアー日記にて衝撃の告白。なんと、コンサートの前は「某アイドルグループ」の曲を聴いてテンションを高めでいるそうです。

 「某アイドルグループ」って誰?
 さゆが大好きなこの人達かな?


 いや、Berryz工房なら同じハロプロだし名前を伏せる必要はない。コンサート本番前に他のハロプロユニットの歌を聴いているとは、ちょっと言いにくいというのはあるかもしれませんが。

 名前を伏せるという事はハロプロではないと考えるのが自然な気もします。となると、さゆがTシャツ着てレッスンに来るくらい好きなこの人達でキマリかな?


 もしかして、こちらの方がな?



 多分ポケモで、さゆのこの話を読んだ多くの人は、「モーニング娘。じゃないのかよ」と思った事かと思います。自分も思いました(笑)。
 これは、つまりアレですか。要するに遠回しな楽曲批判。いや、批判のつもりは無いと思いますが、少なくともコンサート前のテンション上げたい時にモーニング娘。という選択肢は無い!という意味にとれます。

 たまたまその日だけの事かもしれませんが、さゆがそういう選択をしていて、それが例えばアイドリング!!!やAKB48であるなら、曲を作っている関係者は謙虚にその事実を踏まえて、今後の曲作りの参考にしてほしいと思います。

 確かに今の娘。曲にはテンションが上がるような曲は少ない。今、℃-uteツアーでは開演直前に「グルグルJUMP」が流れ、会場は曲に合わせてテンションが上がっていたりしますが、これは例外といえるのが今の娘。曲の状況。
 最近のシングルは、「泣いてしまいそうな心」を歌ったり、「耐える女」だったり、「本当の恋をしたい気持ち」を歌い上げたり、なんか切ない系だらけ。
 これは確かに、テンションを上げていきたい時に聴く曲ではなく、一人で部屋に籠って聴くタイプの曲かも。

 さゆはアイドル大好きな人で、可愛いアイドルソングを歌いたい人。さゆがBerryz工房好きなのは、ベリには可愛い系の曲が多いからだと想像しますが、さゆとしてはモーニング娘。も可愛い歌が歌いたいなと思っているのかもしれません。
 そこでプロデューサー氏が、張り切り過ぎて「日本の米は一番」とか、「諦めるなぴよ~ん」とかを娘。に歌わせようとしても、それもなんか違うんですが(苦笑)。猿の着ぐるみが似合いそうなラブリーなメンバーは何人かいるんですけどね。

 でも、自分も含めて、モーニング娘。のシングルの路線変更を期待しているヲタは少なくないと思いますが、いざ変更するとしたら何を歌えばいいのか、どんな路線が良いのか、明確な答えは出てきません。
 今のメンバーで出来る新しいモーニング娘。ソング。頭をひねってみても、小春センターでコミカルソングがいくつも浮かんでしまう状態です。
 小春卒業後は、どんな方向に向かって行くのでしょうか?

 昨日、アイドリング!!!関連の動画で素敵な動画を知りました。メンバーの一人がピアノアレンジを行ない、別なメンバーがピアノを弾く。歌っているメンバーは、もう辞めてしまった人もいますが綺麗な歌声を聴かせてくれます。
 コミカルソングをやる上では、しっかりとした下地も必要であると痛感いたしました。

Idoling!!! Omoi no Uta - 2, 3, 4, 16

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あの素晴らしい愛をもう一度

2009-09-29 22:58:44 | ハロプロ2009

 今日、9/29は当ブログの誕生日です。皆さん各自でサイリウム祭をしてください。時間は7:23スタートです。って、もう過ぎてるやん。

 携帯からご覧になっている方は「アーカイブ」、PCの方はサイドバーを見てもらうと、記事の更新年月が並んでいます。一番古いのが「2005年9月」。第一回の記事は、Berryz工房スイッチオンツアー名古屋公演の話でした。自分にとっては石村舞波さんを観た最後の日。当時のBerryz工房には、まだソロTシャツというものがなかったのが残念ですが、「推しメンバーを観る」という想いを抱きながら観たBerryz工房コンサートは、自分にとってはこの公演が最後です。
 「にょきにょきチャンピオン」からは、推しメンジプシーなベリ現場での自分です。

 人が辞めていくという事に動揺して、ショックを隠しきれなかったあの頃。卒業システムが確立されているモーニング娘。はともかく、Berryz工房や℃-uteは、今後は大丈夫だろうと思っていたら、一年後にめぐが引退。そして、今年は栞菜引退に梅さん卒業。ハロプロに大丈夫という文字はありません(苦笑)。

 栞菜が引退した時に悲しかった事は、本人が辞めていった事は勿論。ネットに書き殴られた心ないヲタ達の心ない言葉の数々でした。見なきゃ良いと言われても、ネットに繋げば視界に入ってくるバッシング。
 人の心の痛みのわかる人でありたい。自分は、やられたらやり返さない人でいたいです。

 メンバーが辞めていくのはとても悲しいけれど、ヲタがハロプロから去っていくのも悲しい。
 ハロプロヲタを辞めていく理由は人それぞれだろうし、辞めてどこに流れていくかも人それぞれ。
 でも辞める前に今一度、自分が推しメンバーを好きになり始めた頃を思い出してみてほしい。推しメンバーの全てが愛しかったあの頃。握手なんてした日には大興奮のテンションMAX MAX。会場からの帰り道、ニヤニヤしながら歩いた(笑)あの日を思い出してみてほしい。
 CDを初めて買った時のときめきも思い出してみてほしい。再生ボタンを押す時のワクワク感。何か新しい日々が待っていそうに思えたあの頃。

 今はもう想いは通わないでしょうか? あの素晴らしい愛をもう一度。「サンクユーベリーベリー」の合唱シーンで、何故この曲が歌われたのか?
 Berryz工房という内に向けたメンバーの想いからか?ファンという外に向けたものなのか? 舞台を観てからずっと考えています。

 あの素晴らしい愛をもう一度/三輪明日美(映画「ラブ&ポップ」より)

 エヴァの庵野秀明さんが実写に挑戦して話題になった作品。出演者の名前には、三石琴乃さんや林原めぐみさんの名前もあります。

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京都旅日記三日目~予備知識との付き合い方~

2009-09-28 22:22:33 | 遠征&旅行日記
 旅も三日目。今日はこの旅で初めての曇り空の下、東福寺~宇治平等院~昨日に続き錦市場~祇園というコースで回りました。

 東福寺は元々コースの候補の一つに入れていましたが、足を運ぶに至った理由は某ハロプロ雑談掲示板に昨日、京都のオススメの場所を教えてほしいというスレが立っていて、そこに東福寺を薦める人がいた事が理由です。
 推薦者の文章を読んでいると、どうやら日本庭園が美しく落ち着ける場所らしい。静かな場所に行きたかった自分の希望にピッタリだったので、今日足を運んだ次第です。

 現地では、地元のおばさんが見所を教えてくれたり、境内を掃除していた女性職員の方が「紅葉の時期は凄い混雑になる」というエピソードを教えてくれたり、気さくな人たちのおかげで楽しく散策出来ました。

 東福寺の境内には小川が流れていて、そこに架かる木の橋が良い雰囲気を作り出していましたが、石で模様を作った庭を廊下で座ってゆっくり眺める事が出来まして、非常に心が落ち着きました。
 心が落ち着いたのは眺めによる癒し効果だけではなく、拝観客が少なかったのも理由だと思います。朝はゆっくり落ち着いて観られ、団体客もいなかった事で静かに観る事が出来ました。スレにて東福寺を推薦していた人にお礼を言いたい気持ちです。

 旅の情報はインターネットで仕入れる事が簡単に出来るのが、20009年現在の日本。旅先の列車の乗り継ぎなども時刻検索をしてくれるサイトですぐに時刻がわかります。
 旅に出かける前でも、目的地の見所などもインターネットで検索すれば色々な情報を入手出来ます。自分も色々調べたりしています。

 こういう状況は確かに便利だし、自分も利用しているし、東福寺に行くきっかけもネットが与えてくれた。有難い事です。

 それは理解した上で、敢えて書かせてもらえるなら、やはり便利過ぎるのも味気ないものです。東福寺の紅葉についての話も、現地の人から聞いたという事で記憶に残るし、今度見てみたいと興味も湧く。アナログ志向ですかね(苦笑)。

 宇治平等院は、あまり予備知識を仕入れて行かなかったので、千年近い歴史がある事を現地で知り驚きました。まあ、寺社は歴史の勉強をしてから訪れた方が面白いのは確かですが。

 予備知識無しの衝撃。最近はコンサートでも、初日の初回でない限りネットに情報が氾濫して、セットリストから内容まで色々知ってしまいます。それらのネタバレを回避するのもなかなか大変。
 知って得する嬉しい情報と、知らない方が知った時に喜びが大きい情報とを、上手く取り込みながらインターネットと付き合って行きたいですね。

 今日の午後、二つの発見がありました。祇園で昨日の夕方に偶然見つけた行列店で抹茶パフェを味わい楽しめたのも、京都駅の駅弁「京洛紀行」を買ったらとても美味だったのも、予備知識がなかったからこそだと思っています。
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京都旅日記二日目~ハマる年齢~

2009-09-27 22:21:39 | 遠征&旅行日記
 今日は、京都駅からバスで三十三間堂。その後、徒歩で京阪七条駅、京阪電車で出町柳に向かい、出町柳から叡山電車で八瀬。バスに乗り換え大原。大原で三千院を見て昼食を食べて、折り返しバスと電車で出町柳まで帰ってきて、更にバスに乗り換えて祇園。八坂神社や祇園の町を見て、徒歩で鴨川を渡って寺町や錦市場。四条駅から地下鉄で京都駅。という一日でした。

 三十三間堂は修学旅行以来でしたが、中学生の頃は寺社への興味が薄く、大人になった今の方が何倍も楽しめました。千手観音がたくさん並ぶ様子は圧巻でした。

 多くの人に支持される物に、どの年齢の時に出会うか?それは非常に重要な事であるような気がします。

 ハロプロを応援する人の年齢は幅広い。本来、アイドルというものはメンバーと同年代の男女が応援するのが自然なのかもしれません。しかし、ハロプロはメンバーより年上のファンが多い。
 この「多い」がミソです。基本的にはメンバー同年代の人がハマるのは親近感や憧れという、正常な思考回路から導き出された意思と思います。
 しかし、メンバーより年上のファンは何がきっかけで、何を求めているのか?気になる方もいるのではないでしょうか。

 それは皆さんが中高生時代のハマったアイドルがあって、その時の楽しさが忘れられない。或いは学生時代は推していたアイドルにお金を注ぎ込めなかったから、ある程度金銭的な余裕が出来た今、昔の熱い気持ちを補完するようにハロプロに夢中になっている。そんな説を立ててみました。

 今日、初めて大原に行きましたが、山を越えた小さな盆地の大原は修学旅行生の姿もほとんどなく、落ち着いた雰囲気の場所でした。それこそ、大人になって初めて良さがわかるような場所なのかもしれません。
 それに対して八坂神社周辺は修学旅行生が多く、祇園の商店街にも大勢の生徒さん達の姿がありました。寺町通りも同様です。
 祇園は色んな店があるし、よそ者が京都に抱くイメージの一つ。寺町はたくさんの店が並ぶショッピングゾーン。どちらも年齢を問わず楽しめる町。更に、寺町は若いほど楽しさが感じられる町。

 ハロプロが幅広い年齢層のファンを抱えているという事は、色んなメンバーを揃えているという多様性も一因な気がします。
 同年代の憧れの存在になるアイドル性。大人も楽しめるエンターテイメント性。そのどちらも大切であり、現在学生であるファンが社会人になっても応援出来る存在であってほしいとも思います。
 その時は、きっと中高生時代には気づかなかった魅力を発見出来る事でしょう。アイドルも寺社も、年齢も変われば見方も変わる。そんな気がしています。

 今回の旅はコンパクトデジカメとデジタル一眼レフを二台抱えて、ストリートスナップはコンデジで、寺社などをじっくり撮る時は一眼レフという感じに使い分けています。
 夢中で写真を撮りまくっていたら、ブログ用写真を携帯電話で撮影する事を忘れました。帰宅後、改めてデジカメの写真を貼り付けます。
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京都旅日記一日目~サービス~

2009-09-26 22:16:38 | 遠征&旅行日記
 今日は、神奈川県のハーモニーホール座間で℃-uteのCDイベントが行われました。三日前に、この会場でコンサートを行なった事はレポートに書きましたが、コンサートもイベントにも両方足を運んだ方もいるのではないでしょうか。
 今回のイベントでは、「Bye Bye Bye!」のC/W曲である「Go Go Go!」を歌ったそうで、これは観てみたかったと悔しい思いです。
 この曲は春ツアーでも歌われていたのですが、何故かツアー途中から歌わなくなりました。なので、春ツアーのDVDには残念ながら収録されていません。
 私はこの曲が大好きで、春らしい爽やかな曲調も好きな理由でありますが、歌詞の内容が「栞菜に対するエール」と解釈出来るものである事から、私の心を掴んでしまった一曲なのです。

 ℃-uteのイベントは、ツアーで歌っていない曲を選曲する事が多く、そこにスタッフのこだわりを感じています。入場料は無料ではありますが、参加するためにはCDを買って、更に当選しなくてはならない。ファンへの感謝祭として、選曲にこたわるというファンサービスはこれからも続けてほしいです。

 さて、「歌ったそうで、これは観てみたかった」という書き方でお分かりの通り、自分はイベントには参加していません。今日は京都にいます。
 Berryz工房の舞台の大阪公演が行われているので、それを観るための遠征と思われそうですが、残念ながら違います。母との観光旅です。
 今日は、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車に乗って保津峡の渓流を楽しみ、嵐山へ行き、太秦映画村に行き、夕方は二条城に行ってきました。
 嵐山は観光客が多く落ち着きませんでしたが、トロッコ列車は風が気持ちよく癒されました。

 トロッコ列車も観光客の姿は多く、賑わいを見せていましたが、その観光客を楽しませるために色々な事を行なっていました。インスタントカメラで写真を撮る乗務員。鬼のお面を被って乗客を楽しませる乗務員。渓流に架かる鉄橋の上でサービス停車したりと、乗っていただいた観光客を楽しませようという必死さが伝わってきました。
 知名度が高く、次々と観光客が訪れる嵐山が受けの体勢で観光客を迎え入れていたのに対し、知名度では劣るトロッコ列車はサービスに力を入れ、攻めのサービスをていた。好感を持ったのはトロッコ列車だった事は言うまでもありません。

 サービスというものを色々考えさせられながら京都駅前に戻ってくると、京都タワーがライトアップされている姿が見えました。
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℃-ute 「キューティーJUMP!」 9/23座間昼公演 ~マイマイの心意気~

2009-09-25 21:18:22 | ライブ!2009

 ~前回の記事の続き~

 お茶目と紹介された愛理だけれど、歌は真剣そのものです。歌っている時の愛理の表情は切ない系、歌い終えてからは険しい系。この日も一段と険しく、情念がほとばしっているかのようです。

 そして、今ツアーの見せどころの一つであるデッキブラシコーナーのお時間がやってきました。
 時給600円(という台詞がある)のメイドのバイト衣装を着て出てきた梅さん。なんか様子がおかしいです。どうやら靴を留めてる革紐が外れたようです。
 「もう、時給も安いし衣装もボロだよ」とアドリブをかます梅さん。こういう頭の回転の早さはさすが。
 更にもう一人、頭の回転の早いマイマイが、
「私が応急処置をしてあげるよ」と、舞台袖にいるスタッフからガムテープをもらってきます。梅さんが「ガムテープかよ笑」と、少し嫌々な感じ(笑)。
しかし、なかなかうまく留まらないので、岡井ちゃんもガムテープを持ってきて更に補修。何とか完了したようです。
 コント続行。岡井ちゃんがマイマイの早口言葉「ひくちさと たかちさと ちゅうちさと」に怒るシーンに突入。岡井ちゃんが梅さんにも怒って当たります。するとマイマイが、
 「うちのガムテープに何するんだよ!」
客席大爆笑。そして、岡井ちゃんまで梅さんをガムテープ呼ばわり開始。梅さんは今日から、あだ名は「ガムテープ」ですか(涙)いや(苦笑)。
 応急処置で気が利くところを見せたマイマイが、その応急処置を自らアドリブにして笑いをとる。さすがというしかありません。

 笑いに包まれた会場は、やがて真剣モード突入。全員揃ってのデッキブラシのジャグリングは無事に成功。スクリーンには「9勝1敗」と表示されました。あれ?いつの間にか、どこかの会場で失敗していたんですね。千秋楽まで全成功と行きたかったですが残念。
 でも、気を取り直して残りは全成功で行ってください。

 そんな感じでデッキブラシタップダンスで活躍したマイマイでしたが、足にはテーピングが見えます。もう、ツアー中ずっとこの状態です。ずっとという事は、あまりいい状態ではないのでしょうね。
 それでもマイマイはステージに立ち続けます。プロとしてのプライド。梅さんのラストツアー。それらの休めない思いでマイマイはステージに立ち続けます。若干動きが重く感じられましたが、笑顔を振りまきながらマイマイは踊っていました。

 前の方で観ていると、色々と細かい部分が見えます。一番感じるのは、メンバーが笑顔で力一杯踊っている事。
 特に、舞美リーダーの全力っぷりは相当なもので、それに比例して汗の量も凄いのですが、他のメンバーも力の入ったパフォーマンスです。どんな公演でも力一杯パフォーマンスするという姿勢。お客さんの中には、この日が初めてな人もいるし(℃-uteコンでは、そういう人をよく見かけます)、一年に一回観に行けるかどうかな人もいます。
 コンサートは一期一会。これからも、℃-uteメンバーの皆さんは、いつも力一杯なパフォーマンスを見せてください。そして、梅さん。新しい道でも力一杯な心意気を忘れずに、お仕事頑張ってください。勿論、栞菜もめぐも、どこかで力一杯に毎日を過ごしているハズ。

 前の席で℃-uteを観る。結果は「良い所ばかりが目についた」という結論でした。

 話のおまけとして、個人的に前の席で良かった事も書いておきましょうか。

 ・「FOREVER LOVE」のサビで梅さんが正面に来ました。「マイターリン」の振り付けで右手を前に出す時、こちらに向かって笑顔でやってくれた。
 ・「めぐる恋の季節」の「ハイ!そのままもういっちょう!」で、正面にいたなっきぃが、こちらを向いてきました。一瞬目が合い、人差し指を突き出し「そのまままもういっちょう」の振り付け。自分も同じ動きをしていますから、お互いが指し会う感じに。なっきぃは笑っていました。

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℃-ute 「キューティーJUMP!」 9/23座間昼公演~梅さんはカッコイイけど お茶目な人~

2009-09-24 21:33:08 | ライブ!2009
 ℃-uteのハーモニーホール座間公演に行ってきました。昼公演です。夜は観なかったのか?まさか夜は新人公演ハシゴ?と思われそうですが、単に夜を観る資金がなかっただけです。
 でも、ファンクラブから送られてきた席は一桁列。じっくり観て、じっくりレポート。今回は一公演を二回に分けて書きます。


 会場に到着すると、既に開場は始まっていました。自分の横にいた家族連れの幼女二人が、トレピンを開封して歓喜しています。チラリと覗き込むと愛理らしき写真。

 「間もなく開演」のアナウンスと共に、ヴァン・ヘイレンの「JUMP」が大きな音量で流され始めた場内。既にほとんどの観客は立ち上がり、曲に合わせて手拍子が響き渡ります。
 定刻、℃-ute登場。
 今日の席は右寄りなので梅さんがよく観られます。にこやかな優しい笑顔で踊る梅さん。女性らしさ溢れるしなやかなダンスに視線を奪われていると、岡井ちゃんが横で力強く踊っている事にも気がつきます。岡井ちゃんは今日も笑顔満開。コンサートが大好きなんだろうなと、こちらまで笑顔になってきます。

 最初のMCで、舞美リーダーからお知らせ。「EVERYDAY 絶好調!!」がオリコン二位。℃-ute自己最高記録。これもファンの皆さんの応援のおかげです!と、深々と礼をする℃-ute達。
 売上枚数で色々言われているようですが、まずは二位という結果を喜びましょう。メンバーも嬉しそうです。今回の売上について思う事は、別な機会に書きます。
 今回は二位だけれど、一度は一位を取らせてあげたい。メンバーが喜ぶ顔を見たい。出来れば、もっと早く一位を取れていれば良かったのだけれど…。

 この日のキューティーガールズコントは若干マイナーチェンジをしていました。
 図書館で本を探す岡井ちゃんとマイマイの探している本のタイトルは公演場所に合わせて毎回変えていますが、この日のタイトルは、
マイマイ「このあとすぐ横浜」
岡井ちゃん「横浜お前もか明日菜」作者つんく♂

会場は爆笑。この中に、終演後に急いで横浜BLITZ行く人が何パーセントか居たのは間違いない。横浜で何があるのか?
 「ハロプロ新人公演」。

 ひとつ目のコントが終わった時に三人が行なうニワトリのダンスが、この日はヤル気指数マイナスかと思うほどスローバージョンになっていて客席も苦笑。噂では、前日の栃木公演からスローバージョンになったらしい。脱力感がおかしいです。こうやって、コントに少しずつ手を加えて変えていくのは賛成です。

 続いてのキューティーメドレー。今日は良席なのでじっくりダンスを堪能。「わっきゃない(Z)」の手を左右順番に前に振り上げる振り付け、梅さんの長い手のダンスに見とれ、「即 抱きしめて」のイナバウアーでの舞美の柔らかさに見惚れ、要するに「やじうめのダンスは良いねえ」と萌え気分でコンサート序盤を過ごすのでした。

 ダンスと言えば忘れてはいけないのが、なっきぃ
 「まっさらブルージーンズ」のラミラミで、自分の正面になっきぃが来たので、なっきぃを見ながらラミラミをフリコピしていたのだけれど、なっきぃのダンスはラミラミ以外もキレキレ。ダンス中に、顔に力が入りすぎて苦しそうな表情になる事もよくあります。アイドルとしては、それはビジュアル的には良い事ではないのかもしれない。
 しかし、そのダンスに賭ける姿勢がカッコイイ。以前に比べると会場にはオレンジTを着た人が増えました。女の子のオレンジT姿もよく見かけます。みんな、なっきぃの気合いの入ったダンスに夢中なハズです。
 自分も、なっきぃに負けじとノリ、(迷惑にならないように気を遣いながら)踊る。なっきぃは、もっと気合いの入ったダンスを魅せる。いつまでも、そんな全力なっきぃでいてください。

 そんななっきぃが今回の梅さんトークコーナーのパートナー。

 梅さん「℃-uteで天然と言えば舞美だけど笑、もう一人天然を発見しました!」
「その名も鈴木愛理」
「℃-uteはコンサートの後に反省会のミーティングを先生を交えてやってるんだよね」
なっきぃ「うん、やってるね」
梅さん「この前、愛理がね。ミーティングにヘアスプレーの缶を筆記用具と一緒に持って来たの。何に使うのかな?と眺めていたら、なんと!水筒と間違えて持ってきてたんだって笑」
なっきぃ「愛理も天然だね。でも、えりかも天然だよね」
梅さん「そんな事ないよ」
なっきぃ「昨日の栃木のコンサート。終わった後にスタッフさんが餃子を用意していてくれていたんだよね」
「それで、緑茶と烏龍茶があったので、えりかが紙コップに注いでくれていたんだよね。最初は緑茶から注いで、次に烏龍茶に行く前にさあ、緑茶のキャップが締まらないとか困っていたので見たら」
「これから開ける烏龍茶に締めようとしていたんだよ。締まる訳ないじゃん笑。えりかも天然だよ」
梅さん「天然じゃないよ。お茶目なだけじゃん」
リl|*´∀`l|<「お茶だけにお茶目」(客席から大拍手。なっきぃ一本取られて苦笑)
「それでは次の曲。お茶目な愛理が歌います。残暑お見舞い申し上げます。」

 梅さんとなっきぃのやりとりは、仲良し姉妹みたいで楽しい。梅さんが卒業しても仲良しコンビでいてほしいです。

 ~次回、マイマイ大活躍編に続く~
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サンクユーベリーベリーの感想 (9/22夜公演)

2009-09-23 23:11:48 | ライブ!2009
 昨日、池袋サンシャイン劇場で行われているBerryz工房舞台「サンクユーベリーベリー」を観に行きました。

 今回の舞台は、高校生合唱大会の決勝に臨む二つの合唱部の、決勝までの葛藤や苦悩を面白おかしく描いた作品です。
 苦悩とかを描いているのに面白おかしく?と、観てない方は首をひねるかもしれませんが、基本コメディタッチで進行していきます。
 脚本・構成・演出は「寝る子は℃-ute」の塩田泰造さん。これを聞いただけでも、なんだか愉快なノリが浮かんできます。

 公式ブログ
http://www.gekidan-online.com/blog/gekihello7/

 ファンの方が作ったあらすじ(紹介させていただきます)
http://imepita.jp/20090922/667470

 ストーリーを振り返って書くのは、これから大阪公演を観る方、DVD発売まで楽しみをとっておきたい方などに申し訳ないので、メンバーに対する感想という形式で書いていきます。

 清水佐紀  弁天女子学院 水島 果菜(みずしま かな)役

 開始して間もなく、いきなり合唱部を辞めてしまう佐紀ちゃん。そのため出番はかなり少ない。
 この扱いは何を意味するのか? 学校の勉強が忙しくて稽古の時間がとれなかったから?
 そうだと思っていますが何か。
 でも、観ているうちに佐紀ちゃんが居ない合唱部の姿や、代わりに加入する桃子の台詞が意味深過ぎて、良からぬ妄想をしてしまう。いや、してはいけません。
 練習中、桃子が言います。歌のフレーズの一部分が好きだ。その部分をずっと聴いていたい。でもそこで歌を止めてしまっては歌にならない。
 この台詞は、色々解釈が出来そうで切なくなります。でも、ラストに再登場して、みんなと合唱する佐紀ちゃんの凛々しい姿が、あまりに眩しくて心が泣きそうになるのです。

 嗣永桃子  おでん喫茶「恩あだ姉ちゃん」 アルバイト 小西 眞佳(こにし まなか)役

 桃子は貧乏苦学生の役。まさに、ヲタが作り上げたキャラそのものな桃子でしたが、本人ノリノリで演じていて感心。道に落ちているお金を拾う速さと来たら、もう三倍速でしたよ。舞美の夏DOKIダンス並(苦笑)。
 そんな苦学生桃子は、おでん屋でバイトしている(他に、新聞配達、公文式の採点も掛け持ち)。その姿がハマり過ぎです。桃子は下町風情が似合うと思っていましたが、ここまで「おでん屋のバイト姿」が似合うとは。
 是非、TVドラマでもそういう姿が見たい。そのくらい、女優嗣永桃子に惹かれる今回の舞台。
 私の居た左端前方の席のすぐ近くから現れた桃子。その姿を人目見た時から、桃子マジックは始まっていたのです。

 徳永千奈美  丸富高校 夏川 未知(なつかわ みち)役

 丸富三人娘の千奈美。落ちこぼれ生徒役がハマり過ぎ。かなり自分を見せていた演技だったのではないか?良い意味でそう思いました。
 ルックス的にも、今のBerryz工房で一番キラキラ感があるように思えました。イメージ変わってきます。
 そして、カーテンコールで一番熱心にお客さんに手を振っていたように見えたのも千奈美。イメージ変わってきます。
 手足が長く、顔が小さい千奈美の立ち姿は素敵でした。でも、モデル向きなのかというとそうではなく、アイドルが似合う千奈美ちゃん。

 須藤茉麻  弁天女子学院 服部 葉子(はっとり はこ)役

 茉麻は登場シーンがカッコイイ。学ラン着て、弁天合唱部の応援をする姿。キリっとした瞳に、大きく響く低い声。茉麻は日本一、応援団が似合うアイドルです。
 怪力キャラという設定でもあるから、立ち回りも雄々しい。長い黒髪をなびかせ、バンカラを気取る茉麻にときめく心。
 春に発売された彼女の写真集に学ラン応援団姿の写真を入れなかったのは、担当スタッフ痛恨のミステイク。
 そんな茉麻が、梨沙子を気遣い優しくしている姿は、まさに聖母茉麻だった。茉麻の持つ演技の多様性は素晴らしい。私の中の須藤茉麻像が更に美しくなっていくのでした。

 夏焼雅  丸富高校 安彦 玲(あびこ れい)役

 雅ちゃんは髪を上げていたせいか、Buono!を思い出してしまった。自分の中では、Berryz工房の夏焼雅は「胸さわぎスカーレット」以降はトキメキ度は平行線。Buono!の夏焼雅がスキスキ指数上昇だったけれど、最近は変わりつつある。
 「青春バスガイド」の辺りから、Berryz工房の夏焼雅も良くなってきた。何か吹っ切れたような爽やかスマイルの雅ちゃんが、ギャル言葉で顧問に反抗する度に、以前ほどギャル風味が板につかない雅ちゃんを感じてしまう。
 雅ちゃんのイメージカラーは紫より、ピンク、それも濃いめのピンク(娘。時代の石川さんのピンクみたいな色)が似合うんじゃない? 現在進行形の明るい夏焼雅が好きです。

 熊井友理奈  丸富高校 前嶋 今日花(まえしま きょうか)役

 熊井ちゃんは長身ギャルで、言葉遣いもドスが利いて恐い。そんな女子高生。
 なんだか熊井ちゃんは、茶髪パーマだと迫力が倍増するらしい。熊井ちゃんの「丸富なめんなよ」は、チビッコが見たら泣き出すレベル。
 そんなワイルド友理奈ちゃんが、一瞬気を抜いた時に見せる澄ました顔は、見慣れた「熊井ちゃん」だった。
 自分は、丸富の熊井ちゃんより、安心感な熊井ちゃんの方が好きです。つまり、それだけ別人だったという事。これは勿論、演劇に於いては誉め言葉。

 菅谷梨沙子  弁天女子学院 長雲 学子(ながくも さとこ)役

 梨沙子の存在感。最近はどうよ? そんな疑問符付けてるアナタに、弁天女子学院合唱部の梨沙子を見せたい。
 やはり、なんだかんだで梨沙子は凄い存在感のある子です。声に張りがないから舞台向きではないかもしれないけれど、表情一つで何かが伝わる。
 泣くシーンが印象深かった今回の梨沙子。その涙に、日頃の苦悩までオーバーラップさせてしまい、とても切なくなる。
 背中で演技をするという言葉があるけれど、梨沙子は肩で演技をしていた。肩であなたの悲しみ、苦しみがわかります。
 そんな梨沙子を優しく包む存在が茉麻とは、塩田さんはよくわかってらっしゃる。あまりに健気な梨沙子を見ていたら、梨沙子が愛しくなってきます。アイドルの劇とは、それこそが正しい在り方かもしれない。塩田さんはよくわかってらっしゃいます。


 個性派俳優さん達も、この舞台に彩りを添えていました。私が密かにファンな、あいざわ元気さんも面白かったので満足。帰りに出口には俳優さん達が見送りに立っていましたが、ヲタの方があいざわさんと握手をしているのが見えました。あいざわさんも嬉しそうでしたよ。
 そして、弁天女史学院合唱部の子として出演したエッグの佐野香織里ちゃん。彼女も要チェックかもしれません。

 この日の公演のカーテンコール挨拶は桃子。
 ~台本をもらってから楽しく読ませていただいて、さて自分の出番は?と探したけれど、なかなか出てこない。開始27分で登場(笑)。しかも、客席から登場って(苦笑)。そして、出番はすぐ終わり。私はいつステージに立てるのさと(笑)。
 まあ、あまり言うとS田さんに怒られそうだから止めときます~
 小指を立てながら、身振り手振りで面白トークをする桃子は、おでん屋のバイトではなく、いつもの嗣永桃子。楽しい終わり方をありがとう。

 テーマソング「サンクユーベリーベリー」
 クライマックスで歌われるこの歌。歌詞が色々深い。色々考え過ぎないように聴き、涙を抑える事が必要。今は涙ではなく笑顔で、メンバーと俳優さん達とスタッフに「サンクユーベリーベリー」と伝えたいのです。

 「サンク ユー ベリー ベリー」
作詞:塩田泰造
作曲:たいせい

大好きな人がいて 今日もにこにこしてる
それが当たり前のことじゃなかった
大好きな人がいて おんなじ息をすって
この気持ち唇にのせよう
消えていく声の余韻 生まれてくる声の予感
その間の一瞬
せーので飛び出す言葉
サ・ン・キュ・ベ・リ・ベ・リー
永遠と思っていた時間、永遠じゃないから
今この時がそのとき
ありがとっていつも思ってたよ
腹筋が鍛えられるくらいよく笑えるのは
あなたがそこにいるから
ありがと そうサンキュベリベリー

大好きな人がいて おんなじ方をむいて
深呼吸 さぁ歌おう
消えていく声の余韻 生まれてくる声の予感
その間の一瞬
せーので飛び出す言葉
サ・ン・キュ・ベ・リ・ベ・リー
おんなじ方を見てると
顔が分からないけど
でも笑い声が聞こえる
ありがと そうサンキュベリベリー

腹筋が鍛えられるくらいよく笑えるのは
あなたがそこにいるから
ありがとっていつも思ってたよ
永遠と思っていた時間、永遠じゃないから
今この時がそのとき
ありがと そうサンキュベリベリー
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ヨコハマ ツァイス紀行 PART5

2009-09-23 11:28:47 | 写真とカメラ
 今回は久々に写真の記事でも。ソニーのコンデジ「サイバーショット」を持って横浜市内を散歩する不定期連載「ヨコハマ ツァイス紀行」です。

 鶴見線
 夏は明るく暑い。七月上旬。青空を青くそのまま写す気分になれない日曜日。家でネットを開けば、ある人の名前が溢れてくるから、自転車に乗って外に出た。現実逃避ならぬ、ネット逃避。
 ホワイトバランス設定をいじって、「蛍光灯」にして屋外を撮る。空も空気も碧い。紅い花を撮りたかったが見つからない。



 町外れの工場地帯の日曜日。無人駅の周りは静かでゴーストタウンのようで、喧騒を求めて町へ向かう。川を渡れば町。



 生麦
 町にやってくれば、碧い着色は必要ないような気がしてきて、ホワイトバランスを晴天にした。今日は晴天だったと液晶越しに気づく。紅い花を紅く写したい。花はないから、電車を写そう。



 鶴見
 やがて空は夕陽に染まってくる。鶴見川の土手でのんびりと川と電車を眺めていたら、暑かった陽射しが和らいで涼しい風を感じ始める。これから毎日が、もっと暑くなるのだと思いながら、今年の夏は早くも忘れたくない夏になっている事を実感する黄昏。



 帰宅したら、ネットという仮想世界で現実確認する作業が待っている。どんな気持ちで記事を書こう。そんな事を考えながら、夕暮れを写す夏。
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モーニング娘。コンサートツアー2009秋ツアー 松戸森のホール21公演 9/20夜レポート

2009-09-22 11:28:08 | ライブ!2009

 今回はコンサートレポート編です。

 3、2、1 BREAKIN' OUT!~HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~

 一曲目は、この前行われたPVコンテストの題材にもなった曲。スクリーンはメンバーのダンスをコマ落としで映す手法で格好良さを演出。流れ的には、跳び上がって盛り上がるよりも踊る曲をスタートに続けた事で、今回のツアーは「ダンスを魅せる」という意思表示がわかり、こちらも入っていきやすかった。コンセプトがハッキリしたコンサートが一番です。

 気まぐれプリンセス~なんちゃって恋愛~元気+~雨の降らない星では愛せないだろう?(中国語Ver.)

 一旦メンバーは袖に下がって衣装チェンジ。スクリーンにメンバー紹介VTRが流れ、再び現れたメンバーが新曲を披露。衣装は二階からだとわかり辛かったが、シースルーも使われているという脚出し衣装。これから観に行く人で、前方のチケットが手に入った方はお楽しみという事でしょうか。曲自体は、ノリ重視。間奏で掛け声が入ったり、昔の娘。曲テイスト。
 歌の後、挨拶が始まる。この衣装とテレビ用の新曲衣装は違うという事、お尻をセクシーに魅せる曲だという情報があって、愛ちゃんより小春卒業のお知らせ。
 ほとんどの観客は既に知っていたと思われるが、小春の挨拶では会場全体が静まり返り、拍手も声援もない。この異様な出迎え方に、今のヲタの戸惑う気持ちが表現されていたと思う。関係者はこの事をしっかりと受け止め、今後の人事についての発表の仕方に活かしてほしい気がします。
 気を取り直し歌へ。「なんちゃって恋愛」は予想に反してコールが入るノリになっていて、実は盛り上がり曲である事を認識。「元気+」で2007春ツアーを思い出し感傷に浸っていると、続いてはこのツアーのために作られたという中国語バージョンによる「雨の降らない~」を全員で熱唱。メンバーの発音がどの程度上手いのかはわからないけれど、大サビのリンリンの歌声は相変わらず上手い。この歌唱力をグループとして上手く活かす事が新しい娘。への第一歩な気がした。

 すき焼き (新垣・久住)~春ビューティフルエブリデイ (亀井・光井)~記憶の迷路 (高橋・田中)~歩いてる (道重→全員)

 「すき焼き」はハイテンションコンビ。これが期待通りのハイテンションパフォーマンスで微笑ましい。小春はメンバーの中ではガキさんと一番ステージの相性がいいのかもしれない。心底楽しそうに踊る小春。その相性の良さに気づくのが遅かったけれど、ガキこはコンビ二重丸。
 ガキ亀ジュンリンによるトークが始まる。「パン派」か「おにぎり派」かというトークが展開されるなか、亀の「朝パンを食べておにぎりを持っていって、昼に食べるのがいい。 きっと亀井絵里さんみたいになれる」という強引な結論で微笑ましく終了。コンサートにおける亀のマイペーストークも、娘。コンの楽しみであり定番。
 季節外れな「春ビュ~」は大サビ短縮バージョン。一番での絵里、二番の愛佳、どちらのコールが大きいか?判定は内緒。それにしても、この曲を歌う時の亀は凄い楽しそう。大好きな曲なのだろう。自分もこの曲が、すごくステキ好き。
 「記憶の迷路」はひたすらダンスを凝視。最近、れいなの歌が「これはキター」な気分になるものが少なかった自分には、久々に「れいなキター」な出来。れいなは声を張り上げない曲が似合う事を改めて実感。実は、声を張り上げて歌うロックなれいなも見てみたいのだけれど。
 「歩いてる」はさゆの独唱からスタートして、サビで周りからメンバーが集まってくるという演出。最初、さゆがこの曲を一人で歌う事に違和感を感じていた自分も、これは最近ソロ活動が多いさゆに「一人じゃないんだよ」と仲間が歩み寄って支えているという演出なのだと解釈して、さゆソロに納得するのだった。歌の出来? 「歌は上手い下手ではない 心に伝わるかなのだ」。

 秋麗~しょうがない夢追い人

 中盤のこのあたりは、聴かせる時間帯という訳で、こちらもじっくりと歌を聴く。ガキさんの低い声、亀の甘い声、この支えが愛ちゃんの歌声に彩りを与えている事を実感。グループというのは、色んな声があって、それの結晶が美しいかどうかが大切なのだろうと思う。
 さゆとれいなのトークが始まった。毎回テーマに沿って若干、いやかなり噛み合わないトークが展開されているらしい(笑)。今回は「ミス」がテーマ。
 れいな→ハンドクリームを持って部屋を歩いていたら気づくと手元に無い。探したら冷蔵庫にあった。
 れいな→愛ちゃんは会場で間違えて男子トイレに入りそうになった。しかもスタッフさんが入っていた。
 さゆ→美容院が苦手、男性店員と話すのが苦痛。ある日、今日は頑張って話すぞと意気込んで出かけた。髪を洗ってもらっている時に「今日はこれから仕事ですか?」と店員が言ってきたので「ハイッ!」と元気に答えたら、店員は隣の客に言っていた(会場爆笑)。
 これを相手の事などお構いなしで話す二人。ツアーラストまで大丈夫だろうか?

 さくら満開 (高橋・新垣・亀井・光井・リンリン)~友情~心のブスにはならねぇ!~ (田中・道重・久住・ジュンジュン)~でっかい宇宙に愛がある

 自分のような何年も見続けている者には嬉しいさくらおとめ曲披露。「さくら満開」はオリジナルと同じように扇子を使っての踊りを再現。懐かしさに胸いっぱい。欲を言えば衣装も再現してほしかった。
 おとめの方は、オリジナルと同じようにさゆのソロで始まる。歌唱力もあの日のままを再現。懐かしさに胸いっぱい?いや、これは現在進行形。
 「でっかい~」は、各自のイメージカラーのスマイルマークのパネルを持ってのダンスを披露。欲を言えば、更に創作ダンス風にしても良かったかもと思う。

 【カップリングメドレー】ボンキュ!ボンキュ!BOMB GIRL→Please!自由の扉→HAND MADE CITY→踊れ!モーニングカレー→ボンキュ!ボンキュ!BOMB GIRL

 10/7にモーニング娘。のC/W曲のベストが出るという告知MCに続いて、メドレー開始。もっと色んな曲を観たかったとワガママを言いたくなるけれど、メドレーの出来自体は良かった。タイプは違えど、盛り上がる曲を並べたのが成功。

 女子かしまし物語~泣いちゃうかも~リゾナント ブルー

 新しい歌詞にリニューアルされた「かしまし」を楽しみ(歌詞は覚えきれなかったので、ステージやDVDを観てのお楽しみにしてください)、聴かせるシングル曲へ。かしましの小春の歌詞が、これから娘。のセンターを担っていくのだとも受け取れるような、自分はオトナだ的の歌詞であったのが切ない。

 SONGS~LOVEマシーン

 アンコールは華麗なダンスがカコイイ。この日、一番ステージングに見応えがあったのが「SONGS」だった。今のモーニング娘。がそこに凝縮されている。メンバーの気持ちがいくつも詰まったダンス。意地にも似たパッションを見た思い。歌の後のメンバー挨拶、みんないい笑顔だ。
 ラストが「LOVEマシーン」というのは、今回の「古い曲を歌わないセットリスト」の中では浮いた存在。しかし、それはきっと前向きな意味での「過去への決別」と「未来の扉」へ手を掛けた事の証明と思えば理解する事が出来た。今回のツアーはこの三年間ほどのモーニング娘。コンサートの集大成的な内容。そして、9人ではなくなる「次」が既に始まっている。観客は、「次」に想いを巡らせながら、現在の完成形であるステージに拍手を送る。
 公演終了アナウンスが終わると、どこからともなく「小春コール」が沸き起こった。ステージの一点が赤く光っている。次のモーニング娘。ツアーで赤い色はどうあるのだろうか? 客出しBGMは、エイジアの「Don't Cry」。泣いているヒマはない。スマイルに溢れたステージでラストまで走る。

コメント (4)
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