フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

忘れたくないあの日々

2011-02-27 22:09:02 | ハロプロ(℃)

 昨日は藤本美貴さんの誕生日でした。ミキティおめでとう。ドリーム娘。で久しぶりにミキティの生歌を聴けるかと思うと楽しみで仕方がありません。私はミキティの声が大好きなのです。歌手にとって個性的な歌声を持つという事は代えがたい武器だと思います。

 そして、2月26日という日はハロプロを語る上でミキティの誕生日というだけでなく、もうひとつ忘れられない日でもあるのです。

 2009年の2月26日、有原栞菜さんが℃-uteでの活動を休止しました。つまり事実上栞菜ちゃんがハロプロという表舞台から姿を消した日です。
 この年の7月に正式に脱退が発表された時、私は悲しいという感情以上に虚しい想いに胸を締め付けられました。彼女が苦しんできた間、我々ヲタはただそれを見ている事しか出来なかったのではないか?足の病気とは知らなかったから、℃-uteにより激しいダンスやパフォーマンスを求めていた。応援って、彼女にとって励みになっていたのだろうか?逆にプレッシャーになってはいなかっただろうか?

 栞菜ちゃんが脱退してからしばらくは℃-uteのCDを聴くのが辛くて、避けていた日々がありました。

 ℃-uteはその後も走るのを止めず、五人になっても進化を続けていく。梅さんもモデルの道を歩きだしている。
 でも栞菜ちゃんはもう芸能人ではない。今何をしているのか?病気は治ったのかもわからない
 そうして栞菜ちゃんを心配する気持ちばかりが募る日々が過ぎ、℃-uteへの応援の気持ちの裏側では「栞菜…」だったのです。

 去年の5月に栞菜ちゃんが芸能界に復帰した。そして地道に今も頑張っている。℃-ute時代に比べたら遥かに小さな活動内容かもしれない。見てくれているファンの数も℃-ute時代よりも少ない。それでも彼女は「アイドル」という舞台にまた帰ってきた。
 一度アイドルとして声援を浴びた者は、その声援を浴びる快感が忘れられず、辞めても帰って来るのだと言われます。実際に栞菜ちゃんはこうして帰ってきた。やはり彼女にとって応援はパワーになるものだったのだ。忘れられないものだったのだ。

 少し前に梅田えりかさんが雑誌の対談で「自分は人気はなかったけれど、℃-uteのファンの皆さんはとても優しくて私にもすごい声援を送ってくれた」と語っていましたが、栞菜ちゃんも同じ想いだったのだろうか?などと想いを巡らせます。握手会での対応を色々言われた事もあったけれど、なんだかんだ言っても声援というものは嬉しかったのだろうと。

 栞菜ちゃんは今日ミニFMの公開放送に出演しました。ファンの数も大切かもしれないけれど、今の彼女にとって大切なのは、自分が立っている場所と、それを見守る人々がいるという事なのだと私は思うのです。

℃-ute 忘れたくない夏 忘れられない夏 C-ute Wasuretakunai Natsu

 

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君の事が好きだから

2011-02-25 22:34:55 | アイドル etc

 

 先日、AKB48の口パクについて「生歌は大事です」というタイトルで書かせていただきました。私は「神曲たち」は持っているし(新品格安未開封での入手ではありますが)、結構好きな曲もある。2010年の総選挙ガイドブックを買った事はこのブログでも書きました。好きなメンバーは?と聞かれたら、少し前までは(渡り廊下走り隊が好きなので)渡辺麻友さんと答えていましたが、最近は高橋みなみさんと答える事にしました。彼女はグループを愛していると感じますし、歌手志望で、聞くところによるとAKBのシングルで聞こえてくる歌声は高橋みなみさんの歌声を前面に押し出しているのだそうです。私はてっきり前田さんかと思っていたので、背が低いのに結構低い声出るんだなと感心していたりします。

 高橋みなみさん以外にもAKBにはソロ歌手になりたいメンバーは居るだろうし、AKBの曲にプライドを持っているメンバーもいる事でしょう。私はだからこそ「口パクは良くない」と先日書きました。歌っているフリをするという事はお客さんを騙している行為であり、テレビを見て「AKBって踊りながらあんなに歌えてカッコイイ」と思っている人達(主に子供達)の気持ちを踏みにじっている行為である。私はそう言い切ります。
 そして、何より「歌手になりたい。歌が大好きだ」というメンバーは、自分に嘘をついている姿をテレビカメラの前で晒している事になる。これは推測でしかないけれど、高橋みなみさんのようなソロ歌手希望なメンバーは内心は悔しい気持ちで歌番組に出ているのではないでしょうか? 自分の歌声を生で伝えられないのですから。

 私が不思議なのはAKBヲタの人達が「口パクなんてやめてくれ!コンサートで口パクなんてバカにしてる」と怒ったりしないところです。私の知らないところでAKBヲタが口パク議論をしているのかもしれませんが、今までにそういう口パク批判はあまり見た事がありません。「別にいいじゃん。そもそも生歌で歌ったって、それを聴いてくれる人が少なければ意味ないし」という論点のズレた、要するに「多数派の論理」みたいな答えばかりを見かけます。
 アイドルの魅力は別に歌だけでないという意見はわかります。ハロプロヲタが歌やダンスに固執し過ぎる、アイドルは色んな見せ方、楽しみ方がある。それは確かです。
 でも、歌を歌っている時は「歌手」なのです。「アイドル歌手」です。

 AKBに限った話ではないのですが、自分が好きなアイドル、好きなジャンル、好きな人、好きな物に対して、あまりに無批判的な人が最近目立ちます。少なくとも、ネット上で他者を批判している人はそういうタイプの人が多いと思います。
 ハロプロヲタがあまりに口うるさいというか、いちいち楽曲の出来に一喜一憂したり、髪型やメイクにダメ出ししたり、そういう文句をつける人が他所より多いからそう見えるのかもしれませんが、他のアイドル、特にAKBは自己批判をするタイプの人が少ない印象です。この場合の自己は自身とAKBについてです。

【PV】 桜の木になろう ダイジェスト映像 / AKB48 [公式]


 恋愛でもそうですが、好きになりたては良い部分ばかりが見えて悪い部分は見えにくい。そして、悪い部分が見えてもそれを見えないフリをしたり、悪くないと思い込む。多少の酷い仕打ちも、いやこれは自分の考え方が悪いのではないかと考えてみたりする。
 全員が全員そうではないというか、程度の差があるけれど、好きな人には採点が甘くなるのは誰にでもある事。だから、ヲタが自分の好きなアイドルに寛容な態度をとってしまうのは仕方がない事ではあります。でも、少しだけ冷静になって、悪い部分は改善してほしいと素直に思える気持ちを持つ事も大切かなと思います。
 それでも、「口パクは悪くない」というのなら、まあ仕方がありません。「騙す、騙される」という概念は、第三者からは理解出来ない心理関係の上で成り立っている事は、別に珍しい事ではないのですから。

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UFZSというユニット

2011-02-24 22:41:29 | ハロプロ(エッグOG&研修生)

 元ハロプロエッグの森咲樹ちゃんがNHK教育テレビの「Rの法則」という番組に出るというので、昨日ドキドキしながらテレビをつけた。ちょうどモリサキちゃんが出てきました。やはりモリサキちゃんは可愛い。ハロプロエッグというアンダーグラウンドな場所にいた彼女だけれど、その可愛さはテレビ映えします。彼女をどういう流れでNHKの番組に出演させたのかはわかりませんが、このモリサキちゃんのテレビ展開は大賛成です。事務所GJ!優良事務所!

(番組ホームページ)
http://www.nhk.or.jp/rhousoku/


 そんなモリサキちゃんがの活動は良いとして、昨年までハロプロエッグだったメンバー達の去就が気になります。吉川友ちゃんや譜久村聖ちゃん以外のメンバーはどうなるのか?来月に新生エッグのイベントが決定したのですが、そのイベントに出演しないメンバーはどうなるのか?

「オリジナルK-POPコピーダンスチーム「UFZS」(ユーエフジィーエス)を結成。メンバーは、 関根梓、新井愛瞳、森咲樹、古川小夏、佐藤綾乃 の5人。」 (ツイッターより抜粋)
http://twitter.com/#!/DJtaba/status/40080998884446208

 なんだこの良い子揃いユニット! 名前の意味は何だろう?「アップフロントのUF」はわかるとして、「(Z)絶対夢を(S)咲かせます」かな?(爆)。


 小夏ちゃんは舞台の道に進むであろう事はわかっていましたが、こういう形で活動をしていくとは驚き。そして、モリサキちゃん!プロレスごっこに駆り出された時はどうなるかと思いましたが、こういう仕事なら得意のダンスが活かせますね。良かった良かった。さすが優良事務所様!(手のひら返し)


 あやのんは真野ちゃんイベントで見ていましたが、リズム感あるし、握手会でも明るくて、私は密かに「ラテン娘。」と呼んでおりました。良かったね。余談だけれど、うちのPCのFire Foxは何故かツールバーがあやのんの写真になっている(苦笑)。ネットで見つけたヲタさんが作ったスキンを試しに組み込んで、そのままになったまま数ヶ月。見辛いけど可愛いから良い。


 まあなもおめでとう!彼女も地味ながらも地道に頑張ってきた。自分がいつも新人公演で感心していたのは、とにかく楽しそうに笑う事。見ている方もハッピーな気持ちになります。この子の笑顔は優しさが溢れていてヨイです。


 そしてせっきー!もうせっきーのステージングは見られないのか?と嘆き始めていましたよ。あなたはまだまだ大きな伸びしろがある筈。大いに期待していますよ。

 そんな感じで楽しみなんですが、このユニットが出演するイベントはどうやら「K-POP」のイベント。ヲタは場違いだな(苦笑)。
(画像は最新のものとは限りません。私が好みのものを並べました)

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ベリーズ・ガガ

2011-02-23 22:15:47 | ハロプロ(ベリ)
 Berryz工房の新曲「ヒロインになろうか!」のMVが昨日公開されました。
(当ブログでは今までシングルのビデオクリップをPV=プロモーションビデオと称して来ましたが、ハロプロの公式動画サイトがMV=ミュージックビデオと表記しているため今後はMVと書きます)

 これを見たヲタからは結構称賛の声が出ていまして、私は多少のとまどいを隠せないのですが、映像に対する感想というものは色々あって当然。とりあえず私の感想を読んでください。

 見る前に「ベリメンがレディ・ガガみたいなメイクをしている」という話は知っていたので、ある程度の覚悟をして見始めたのですが、
なんじゃこれは!
と驚きました。レディーガガそのものではないですか(苦笑)。

Berryz工房「ヒロインになろうか!」 (MV)


 いや別にパロディとしては有りだと思います。思いきりよく攻めてきたなと思います。でも見ながら感じたのは「だから何?」という事。

(そのレディ・ガガ)
http://www.youtube.com/watch?v=bESGLojNYSo

 レディ・ガガに扮してみました。→「うん、楽しそうだ」。そこからの展開が今ひとつ。というか、何故レディ・ガガに扮したのかの意味がよくわからない流れ。ずっとレディ・ガガで歌い踊る訳でもなく、いつものようなダンスショットもある。何故かわからないが突然メンバーが物思いに耽るシーンもある。要するに展開がチグハグなんです。
 ずっとレディ・ガガだと「ちゃんとした顔も見せろ!」という批判が来るであろう。アイドルなんだから可愛い顔を見せてナンボ。そういう弱腰な演出に見える反面、どうだカッコイイだろう?アーティストっぽいだろう?という作り手の押し付けがましさも感じます。多分、Berryz工房或いはハロプロはアーティスト的なアイドルであるという部分に強い思い入れを持っている人は、このMVの映像は気に入るのかもしれません。

 映像がいくつかのカラーで撮られた物の切り貼りな感じに見えて萎えてきた頃、曲もどこにインパクトや主題を置いているのか掴みづらい切り貼りな作りだと感じ、私は首を傾げながら最後までMVを見ました。
 そうなのです。まず曲に切り貼り感があるのです。曲に印象に残る部分が少ない。そして、最近のハロプロシングルはモベキどれも同じような曲に思えます。せっかく個性も持ち味も違うグループが3つもあるのに、それぞれでまったく違うカラーを出せないなんて勿体ない。いっそ、各グループ毎にプロデューサーを変えてみてはどうか?なんて事も思ったり。

 他のアイドルを比較に出して批判する気はないので具体例は挙げませんが、他所はカップリング曲からして既にタイトル曲とは違うカラーの曲調や映像を用意しています。それがサービスというものです。

 私がここまで書くのはBerryz工房というグループは色々出来るからこそで、その一つとしてレディ・ガガのパロディをやるのは楽しいと思うし、前作の時に私は「全員が素顔をわからなくなるくらいのメイクをして歌う事も出来そうなのがBerryz工房」とも書きました。それだけにこの中途半端な切り貼り感が残念でならない。やるなら思い切りよくやってね。と言いたい訳です。

 私はふと思いました。衣装、メイク、演出、全て二十代のスタッフで揃えてみてはどうかと。なんかこのMVはメンバーの実年齢よりもメンバーがくたびれて見える。作り手を若返りさせてみたら、Berryz工房も年齢相応なキラキラしたものを発散させられるのではないかなと思うのです。
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めぐる妄想の先に

2011-02-22 21:12:34 | ハロプロ(℃)
 私は時々妄想する。めぐがもし辞めていなかったら?と。

 めぐが居たらメジャーデビュー曲は「桜チラリ」ではなかったかもしれない。「As ONE」あたりを持ってきたかもしれない。
 インディーズ時代みたく、シングル毎に曲調に合わせてメインボーカルを変えていく路線にした事は間違いない。「めぐる恋の季節」は愛理、「都会っ子純情」は台詞は舞美なままメインボーカルはめぐ。
 そして、やはりレコード大賞最優秀新人賞を取るのだ。

 二年目以降も絶好調だ。テンション上げ子にツッコミしまくるめぐ。横浜アリーナでのBerryz工房との合同コンサートはベリと仲良しバトルする前に、上げ子とめぐ子のバトルが展開されて盛り上がる。勿論、キューティーレンジャーではレッドだ。
 夏のイベントやコンサートでは、度々降る雨に対して舞美に食ってかかるめぐの姿が見られた事であろう。

 二年目の終わりから三年目に差しかかる頃は、スーツ姿で激しく踊るめぐが見られ、その姿に女性ファンが増える。
 三年目も℃-uteは絶好調で八人で快調に走る。舞美や愛理がソロでテレビに出演したり、大きいタイアップが付いたシングルもヒット。そんな絶好調な℃-uteをもじったタイトルのシングルが秋に発売される。

 四年目を迎えた℃-uteは得意のダンスに力を入れ始める。ダンスとなると当然めぐの存在が輝いてくる。
 夏にタイトルに「ダンス」を入れたシングルを発売。その頃、℃-uteの活動と平行してモデルの活動もしていた梅さんにCMの仕事が舞い込む。
 秋には今までソロではあまり目立つ活動をしてこなかった岡井ちゃんのソロ活動もスタート。なっきぃやマイマイもソロでブログをやったり動画配信をしたりとソロ活動も活発化してくる。栞菜も舞台の仕事が順調に入るようになり、いよいよ℃-uteはソロ活動でもパワーが付いてきた。

℃-ute 『桜チラリ』 (MV)


 「桜チラリ」が発売されて昨日で四年が過ぎました。私はふと我に返って妄想を止めると、胸が苦しくなっているのを感じました。
 人は妄想では生きていけない。現実を見つめ、未来を見据えて歩いていくのだから。
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生歌は大事です

2011-02-21 22:06:31 | アイドル etc
 先日ミュージックステーションにAKB48が出演して新曲を披露していました。それはいいんですが、AKBが(いつもの事ではあるのですが)口パクだという件でネット上(掲示板やTwitterなど)で話題になっていたようです。多くは否定的な意見だったようなので、歌手としてのあり方について大衆の認識は「口パクは良くない」という事になりそうです。

 口パクはいけないのか?というヲタもいるようですが、ハッキリ言って「やるべき事ではない」と私は思います。生歌でないのならマイクは持つな使うな。正々堂々と生歌ではない事を示すべきです。歌手としてのプライドを考えたら、うたっいるフリをするなんて論外だと思うのです。
 ただし、例えばパフォーマンス的に生歌が困難な場合、アクロバットしながら歌うとか、ダンスが超絶激しいとか、そういう場合は生歌を披露出来ないのは仕方がないとも思うのです。アメリカにも激しいダンスパフォーマンスが売りだから生歌ではない歌手もいます。そういう人は歌手とパフォーマーの両方を併せ持つ存在として、意味合いが違ってくるとも思うのです。

 私は理解に苦しむのは、なぜ「歌っているフリをするのか」という事。アイドルであるから見る側もそんなに歌唱力は求めていないという現実があって、なぜそこまで見栄を張る必要があるのかという事。下手だとしてもいいではないか?自分の力を真摯に受け止め、歌唱力向上に向けて努力をすればいいではないか?
 口パクというのは見ている側に「嘘をついている」事になる訳で、いわば歌唱力の整形行為である。などと書くと変な方向に話が荒れそうなんでやめておきます。

 AKBのメンバーにはソロ歌手を目標として頑張っている人もいます。そういうメンバーはどんな気持ちで口パクをしているのでしょうか?そのメンバーの気持ちを察すると胸が痛みます。

 実は口パクというのはAKBだけがやっている訳ではなく、AKBが目立つから槍玉に上がっていますが、他にも口パクをしているアイドルはいる。その反面、アイドリング!!!みたいに「私達は口パクしません」と宣言して、堂々と上手くない歌(歌えているメンバーもいますが)を披露しているアイドルもいます。私はそのくらい堂々としているのが良いと思います。
 ハロプロも生歌が基本(月島きらりなど例外もあった)ですが、みんなが歌えるメンバーという訳ではないです。でも、それでも生歌だからこそ「下手は下手なり」に聴かせるために頑張る。名前を出して申し訳ないですが、例えば道重さゆみさんは上手くはないけれど不思議と聴き辛い歌でもない。なんか「必死な女の子」、「不器用だけれど強い想いを相手に寄せる女の子」みたいな世界観にマッチする歌唱を身に付けています。真野恵里菜ちゃんも上手くはないけれど、歌い方や歌声に儚さがあるというか、冬の窓際のちょっとした日差しみたいなボーカルが「愛しくなる」ような魅力を秘めている。これは生歌を続けてきたからこそ熟成されていくのです。
 AKB関係者がこのブログを読んでいるとは思えませんが(苦笑)、どうか口パクは止めてメンバーにちゃんと歌わせてあげてくださいとお願いしておきます。下手だって良いじゃないですか。虚像を作り込みし過ぎると醒めてきた時の反動が大きいと思います。
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鈴木香音 ダンスで苦悩中

2011-02-19 19:34:53 | ハロプロ(娘。)

 美女学では今毎週9期メンバーを追っています。四人もいれば実力にも個人差があるのは当然で、しかもまだスタートラインに立とうかという段階だからわからない事だらけ。
 そういうメンバーの焦燥や葛藤を描くのはASAYAN以来の定番コース。エッグでステージ経験を積んで来ているフクちゃん、オーディション時からダンススキルの高さを見せていたさやし、前所属事務所でダンス経験のあるえりぽん、この三人は新人なりの速度ではあるが着実に歩き始めている。だが一人だけダンス未経験なメンバー鈴木香音ちゃんがダンスレッスンで苦戦している。


 思い返せば、期待の大型新人だった後藤真希さんだって加入当初はモーニング娘。のレパートリーを全部覚えなくてはいけない事に苦戦しとていたし、そういう「苦しむ新人」を見せていくというのはファンが新人に思い入れを持つための通過儀礼みたいなもの。そういう部分を敢えて見せるのはアイドルというジャンルに於いては大いに有りだと思います。思えば六期以降はそういう見せ方の工夫が足りなかった(五期もかもしれませんが)。もう少し新人時代の苦悩を見せてほしかった。今更そんな事を言ってもどうにもならないのが残念ですが。

 そんな流れで、私も美女学を見る度に鈴木ちゃんが気になり始めて、始めは馴染めなかった「ズッキ」というニックネームも今は、「愛嬌のあるキャラ」と「ダンスに苦しむキャラ」のどちらの魅力をも表現した語感、つまり楽しげな響きとちょっと間の抜けた響きのどちらにも合うニックネームだなと気に入り始めました。
(そうなると、9期のニックネームで馴染めないのは「ヤッシー」だけだ苦笑。「ヤッシー」だけは駄目ですね。「さやしー」とかで良いのに。)

 そのズッキちゃん、目がタレ目なのでとりあえず普通にしていても困り顔に見えたりします。ダンスの先生に注意をされながら、少し(かなり?)頭の中を混乱させながらレッスンに臨むズッキちゃんが愛らしい。

(思えばオーディションの時から困り貌を見せていた訳です)

 新人が右も左もわからないまま周りについていけずに焦る姿は、テレビを見ている人生の先輩方(そう、あなたです)が「ああ、自分も新入社員の時はこんな感じだったなあ」と思い出のページにアクセスさせてくれます。アイドルは自らの想いとか、時には自らを重ねて更に思い入れが増していくものです。きっとズッキちゃんの姿は多くのヲタの共感を得ているに違いない。そんな事を思いながらも、レッスンで良くも悪くも見せ場が少ない生田ちゃんも気になり始めて、「えりぽんの存在感が地味すぎ」と、ズッキちゃんのダンスに続いて新たな心配も生まれてくるのでした。

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伊藤祐奈の「にゃむ」は「なう」のにゃむ

2011-02-17 22:07:59 | アイドル etc
 最近思っている事。都条例で18歳未満の握手会参加禁止法とか出来ないものか。半分本気半分冗談。今回は(今回も?)握手会の話です。

 少し前にアイドリング!!!のテレビ放送で最終回シミュレーションという企画をやっていました。花束まで用意して、メンバーが一人ずつ最終回を迎えての挨拶をするものでした。
 その中でアイドリング!!!23号伊藤祐奈ちゃんがこんな挨拶を泣きながらしました。(内容の要約です)

「歌やダンスが得意ではなく、同期(祐奈ちゃんは昨年加入した新人メンバー)のみんながそれぞれキャラや得意分野があるのに自分にはそれがない。そんな自分が自信を持てた場所が握手会でした。握手会でファンの皆さんが優しく話しかけてくれて、私と会話する事を楽しんでくれる。やっと私の居場所が出来たと思いました…」

 自分は取り柄がないと思っていた少女が、握手会でファンに喜んでもらってやっと居場所を見つけた。美談やなあ~。と泣きました。 というのはウソです。祐奈が可哀想になりました。

 確かに祐奈ちゃんの握手は丁寧で握力も強い。そういうファンサービスへの取り組みは良いと思います。アイドリング!!!ヲタの間でも「握手モンスター」などと言われています。
 でもそれで良いのか?アイドルに憧れて(愛理が好きだそうです)アイドルになった少女が作った自分の居場所が「握手会」って、周りの大人達は祐奈ちゃんにアイドルとしての生き甲斐を用意してあげてないのだろうか?
 「特技は握手会」なんて、今は良くても、人気アップに役に立っても、タレントとしての将来にどれだけ役に立つのか甚だ疑問です。祐奈ちゃんはまだ15歳ですから、これから周りの大人達が彼女に目標を提示すべきです。

 なぜいきなりそんな前の話を持ち出したかと言うと、アイドリング!!!の新曲イベントのスケジュールがヒドイと思えたからです。握手会をたくさんやればCDは売れます。多分今度の新曲の売上はモーニング娘。を抜く事でしょう。でも、こんなイベントスケジュールを見せられたら「だから何?」な気分にもなってしまうのでした。

イベントスケジュール
http://blog.fujitv.co.jp/idoling/C1334.html

 祐奈ちゃんはファンサービスに気を遣っているメンバーで、フジテレビが提供している「イマつぶ」というTwitterのようなサービスでもマメにつぶやいています。祐奈ちゃんが「にゃむ」とタイトルを付けて一日に何回もつぶやく姿は健気だし、掲載する画像も可愛い。そういうファンサービスに力を入れる姿勢は良い事だと思います。
 でも、握手会対応が良いからと言って、大人になってそれが役に立つ場面は果たして来るのかという疑問があります。それこそ芸能界ではなく、ある種の接客業に転職でもするなら役に立つかもしれませんが、祐奈ちゃんが歩いているのはアイドルの道。
 ある種の接客業の関係者が運営に関わり、ファンサービスを売りにしたアイドルグループが現在トップに君臨するからとはいえ、他のアイドルまでが後追いしなくても良いのに。私は悲しい気分になりながら、そのトップアイドルのナンバーに似せたアイドリング!!!の新曲を聴くのでした。
 今週の週刊アスキーに掲載されていたアイドリング!!!の連載によると、「にゃむ」は「なう」を意味するとの事。祐奈ちゃんの「今」はどの道に向かう「今」なのか?
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ショートカット

2011-02-16 22:17:12 | ハロプロ(スマ アン)

 ある日突然私の元に一通のメールが届いた。このブログで(バーチャル)対談をしたヲタBさんからだ。去年の秋から引きこもりがちになり、「僕はもう肉は食べません」とうわ言をつぶやいていたヲタBさんからだ。

こんにちは管理人様。お元気ですか?変わらずヲタライフを楽しんでいますか?
僕は元気です。今年に入って新しい生き甲斐を見つけました。「ぱすぽ☆」です。みんな可愛くてダンスもなかなかだし良いですよ。
ももクロも悪くはないんですが、今更好きになるのは流れに乗れてない感じがするし、アイドリング!!!はダンスとかがちょっとイマイチなんでハマれません。東京女子流もハマりかけたんですが、メンバーがまだ幼いので止めました。Perfumeののっちが好きだというアイドルカウンセラーの先生には東京女子流を勧められたんですけどね(苦笑)。
やっぱりロリっぽさがあるとあのグループを思い出すので。
そういえば先週はあのグループの新曲が発売されていましたね。もう僕がハロに関わる事は多分ないと思いますが、管理人さんはマイペースで彼女達を応援してあげてください。
PS 管理人さんは確かあのグループのインディーズCDを持っていませんでしたよね?今度会った時にあげます。

 私は寂しい気持ちになりながらメールを読んだ。まあ所詮はそんなものだ。アイドルヲタを長年やっていると、メンバーが成人に近づくにつれて気持ちが冷め始め、他に良いなと思う子を見つけると推しメンを変えてしまう。私も偉そうな事を言っているが携帯の待ち受けは月日の流れと共に変わっていった。まあ、一度推したメンバーを嫌いになったり、無関心になったりはしないけれど。


 私はヲタBさんに連絡をとり、会って話を聞く事にした。

 しかし、ヲタBさんは明るい笑顔に戻ったものの、出てくる話題はぱすぽ☆の話題ばかりだ。私は彼女達をよく知らないから話についていけない。ついていけないのだが、それでも構わす話を続けるのがアイドルヲタの特徴だ。日頃はおとなしいヲタBさんが嬉々としながら語り続ける。私は上の空。

ヲタB「ちょっと聞いてますか?」
アルファ@管理人「ごめん聞いてない(笑)」
ヲタB「僕が真剣にぱすぽ☆の良さを語っているのにヒドイですよ」
アルファ@管理人「いや申し訳ないんだけど現時点では興味ないのよその子達」
ヲタB「じゃ今は誰に興味があるんですか?」
アルファ@管理人「新人や若手に限定するなら娘。9期と後藤郁ちゃん」
ヲタB「ハロプロはもういいっすよ(苦笑)。その後藤って子はアイドリング!!!でしたっけ?アイドリング!!!もエゲツないですよね。新曲の握手会が10日間もあるみたいじゃないですか」
アルファ@管理人「いや、自分は握手は別にそんなに興味ないんで(^^; そういうぱすぽ☆さんもCD11種仕様とか握手会たくさんやる気マンマンじゃないですか(苦笑)」

 そうなのだ。今やアイドルはたくさん握手会をやる事が売上アップの近道になってしまった。もうみんな同じ穴のムジナである。

スマイレージ 「ショートカット」 (MV)

 私はヲタBさんに見せようと思ってiPhoneに入れてきたスマイレージの「ショートカット」のPVを、ヲタBさんと別れたあと一人で見た。いい曲。というか、好きなサウンドだ。大衆受けするサウンドなのかはわからないけれど。
 「あやちょはこんなに可愛いのに。スマイレージも可愛いのになあ」

 (話は基本的にフィクションです)

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雪ふれば ブログはじまる しみずさき

2011-02-15 21:47:38 | ハロプロ(ベリ)
 関東も関西も雪のバレンタイン。雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう~♪と時期外れな歌を口ずさんでいたらニュースがキター!

Berryz工房の清水佐紀キャプテンがブログ始めた。
http://ameblo.jp/shimizu--saki/

 遂にベリメンがブログ! いや、ちょっと遅いくらいでもあるけど、それはともかく目出度い。目立ちタイ!ではなくめでたいのだ。

 私は℃-uteとばかり握手してきたのでベリメンとは一度しか握手をした事がない。握手を出来るとスキップ踏みながら中野まで行ったら、インフルエンザの影響で「握手は無し」になった事もあった。
 そんな半端なベリヲタの意見としては、清水キャプテンはベリで一番仕事熱心である。いやちょっと誤解を招く表現だな。言い直します。ベリで一番ファン想いである。多分。

 いつかの正月ハロプロコンサート。℃-uteがだいぶスキルアップした事を感じさせるステージングを見せた時、Berryz工房のメンバーの中で一番「負けられない!」という気迫を放っていたのが清水キャプテンでした。日頃からステージでは汗を大量に流している人ではありますが、その時の動きは凄かった。息づかいがこちらに聞こえてきそうなくらいの激しさがありました。
 勿論グループというものは一人だけ激しく動いても駄目で、みんなが綺麗に揃わなくてはいけない。だからこの清水キャプテンの激しきステージングは×なのかもしれない。でも私はその時の清水キャプテンに「Berryz工房の誇り」を見たような気がしました。

 そういう風に他グループを意識している清水キャプテンですから、ブログはやりたかったのではないかと思います。何しろ、Berryz工房で清水キャプテンがブログ第一号というのがポイント。さゆがそうだったように、グループ内で一番やりたい人が第一号になると私は解釈していますが、清水キャプテンもやりたくて仕方がなかったに違いない。自分をもっとたくさんの人に発信して行きたかったに違いない。一番ブログをやりたかったイコールファンを向いた目線であるという事。
 楽しみにしてますよ清水キャプテン。このあとに続くベリメンも気になります。えっ、いない?そんな事はないですよね?ほら、セレンドは週一しか更新しないとか言ってるあの人が怪しいじゃないですか?年齢順的にも(笑)。
(その人)
http://serend.net/t/tsugunaga_momoko/
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