フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

あやちょのキセキ

2010-05-31 22:35:07 | ハロプロ(スマ アン)

 昨日のMJを改めて振り返ると、メイン扱いだったAKB、或いはモーニング娘。よりも最初に歌った新人三組の方が印象的でした。
 あっちこっちで「ももクロって良いな」と囁かれているらしいですが、ももいろクローバーの「せっかく頂いたチャンスを逃さないように頑張る」という姿勢は良かったです。彼女達は週末に路上ライブやイベントをやっている訳ですが、ここNHKホールの前でも路上ライブをした事があるそうで、その頃を知るももクロヲタの人達は感無量だったのではないでしょうか。
 東京女子流もなかなか良かったですが、他二組がインパクトあったので損な役回りになってしまいました。年齢的にもこれからの伸びを期待したいグループですね。楽曲次第で化けそうな気がします。

 下積みという点に於いてはスマイレージも負けてはいません。名も無きバックダンサーからスタートしたハロプロエッグ。最初はプロフィールが明らかにされず、やがて舞台に出ていたメンバー(福田花音など)のみプロフィールが明らかにされた訳ですが、エッグの子達のプロフィールが全員明らかになるのは、三年前の第一回新人公演の時の話です。

 第一回新人公演について書いた記事
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/086eb362555b14adda103eb650fe777c

 スマイレージの四人は数十人もいるエッグの中から選ばれただけあって、エッグ内では目立っていた子ばかりです。
 第一回新人公演以前から舞台をこなし、ブログもやっていたエッグきってのエリート花音。第一回新人公演後に注目度があがったゆうかりん。その第一回新人公演で大活躍して印象を残したサキチィ。そして、あやちょは?

 今日、三年前のmixiランキングというのを見ました。mixiのコミュニティ参加者数のランキングです。

 2007/9 エッグmixiランキング
http://yuukarin.com/special/mixi/200709.html
 2007/7 のランキング
http://yuukarin.com/special/mixi/200707.html

 これを見てください。あやちょの位置。ハロプロ内では当時のエッグはマイナー的存在。そのエッグの中で一番下の方に近い人気。この位置からよくぞここまで来た。その頑張りは称賛に値します。
 例えば、ハロプロキッズ時代、人気15位と言われていた中島早貴ちゃんの現在のポジションも驚きですが、あやちょのサクセスストーリーは更に凄い。それだけ本人が頑張った事。元々良いものを持っていた子である事。その両方が理由でしょうね。

 あやちょの新人公演でのパフォーマンス
和田彩花 17の夏


 エッグの子達が後に続くためにもスマイレージは頑張りたいと語るあやちょですが、自らがこのようなサクセスストーリーを歩んできたからこそ、その言葉には大きな意味があります。舞美ちゃんの好きな言葉「努力夢眼」の如く、あやちょは夢を実現させるためにここまで上り詰めたのですね。

、ここからは更なるステージ。次はスマイレージを知らない人達に振り向いてもらうための努力夢眼を四人がしていく時。
 テレビ番組の感想を書く掲示板でも、昨日のMJはスマイレージが結構評判が良かったそうです。MJを見たアイドリング!!!16号菊地亜美ちゃんもブログの中で「スマイレージのゆうかりん可愛い」と書いていました。非ヲタな人達、同業者(アイドル)、色々な人が気になってしまうだけの存在感が四人にはある。四人はそれだけ人目を引く個性を持っています。自信を持ってガンバレ。
 和田彩花、前田憂佳、福田花音、小川紗季。改めてメジャーデビューおめでとう。次なる奇跡の扉を開けられるかは、本人次第です。

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MUSIC JAPAN ~アイドル大集合~

2010-05-30 23:18:05 | アイドル etc
 MUSIC JAPANのアイドル祭がオンエアされました。女性アイドル七組による競演。画像付きで感想を書いてみましょう。(登場順に紹介します)

 ももいろクローバー

 今日一番の収穫
。こんなに踊れる子達だったんですね。ここまで踊るなら口パグも許す(苦笑)。

 アクロバティックな動きも取り入れて会場を沸かすなど、インパクトは一番でした。新人三組が集まって行なった自己紹介コーナーでも、一人ずつヘンな前口上があるなど、キャラも作り込んでいる印象。
 それにしても、みんな運動神経良いですね。跳躍力が凄い。サビでの足を横に上げる振り付けもピタッと揃っているし。

 楽曲はニコニコ動画では有名なヒャダイン氏(リンクを見てもらうとわかりますが、きらり関連の曲も手がけています)。その辺りの色づけと、メンバーのキャラの作り方が秋葉系統のヲタ向けに特化した感じがあるから、広く浅くより狭く深い方面で人気を得る戦略なのかなと思いました。でも、個人的にはとても好印象なパフォーマンスでした。

 スマイレージ

 ハロプロ期待の新人。インパクト大だったももクロの後だけに心配があったものの、無難にソツなくまとめました。生だと大変そうにしているサビの裏声もなんとかクリア。
 
 自己紹介も無難でありながら、ただ一人花音だけは「シンデレラの生まれ変わり説」をここでも唱えて空回り(苦笑)。そこは、あやちょ&ゆうかりんのスタイルの良さ、つまり足の長さでカバー(笑)。
 エアジェットコースターは、ただただ微笑ましく、楽しそうなサキチィの姿が更に微笑ましいのでした。
 スマイレージ、大健闘だと思います。

 東京女子流

 自己紹介では前二組(ももいろクローバー、スマイレージ)の必要以上な元気(苦笑)とインパクトにやられて損な役回りでしたが、フレッシュさはバッチリ。
 見た目幼く、でもダンスはしっかりというあたりは将来性に期待という感じで、強いインパクトは感じないものの印象は悪くないという感じです。

 これからどんな歌を歌っていけるかで、売れ行きが分かれていきそう。メンバーが幼そうなイメージは吉と出るかどうか?注目したいと思いました。

 モーニング娘。

 衣装はなんとかならなかったのかなと、まずはそれが第一印象。トークでは珍しくれいな主導でした。
 楽曲は久しぶりに明るいシングル曲。ただしダンスは動き控え目ダンスなので本領発揮とはいかず。

 新人アイドルコーナーの次だったので色々と違和感を感じた点もあり、今回の企画の流れにはうまく乗れなかった印象。ただ、舞台やジャパンエキスポの宣伝が出来たのは事務所的にはマル?

バニラビーンズ

 ちょっと異世界な雰囲気で、良くも悪くも印象的。北欧を意識しているそうだけれど、曲は割と好きな系統。本気で売るなら、スウェーデンに飛んでトーレ・ヨハンソンにプロデュースしてもらうべき(苦笑)。
 独特なゆらゆらしたダンスなどはPerfume(この番組の司会でもある)を思わせ、アイドルとアーティストの中間点な人達という感じに思えましたが、それならばもう少し歌を頑張ってほしいかなと。
 今後どう展開していくのかは興味があります。

 アイドリング!!!

 何故か廊下で曲紹介させられて、しかもまともに喋ったのがリーダーまいぷる(3号遠藤舞)だけという扱い。これは、「民放発のアイドルだから大きくは取り上げませんよ」というNHKの意地?(苦笑)。
 アイドリング!!!はテレビバラエティアイドルが本業だから、喋らせてあげなければ本領発揮とはいかない訳で、この点は残念でした、ちょっとヨソ行き仕様な感じで「らしさ」を出せなかったのは残念です。

 人数多すぎ(これでも二人欠席している)、ダンスの動きも少ない曲なので尚更インパクトが弱く、ヲタではない視聴者に印象づけた部分ってもしかして、7号谷澤恵里香ちゃんのヤザπ(ニックネームにもなってる)くらいか?と、世間の評価が心配になる出演でした。

 AKB48

 予想通りトリはAKB。アイドリング!!!よりは時間があったものの、もう少しトークを聞いてみたかった。高橋さん以外のメンバーも色々喋りたかったのでは。

 衣装は爽やか。曲もキャッチーなメロディ。ルックス的には好みがあるから何とも言えないけれど、それ以外の部分はキラキラ感があってアイドルしてました。
 曲的には当たり障りない曲調と言えなくもないけれど、売れている今はこのくらいわかりやすいもので正解です。ヲタのMIXが耳障りなのはともかく、会場も盛り上がっていたし、トリに相応しいステージだったと思います。

 こんな感じで各グループへの感想を書いてみました。無難すぎる感想? 番組が面白かったので、感想をひねって書けなかったのだ。そう言い訳しておきます(笑)。楽しいものには理屈はいらない。NHK様。また、こんな企画をお願いします。
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春が来たら君に会いに行こう

2010-05-29 22:34:17 | アイドル etc

 アイドルヲタは妄想が好きだから、しょーもない事を妄想する。
 めぐが℃-uteに復帰、いきなりセンター。冷静に考えれば、まずあり得ない。推しメンだったからその困難さはよくわかっているつもり。
 明日香がモーニング娘。に復帰、マンネリと言われるセンターポジションに割って入る。冷静に考えればこれもあり得ない。現在のメンバーの世代的に合わない。新メンバーがいきなり最年長では既存のメンバーがやりにくいから

 実現の難しい妄想なかりが浮かんでも、それでもまだ私は妄想する。
 推すメンバーが次々と辞めていくなら、そのメンバーが一つに集まったらどんなユニットが出来上がるのだろう。試しに自分の推しとかは関係無しに、ハロプロを去っていったメンバーでユニットを作ってみる。
 澤田由梨、梅田えりか、村上愛、石村舞波、湯徳歩美、NGPから大瀬楓。更に、SI☆NAからは中山菜々。彼女はジャ○ーズにいる弟が有名になってしまった。辞め方が不可解でもあったみたいだから、もう一度ステージへという訳で選出。
 武藤水華も浮かんだけれど、地下アイドルとして活動を始めたらしい。

 もっと年齢の幅を広げてみるなら福田明日香も。更にハロプロ関係以外も含めるなら、アイドリング!!!の小泉瑠美。だんだん自分の趣味になってきたので、この辺でストップ。

 実際には契約の縛りとかあるし、元の所属事務所は良い気はしないだろうし、それ故にメジャーシーンでの活動は難しいだろうとは思いつつ、そういう「一度アイドルグループからフェードアウトしたような子」を集めたユニットがあったら、それはそれで面白いかもと思い、こんな妄想をしている黄昏。

 こんな事を考えるのも、AKB総選挙にちなんでメンバー紹介を毎日連載している日刊スポーツ紙の記事を、先日何気なく読んだからに違いない。それは、梅田彩佳いうメンバーの話だった。足の怪我で一度AKBを辞めて故郷の福岡に帰りながらも、好きなダンスの事はやはり捨てられず、再びAKB48に復帰してステージに上がったのだという。
 梅田彩佳さんについて書かれたWikipediaの記事のURL

 今でもステージに上がる時は痛み止めの薬などを飲んでステージに上がっているという梅田彩佳さんの執念は、アイドルという名のステージはそれだけ魅力ある場所なのだという事を我々に教えてくれる。

 何らかの事情で一度は去っていった者が、再びステージに立ちたいと思った時、再び上がれるステージ。そういうものがあっても良いのではないだろうか?決して華やかではなくても良い、再起に賭ける者が上がれるステージ。そこからステップアップでまた上がって行けるのなら尚良いだろう。
 私はハロプロもそういう場所があって、そういう事が出来るシステムだったら良いのにとも思う。

 <今回のBGM>
明日、春が来たら (松 たか子)

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水着シーンは無しです

2010-05-28 22:22:16 | ハロプロ2010

 アイドルDVDに水着は絶対必要? この疑問はずっと持ち続けています。セクシーを売りにしているアイドルならともかく、そうじゃない人までソロDVDで脱がなくても、いや水着にならなくてもと思います(キッパリ)。
 貴方は見たいか?久住小春ちゃんの水着を。貴方は見たいか?新垣里沙さんの水着を。貴方は見たいか?田中れいなさんの水着を。
 貴方は見たいか?Berryz工房や℃-uteの大半のメンバーの水着。

 あと、個人的には真野ちゃんの水着もなんか痛々しくて見るのが辛いです。

 でも、水着が似合わないから映像的にダメという訳でもなく、むしろ上に挙げたメンバーも私服やコスプレなら可愛さを爆発させられる素材が揃っています。
 貴方は見たくないか?久住小春ちゃんメイドコスプレ(笑)。

 ちなみに、私的ハロプロ水着ショットが痛々しい三人は、久住小春、真野恵里菜、矢島舞美です(年齢的、キャラ的にリアルに痛々しい人は除外して選考)。これは捉え方によっては悪口にも通じてしまうから、あまり言いたくはなかったけれど、とにかくこの三人は水着でない方がフォトジェニックで素敵な写真が撮れる。ソースは今まで出してきた写真集。
 アイドル写真集やDVDは水着が無くても良いものは作れる。絶対に作れる。

 来月発売される矢島舞美DVD「Fixの絵」は水着シーンがない事が本日発表されました。
http://www.helloproject.com/news/1005281200_cute.html
 わざわざ「水着シーンないよ」と発表するのもなんか不思議ですが、あとからクレームつけられたくないからでしょうか。それとも映ってはNGなものが映ってしまったからカナ。

 舞美の場合は水着よりも、色んなスポーツのユニフォームを着てもらって動いた方が余程似合うし素晴らしい。水着ばかりが魅力の表現手段ではありませんから、各メンバーに合わせたコンセプトで製作してほしい。舞美なら水着よりもスーツの方が色気あるし、ただ肌を見せる演出なら何でも良い訳ではありません。

 それにしても、本当の理由はなんでしょう?作品のイメージに合わないから水着シーンをカットしたと、公式発表通りに捉えて良いのでしょうか? これが売上的にどういう影響を与えるか注目です。

℃-ute 矢島舞美

 

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誰かの道でもなく自分だけの道

2010-05-27 22:48:33 | ハロプロ(エッグOG&研修生)

 昨日、スマイレージがメジャーデビューした訳ですが、あちこちのハロプロメンバーからのおめでとうブログ記事があり、お祝いムードに包まれた日でした。そんな中、悔しさをを募らせている人もいたりします。
 例えば、スマイレージと同年代のエッグメンバー。
 アイドルというのはデビューするにあたって、旬な時期というか、ベストなタイミングというのがあるから、同年代エッグメンは多少なりとも焦りはあるのではないかと思われます。
 中でも特に悔しそうなのでは?と思われるのが「佐保明梨」ちゃん。

 佐保ちゃんは一年半ほど前に「しゅごキャラエッグ」の一員としてCDを発売しました。しゅごキャラエッグは二枚のシングルを出したあと消滅します。新ユニットへ移行するためでした。
 しゅごキャラエッグが登場した時点で、このメンバーをベースにして新しいグループをデビューさせるに違いない。そんな予感はあった訳ですが、結果は当たりでもあり、ハズレでもあり。ハズレて一人「進級」出来なかった佐保ちゃんの行く末が心配になりました。

みんなのたまご(Close Up Ver) / しゅごキャラエッグ!

 (なんか、今見ると泣けてきます)

 ところが、佐保ちゃんは思っていた以上にタフな子だったようで、夏にはハロプロコンサートで新生あぁ!の一員として、Berryz工房と℃-uteのセンターボーカルと一緒に歌い、一定の評価も得ました。

 佐保ちゃんがあぁ!で受け持ったポジションは田中れいなパートでした。あぁ!というユニット自体が結成当時はメインストリートから外れたユニットのような扱いを受けていた訳ですが、その後三人は自らの力で各所属グループで中心的存在になりました。
 今でもハロプロコンサートの時は、れいな雅愛理は楽屋に集まって記念写真を撮ったりするそうで、三人の路地裏からの逆襲みたいなストーリーの原点が、あぁ!な訳ですね。
 そのような三人にとって大切な場所であるユニットに大人の都合でメンバー入れ替えが行われ、れいなの代わりに佐保ちゃんが加入した。れいなの心境。佐保ちゃんの心境。どちらも我々の想像を超えたところにあるのではないでしょうか?

 それでも佐保ちゃんは歌いきった。ステージの彼女はとても輝いていました。

 先日行われた真野ちゃんイベントのバックに佐保ちゃんがいました。笑顔で踊っていました。
 握手会では一番目のポジションに立ち、こちらが驚くような目映い笑顔で握手をしてくる佐保ちゃん。必死なんだと思います。スマイレージがメジャーデビューをしようとしている。自分はまだ先が見えない。舞台女優としての道が見えた訳でもなく、新しいユニットが出来そうという訳でもない。笑顔の奥は不安でいっぱいかもしれません。

 でも今出来る事をしっかりやる。バックダンサーだって大切な仕事。自分目当てな人がどれだけいるかわからない握手会も、自分を知ってもらえる良い機会。
 イベントでの佐保ちゃんはそう思いながらステージに上がっているように見えたのは、きっと思い入れが生み出した思い過ごしではない筈。

 ハロプロでは何故かイメージカラーが青の人は、波瀾万丈な道のりを歩く運命にあるように感じます。小川麻琴、田中れいな、須藤茉麻、中島早貴、岡井千聖、北原沙弥香、そして佐保明梨。みんな事務所からの推され街道から少し外れているような人達ばかり。自分が好きなメンバーばかりです(苦笑)。
 でも、そんなジンクスなんてはね飛ばしてほしいから、判官びいきなヲタはささやかな夢を、青い人達に重ねるのです。

あぁ! -夢と現実

 

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スマイレージと握手

2010-05-26 22:58:05 | ハロプロ(スマ アン)
 今日はスマイレージのメジャーデビュー日です。まだCD買えてませんが、一枚買い求めたいと思っています。
 「一枚」そう、一枚です。一応イベントには応募しますが、イベントのために複数枚買わせるやり方に否定的な思いを抱いているので、そういう(複数枚購入)買い方はしない主義です。これは個人的な考え方なので、人に強制したいとは思ってはいなくて、なんとしてもイベントを観たいという人が何枚も買うのは構わない事だと思っております。問題なのは、そういう買わせ方をさせる事務所(苦笑)。
 そう、いつからかハロプロに限らず、アイドルのCDはイベントのための参加券みたくなってしまいました。こうなってくると、イベントがあるから買っているだけというファン。どんな曲を作っても買う側は曲ではなくイベントが目的だからとモチベーションが下がる作り手。こんな流れになりかねません。

 私はスマイレージがメジャーデビューすると聞いてから心配していた事がありました。それは彼女達が「握手会漬け」にされてしまうのではないかという事。
 新人だから売上結果が欲しい。一枚でも買ってもらうために握手会開催だ。そういうありがちな展開になる事を危惧していたのですが、どうやらそれは杞憂に終わりそうです。(あくまで今日の時点でのお話)

 アップフロント菊川氏のツィッターによれば、スマイレージのフラゲ日である昨日の売れ行きは上々らしい。あくまで都内に限った話ではあるけれど、在庫がなくなった店もあるそうです。何枚入荷したのかはわかりませんが。
 関係者が納得する売れ行きならば、とりあえず心配は保留にして大丈夫そうですが、これからどうなるかはわかりません。真野ちゃんみたく毎日握手会を開催したり、或いはまとまった枚数を捌くために数千人規模の握手会をやるかもしれない。

 私は全アイドルファンに問いたい。「アイドルとの握手って、そんなに重要?」

 今まで自分も握手会に何度か参加して楽しんできましたが、最近色んなアイドルが握手商法に躍起になっているのを見て、この風潮に疑問を感じ始めています。
 スマイレージはまだ新人グループならではの初々しさと、ちょっとの頼りなさも備えながらも、アイドルとして十分な魅力を持っています。
 天才的なアフォキャラセンスを持つあやちょ(和田彩花)、アイドルグループに必要なヒロイン的オーラの華を持つゆうかりん(前田憂佳)、アイドルという職業をストイックにこなしつつヲタ気質も見せるかにょん(福田花音)、末っ子でありながら堂々としているように見える歌の柱さきちぃ(小川紗季)。なかなか良いキャラバランスだと思います。
 握手に頼らない新たな売り方も出来るのではないか?そう言いたくなってきます。

 以前、ベリキューの握手会を、「合法的に中高生と握手をしたい人のイベント」と揶揄する声を聞いた事があります。そういう目的で来ている人も中にはいる事でしょう。こうやって文字にすると、なんかアイドルを安売りしているみたいで、悲しい気持ちになってくるのは私だけでしょうか。
 「アイドルは少し遠きにありて思うもの」そんな気分になってしまう今日この頃です。
 スマイレージの記念すべき門出。大事な記念日だからこそ、あらためてアイドルと握手というものを考えてしまうのでした。
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はぎちゃんの親友

2010-05-25 23:37:40 | ハロプロ2010
 土曜日5/22は徳永千奈美ちゃんの、昨日5/24は梅田えりかちゃんの誕生日でした。おめでとうございます。
 千奈美の誕生日の日には℃-uteのブログで矢島舞美ちゃんが千奈美について、いくつかエピソードや写真を披露していました。
http://gree.jp/c_ute/blog/entry/444527715

 二人はハロプロキッズオーディションの時から仲良しだそうで、仲良しになって二人とも合格して良かったねえと今は言えますが、そのあたりに因縁めいたものも感じます。声を掛けたのは千奈美の方からみたいですが、なぜ舞美に声を掛けたのでしょうか?当時は舞美も今とは違い黒かったから、そこに親近感って感じですか?(爆)

 こういうグループを超えた交流って良いものですね。Berryz工房と℃-uteはキッズからの付き合いだから色々エピソードもありそうですが、モーニング娘。とベリキューメンバーという組み合わせはどうなのでしょうか?

 ベリキューメンバーから見ると娘。メンバーは大半がお姉さん。愛理や桃子は愛ちゃんに悩み相談メールをしているようです。二人ともしっかりしているイメージですが、日々の中で色々悩みは出てくる事もありましょう。そんな時に頼るお姉さん的存在が、高橋愛ちゃんなのですね。新人時代のリンリンのホームシックを治した実績もある愛ちゃんですから、二人にとって頼れる存在なのでしょう。

 やはり、モーニング娘。とベリキューだと、お姉さんと妹みたいな上下関係が発生するから、友人関係になるのはなかなか難しいのかなと思っていました。つい最近までは。

 さゆがマイマイと一緒に、安倍なつみさんが出演している舞台を観に行った。おっ、なんか新鮮な組み合わせ!仲良しなのか?と気になったのもつかの間、そのミュージカルの感想について綴られたマイマイのブログ記事に新事実を発見しました。
http://gree.jp/c_ute/blog/entry/443899170

 なんと、「光井愛佳ちゃんはマイマイの親友」
 初耳。意外な組み合わせです。どういうきっかけで仲良くなったのでしょうか?田中れいなさん(今日現在、ハロプロで一番話題の人。苦笑)経由?
 確かにみっつぃは娘。の中では同年代がいなくなって寂しそうに見えなくもないですが、同い年のベリキューメンバーではなくマイマイというのが面白いではないですか。マイマイの精神年齢はやはり高いという事が証明されたとも言えますが(マイマイは明らかに自分より年上の岡井ちゃんやなっきぃより精神的格上状態)。

 ところがブログを読む限り、どうやらみっつぃがお姉さん的存在でマイマイが頼りにしているようです。「℃-uteメンバーには頼らないマイマイが!」と驚きの気持ちでいっぱいです(苦笑)。ていうか、マイマイがみっつぃに甘えて頼っている姿が思い浮かばない(笑)。

 マイマイのブログ記事は毎回感心しながら読んでいます。読み手を楽しませようという気持ちが感じられて、言葉選びのセンスも良い。写真も可愛い。
 しかし、そんなマイマイのブログ記事に初めて不満が生じました。
 「親友の愛佳ちゃん」について、もっと詳しく!

 まあ、少しずつ知っていった方が楽しいし、良い。そう思いながらも、次にまたマイマイブログ記事の話題として登場する事を待っています。
 
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思い出コレクション

2010-05-24 22:35:21 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。の新曲「青春コレクション」というタイトルから、あなたは何を想像しますか?真面目に書いてしまうと、今度行われるモーニング娘。の舞台「ファッショナブル」にちなんだタイトル。つまり、「東京コレクション」とか「パリコレクション」とかの「コレクション」な方を連想してしまうのですが、アイドルヲタにとっての「コレクション」とは、何かを集める方の意味で間違いない。部屋を見渡して見れば、ハロプロのCDやらグッズのコレクションがありませんか?
 アイドルヲタだからアイドルグッズコレクターだと決めつけるのは、あまりに安易で実際は様々なコレクターがアイドルを応援している筈。ゲームソフトや漫画みたいなサブカルチャー系から、古着のジーンズやイヤリングのようなファッション系に至るまで、数えきれない種類のコレクターがアイドルヲタには居ると思います。何故ならば、アイドルというジャンルはコレクター心をくすぐるジャンルだから。

 高橋愛ちゃんの家には数十足の靴コレクションがあるそうです。パソコン(Mac)も二台持っていると聞いた記憶があります。見た目はヲタっぽくない子ですが、宝塚のDVDをたくさん集めているし、劇場にも足を運ぶ現場系ヲタでもあります。DSのみならずPSPも持っているゲーム好きだったりもします。

 新垣里沙さんはモーニング娘。ヲタです。デビュー前にハロプロのファンクラブに入っていた娘。メンバーはガキさんだけです。加入後も、モーニング娘。のトレカを買っていたほど(会社からもらっていたではないところがポイント)、モーニング娘。が大好き。
 もしデビューしていなかったら、普通にコンサートに行きまくり、ヲタブログとかを作っていたかもしれません。会場で隣り合わせていた可能性だってあったかもしれない。「愛ちゃ~ん」と客席で叫ぶガキさんを見てみたかった気もしたりします。

 道重さゆみさんは女性アイドルヲタです。デビュー前、実家にあるパソコンの壁紙がモーニング娘。だったそうだし、デビュー後も「ハロプロの仲間としての視察ではなく、自分の趣味的な楽しみとして」Berryz工房のコンサートを観に行ったり、ダンスレッスンにアイドリング!!!Tシャツを着てきたりと相変わらずです。
 最近も、あるアイドルに今ハマっていて、そのアイドルに癒されているとブログに書いていました。アイドル名は書かれていなかったからハロプロではないみたいですが、誰か気になります。なんとなく「ももいろクローバー」かなと思ったり。DVDを借りてきたという話もありましたが、あれはやっぱりあれですか。AKBですかね(苦笑)。一緒に住みたいという言葉もありましたから、個人を指しているとも思え、さゆお気に入りの真野ちゃんか梨沙子かなとも思ったり。

 リンリンは日本のアニメが大好きで、モーニング娘。に加入する前から日本のアニメをたくさん見てきた人。日本が世界に知られるアニメ大国とはいえ、外国のアニメにハマっていたリンリンも立派なアニメヲタ。色々アニメについて語る姿を見てみたい。リンリンのアニメグッズコレクションも見てみたい。

 アイドル自らがヲタ気質であるという事は、ヲタの気持ちというものが少なからずわかると思います。これからのアイドルは、自分を応援してくれる人への感謝の気持ちをしっかり表現出来るかどうかという部分はとても重要になってくるし、コンサートや舞台といった、お客さんと直接顔を合わせる場は大切にしていく姿勢が必要だと思います。

 「Berryz工房は私の青春」だと言った桃子の言葉を借りれば、モーニング娘。のメンバーにとってモーニング娘。での活動はまさに青春。いろんな思い出が詰まっている。その思い出のコレクションは立派な宝物です。
 テレビの仕事、舞台、コンサート、イベント、ラジオ、雑誌の取材など、すべてが青春コレクション。それは優劣をつけるようなものではなく、メンバー一人ひとりにとって、かけがえのない宝物なコレクションであると信じます。

Morning Musume Seishun Collection モーニング娘。 青春コレクション

 曲についての感想はPVを見てから書きたいと思います。

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ポニーテールにホトトギス

2010-05-23 19:29:24 | アイドル etc
 最近ハロプロ以外の話題を色々書いてますが、これは要するに「森を見てから木を見る」とも言うべきもので、ハロプロを語る上で他のアイドルを無視した鎖国的視点では語りにくい状況になってきたという事です。
 このブログでも過去に、2008年秋に書いたAKB48の大声ダイヤモンドの紹介から始まったAKB記事や、Perfumeについて書いた記事や、アイドリング!!!の曲に関する記事、NGPの人達のパフォーマンスを語る記事、最近書いた新人グループの紹介記事など、ハロプロ以外の記事も書いてきました。
 他のアイドルの良さも見いだした上で、ハロプロも好きであるという広い心で、これからも語っていきたいと思います。

 そんな訳で、今月は他のアイドルの話題が増えたのは、それだけリリースが多かったからですが、いよいよ真打ち(?)が登場です。

 AKBの新曲です。今月上旬にPVが公開されて、何度かリピートしてみました。AKBのPV動画はYouTubeだとすぐ消えるので(苦笑)、ニコニコ動画の方を貼ります。貼った動画は「再生」をクリックしてもらえれば、ニコニコ動画のアカウントがなくても見られますが、アカウントを持っていて、もっと大きい画面で見たい人に、動画の枠の下にURLを貼っておきました。(画面内に現れる広告は×をクリックすれば消えます)

AKB48 ポニーテールとシュシュ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm10776263

 いきなり脱衣シーンから始まるのでビックリしました(苦笑)。AKB定番のイントロダクション動画。今回は更衣室よりお届けという訳ですね。サービス!サービス!
 サービスは歌が開始されてからも続き、今度はいきなりビキニ。この演出、まさに「アロハロAKB48」という感じです。イントロダクションと合わせて、かなりグラドルDVD的世界なPVと言えそうです。個人的には、歌が始まる前の繋ぎ方(更衣室から水中。そして砂浜へと場面を素早く切り替えていくあたり)が良いと思いました。

 PVは、まあ南国グラドルイメージビデオ風と結論づけますが、曲は爽やかな音作りですね。だからなのか、ビキニで歌っていても「エロ」な感じはないですね。
 歌詞も同様に爽やかではないか?という意見もありましょうが、歌詞に関しては誉めない方向で(苦笑)。

 リズム系のアレンジのちょいマンネリ感は気になるものの、旬なうちにこういうPVを作ってみようという企画力は良いですね。旬な時にあまり方向性を変えない方が良いとばかりに、音楽面ではやや煮詰まり感も見え隠れしますが、その辺りを補うべく派生ユニットや企画もの(チームドラゴンなど)でバランスをとっている。そんな感じに見える最近のAKBです。
 もっとも、AKB本体ソングとしては個のボーカル面は前に出さない流れがある以上、あくまで集団パワーで突き進む事になるでしょうから、飽きさせない作りが今後の課題になっていく事かと思います。次はどんな幹事になるか?(もう次のシングルの話かよと言われそうですが)

 AKBが発売されて、翌週はモーニング娘。新曲で、その翌週はアイドリング!!!と、まさにアイドルグループ新曲月間(笑)。モーニング娘。の新曲は次回に考察をするとして、続いてアイドリング!!!の新曲を紹介しましょう。AKBをニコニコ動画で紹介したので、それに合わせてアイドリング!!!もニコニコ動画です。

目には青葉 山ホトトギス 初恋 / アイドリング!!!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm10663088

 春から新メンバーが加入して15→20人となったアイドリング!!!ですが、その大所帯っぷりに合わせて考えられたPV。というか、大所帯でなければ成立しない作りと言えそうです。
 (作りに関しては、このPVにインスパイアされたのではという声もあります)
 日々の音色 SOUR
http://www.youtube.com/watch?v=WfBlUQguvyw

 目立っていないメンバーも何人かいるのが問題ですが、これだけ人数がいる以上は仕方がない。これはAKBも同様の悩みがある事でしょう。

 そんな中、男役を任されている朝日奈央(アイドリング!!!15号)が良い雰囲気を醸し出しています。アイドリング!!!にせめてハロプロ並みの女性ファンがいれば「朝日いいね」と、このPVをきっかけに人気上昇となるところですが…。もっとも朝日は雑誌の専属モデルという肩書きも持っている子ですから、そういう需要は既に掴みつつあるかもしれません。

 曲は初聴での印象は「グループにとって大事な時期のリリースでこんな曲とは」と愕然とさせられたものの、何度か聴いていたらいつの間にか口ずさんでいたという(苦笑)。今では、「春から初夏の爽やかなイメージにピッタリ」などと言って、すっかり気に入っております。
 衣装や振り付けが、前にも見た事があるような?と感じてしまう出来なのは、まあ予算的都合というのもありそうです。そこは、まあ売れてくれば状況も変わるかもしれません。

 そんなアイドリング!!!ですが、私が思うには女性アイドルの中では「ここ数年の間、一番安定した出来の楽曲群」のアイドルポップスを歌ってきているグループと思っています。アイドルポップスをポップスとして、それ以上でも、それ以下でもない立ち位置から平均的に良いものを提供しているという点に於いて、アイドリング!!!の楽曲は高評価出来ると思います。
 そのアイドリング!!!にはどんな曲があるのか?このブログでも今まで何曲か紹介して来ましたが、まとめてメドレーにしてある動画を紹介します。繋ぎ方がとても上手いので聴きやすいと思います。この一年くらいの新しめの曲は入っていませんが、アイドリング!!!の世界に触れるのに良い動画(動いている画はないですが)だと思います。

アイドリング!!! MEDLEY ~21 tracks~

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6732657

 それにしても、どれもジャケットがなかなか良いですね。私はハロプロの音楽面で一番不満なのは、ジャケットや歌詞カードのデザインワークなのです。

 AKBもこういうメドレーはないのかなと探してみましたが、手頃なものがなかったので、かなり長いですがこれを紹介します。

AKB48の楽曲を振り返る為の109曲メドレー

http://www.nicovideo.jp/watch/sm9639132


 今回は、女性アイドル戦国時代初夏の陣。AKB48とアイドリング!!!の新曲を紹介してみました。日曜の夜、じっくりと貼った動画でお楽しみください。
 次回は、モーニング娘。の新曲「青春コレクション」を取り上げたいと思います。
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スマイレージスタイル Buono!スタイル

2010-05-22 22:33:38 | ハロプロ(ユニット)

 今日は梅田えりかさんのモデル初仕事がありました。まずは第一歩おめでとうございます。
 競争社会で生き残っていくのは大変な事です。モデルという仕事も、たくさんの人がモデルという肩書きを持って活動をしている。芸能界もたくさんのタレント予備軍がいて、全国にはデビュー前の段階に止まっている人が大勢います。
 そして、デビューしても売れる人はほんの一握り。だから各事務所は宣伝費を掛けて新人を宣伝する。メディアに露出させる。今、ハロプロはスマイレージの売り出しモードに入りました。都内各所に大型ポスターの貼り出しを開始しています。
 ポスターというから一万人の笑顔によるモザイクアートのかと思いきや、白い衣装に身を包んだスマイレージの撮り下ろしポスターです。
 <ポスターに関するニュース記事写真>
http://music.jp.msn.com/news/photoimage.aspx?mediaid=519980

 スマイレージとYahoo!のコラボレートによる「スマイレージYahoo!ツールバー」というサービスも開始されたり(ハロプロ関連のブログのリンク一覧などが付いてくる)、ツィッターを駆使してイベントも開いたり、スマイレージはデジタルメディアとの展開に力を入れているようです。(使用出来るOS、ブラウザに制限があります)
 <Yahoo!ツールバー>
http://www.helloproject.com/s-toolbar/index.html

 これは良い試みだと思います。新人スマイレージは、もう旧来のアイドルの売り方とは違うやり方を模索するのが良いと思うし、他のアイドルの後追いみたいなやり方も×です。間違っても個別握手会とかで売上を伸ばそうなんて思ってはイケマセン(苦笑)。まあ、四人しかメンバーがいないから、個別握手会をやってもそんなに売上増は望めませんが。

 私が思うには、握手会とかで売上を伸ばしたりとか、ファンを増やすなんてやり方は「前世紀の産物」でしかないと感じています。ハッキリ言って古い。モーニング娘。も以前は握手会はほとんどやらなかったし、他のハロプロの人も新人時代に少しやっただけです。
 古いやり方であるし、オーソドックスなやり方でもあるから、握手会をするアイドルというのは、新人アイドルか、グラビアアイドルか、マイナーアイドルなイメージ。
 それを、元々はマイナー発のAKBが「古いからこそ、それを知らない世代(主に中高生)には新鮮」と古さを逆手にとって、更に過剰なほどに展開した訳ですが、AKBがそれで成功したからといって、ハロプロも真似したって仕方がない。ハロプロは100人近いメンバーがいる訳じゃないから、握手会での売上の積み上げなんてたかがしれています。去年モーニング娘。が小規模ながら個別握手会をやりましたが、前作比売上3割増し程度でした(この数字をこの程度と評するかは難しいですが)。
 AKBはAKBのやり方がある。他のアイドルがAKBの後追いの如く握手会を乱発したり、個別握手会を企画したりしているのを見ると、滑稽さを感じます。

 スマイレージは、従来のハロプログループに比べて、「ブログ」、「ツイッター」、「チャット」などや、今回のYahoo!コラボみたいなデジタルな方向の活動に積極的です。その流れで、せっかくデジタルアイドルな方向に少し足を踏み入れているのだから、CDにイベント特典を付けるなら、握手会参加抽選券ではなく、チャット参加券とか、ストリーミングイベント鑑賞券とか、そういうインターネット関連の特典(勿論、PCだけでなくモバイル端末も参加出来るもの)を色々と付けるのが良いと思います。
 複数枚購入に繋げたいなら、色んなデジタルイベントを開催して、CDに封入されるIDキーは一枚につき一回のイベントにしかログイン出来ないようにすればよいですね。
 これなら、東名阪に住んでいない人にも楽しめるし、外国に住んでいる人だってCDを何らかの形で購入すれば参加出来ます。
 握手会の類は、参加出来ない環境にある人にとっては、疎外感を感じ、応援の熱が冷める一因になるものであり、人気を一部地域に偏らせる結果に繋がるなど、デメリットも多いと思うのです。

 でも、握手会がないと寂しい。そんな人のために、握手会は半年に一回くらいのペースでやると良いと思います。

 そんな感じで、スマイレージはヲタイベントアイドルにしない売り方が良い。そういう観点から書いてみました。

スマイレージ「夢見る15歳」スポットA


 では、スマイレージ以外の他のグループは? 今気になるのはBuono!です。とりあえず聞きたい。Buono!の次のシングルは出ないのでしょうか?Buono!の次のシングルが出た暁には提案というか、お願いしたい事があります。
 Buono!こそ、Buono!だからこそ握手会は全面撤退すべきです。
 Buono!と握手したい?Berryz工房か℃-uteがある!(苦笑)。という訳で、Buono!こそ、イベントは「ライブ」であってほしい。ロックアイドルの面目躍如です。
 ただし、これではイベントに参加出来ない地域の人に寂しい思いをさせてしまいます。初回盤封入のイベント参加抽選券のIDキーは、イベント参加申し込みか、抽選でプレゼントのどちらかを申し込めるようにすると良いと思います。サイン入り特製ギターピックなんてのもいいですね(転売対策で応募者の名前入り)。

 それでも、「やっぱり俺は桃子と握手したいんだ~」と言われてしまうと困ってしまいますが。あっ、桃子はラジオのイベントの方で握手会を開催という事でいかがですか? 「俺は愛理や雅とも握手したいんだ~」と言われてしまったら答えがありませんが。

We are Buono! Independent Girl ~独立女子であるために


 以上、スマイレージとBuono!はちょっと捻ったアイデアで活動をしてほしいという要望を書いてみました。

コメント (3)
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