フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

雨上がりの虹のように

2010-09-30 21:26:57 | ハロプロ(ソロ)

 今月ハロプロ界隈にあった色々なニュースの中で、大きなニュースにはなっていないけれど気になったものが、なっちこと安倍なつみさんが久々にシングルを発売した事です。

雨上がりの虹のように―安倍なつみ[PV]

 このニューシングルは、「夢をあきらめないで」などのヒット曲を持つ女性歌手岡村孝子さんが書いたものです。
 前作はつんくPが曲を出かけていましたが、自分は「さすがなっちと長年仕事をしてきたつんくP。なっちの歌声のおいしい部分をよくわかっている曲作り」と記事を書きました。今回は初めてなっちを手がける方の曲作りだけに、どんなメロディを作ってくるのだろうと興味津々でした。

安倍なつみ 夢をあきらめないで

 私は最近、モーニング娘。再評価と題して、昔の曲を聴いたり、動画を観たりしています。今も昔も好きなモーニング娘。アルバムの一つが「セカンドモーニング」です。1999年夏に発売されたこのアルバムは、当時のモーニング娘。のエースであり、象徴的存在であったなっちをメインに据えて作られた一枚でした。
 モーニング娘。のアルバムというものは、その時代に応じて内容が変化しています。もっと突っ込んだ言い方をすれば、その時のエースによってアルバムの色が決定づけられていると言っても過言ではありません。それゆえに、モーニング娘。のアルバムは一作一作が異なる色になっています。
 なっちの持つ色は何か?「笑顔」。そして、いつも笑顔ななっちのイメージとはギャップのある「陰のある歌声」。歌声のトーンに独特の陰があります。セカンドモーニングはなっちの歌声がよく聴こえてくる作品で、「せんこう花火」みたいなソロ曲まであるから、アルバム全体としてのトーンは、なっちの歌声が作り出すブルーな色に包まれた非常に聴き応えのある一枚です。(せんこう花火は大好きな曲です)

 時は流れてもなっちの歌声の色は変わらない。ニューシングルでも、どこか陰のあるブルーな歌声が響きます。でも、決して陰鬱な響きを奏でているわけではない事はPVでもわかります。この曲がなっちと同年代の女性たちへのメッセージソングにもなっているからなのでしょう。
 メッセージソングというと、どこか握る拳に力を込めてみたいな流れになりがちですが、この曲はその辺りはさりげない。実にさりげなく歌い上げ、良い意味で肩の力を抜いた歌声になっています。まるでなっちが口ずさんでいるのを収録したような、普段着な感じのさりげない空気がそこに表現されているように思います。
 ただ、裏を返せばそのさりげなさは「インパクトが弱い」という事でもある。心地よい空気であるがため、意識をしていない人にとっては目の前を流れていってしまうような危うさがあります。まるで、そよ風みたく。

 今の音楽界はCD不況などと言われていますから、一枚でも多くCDを売るためにみんな必死になっています。アイドル界も例外ではなく、あの手この手でCDを売っていくために力を込めています。
 そういう状況を見せられているから、時には力の抜けた現代の歌も欲しくなったりする。なっちのニューシングルはそういう心境にマッチする作品ではないかなと思うのです。
 もちろん、なっちも一枚でも多くCDが売れて、一人でも多くの人に聴いてもらえたらと願っていると思いますが、売上至上主義の真ん中に存在していない者だからこそ、肩の力を抜いたような歌を歌っていけるのではないかとも思うのです。
 岡村孝子さんがどこまでを意識して書いたのかは予想出来ませんが、結果としてこのさりげない感じは今のなっちならではの色を示せたのではないでしょうか。

 ただ難しいのは、売れなくてもいい訳ではない事。今後もマイペースで音楽活動をしていく事が出来るためのラインというものは、果たしてクリア出来たのかが気になるところ。そういう悩みは、世の「売上至上主義」の位置に立っていない歌手全てが背負っていく課題でもあります。タイトルはまさにそんな心境に対してのアンサーであるようにも思えたりします。

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ありがとうと言える気持ち

2010-09-29 23:10:36 | ハロプロ2010

 今日は当ブログがスタートして五周年な日です。この五年間という月日でハロプロは大きく変わった気がします。この五年間にモーニング娘。に加入した新メンバーは八期の三人だけというのは意外でもありますが、五年間でハロプロが置かれている立場はだいぶ変わったのではないでしょうか。
 五年前は女性アイドル歌手と言えば、ハロプロとその他と言ってもいい状況でした。その他にカテゴライズされるアイドル達はいわば地下アイドルと言ってもいいくらいの人気度のアイドルばかりでしたが、月日が経ち今はハロプロ以外のアイドルもメジャーシーンに躍り出て、AKBが女性アイドル界の人気トップに収まりました。
 ハロプロの一人勝ちではなくなった訳です。

 自分がこのブログを始めた理由の一つが、「ハロプロを盛り上げていく力になりたい」というものでした。コンサートやCDやテレビなどで自分を楽しませくれて、自分にとってエネルギーにもなっているハロプロへの感謝の気持ちを込めて、ほんの少しでも盛り上がりに力になりたいなという思いからスタートしました。
 そう思ったのも、当時のハロプロは既に人気に陰りが見えていて、これから人気が上がり目になる可能性は低いのは明らかであったからです。

 力になれたかは微妙ですが(苦笑)、おかげさまでこのブログも、たくさんの読者様に読んでいただけるようになりました。楽しみに読んでいただける皆さんがいるからモチベーションが上がる。これは偽りなく間違いない本心です。
 そんな自分ですが、春から夏にかけては厳しい事も書いてきました。他のアイドルを持ち上げハロプロを批判するという行為は、一見すると「アンチ行為」にも受け取られそうですが違うのです。好きだからこそ、良くなってほしいからこその思いからなのでした。

 このブログで批判を書いても小さい抵抗かもしれませんが、ダメなものはダメと言える姿勢を持っている事は大事だし、一人一人がそういう風にネットなり会場アンケートなどで主張していく事は無駄ではないと考えます。多くの人が同じように感じていて、そう主張していけば少しずつ伝わっていく。
 その甲斐あってかどうか、最近はハロプロも色々な試みを行なうようになりました。多くの人達による批判や提言が無形のエナジーになって関係者に届いたからなのではないかと解釈したいです。

 そんな感じですが、改めてハロプロは少しずつ頼もしく思える存在になってきたような気がします。自分達のセールスポイントは簡単に真似が出来ない武器であると自信を持ち、その武器を大切に歩んでいければ時代は巡ってくるかもしれないとも思います。
 そうなっていけるように、微力ながらこのブログも良い部分は良いと伝えていけたらと思います。これからもよろしくお願いいたします。

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メインキャストはどちら?

2010-09-28 23:25:00 | ハロプロ2010

 Berryz工房の舞台「三億円少女」の東京公演が日曜日に終わりました。あとは大阪公演です。その劇がなかなか評判良いようです。ネットを見てるとそう感じます。
 今回の劇のポイントは主役が毎回変わる事にありまして、要するにベリメン全員が主役を交代で務める事になります。中でも、菅谷梨沙子ちゃんの主役っぷりは見事だったようで、表情だけで色んなものを表現出来ていたなんて評判を聞くと、そうそう梨沙子は台詞回しは今ひとつな点もあるし声の通りも悪いけれど、表情の見せ方がとても上手いんだよ。と更にフォローを入れたくなるのです。
 ああ、無理してでも梨沙子主役の回を観に行くべきだった。「行かない後悔より行って後悔」がモットーなのに。

 そんなハロプロの舞台ですが、ハロプロメンバーが中心になって行なうハロプロ舞台は、作り手側からすれば、なかなか難しい面もあると思います。ハロプロが主役である以上はメンバーを目立たせる内容でなくてはいけないし、それでいて協力劇団の名前を明らかにして行なう以上は内容にもこだわりたい。演出家のこだわりを消してハロプロだけにスポットライトを当てるべきなのか?という事への葛藤があるのではないかとも思います。
 今回のBerryz工房の劇は、「またタイムスリップものか!」というのはともかく、主役を毎回変えるというの事に演出サイドのこだわりを感じます。

 ℃-uteが最初にグループとして行なった舞台「寝る子は℃-ute」は高い人気と支持をヲタから得ました。私もブログで絶賛記事を書きました。しかし、内容はと言えば、矛盾点も多々あり、展開もバタバタしている。ハッキリ言って「℃-uteの魅力に任せた仕上がりとも言えます。
 だけど「寝る子は℃-ute」は良かった。何故かと考えれば、℃-uteは℃-uteとして役柄が劇団員から独立していた事が挙げられます。ストーリーの中に於いて、子供は℃-uteしかいない。あとは大人組の劇団員。この明確な線引きをされたキャスト達が一緒にドタバタしてストーリーを演じ、一緒に夢についた考え、大団円を迎える。そのつくりは、℃-uteと愉快な仲間たちになっていた。
 それに対して、℃-ute舞台の劇二作目の「携帯小説家」。自分は結構好きな作品だったりしますが、公演当時は結構否定的な意見も目につきました。
 もっとも、否定意見は仕方がないとも思っていました。後半、クライマックスのところで、物語の中心人物である作家先生が携帯小説家である舞美に説教をするシーンがあるのです。そのシーンが舞美や他のメンバーはずっと聞き役。作家先生は携帯電話、ネット掲示板などデジタル社会の批判を長々と語ります。これはおそらく、演出家が劇に込めた「伝えたいテーマ」であったのでしょう。
 それならば、別にこの舞台に℃-uteが上がっている必要はない。アイドルの舞台なんだからアイドルが主役であるべき、演出家のメッセージなどというものは別な舞台でやってくれ。こういう感じの意見が多かったと思います。
 物心ついた時からインターネット社会に身をおき、携帯電話でネットが出来るという事が当たり前だと思いながら育ってきた世代である℃-ute達に、携帯電話は便利だけれど、便利な物にはリスクもつきまとうのだというメッセージを受け取ってもらう事自体は意味がない訳ではなく、自分はそこに℃-uteがいる事への意味と意義を感じていたのですが、観る人によってはそんなメッセージいらない。エンターテイメントに徹するべきと感じるのは、それはそれでわかります。それがアイドルというジャンルだからです。

 アイドル劇はアイドルの持つ可愛らしさを前面に押し出し、全編的に楽しくあるべきか?そこに協力劇団の色は必要ないのか?ハロプロ舞台が企画される度に考えています。
 自分が思う一番良い形は、モーニング娘。と宝塚関係者がコラボレートした「リボンの騎士」や「シンデレラ」みたいなパターン。モーニング娘。と他の役者さん達が一緒に混ざった配役。必然的にモーニング娘。にもそれなりの高いレベルが求められます。メンバーは大変だったとは思いますが、結果的には上手い融合を果たし、メンバーも成長した。案外にストーリーもすんなりと頭に入ってきた。
 そして、モーニング娘。のヲタ達が役者さん達にも感情移入してファンになり、演出家の方のファンにもなっていった。

Mystery of Life (Ribbon no Kishi the Musical)


 このように、アイドルがアイドルとしての立ち位置から逸脱しない範囲で、そのギリギリの所で「本当の舞台」を少しハロプロが出来る位置にまで下げて用意する。そういう舞台の方がハロプロ向きではないかと私は思います。
 少なくとも、ハロプロを応援している者達は日頃、メンバーの歌やダンスのパフォーマンスに惹かれている筈。ただ可愛い舞台、ただ楽しいだけの舞台ではない方が喜ばれるのではないだろうか?そう思っています。

 そう考えると、劇団が気を遣っているのが見え隠れするハロプロ舞台は、今後はどうあるべきなのか?ここらでもう一度考える時期が来ているように思います。
 Berryz工房にしても、そろそろ次のステップへと踏み出せる実力は付いてきたのではないだろうか?
 ℃-uteは今秋、ミュージカルに挑戦します。Berryz工房の舞台が評判いいらしいと聞く度、新たな次元へのステップを期待している私は、アイドル舞台であっても、ただ可愛いや、ただ楽しいだけでは満足出来ない考えです。

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梨沙子が一人で歌う日

2010-09-26 21:38:45 | ハロプロ(ベリ)

 たった30秒の動画から色んな妄想をしてみる事が出来る?変な意味の妄想じゃないよ。画面からそう囁いているような気がした。ソロデビュー。ここまで辿り着いたのは長かったのか?それとも、やはり遅かったのか?

エレガントガール 氷室衣舞(CV 菅谷梨沙子/Berryz工房) CM

 菅谷梨沙子名義というよりは役名としてのソロデビューだけれど、いよいよハロプロキッズの本丸こと菅谷梨沙子ちゃんが一人でシングルを発売する。発売日は10月13日。本音を言えば梨沙子がソロデビューする時は誕生日が希望だったけど、まあこのシングルはあくまでも「氷室衣舞」という事なのだろう。と言ってみる。


 五年前の9月25日、自分は今はなくなってしまった愛知厚生年金会館でBerryz工房を観ていた。初ツアー「スイッチオン」である。新幹線を使って、日帰りで観に行くというお誘いを受けて足を運んだ。帰りは普通車の指定席が売り切れでグリーン車に乗って帰ってくるという強行軍だった。新幹線には何度乗ったかわからないくらい乗っているけれど、グリーン車に乗ったのは今のところこの時だけだ。
 そこまでして観に行ったのは石村舞波ちゃんの歌やダンスの見納めであったからで、ラストとなる東京公演の相場を考えたらグリーン車代など安いものだった。
 一週間後に引退公演をする舞波の姿をたくさん見ておかなくてはと思いながら、同時に梨沙子の姿も追っていた。まだ当時は小学生であった梨沙子が、果たして最後までスタミナが持つのか?心配で仕方がない。
 梨沙子は頑張っていた。彼女は彼女なりに自分の役目を務め上げていた。同行者も梨沙子が好きでよく見ていたようだが、梨沙子のステージングを誉めていたと記憶。
 コンサートを少々危なっかしく思いながら見つめていたものの、梨沙子は紛れもなくBerryz工房のセンター的存在。その立場は売上においてプレッシャーもあったかもしれない。何しろ梨沙子はグループ内で最年少だ。日頃は他のメンバーに甘えているキャラ。

 しかし、最年少がセンターでいるという事へのプレッシャー。本人は案外マイペースだったのかもしれないし、あるいは笑顔の下では重圧に押し潰されそうになっていたかもしれない。どちらが事実かはわからないけれど、こうして梨沙子は今度は「ベリキューメンバー初のソロシングルデビュー」という称号を得た。梨沙子、ソロデビューに何を想う。アニメキャラの名義だから多少は楽か?いや、きっとワクワクしていると信じたい。プレッシャーではなくワクワク。そう、ソロの時は誰のためでもない、自分のために歌ってほしい。


 梨沙子は優しい子だ。今開催中(東京は今日まで)の舞台は毎回主役を演じるメンバーが違うという試みをしているのだけれど、関係者の話によると梨沙子は他のメンバーが主役の時に袖で観ながら泣いているのだそうだ。感受性の強い子なのだなと改めて想う。そして、自らが主役を演じる時は圧倒的な存在感を放つのだ。
 改めて想う。か弱きイメージな最年少キャラである可愛らしさと、センターを張る煌きの強い存在感の二つを備えた梨沙子は只者ではないのだ。

 数年後どうなっているのかを一番見たいハロメンは誰か?という問いに、自分は一貫して「菅谷梨沙子」と思ってきた。それは今も変わらない。なぜならば、30秒だけでいろんな妄想を出来るほどの、ミステリアスで奥の深い少女だからである。

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ジャンケンポンのヒロイン

2010-09-25 22:05:16 | アイドル etc

 ヲタA「このブログの管理人が俺達にAKB48のじゃんけん選抜について語れとか言ってきた」
 ヲタB「この前は中西里菜さんについて語らせてくれましたが、またAKBの話ですか」
 ヲタA「管理人はAKBの話題になると俺達に丸投げだな。架空対談は書くのが楽だから敢えてやらないとか言っていたくせに(笑)」
 ヲタB「架空対談?架空とか言っちゃダメです(苦笑)。まあ、とりあえず語りましょう」

ジャンケンポンのヒロイン‐うしろゆびさされ組 (作詞・秋元康 作曲・後藤次利)

 ヲタA「じゃんけん選抜って、要するにアレだな。話題作り。まあ、AKBはマスコミに売り込んで取り上げてもらう事が大事なグループだから、話題になれば何でもいいとは思うが」
 ヲタB「普段は脚光を浴びないメンバーにチャンスを与えるための企画でもありますね。確率的に言っても、選抜メンバーじゃない子が多く選ばれる可能性大で、実際そうなりました。人数が多いグループだからこそ出来る企画であり、人数が多いからこそやらなくてはいけない企画とも言えそうです。一人でも多くスポットライトを当てるためにです」
 ヲタA「後列メンバーにもチャンスをというのはわかるんだが、総選挙の時にCDを何十枚、何百枚と買って投票したコアヲタの気持ちは複雑じゃないのかな?たくさんお金使って投じた一票の積み重ねが、運任せのじゃんけんと同価値という事だぜ?」
 ヲタB「いやいや、じゃんけんも真剣にやると運任せとも言い切れないんですよ。相手の癖や表情を読んだり」
 ヲタA「まあ、ファンが楽しんだのならファンサービスとして成功で良いとは思うし、この企画のおかげで知名度が上がったメンバーは万歳だろうね」
 ヲタB「でも、気になった事があるんでしたよね?」

 (一位に輝いた内田眞由美さん)

 ヲタA「日本武道館にお客さんを入れてやったのは良いけれど、それを全国の映画館で生中継というやり方は良くないと思うよ。通常の映画よりも高い料金設定だったんだよ。タダ、つまりインターネットでやれと思うんだ」
 ヲタB「AKBは人気拡大を図るために十代にかなり特化した宣伝戦略をしてきましたが、そのAKBのメインターゲットである中高生に、スクリーンに映る中継を観るためにお金を払わせるのは確かにおかしいかなと思います。学生は安価にするとかならまだしも」
 ヲタA「ストリーミング放送でやれば良かったんだよ。映画館にメンバーが出てくる訳でもないのに(じゃんけんやってるから無理だが)、映画より高い金を払わせるのはボッタクリではないのか?帰りにそれなりのお土産がもれなく貰えたとかいうのならば良いとは思うが」

AKBじゃんけん選抜、センターは内田眞由美

 ヲタB「ハロプロはこういう企画は…やらないでしょうね?」
 ヲタA「やらないだろう。こういう企画はAKBみたくマスコミが結果を取り上げてくれる所がやるから意味があるのであって、ハロプロやアイドリング!!!がやっても内輪で盛り上がっているだけのプチ祭になってしまう」
 ヲタB「ただ、何かしらの策を講じて、日頃目立っていないメンバーにチャンスを与えてほしい気はします」
 ヲタA「ハロプロの場合、それはプロデューサーが決める事で、今回の曲はこういう感じだから○○をセンターにしようと、臨機応変にセンターを変えていけばいい話。じゃんけんでセンターを決めたらハロプロは実力主義を口に出来なくなる」
 ヲタB「でも、どのグループもずっとセンターが変わりばえしない事に対する不満はよく聞きます。じゃんけんでなくても良いからセンターをたまには変えてみてはどうかとは思います」
 ヲタA「確かにずっと後列なベリキューメンバーとか可哀想だとは思うが、アイドルは人気商売だから難しいと思うよ。ハロプロ以外の他のアイドルグループだって前列後列はハッキリ決まっている。それをファンに納得してもらうには総選挙しかない!とAKBは始めたんだろうね」
 ヲタB「ハロプロはハロプロのやり方で行くしかない訳ですが、テレビへの露出が決して多くない状況だけに、どこでメンバーをアピールするかが問題だと思うんです。最近はストリーミング放送を活用し始めましたね」

ジャンケンポンのヒロイン(弾き語り)

 ヲタA「一言でアイドルと言っても、ハロプロの得意とする分野と、AKBが得意とする分野は違う訳で、ハロプロも話題性を重視する路線で行く必要はない。ハロプロの良い部分をどうやったら不特定多数の人に見てもらうかを考えるのが大切だと思う」
 ヲタB「そこで本来ならば歌番組に出演なんですが、ゴールデンタイムの歌番組にはなかなか呼ばれない。ならばインターネットという訳ですね。最近はYouTubeやUSTREAMを上手く活用しています」
 ヲタA「先日の℃-uteコンサート生中継はとても良い企画だった。コンサートを動画配信してしまうと今後来場者が減るんじゃないかとか、コンサートDVDの売上が落ちるんじゃないかと言う意見もあるが、それは違うな。ステージ内容に自信があるからこそ流す価値がある。動画を見た人が興味を持って今後来場してくれたり、コンサートDVDを買ってくれたりするだろうという読みがある筈だ」
 ヲタB「種を撒いた訳ですね。観客動員数が頭打ちならば、その内容を知ってもらって興味を持ってもらう事は良い事ですね」

 ヲタA「AKBのじゃんけん選抜も、色んなメンバーを知ってもらって飽きさせないようにするために有効なイベントだったという事だな。これからのアイドルはアイデアを駆使して、ファンを飽きさせない事が大事という訳だな」
 ヲタB「結論としては、じゃんけん選抜はいくつか問題はあるが、色々と手を打っていくための手段の一つと考えれば有り。ただ、これをハロプロは参考にする必要はない。ハロプロも最近の取り組みはなかなか良いので、これを更に続けてほしい。大切なのはセールスポイントのアピールという事ですね」
 ヲタA「きれいにまとまったな。オチはないのかな?」
 ヲタB「オチよりも、今後もAKBネタは自分達が対談しなくてはいけないのかが気がかりなんですが(笑)」

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昔の公演を振り返ってみよう~2002/9/23横浜アリーナ モーニング娘。(タンポポ)~

2010-09-24 22:28:44 | ハロプロ(娘。)

 12月に横浜アリーナからモーニング娘。メンバーが三人卒業していきます。過去にもlこの会場で卒業した娘。メンは三人います。後藤真希さん、安倍なつみさん、飯田圭織さん。後藤真希さんが卒業した日の公演で起こったある「祭」の事は今でも忘れません。
 今、ハロプロでは毎ツアー毎に「サイリウム祭」が行なわれていると言っても過言ではありません。「誕生日」、「地元凱旋」、「ツアー最終日」。それらは確かに観客のテンションを高める要素ではありますが、その都度行なわれる「サイリウム祭」という名の作られた儀式はもはやただのイベントに過ぎません。慣れ過ぎてしまって、そこに感動などないのはヲタもメンバーも同じ。

 このブログをスタートさせた頃より過去に行なわれた公演を、改めて振り返りながら綴る企画。今回は2002年9月23日、横浜アリーナで開催されたモーニング娘。コンサートの話です。

 この日の公演は、モーニング娘。三期メンバーである後藤真希さんの卒業公演でもありました。後藤さんの17歳の誕生日であるこの日、華々しく彼女は卒業していく事になっています。会場は開演前から異様な雰囲気に包まれ、開演20分前くらいから早くも客席から「ごっちんコール」が起こり始めました。グループのエースメンバーが去っていくというモーニング娘。初の事態に、観客の誰もがそわそわしていたのでしょう。
 私はこの公演のチケットを取る事が出来ず、あるファンサイトの掲示板でチケットを余らせているという方を知り、その方から譲ってもらい観る事が出来ました。
 会場前に店を構えたアンオフィシャルグッズを売るテキ屋さんがこんな貼り紙を掲示しています。
「黄色サイリウムあります」
 これが何を意味するのか? このコンサートが行なわれる二ヶ月ほど前、事務所からハロプロユニットの再編が発表されました。タンポポ、プッチモニ、ミニモニ。とモーニング娘。が関わるユニットはすべてメンバーチェンジが行なわれました。その中でもタンポポのメンバーチェンジには多数の反対意見がヲタ内で飛び交いました。
 タンポポは売上ではプッチモニに負けていたけれど、娘。ヲタの思い入れ度では上回っていました。みんなの愛着が詰まっているタンポポ。しかし、メンバーチェンジは予定通り行われてしまいます。現在のメンバーが立つ最後のステージは、後藤真希卒業コンサートと決まりました。

 しかし、現タンポポ最後のステージと言っても特別な事が行なわれる気配はありません。
 そんな時、事務所は何もしないなら観客の手で何かをしたいという意見がネットの掲示板に書き込まれました。会場をタンポポ畑で埋めつくしたい。そんな思いがヲタを駆り立てた。ネットを見ないで来場した人のために配布用にと、問屋から高輝度サイリウムを箱単位で買ってくる優しき人も現れ、あとはこの盛り上がりの中、当日を迎えるだけとなった。
 都内の東急ハンズなどで、黄色サイリウムが品切れ続出となっているという情報も入ってきた。

 コンサートの中盤、ステージには黄色い衣装に身を包んだタンポポの四人が現れました。その瞬間、センター席、アリーナ席からたくさんの明るい光を放つ高輝度サイリウムが輝き始めました。すべて黄色です。スタンド席もかなり多くの人が用意していました。勿論、自分も黄色サイリウムを光らせます。
 会場が黄色に染まっていきます。ビックリして言葉を失うメンバーの目には涙。口コミだけで広がっていった「タンポポ祭」はこうして大成功を収めるのでした。

乙女 パスタに感動~王子様と雪の夜(タンポポ)

 ハロプロで初めて、いや世界で初めて(?)のサイリウム祭である「タンポポ祭」がその後のサイリウム祭と大きく異なるのは、この祭が「贈る」ためのイベントではなく、そこに「抗議」の気持ちが入っていた事でしょう。モーニング娘。を応援している全国の50万~100万人近いファン(当時の売上にプラスαして概算)の気持ちを無視した事務所のユニット再編に対する、「自分達は納得していないのだ。これくらい今のタンポポを愛しているのだ」という気持ちが込めてあるサイリウム祭だったのです。

 時は流れて、その後たくさんのサイリウム祭が行なわれてきました。メンバーの卒業であったり、引退をしていくメンバーを贈るサイリウム祭は印象に残りますが、それ以外のものはハッキリ言ってしまえば一過性のものであり、一部の人間の自己満足でしかないと考えています。
 たとえ懐古主義者と言われようが、あの日横浜アリーナに咲いたタンポポ祭のようなサイリウム祭はそうあるものではなく、ツアーの中で記念日の祭として行なわれているサイリウム祭とはまったく別物であると考えます。感動は押し付けて得られるものではないのです。

<タンポポ祭についての矢口真里さんの当時のラジオの発言(簡単な解説付き)>
http://www.geocities.co.jp/PowderRoom/7161/tanpopo.htm

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℃-ute~ダンススペシャル!!「超占イト!!」~ 9/19夜公演レポート 後編

2010-09-23 19:21:23 | ライブ!2010

   
 ~℃-uteコンサートレポート後編です~

 持ち歌が増えてからはコンサートツアーでカバーをする機会が減っていた℃-uteが久しぶりにカバーに挑戦。こういう企画はアルバム発売直後のツアーではやりにくいだけに、秋ツアーならではの好企画。歌った歌は以下の通り。

黄色いお空でBOOM BOOM BOOM - 宇宙でLa Ta Ta - 青春のカスタード - SHALL WE LOVE?  - CRAZY ABOUT YOU - GET UP!ラッパー

 数人ずつで組んで歌う曲もあり、ダンスだけでなくボーカル面での成長を強く感じました。聴いていてヒヤヒヤするメンバーがいないアイドルグループって他にはなかなかないですよね。選曲も、おそらくダンス映えを重視して選ばれたのだろうけれど、意外性の高い曲ばかりでGoodです。

 続いて「SHOCK!」を歌ったあとメンバーは衣装チェンジで下がります。そういえば衣装に関する記述がないなあと思われた方、実は一階後ろの席だったので細部がわからず、しかも衣装に関しての記憶が飛んでしまいました。お詫び申し上げます。このあと、イメージカラーの衣装があった事は憶えていますが。

 衣装チェンジの間、スクリーンには静止画ムービーが流れます。℃-uteがコンサート用にオリジナルムービーを作るのは珍しい。「特命部隊ナイト」というムービー。各キャラクターは春ツアーで一瞬だけやっていたキャラクター。今後も続くのかな?ちなみに、ムービーは四種類あるそうです。DVDは全部収録されますよねゼティマさん。

 メンバー現れて、「まっさらブルージーンズ 」「立ち上がれ 乙女達」「FOREVER LOVE」と三連続で披露。まっさらを中盤で使うのは新しい使い方で、中だるみ防止にもなると思いますが、個人的には「FOREVER LOVE」が目も覚める一撃でした。相変わらずカッコイイ。もう少し気の利いた言葉を書きたいですが、カッコイイとしか良いようがない。直線的なカッコ良さがある。メンバー全員が手足を置くラインを意識しているからではないかと思うのです。

 ここで一旦トークタイム。「」という、このツアーと連動して行なっているセレンドとの連動企画。担当は、おみくじコーナーに出演しなかった三人なので、この回は舞美千聖マイマイ。
 進行を舞美が行い、カメラはマイマイ。セレンドへのつぶやきは岡井ちゃんが行なう事になりました。
 岡井ちゃんの予言がつぶやかれました。「お客さんが、ふーで倒れる」
 岡井ちゃん「皆さんを座間まで飛ばしますよ」

 会場から笑いが起きる。座間ではモーニング娘。がコンサートを行なっているのです。岡井ちゃんがポーズを決めて「ふー」と客席に向かい吹くと、自分も含めて観客のほとんどは「やられた~」という感じで倒れました(笑)。ヲタのアドリブ力凄い。続いて今度は池袋に飛ばすと宣言して、また皆さん倒れていきます(笑)。池袋ではBerryz工房が舞台をやっております。

 続いてはおみくじコーナーメンバー二人が歌う「One's LIFE」。元々は梅さん千聖マイマイが歌う曲で、ラップ担当はうめちさでしたが、この回のラップ担当はなっきぃ。そこに歌担当の愛理が絡みます。このラッパーなっきぃがとても良いカンジ。以前のなっきぃは歌に不安がありました。声の伸び、発声などに安定感がなかった。
 しかし、この日なっきぃが聴かせてくれたラップには不安定さはなく、正直「これ、なっきぃ?すごい成長したなあ」と驚いたわけです。実際なっきぃのボーカルから不安定な感じは消え、声も伸びるようになった。ちゃんと陰で努力を重ねてきたに違いありません。

 続いて三人も合流して「めぐる恋の季節」「大きな愛でもてなして」とシングル曲を連続。大もてのサビでのフリコピ率は相変わらず高い。覚えやすい振り付けなのが理由だと思うけれど、難しいダンスをこなす℃-uteも良いですが、こういう風にシンプルな振り付けを可愛く踊る℃-uteも良いですね。

 いい感じに会場が一つになってきた。そうなると次はもっと一つになる曲。「青春ソング」
 今ツアーから「」はサビでタオルを回す趣向になりました。持参の中島早貴マフラータオルを回す回す。ああ涼しい(笑)。そしてサビは客席合唱。この曲、最近のハロプロソングでは、高まる度はトップクラスではないでしょうか。

 ラストスパートに向けてトークがあり、「キャンパスライフ~生まれて来てよかった~」「夏DOKI リップスティック 」。「夏DOKI リップスティック 」は本来は舞美ソロ曲だけれど、今ツアーでは全員で歌う。激しく踊る舞美に負けじとみんな激しい。五人で歌う「夏DOKI リップスティック 」の激しさは今ツアーの見所の一つと言えそうです。

 ℃-uteコールに包まれてアンコールへ。一曲目は「JUMP」。少し明るくなった客電の下、観客もメンバーに負けじと跳ぶ。
 アンコールありがとうの挨拶では、オープニング挨拶と同様にコマネチ大会になって、明るく締め。ラスト二曲へ突入。

 「忘れたくない夏」の大サビでの岡井ちゃんの勇ましい歌声は健在。この曲を聴いていると、当時の℃-uteを思い出してちょっぴりセンチメンタルになる。脳裏には梅さんや栞菜の姿も浮かんでくるし、二年前の夏に周りを恐怖に陥れた雨女舞美との雨の思い出、いや台風やゲリラ豪雨の思い出が思い出されるのです。
 ラストは「通学ベクトル」を全員。客電が更に明るくなり、愛理のハンドクラップに合わせてメンバー四人も観客もみんなでハンドクラップ。この盛り上がり曲を全員で歌うというのも、これもまた今ツアーの見所のひとつと言えそうです。ラストを敢えてダンスナンバーにしなかった事もセンスを感じます。

 こうして、「ダンススペシャル」なコンサートは終わりました。いつもと同じように最後に一人、客席に向かって深々と頭を下げていく矢島舞美リーダーの姿を見ながら、「また観たい」という思いを強くするのでした。金欠でチケットはもう取っていないけれど、このカッコよさにもっと触れたい。そう思える今回の℃-uteコンサートなのです。

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℃-ute~ダンススペシャル!!「超占イト!!」~ 9/19夜公演レポート 前編

2010-09-22 22:22:29 | ライブ!2010
           
 ~前回の記事からの続き~ (曲名にリンクが貼ってあるものは、その曲の動画のリンクです)

 歓声に包まれてコンサートは始まりました。会場は東京渋谷C.C.Lemonホール。一曲目は「Danceでバコーン!」。自分は初めて生で観たけれど、観客の掛け声が揃っていて、しかも大音量。最近のハロプロ現場はヲタのコールの声量が落ちてきたように感じていたけれど、℃-uteコンサートではそんな事はないのでした。Bメロのエアギターも振り真似しながら叫ぶ。
 一番を見てなんとなくノリが掴めたので、二番からはコールや合いの手に参加。
 「楽しい(笑)楽しすぎる」
 やはり「Danceでバコーン!」はライブを観てこその曲だったのでした。最近のハロプロ曲ではスマイレージの「スキちゃん」と並ぶ「現場で楽しいナンバー」ではないでしょうか? 前にブログで「「Danceでバコーン!」を叩いていた事は少しだけ忘れてください(苦笑)。

 続いては「ディスコクイーン」。コンサートで歌うのは久しぶり。オリジナルとは違い全員で歌うのだけれど、歌い出しの前にソロダンスを順番に披露。同時にスクリーンでメンバー紹介が映し出される。メンバー紹介映像の演出としては新しい手法。カッコ良くてマル。「ディスコクイーン」も大好きな曲だから二重マル。全員で歌ってはいるけれど、Bメロはやっぱりマイマイ。マイマイコールのPPPHがこだまする。

 もう既に観客は暖まってきた。準備万端。アーユーレディ?いつも通り大音量で叫ぶヲタ達。現在の女性アイドルソングの中で客席をヒートアップさせる曲ベスト3を選んだら、間違いなく入ってくるであろう「都会っ子 純情」。三曲目に歌うのは反則にも程がある(笑)。

 メンバー挨拶。想像つく通り、リーダーは既に大汗全開。挨拶での占いコーナー、今回の占い担当のマイマイが「全員がコンサート中にビートたけしのモノマネをする」と回答して、 テンション上げ上げの気持ちを「コマネチ!」で表現、流れで全員「コマネチ!」。舞美やなっきぃが照れくさそうにやっっていたのが萌え。暑いし、萌えだし、始まったばかりで色々大変です(苦笑)。

 「これ以上 嫌われたくないの」「Bye Bye Bye!」とややミディアムテンポなビートの曲が続きます。「Bye Bye Bye!」は昨年春ツアーで梅さんを見ながらフリコピしていた思い出があるから、観る度いつも梅さんを思い出す。しなやかなダンスが似合う曲。

 続いては、コンサートでは久しぶりな「即 抱きしめて」。この曲ではやっぱり「めぐぅ」を思い出さずにはいられない。体を思いきり反らしながら踊っていためぐが懐かしく、切ない気持ちになりかけたところに、舞美の「当たったら痛そうな」ハイキックを観て目が覚め、懐古タイムは終了。

 続いては、なっきぃと愛理による「おみくじトーク」。
 まずは愛理。お題は「ぶっちゃけスマイレージをどう思う?」
愛理「スマイレージの三人が私と同い年なんですが、周りからそう見られないのが悲しい」
 愛理とあやちょ、ゆうかりん、かにょんは同い年。確かに今年デビューのフレッシュ組と比べると愛理はお姉さんに見えます。それが愛理には不満だそうで、「私も負けないくらいピチピチで頑張ります」と宣言。客席は大拍手だったけれど、なっきぃの判定は「中吉」。間髪を入れず客席から「エ~~?」と抗議の叫びが(笑)。なっきぃ困った笑顔を見せながら、「しょうがないなっ。じゃ大吉にしますよっ」と判定変更。客席は大拍手。困ったような苦笑いを浮かべる中島早貴さんかわいい(爆)。
 次のお題は「メンバーのさりげない優しさは?」。なっきぃがこれは是非言っておきたいと力を込めて喋り始めました。
 なっきぃ「みんな舞ちゃんはツッコミの人だと思っているけど、本当はとても優しいんだよ。早貴がゴロゴロ(キャリングケース)を転がしていると持ってくれるの」
 さすがマイマイ姐さん。さすがツンデレ師匠。そういう優しさをみんなが知らないところでさりげなく見せる姿がカッコイイと思います。
 最後は愛理が「悪魔に何つぶやかれましたか? 」というお題でトーク。
 愛理「朝、すごく起きれない時あるじゃないですか?ああいう時は肩のところに悪魔がいて、ささやいているんですよ」
 観客は、あるあるという反応と、エ~~?な反応が混ざっていましたが、判定は大吉でした。なっきぃ空気を読んだ?(笑)。

 おみくじトークのコンビは毎回変わるそうで、続いて歌う「The Party!」を歌うメンバーは、その回のおみくじトークに参加していない三人。今回は舞美、千聖、マイマイ。次の「ほめられ伸び子のテーマ曲」で再び全員になり、「皆さん、一緒に踊ってください!」とメンバーが煽ります。ダンスがテーマな今回のツアー。ステージはもちろん、客席もダンスを楽しむライブという訳です。

 だいぶ熱くなってきた会場を、今度はハロプロダンスソングによるメドレーが包む。 ~次回、後編に続く~
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℃-uteの今のありのままを観に行こう

2010-09-21 22:23:45 | ハロプロ(℃)


 週末はハロプロ祭みたいな状況が東京神奈川埼玉で展開されていました。池袋ではBerryz工房の舞台が始まり、神奈川県座間ではモーニング娘。のツアーがスタートして、真野ちゃんは池袋と埼玉県三郷でイベント。そして、℃-uteが渋谷でコンサート2DAYS。

 9/19 日曜日。午後に神宮外苑で行われていたアイドリング!!!(メンバー全員ではない)イベントを観たあと、渋谷に向かい会場に着くと、大勢の℃-uteヲタで賑わっていました。℃-ute現場の特徴である幅広い年齢層、メンバーと同年代の女の子が結構いる図式は健在。ソロTを着用している子も多い。
 私はそんな風景を眺めて安心しながら、日が暮れ始めた渋谷の片隅に集う℃-uteヲタ達の群れに同化していくのでした。

 ネットで見かけた話。友人に誘われて今回の℃-uteコンサートに足を運んだAKBファンの女の子が、℃-uteのパフォーマンス力の高さに驚いたそうです。
 最近ふと思います。これからのアイドルは何かしら「これだ!」というセールスポイントがある子が人気者になっていくと。


 前日、正確に言えば日付は日曜日になっていたけれど、NHKの「ケータイ大喜利」にアイドリング!!!メンバーの18歳以上メンバー(18歳未満は24時開始の生放送には出演出来ない)から選ばれた五人と、番組アイドリング!!!の司会バカリズムが出演していました。番組自体は森田凉花さんが少し目立っただけで淡々と進行していきます。
 そこに先日二十歳になったばかりのアイドリング!!!16号菊地亜美さんが電話で出演、用意した10文字作文のネタを披露します。
 「しのびよるAV業界。」
 スタジオは苦笑に包まれ、どう対処していいか微妙な空気になりましたが、この日の視聴者からのネタより誰よりも、このネタが面白かったのでした。笑っては申し訳ないと思いつつ笑ってしまうのは、私が秋葉原寄りではなくお台場寄りだからでしょうか。

 私はインパクトってなんだろう?と考えていました。ハロプロはテレビに出る機会が少ない。でも、どのメンバーもまったく出ていない訳ではない。レギュラー番組以外の番組に出る事も時々あります。その時に自分の得意技でどれだけのインパクトを残せるのか。当たり前の話かもしれません。
 でも、その当たり前が大事だなと改めて思うのは、姿が見えない電話出演ながら自分の得意技は「喋り」であると認識し、電話でも自分は出せると臨み、結果としてインパクトを残した菊地さんのように、ハロプロも僅かなチャンスでも何かしら伝えていく意識が大事なのです。

 この日の℃-uteコンサート昼公演は、なんとUSTREAMで生放送されました。DVD収録予定公演でありながら、固定カメラによる定点映像ではあるけれど放送したサービスの良さ。そして、観られなかった人のために翌日夜に再放送をする気配り。
 地方在住だったり、時間的な都合、金銭的な都合でコンサートを観られない人のために、ネットでライブ映像を流してみては?と以前から思っていた自分は、このブログにもその提案を書いてきました。それが遂に実現した。DVD売上に影響があるのではと心配するより、℃-uteのパフォーマンスを知ってもらうメリット。℃-uteコンサートの魅力を知ってもらうためのメリットの方が大きい。℃-uteの得意技を惜しげもなくネットで披露した訳ですから。


 チケットを見せ、グッズパンフレットを貰い場内へ。客席に着くと昔のダンスミュージックがBGMで流れていました。「ダンススペシャル」とツアータイトルに付いている事に対しての決意表明にも思え、気分が高揚してきます。
 開演時間が迫り、BGMの音量が大きくなってくる。なっきぃのイメージカラーの青サイリウムを右手に持ち立ち上がると、RUBETTESの「SUGAR BABY LOVE」が流れてきました。この曲をカバーしてデビューしたのが、ハロプロの事務所のプロデュースするアイドルグループの草分け的存在であるWINK。これは事務所による「原点回帰」へのメッセージと受けとればいいのか?

Sugar Baby Love THE RUBETTES

Sugar Baby LoveWINK

 更に気分が盛り上がってきた頃、ステージが暗転してメンバーが現れた。

 ~次回 コンサートレポートに続く~

コメント (5)
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真野恵里菜「元気者で行こう!」発売記念イベントin池袋東武に行って来た

2010-09-20 17:48:56 | ライブ!2010

 9月18日土曜日。池袋東武百貨店屋上で行われた真野恵里菜ちゃんの新曲「元気者で行こう!」のイベントに行って来ました。
 通常盤ジャケット

 11:00くらいに池袋到着。東武百貨店のエスカレーター&エレベーターの場所がよくわからず、少し迷いながらエレベーターに辿り着いたら、今度は会場の8Fに停まらないエレベーター(笑)。10Fから下り屋上広場へ。「屋上」より上の階があるとは想定外でした。

 子供向けの乗り物や軽食コーナーなどがある昔ながらの、これぞ「デパート」な風景な屋上広場は、既にマノフレンズで賑わっています。観覧スペースはもう人多すぎでステージから20mくらい後ろになりそう。これだけたくさんの人がいるという事はもしかして、池袋サンシャイン劇場でこの日が舞台初日のBerryz工房のヲタ、渋谷でコンサートがある℃-uteヲタ、神奈川県座間でコンサートツアー初日なモーニング娘。ヲタも若干いそうな予感(苦笑)。

(開始時にはもっと人が増えました)

 握手をするためにCD購買列に並ぶと真野ちゃんがリハーサルを始めています。売場がステージ横だったので間近で見られてラッキーです。デニムのショートパンツから伸びる真野ちゃんの逞しい脚を堪能。いや、真野ちゃんの素敵な笑顔を堪能。エッグの皆さんも笑顔です。今日のバックを務めるエッグメンバーは、吉川友ちゃん、佐保明梨ちゃん、竹内朱莉ちゃん、佐藤綾乃ちゃん。
 無事にCD(通常盤)を購入後、どこでイベントを観るか検討。前述した通り、観覧スペースは既にマノフレンズと真野ちゃんを好きな他グループヲタで埋め尽くされています。盛況は喜ばしいけれど、ヲタの頭を観に来た訳ではないので(苦笑)、広場を見下ろす階上スペースに移動。まるでイベント観覧用に作ったのではないか?などと思いたくなるようなバルコニーがあるのです。

 マネティ(真野ちゃんのマネージャーさん)が撮影したイベント画像集。
http://plixi.com/4282793
 この日のリハーサルおよび本番時の衣装などの写真です。

 12:00。ステージにスタッフが現れて注意事項の説明があったあと、真野ちゃんとエッグ登場。500人以上は居ると思われる観客から大歓声が上がり、一曲目「元気者で行こう!」ショートバージョン。
 ラジオで音源公開され、それを聴き始めた頃はどこか違和感を感じ、このブログでも「今、真野恵里菜が歌うべき路線なのか?」と疑問を書きました。しかし、その後堤幸彦監督の作る映像と、その映像の中でイキイキと弾けている真野ちゃんを見たら、「明るい真野ちゃんを見るのは元気が出るなあ」と、まさにタイトル通りに励まされたような気分になり印象がポジティブな方に変わったのでした。
 生で観るこの歌の印象も同じ。階上スペースから少し離れた真野ちゃんを観ている筈が、すぐ目の前で「元気に行こうよ」と励まされているみたいな気分になる。やはり真野ちゃんは「THEアイドル」。みんなに元気を届ける素敵な存在。

 曲が終わり挨拶のあと、真野ちゃんソロトークへ。
 トークまとめ
・ハロプロコンサートや舞台はあったがソロイベントは「お願いだから」以来で久しぶりだからなんか恥ずかしい(照笑い)。
・衣装はいつもは白が多いけれど今回はピンクで、ジャケットの背中にはキティちゃんの絵が入っている。

 真野ちゃんが今回の曲、最初驚きました?とヲタへ振ります。あちこちから手が挙がっていましたから、やはり皆さん驚いていたという事ですね。真野ちゃんが、曲も掛け声が入っていてと言いながら、「元気出して出せば出るんだ」とその部分を歌うと、寸分の狂いもなく客席から「わっしょい!」とかけ声が飛び、真野ちゃんも大喜び。「今日はジャンプ禁止ですが声を出すのは大丈夫なんで盛り上がって行きましょう!」と煽って二曲目「お願いだから」へ。
 バックには四人全員ではなく、佐保ちゃんとあやのん。あやのんは「お願いだから」イベントにも参加していましたが、瞳が力強く印象に残る顔立ち。佐保ちゃんもキビキビとしたパフォーマンスを見せる人ですから、個性としての輪郭がくっきりした二人が後ろで踊る事はメインボーカルも負けられなくなる。
 真野ちゃんはこの曲のサビが高くて辛そうに歌う印象がありましたが、若干声が震える箇所があったものの新曲当時より歌いこなせていました。努力の人真野恵里菜。着実に進化しております。

 このあと再び真野ちゃんソロトーク。
 まだまだ夏!みたいな青空と気温。真野ちゃんが空を見上げて、「今日は暑いから水分補給をしっかりしてくださいね」と観客を気遣います。
 真野ちゃんと言えば「雨女」というのが定説で、イベントはよく雨に降られていましたが、この日の快晴が嬉しい真野ちゃんは、「今年に入ってから(私のイベントは)ずっと晴れていませんか?」と喜んでいます。八月の明治座の舞台も、19日間の公演で一度も降られなかったそうです。まあ、明治座は野外ではないんですけどね(爆)。

(この日の青空)

 ラストは再び「元気者で行こう!」です。暑いけれど野外はこれが楽しいと、この日語っていた真野ちゃん。暑さなど関係なく元気に踊る歌う。エッグメンバーも踊る。なんて爽やかな子達なんだ!自分は心の中で叫ぶ。そして、その心の叫びは真野ちゃんイベントでいつも思う事。きっと、真野ちゃんもエッグメンバーも歌やダンスが大好きで、それを大勢の人達に観てもらえる事が楽しくて仕方がないのだろうなと思うのです。ありきたりな言い方だけれど、やっぱりアイドルは楽しいのが一番。改めてそう思いながらも、観ているこちらまでが元気者になっていくのでした。

 12:25にステージは終了。メンバー休憩と準備タイムを挟んで握手会。握手は右から、あやのん、きっか、佐保ちゃん、タケちゃん、そして真野ちゃんという順番です。
 エッグメンバーとは二往復くらいのスピード。みんな丁寧な握手です。特にきっかが凄い。一人一人に腰をかがめて握手。「最近ますます綺麗になりましたね」と声をかけたら謙遜していましたが、実際とてもいい感じで美人さんになりました。
 きっかだけでなく、あやのんの力強く綺麗な瞳の笑顔、佐保ちゃんの相変わらず握力があり明るい笑顔な握手、タケちゃんの無邪気でタレ目な笑顔。みんな笑顔が輝いています。
 そんなエッグメンバーに劣らず真野ちゃんも笑顔いっぱい。いつものイベントに比べると若干遅めなスピードで二往復握手。「暑いけど、このあとも頑張って」と励ましたあと、真野ちゃんから手を振ってきました。これをみんなに行なっている真野ちゃんのプロ根性。そんな真野ちゃんは、夏みたいな明るい秋晴れの空の下、強いアイドルオーラで輝いていたのは、決して誇張ではなく事実なのです。

コメント (2)
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