フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

アイドルファンビギナーズ

2010-10-30 23:02:16 | アイドル etc
 AKB48の新曲「Beginner」が自己最高ペースで売れているそうで、その内情にはいくつかの特典や申込権利やら色々な付属物が売上を後押ししているのは確かなのだけれど、もはや売上枚数から言えば、ファンの数が多いから売れるという当然の理由で売れている事は確かです。このまま行くと、オリコン年間シングルチャートの1位と2位はAKBになりそうです。
 今の世の中、音楽を楽しむためのツールが変化の時期に当たっていて、CDというものが主役の存在から少しずつ下り始めています。音楽というものに執着する人が減り、音楽好き=若者みたいな今までも存在していた図式が、より顕著になって来ている事を感じます。
 先日、その年間シングルチャートの現時点のランキングを見たところ、上位はAKBと嵐。ベスト10で見てもAKBとジャニーズばかり。改めてCDシングルという商品が過渡期にある事を思い知らされました。日頃のチャートを見てもアイドルとアニソンばかりなのは確かです。

AKB48 Beginner

 (個人的には今ひとつな印象です。特に歌詞がちょっとなあ。)

 今、「アイドル戦国時代」とマスコミが呼んで、女性アイドルというジャンルが群雄割拠でさぞ盛り上がっているかのような表現をしていますが、実際のところはAKBの一人勝ち状態になっていて、しかもそのAKBがテレビから雑誌まで登場しまくる結果、グラビアアイドルが場を奪われ今やグラビアアイドルというジャンルが一足早く冬の時代に突入した感があります。
 AKBを入口として女性アイドルというジャンルに飛び込んできたファン達はどうなのでしょうか?他のアイドルにも興味が沸いてきているのでしょうか? その気配は、ライト寄りであればあるほど感じられない。つまり、AKBにしか興味ありません(身内であるSKEにも興味がないように思える)という感じに見えます。しかし、一歩マニアック寄りに踏み出している中高大学生も当然いて、まあそういう方々は幼少期にモーニング娘。の影響を受けているのかもしれませんが、とにかくAKBだけに留まらずハロプロやアイドリング!!!やももいろクローバーなど他のアイドル達にも注目をし始めています。各現場に学生年代のファンが今年増えました。

モーニング娘。OPV  女と男のララバイゲーム

 (個人的には亀ちゃんが最後の部分でソロとってるのは嬉しい。作りは面白いけれど、売れる曲調かと言うと違いますねえ。)

 アイドル戦国時代は人気という面で見れば実態を持たない言葉ですが、アイドルのバラエティさという部分に於いては、なかなか面白い人材が充実している現在を上手く表した言葉だと思っています。この10年くらいで見ても、今は面白いアイドルの多い時代だと思うのですが、そこに気がついている人はAKB以外のアイドルもそれなりに楽しんでいる。もっとも、AKBファンの総数から見ればそういう人達は多数派ではないのも事実です。
 ブームというのはいつか急激に失速していきます。モーニング娘。も松浦亜弥もそうでした。AKBがいつかそうなった時、そこに何が残るのか?女性アイドルというジャンルに何を残すのか? AKBファンからは、今からそんな心配をするなと言われそうだし、確かにそう思いますが、アイドルに於ける売り方を変え、ファン気質も変えてきたAKBが作ったブームが去ったあとの女性アイドル界には果たして何が残されるのでしょうか?

アイドリング!!! 14th single 「eve」

 (今日オンエアされたCSでの四周年SPで披露されましたが、今回はソロの比重が増え、外岡横山遠藤の曲という作りにしたのは大正解だと思います。既にかなり気にいっています。)

 先日、某掲示板におニャン子クラブが女性アイドル冬の時代を作ってしまった事と同じような事を秋元康は繰り返すのか?という内容を語るスレッドがありました。おニャン子クラブは可愛い子だけを集めるのではなく、学校のクラスをイメージしたような構成にするために色んなタイプの子を加入させた。それまでのアイドルはオーディションから選ばれたあと、レッスンなどを積んでデビューに至るという、まさに「選ばれた人」でした。そのスタイルとは違うやり方で成功を収めたおニャン子クラブ。
 しかし、(それほどの芸を持たない)普通の子でもアイドルになれるという前例を作ってしまった事が、アイドルという存在から特別性を奪い、人々の熱を冷まさせてしまった。スレッドで語られていたアイドルの歴史は現在にも当てはまりそうな、まさに予言書を読んでいるような(苦笑)、そんな赴きがありました。
 おニャン子クラブは24年前の1986年。一年52週のうち36週も1位に輝いたというデータもスレッドに貼られていました。音楽を楽しむツールがレコードからCDへと変化していった過渡期、邦楽全体の売上が下がっていた時代のあだ花のように、パッと咲きパッと散り、その後の女性アイドル界を枯れ葉の森にしていった存在。

ももいろクローバー ピンキージョーンズ

 (ちょっとフツーなテイストになった印象。売り出し勝負をかける曲としては弱いかなあ。)

 AKBが売れ、ファン層が広がっていく事は女性アイドル界にとっては良い事。ハロプロもその勢いに便乗すべきと今まで思ってきましたが、具体的な策略が無ければそれは難しい。そして、AKBが売れれば売れるほど更に難しくなっていく。それでも、何割かの「他のアイドルにも興味が出てきた」という少数派を掴むため、AKB以外のアイドル達はしのぎを削る。アイドルファンビギナーがビギナーのままこの世界からいつか去っていく可能性が高いならば、ビギナーを育てる努力はAKBに任せっきりではなく、他のアイドルも行なっていくのが良いと思うのです。
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抽選でしかもランダムで行なうサイン会

2010-10-29 22:29:26 | ハロプロ(ベリ)
 来月発売されるBerryz工房のシングルが通販サイトのキャラアニでも発売される事が発表されました。キャラアニはAKB48やアイドリング!!!が個別握手会参加券付きCDの販売などに使用しているサイトで、ハロプロも先頃スマイレージが個別握手会参加券付きCDの販売を行なっています。それだけなら、へーっBerryz工房も個別握手会やるのかな?という程度で済んだのですが、事態はそんな簡単な話ではないようです。

・場所:東京都内某所
・日時:2010年12月4日(土)
(1)12:00 (2)13:00 (3)14:00 (4)15:00 (5)16:00 (6)17:00 (7)18:00
※各回の出演メンバーは当日お楽しみに!

【サイン会 エントリー方法】
・11月1日夕方~11月10日(水 )24:00までに、キャラアニ.com (
http://www.chara-ani.com/fair.aspx?id=82)にて
シングル「シャイニング パワー」(通常盤:PKCP-5171)をご購入の方に抽選で「サイン会参加券」を差し上げます。
・サイン会参加券の発送をもって、当選発表にかえさせていただきます。
・当選者にはCDとサイン会参加券を同梱し、発送させていただきます。(落選の方には、CDのみの発送となります。)
【サイン会 概要】
・当選者の方は、ご購入いただきましたシングルCD「シャイニング パワー」(通常盤:PKCP-5171)を必ずお持ちください。
・当日各回の10分前に券に記載の指定場所にご集合下さい。券記載の整理番号順にお並び頂き、ご入場いただきます。
・集合時間に遅れますとサイン会にはご参加いただけませんので、予めご了承ください。
・メンバー1名よりCD盤面に直接サインを入れさせていただきます。
・サイン箇所の指定、お名前、日付などをお入れすることは出来ません。
・「シャイニング パワー」(通常盤)CDをお忘れの場合、サイン会にはご参加いただけません。
・「シャイニング パワー」(通常盤)CD以外の物にサインをお入れすることも出来ませんのでご注意ください。
・本イベントは握手会ではございません。


 正直に言って呆れています。今日はAKBとアイドルの未来についての話を書くつもりでしたが、もう黙っていられない気分なのでベリの話を書きます。

 私は以前から、ハロプロは本気でファンを増やしたいのなら握手会を抽選にするのは止めるべき。人数に限りがない握手会はメンバーに負担が掛かるから行いたくないのであるなら、新曲イベントはミニライブとトークショーにして抽選はしないでCD買えば観られるようにするのが良いと書いてきました。他のアイドルで握手会参加権を抽選によって与えている所はありません。今一番人気がある女性アイドルであり、ハロプロより遥かにファンの数が多いAKBでさえ握手会参加券が付いたCDを買えば握手会に参加出来る。先日、その握手会を行なった東京競馬場には何万(三万人という噂を聞きました)もの人が集まったくらいです。
 一人でも多くのファンを増やすのなら、まずは見てもらうという事が大切。AKBやアイドリング!!!みたくライブに学割料金もなく、握手会もCD一枚では観られる保証はないハロプロ。それでも、℃-uteやモーニング娘。は女性限定イベントを実施して、女性ファンならばCD一枚で観られる確率は高い。
 しかし、Berryz工房は今に至るまで女性限定イベントは行わず、じわじわと増えてきている女性のBerryz工房ファンへのサービスが後手に回っています。それだけでも問題だったのに、せっかく開催されるサイン会を抽選。しかも、どの会に誰が出るか当日までわからないというランダム方式。こんなやり方が喜ばれると本気で思っているのかと、Berryz工房担当スタッフに聞きたい。もしかすると、上層部やレコード会社からの強い要望で担当スタッフは断れない状況だったのかもしれませんが、やはり責任は担当スタッフ達にあると考えます。

 この開催方法って誰も得をしない。強いて言えば、売上が上がればレコード会社や事務所が潤う訳だけれど、むしろ売上アップには逆効果だと思います。当てるために大人買いしても誰の回になるかわからない。そんなリスキーなものにお金をたくさん費やす人は限られています。そして、自分の大ファンかどうかもわからないファン相手にサインを書くメンバーだって不憫。
 参考までに書きますが、AKBがキャラアニを使用してサイン会参加券付きCDを販売した時は、まずは申し込み→当選者に通知が送られてその時点で入金してもらう。落選者は買わなくてもよい。そういう流れだったそうです(物がアルバムだった事もあるとは思いますが)。Berryz工房みたく、落選者は参加券無しのCDが送られてくるなんて「ハズレ」は無し。しかも、このベリのキャラアニ販売CDは通常盤だから新曲イベントの参加抽選券は付いていないとの事。完全にハズレ仕様じゃないですか。

 ハロプロが今すべき事は色々ありますが、まず言いたいのは「ファンに損をさせるな」です。好景気でもない今の時代、ハズレ仕様無しで売っていくという「損をした気分にさせない」売り方をしていかなければ、いずれソッポを向かれます。他のアイドルは、CDを買った枚数分だけ何かしらの特典が付く売り方をしているのが現在の状況です。例えば10枚買えば10回握手出来る。10枚トレカが付いてくるなどなど、何かしらの見返りがある。私はCDを複数枚買わせる商法には否定的ですが、買ってもらうなら損をさせない売り方をしなくてはいけません。10枚買ってやっと一回分のイベント参加が出来ても、9枚は損をした事になる。他のアイドルなら一枚で済むのですから。
 せめて、各回のメンバーを発表していれば、申し込み時点で自分の推しメンバーの回につぎ込むとか出来ますが、ランダムで当日でないと判明しないなんて、ファンをバカにしたやり方です。

 こういう売り方をしている以上、改善策としては買わないという姿勢を示すしかないと私は思います。CDを買うななんて書くのは心苦しいですが、各人が一枚しかCDを買わなければやり方は変わっていく筈。だから敢えて書きます。今回のBerryz工房新曲をキャラアニで買うのは一考してください。こんな事を書くのは営業妨害だと思いますが、このやり方にNOを突きつけるという意識を持たないと、いつまでもこんな売り方がまかり通ってしまう気がしてなりません。
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桃子について知っている二、三の事柄

2010-10-28 23:05:20 | ハロプロ(ベリ)
 昨日テレビでゆうかりん見ていてふと思いました。「桃子は今何してるんだろう?」
 「大学に通っている」とか、「コンサートのリハーサル」とかのマジレスは置いておくとして、イレギュラーな活動を何かやっているのかいな桃子さん?なんか勿体無いなあ桃子さん。そう思っていたら、DVDが発売されていた事を思い出したよ桃子さん。

 公式よりダイジェスト動画
嗣永桃子DVD 『ももち DVD図鑑』 ダイジェスト


 「ももち DVD図鑑」?なんですかそれは?あれですか、「ももちは標高の高い所に生息し、春にピンク色の花を咲かせます」とか、「ももちは渡り鳥で夏はアメリカ大陸にまで飛んでいきますが、冬は千葉県で見かけられます」とか、「ももちは大変賢く色んな芸を見せます。好物はカンパチです」なんて説明が図解付きで載ってるのかな?
 そんな訳、わっきゃないぜですね。

 色んな嗣永桃子をあなたに。あなたはどんな嗣永桃子が好きですか?じっくり観察してみてください。そんな感じなのであろう。でれどれ、私の好きな「桃子の横顔」はあるかな?
 ダイジェスト動画再生開始、0:28秒、出てきました横顔。桃子の横顔は憂いがあって好きだな。「憂い」ですよ。「憂佳」ではないやよ。

 桃子の魅力を語ると色々な意見が出そうだけれど、笑顔が好きはあっても、憂いのある横顔が好きなんて意見はなかなか居ないような気もするな。自分はあの何かを企んで…ではなく、何かを考えこんでいそうな横顔が好きなんですが変ですか?
 笑顔の桃子が可愛いなんてのは、アイドルだもの笑顔が可愛いのは当たり前。オンナの笑顔は立派な武器。アイドルなら凶器レベル(笑)。桃子ならミサイルですよ(苦笑)。
 でも、笑っていない時の顔も愛でてこその推しメン。そういう屁理屈を抜きにしても、桃子の憂いのある横顔は素晴らしいのですよ。笑顔より好きかも。

 私はその横顔に勝手なストーリーを重ねる。きっと桃子は大きな悩みを持っているに違いないと。そんな妄想を重ねて、話を膨らませてみる。
 桃子は仕事が同じような仕事の繰り返しになっている事に危機感を持ち、もっとたくさんの人に自分を知ってもらいたいと強く願っている(という妄想)。自分こそダウンタウンDXに出すべき、スマイレージなんてまだ出演は早いわと思っているとしたら…。そんな内に秘めた青い炎を憂いのある横顔に一瞬でも映し出されるんじゃないか?さあ、DVDを買ってじっくり確認だ。必要とあればスローやコマ送りも駆使しよう。
 でも、どんなにゆっくり再生して観察しても、多分見えない筈。桃子の複雑でナイーブな内側は、我々のようなヲタには見えない。でも、だからといってあきらめて冷静に観察する必要はありません。「ももち DVD図鑑」は気持ちを萌えて燃えながら楽しむものです。きっと色んなももちが画面に現れます。

今回のBGM
MOONRIDERS-9月の海はクラゲの海


今回の記事タイトルはムーンライダーズの「彼女について知っている二、三の事柄」から付けました。
http://www.youtube.com/watch?v=mPFgGtd7AjI
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「前田」と言ったら前田憂佳の事ですよね?

2010-10-27 22:03:15 | ハロプロ(スマ アン)
 今日はAKBの新曲「Beginner」の発売日だそうで、なんか攻めてないタイトルだなあと思う自分と、いやいや同発のモーニング娘。の回転寿司コラボソングみたいなタイトルも、あれはあれで推しづらい(苦笑)と考える自分がいます。
 週末に都内に出かけたら、あちこちにこのAKB新曲の宣伝ポスターが貼られていました。駅構内ならハロプロもやっているし、少し前にスマイレージのポスターを山手線のホームで見かけました。でも、AKBは街中にもありました。趣味の街中スナップをするために渋谷駅前を歩いていたら発見。

 この看板の上には「前田商店」。出来すぎなシチュエーション(笑)。いや、前田という名字は珍しくないよと言われそうですが、その「珍しくない名字」というのはアイドルとして売り出す際にネックになる事はあるのだろうか?そんな事を考えていました。「高橋」、「田中」、「鈴木」、いずれもハロプロの人気メンバーの名字です。

 珍しい名字が人気メンバーにいるBerryz工房みたいな例もありますが、広く世間に浸透させるには珍しい名字の方が有利だと思います。「道重」という名字はやはりインパクトありますもの(苦笑)。ちなみに、道重は由緒ある名字だそうです。

 話が微妙にズレ始めましたが、「前田」の話でした。今、世間的に「前田」と言ったらAKBの前田さんという事になるのでしょうか。私やあなたみたく、「前田憂佳」と答える人は世間的には少数派という事は認識しておきたいものです。
 でも、その有名なほうの前田さんを巧く利用、利用というと言葉は悪いかもですが、そこに巧く乗っかる形で、それこそ「W前田」みたく言われるような扱いになったら良いなとも思います。別に、あちらの前田さんに人気で肩を並べなくても、前田という名字の女性アイドルが二人いるのだと世間に発信していけたらという意味です。
 昔、「W浅野」という言葉が芸能界にありました。ドラマで活躍する二人の浅野さんな女優を表した呼び名です。二人とは、浅野裕子さんと浅野温子さん。事務所もデビュー時期も違う二人ですから接点はあまりない。でも同じ名字だから、マスコミが取り上げやすかった。同じ名字だからこそ、巧くセットで知名度が浸透していった好例ではないかと思います。
 などと書いているとAKBヲタから、「こっちの人気に寄生するな」と言われそうですが(苦笑)。そりゃ、単体で知名度アップしていけたら、それが一番なんですけどね。人気を広げていくためには色んな手段を試みるというのは、まさにAKBがやってきた事であり、それはハロプロも参考にすべきポイントだと思うのです。皮肉とか抜きにそう思います。

 そんな訳で、ハロプロの中ではスマイレージはメディア露出はある方なので、更なる一歩となる方法を考えてみました。それでは、その前田憂佳ちゃんがスマイレージリーダー和田彩花ちゃんと出演する「世界仰天ニュース」を見ますか。

 只今、夜も10時を回ったところです。先ほど放送見ていました。自分にとってゴールデンタイムにテレビをリアルタイムで一時間も観るなんて、一ヶ月に数回しかない事なんですが(苦笑)、その貴重な時間が…。自己紹介だけ…。
 まあ、可愛かったからヨイとするか(笑)。でも、これが知名度の壁ってやつですかね?芸能界の厳しさを垣間見た。そんな感じでございます。「前田さん」の代表格への道のりはまだまだ遠い?
 
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梅田えりかさんが感謝している事

2010-10-26 22:00:33 | ハロプロ(℃)
 「サイゾー」という雑誌を知っていますか?なんの雑誌なんだかパッと見はわからないのですが、世の中の裏側みたいなものやニュースを取り上げて紹介する月刊誌みたいです。
 そのサイゾーの今月号はご覧になりましたか?表紙に今話題の秋元才加さんが起用されてるのですが、そういう意味ではなく、「元アイドル対談」と題して、梅田えりかちゃんが載っているんです。
URL

 梅さんは橋本甜歌(はしもとてんか)さんと対談しています。橋本さんは「天才てれびくん」というジュニアタレントが多数出演する番組で人気者だったジュニアアイドルです。私はこの番組を見た事がないので、橋本さんがどのくらいの人気者だったのかは知りませんが、「てんかりん」というニックネームは聞いた事があります。
 その「てんかりん」だった子と梅さんが対談をしている訳なんですが、梅さんが℃-ute時代の事を遂に語るという事で、どこまで語るのかが注目されていました。語ると言っても良い話もあれば、悪い話もあると思うのですが、どうしても気になってしまうのは悪い方。あの梅さんが昔の仲間を売るような真似はしないと思うのですが、野次馬は悪い方を期待してしまうから、少しの話を大袈裟に受け止め騒がれやしないかと心配をしていました。しかし、そんな心配は杞憂に終わりました。梅さん、全面的に信じてあげられなくてゴメンナサイ。

 梅さんはキッパリとこう言いました。
 「℃-uteのファンは優しい」
 自分は人気がなかったのに、ファンの人達はとても優しくしてくれて応援してくれた。モデルになった今でも応援してるよーと言ってくれる。とても嬉しい。
 梅さんはそのような感じの事を述べていました。ファンへの感謝は卒業コンサートでも話していましたね。梅さんコールの鳴り止まない会場に感激した梅さんは、「皆さん、何でそんな優しいんですか?」と挨拶して、メンバーに「こんな素晴らしいファンの方々に応援してもらえて幸せだね」と語った梅さん。その想い未だ消えず。心に深く刻まれたまま。

 ファンには感謝している梅さんですが、事務所については「プライベートの服装まで規制されるのが辛かった」と語っています。スカート禁止だったそうです。盗撮されてネットに画像が流れるのを防止するためだと、ネットの噂で聞きました。

 そんな梅さんですが、やはり時々ステージに立って歌いたくなる時があるそうで、そんな衝動に駈られた時はカラオケに行って℃-uteの歌を踊りながら歌うのだそうです。新曲が出る度に覚えているので、卒業後の曲もバッチリだそうです。梅さん…(涙)。
 やはり一度でもステージで歌い踊る悦びを味わった者は、その想い出が忘れられないというのは確かなようです。
 でも、ここまで℃-uteと気持ちがまだつながっているという事は、まだメンバーとの関係も切れていないのだなと確信出来ます。やじうめフォーエバー(爆)。

 応援し続けてくれる人がいる限り過去を否定せず、むしろ過ごした時を誇りに感じながら未来に向かって歩いていく。理想的な第二の人生ではないかと思いながら、最近の芸能界にありがちな、「新しいステップを踏み出すにはアイドル的な過去は消していく」という風潮に疑問を抱くのでした。梅さんみたくアイドル時代を肯定しながら、当時のファンに感謝の気持ちを持ちながら新しいステップを踏み出すのは難しい事なのだろうか?そんな事を、世の仲の元アイドルなタレント達に対して思うのでした。
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真っ赤に燃えるピンクの乙女

2010-10-24 22:40:54 | ハロプロ(℃)
 ムエタイ(タイ式キックボクシング)の聖地と言われるタイのラジャダムナン競技場。リングに上がったのは日本からやってきた美少女キックボクサー。凛々しい表情を浮かべ、キリッとした瞳で佇む様は美少年でも通用するほど。
 その美少女がワイクー(ムエタイの試合前に選手が行う踊りの儀式)を華麗に踊る。隣で新聞記者が囁く、「あの子は日本で歌手やっていたそうだよ。ダンスも得意だそうだ」。
 ゴングが鳴り、相手にひるまず中央に出ていったその美少女は鋭いキックを放った。一撃で相手はKO。短い試合時間でありながらも額に汗を浮かべながら美少女は笑顔でリングを降りた。


 最近、℃-uteメンバーだけでなくエッグの年下メンバーにまで手を出し始めた矢島舞美サン。癖というか得意技は近くにいるメンバーの肩をすぐ抱き寄せる事という矢島舞美サン。年下大好きなロ○コンかと思いきや、同学年で生まれは自分より10ヶ月も早い真野ちゃんにまでちょっかいを出している矢島舞美サン。
 あなたは何者ですか?(笑)。

 自分は以前から不思議に思っていた事がありました。冒頭に書いたような妄想が現実的に思えるほど似合ってしまう男前で、スポーツ万能で腕力もそれなりにあるというのに、好きな色は「ピンク」でファッションは乙女系(しかも、ややもっさり)というキャラクター。なんか変だというか、あまりにアンバランス。
 しかし、その疑問に一つの答えが見えた。先日ネットで見た意見。「舞美は中身が男なんだよ。でもアイドルとしてはそれではマズイので無理に女の子を演じようとする。だからファッションがおかしくなり、キャラに似合わない乙女チックに走ってみたりする。よくわからないから極端に走るという例」。ナルホド。その見方で見れば一連の行動も納得出来る。そうか、矢島舞美は中身が男だったのか。
 ちょっとマテ。こんな美少女捕まえて「男」と言ってしまって良いのだろうか?いや、あくまで中身、内面の話。でも、それでもこの写真みたいな美女な一面も持つ舞美なんですが。


 しかし、発想を変えてみれば、美女でありながら男前な一面も持つという二面性キャラは良き個性とも言える訳で、男性ファンからも女性ファンからも支持を受けやすいキャラではないかと思うのです。よく考えてみれば、これって、まさに℃-uteの特徴そのものだ。
 そして、それはハロプロの特徴でもある。モーニング娘。の一大ブームの時代から、ハロプロには男性ファンだけでなく女性ファンが多いのは、そういう二面性をさりげなく備えてきたからではないかと思うのでした。
 えっ、舞美はさりげなくない?ストレート過ぎる?確かに(苦笑)。でも、直球で男前を前面に押し出す舞美にセクハラ(?)される℃-uteメンバーやエッグメンバーは、なんだか「まんざらでもない」感じなんですよね(笑)。それどころか喜んでいるようにさえ思える。きっと、エッグメンバーの間には、「矢島さんにセクハラされたらエッグとして一人前」とかいう風説があるに違いない。内輪で回数まで競っているハズだ。
 ホントに? いや、半分冗談です。でも、半分本気です。

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スマイレージのメディア展開

2010-10-23 09:33:37 | ハロプロ(スマ アン)
 少し前に℃-uteのiPhoneアプリが配信開始されて、それがなかなか好評だったようでスマイレージも制作されて配信が始まっています。自分も先日ダウンロードして早速楽しみましたが、℃-uteのアプリから更にパワーアップしてました。
 ネットに繋いで最新ニュースを取り込んだり、YouTubeにあるスマイレージ公式動画とリンクしてメニューから簡単に視聴出来たりという機能は、次回に℃-uteが新曲でアプリを出す時には追加してほしい機能でした。このYouTube動画、メジャーデビュー以降のPVや、イベントの模様などの様々な動画が見られます。欲を言えば、インディーズ時代のPVも見たいです。
 (アプリのメニュー画面はこんな感じ)
 (iPhoneからのスクリーンショットです)
 (ちなみに℃-uteのアプリはこんな感じ)


 スマイレージはUSTREAMでも番組を持っているし、スタッフは積極的にデジタルメディアと関わっていこうとしています。テレビにもそれなりに出ているし、レギュラー出演している番組もある(美女学、おはスタ、テストの花道)。ゆうかりんと花音のソロレギュラーもあれば、現時点では満足な活動っぷりと思います。

 ファンを増やすためにテレビや雑誌に登場する事は大事な事だとは思います。しかし、結局は定期的に出ていなければなかなか見て興味を持ってもらえない。テレビで足りない部分をインターネットで補うのは「テレビにたくさん出られないから仕方がなく」ではなく、「積極的に行なう」時代になったのだと思います。雑誌などで興味を持ってもらって、そこにUSTREAMのスマイレージ番組のURLを載せて見てもらう。美脚は動画でも堪能出来ますよというファンサービスのアピールです(笑)。

 そんなスマイレージが本日の19:00から東京でのコンサートをUSTREAMで生配信するそうです。
 URL
http://www.ustream.tv/channel/smileagetv
 ℃-uteも先日コンサートの生配信を行なっていましたが、いいですねこのファンサービス。コンサートチケットは完売しているそうなので、チケットが取れずに観に行けないという人達にとっても嬉しいし、地方在住者にとっても嬉しいサービスなのではないでしょうか。生配信というのがいいですよね。リアルタイムだからこそ、参加出来ない者にとっては嬉しいのです。

 スマイレージは売上が伸びないとかで叩かれたりもしているみたいですが、各種メディアを巧く活用している印象があるので、人気は少しずつ浸透してきているように思います。既存のハロプロヲタは勿論、今までハロプロに興味がなかった人達も何かのきっかけでファンになってもらえるよう、これからもメディア活用はどんどん行なってほしいです。ビックリするようなアイデアを期待しております。

 ※小川紗季ちゃんの動画配信のお知らせも入ってきました。
http://metapolis.toyota.co.jp/guide/radio/streaming.html
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売れる音楽 普通の音楽

2010-10-22 22:40:35 | ハロプロ2010
 モーニング娘。のコンサートのレポートを三回に分けて書いてみました。いかがだったでしょうか?現在のモーニング娘。のコンサートには、ハロプロの今が詰まっていたように感じます。トークである程度の笑いはとっていましたが、基本的に楽しむ箇所は歌であり、ダンスである。そして、その歌とダンスにかなりの手間を掛けてステージを作っていたように思います。

 先日、某掲示板にAKBヲタだけどこの動画を見てハロプロにゾクゾク来たとかいうスレッド(正確なスレタイは忘れました)があり、開いてみたらその動画とは「グルグルJUMP」の事であり、しかもその動画を見ながらAKB好きな者達が「何これ(笑)」と貶す流れになっていたので見るのをやめました。
 何が「何これ(笑)」なんだコノヤロと言いたいところですが(苦笑)、まあ今の普通過ぎるほど普通の大衆音楽に変化したAKBを評価しているタイプの人から見れば、確かに「何これ(笑)」なんだろうなと諦めます。何故ならば「グルグルJUMP」は大衆の方を向いて作られた音楽ではないもの(苦笑)。現場にて観た事のある人ならば理解してもらえると思いますが、この曲はコンサート会場でメンバーと一緒になって「踊る阿呆に見る阿呆」になるやめの曲ですから。

[HD LIVE] Hello!チャンプル - 「グルグルJUMP」「ピリリと行こう!」


 ハロプロの音楽ってパッと見のわかりやすさはないですよ。これはかつてモーニング娘。が大ヒットしていた時代から変わらない。歌詞や音に色々仕掛けがあって、何度か聴いているうちに「ナルホド」と理解できてハマっていく。そんなタイプの楽曲が割と多い。これって大衆音楽として売っていくためにはマイナス要素ではあります。わかりやすさが足りないというやつです。
 その「わかりやすさ」というものを最大限に押し出して、むしろわかりやすさを前提に作っているのが最近のAKBソングです。そりゃ売れますよ。大量に買われるために、大量に買われるような曲を作っている。コンセプト作りに長けた構成作家が作詞している訳だし。
 それをやってきていないハロプロは同じ土俵に上がるのは基本的に諦めている。というか、AKB出現以前からそういう土俵に上がるつもりはない訳です。例えば、エイベックスサウンドと一線を画してきた歴史もあります。
 ハロプロは、そういう大衆音楽をあまり聴かない人のための音楽なんだと自分は昔から思っています。

 '90年代くらいからでしょうか、邦楽はカラオケで歌われる事を重視して作られてきた流れがありました。歌いやすさ、歌詞も含めてサビで盛り上がる作り。妙なヒネリは要らないという作りです。
 自分はそういうワンパターンな押しつけのわかりやすさが嫌で、一時期邦楽への興味を失くしかけていた時期がありました。そういう自分には、モーニング娘。の楽曲を知った時はその作りを新鮮に感じたものです。音楽評論家兼ミュージシャンの近田春夫氏も雑誌の連載で、「つんく♂がモーニング娘。や松浦亜弥で、小室サウンドなどの既存の邦楽の売れるフォーマットに風穴を開けたのは意義があった」と以前書いていたと記憶しています。自分もそう感じています。

 アイドルポップスというものは、ある程度自由で多彩で良いと私は思っています。勿論、普通の事を普通に歌ったアイドルポップスもあって良い。ポップスとは大衆音楽である訳ですから、その道も正しい。今のAKBもアリだと思います。
 でも、その普通こそが正道であって、他は邪道というのはアイドルポップスに於いては違うと断言します。「グルグルJUMP」みたいな曲を楽しめない人はアイドルポップスを楽しみきれていないとも思う。
 勿論、出来映えに対する疑問、曲調に対する好みからイマイチに感じるという意見ならわかります。ただ、こういう音楽をやっているハロプロはダメだなどという訳では決してない。それを言いたいです。
 自分は夏にスマイレージや真野ちゃんや℃-uteのシングルを批判しましたが、発売するタイミングや、しっかりしたコンセプトが感じられるならアリとも思っています。いずれも曲自体は酷いという訳ではなかった。
 ただ、タイミング的に悪かった。ハロプロ以外のアイドルを見渡せば、AKB以外のアイドルはなかなか楽しいコミカルソングをシングルでリリースしている。AKBだって渡り廊下走り隊はなかなかユニークなシングルを発売していたりした。
 そういう流れでハロプロもコミカル路線をリリースするなら、よく練って出してほしい。それに尽きます。

 では肝心の出来映えはどうなんだろう? 最近のハロプロに関してはそこに疑問を感じている人も多いかもしれません。
 でも、この一年くらいに色んなアイドルポップスを聴く機会に恵まれましたが、ハロプロが特に劣っているという訳ではないという事にも気づきました。むしろ、最近のモーニング娘。のアルバムやC/W曲みたく、或いはBuono!のアルバムみたく粒揃いな感さえあります。
 つまり、音楽的に見た場合は実は女性アイドル自体が既に頭打ちなジャンルなのではないか?などと最近疑い始めています。
 そうなって来ると、人気の安定のために浮動票より熱狂的ファンの数が大事になってくるのではないか?そういう層を取り込むには普通に分かりやすい音楽よりも、聴いていくうちにツボにくるタイプの音楽をやっている者が強いのではないか? これはアイドルに限らない、音楽業界全般に言える話です。ハロプロ擁護するにしても強引過ぎる?そう思われてしまいそうですが、そう思うのです。
 しかし、チャートを見てみれば売れているのは、普通の歌を普通に歌っているAKBや嵐なんですが、嵐だって昔は今より幅広いジャンルを歌っていたし、AKBもデフスター時代はそうだった。敢えてB級路線で行く潔さもあった。でも、それでは売れないから路線を変えてどちらも成功したのだ。問題はまったくない。売上を得るためには、普通を普通にするのが一番。そうなるのでしょうか?

 結論は出さないでおきます。ちなみに、私はSMAPのベストCDを持っていますが、SMAPソングでは「世界で一つだけの花」や「夜空ノムコウ」より、「ダイナマイト」「$10」が好きな人間なのではあるんですが(苦笑)。
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モーニング娘。2010ツアー「ライバル サバイバル」 10/17相模大野夜公演レポート ③

2010-10-21 22:17:39 | ライブ!2010
 ~前回の続き~

 ガキさんとみっつぃとジュンジュン、リンリンのトークタイム。日本と中国の違いについてがテーマで毎回語っているようです。

リンリン<「そうだ!We're Alive」で「オギャアッとこの世に生まれた時は」ってありますよね?
ガキさん<はい、そこ私歌ってます。
リンリン<オギャアッって言いますか?ワーワーとかナーナーとかじゃないですか?
ガキさん<それ猫じゃなくて?
ジュンジュン<猫はミョウミョウ
みっつぃ<ニャーニャーやろ?
 しばらくどっちが正しいのかでモメる(苦笑)。そして、ガキさんが「まあつんくさんも考えて作詞してるんだから」とまとめに入ったところ。
ジュンジュン<だってつんくさんの考え方ちょっとズレてる!
 会場は大爆笑。ガキさんは慌てて、「皆さん(キーボードを叩く真似をしながら)この話は書いちゃだめですよ。」
 ゴメン、ガキさん。書いちゃった(笑)。そして、このあと、みっつぃが「相模大野」を「相模近江」と間違えて客席を煽るのでした。「近江(おうみ)」はみっつぃの故郷滋賀県の事やん。

 雰囲気が和やか(?)になったところで、続いてはシングルを連続。「青春コレクション」で爽やかに、「気まぐれプリンセス」でしなやかに、会場はシングル曲とあって更にテンションが上がっていきます。すると、今度はシングルのC/W曲を連発。「踊れ!モーニングカレー」「3、2、1 BREAKIN' OUT!」。巧みなセットリストに心も体も躍り、フリコピオドリストは踊る。でも、モーニングカレーはフリコピ派でなくても踊る。踊り率八割(二階席から野鳥の会して推定した数字)。まあ、自分もさゆの動きに合わせて踊っていたので詳細は定かではない(苦笑)。

 完全に会場が熱気に包まれて、少しもわっとした暑さに変わってきた頃、トドメと言わんばかりに「グルグルJUMP」が来る。もう多くのヲタはイントロからオーバーアクションで出来上がっている。
 そんな観客に負けじと、とにかくメンバーは動き回る。しかも、動き回りながらも人と人とを結ぶ距離とかラインが乱れていないのが二階席からだとよくわかる。自分は体は曲に合わせながら手を上げたり下げたりしながら踊っていたけれど、頭では「モーニング娘。って改めてスゴいな」と感心していたのでした。他と比べるとか、あまり意味がない行為だし、ジャンルが違うアイドルばかりだから比較自体も意味はないと想いながらも、ここまで出来るアイドルは他にはいない。モーニング娘。のライバルはモーニング娘。なのではないか?と思うのでした。

モーニング娘。 涙ッチ


 昨日の自分に負けないように頑張る今日の自分がいる。

 ラストはシックに「友(とも)」。C/Wをクライマックスに持ってくるのがモーニング娘。らしいところ。

 アンコールを叫ぶ観客のコールはアンコールではなく「ガキさん」コール。再び客席は緑のサイリウムに染まり、揺れていく。
 スクリーンにはそんな客席が映し出される。ヲタが作った電飾でのお祝いメッセージやお祝いメッセージボードなどが次々と映し出されていく。このあとのMCによれば、ガキさんはちゃんと楽屋のモニターで着替えをしながらそれらのメッセージを読んでいたそうだ。

 アンコール一曲目は新曲「女と男のララバイゲーム」。不思議なメロディ展開の曲で、何ヵ所か音も歌声もストップする部分がある。大サビで愛ちゃんがポーズを決めたままストップ。長いので客席が沸き始める。スクリーンには、表情で煽る愛ちゃんが映る。更に歓声が沸き、沸点に達したところで歌再開。面白い演出だと思いました。

 アンコールのお礼と一人ずつの挨拶。本当のラストナンバー「涙ッチ」。バラード調で始まり、ロック調のサビになる。リズムに合わせて歌詞の力強さの度合いも変わる。それはまるで、卒業していくメンバーへのエールみたいに思えた。

 メンバーが全員下がったあとガキさん再登場。
 「12歳でこの世界に入って22歳になるという事は10年が経ったという事で、私もみんなも10年分の年を重ねたという事。これからも一緒に年を重ねていけたらと思います」
 いい言葉だ。心にジーンと来た、ありがとうガキさん。
 「シャワー浴びてねー。拭いてねー。気をつけて帰ってねー。」
 最後までファンに気を遣うガキさんであった。こういう謙虚な姿が安心出来るのです。誰もいなくなったステージに向かって観客が叫び始める。「ガキさん最高!」。

 セットリスト (この公演はパターnA)
 - メンバー紹介~全体ダンス
01.そうだ!We're ALIVE
02.Hand made CITY
- OPENING MOVIE
03.あっぱれ回転ずし!
- MC
04.泣き出すかもしれないよ
05.女が目立って なぜイケナイ
06.強気で行こうぜ!
- MC(亀井・道重・田中)
07.【メドレー】私の魅力に 気付かない鈍感な人(光井、BD:JJ・LL)
  ~キラキラ冬のシャイニーG(田中)~It's You(道重、BD:高橋・亀井)
  ~レインボーピンク(重P→JP・LP)~恋ING(亀井→全員)~元気ピカッピカッ!
08.愛され過ぎることはないのよ(未発表曲)
09.なんちゃって恋愛
10.大きい瞳(亀井・道重・田中)
11.高橋ソロ(スッピンと涙。 / シークレット) この日はシークレット
- MC(新垣・光井・JJ・LL)
12.青春コレクション
13.気まぐれプリンセス
14.踊れ!モーニングカレー
15.3、2、1 BREAKIN' OUT!
16.グルグルJUMP ※間奏で「モー」「ニン」「グー」「サー」「イー」「コー」
- MC
17.友(とも)
ENCORE
18.女と男のララバイゲーム(10/10から)(10/3まではリゾナント ブルー)
- MC
19.涙ッチ

セットリストパターンB

- メンバー紹介~全体ダンス
01.そうだ!We're ALIVE
02.Hand made CITY
- OPENING MOVIE
03.あっぱれ回転ずし!
- MC
04.泣き出すかもしれないよ
05.女が目立って なぜイケナイ
06.強気で行こうぜ!
- MC(亀井・道重・田中)
07.【メドレー】私の魅力に 気付かない鈍感な人(光井、BD:JJ・LL)
  ~キラキラ冬のシャイニーG(田中)~Take off is now!(高橋新垣田中)
  ~来来!「幸福」(JJLL)~晴れ 雨 のち スキ(亀井→全員)~愛あらば IT'S ALL RIGHT
08.愛され過ぎることはないのよ(未発表曲)
09.なんちゃって恋愛
10.大きい瞳(亀井・道重・田中)
11.新垣ソロ(夕暮れ作戦会議 / 男友達)
- MC(高橋・光井・JJ・LL)
12.青春コレクション
13.シャボン玉
14.Ambitious!野心的でいいじゃん
15.その場面でビビっちゃいけないじゃん!
16.ラヴ&ピィ~ス! HEROがやって来たっ。 ※「大好きよ超大好きよ」を全員1回ずつ繰り返し
- MC
17.友(とも)
ENCORE
18.女と男のララバイゲーム(10/10から)(10/3まではリゾナント ブルー)
- MC
19.涙ッチ
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モーニング娘。2010ツアー「ライバル サバイバル」 10/17相模大野夜公演レポート ②

2010-10-20 21:36:08 | ライブ!2010

 ~前回の記事の続き~

 ステージが突然紫のライトに染まる。ソワソワしだす観客。待ってましたとばかりに大歓声。なんだこの大きな波。波の向こうの水平線には光井愛佳ちゃんが立っている。「私の魅力に 気付かない鈍感な人」だ。
 バックで踊るのはジュンジュン、リンリン。二人も楽しそう。八期は八期なりの絆があるんだなあと、私はステージを見ながらしんみりとする。しかし、ここは弾けるところですよ!と言わんばかりにみっつぃがノリノリで客席を煽ってくる。スクリーンに映る表情を見ていても自信に溢れたような力強さがある。紫という落ち着いた色をパワフルに魅せる事が出来る子だと気づく。

 メドレー形式で歌は続いていきます。次はれいな。歌うは「キラキラ冬のシャイニーG」。二つ縛りの髪に赤いチェックの上下衣装。ステージを左右に歩きながられいなは客席に笑顔を向ける。「キラキラな私を見て」と言っているかのような。大丈夫、キラキラしている。

 次はさゆの出番だ。「It's You」。さゆはピンクもいいが意外に赤も似合う。白い顔、白い手足が映える。なんだかんだ言って、やっぱり可愛いのは確かだなと改めて思う。自画自賛も今なら嫌味にならないハズ。
 感心するのは可愛さだけではない。歌も良くなってきていないか?少なくとも昔より安定してきた。昔と景色は変わらなくても、道重さゆみは変わっていく。勿論良い意味で。

 歌い終わったさゆは突然「しげピンク」になる。「今日はピンクの衣装じゃないけれど」などと言いながらレインボーピンクの前口上をアレンジしたものを語るしげピンク。当然、しげピンクコールもしなくてはいけない。
 でも、こはっピンクはもういない。今回レインボーピンクを務めるのはジュンジュンとリンリン。「レインボーピンク」は新しい一ページを書き加えた。
 正直言って、レインボーピンクはさゆ小春以外には考えられないし、小春が卒業式に歌う曲にこの歌を選んで旅立っていった以上、歴史は封印すべきだと思っています。しかし、こうして封印されず新しいレインボーピンクを書き加えてきた。もう素直に楽しむしかない。
 ジュンジュンはこういうのが大好きなのだろう。生き生きとしている。明るい表情で踊るジュンジュンが愛しい。
 リンリンもこういうのが大好きなハズ。いつも楽しそうに踊っている子ではあるけれど、いつもの倍増しで嬉しそうな笑顔を見せている。バラードからコミカルまでこなせるリンリンが愛しい。
 楽しみながら、さゆヲタであるから当然フリコビばっちりで~すな自分はレインボーピンクを踊り、残り少なくなってきたジュンジュンとリンリンのモーニング娘。としての姿を記憶に保存していく。コミカルな曲なのに、少ししんみりとしてきた。まだツアーは折り返しなのに。

 次は亀井絵里の番だ。客席のあちこちから高輝度サイリウムが光り始める。まるでキャンドルライトみたいに輝くオレンジ。曲は「恋ING」
 ソロだから当然、愛ちゃんパートを亀ちゃんが歌う。亀ちゃんはよく愛ちゃんに甘えていたな。ミキティパートも歌う。よくハロモニなどでミキティにツッコミされていたな。ミキティは妹みたく可愛がっていた。
 そんな事を想いながら観ているからもうダメである。今日は卒業公演ではないんだと自分に言いきかせる。しかし、途中からメンバーがみんな出てきて、亀ちゃんと愛ちゃんのソロの協奏曲と化してくるからセンチメンタルが止まらない。想い出は進行形だ。

 メドレーのラストは「元気ピカッピカッ!」。ビシッと決めて見事に締める。

モーニング娘。 元気ピカッピカッ!


 メドレーが終わると、客席は緑に染まり始める。10月20日はガキさんの誕生日。っそれを一足早く祝おう。そんな観客の想いのこもったサイリウムが点灯する。ハッピーバースデーの大合唱を会場全体で行なったあと、ガキさんの挨拶。
ガキさん<12歳でこの世界に入って、もうすぐ22歳ですよ。毎年、こうしてお祝いしていただき、本当にありがたいです。ありがたや~、ありがたや~。
 挨拶が終わると真ん中からそそくさと自分の位置に戻っていくガキさん。センターに立っているのは自分の性には合わないという事か、そんな奥ゆかしさが好きです。

 続いて、未発表曲愛され過ぎることはないのよ、今日もしなやかに魅せる「なんちゃって恋愛」、六期三人みよる「大きい瞳」は大いに盛り上がり、愛ちゃんソロの「シークレット」へ。これは後藤真希さんのカバーです。今回のツアーは、愛ちゃんがごっちんのカバー、ガキさんがなっちのカバーを歌うという企画を行なっています。セットリストが毎回変わるわけです。こういう試みはファンサービスとしてもいいと思うし、メンバーが緊張感を保ってステージに臨むためにもいいと思います。お願いとしては、ラコンサートDVDには全ての曲を収録してほしいという事です。たぶん大丈夫だと思うので、観てないバージョンのは楽しみにしておきます。

 そんな感じでコンサートは後半戦に入っていきます。~次回、トークも歌もダンスも大盛り上がりな後半戦レポート~

 新垣里沙さん、今日は誕生日ですね。22歳おめでとう!素敵な年になると良いですね。ファイトなのだ。
 

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