橡の木の下で

俳句と共に

草稿11/01

2009-11-01 07:27:35 | 一日一句
人の上思ふ一枝もみぢ濃き  亜紀子

ナンキンハゼの紅葉のはじまり。
濃い赤に黄色、まだ青々としたもの、それらの混合。
およそ考え着く限りの色の変異が、わずかの風に揺れている。
全く関連のない事項と言葉、新しい着想、心配、杞憂。
およそ思いつく限りの雑念が、頭のなかで勝手に脈絡をつけている。