橡の木の下で

俳句と共に

草稿09/13

2013-09-13 10:29:44 | 一日一句

にほのうみ秋陽湛へ凪ぎわたる

竹煮草僧坊跡の名のみなる

大津絵の鬼も口開く秋暑かな

登りきて三井の舞台に秋の声

鐘の秋友の祈りの黙深く

物の音の澄むや閼伽井の湧く音も

亜紀子

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