goo blog サービス終了のお知らせ 

橡の木の下で

俳句と共に

正面

2009-06-30 17:30:17 | 一日一句
恐るるべきは自分。
自らを受け止める、正面から見据えて、軸足を動かさず、体の中心で。
流さない、逃げない、誤摩化してはいけない。
誰もみな独りで生まれおち、独りで消えていく。これを当たり前のこととして。
自らを頼めば、世界がそこから広がる。
光り。

啓蟄や己れの言に驚きて  (平21橡5月号)
青蔦を鎧ふあやふき小家かな(平19橡8月号)
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花にまつわる | トップ | 七月 »

一日一句」カテゴリの最新記事