なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

やらなければできない(20211023)

2021年10月23日 22時38分17秒 | 机上釣

やらなければできない(20211023)



大仕事を前にした昨日の晩、奥に頂いた激励の言葉。
「やらなければできない」
本当は、失敗してもいいとかしくじってもどうってことないとか言って欲しかった。
が、奥から正反対のお言葉。

その今日、懸案の仕事が無事終り、帰宅の途中で奥の言葉を思い出した。

「やらなければできない」

まあ、ほんとうだよなあ、やらなければできないもの。
「私は間違ったことは言えない」
だからこその
「やらなければできない」

ほんとうだよなあ。

それで今日、鹿革太長層グレ5号の50−60mmを4本巻いた(上写真)。
大変だが「やらなければできない」。

その作業記録。

PE30lbを10cmで切り出し(ループを作ってから)、下糸を巻いた層グレ5号に巻きつける。
その後、針とPEの長さにあわせて鹿革を切り出す。

針を埋め込む尾部にカッターで切り込みを深く入れ、頭部をカッターとハサミで切り裂く。
溝の入ったミシン針をニードルホルダーに準備(これ重要、切れる日本刀と同じ仕組み)。

ミシン針を尾部から頭部にかけて縫刺、深く刺して浅く抜く。
(尾部の針チモトを背側、頭部の接続ループを腹側に調整)。
この針先にみみず君をあて鹿革をみみず君に通す。

鹿革に完全に通ったみみず君の中にガイドモノフィラを入れていく。

みみず君を鹿革から抜き取るとガイドモノフィラだけが鹿革に残る。

抜け落ちないようハックルプライヤーで押さえ層グレ5号をスレッドで鹿革尾部に固定する。
(針チモト部分だけを縛る、ここがとても大切)

さらにPEループを出した頭部もスレッドで巻き止める。

頭部と尾部をUVレジンで固め、最後に尾部をハサミで"しごと"。
この"しごと"をサボるとマスに齧られミスフックする。

今日は4本作成、あと2本でトータル10本になる。
11月までには間に合いそう。

その他インビクタP極細チューブ、TMC200TR#12インビクタP簡易verを11月までに量産する。
奥の言う通り「やらなければできない」。
弱気なことは言ってられない。

追記)20211024

結局、朝いつも通りに起きて巻き残しを仕事する。
ようやく10本がそろった。
今晩は極細インビクタP2本とその他の極細チューブを作成予定。


手数の多いこの鹿革太長層グレ5号(40-60mm)は工程を分けるとよいかも。
1)針にPEを結ぶ
2)対応する鹿革を切り出し切り込み処理
3)ライン通り
4)スレッド固定と尾部形成
5)UVレジン処理

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