なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

釣行計画のリスク管理(20210819)

2021年08月19日 12時32分43秒 | 机上釣

釣行計画のリスク管理(20210819)

今年は実釣中トラブルが多かった。
1)深い大河を前に足を滑らせ仰向けに倒れる
2)渕頭の渡渉中に激流で膝が捻られる
3)大水直後の渓流の中で大きな浮岩の下敷きになる
4)浮岩の下敷きで完全に水没し全身を濡らす
5)大岩を降りる際に膝の靭帯を切る
淵や流心に流されたりスズメバチやマムシにヤられたりはしなかったが、そんな危険はいつも紙一重。

五ヶ瀬川中流域や津江川本流域を釣りはじめてそんな危険が増えた。
釣果と危険がほぼ比例する、そんな河川群だ。

現時点での最大の危険(リスク)は、線状降水帯と新型コロナ。
山間部の線状降水帯は急増水を招くし、安易な遠征はコロナ禍を誘う。
気象庁は8月20日まで九州は線状降水帯の影響下だという。
もちろん近県河川はほぼ大増水で釣りできる状態ではない。
しかし明けの土日から水位はやや落ち着きはじめるだろう。

そこで釣行計画。

リスク管理として1)急な増水と2)コロナ禍は十分に気をつけるとして、他に上記1-5)と野生生物との遭遇への対策が必要。
また実釣時の自分の判断もリスクを招く原因になる。
つまり、近付かなければ存在しない自然界の危険に、自ら近付くからリスクが生じる。
釣行時のリスクは実は自ら率先して作り出しているのだ、渓魚という実を得るために。
なので釣行時リスクの大小は自らの心がけ一つで決まってしまう。

意思決定時の注意点として次の3カ条が常識的。

1)勘と願望を境する
2)感情論を聞き流す
3)問題点を見詰める

これに従い釣行計画を立ててみる。

・県内か県外か
越県はヤバイ、今は県内の行動が絶対無難
(宮崎県は8/11から8/31まで県独自の緊急事態宣言を発令中)
・近場か遠隔地か
近場は釣れず遠隔地は釣れるので選択の余地はない、近場はいつでも行けるが遠隔地は計画無しでは難しい
・水位の問題
比較的減水し易い流域を計画に入れる
・入渓点の選択
水位と渡渉コース、脱渓点から安全な地点を選ぶ、釣果への期待と入渓し易さは低く評価する
・実釣中の判断
"危ない"勘を"釣れそうな"願望より優先する、"釣れそうな"願望は"危険"な勘が解消した後で解放する
"もっと釣りたい"感情より"止めた方が良い"勘を必ず選択する
"釣れない"責任を先行者や環境に押し付けず、"状況の打開案"を考える
・コロナ禍への対応
"便利さ"や"楽"より"慎重さ"や"苦労"を優先する
自分の便利さより相手方の安心を優先する

こう考えると釣行先は県内、宿泊は釣場から40分ほど離れたコロナ対策済み旅館、飲食はコンビニ完結、などか。

コロナのリスク管理は目に見えないだけに圧迫感半端ないが、選べば回避出来る。
でも入渓時のリスクは命に直結するので上の3カ条だけは十分に押さえていこう。

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