なかなか釣りに行けない

なかなか実釣出来ず、稀の釣行を夢見て、机上の空論を重ねる備忘録です。

五ヶ瀬下流域心中3(20190303)

2019年03月04日 07時29分45秒 | 実釣
五ヶ瀬下流域心中3(20190303)

0700−0830、八峡、川水流水位−0.25m、雨。
1)14ftDH#8、ナイロン10号、kencube-PH8t-ype2、ポリリーダーインタミ10ft、フロロ1.5号
ノータッチノーフィッシュ。

キャスト方法で進展。
ジグルアーの100m遠投で使う「ペンデュラムキャスト」に近いんだと思う。
1)タラシが1.5m超
2)ヘッドを前から後ろに大きく回し
3)後方ラインテンションが2度目に変わった瞬間フォアキャスト
4)ロッドは水平位で保持
このテンションが2度目に変わった瞬間に何が起きているのかは判らない。
ただ、もっともラインに力が乗る。
1度目の変化はゆっくりとしたテンション。
2度目の変化がはっきりわかる荷重で、1度目のテンションがフッと抜けた後にグッとくる。
ライン直線化のサインかもしれない。

これでショートヘッドを八峡左岸の溝に入れてヤマメに鈎を見せる。
鈎を追ってきたヤマメをリトリーブでテイクさせるいつもの方法。
しかし、今日もノーバイツ。

八峡、蔵田、上崎と解禁初日日出から丁寧に釣って無反応。
ボイルやライズもなし。
この五ヶ瀬下流域をくまなく釣れば、もしかしたら一匹は釣れるかもしれない。
でも、私がそれを釣り上げる確率は限りなく低い。
すると今回は「五ヶ瀬下流域ヤマメ実釣」を断念し、五ヶ瀬下流域の完全カバーを目指した方が無難。
早朝から入渓する必要はなくなる。

1000−1100、日之影、雨。
2)16ftDH#12、ナイロン10号、フロロ3号、フロロ1.5号
五ヶ瀬ヤマメ実釣を諦める前のアウトリガー、ダム上の日之影温泉下に入渓。
完全沈黙。
結構な岩場、乗り越える時に右足首を痛めた。
やはり私には平瀬な中流域が無難かな。

この後、見立川英国館のC&R区間に入るか、五ヶ瀬町まで登るか流れに突っ立ったまま悩んだ。
両方とも川幅は狭い。
この時間なので釣れても数は知れてる。
なら自然渓流の釣勘養成には、大釣れが確実な木郷以外にない。

1300−1700、木郷滝自然釣りセンター
3)8.6ftSH#6、DT#6インタミ、フロロ3号/1.5号
2日間連続。
昨日アタッた自然渓流DTインタミラインでの釣りの確認。

緩い流れはライン横置きで横切るスイング。
早い流れはライン縦置きで横切りスイング。
ラインテンションでテイクを取り、アワセはラインを張る程度。
蛍光チャートリュース#14がアタリ鈎。
長い鹿革縫刺を使うと40サクラマスが入れ掛りする。
40サクラマスに限れば鹿革のアウトリガーかルースが適している。
小さい蛍光チャートはサクラに見向きもされず。
崖下ポイントでは崖下右岸ギリギリに立ち、10mラインを左岸から中央のエグレの群れに横から流し込むと入れ掛り。
このルートは多分、スゴク大事。


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五ヶ瀬下流域心中2(20190302)

2019年03月04日 07時18分24秒 | 実釣
五ヶ瀬下流域心中2(20190302)

0700-1100、上崎左岸、川水流水位-0.29、曇り。
ノーテイクノーフィッシュ。
1)昨日と同じDH#6x2
2)16ftDH#12、Rio3DHIS1#12、ポリリーダーインタミ24lb10ft、フロロ3号、フロロ1.5号。
1)は2つの上崎の瀬を流す。
メンディングはカーブの内側なので流石に上手くいく。
カバー出来るのは立ち位置から沖12-13m程度まで。
ただ、鈎がどう動いているのかは全く分からない(後で分かったが)。
全くの手探りの釣り。
2)は完全にキャス練。
オリーブ黒川#8を付けているのが解禁後っぽい。
昨日のSAと比べて投げやすい。
昨日のはウェートが全体に乗る感じ、今日のはバット側に乗る感じがする。
リフトで特にそれを感じる。
SAはリフトを引っ張りながら早めにスイープに移るのが良いのだろうか。
その点、Rio3Dのリフトは簡単だ。



今回わかったこと。
ストレッチが不十分だとリフト完了位置が高くなり、ここからスイープするとラインが船型になりパイルドアンカーになる。
当然、シュートのDループは波打つ。
逆にストレッチが完全だとリフト位置が低く、スイープがより低い位置から始められる。
するとラインは低い軌道を走り、シュート時にアンカーがキレイにキマる。
ロッドを高い位置でストップするとタイトループで飛び、40m前後のシューティングラインがギャンと啼く。
kencubeのEXラインが残るので、キャスト技術はまだ不十分なのだ。

着水時のインパクトはソフト、しかしラインストレッチ時に足元の水面が荒れる。
今日のように鏡な淵だと、ちょっとした不注意でヤマメが散る。
ペリーポークでストレッチするとかなりな水面インパクト。
#12ラインでスネークロールを試すが、やろうと思ったことすら後悔する状態。
結局、立てた竿をZ字状に振ってDループを水面上に高く作ってOHでストレッチ、が1番インパクトが少なかった。
ここは要検討。

キャス練中、鯉のハネがあったキリで、他に魚っ気はまるで無し。
「ここにヤマメは居ないんじゃないか」という疑心暗鬼にかられる。
妻に電話し相談すると「迷わず堪能せよ」と逆に激励されてしまう。
堪能しようがないから電話したんだけれど、、、


目先を変え、1)のロングラインのメンディングをチェックしようと。
釣果が約束された条件で、止水ポンド管釣りやオイカワFFなどでの必釣技が、自然渓流ヤマメに通用するかが目的。
試釣先は、見立川英国館のC&R区間より木郷滝自然釣りセンターが適しているように思える。

で、木郷に直行。

1300ー1700、木郷滝自然釣りセンター、曇り後雨、気温7度。
3)9ftSH#4、DT#4F、インジケータ、ガン玉5号、フロロ3号/1.5号
4)9ftSH#4、DT#4インタミ、フロロ3号/0.6号

久しぶりの木郷だが、魚影は充分に回復していて、とても濃密。
これなら以前同様、楽しめそうだ。
ただ、冬季は午後5時まで、それ以外は午後6時までと、時間がわりと厳しくなった。

釣果は3)のインジケータの釣り、これが確実に釣れるのだから、まずはお約束。
鈎は定番のタングステンビーズ鹿皮切餅#12、釣れ過ぎて何しに来たのか忘れそう。
ラスト1時間半、今回の釣行目的なシステム4)へ、ようやく変更。

3)のインジケータを外した状態でもそうだが、4)のラインを長く出すと流れに揉まれるのが見える。
ライン下端が大きく速い蛇行を延々と繰り替えすのだ。
踊る鈎をマスがテイクしてもライン蛇行のせいで全く感触がない。
そんな鈎を嫌うマスはなかなかフックアップしない。
そして何事も無かったのように、ラインだけがうねっている。

ここなのかもしれない。

試しにラインを5-7m程度にしてみると蛇行せず、テイク感触がフックアップに直結した。

これが問題だったのか。

単なるスイングの場合、条件次第では鈎が激しく動揺する。
例えば、ロングラインと、押しの強い流れ。
この二つが当てはまるのは、今日の五ヶ瀬、上崎左岸の釣りだ。

魚影が濃密な木郷でも、これだと全く釣れす、単に時間の無駄にしかならなかった。
今日の私は、上崎左岸早朝の貴重な時間を、この無駄な釣りに割いてしまっていたのだ!


今回の木郷で解ったことは、近距離なら鈎は踊らず、ラインテンションにテイクが出て非常に分かり易いことだ。
つまり、釣る距離で釣り方が決まる。
これを無視するとまず釣れない、濃密な木郷でも!

2つ目に、近距離でもそうだが、テンションが緩むとフックアップしない。
ヤマメは鈎を放す時間が速く、ここが決定的にオイカワ、ウグイ、フナと違う。
つまり鈎には、いつもハイテンションが必要なのだ。

では未解決の問題、遠投時の鈎の暴れはどう制御する?
これを考えてみる。

1)ライン末端が暴れず
2)テンションが常に掛かるシステム

充分な重量があって短く、かつタナ調整し易しいラインシステム。
既製品でと、kencubeのPHか、OPTのコマンドヘッドが相当する。

このkencubeは私は以前から使っていて、五ヶ瀬下流域ヤマメは全てこれだ。
つまり、短いから鈎が暴れず、鈎にテンション掛け易い特性が、実績に結びついていたのかもしれない。

遠投で釣れる共通項は何だろう。

1)鈎が暴れ過ぎない

この条件であればマスは鈎をテイクするのかもしれない。
鈎を動かす条件、それは水中の流れと喧嘩しないこと?

ロングSHラインのドリフトだと、ライン下端は激しく暴れる。
だからシンクティップで鈎の動きを落ち着かせる必要がある。

2)テンション効いた鈎が”イイ感じ”で動く

ショートSHラインは暴れない反面、逆に大人し過ぎるので釣手操作が必要になる。
具体的にはバイブスイングやバイブリトリーブ。
鈎形状の工夫もそう。

こう考えると、本流ヤマメにはショートヘッドにバイブとタイイングの合わせ技が効きそうだ。

とすると、雨天の明日は、kencube-PH#8を、SchmittDH#8で試してみよう。
でもこれは以前からの必釣システムなのだが。
自分の進歩がないと思って封印してきたが、実は合理的だったのかもしれない。

3月末の魚野川も、これでいってみよう。

追記)20190304
kencubeのPH8のtype2のネジレそのままに釣ったので、ランニングラインにヨレが入った。
多分、鈎が水中で回転していたのではないか。
PHを使う前に、充分にシゴいて伸ばすのを忘れていた。
追加対策として、ランニングラインとPHを収縮チューブコートのスイベルで連結してみよう。
スイベルがガイドを通るのは、釣れた時か仕舞う時だ。
まったく気にする必要はない。
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五ヶ瀬下流域心中1(20190301)

2019年03月04日 07時01分38秒 | 実釣
五ヶ瀬下流域心中1(20190301)

0700ー1500、晴れ、川水流水位-0.29m。
八峡、蔵田、上崎
1)18DH#6、DT#6Fx2、30ftシンクDT#6、フロロ3号、フロロ1.5号
2)14ftDH#8、kencube-EX45lb、SAーOH&D#12、フロロ3号、フロロ1.5号
3)16ftDH#12、kencube-EX45lb、Rio3DーHIS1、フロロ3号、フロロ1.5号
ノータッチノーフィッシュ
ライズもボイルもなし。

今年も不在か五ヶ瀬居着きヤマメ、、、

明後日は雨、八峡の2)システム、蔵田の1)システム、上崎左岸からの1)システムで勝負、これでダメなら撤退へ。
明日は曇り、上崎左岸からの1)小針3本でオーソドックスに。
折角だからデカい場でデカいメンディングをしていこう。
釣れる釣れないは関係ない。
このデカい場で釣りが出来ることが、この価値の全てだ。
DHのシングルスペイで混成DTラインがキレイに飛んで行くことも分かった。
カーブの内側からならメンディングが充分効きそうだ。

ヤマメが回復するのは5年はかかるかもしれない。
でもその5年先を期待して、今からしっかり備えていこう。

そんな意味で、明日はチャラ瀬回りだ。
どうせ釣れない、しっかりと練習しよう。







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