Nonsection Radical

撮影と本の空間

歩く時に気をつける事

2011年10月01日 | Weblog
滋賀県近江八幡市の街並みは、同市沖島に行った時にバスの窓から「見つけて」、帰りの数時間で歩いた場所だ。
元からの知識はなく、ただ見つけたから歩いてみる気になっただけだ。
これまでの徘徊も多くがそうであり、これからもそうだ。
前もって得たにわか知識は、現場でたいがい役に立たないものなので、何も期待せずに出かけて、何かを見つけ出す方が楽しい。
こんな風景があるかもと、頭の中で描いた風景など出会ったためしがないし、現場で急遽イメージを変更する事に躊躇はないのだけれど、できれば単純に楽しみたいものだ。
事後、たまたま当地の情報を得る事が出来、自分が歩いた場所がドンピシャだったりした場合は、我ながらカンの良さに感心するのだが、多くが見逃した場所にガッカリすることの方が多い。
歴史的な事や社会的な事に興味はないので、いわゆる観光地には行かないが、街並みを歩いていて、ふと出会う景色に何か感じるものがあれば、その理由を知りたくて踏み込む事にも気にしない。
つまり、できるだけなんにでも興味を持って歩く事ができる柔軟さが欲しいなと思っているのだ。
自分の考えに固執して風景を見ると、どうしても取捨選択や反発、意味づけをしてしまうが、他人の生活は判りかねるので、あんまり意味のない事だと言い聞かせるようにしている。
ただこういう街並みがあるんだというだけの動画だ。
それでイイんじゃないのかな。


近江八幡市市井町
コメント
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