Nonsection Radical

撮影と本の空間

ブックサーフィン

2011年10月12日 | Weblog
昨日読み終わった本は新潮社の発行だった。
そして今読んでいる本も新潮社だ。
そういう事もあるんだと思ったけど、よく考えれば理由もあった、
本のチェックはネットでする事がなく、ほとんど活字からなのだが、それも出版社発行のPR誌からの情報が大きい。
そのPR誌を購読しているのが数社あって、PR誌を読んで面白い話が出ているものを購読している。
そこには当然出版される本の情報が出ているので、まずその本を買う。
文庫本の場合、本の最後の方に別の本の紹介解説が出ていたりするので、気になった本を探して買う事になる。
当然読んだ本が面白ければ、同じ作者の別の本を買う。
そうやって次から次へと同じ出版社の本を買う事になる。
上手く出来た話だ。

しかし、上手くないのは、こういうブックサーフィンをすると、新たな出会いが少なくなるのだ。
PR誌を読んでいない出版社の本とは、出会いも始まらない。
最近は、本屋に行っても、目がショボショボして、面白そうな本を探す根気がない。
なんか恋愛の出会いを語っているような感じだな(笑)。
なるべく普段は観察しない棚を見るようにはしているのだけど、見なれない背表紙に集中力が働かない事も多い。

と言うわけで、やはり出会いを提供してくれるPR誌や紹介解説が大切になってくるんだね。
ところが、最近は本屋さんに行ってもPR誌を置いていないところばかりで、定期購読しているもの以外のPR誌を手にする機会が少ない。
PR誌にも好き嫌い、良し悪しがあって、内容を確かめずに定期購読する気にもならないんだよね。
面白いと思ったら何年も定期購読するけど、1度は目を通しても次には読まないのもある。
紹介の仕方や、連載されている話、作者など、いろいろな理由が重なって好き嫌いが出るみたいだ。
でも、気に入ればそこからブックサーフィンが始まるんだから、本の紹介ってのは大切なんだよね。


直江津駅前通り
コメント
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