闘う社長の再起編

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数字で見た安倍政権の中間評価は「D」

2015年04月15日 20時53分31秒 | Weblog
今日のダイヤモンドオンラインに
あれから2年、アベノミクスの「中間評価」』という記事が載っていました。
田京平・バークレイズ証券 チーフエコノミストさんによる
安倍政権の評価記事です、先日のいい加減な記事とは違い、
きっちり数字を示して評価しているので、その面においては信憑性が高い。

「その面においては」というのは、提示されている数字が正しいかどうかが
はかりかねるので「その数字が正しいという立場に立てば」という事だ。

それを前提に記事を読み進めると、まず最初に出てくるのが、政策における
(1)まだ成果が出ていないところ
(2)大きな成果が見られたところ
(3)これからの課題
の3段階で評価がくだされている。
ちなみにこの記事は演繹法で論理が展開しているので最初に結論が書かれている。

(1)については設備投資の出遅れと消費者物価(CPI)の鈍化
(2)については期待の大幅な好転と賃金上昇の兆し
(3)については期待の好転の定着
だ。

安倍政権の政策として、公共投資を推し進めている事は、数字でもはっきりしていて
記事でもグラフを用いてそれを裏付けている。
その一方で、企業の設備投資が前民主党政権時より低いという結果が出ており、
アベノミクスが実質的は、全く機能していない事を物語っている。

記事では『一方、安倍政権の下で明らかに好転したのが「期待」である』とある。
確かに昨今の株価の上昇を見ると、その一端が見えるのだが、
「期待」なんて一種の熱病のような物ですから、冷めれば一挙にしぼんでしまう。

その後は、少々ややっこしい話が続くのだが、
要は庶民は数字以上に、より物価上昇を感じているという事をいっている。

丁度、この記事の下に『質問1 あなたのアベノミクスに対する「中間評価」は?』
というアンケートがあって、「高い、中くらい、低い、何ともいえない」の中から
投票するのだが、その結果がこれ↓


何と約65%の人が「低い」と答えている。
不思議ですね~~、この投票結果と国会における議席の割合が一致していない。
つまり安倍政権にYESを投票したのに、中間評価は2/3の人が低いに入れている。
このうちの大多数の人は、余程、自分をいじめるのが楽しいのか
SMの気がある人達であろう、女王様とお呼び!って言われロウソクを垂らされ
ハイヒールのかかとで踏まれて喜びを得ているのと同じだ。
かといって、与野党の面子を見ると、つい「共産」にでも入れたくなるわなぁ。

結局、この記事からうかがえる事は、実態のない「期待」だけ膨らんでいるのに
実質的な経済政策は、全く成果が出ていない事を意味しています。
つまり成績は「D」という事でしょう。


今日目についた記事:
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今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 期待だけでは飯は食えない

今日読んだ本:
 今日はブルーオーシャン理論完読
 教科書の方が少し遅れたので、明日からまた少し教科書に専念。