闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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私は日本人ではあるが、日本人が嫌いな所はそこにある

2015年04月07日 21時53分40秒 | Weblog
今日のYAHOOニュース
<大和撃沈70年>最後の特攻、敵機撃墜たった3機

70年前の今日1945年4月7日に沖縄を目指していた戦艦大和が
鹿児島県の坊ノ岬沖で撃沈されたのだそうだ。

どうして日本は無用の長物と思われるこのような巨大な戦艦を建造したのだろうか?
大艦巨砲は明治時代から悲願だったという説がある。

私は、この悲運の戦艦大和こそ、日本人の趨勢を端的に表していると思う。
まぁ理由はいくつかあるのだが、一番の理由は、現状分析の甘さと
一度決めたら撤回できない質というか環境があると思われる。

バルチック艦隊を撃破した時代ならいざ知らず、太平洋戦争時には
飛行機や潜水艦の建造技術や性能が格段アップしていたので、
もはや戦艦同士の戦いではなく、機動力が勝敗を大きく左右する時代に
入っていたにもかかわらず、それを分析出来なかったと思われる。

いや正確に現状分析できた人がいたかも知れないが、少なくとも
大和建造を止められなかったという事実がある限り、決定権のある人達は
時代の変化を全く理解できてなかったと結論づけざるを得ない。

結局、アメリカに物量で負けたといわれているが、それだけではなく
考えの甘さ、分析力のなさ、戦略の下手さによる結果とも思える。
全く現在の日本と同じではないか!
戦後70年経っても日本人は、その点で全く進歩していないではないか。

私は日本人ではあるが、日本人が嫌いな所はそこにある。
第一に現状分析が出来ない点、面子や過去の成功にこだわり
時代の変化を受け止める勇気も無ければ、
今自分が置かれている環境を理解しようと努力もしない。
しっかりした現状分析が出来ずして、戦略が立てられようか?

いくら自分が嫌だと思っても、時代が要求するスキルに劣っているのだから
それはそれとしてしっかり認識する事が大事だ。
誰だって自分が劣っている事など認めたくないが、
それが出来る人間こそ、明日への一歩が踏み出せるというものだ。

戦略を立てるには、それなりの基礎知識が必要だ。
ところが、日本ではそのような教育がなされてこなかった。
国にとって都合の良い人間の育成しかやって来なかったので
ろくろくまともな戦略を立てるスキルがない。

一部の人達は、それに気づいて自分で勉強し知識をつけているが
それをしていない人間が、一流大学を出たところで
戦略を立てられないのにもかかわらず、国の中枢を担う事になっている。

そして大多数がそういう狭い了見の卑屈な人間の集まりであるから
突出する人間の足を引っ張り、一度でも失敗したら二度と立ち上がれない程
とことん叩くといういびつな社会を形成しているのだとおもう。

戦艦大和から大きく話は逸れたが、戦艦大和を見る度に
マヌケな日本人の質を象徴しているように見えますがな。

最後に誤解があってはいけないので言っておきますが、
日本人全員がマヌケだと言っていませんからね、誤解の無いように!


今日目についた記事:
 ・【動画】8日(水) 寒気と北風強まる 関東は真冬並み(7日19時更新)
  もう寒いのはこりごりや!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 止むに止まれぬ大和魂、臭いものには蓋をする
 全く脳ミソの神経が著しく欠落しているとしか思えない言葉や

今日読んだ本:
 今日は教科書だけ。
 教科書の内容から、ケーススタディに関する本を急遽読む必要性が出てきたので
 明日からケーススタディの解説書も読む事になります