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メテオスターに傷がつくだろうがっ

 毎度タイトルに脈絡がありませんが、行って参りましたっヽ(´▽`)ノ
車両手配の関係もあって1ヶ月も前から予定していた、
いつもとちょっと違うツーリングです♪
 
 
 まずは朝。

01_start

 前日に「ちょっと早めにね」とお願いしてあったNSR氏が
さながらGPライダーの押しがけのようなスタイルで登場致しました。
 
 

02_a_bf_2 03_b_af_2

 早めの理由はこちら。
これは私のCBRですが、NSR共々準備しておいたバッテリの交換です。
車載状態で電装品が動作した時点の電圧ですが、前後で0.4V程の差があります。
本当は比重を計れるならば一番ラクなのですけれどMFなので参考までに。
 
 
 
 双方のバッテリを終え、ほぼ時間通りに南海部品千葉店へ。

04_nankai

 ロスマンズの姿はどこにもありません(笑
実はカブ70DXに2人乗りで来たんですよね~。
 

05_twin

 駐車場の奥には今日の相棒が既に準備されておりました。
実はレンタルバイクの類を利用するのは初めてだったりするのですが、
NSR氏は自身の友人諸氏と、マスツー用に割と頻繁に利用されているらしいです。
(最近オートバイ啓蒙活動に成功して中免を取らせているらしい。素晴らしい!)
 
 
 店内に入り、やけに爽やかなイケメン店員さんに実に丁寧な説明をうけ(笑
支払いを済ませるといよいよバイクとご対面です。
 

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 ご存知【 CBR250R と Ninja250R 】です♪
 
 因みにレンタル料金は、今回お願いした8時間の利用で
【(中型スタンダードクラス)5880円+(保険)2000円+(ETC)1000円】
というものでした。(基本料金は冬季限定の低価格です)
高いか安いかは各々感覚の違いがおありでしょうが、
用品店の試乗では解らない領域を感じるには悪くないと個人的に思います。
 
 ここで、実車の状態の説明などを受けるのですが
目的は”破損状況などの確認”という免責絡みです。
あれやこれやと車体を周回しながら確認してゆくのですが・・・

07_hit

 あれまあ、スイングアームピボット近くがべっこり凹んでおります(笑
(そんなに薄いのね・・・というか、そもそもパイプフレームに板貼り構造です)

08_scratch

 カウルもマフラーも、各種突端部は傷だらけ。これはNinjaも同様でした。
 
 正直理解に苦しむのですが、
みんな他人からの借り物でよくコケるんだなと(苦笑
店員さんに「傷だらけですね~そんなに転倒するものですか^^;」と問うと、
「そうなんです・・・大型バイクなんてほぼ全て廃車なんですよ(苦笑」と。
 
 好んでコケる人間は居ないでしょうが、
借り物を壊すというのはちょっとねえ。無茶したければスクールに行きなさいと。
金払ってるからいいとかそういうのは人として問題外。
 
 とはいえ、それで自分がコケでしまっては格好が付かないので(笑
一層気を引き締めてゆこうと、改めて心に誓った次第です。
 

 そして自分でもなぜ指定したかワカランETC(利用料1000円)の場所の確認。

09_etc

 JRCの別体型です。(JRM-11)
余所の機械でもETCカードの作動確認をしてみたかったのと、他にも理由が。
 
 
 ともあれ、運行前点検をざっと済ませて(約款上の義務でもあります)
車体の気になる場所をいくつかみてゆきます。

11_cap

 CBR250Rでも特徴的な”なんちゃってパーツ”がこれですね(笑
所謂HONDAスポーツタイプのエアプレーンキャップの”意匠”を再現したアレ。
こういったコストダウンの余波は随所に現れております。
ま、肝心なのは見てくれじゃないので気にしない方向で♪
 

12_reserve

 リアブレーキフルードのタンクがやけに縦に長いですね。不整地対策?
 

13_open

 もう一つ気になったのが、レバー類のガタが異常に大きいこと。
低コスト車だから精度が甘いのか、転倒でホルダーベースが開いたのか。
ただ、以前お台場の三宅島イベントで乗ったグラディウスも同様でしたから
昨今のコスト意識が強い車両はみんなこんなものなのかしら。
 
 
 ともあれ、あとは一番重要な走って確認の部分です。
ここから暫く、私の口癖は「ふーん、なるほどねえ」になるのですが(笑
インカム越しにNSR氏が同じ言葉を何度耳にされたことでしょうか。
 
 まず、跨って車体を起こしたときに感じたことは
『うおっ軽っっっ!!』でした。
車重がというよりは、重心が高くヘッドパイプ付近が自転車のような感覚。
 

14_soga

 まずは南海部品 千葉店最寄りの【蘇我IC】から館山道へ。
別に移動の距離を稼ぐ為ではなく、高速での性能を見たかったもので。
 
 インターの加速レーンから走行車線に合流。
いくら250ccシングルとはいえ、
そこらの軽自動車よりは加速がいいのでここは必要充分ですね。
寧ろ昔乗っていたGB250よりも速度の乗りがいい位で不足ありません。

 あとは巡航速度と最高速。
法定速度+αぐらいであればこちらも不満なし。
一見小振りなカウルの効果もしっかりとあり、無理なく巡航できます。
最高速についても、免許が危ないぐらいはしっかり出ます。
レブリミット付近まで引っ張って素早く繋げば容易に到達します。

 勿論、ネイキッドやアメリカンのように
上半身が起きている状態で乗ると抵抗が若干気になりますが、
よく考えられたシートストッパー位置まで尻をあてて伏せればOKです。

 よく言われる「シングルだから振動がすごい」については、
殆ど当社比(笑)レベルで気になるものではありません。
カブに毛が生えた程度ですね。でも、四輪からのユーザーは気になるやも。
 
 

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 高速道路での必要な確認は済ませたので2区間ほどで降りて、
実はETC無しだったNSR氏のNinjaを待ちます。
NSR氏は普段ETC利用者ですが、久しぶりの手払いに難航しているようで
インカム越しに聞こえてくる料金所のおじさんとの会話が可笑しいです。
 

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 待ち時間のうちにナンバーなどを観察。
南海部品北関東グループさんの所有車両なので品川ですね。
うーん、トカイのナンバーはカッコイイです(笑
 
 
  
 ICの出口からは、勝手知ったる千葉の一般道。

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 県道81号(清澄養老ライン)からいつもの高滝湖の横を通過。
養老渓谷近辺を通過し【粟又の滝-天津小湊】方面にはゆかずに、
465号を【七里川-清澄寺】方面に向かいます。
 
 この区間では、所謂”ワインディング”での感触を試したのですが、
ここでは少々不満が出て参りました。
とはいえ普通にのんびり走る分には、
フロント周りの剛性的な弱さが気になる程度で、実にラクに走れます。
ですが、やはり”圧倒的に出力が足りない”ですね。

 直線での加速などの出力は250ccですから過度の期待は禁物ですが、
ただバイクまかせに曲がるのではない時に使う、
コーナリング中にかけるトラクションの為のパワーが不足しています。
結局、不足を補う為に”常時”8000rpm~レブリミット付近を
使い続けてコーナーを繋ぐ形になりました。
”一般公道で借り物のバイク”という範疇を脱しない範囲での走行が
この感じですとサーキットなどでは流石に寂しそうです。
 
 それでも、足回りの不安などもさほど出ず
各々のスキル限界について余裕がある範囲で走る以上は、
『全然恐くない』いいバイク。そんな感想となりました。
 
 
 
 8時間という時間制限のこともあるにはあるのですが、
常に鼻歌混じりでふんふーん♪と進むと、あっという間に鴨川周辺へ。

18_park

 新しく整備された駐車場にオートバイを停め、
(コンデジ的に普通の露出にすると空が白飛びするので暗めでごめんなさい) 

19_holder

 近年のHONDA特有のワイヤー式メットホルダすら無かったので、
タンデムステップのフック穴にメットをぶら下げて出発です。
 

20_step

 なにやら、極至近に新しく整備されたらしい白い階段を登ります。
 

21_plate

 ううむ、看板まで女性っぽいフォントに変わっております(笑
 

22_upper

 NSR氏が立ち止まってなにかを見上げています。
  
 
 おお かみ よ。

23_venus

 別に聖地巡礼に来たわけじゃないですからね!

24_ar_view

 ここは本当に絶景です。
海の景色の良さでは、房総半島随一だと断言しちゃうほど♪
 

25_lock

 忌々しいことに(笑 恋人用の南京錠かけも新調されていました。
割とどこの観光地にもある、永遠の愛を誓うっていうアレですヽ(`Д´)ノ
 

26_goddes

 女神様、ですね~ 名前は”暁風”だとか。
 
 
 絶景もすっかり堪能した頃には、
11時に出てきたツーリングも、既に時計は15時を示していました。
 

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 昼食は”づけ丼”を食べに、
お気に入りの【道の駅 鴨川オーシャンパーク】へ立ち寄りました。
 

28_ragrin

 道の駅の施設内には、
しっかりと 【 例のアニメ 】のパネルが展示してありました。
公共の場所での事ですから、地元の観光産業はかなり本気のようです(笑
震災の風評被害で、あの鴨川シーワールドでさえ経営危機とも聞きますし
例えアニメが動機でも、少しでも多くの人が訪れて欲しいですね。
 

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 本日の朝食兼昼食。
【地魚づけ丼(900円)+おーしゃん麺(600円)】です。

 一応誤解無きようお伝えしておきますが、
「値段相応か?」と問われると『ちょっと自信がない』というような範囲です(笑
ではなぜここの食堂がお気に入りなのかと申しますと、
道の駅ならではの”施設としてのオートバイの入りやすさ”と、
”食堂から一望できる、眺めが良く開放感のある港の風景”がとても良いです。
 
 それでも、量は若干物足りないながらも
地元の漁港で獲れたという、づけ丼のお味はいつも確かですし、
今回初挑戦した、冷麺を使用した生海苔?が入った暖かい麺も美味でした。
 
 CBR1000RRで来る時はこんなに大量に食べることはありませんが、
ポジションが起きているCBR250Rならばハラが苦しくないので(笑 
 
 
 私だけは2食分を平らげ、すっかり満腹になりながら施設の中庭へ。

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 中庭には足湯がありますが、真冬で寒いので入りませんでした^^;

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 くじらさんかわいそう。額が割られています。なおしてあげてほしいなあ。
  
 
 
 施設の外周をぐるっと周り、駐車場に戻ると早々に出発です。

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 ここは【安房グリーンライン】の入り口。
NSR氏の御厚意で、私の借りたCBRとNinjaを交換して頂くことになりました。
 

33_

 Ninjaは昔風のアナログメータです。
「へーなるほどなあ」などと(笑 車体を観察しながら乗車準備。
普段ならば他人のバイクは絶対に借りない性分ですが、
レンタルは気楽でいいですね。
 
 
 安房グリーンラインは”スカイライン”の名が付きそうな程の快走路。
四輪の横からの合流もなく、山間部を抜ける10kmほどのとても快適な区間です。
 
 ところが。

 走り出してすぐ、大変気になる違和感がありました。

「NSR氏(呼称は○○君ですが)!なにかおかしいよこのメーター!」
「あっ・・・一瞬で40km/h下がった・・・上がった!?」
「ん?今度は0km/hに。どういうことだありえん!!」
「わははははっ、完全に動かなくなった(大笑」
 
 大体原因の想像はつくのですが・・・
比較的新型のレンタルバイクでこれはどうなのよと(汗
ともあれ想像した原因は危険に直結しないものなので、
そのまま安房グリーンラインを快走したまま抜けてしまいます。

 肝心のNinja250Rの感想については、
重心がCBRより低いのか、走る前の最初の感想は『250の割に重いな』でした。

 パワーの出方については、噂に違わぬツインエンジンのそれであり
CBRに比べると随分とリニアに高回転まで繋がります。ここが凄いですね♪

 比較的リアよりの車体姿勢で走るオートバイのようで、
エントリー向けの安心感はCBRと同様にあるものの、少し軽快さに欠けます。 
その辺りは好みの問題ですが、ただ、気になったことも一つ。
どうやらフロント周りが”重い”ようです。
剛性が高いのではなく、重い。けれどリア下がりな感触がありました。
操作で吸収できる範囲ですが、比較的アンダー傾向な印象ですね。
 
 とはいえ、裏返して言えばこれは”安心感・安定感”でもあります。
楽しくツーリングする車両として考えればこういう味付けも良いなとも。
 
 
 
 快走の安房グリーンラインを抜け、
房総半島は【最南端の野島崎】付近に到着致しました。
灯台周辺が最南端エリアですが、直前の公園にNSR氏を誘って一休憩。
 
 ここでは、まずスピードメータをなんとかしなくてはなりませんし
もう一つの理由もありました。
 

34_nojimapark

 当blogを御覧頂いている方には見覚えのある光景やもしれません。
ここ、blogのタイトル画像の場所なのですヽ(´ー`)ノ。

 お気に入りの場所ではあるのですが、
公園の中なのでオートバイでの”乗り入れ”は当然できません。
従って、随分手前の駐車場から手押しで”歩行者”として入ります。
輪留めの類もありませんので、このあたりはオートバイの特権ですね♪
 
 
 撮影もそこそこに、まずスピードメータをこちょこちょと。

35_fallout

 『まあそうだろうな・・・』
昔ながらの機械式のワイヤーの回転で検出する機構ですが、
その”スピードメータケーブル”が抜けておりました。
 

36_set

 【カウルの内側にあるスピードメータの裏】という場所柄、
手が入りづらくて多少難儀いたしましたが、さっと取り付けてしまいます。
それにしても”○○の裏側”というような場所は、
メーカーさんの力の入れ具合(=コスト)がよく判る場所ですね^^;
 

 無事に修正も終わったので、
夕日を眺めながら各々のオートバイの撮影などをしてみました。

37_ninja
 
 Ninja250Rも。
 
 

38_cbr250r
 
 CBR250Rも。

 どちらもいいオートバイですよね~ヽ(´▽`)ノ。かっこいいですし♪
 
 なんだかんだ言っても、
友達に「免許取ろうと思うんだけど何がいい?」と聞かれたら
即答でこの2車種のどちらかを答えると思います。
現実問題として気になる価格も、50万円以下ととてもお求め易いです。
 
 
 
 お気に入りの公園を後にし、最後の休憩地点となる【野島崎灯台】へ。

39_twilignt

 夕日が眩しいです。でもいい気分。

40_partner

 ひとまず、ここまでお疲れさまの2台。
 
 
 先にも申し上げましたが、ここ【野島崎灯台】は房総半島”最南端”。
時間は現在16:30ですから・・・。
契約時間の期限である19時まではあと2時間半しかありません。
 
 高速道路で帰るつもりは当初からありませんでしたので、
下道で四輪が少なそうなルートを積極的に選び、
休憩もなしに一気に南海部品千葉店まで北上致しました。

 こういう時には、
NSR氏のような多少の無理が利く、慣熟したライダーは楽ですね(笑
ツーリングの極意はなによりも”安全”が最優先でありますから、
不慣れだとどうしても休憩を頻繁に入れなくてはなりません。
しかも冬季の夜間ですから尚のことです。
 とはいえ、過信は禁物でもありますので
インカムで密に連絡をとりつつ、安全面に配慮しつつ無事到達です。

 直前でレンタル車両のお約束【ガソリン満タン】に。

41_cbrtrip

 到着したのは18:35頃でした。(メータは時計が狂っていました)
房総半島最南端から下道で2時間。悪くないペースですね。
 
 因みに本日の走行距離は【 232.1km/8h 】でした。

 燃料補給は【 6.9L 】即ち燃費は【 33.6km/L 】となります。
この数値は、走行内容と比して素晴らしい好結果だと思います。
 

 ところでこちらはNinja250Rのメーター画像。

42_ninjatrip

 トリップメータが【 223.2km 】を示しています。
丁度”10km”程度、メータが作動していなかった証拠ですね(苦笑
 

43_triple

 今度こそお疲れさま。 
 
 車両返却の刻限が迫り、店員さんに返却を伝えに店内に入り
今後の為にもトラブルはトラブルとして、
スピードメータ故障と、応急処置(素手でねじ込んだ仮留め)を伝えます。
店員さんは「申し訳ありません」と詫びておいででしたが、
別にクレーマーでもないですし、
自分で問題なく吸収できる範囲ですから、笑って済ませました。
次の人が同じトラブルに巻き込まれなければいいやと。

 ・・・あ、前の人がコケたときのものか、
左右のハンドルの高さが僅かに違っている(曲がり)のを言い忘れたや。
とはいえ、こちらは今回出たトラブルではないのでプロは既知でしょうか。
 
 
 最後に、折角ですので休憩も兼ねて店内で小物を購入。
最初に御案内してくださった、感じの良い店員さんにもお礼を伝えつつ。

44_rest

 コーヒーをしばいて暖を採り帰路につきました。
 
 
 至近、日本列島全域を襲っている大寒波と、
次に控える大寒波の寸隙というタイミングではありましたが、
実にいいツーリングでした。
切っ掛けをくれたNSR氏に感謝するとともに、
より多くのライダー予備軍さんが同じ愉しみを感じてくれる事を切に願います。

 いやー、オートバイって本当にいいものですよヽ(´▽`)ノ(パクった
 
 何時もよりも更に長い本日の日記でしたが、
お付き合いいただきありがとうございました~♪

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