3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

Finlandia Hymn (Sibelius)

2013-01-19 14:05:55 | 音楽ノート
このところ高齢の知人が立て続けになくなって、悲しい。
寄る年波とはいえ、お世話になった人々が次々と鬼籍に入ったという報をうけるとしんみりする。

昨年は、9月、11月、12月と訃報がはいった。

9月に亡くなった知人が書いたエッセイを何気なく最近読む機会があった。ずっと実家の本箱でホコリをかぶっていた本だったが、久しぶりに読んでみた。この本が書かれた当時、私はその本を、忙しかったからだろうか、じっくり読むこともせずに放っておいた。今、改めて読んでみると、生前のその人の姿が偲ばれ、心打たれる。

北欧が好きだったその人を偲んで、今日はフィンランディア。
舘野泉×吉松隆のアルバムから、左手のための三つの聖歌より、シベリウスのフィンランディアである。


讃美歌298番である。

(Be Still, My Soul / Finlandia)
安かれ、我が心よ
主イェスは ともにいます
痛みも 苦しみをも
雄々しく 忍び耐えよ
主イェスの ともにませば
耐え得ぬ 悩みはなし

安かれ、我が心よ
波風 猛るときも
父なる 天つ神の
御旨に 委ねまつれ
御手もて 導き給う
望みの 岸は近し

安かれ、我が心よ
月日の 移ろいなき
御国は やがて来たらん
憂いは 永久(とわ)に消えて
輝く 御顔仰ぐ
命の 幸をぞ受けん

お亡くなりになった方々のご冥福をこころよりお祈りしたい。
フィンランディアを捧げたい。





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