3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

カルロス・ゴーンの再逮捕:背中の桜吹雪が舞う東京地検特捜部

2018-12-21 13:56:42 | 現代社会論
自己の金融取引で発生した損失を日産自動車に付け替えるなどしたとして、東京地検特捜部は21日、日産前会長のカルロス・ゴーン被告(64)=金融商品取引法違反で起訴=を会社法違反(特別背任)容疑で新たに再逮捕した。東京地裁は20日、前会長らに対する検察側の勾留延長請求を却下し、準抗告も棄却していた。このため、前会長は保釈される可能性が高まっていたが、勾留がさらに続くことになった。

ホー、 東京地検特捜部の背中に桜吹雪の刺青があるとしか言いようがないほどの痛快さ、である。
フランス人には痛いかもしれない。
しかし、コストカットとして冷や飯を食わされた労働者たちにとっては、これほど痛快なことはないのではないだろうか。
自分の投資の失敗で出た損失を会社に付け替えていたとか。

金持ちが優遇される税制、それだけでなくお目こぼしさえされてしまうという当世の事情に正義はないのかと思っていたが、特捜部の快進撃に拍手をしてしまう。

フランス人はどうだか知らないが、多くの日本人は判官びいきであり、弱いものいじめの悪代官や悪徳商人をひどく嫌うのである。
もっとも嫌うのは私利私欲に走る政治家、官僚や商人である。
こうなったら、特捜部の威信をかけてとことん追及してほしいものである。

お天道様が許さないのである。


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