Hさんは木曽路の旅で取材されました。
日本画 F6
すべてが暖かい色に染まった夕暮れの妻籠宿は歩く人もまばらです。
腰掛けるご婦人は風景にとけこみ、昔話の一場面を見ているような
ほのぼのとした懐かしさを感じます。道は土にアレンジし、江戸時代の
賑わいを思い浮かべながら描かれた街並みは静かに心に響いてきます。
近づいてみました。
細やかな下描き、慎重な墨入れ、しっかりした地塗り、長い時間を
かけた描き込み。思い通りの効果が出るまで粘り強く堅実に進め
られたひとつひとつの作業が作品の強さとなり、ぬくもりとなりました。
過去と現在が交差しているようで見るほどに想像の広がる作品です。
Hさんの作品はどれも穏やかで涼やか、そして熱いのです。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Hさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。
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