教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

今年もおわりですね

2009年12月31日 | その他
黒豆ができました。
乾燥豆をもどすのに一晩、
煮るのに8時間、
冷やして味を含ませるのに一晩。



三日目、晴れてこの艶姿となりました。
今年は小さい豆を使ったためか
仕上がりが例年よりも少しかたいような・・
いやいや、もしかしたら火が強かったかもしれません。
でもいいのです!皮は破れず味も良く満足です。

お正月にこの



ちょろぎを上にのせて完成です。
ちょろぎはシソ科の植物の根茎で、お正月用のものは
梅酢に漬けてあり長老喜などおめでたい字があてられるそう。
購入したものは“長呂儀”と書いてありました。




一日たったくらいで人間が変わるとはとても思えませんが、
年が替わるのは自分を振り返るいい機会です。
今年は立ち止まってぼんやりしてしまったかな・・と反省。
来年は成長するため行動したい、と思います。

今年もおつきあいいただきありがとうございました。
皆様よいお年をお迎えください!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たまたま?

2009年12月30日 | 生き物
先日行った墓地の隣には住宅がたちならび
そのうちの一軒の窓辺で
ほぼ毎回日向ぼっこしている猫がいます。



やっぱり朝青龍に似てる・・

ブロック塀の上からは
凛としたコがこちらを見下ろしていました。



猫に見守られながらお墓参りするのもよいものです。



墓地には猫が多いような気がします。
まるで墓守みたい。

古代エジプトの女神 



バステトを思い出しました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マメに暮らせますように~!

2009年12月29日 | その他
母にはいらないといわれるのですが
私が味もいわれも好きなので毎年年末には
お正月用に黒豆をつくります。

黒豆の袋の裏に書いてある調理法などいろいろ試しましたが
数年前に購入したNHKの『きょうの料理』12月号に
掲載されていた土井善晴さんのレシピが一番イイ!
まったくの失敗知らずです。
これを頼りに今年も準備してみました。

乾燥黒豆300gに対し



砂糖250g



醤油1/4カップ



塩大さじ1/2



重曹小さじ1/2
以上が必要な材料です。

作り方は



水10カップを煮立て、火からおろしたらさめないうちに
砂糖、醤油、塩、重曹を入れかき混ぜる。



あればガーゼに包んださび釘10本ほども入れる。



そして黒豆投入!

一晩おいて黒豆をもどします。
今日はここまで。

明日この鍋を煮立て、アクをとりのぞき
差し水をする、ということを2~3回繰り返し
落しぶたをして弱火で8時間煮るだけ、
そのまま冷ましたら出来上がりです。

今年のお正月はそれどころではなかったので
黒豆もいただきませんでした。そのせいではないでしょうが
(いつもどおり?)だらけ気味な一年だったかも・・
来年こそはマメに暮らしたい!
そんな願いを込めて明日仕上げをしたいと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海辺での出会い

2009年12月28日 | 生き物
お墓参りに行った後
またまた海辺へ出かけました。



静かな海上には漁をしている人
シーカヤックやウインドサーフィンを楽しんでいる人などが見えます

海中には、この時期珍しい!



大きな蟹がいました。接写の鬼(姉)がCX-1で撮影。
驚くほどよく写っています。
そうそう
以前購入したCX-1用の(純正品ではない)バッテリー
もちは悪くないものの、撮影中電池容量がなくなると
レンズが出たまま動かなくなります。こんなものなのでしょうか?

見上げればトンビがたくさん。



海岸に打ち上げられた魚を狙っていました。

以前材木座海岸でサンドイッチを食べていたところ
(その時同じような人は結構いたのに)私だけ
後ろからトンビに狙われ、頬が少し切れたことがあります。
翼で殴られたような衝撃!痛かった~。



そのことを帰宅後家族に話したところ
母は顔を真っ赤にし涙を流して笑い転げ、
心配してくれたのは父だけでした!私はけっして忘れません。


釣り人のあげた魚を狙うのは鳥だけでなく



猫もなかなかのハンターです。



警戒しつつ、かわいくないたり見つめたり
近づいたりさっと離れたり、上品に座ってみたり
生き抜くため皆知恵を絞っています。

素敵な犬にも出会いました。



やさしい表情でしょう?
甲斐犬とゴールデンレトリバーのミックスの男の子だそう。
人懐っこくおだやかで、大きくてふわふわで
しばらく触らせてもらったら心身ともにあたたかくなりました。
こんな仲間がいたらいいな~。

夕暮れ・・



美しい光景を眺めながら
少しだけ今年を振り返りました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョウビタキ~!

2009年12月27日 | 生き物
畑の前の小道を歩いていたら、すぐ近くで
「 ピーッ ピーッ 」
大きな鳴声がしました。

見回すと、なんと目の前に



かわいい!



スズメより少し小さく
ピンポン玉のように体をふくらませています。



1.2メートルほどに近づいて、フラッシュをたいても逃げません。
大喜びで連写していたら

「こんなところに・・」
カメラを持った男性がつぶやき、一緒に撮影し始めたので
「何ていう鳥ですか?」と質問してみると
「ジョウビタキのメスだよ、とりわけかわいい鳥なんだ」
と親切に教えてくれました。

帰宅後調べたら、ジョウビタキは冬に渡ってくる鳥。
な~んてラッキーなんでしょう!
場所は大和市の泉の森近く、引地川沿いでした。

同じ日、同じ引地川沿いで



オナガが集団で木の実をついばんでいました。
オナガは大和市の鳥。
黒群青色の帽子、青灰色のマントと
素敵なファッションです。



ヒヨドリもやってきました。



ムクドリも?
見ているとさまざまな鳥がやってきます。
この木は何かしら・・

冬はバードウォッチングに最高の季節!
寒いからと言って家に閉じこもっていてはもったいないですね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

澄んだ瞳

2009年12月26日 | 生き物
久しぶりに訪れた相模原麻溝公園での
一番のお目当てはハイラックスの赤ちゃん。



もう幼児、でしょうか?
チェダーにリコッタです。



暖房器具の下で寄り添いつつ押しあっている姿を見ていると
自然に笑みがこぼれてきます。いつもありがとう!

シマリス小屋も大好きですが
今は病気やケガをしているコたちが多く
あまりに痛々しいので、今回は見ていられませんでした。

次に好きなのは大きな鳥籠
人間はその中を歩き回ることができます。



そんなに見つめないで~



小鳥たちのさえずりを聴きながら
小屋の中央でぼんやりしていると時を忘れます



透明感のある瞳に吸い込まれそうです



孔雀はこちらを見ていないようで
カメラのレンズに興味津々



こちらがよそ見をしていると
近くに寄ってきてじっとこちらを観察しています
ひょっとして怒ってる?



純粋無垢な姿に触れると心が洗われます。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きらきらひかる

2009年12月25日 | その他
今年はイルミネーションが流行っているのでしょうか。
景気低迷でなんとなく暗くなりがちな街を明るく照らそう!
ということなのか、あちこちできらびやかな住宅が見られます。



ブルーで統一したこのお宅は遠くからでも目立っていました。



楽しい形がいっぱい!点灯は今日まででしょうか。

近くの公園には
青空をバックにきらきら光るものが・・



葉を落としたイイギリです!



赤珊瑚の珠のようです。
見つめていると気分が晴れ晴れとしてきて
赤という色の持つパワーを感じます。



ヒヨドリが盛んに訪れていました。



木の下にはカメラマンが三脚を立てて
目当ての鳥が来るのを待っていました(たぶん)。
鳥たちの訪問は1月中旬までは続くはず。

年賀状を書き終わったら、私も三脚を抱えて行こうかな・・
コマーシャルで小栗旬さんが
「年賀状は25日まで出しましょう」と言っていましたが
ちょっと無理そう。マメに暮らせないまま今年も終わりそうです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス・キャロル

2009年12月24日 | その他
友人がクリスマスらしいお菓子をくれました。



ユーハイムのバウムクーヘンです。



外側にかかっているホワイトチョコ?の部分が
厚めで生地もしっとり。自然な味でおいし~い!



バウムクーヘンはドイツ語で「木のお菓子」を意味するそう。
確かに木の年輪のような模様です。

クリスマスだからといって何をするわけでもありませんが
コーヒーでも一緒に飲みながら本を読み直したくなりました。
たとえば
チャールズ・ディケンズの名作 『クリスマス・キャロル』



訳者はモンゴメリ作『赤毛のアン』シリーズも
手がけている村岡花子さん。
私の持っているこの『クリスマス・キャロル』でも、さすが
わかりやすくあたたかい言葉えらび!心に響く名訳です。
何度読んでも素晴らしい。

この冬映画が公開されていますね。




166年前に発表されたこの物語は
もう50回以上映像化されているそう。
見たい気もするけれど、本を読んだ時のイメージ世界が
壊れるのが心配で見たくないような。


私の好きなアメリカの作家、レイ・ブラッドベリの本のなかに
ディケンズがよく登場するので気になり
読んでみようと思ったのがきっかけで



だいぶ前にこの『二都物語』と『大いなる遺産』を読みました。

ディケンズが活躍したのはイギリスの産業革命の頃。
それにもかかわらず、その言葉は今なお生き生きとして
強く心に響き、古臭さを感じさせません。

貧富の差が激しい時代の流れの中で欲にとりつかれ
自分を見失い、愛情も恩も忘れてしまう主人公。
『大いなる遺産』のピップと義兄ジョーとのやりとりを
読むたびに泣けて仕方ありません。

激しく怒り、泣き、笑う魅力的な人物であったろう
チャールズ・ディケンズ。『オリバーツイスト』
『骨董屋』『デイビット・コッパーフィールド』など
読みたい作品がたくさん!これからの楽しみです。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生き物が集まる樹

2009年12月23日 | 自然
上郷森の家周りで歩いていると
カラスザンショウの迫力ある姿が目に付きます。



7月ごろ咲く花も葉もボリュームたっぷり

幹にも特徴があり



棘のようなボツボツがあります。

12月初旬には



葉が黄色くなり実が熟します。

私がこのカラスザンショウに注目するのは
ミカン科でアゲハ蝶の仲間の食草のため。
昨年落ちていた葉に蝶のサナギがついていたので
今年もないかな~と探しましたが、未だ見つからず・・



見上げると蜂の巣がありました。



落ちていた実は
ミカンとドクダミを合わせたような強く爽やかな香り。



カラスザンショウ、という名のとおりカラスや



メジロのような小鳥



そしてタイワンリスにも好まれています。

タイワンリスは、困ったことに
実がなくなってしまうと樹皮までかじるのです。

大木でも、この木のように樹皮を広く剥がされてしまえば
細い枝から徐々に枯れ、いずれ死んでしまいます。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年最後の

2009年12月22日 | 教室風景
早朝、森の家駐車場近くでボーっと立っていたら
ポリポリ、パリポリという音が聞こえてきました。



音の主は食事中のタイワンリスです。
敏感にこちらの気配を察し、ボリュームあるしっぽを枝に打ちつけ
声でも威嚇してきます。どうです、この不敵な面構え!

池は前回よりも凍っていました。



これではヤマアカガエルの産卵どころではありません。
やはり年明けでしょうか?楽しみだな~♪


2009年度最後の教室日です。



和やかな時間は変わりませんが
今日だけはお帰りになる皆さんと
『よいお年を~』
と節目のご挨拶をしました。



お昼は風も弱く快適・・ぽっかり雲が浮かんでいました。
大きな巣をはってがんばっていた蜘蛛が
とうとういなくなってしまったのに気がつきました。

午後は3時を過ぎるとかなり日がかげります。
次回の教室は新年1月8日、約半月後なので
少し日が伸びているでしょうね。



今年もありがとうございました。
《グループ彩雲》があたたかい会なのは
メンバーの皆さんのおかげです!
来年度もよろしくお願いいたします。



今年で最後かと思うと名残惜しくて
また森をぶらぶらしてしまいました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする