教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

春めく森に元気をもらう

2023年02月23日 | 散歩

風は冷たいけれど晴れ上がった日
春のきざしを探し歩くと


黄色いつぶつぶ、いつの間に!


サンシュユの蕾が膨らんで花開き始めていました。


フクジュソウは花盛り


マンサクも満開♪


辺りには小さな羽虫が飛んでいます。


足元の水場にはお尻のレモン色が美しいキセキレイがいったりきたり。
珍しく近づいてもその場にとどまってくれました。


日あたりの良いところではメダカが元気に泳いでいました。

春の彩りは他にも

ベニバナアセビ


遠いけれど菜の花の上に白梅と河津桜


この桜は何だろう?うっとりぼんやり見上げていたら


歌いながらメジロがやってきました。
くちばし周りは花粉で黄色く染まっています。

黄色にピンク、甘酸っぱい香り♪春のエキスを胸いっぱい吸い込んで
元気になった帰宅後、ようやく苦手なことに取り組みはじめました。


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2月最後の教室 ウグイス歌いだす

2023年02月21日 | 教室風景

良く晴れて暖かかったので久々にのびのびと歩けました。


ニワトコに元気な蕾と新葉が♪
森に色がもどってくるのはもうすぐですね。


いろいろな小鳥たちがやってくる梅の木の
特等席を陣取っていたのはタイワンリス


根元には気配を消した猫がいました。

一回お休みしてしまったのであっという間☆2月最後の教室日でした。


新型コロナの流行でお休み続きだった時期を思えば今年の冬は明るい。
教室の雰囲気も皆さんの表情もおだやかさが増したように感じられます。


午前中にUさんの水彩画を撮影することができました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆

カエルに会いたい♪
雨が降っていないので無理かと思いましたがいそいそと水辺へ。


この間は気が付きませんでしたがネコヤナギの穂がふんわり


この間なかった場所にヤマアカガエルの卵塊がありました♪


1mmほどの卵を拡大してみると卵割のもようがわかりました。
発生が順調に進んで桑実期のようです。


この日近くで撮影できた小鳥はシジュウカラのみでしたが
今まで笹薮にいたウグイスが日のあたる小枝にとまり
ホ~・・・ケキョ・・と自信なさげに歌っていました。

前回フユシャクに会った外灯を見に行くと、この日は


横幅40mm弱くらいでちょっと大きい!
帰宅してからエダシャクの仲間をネットでじっくり探したら
シロテンエダシャクがとても似ているように思えました。

ライトがあたる石壁に


こんなものもいました。
まったく別種かと思いましたが、よくみれば上の蛾にとても似ている。
微妙な色の変異もあるだろうしこれもシロテンエダシャクに見えます。


近くにはこんな蛾も。
やはり検索すると、ヒロバトガリエダシャクに思えました。

ウグイスが歌い始め、冬眠明けのカメムシも歩いていたり。
森が目覚め始めたようで嬉しくなりました。


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2月三回目の教室 カエルの春はじまる♪

2023年02月18日 | 教室風景

年明けからヤマアカガエルの産卵を楽しみに待っていました。
1月は降雨量が少なく池が干上がり心配していましたが。。


東京も積雪のあったちょうど1週間前、カエルが動き出したようなのです。
楽しみ過ぎて前のめりに水辺へ急ぐと


ヤマアカガエルの卵塊がたくさん!


良かった♪例年より遅いし、池周囲にはアライグマの足跡があって
カエルが極端に減っていないか心配していました。


降雪の次の日にあったというカエル合戦、見たかったな~~。
でもまだチャンスはある♪この時期のあたたかい雨はワクワクします。

2月3回目の教室日でした。


前回は、降雪予報で坂道が凍ったら危険!とお休みにしましたが
私の周囲では雪がかなり降ったのに皆さんの地域では雨だったとか。
どちらにせよ寒さに震えあがって活動は厳しかったかもしれません。


この日は快晴で気温があがり素晴らしい制作日和となりました。
ますます太陽の力が強くなって冬が後退しているのが感じられます☆


毎年楽しみにしている白梅が咲き始めました♪
ここ数年元気がなかったですが盛り返してきたようで良かった。


アトリエ前のアセビも花盛り♪
日あたりの良い午前中、歌いながらメジロたちがやってきました。


今回もコゲラが目の前で食事をしてくれました。
遠くでたびたびアオゲラのドラミングが聞こえ、春を感じます。

嬉しかった出会いはもう一つ


ふたたびクロテンフユシャク♪

前回会ったペアと場所は近く、外灯の柱にとまっていました。
雌がいないか周りをじっくり探しましたが見つけられず。
3月まで会えるそうなので次回も探してみよう♪

少しずつ森が暖かい色に、香りも変わってきているような気がして
足取りも軽くなります。


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散歩道の小鳥と越冬チョウのその後

2023年02月15日 | 生き物

気持ちよく晴れたので隣駅まで歩いてみました。

小さな墓地の横を通り過ぎようとしたら


シロハラがいました。
輝く墓石がレフ板となって美人度up♪

カッ カッ カッ
聴きなれたさえずりにみまわすと


目の前にジョウビタキ女子!


近づいてきてくれて嬉しい♪


例年通りなら1月中に裸になるイイギリの木に赤い実が残っており
ヒヨドリがきていました。


シジュウカラも?
イイギリの実は大きすぎるだろうとみていると


丸ごとのみこむのではなく突いてちぎって中身を食べていました。


香りはすっかり弱くなったけれどまだ華やかなロウバイ


河津桜は2分咲きというところ


あの黄色いものは何だろう?
画像を拡大してみるとハンノキの花に見えました。

先日会えて嬉しかった越冬蝶たちを確かめに行くと


ヤツデのムラサキツバメは強い風にあおられたのか
翅がひらいている。。生きているのだろうか?


ムラサキツバメが3頭越冬していたアオキは刈り取られていました!
近くのマテバシイもかなり伐採されていて、公園なので仕方のない
こととはいえがっくりしました。

無事を確認したのは高いところにいたムラサキシジミとウラギンシジミのみ。
チョウが自由に飛びまわれるあたたかな春が待ち遠しいです。


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春を待つチョウたち

2023年02月13日 | 生き物

雪後、気温が上がったのでチョウが出ているかもしれないと
探しに行きました。

公園の水場を通ると


ふっくらバンに


人気者のカワセミがモデルになってくれました。

この周りの木々でもよくムラサキツバメが見られるので
じっくり探しましたが蝶には会えず、隣の緑地へ。

すると


マテバシイの地上2mほどのところに


ムラサキシジミ♪

嬉しくなって下にある植物の葉をみていくと


ヤツデの葉に


ムラサキツバメ2頭


アオキの葉に


ムラサキツバメ3頭♪


目の高さの葉にウラギンシジミが頑張っていました。
まだ飛びまわる暖かさではないのですね。

でも季節は確実に進んでいて


紅梅は満開を過ぎ


レンギョウは狂い咲きかな?


一株だけミスミソウが咲いていました!
いちごミルクのような色合い♪

近くにカタクリがあるはず・・と探しましたがさすがに姿はなく。
でも春はすぐそこ♪イカリソウも新しい葉をだしていました。


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Hさんの新作パステル画(032)

2023年02月10日 | 教室風景

Hさんは旅で出会った光景を描かれました。


「黒部渓谷 」パステル画 F20

日本一深いというV字峡に光が差し込みその美しい岩肌や流れ
がきらめいています。その場で受け取ったエネルギーと感動を
多彩なタッチで伸びやかに表現された生命感あふれる作品です。

近づいてみました。


せり出した岩、崩れた岩、川中の岩など岩質の違いや深いよどみ、
速い流れなどきめ細かに描き分け真に迫っています。勢いのある
力強い描写から壮大な自然の営みに思いを馳せることができます。

情熱的に大画面に挑み続け、世界を広げ続けておられるHさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の
作品集”の中のHさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。


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2月二回目の教室 身近な小鳥たち

2023年02月07日 | 教室風景

よく晴れて風もほぼない穏やかな朝


空を見上げると飛行機雲

飛行機雲が長く残ると天気が崩れるそうですが
天気が変わりやすいのも春が近づいている証拠だと思うと嬉しい。


リスたちも恋の季節なのかあちこちで追いかけっこ。
近くでレンズを向けてもあまり逃げなくなりました。

2月2回目の教室日でした。


空気は乾燥していて窓からは素晴らしい光。小鳥の声を聴きながら
構想を練ったり、下地作り、仕上げにも快適な制作日和でした。


午後、Hさんがパステル画を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆

お昼は歩くと汗ばむほどに暖かくなりました。


いつも歩くこの小道もなんだか春めいているのを感じます♪

この日もお馴染みさんたちに会いました。


シジュウカラは枝についた虫を食べているのかな?


この間は真ん丸だったモズはキリリと精悍な印象に


高らかにさえずりながら大勢で食べ物探しをするガビチョウたち


草陰に小鳥の気配がして撮影してみると、無言のウグイス
今年の初鳴きはいつかな?


チッ チッ チッ
甲高い小さな地鳴きに声の主を探すと近くにホオジロがいました。


コゲラも目の前に。

この日も小鳥のさえずりに耳をすませて姿を探したけれど
なかなか見つけられず、目の前で飛び立ってはじめて気づく始末。

冬しか会えない旅鳥がもっといるはずなのにたぶん気づかずにいる。
それが残念で姿とさえずりと名前の一致する鳥を増やしたいと毎冬思いつつ
目前にせまる虫とカエルの季節。。春の訪れが楽しみで仕方ありません。


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2月最初の教室 春を待つ森

2023年02月04日 | 教室風景

朝のうちは雲の間から青空が見えました。


霜はおりていないものの風は冷たく森は静か。

耳をすませると、どこかでプツプツプツプツ・・・
硬いものをついばんでいるような音がしました。


ムクノキかな?高木の枝先に小鳥の群れが。


見上げると逆光で真っ黒。露出を上げて撮影したものを拡大して見ると
実をついばんでいたのはイカルたちでした。


イカルとの出会いは久しぶり♪
高いところにいるので小さく見えましたが体長は23㎝ほどだそうで
たくましい感じがします。

2月最初の教室日でした。


この日は節分、次の日は立春!冬の終わりが見えてきたような気がして
嬉しくなりますね。スギ花粉に敏感な方は症状が強く出ているようです。


この季節はすぐ膠が固まってしまうので皿を温めながらゆっくり描きます。
時間終わりには次の課題が見えてきて、前進し続けるのが楽しい♪

お昼休み、前回フユシャクのペアに遭遇して大喜びしたヤツデ
を見に行きました。


さすがにフユシャクは残っておらず、根元によく会うトラさんがいました。

森で会う小鳥たちは羽をふくらませ皆寒そうにしていました。


モズに


ジョウビタキ


ウグイス・・ですよね。


枯葉をひっくり返し食べ物探しをするシロハラ
騒がしいガビチョウの群れに囲まれても単独で頑張っていました。


オニシバリの花が咲き始めました♪

一見変わりないように見える冬の森。
前回との違いを見つけるのが楽しみです。



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