教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

明日より始まります

2014年01月31日 | 教室風景

2月1日より始まる戸辺功さんの作品展のお知らせです。





グループ彩雲のお仲間でもある戸辺功さん。国内のみならず
世界各国を巡って描いた淡彩スケッチは膨大な数にのぼります。
そのほとんどはHP『水彩スケッチ紀行』に掲載されており、
一部を『欧州スケッチ紀行』として出版されています。

『戸辺功・欧州水彩スケッチ画展』

2014年2月1日(日)~28日(金)
逗子キッチン&アトリエ「ラ・パール・デサンジュ」
ランチ 11:30-15:00(14:30L.O)
ディナー17:30-21:00(20:30L.O)

毎週月曜日は定休日
水・木・日曜日のディナーは15:00までにご連絡ください。
(tel)046-872-6733

逗子市逗子6-5-1 W&Gビル 2F
JR逗子駅より徒歩7分 または京急新逗子駅南口より徒歩2分


展示期間中、また折を見てお知らせさせていただきます。
お誘いあわせのうえ、ぜひご高覧ください☆


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冬ならでは

2014年01月30日 | その他

横浜自然観察の森の朝散歩で出会った
この季節ならではの光景を並べてみました。



透明感のある空の青



クヌギの幹についた地衣類の緑灰色



枯れたセイタカアワダチソウの光る穂を見ながら
蝶が飛び交っていた黄色い花の頃を思い浮かべます。



凍る池の模様は詩のようです。



木の高いところにあったざっくりしたつくりの鳥の巣は
キジバトのものでしょうか。



こちらの巣はラグビーボールよりひとまわり大きい。
木の皮や落葉、小枝などがまとめられているようです。

巣の主は・・



おそらくこのタイワンリス。この森ではよく見かけます。

葉の落ちた今だからこそ見つけられる動物の営みや美しいもの。
のんびりじっくり探したいけれど、忙しがっている間に
寒中が終わりそうです。

 


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冬晴れのさんぽみち

2014年01月29日 | 散歩

気持ちのよい青空が広がった日、いつもの川沿いを歩きました。



いつもは川底を踏みしめながら食べ物を探す姿を
見下ろすことが多いけれど、この日は電線の上。
白い羽毛が輝いています♪



ハシブトカラスも見る角度によって変わる微妙な体色がきれい♪



ネットの上にはスズメたち。



枯れたアシのなかですぐ見失いそうなアオジ



シジュウカラの柔らかそうなお尻も見えました♪



たくさんのヒヨドリが集まるイイギリの実はもうなくなりそうです。



馴染みのある留鳥たちには会えましたが、やはりこの日も
ジョウビタキに会えませんでした。
昨年は大好きなジョウビタキをはじめ、のんびりしたシメやウソ、
ルリビタキにアカハラ、シギの仲間などに会えたのに。
今年は本当に冬鳥たちが少ないように感じます。
皆南方へ行ってしまったのでしょうか。


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1月最後の教室

2014年01月28日 | 教室風景

早くも1月最後の教室日です。
からっと晴れたものの空気の冷たい一日となりました。



この日は小鳥のさえずりも少なく、水音が響くような
静かなアトリエでじっくり課題と向き合うことができました。



午後クラスが終わりに近づいてもカーテンが必要なほど外は明るい♪
日が長くなって嬉しい限りです。
1月29日~2月7日まで森の家が休館となるので、教室もその間
お休みになります。

朝の森は清々しい光に満ちて



濃い影が落ち木々がくっきりと見えました。

先週末の暖かさで、森のカエルたちが目覚めたかも!
期待に胸をふくらませ前のめりで池に急ぐと



・・前面氷が張っていました。

やっぱりまだか~とつぶやきつつ目をこらすと



おおっ!ヤマアカガエルの卵塊がありました♪
黒い塊はまさに産みたて。親カエルは見えませんが
また眠りについたのでしょうか。

防水カメラのnikon AW100をいそいそと取り出し



氷の上にカメラをのせて接写してみました。
これから雨の日が楽しみです!



越冬ウラギンシジミを見に行ったらやはり同じ場所で頑張っていました。

次にこの森を歩くのは2週間後。その時には春の息吹が
感じられるでしょうか。



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森しずか

2014年01月27日 | 散歩

ここ数日の暖かさに加え前日の雨。
いよいよヤマアカガエルの産卵が始まったかも!

いつも観察している森へ行ってみると



まったくカエルの気配はなく、卵塊はありませんでした。

小さな実が鈴なりの柿の大木の近くで
しばらく鳥が来ないか待ったけれど一羽も来ず。

実が熟して美味しそうなのに・・・。



足元にはモミジバフウの実

クヌギ林でフユシャクを3回見かけたけれどまったく撮れず。



いつの間にか日が傾いて、夕日に染まったシジュウカラが
まるでヤマガラのように見えました。
丸いのはアメリカスズカケの実。



大声でさえずっていると思ったら
突然幹の中央の穴に飛び込みました。ねぐらなのでしょうか?
勢いがよかったので木に吸い込まれたように見えました。



今日からまた冬日に逆戻りかな?

森の家まわりでもヤマアカガエルの産卵を確かめるのが楽しみです。


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ミソサザイに出会う♪

2014年01月26日 | 教室風景

晴れた朝、近所の川沿いを歩いてみました。



空の青が春めいてきたかな?

朝日にむかって祈っているような神妙な顔をした猫
立ち上がったあと、その表情の意味がわかりました。



向こう岸にカワセミ君
遠いのですが、ちゃんとこちらに気がついています。



中州の、川の堆積物がたまった上にアシが生えた場所に
何かがいるな・・とフェンスの間から見ると



トラ猫!
しげみをつつく小鳥やカモを狙ってのことでしょうか、
かなり低く水かさが増すと大変な場所なのにたいしたものです。

猫を見つめていたら、その近くを見慣れない小鳥が。



目を疑いました。もしやミソサザイ?小さい~!



日陰に入ったり茂みにもぐったり。ひとときもじっとしていないので
なかなかピントが合いませんでしたが、ピンと立てた尾羽と
体の模様はやっぱりミソサザイでした。こんなに近所にいるとは!

かなり前、山梨県の山中でヘビを激しく威嚇するのを見たのがはじめ
ですがなかなか出会えるものではありません。
気付かせてくれたトラ猫さんに感謝です。


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1月四回目の教室

2014年01月25日 | 教室風景

1月4回目となった教室はとても暖かい一日となりました。



あいかわらず膠はすぐ固まりますが、三月並みの気温と聞けば
心も軽く制作がはかどります♪



夢中になって描いていると時がたつのを忘れますね。

この日は朝から日差しが強く何もかもが光って見えました。



青い空に白い雲♪爽やかです。



アオキの実も輝いていました。
この大きな葉裏に越冬中の虫がいないかな~と注意して見ましたが
何も見つけられませんでした。



ヤマノイモの種殻を見ている間にも周囲の草むらや木立から

ガサッ、ガサッ、コツコツコツ・・・チッチッチッ・・・
姿は見えないけれど小鳥たちの気配がします。



メジロは休むことなく食べ物を探し



タイワンリスは木の皮や落ち葉を集めてくわえていました。
巣の補修でしょうか。
気温が上がったためなのか、森の食べ物が少ないせいか
動き回る森の生き物たちはこちらをあまり気にしていないようでした。

暖かくなっていつものウラギンシジミが移動したかもと見に行きましたが
朝も昼も同じ場所。チョウたちが動き出すにはまだ温度が足りないようです。


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『戸辺功・欧州水彩スケッチ画展』のおしらせ

2014年01月24日 | その他

戸辺功さんの作品展のお知らせです。





グループ彩雲のお仲間でもある戸辺功さん。国内のみならず
世界各国を巡って描いた淡彩スケッチは膨大な数にのぼります。
そのほとんどはHP『水彩スケッチ紀行』に掲載されており、
一部を『欧州スケッチ紀行』として出版されています。

『戸辺功・欧州水彩スケッチ画展』

2014年2月1日(日)~28日(金)
逗子キッチン&アトリエ「ラ・パール・デサンジュ」
ランチ 11:30-15:00(14:30L.O)
ディナー17:30-21:00(20:30L.O)

毎週月曜日は定休日
水・木・日曜日のディナーは15:00までにご連絡ください。
(tel)046-872-6733

逗子市逗子6-5-1 W&Gビル 2F
JR逗子駅より徒歩7分 または京急新逗子駅南口より徒歩2分



お食事をいただきながらゆっくり作品を味わえますね。
お誘いあわせのうえ、ぜひご高覧ください☆


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粘り強く待つ

2014年01月23日 | その他

時々歩く小さな公園。春が来ればアンズの花、おくれて
芝桜が咲くはずなのですが今はまったく静かで



空が広く見えています。
昨年この場所でよく見られたシメがどこかにいないか
しばらく佇んでみました。



がさっ、がさっと勢いよく地面を掘り返していたのはハト。

その近くの笹薮でかすかな音がしたので目をこらすと

長毛のサビ猫が潜んでいました。ハトの隙をうかがっていたようです。

決定的なシーンが見られるかもと長いこと見つめていましたが
狩りを邪魔してしまったよう。その忍耐強さと慎重さに感心しつつ
その場をあとにしてしまったので結果はわかりません。

ビワの花が咲いているのを眺めていると
可愛らしい小鳥のさえずりが聞こえてきました。



イイギリの実をとても小さな鳥がついばんでいます。

よく見るとそれはメジロでした!

今までイイギリの実はこのヒヨドリがついばんでいるところしか
見たことがなく、粒が大きいために他の小鳥は食べられないのだと
ばかり思っていました。

ヒヨドリ以外も食べられるとなると実はあっという間に
なくなってしまいそう。
残る実りが少なく花も咲かず虫もいないこれから、
小鳥たちにとっても厳しい時期ですね。


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Uさんの水彩画完成

2014年01月22日 | 教室風景

Uさんは大好きな冬の花を描かれました。



「 椿 」   水彩画  F4

繰り返し描いてきたお庭に咲く椿。様々な表現方法を試して
こられましたが今年も新しい発見をされ、見慣れたこのお花の
美のエキスを画面にすくい取りました。何も描いていない四隅まで
匂いたつような気品と深い趣が感じられる作品です。

近づいてみました。



花の紅色が葉の淡緑色と溶け合っている様はうっとりするほど
美しく、気持ちと技が合わさって無になったUさんの描く喜びが
あふれているようです。朝もやに包まれたような柔らかい雰囲気と
見る者をひきつける強い力に幻惑されます。

変化し続けるUさんの、次の作品も楽しみです。
過去の作品は制作順に『上郷の森 日本画教室』内の“作品集”の
中のUさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。




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