気持ちよく晴れ上がった日、残り少ない10月を味わいに
富士山のふもとにでかけました。
雪をいただいた富士山がど~ん!
ところどころ紅葉が進んでいましたがまだしばらく
見頃は続きそうです。
秋の森で何か生き物に出会えるでしょうか。
樹海に入ると薄暗く、しっとりした空気が漂っていました。
広葉樹の多くが葉を落とし、踏んでしまうのをためらうほど
道を美しく彩っています。
何ともいえない深い紅色のこのキノコはカキシメジ。
いかにも美味しそうですが事故の多い有毒キノコだそう。
真っ赤な唇のようなベニタケの仲間。
ついつい赤いものばかりに目がいってしまいます。
一緒に行ったのがキノコ好きさんなのでいろいろと
教えてもらってキノコを観察する楽しみが倍増しました♪
しゃがんでいたら、青緑色にきらめく虫を発見しました。
憧れていた珍しいツチハンミョウの仲間です!
皮膚につくと水ぶくれになるという猛毒カンタリジンを
出すと知っていたのでびくびくしていたら、素早くもない
この虫にあっという間に逃げられてしまいました。
どうやらメスのようですし大人しく見ていたら
数千個産むという産卵シーンが見られたかも・・。
一瞬死んでいると思ったので草でつついたのが
いけませんでした。次出会ったときは慎重にしなければ!
この日は湖のほとりに泊まり、7時を過ぎれば眠くなり
朝日とともに目覚めるという久々に自然のリズムに沿った
時間を過ごしたのでした。
折しもこの夜は十三夜☆素敵なお月様が出ていました。
一晩で心身ともにスッキリとしたので
これをひと月も続ければどれだけ元気に・・と妄想がふくらみます。
家でも寝袋で寝てみようかな?