教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Uさんの新作水彩画(092-093)

2022年06月30日 | 教室風景

Uさんの新作水彩画を2点続けてご紹介いたします。


「昼さがりの公園」 水彩画 F6

遊んでいた子供たちはどこへ行ったのか強い日射しが照りつける
広場でボールがとり残されています。心に響いた身近な光景を
滲みを多用しやわらかな筆致で表現した情趣あふれる作品です。

近づいてみました。


暗部に濃墨をためて強調したことで紙の地を活かしたボールが白く
光り無人無音の寂しさが表現されています。彩り豊かな木々たちが
見守っているようで、その味わい深い陰影にやすらぎを感じます。

2点目です。


「ふるさと」 水彩画 F4

何度も描いてきた大好きな花のひとつ。個々の表情を追いながら
花と自身をつなぐ思い出、心に浮かぶ情景、湧き上がる感情を
表現しました。さまざまな思いをめぐらすことのできる作品です。


水をひいた紙に絵の具を垂らし広がるのを味わいながら強弱をつけ
乾いた後洗い落とし再び加筆。淡彩仕上げだからこその繊細な作業を
繰り返し、自分だけの向日葵を時間をかけ少しずつ育てていきます。

画材に親しみ研究し、表現世界を広げ続けておられるUさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の
作品集”の中のUさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。


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Mさんの新作日本画2点(053-054)

2022年06月28日 | 教室風景

Mさんの新作日本画を2点続けてご紹介いたします。


「遊」日本画 F3

近づいたり離れたり。光さす水の中ゆったり漂う水草を濃淡様々、
幅広い緑を使い伸びやかに表現されました。根元から育てるように
描かれた水草は透明感がありしなやかに揺れて癒し効果抜群です。

近づいてみました。

厳密に構図は練らずバランスを見ながら一本一本水草を描き足し
奥にかすませるものは胡粉や象牙色をかけ微妙な強弱をつけました。
彩り豊かな緑は清々しく穏やかでいつまでも見ていたくなります。

2点目です。


「おぼろ月」日本画 F4

春の宵、やわらかな月の光に照らされて浮かび上がる紅白の梅。
暗部にまで華やぎがありかぐわしい梅の香りが感じられます。
梅たちのささやきがきこえてくるような情趣あふれる作品です。


おぼろ月のしっとりした味わいと自然で美しい階調の背景をつくる
ため地作りに時間をかけました。緻密に色味と絵の具の粒子を変え
梅の花や幹にも月明かりの魔法をかけて凛とした空気を表しました。

こまかな説明を省いた詩的世界は明るく静かで心にしみわたる
Mさんの過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の
作品集”の中のMさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。


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6月最後の教室 ヤマユリ咲きだす

2022年06月25日 | 教室風景

朝のうちは風が涼やかで夏の高原にいるようでした。


長い茎の先にうなだれて咲く大きなヤマユリ。今年初撮りです♪

この日は大勢の小学生たちが森の中を歩いており「ヤッホー」の声が
遠くから聞こえてきました。本格的に校外学習が始まったのでしょうか。

爽やかだけれど強い風が吹きあれた日、6月最後の教室日でした。


天窓から日差しが降り注ぎ、風も清々しくこの日も素敵な制作日和☆
6月の教室日を振り返ると特に雨降りの日が少なかったように感じました。

昨年の同時期の記事を見直したら、やはり6月最後の教室日にヤマユリが咲き
森は乾いていたよう。一昨年にいたってはコロナの為にお休み続き。。
今、この場で皆さんと過ごすひとときのありがたみをあらためて感じます。


Hさんが日本画作品を、Uさんが水彩画作品を2点完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

お昼になると気温が上がり日差しも強烈なので木陰を選んで歩きました。


ムクゲの木の下でアゲハが飛んでこないかな~と待ちましたが空振り


夏ですね♪

隠れているホタルでも探してみようと小さな水辺に行ったら


サナエトンボに数度会いました。


ヤマサナエのようです。

ひらひらと小さな葉っぱが落ちてきたのかと思ったら


お久しぶりのアカシジミでした♪


キマダラオオナミシャクもようやく撮れました。
何度も会っていましたが敏感にこちらの動きを察知するので
間近で見ることができずにいました。

掃除に手間取り、夕暮れ。


紫陽花の葉の上に美しいカミキリムシを見つけました。


見る角度によって味わいが変わるビロードのような光沢。。
帰宅してから調べると、名前はキマダラミヤマカミキリ。夜行性。
樹液にも来るそうなのでこの夏また会う機会があるかもしれません。

このまま日没を待ちホタルを観察したい誘惑にかられましたが帰宅。
日の長い季節は心が浮き立ちます。


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Nさんの新作日本画(063)

2022年06月23日 | 教室風景

Nさんは雅な世界を描かれました。


「和琴(わごん)の精の乙女」 日本画 F6

親しむ万葉集の世界から想を得て描く作品は4作目となりました。
今作は故郷の山を離れ遥々都へ渡り名匠の手によって琴となった
木の精の物語。琴の音色を想像するのも楽しい夢のある作品です。

近づいてみました。


若々しい色鮮やかな着物が映える背景は深い味わいが出るまで
岩絵の具を根気よく重ねました。仄かな灯りに照らされた乙女の
愛らしい表情に、琴の喜びと安らぎまで感じられ心がなごみます。

時代をこえ想像の翼を広げ新たな世界を見出す挑戦を続けるNさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の
作品集”の中のNさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。


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6月四回目の教室 ネジバナ咲く野原

2022年06月21日 | 教室風景

晴れた朝。青空はふんわり優しい色に見えました。


池周りではトンボたちが飛びまわっており
普段はおっとり気味のショウジョウトンボさえ激しく戦っていました。


木漏れ日の道ではカワトンボたちが頑張っています。


トンボたちは異なる環境の水場でそれぞれ棲み分けているようですが
オオシオカラトンボだけは適応力が高いのかどこでも見られる印象です。

6月4回目の教室でした。


気がつけば夏休みまで一ヶ月を切っており、夏休みが終わればすぐ作品展。
展示作品数を確定して会場の展示デザインを決めなければならないし
その前にフライヤーに掲載する作品を決めて早々に発注せねば。


などとそわそわしているのは私だけで皆さんはいつも通り心穏やかに作品と
向き合っておられました。よい光、吹き抜ける風、小鳥たちの歌声。
素晴らしい制作日和でした。

お昼はもわ~っとして蒸し暑い。この季節はこうでなくっちゃ♪


草丈はぐっと伸びて緑生き生き♪


咲き始めたネジバナでチガヤのとばした種がみちくさ


ジャノメチョウが飛びだして、いよいよ暑い季節の始まり♪

数年前にこの野原の大部分を掘り起こす工事が終わってから
かなり数が減ったように思いましたが、少し回復してきたのかな。


吸蜜していたモンキチョウが低空飛行し
シロツメクサで産卵行動を始めたので見ていると


四つ葉のクローバー発見♪産みたて卵は発見できず


シオカラトンボもやってきました

夏の草むらはやっぱり楽しい♪無心になれるひとときです。


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6月三回目の教室 ゼフィルスさがして

2022年06月18日 | 教室風景

晴れて暑くなる、という予報に嬉しくなって早起きしました。


朝のうちは過ごしやすい気温だったものの風もなく動けば蒸し暑い。
蚊も活発に動いています。

早朝の水回りの楽しみは羽化したてのトンボ探し♪


オオアオイトトンボでしょうか。
秋に飛ぶ姿はよく見ますがこんな初々しい姿を見るのは初めてです。


シュレーゲルアオガエルはまだ水辺を離れていませんでした。
少し前に会ったのと同じ個体だとしたら少しやつれたような。。

6月三回目の教室日でした。


9月13日から始まる22周年記念展。もう準備を急いで進めなければ!
皆さんに出品作を決めていただいたりフライヤー掲載用作品をお聞きしたり
午前中はあっという間に時間が経過してしまいました。


Mさんが日本画作品を2点、Nさんが1点完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

せっかくの晴れ。今の時期にしか会えないシジミチョウたちや
前回撮り損ねた蛾などを探し歩きまわりました。


ヒルガオが咲いています。近くの茂みを下から見上げると


金ピカのジンガサハムシ。何度見てもいいなぁ♪


クマノミズキの花にのっていたのはヤブキリの幼虫かな?

昨年大発生し、ミズキ類を丸裸にしたキアシドクガは今年少なく
クマノミズキの葉はどれも青々としています。



カノコガのペア
この光景を見ると梅雨だな~と思います。


様々な昆虫がやってくるので楽しみにしていた栗の花は盛りを過ぎ
辺りにこのような白と黒色の蛾がちらほら舞っていました。
こちらはヒロオビトンボエダシャクで合っていると思うのですが


ひとまわり大きいこの蛾は何だろう。
シャクガの仲間は多く模様も個体差があり調べるのが大変です。

目当ての蝶には会えずじまいでしたが、この時期らしい濃厚な香り漂う
生き生きした森にパワーをわけてもらいました。


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穴から出てくるウツギヒメハナバチとクロオオアリ

2022年06月15日 | 教室風景

一年で一番好きなのは卯の花咲く頃。
今年は雨が多くまたたく間に終わってしまったように感じられました。

少し前に図書館でたまたま借りた「ハチハンドブック」により、
ウツギの花でよく見るハチとこの時期出現する地面の穴の関連がやっとわかりました。
ひと月遅れですが、動画などをまとめてみました。


ウツギの花が咲くと集まってくる体長10~12mmの小さなハナバチ


昨年まで注目しなかったので名前を調べようともしませんでした。


花粉を脚にたっぷり蓄えているこの小さなハチはウツギヒメハナバチのメス

ウツギの開花に合わせ出現し、メスはウツギの花粉団子に卵を産むというウツギに依存するハチ


5月下旬。地面に小さな穴がたくさん!
昨年は5月中頃に気が付いて、何だろう?と思いながらもそのままにしていました。


この穴、じーっと見ているとモゾモゾ動きます。
小さなハチがたくさん地面すれすれの高さで飛びまわり
穴を掘ったり穴から出てきたりと忙しい!見ていて飽きません。


花粉団子をつけ、穴に潜ろうとしているのはウツギヒメハナバチのメス


主坑を掘ったあと側坑も掘って花粉団子を詰め卵を産み、入口をふさぎ
また側坑を掘って。。と繰り返すメスは大忙し。


深さ10~30cm程まで掘るとは小さな体で凄いパワーです。

短い動画を2倍速で☆

穴掘るウツギヒメハナバチのメス2倍速


穴の付近を飛びまわり時には穴に潜ってメスを探すというオスは
夕方ごろよく見られました。

ウツギヒメハナバチの巣とメスを探すオス2倍速
オスは頭盾の部分が淡黄色

ウツギヒメバチたちが活動する20cm横に、大きなアリの巣穴もありました。
クロオオアリらしい大きなアリが巣穴出口付近で並んで外を伺っています。

結婚飛行目前クロオオアリ2倍速
警戒心が強くなかなか外に出てきません。
少し離れて望遠レンズで眺めていたら


先に偵察に出た働きアリたちが安全を確認したのち
少しずつ翅のついた大きなアリたちも出てきました。


おお。。大きい羽アリがぞろぞろと出てきます!

雨上がり、気温と湿度が高く風のない夕方に見られるという結婚飛行に違いありません♪
嬉しくなってもっと寄りで動画を録ろうと立ち上がったら。。

脇に抱えていた帽子を近くに落としてしまい、アリたちは一目散に皆
巣穴に逃げ帰ってしまいました。本当に悪いことをしました・・。

こんなチャンスはめったにないので、ふたたび巣穴からは離れて
遠くから長い間見守っていたのですが警戒してしまったアリたちが
出てくることはなく辺りは静かになりました。ガックリ。

この地面は水はけは良いようですが人通りがあり踏みつけられる所。
そんな場所でも毎年たくさんの生き物が命をつないでいるのですね。



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6月二回目の教室 梅雨の晴れ間にチョウが飛ぶ☆

2022年06月11日 | 教室風景

久しぶりに晴れた朝、森を歩くとブ~ンと小さな羽音がしました。


音の主はハンミョウ♪
やっと撮影することができました。


野原にはチガヤの穂がゆれフワフワと羽毛のような種を飛ばしていました。

6月2回目の教室日でした。


天窓から降り注ぐ日射しが強烈で真夏が近づいているのを感じます。
風は心地よく涼やかで快調に描き進めることができました。


秋の作品展についていろいろなことを皆さんにご相談。
広い空間での22周年特別展!どんな展示にできるか楽しみです。

お昼になり気温が上がるとチョウたちが舞い始めました。


この日よく出会ったのはヒメジャノメ


そしてイチモンジチョウ


イチモンジチョウの幼虫の食草はこのスイカズラなどだそうですが
気を付けてみているのにまだ出会えたことがありません。

池につくとまだシュレーゲルアオガエルが鳴いており


また会うことができました♪


今年生まれのヤマアカガエルは旅立ちのとき


周りを見るとチマキ状にきっちり巻かれた葉がありました。
おそらくヤマトコマチグモかカバキコマチグモが作ったもの。

近くにいるか探すと


いました、すごい牙です。
ヤマトコマチグモなのかな。。カメラにのってきて取り落としそうになりました。

カバキコマチグモは日本のクモのなかでは珍しく、強い毒をもっているそう。
第一回目の脱皮を終えた子グモは親グモの体にかみついて、約3時間で
食べてしまう。このような習性を持ったクモは世界中でカバキコマチグモ
しか知られていない、と家にあるクモの図鑑に書いてありました。

枝が落ちているかと思ったら


小さいアオダイショウが慎重に道を渡っているところでした。

晴天はやっぱりいいなぁ♪6月ならではの生き物にたくさん会えて嬉しい散策となりました。


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6月最初の教室 歌うシュレーゲルアオガエル

2022年06月07日 | 教室風景

梅雨入り宣言された朝


満開のヤマボウシも白く霞んで見えました。

6月最初の教室日でした。


雨は時折強まるものの風がほぼなく窓をあけることができました。
肌寒かったので久しぶり暖房を入れましたがニカワが固まることはなく
ゆったりと制作することができました。

午後はどなたもいらっしゃらなかったのであちこち掃除した後
隣接する横浜自然観察の森を歩くことにしました。


雨の日は雨宿りする生き物を観察する楽しみがあります。

ホタルの池に近づくと、シュレーゲルアオガエルの合唱が♪


シュレーゲルアオガエルの声は聞こえても姿は見えないのが常。
でもこの時はかなり近くに感じられたのでじっくり探してみると


いました!
この森を歩いて20年、初めて姿を見ることができました。

全身をつかい美しい声で鳴き交わす様子を動画で録ってみました。
歌うシュレーゲルアオガエル

歌声の似るモリアオガエルより声が高い。


可愛いな~!
アマガエルより大きく全身緑色(この時は泥がたくさんついていました)、
光彩が赤いモリアオガエルと違いシュレーゲルアオガエルの光彩は金色。


メスはもっと大きいのでしょうね、会いたいな~。

水面のアサザの葉を見たら


体長7~8mmの小さなハムシがいました。
ネクイハムシの仲間のようです。


このススキの葉の食痕は♪


裏を見るとクロコノマチョウの幼虫がいました。


こちらは昨年の6月に同じ場所で撮影したクロコノマチョウ


色々な虫が集まるはずの栗の花は雨でびしょ濡れ。
葉先にアオジョウカイのカップルがいただけでした。

この午後はひさしぶりにビロードハマキにも出会いましたが
無造作に近づいたせいで撮り損ねがっかり。。
6月にしか会えない生き物はたくさん。これからに期待です☆



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羽化ラッシュの水辺でモリアオガエルに会う☆

2022年06月04日 | 生き物

抜き足差し足。カエルに会いたくてそっと水辺に近づきました。

慎重に気配を消したつもりでもカエルの歌がやんだので
静かにしゃがみこむと、目の前に


羽化したてのトンボが♪
翅はもちろん腹部まで透けています!

あらためて周りを見ると


枝先にも


木の幹にも翅を乾かすトンボが。
何ヤンマだろう?かなり大きい。

この水辺にどのくらいいたでしょうか。
気づくと正午を過ぎ、水面すれすれに青いヤンマ2頭が飛んでいました。

水中に視線を感じ、あてずっぽうに撮ってみると


こちらを見上げるのんびり顔のヤゴが♪


無事に羽化できても強風に煽られ水面に落ち溺れるもの


羽化不全のものも。
厳しいものですね。

水辺の木々はだいぶ枯れて減り、太陽光が降り注いで水温も上がったのか
乾燥が進んでいるようでやはり以前とは様子が違う。
ここではカエルの歌は聞こえても姿が見えなかったので移動することに。

期待をこめてジメジメした暗い水辺に腰をおろし、目をこらすと


よかった、モリアオガエルたちがいた。。
上には羽化したばかりの大きなトンボが。


メスの登場を待っているのかな?


今年の5月は雨が多かったはず。その割には卵塊が少ないけれど


命はつながっている。。これからもこの営みが続いていきますように。

卵塊にシリアゲが飛んできました。
シリアゲムシは肉食昆虫。カエルの卵も食べるのですね。

そういえば5月10日前後に近所でもシリアゲの交尾をたびたび見かけました。


オスがメスに食べ物をプレゼントし、メスが食事に夢中になっている間に
交尾することが多いとか。この時もオスが変則的な横歩きでメスに
近づいている様子が気になって、じっくり観察してしまいました。
普段なら接写などさせてくれないのですがこの時は別。


オスを背負った産卵目前のモリアオガエルのメスがいないか
水辺の木を見上げると、ホオノキの花が高いところに咲いていました。

数年前までの青々として湿り気のある豊かな森を覚えているので
今回の激変した風景にはショックを受けました。
多くのミズナラを失った森がこれからどのようになっていくのか。。
季節を変えてまた訪れようとあらためて思いました。


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