お教室があったので駅に急いでいた夕暮れ。
ふと公園の植え込みを見ると
羽化したてのセミが!
カメラを持っていてよかった。。
薄暗い中ほのかに発光しているように見えました。
今頃は安全なところに移動したかな?
いろいろあって好きなカメラも持たない日が続いていたのですが
久しぶりに川沿いをゆくと
アカツメクサに産卵するモンキチョウ
産みたて卵は薄黄色で紡錘形
ブロンズフェンネルに赤スジカメムシのカップル
穏やかな白茶さんにも会えました。癒される。。
いつもの道で出会ういつもの光景のはずなのに響き方が違う。
変わってしまった日常に頭がついてゆかずとまどうばかりです。
Hさんは秋の物語を描かれました。
「雨上がりのピアニシモ」 色鉛筆画 F6
高々と立つ皇帝ダリアが静かに雫をたたえています。その花の
蜜を求めてやってくる虫をクモが待ち伏せしています。穏やかな
中に生命の輝きが溢れる晩秋の物語を濃密に描き出されました。
近づいてみました。
花びら、葉一枚一枚、雨上がりの湿った大気、レンズのような雫。
それぞれに潜む色を見つけ相互に影響しあう自然を意識しタッチを
重ねていきました。季節の移ろいと生き物の気配が感じられます。
次作は水彩画に取り組む予定のHさん。次の物語も楽しみです☆
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Hさんのページにおさめられています。ぜひご覧ください。