教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

冬眠前の若いヘビ☆

2018年11月30日 | 生き物

暑くもなく寒くもなく風もなく快適だった日。
トンボを探しながらいつもの川沿いを行きました。


昨年多くの木や草が伐採され見られる虫や鳥が減ってしまいました。
だいぶ茂みは復活しましたが出会う生き物は少ないまま。。


遠くでキセキレイの胸のレモン色が輝いて


日差しが出たらシジミチョウも飛び出しました。

そして、幸運なことに大好きなヘビに会えました!
ヘビが苦手な方はご注意ください。




目の前を横切ったのはまだ若いアオダイショウ


フェンスの向こうに行ってしまった。
綺麗だね~☆


ゆっくりじわじわと動く姿にくぎ付けです。

ヘビという生き物になぜこうまで心惹かれるのか。。
母も好きなようだし遺伝子に組み込まれているのかもしれません。


おとなしいのをいいことに接写していたら縮れたような鎖状に!
緊張させてしまったようで申し訳ないことをしました。

このあとアオダイショウの若者は護岸のブロック塀を滑るように降り
岸辺のこんもりした茂みに入っていきました。
来年も会えますように!

いつもの散歩道がまた好きになりました。


コメント (2)
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Mさんの新作水彩画

2018年11月29日 | 教室風景

Mさんは初夏の庭を描かれました。


優雅さが際立つヤマユリを中心にアジサイ、ノウゼンカズラ、
フヨウなどが梅雨時の庭を華やかに演出しています。細やかに
変化をつけた緑陰に爽やかな風が吹く夢のような花園となりました。

近づいてみました。

水を多く使い淡く丁寧に重ねた色は軽やかな味わいなのに深み
があり雨上がりの鬱蒼とした雰囲気と湿気がよく表されています。
幅広い色と筆致で陰に流れをつくった緑の表現が大きな魅力です。

美しい色合いで透明感あふれる世界を描いてこられたMさんの
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Mさんのページに掲載ぜひこちらもご覧下さい。


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Mさんの新作日本画

2018年11月29日 | 教室風景

Mさんは芽吹きの頃の彩りを描かれました。


「山路」 日本画 P10

桃色の花咲く山のこみちはよく手入れされ晴れ晴れとしています。
細かな描写をあえて省き吟味した形と色で端的に表された情景は
春らしく実にのどかでウグイスのさえずりが聞こえてきそうです。

近づいてみました。

粗いものから細かいものまで岩絵の具の粒子を使い分け様々な
質感を表しています。明るさや面積をじっくり調整した若葉と
道のリズムが心地よく奥へと誘ってくれる余韻ある作品です。

どの作品も心にしみいる静寂な詩的世界が広がるMさんの
過去の作品は制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のMさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。


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散歩道11月の彩り

2018年11月27日 | 散歩

日差しの強かった日、川沿いを歩くと


カルガモが元気に泳ぎ回っていました。

散歩道の秋らしい彩りは

マユミの実


イイギリの実


アキアカネの赤


モンシロチョウの白
このチョウがとまっていたのは「レモン」と書かれた名札


見上げるばかりのコウテイダリア


ジンジャーの花も咲いていました。香りにうっとり☆


なんとテッセンの花まで。

穏やかな日が続く11月。いつまでトンボに会えるでしょうか。


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Sさんの新作水彩画

2018年11月26日 | 教室風景

Sさんは6月の彩りを描かれました。


「紫陽花」 水彩画 F6

ぎっしりと葉を茂らせたガクアジサイの花は満開で下に花粉を
落としているのもまた風流です。きめ細かく色と濃度を調整し
重なり合う葉の表現に工夫を凝らした美しく瑞々しい作品です。

近づいてみました。

極細の線で下描きをし、着彩は淡い色から慎重に。長い時間を
かけ向き合い続けた花や葉は輝いて生命感に溢れています。幅の
広い豊かな緑色に響き合う赤紫。魅力が散りばめられています。

どれも爽やかで見ていると明るい気持ちになれるSさんの過去の
作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Sさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。


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コナラの森の秋の実り

2018年11月25日 | 自然

少し前、爽やかだった日にコナラの森を歩きました。


どんぐりの落ちる音と小鳥のさえずり。。


わずかに残っていたヤブムラサキの実


遠くからでも目立っていたのは


ゴンズイの実


小粒の柿


やっととまってくれたチョウはツマグロヒョウモン
他にはキタキチョウを見かけました。


ベタベタとなんにでもひっつくのでなるべく触れないようにしている
チジミザサ。穂がきらめいていたので近づくと


ふわっとしたものが出ていました。これが花?
紫がかったピンク色でなかなかの美しさです。

森が静かで明るくエネルギーに満ちていて
見慣れたものも心にしみる散策となりました。



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Aさんの新作日本画

2018年11月24日 | 教室風景

Aさんはヒマワリの晩期の姿を描かれました。


「抜け殻」 日本画 F8

日々伸びた若葉の頃、輝かしい花の頃、小鳥の群がる実りの頃
を経て風雪にさらされた今。枯色をたたえ侘しさを感じる姿に
様々な思いをのせ力強く描かれたヒマワリには凄みがあります。

近づいてみました。

劇的な光と影を創りまるで月夜の砂漠で佇んでいるような寂寥感
を表されています。細密に描きこまれた表情は引き込まれる深さ
があり命あるものの道程を想起させ物語を味わうことができます。

北海道の大地で着想されヒマワリは何度もモデルになりました。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Aさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。

コメント (2)
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Kさんの新作日本画

2018年11月23日 | 教室風景

Kさんは思い出の海辺を描かれました。


「変動する波」 日本画 F6

生命感にあふれる伸びやかな筆致が激しく泡立つ海の表情を
よくあらわしています。動き続ける水面の表現は変化に富む
彩りで実に美しく波の打ち寄せる音が聞こえてくるようです。

近づいてみました。

砕け散る波、波に洗われる岩にも筆につけた胡粉をくりかえし
飛ばして躍動感をだしました。計り知れない海と浜の奥深さと
憧憬の念を表現するためひたすらに岩絵の具を重ね続けました。

明るく元気いっぱいのKさんの作品はどれも生き生きしています。
過去の作品群はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Kさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。


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今泉不動から散在が池~天園へ

2018年11月22日 | 生き物

高校大学と一緒の友と鎌倉市と横浜市の境の森を歩きました。
ふだん歩いている横浜自然観察の森から近いにもかかわらず
散在ガ池森林公園には行ったことがなく興味がありました。

大船駅で待ち合わせ江ノ電バスの鎌倉湖畔循環に乗り20分ほど。
バスの本数が多いのでとても便利です。
「今泉不動」停留所で降り、まず近くの称名寺へ。


今泉山一心院称名寺。お不動様や弘法大師像や大日如来像があったので
てっきり真言宗のお寺かと思いましたが浄土宗だそうです。
今ちょうど不動明王像を修繕に出していて戻ってくるのは12月1日
だと辺りを綺麗にしていた檀家さんが教えてくださいました。

木漏れ日がきらめく苔むした階段を歩いていると心が落ち着きます。
緑が豊かでなおかつよく手が入っていて美しい境内です。

陰陽の滝があるというので階段を降りてみました。


嬉しそうに何枚も写真を撮るS子。

でも枚数多く撮影し、動画まで録っていたのが


カマキリの食事風景!
大きなハエをものすごい勢いで食べ進み、あっというまに完食する姿を
友は私と違い昆虫全般が苦手なはずなのにくいいるように見つめていました。

素敵な称名寺を出たあと徒歩数分の散在ガ池森林公園の北口に入り
のんびり小道へ。この辺りを歩く方はここに置いてある4つ折りパンフレット
をいただくことをお勧めします。


パンフレットより

ベンチでお昼を食べ、すっかり冷えてしまったので
公園を一周することなく南口に出て天園方面へ。

鎌倉らしい岩でごつごつした面白い道を行くと

テンナンショウの仲間の実


ツルマサキの実


ビナンカズラの実が見られました。


今頃タツナミソウの仲間?


大平山から相模湾がよく見えました。


近くのススキで休んでいたのはウラナミシジミ

ゆっくりおしゃべりしながら緑のなかを3時間以上歩いたけれど
結局鎌倉カントリークラブの縁から離れていないことに気づき愕然。。
この広大なゴルフ場ができる前の森はどんなだったろう?

山を下りたらバスに乗り鎌倉の街に出て小町通の変貌ぶりを見て歩き
カレー店のキャラウェイに十数年ぶりに入ってあたたまりました。
この頃いろいろあって元気が出ない同士。久しぶりに笑って
あれこれ話せる友がいることのありがたみを感じた一日でした。


コメント (2)
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Hさんの新作日本画

2018年11月21日 | 教室風景

Hさんは浮世絵から想を得ました。


「金の成る木と三福神」 日本画 P10

江戸時代のおめでたい文字絵「金のなる木」を元に描きました。
大判小判には純金箔を蒔き着物の柄も縁起のよいものをくわえ
華やかさを増して心が浮き立つような愉しい作品となりました。

近づいてみました。

資料集めから時間をかけ細やかな部分までこだわって構成し
納得のいく彩りとなるまで描きこみました。三福神の表情は
元絵よりも穏やかで温かく変化に富んだ線も見応えがあります。

ひとつひとつのしごとが細やかで仕上がりが味わい深いHさんの
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Hさんのページに制作順に掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。



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