教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

及川みほ日本画展のお知らせ

2024年03月20日 | その他

3月21日(木)より東武船橋店にて開催される日本画の作品展です。
今まで出会った動植物と心に浮かんだ物語を組み合わせ描きました。













新旧合わせ25点の小品展です。新作は金銀の箔を多用しました。
見る角度により違った味わいが楽しめます。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

東武百貨店 船橋店 / 5階5番地 美術画廊Ⅲ
2024年3月21日(木)~27日(水)
10時~19時(最終日は16時まで)





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3月最後の教室 越冬蝶うごきだす

2024年03月16日 | 教室風景

爽やかに晴れてあたたかい朝でした。
アブが多いな~とアセビの花を見ていたら


ビュンとルリタテハがやってきました!
この春初♪眠りから覚めたようです。


テングチョウが多め


大きめのムラサキツバメも

このムラサキツバメが意外に気が強く
他の蝶を懸命に追い払っていました。


キタテハだけは花ではなく道沿いを行ったり来たり


アセビの花にはメジロたちも集まりました。

3月最後の教室日でした。


天窓から光が降り注ぎ明るく気持ちの良い制作日和でした。
午後にKさんが日本画作品を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆


明日から少し長めの春休み。春の息吹を取り込んで
栄養をつけ元気に新学期を迎えたいですね☆

中庭の大きなコブシの花がとうとう開花しました。


蕾が少なめのように思いますが今年も見れてよかった。


トサミズキのレモン色も青空に映えていました。
ふんわりと甘い香りがします♪


ふっくらしたスミレを見ていたら


小さな毛深いハチがやってきました。


口の上の白い毛がとても目立ちます。
検索するとツツハナバチやマメコバチが近いよう。
ハチも種類が多い!図鑑がほしいな〜。


春の使者、可愛いビロードツリアブも飛びはじめていました。

花や昆虫が増えてきて、心おどる季節の゙到来です。


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Nさんの新作日本画(066)

2024年03月15日 | 教室風景
Nさんは晩夏の出会いを描かれました。


「蝶の通い路」 日本画 F4

赤い斑点のある蝶がミズヒキの花咲く木漏れ日の森で
きらめきながら舞う姿に感激した瞬間を描かれました。
自然を慈しむ心のあらわれた緻密で力強い作品です。

近づいてみました。


画面に溢れる光は見る者を奥へと誘い明日への
希望をも感じさせます。よく観察され真に迫った表現は
物語に深みと広がりをもたらしてひきつけられます。

幅広いテーマを独自の表現で描き切ってこられたNさんの
過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の
作品集”の中のNさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。

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Uさんの新作水彩画(0102)

2024年03月14日 | 教室風景
Uさんは散歩道の光景を描かれました。


 F6 水彩画

木々が冬支度を始め森が明るくなった頃。長年慣れ
親しんだ大木が倒れ枯葉に埋まる様に心動かされ、
やわらかな筆致でみずみずしく表現されました。

近づいてみました。


水を多く使い絵具を滲ませぼかしながら、説明を
極力省き変わりゆく森の光と影を表しました。
湿った落葉の香りさえ感じさせる透明感ある作品です。

用紙と透明水彩の性質を理解し心から楽しんでおられる
Uさんの過去の作品はHP「上郷森の家絵画教室及川みほクラス」の
作品集”の中のUさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。




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3月三回目の教室 すみれ咲く

2024年03月12日 | 教室風景

からりと晴れた朝。
スミレが咲いているかもと探し歩くと


日あたりの良いところに数輪♪


ネコノメソウも咲き始め


ミチタネツケバナはあちこちで見られました。

オオイヌノフグリの花を゙見ていると


小さな毛深い蜂がウロウロしていました。
ヒメハナバチの仲間のようです。

前回8日は雪予報でお休みだったのでこの日は3月3回目の教室日でした。



ウグイスが歌い出しても寒暖差が激しく、まだ油断はできません。


午後にHさんが新作パステル画を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

中庭の馬酔木の花は満開で


多くのメジロたちが訪れていました。


枝がかぶってしまったけれど。。ウグイスや


ウソにも会えました。ウソはそろそろ旅立ちの頃ですね。


遭遇率が高いのがタイワンリスやコジュケイ
あどけなさが残るこのリスはおっとりとしていました。

数mmのクモが


ごくごく小さな羽虫をとらえていました。


このクモも極小ですが美しい網を作成中。
啓蟄を過ぎいよいよ虫たちも始動〜♪


この日会えた早春の蛾はウスベニスジナミシャク
深い緑色の横波線が味わい深く見とれました。

足元に枝先に、瑞々しい色が増えてきました。


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3月二回目の教室 堂々たるノスリ

2024年03月05日 | 教室風景

穏やかに晴れた日。
ふと目を上げると、クスノキの枝先に立派なノスリが!


この冬、上空で旋回しているのを度々みましたが
こんなに近くでじっくり観察できるとは感激です。


指先が赤い。そういえばくちばしも赤黒いようなので
獲物の血液なのかもしれません。


今度は桜の枝に。
数年前見たノスリは全体に羽毛がボサボサしていて鷹揚な印象
でしたが、この個体は艶やかで精悍。
辺りをしきりに見回して次の獲物を探しているよう。


撮影しながら近づいていったら飛び立ってしまいました。
本には「ネズミやモグラなどの小型哺乳類と昆虫を主に、
鳥類やヘビ、カエルも食べる」とあります。


この森にかなりいるこのタイワンリスも捕食されているに
違いありません。この時も、勇気あるリスが威嚇の叫びを
あげていました。

3月二回目の教室日でした。


窓の外のゴモジュやアセビが満開となりメジロたちがやってきます。
日光の力も強まり、画面の凹凸もよく見え気持ちよく描けました。


皆さんに作品展の会場抽選を申し込んだことをご報告。
当選すれば9月下旬の開催となります。楽しみですね。

昼休み、とうとう「ホ~ホケキョ」を聞きました!
数羽鳴き交わしていましたがそれぞれ違いがあって面白い。
まだみな手探りのようで音量も小さめです。


今年初のアカタテハにも遭遇♪
気温が上がり、啓蟄目前に目覚めたようです。


ニリンソウが花茎をのばしはじめ


ヒメウズは三分咲き


ヤシャブシは垂れ下がる雄花、上向きの雌花、両方出ていました。

この日もイボタガには会えませんでしたが、同じく
年一化、早春にしか会えない蛾2種に会えました。


ソトカバナミシャク
外灯を見るたび違う種がいるので嬉しくなります。


アトジロエダシャク


外灯が点灯した夕暮れ、下向きにこの蛾がとまっていました。
背中と腹端の盛り上がった毛並みに違う種かと思いましたが
こちらもアトジロエダシャクのようです。

ウグイスの歌、チョウの出現、咲き出す野の花。
春が足早に近づいてきています♪


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3月最初の教室 目覚めた森

2024年03月02日 | 教室風景

久しぶりに朝の森を歩きました。

雨上がりで曇っており冷たい風が吹いていましたが
この時期にしか会えない生き物を探すため気合い十分!


小さな種子をついばむのんびり屋のアオジ

ウグイスが歌の練習を始めているようだしエナガも忙しそう。


モミジイチゴの花も咲いて、春だ春だ♪


イボタノキも芽吹いています。

この時期に出現する美麗種、イボタガがどこかにいるはず!
祈りつつ周囲を探し歩きましたがこの朝はガックリ。
夜行性の蛾なので夜に探せばよいのでしょうが私には厳しいので
早朝に期待して、あと一ヶ月ワクワクドキドキが続きます。

イボタガではありませんが3頭、早春の蛾に会えました。


コナラの幹にシロテンエダシャク。とても新鮮で綺麗です。


傷んだ桜の幹にいたこちらは鱗粉がかなり剥げているようで
何だかわからず。前出のシロテンエダシャクに柄が似ています。


頼りにしている外灯にはヒロバトガリエダシャクがいました♪

3月はじめの教室日でした。


ひと筆ごとに変化していく作品ははじめ思い描いていたものとは
違っても思わぬ発見があり、毎回小さな驚きと喜びがあります。


午後にIさんが日本画作品を完成させました。
順次ご紹介してまいりますのでお楽しみに☆

お昼には青空が広がり暖かくなりました。
森は幼稚園生からご高齢の方まで多くの人で賑わっており


だれもかれも明るい表情で春の訪れを喜んでいるようでした。


イヌコリヤナギは雌雄別株だそうでこちらは雄花


2月19日にヤマアカガエルたちが産卵行動をしていた水辺は


連日の雨で水かさが増し、発生は順調に進んでいるよう。

水の中にカメラを入れて今の卵塊の様子を動画で録ってみました。

孵化進むヤマアカガエル

最初のカエル合戦から10日以上たち、すでに孵化しているものも。


外鰓の目立つ幼生たちもかなりいました。
あと少しで泳ぎだしますね。

いつも同じ時間同じ場所で会えていたジョウビタキは姿を見せず
早くも旅立ってしまったのかとすこしさみしくなりました。

 

 

 

 

 


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