教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

煩悩を焼き尽くす

2012年01月31日 | その他

数日前の冷え込んだ日、お墓参りに行きました。



いつもは車で出かけるのですが、今日は特別。
江ノ電に久しぶりに乗りました。
浜辺を走った学生時代を懐かしく思い出したり



小泉今日子さん主演で今放送しているドラマのところどころに
極楽寺駅が出てくるので見慣れた駅もなんとなく新鮮に感じたり
すっかり様変わりした人だらけの小町通りで昔入った店を探したり。
車で行くと忘れがちな鎌倉の雰囲気を久しぶりに体感できました。



まずお墓をきれいにしてアンドーナツやお花を供えた後
お寺に向かいました。この日は初護摩、初体験でした!



まずいただいた木の札に願いごとを書きます。
皆さんの書いたものが遠くにぼんやりと見えましたが漢字4~5文字
のようで家内安全とか無病息災など書いてあるのかもしれません。
間違っているかもしれませんが欲張りな私は文章でずらずらと書きました。

ご住職の真後ろに座ったためにあまりよくは見えず・・
でも護摩炉の炎がどんどん大きくなってきているのはわかりました。



供物を焼いた炎や煙を天井界にささげて人々の願いをかなえてもらい
仏の智慧の火によって無用の煩悩を焼き尽くす法会なのだそうです。



最後に炎の近くに寄り、煙を自分の体にあびせ祈願しました。
すっかり温まって厳かな心持ち。少しは煩悩が減ったかも・・・
よい一年となりますように。


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Kさんの日本画完成

2012年01月30日 | 教室風景

Kさんは思い出の富士の樹海を描きました。



「樹 苔」  日本画  F10

苔に覆われた溶岩はところどころ穴があき
倒木も折り重なり、人の侵入を拒むかのようです。
そんな暗く湿った深い森にもれさす日の光は
明日への希望を感じさせます。
Kさんが幼い頃から慣れ親しんだ富士山麓の
雄大な自然を実感が出るまで描きこみました。

拡大してみると



今にもホンドリスやノウサギが出てきそうです。
静かに見える森も生き物の気配でざわめき
岩、苔、木々、光までもが楽しげに動き
踊っているよう。Kさんの手にかかれば
樹海も明るい社交場に見えてくるのが不思議です。

Kさんの作品は楽しく個性的なものばかり。
HP「上郷の森 日本画教室」内の
“作品集”の中のKさんのページ
たくさん掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。


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Hさんの日本画新作

2012年01月29日 | 教室風景

Hさんは存在感のある木を描きました。



日本画  P12

伸びやかに根と枝を広げた照葉樹が
強い日差しを受けて濃い影を落としています。
時間とともに変化し、ゆらめく光と影。
そのとらえがたい魅力を
何度も現地に通われデッサンを繰り返し
見事に表現されました。 

近づいてみました。



堅い木は粒子の粗い岩絵の具を塗り重ね
力強く表現し、光は胡粉で透明感を出されています。
この光景を目にしたときの
作者の感動が伝わってくる美しい作品となりました。

Hさんは普段からスケッチを欠かさず
その成果が日本画作品にあらわれています。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のHさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。


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冷え込んだ朝

2012年01月28日 | 教室風景

1月最後の教室日は特に冷え込みました。



ヤマアカガエルの産卵をチェックしにいった
池は凍ってカッチカチ。



枯野原でもきれいな氷が見られました。


でも光にあふれるアトリエはまるで春♪



午前中はHさんが、午後はKさんが
日本画作品を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに♪



おしゃべりしつつリラックスして描いていると
時間を忘れてしまいますね。

お昼にはだいぶ気温が上がりました♪

モズのメスが☆
小鳥たちはたくさんいるようなのですが
なかなか近くでは撮らせてもらえません。



ただしアオジさんは別!
枯葉をひっくり返すのに忙しく
あまりこちらのことを気にしないようです。

駐車場に落ちたセンダンの実を
拾い集めるタイワンリス。
いよいよ食べ物が乏しくなってきたのか
彼らによって皮を剥がされた
痛々しい木が目立つようになってきました。

2月1日(水)から10日(金)まで
森の家休館日のため、次回教室日は
2月13日(月)から!
少しながめのお休みとなります。


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真っ青な空に

2012年01月27日 | 生き物

朝、木陰にはまだ雪が残って



パンジーが寒さにうなだれていました。

でも空を見上げると



さわやかぁ~♪



あ~良い香り!
ロウバイの花びらって本当に蝋細工のよう・・

春めいた雰囲気を味わっていたら



ヒヨドリが舞い降りてきて
花を猛烈な勢いでついばみ始めました。



はじめは根元の部分だけついばんでいたのに
面倒くさくなって?もう丸呑み。



家のプリムラジュリアンをあっというまに
裸にされて愕然としたことを思い出しました。
そういえばモクレンの蕾も梅の花も
センリョウも食べられてたっけ・・・

食いしん坊のヒヨドリを見ていたら
むしょうにお腹が空いてきました。



   







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青い鳥号よみがえる!

2012年01月26日 | その他

ようやくカラッと晴れたので
修理に出していた青い鳥号を
受け取りに行くことができました。



さっそく川沿いへ行ってみることに♪
自転車に乗るのはじつに2年ぶりです。



スイスイぴゅ~
自転車って気持ちいい!
下り道、風を切って
あっという間に目的地に到着しました。

結局
修理代に20,100円かかってしまいました。
前後のホイールとタイヤすべて
前後のブレーキ関係すべて
と命にかかわるパーツばかりなので
いたしかたありません。でもフトコロが痛い・・・。



あと心配なのはサドルだけ。
サドルのパイプ部分が錆びてボロボロ、
固着して抜くにぬけないとお店で言われました。
それにライトとベルもつけなくっちゃ・・

姉によく聞いたら
青い鳥号は28年前にはすでに家にあったそう!
今も乗っていられるのは
父がマメに磨き、空気を入れ、パンクを修理し
だめになったパーツを交換していたおかげ
だと思うとしみじみ大切にしたくなります。



川を見下ろせば大小の白サギがたくさん。
左は足先の黄色いコサギ
右はダイサギ?それともチュウサギでしょうか。



愛嬌たっぷりのカイツブリ♪



警戒を怠らないマガモのオス
心が軽いのでいつもの光景も明るく見えます♪

これからは乗るぞ!と固く心に決めたものの
自転車を担いで痛めた腰が未だ治らず
帰りの上り坂はゆっくりおして帰ったのでした。


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Tさんの日本画完成

2012年01月25日 | 教室風景

Tさんは山里の春を描きました。



「美山の春」  日本画  P20

桜の花咲く頃取材された京都の美山町。
春先の湿った大気を感じます。
かやぶきの民家、整然とした田んぼ
手入れされた杉山がどこか懐かしい
心落ち着くあたたかい風景です。

淡彩スケッチでとらえた雰囲気をそのままに
乾いた萱葺き屋根、密度のある杉葉、
下草が芽吹きはじめた田んぼなど
それぞれの表情を追求して
岩絵の具でじっくりと描き込みました。

部分を拡大してみました☆



さまざまな質が複雑に折り重なっています。
筆遣いに工夫をこらし、納得のいくまで
岩絵の具を重ねた結果
深みと奥行きと郷愁をさそう味わいが表れました。

今作の元となった淡彩スケッチは
TさんのHP「水彩スケッチ紀行」の中の
日本の古い街並み”に収められています。
今までの日本画作品は
HP「上郷の森 日本画教室」の中の
作品集”内のTさんのページ
掲載されています。ぜひこちらもご覧ください。



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降ったり晴れたり・・雪?

2012年01月24日 | 教室風景

1月4回目の教室日は
かーっと晴れたり突然雨が降ったり・・
変なお天気の一日でした。



午前中
Tさんが日本画作品を完成させました。
次にご紹介いたしますのでお楽しみに♪
午後の部の制作風景は
うっかり撮影しそびれてしまいました・・。

朝8時。森を歩くと
もやがかかっていました。



森全体が呼吸しているよう。
踏みしめる濡れた落ち葉から
よい香りが立ちのぼってきます。

きらきら!
春めいたようで嬉しくなりました♪



アカハラです♪
小鳥たちは皆活発で



リスも食べ物確保に動き回っていました。



サザンカの花は甘いのかな?



ハラビロカマキリの卵



ミノムシでしょうか、
皆じっと春を待っています。

夜21時過ぎから予報どおりだそうですが
まさかの雪!暖かかったのに・・。
皆様も足元にはお気をつけください☆



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屋外の小さな鳥たち

2012年01月23日 | 生き物

掛川花鳥園の屋外には
普段は会えないような
水鳥たちがたくさんいました。



右側 インドガン
左側  サカツラガン



こちらも飼育されているアカツクシガモ
こんなに可愛くおとなしそうな表情をしているのに

大声で鳴きだしたと思ったら



噛みつきあいの猛烈なケンカ!
冬になるとテリトリーの主張が激しくなるのだそうです。

ハクチョウ、コクチョウ、ガン、ツルなど
飼育されている水鳥のほかに



池には飛来した野鳥も混ざっているそうです。
右はマガモのオスだとわかりますが
左は・・?
マガモのエクリプスのようにも見えますが
くちばしや体はカルガモのように見えるし
頭頂部の青緑色はマガモのようにも見えます。



冬鳥として飛来した
ハシビロガモのオス
初めて見ました♪



こちらはメス
くちばしがヘラのようですね。

微笑んでいるようなオオバン



ぷっくりしたバン

野鳥はたくましくて美しい♪
久しぶりに近所の池へも行きたくなりました。


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屋外の大きな鳥たち

2012年01月22日 | 生き物

久しぶりの雨続きで
ヤマアカガエルの産卵を確かめに
行きたいところなのですが、
とにかく腰が痛い・・

ひとまず週末は安静にして
撮りっぱなしの画像の整理をすることに。
一ヶ月前に行った掛川花鳥園の
屋外にいた鳥たちを集めてみました。



控えめで美しいコブハクチョウ



ぐいぐい前に出てくる
気の強いコクチョウ
フリルのような羽が素敵です。



インドガン
小顔で清楚な印象です



お客さんが買う、ペリカンにあげる魚は
丸々太ったアジでした。



寒風にさらされながら凛と立っていた
ホオジロカンムリヅル
ウガンダの国鳥なのだそうです。

うれしかったのがバードショー。



ヘビクイワシです!
肉食系ハンターは迫力が違いますね♪
NHKで日曜日の19:30~から放送している
〈ダーウィンが来た!〉で以前見て
魅力を感じていたので、長い足からはなたれる
強力キックを目のあたりにして興奮しました。



ショーでつかっている獲物に見立てた
ゴム製ヘビは、頭部の部分を正確にキックされて
すぐにボロボロになってしまうのだそうです。

データを見直していたら
普段は見ることのないカモ類も写っていました。
次にご紹介いたします☆


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