教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

水辺で輝く♪

2012年05月31日 | 生き物

5月の水辺で出会った絢爛豪華な生き物を集めてみました。



池の近くで今年初めてのハンミョウ
虹色の輝きに目を奪われました♪



湧き水近くの草の上でムラサキシジミのオス
厳しかった冬を越して目覚めたのでしょうか、
かなりボロボロ・・それでも紫色の輝きは格別でした♪

同じ水辺で出会った



カワトンボ。
同じ川沿いでさまざまな色のものを見ました。



ほんとうに同じ種類かと思うほど色が違います。



どのカワトンボもゆっくりヒラヒラ・・・舞う姿は
ため息が出るほど優雅で何時間でも見ていられそうです。

出会いがすでに三回目なのがアカスジキンカメムシ



幼虫を見ることはあっても成虫にはなかなか
お目にかかれなかったここ数年を考えれば
今年は当たり年なのかもしれません。

体色には個体差があるようですが



わ~淡いオレンジ色!色素が薄いレア者発見♪
と一瞬思いましたが光を当てたら緑色の部分が
浮かび上がって見えたのでもしやと思い
家に帰ってから画像検索をしてみたら、やはり
羽化後間もない新成虫のようです。

爽やかな風の中、蚊を気にすることもなくブラブラできた
5月は今日で終わり。ちょっぴり名残惜しいです☆

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身近な蝶たち

2012年05月30日 | 生き物

いつもの散歩道で見慣れない蝶を見かけました。

珍しいヒョウモンチョウの仲間?と一瞬喜びましたが
キタテハの夏型でした。



こちらはひと月ほど前に見かけたキタテハ
頑張って越冬した秋型のようです。
今年生まれの夏型と昨年生まれの秋型、
だいぶ印象が違うものですね。



気温が上がるにつれ元気がなくなってきたパンジーには
モンシロチョウのほかに



ツマグロヒョウモンが訪れていました。
こちらはメスで、パンジーの間をよろよろ歩きながら
産卵場所を探しているよう。



ゆっくりお尻を押し付けて・・産卵行動のようです。
パンジーの根元近くの茎や葉に産みつける事が
多いように見えました。
例年通りなら、これら公園の早春を彩ったパンジーは
そろそろ引き抜かれ、夏植物に入れ替えられるはず・・
せっかくの産卵が無駄になってしまいそうです。
近くに野生のスミレでもあれば幼虫は移動するでしょうか?

こちらはツマグロヒョウモンオス



5月中なんといっても多かったのがこのヒメウラナミジャノメ
光の具合で一瞬青紫色に見えることがあり
ムラサキツバメのオス?と追いかけてしまいます。
飛び方が全く違いますが、会いたいと願っていると
一瞬そう見えるから思い込みってこわいです。

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I さんの日本画完成

2012年05月29日 | 教室風景

I さんはさえずりの美しさで有名な小鳥を描きました。



「 駒  鳥 」   日本画   F6

橙色の羽毛が華やかなコマドリが苔の上で歌っています。
もみ紙を施した背景は夏の木漏れ日が踊っているように
明るく楽しげで、馬のいななきに似ているという元気な囀り
をも連想させます。主人公のコマドリは生態なども調べ
愛情をこめて丁寧に描きあげました。

柔らかい色の岩絵の具を根気よく幾層も塗り重ね
複雑な輝きのある美しい絵肌をつくりあげました。
胸を張ったコマドリの表情はきりりと引き締まって
存在感があり、作者 I さんの気迫が伝わってくる作品です。

明るく大らかな持ち味はそのままに、ますます
作品が力強く、味わい深く変化し続けているIさん。
次の挑戦はご家族リクエストのワンちゃん☆
どのような愛らしい作品になるか楽しみです。
Iさんの過去の作品はHP「上郷の森日本画教室」内の
作品集”の中のIさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。

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金運アップ?

2012年05月28日 | 生き物

最近出会った爬虫類たちをご紹介いたします。



ギボウシの葉にのっていた立派なカナヘビ
恋の季節のためか近くにあと4匹いました。



とりわけ大きかったこのカナヘビは
側面のクリーム色と黒褐色の線がくっきり!
繁殖期は3~9月、寿命はおよそ7年だそうです。

ニホンカナヘビの天敵といえば
鳥類、イタチ、そしてヘビ・・・



昨日、森の中で長さ140cmの抜け殻に出会いました♪
アオダイショウでしょうか?



このフジの小枝に口角あたりというのか耳の
あたりをひっかけてありました。この抜け殻の主は
そこから靴下を裏返して脱ぐように脱皮したようです。
ほぼ破れはなく尻尾の先まで完璧な形の抜け殻は
軽くてふわっとしていながらかなり丈夫!
子供の頃祖母が教えてくれたように、財布の中に
入れておいたらお金に困らないのか試してみたいところ
ですが、あまりにも大きすぎて無理のようです。

違う場所ですが、シュレーゲルアオガエルを探しに
行った公園で5月中旬、みずみずしい大物に出会いました。



草むらの中で道路を横断しようか迷って
出たり入ったりしていたアオダイショウ♪



まだ細めですが120cmほどはあるでしょうか。
シュルシュル移動する姿は何とも魅惑的で
見とれてしまい、動画で録ることを忘れてしまいました。



鱗がピカピカ輝いていましたが脱皮直後だったのかも
しれません。5月から大好きなヘビに出会えて幸先い~い♪

子供の頃に比べればすっかり減ってしまったヘビたち。
出会った時の感激と興奮は年々増すばかりです。


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Oさんの新作日本画

2012年05月27日 | 教室風景

Oさんは歴史的価値のある華麗な船を描きました。



「 氷 川 丸 」   日本画   F8

横浜山下公園に係留されている貴重な氷川丸。
その品格ある美しい姿が映える爽やかな空は
広く高く、船が客船として華々しく活躍していた頃に
思いをはせることができます。
余計なものを省いたことにより、船齢を重ねた
氷川丸の威厳と清清しさがよく表されています。

近づいてみました。



優れた技術を思わせる歴史ある船体、堅牢な地面、
海風吹き抜ける桟橋、快晴の空。それぞれの質を意識した
筆遣いはのびやかで勢いがあります。
大らかで心が晴れ晴れする作品です。

日本画制作に取りくんでから一年が経過したOさん。
同時進行で何枚もの作品を描き、着実に画材への
理解を深めています。これからが楽しみですね☆
過去の作品は制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のOさんのページにたくさん掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。

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5月最後の教室日

2012年05月26日 | 教室風景

5月最後の教室日は曇り空。湿った風が
木の花の甘酸っぱい香りを運んできました。



制作にかかわる気温、湿度、光のすべてがバランスよく
快適に描けた5月。もう少し続いてほしいけれど季節は
着実に移り変わっていますね。



今日もおだやかに和やかな時間が流れました。
Iさんが日本画作品を完成させました。のちほど
ご紹介いたしますのでお楽しみに☆

5月に入ってからさらに森は活気にあふれ
鳥や虫やリスたちが忙しそうです。



シランが満開になっていました。
楽しみにしていたウツギは一分咲きというところ・・・
6月1回目の教室日まで咲き残ってくれているでしょうか。

近くのホタル池では



まだ尻尾の吸収されていないヤマアカガエルの
赤ちゃんが水草にのっていました。

水上には



クロスジギンヤンマのオス!
ものすごいスピードで変則的に飛ぶので
追いつけません。

違う池では



上陸したての赤ちゃんガエルたちがたくさん!
足を踏み出すたびにぴょんぴょん逃げていきます。
今年は数が多いようで嬉しい♪

そしてここでも



パトロール中のクロスジギンヤンマ
周りにいるハラビロトンボはほとんど気にせず
同じ種を猛烈に追い掛け回しています。

ヤマアカガエルが旅立ちハラビロトンボが減りだすと
オオシオカラトンボにシオカラトンボ、ショウジョウトンボが出現して・・
もう初夏ですね。

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Mさんの新作水彩画

2012年05月25日 | 教室風景

Mさんは早春の光景を描きました。



「梅 林」   水彩画  F4

他の木々はまだ眠っている早春の頃。
いちはやく咲き出した梅の花が寒々しくも
すがすがしい景色の中で星のように輝いています。
うねるような枝ぶりは実に見事で、長年世話を
続けてきた人々の細やかな愛情が感じられます。

近づいてみました。



にじみやぼかしで重なり合う梅の細かい枝と
奥行きを表現し、梅の花は丹念に紙の地を残して
光らせました。微妙な淡い色を繰り返し垂らしこむ
ことで日本の早春を端的に美しく表現されました。
ほっとする懐かしさと春めく空気を感じさせる
あたたかい作品です。

描くごとに、使っている画材への理解を深めている
Mさん。筆遣いは落ち着いていながら軽やかで
色がより美しく澄んできました。過去の作品は
HP「上郷の森日本画教室」内の“作品集”の中の
Mさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。

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マルバウツギにジャコウアゲハ

2012年05月24日 | 生き物

満開のマルバウツギにどのような訪問者が
あるのかしばらく待ってみると



スジグロシロチョウがやってきました。
アオスジアゲハとカラスアゲハが一瞬止まっただけで
あっという間に去り、かわりに舞い降りてきたのは

ジャコウアゲハです♪
毒々しいまでの赤が見えるのでオス



ぱっと見ただけではクロアゲハに見えます。
花の前に立っていた20分ほどの間に
オスは入れ替わりたちかわりやってきましたが
メスは一度も見ませんでした。



こちらはジャコウアゲハのメス
少し前に森の家まわりで出会ったピカピカさんです♪



寒かった頃に出会った蛹は4月末までは瑞々しく
妖しいお菊虫さんでしたが、連休明けにはこのような
抜け殻になっていました。無事に羽化できたようですね♪



コチャバネセセリに気がついてパチリ。
あとで左側の甲虫の存在に気がつきました。



調べるとシラホシカミキリという名前

あまりにもジャコウアゲハがやってくるので首が痛い・・
花の下に長椅子でも持ってきて寝転びたいほどでした。
マルバウツギは散り始めましたがいよいよウツギの蕾が
ふくらんで、嬉しい季節が近づいてきました。

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Aさんの新作日本画

2012年05月23日 | 教室風景

Aさんは真夏の花を描きました。



「迷路での出会」   日本画  P10

見上げるほど大きく育った向日葵たち。
光り輝く黄金色の空間が猛暑を感じさせ、花々は
目もくらむ強い日差しに照らされてうな垂れています。
特に手前にある花は元気がなく、左側にいる
アマガエルが心配して寄り添っているように見えます。
右奥遠方の若く元気な向日葵がこちらを見つめています。

近づいてみました。



独特の色でおきかえられた夏の日差しは
納得のいく発色を得られるまで岩絵の具を塗り重ねられ
味わい深く美しいハーモニーを奏でています。
右手前の向日葵は昨年夏、体調を崩したAさんご自身
とお聞きして、より作品世界にひき込まれました。

感銘を受けた光景を見たまま描くのではなく
伝えたいものにあわせて大きく構成しなおし
独自の表現方法を考えるAさん。作品はますます
緻密かつ堅牢で、力強いものとなっています。
過去の作品はHP「上郷の森日本画教室」内の
作品集”の中のAさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。

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5月四回目の教室日

2012年05月22日 | 教室風景

 5月四回目の教室日はちょうど金環日食。
早朝ならばぜひ森の家で観察しようと
いつもよりもはやく家を出ました。

こんな日に雨なんて・・・
がっかりしながら空を見あげた7時33分ごろ



おお~!
黒い雲の切れ目からきれいな環が。

20分後の様子
時折厚い雲に覆われるものの
何とか観察することができました。

教室が始まる頃には雨はすっかり上がり



5月特有のすがすがしいそよ風がアトリエを
吹き抜け、気持ちよく制作することができました。



午後にOさんが日本画作品を、Mさんが水彩画作品を
完成させました。順次ご紹介いたしますのでお楽しみに☆

朝の雨にぬれた森はますます香り濃く
生き物の気配に満ちていました。
しばらく行っていなかったホタルの池はどうなったかな?



池の上をぐるぐる飛び続けるクロススジギンヤンマが
1頭いるな~、と思ったらもう1頭降りてきてバトル!
もう縄張り争いが始まっていました。

木道にしゃがんでみると



翅を乾かす羽化したてのトンボが♪

はぁ~なんてみずみずしいのでしょう!
翅を広げて飛び立つまで見たいとしばらく
粘りましたが時間切れとなってしまいました。
毎年この池で見られるショウジョウトンボでしょうか?



水草の上にはヤマアカガエルの赤ちゃん♪
2月の記事を見直してみると今年2月7日前後に
たくさん産み落とされた卵たち。長いオタマジャクシ
時代を経てこの爪の先ほどの子ガエルになれるのは
ごくごく少数なのでしょう。
大きく成長してまたこの池に戻って来られますように!

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